説明

肝細胞成長因子イントロン融合蛋白

イントロンコード部分を含有する肝細胞成長因子(HGF)のアイソフォームを包含するリガンドのアイソフォーム、及び、HGFアイソフォームを含有する医薬組成物を提供する。HGFリガンドアイソフォーム及びそれを含有する組成物は癌及び他の血管形成性の疾患のような疾患の治療方法において使用できる。本発明のアイソフォームは、HGFリガンドのK4ドメインの全て又は一部分を含有する単離されたHGFポリペプチドアイソフォームである。一部分はK4ドメインにより呈される活性を付与するために十分であり、或いは、そこに由来する少なくとも10、15、20、25、30以上のアミノ酸を含有する。これ等に包含されるものはイントロン融合蛋白であるHGFアイソフォームポリペプチドである。単離されたHGFポリペプチドアイソフォームはまたSerPドメインの全て又は部分を包含できる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
HGFリガンドのK4ドメインの全て又は一部分を含む単離されたHGFポリペプチドアイソフォームであって、該HGFポリペプチドがイントロン融合蛋白である、アイソフォーム。
【請求項2】
前記HGFポリペプチドが同種のHGF遺伝子のイントロン1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16及び17から選択されるイントロンの全て又は一部分を包含するヌクレオチドの配列によりコードされる請求項1記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項3】
前記同種のHGF遺伝子の配列が配列番号1に示されるか;又はその対立遺伝子又は種変異体である請求項1又は請求項2記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項4】
前記HGFポリペプチドが、配列番号1の相当する部分によりコードされるアミノ酸の配列とその完全長にわたって少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する請求項3記載の単離されたHGFポリペプチド。
【請求項5】
前記同種のHGFポリペプチドが、配列番号1によりコードされるアミノ酸の配列と少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する請求項3記載の単離されたHGFポリペプチド。
【請求項6】
N末端ドメインの全て又は部分、K1ドメインの全て又は部分、K2ドメインの全て又は部分又はK3ドメインの全て又は部分、あるいはその組合せを更に含有する請求項1〜5の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項7】
前記イントロンがイントロン11の全て又は一部分である請求項2〜6の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項8】
前記ポリペプチドがイントロン11によりコードされるアミノ酸少なくとも1つに作動可能に連結している請求項1〜7の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項9】
前記ポリペプチドがイントロン11によりコードされるアミノ酸3つを含む請求項8記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項10】
前記HGFポリペプチドが配列番号10、12、18又は20の何れかに記載のアミノ酸の配列と少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する請求項9記載の単離されたHGFポリペプチド。
【請求項11】
配列番号10、12、18又は20の何れかに記載のアミノ酸の配列を含むか、又はその対立遺伝子変異体である請求項9又は10記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項12】
前記対立遺伝子変異体が配列番号16に記載の対立遺伝子変異のアミノ酸1つ以上を含む請求項11記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項13】
前記ポリペプチドが配列番号10、12、18又は20の何れかに記載のアミノ酸と同数のアミノ酸を含有する請求項9〜12の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項13】
Sepドメインの全てまたは一部をさらに含む、請求項1〜6の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項14】
前記イントロンがイントロン13の全て又は部分である請求項13記載の単離されたHGFポリペプチド。
【請求項15】
前記HGFポリペプチドが配列番号14に記載のアミノ酸の配列と少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する請求項14記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項16】
配列番号14に記載のアミノ酸の配列を含むか、又はその対立遺伝子又は種変異体である請求項14又は15記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項17】
前記変異体が配列番号16に記載の対立遺伝子変異のアミノ酸1つ以上を含む請求項16記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項18】
前記ポリペプチドが配列番号14に記載するアミノ酸と同数のアミノ酸を含有する請求項15〜17の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項19】
前記ポリペプチドが同種のHGFポリペプチドの拮抗剤である請求項1〜18の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項20】
前記ポリペプチドがMET受容体に結合する請求項19記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項21】
前記ポリペプチドが有糸分裂誘発、形態形成及び遊走誘発の1つ以上から選択されるMET媒介活性を抑制する請求項20記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項22】
前記ポリペプチドが血管形成を抑制する請求項1〜18の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項23】
前記ポリペプチドがグリコサミノグリカンに結合する請求項22記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項24】
前記グリコサミノグリカンがヘパリンスルフェートである請求項23記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項25】
前記ポリペプチドが血管形成分子に結合する請求項22記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項26】
前記血管形成分子がATPシンターゼ、アンジオモチン、αvβ3インテグリン、アネキシンII、MET、VEGFR及びFGFRから選択される請求項25記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項27】
前記ポリペプチドが同種のHGF、FGF−2又はVEGFにより誘導される血管形成を抑制する請求項22〜26の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項28】
前記ポリペプチドが拮抗性であり、そして血管形成を抑制する請求項1〜27の何れかに記載の単離されたHGFポリペプチドアイソフォーム。
【請求項29】
請求項1〜28の何れかに記載のHGFポリペプチドアイソフォームを含む医薬組成物。
【請求項30】
同種のHGFポリペプチドに拮抗するために有効なポリペプチドの量を含む請求項29記載の組成物。
【請求項31】
同種のHGFと拮抗することが、有糸分裂誘発、遊走誘発及び形態形成の何れかの1つ以上から選択されるMET媒介活性1つ以上を抑制する請求項30記載の組成物。
【請求項32】
血管形成を抑制するために有効な前記ポリペプチドの量を含む請求項29記載の組成物。
【請求項33】
前記ポリペプチドが同種のHGF、FGF−2又はVEGFにより誘導される血管形成を抑制する請求項32記載の組成物。
【請求項34】
抗癌剤及び/又は抗血管形成剤を更に含む請求項29〜33の何れかに記載の組成物。
【請求項35】
請求項1〜28の何れかのHGFポリペプチドをコードする核酸分子。
【請求項36】
同種のHGF遺伝子のイントロン1つの少なくともすべて又は部分及びエクソンを含むがイントロン5は含有しない核酸分子。
【請求項37】
請求項36記載の核酸分子であって、下記特徴:
前記イントロンが終止コドンを含有し;
前記核酸分子がエクソンイントロン接合部にわたるオープンリーディングフレームをコードし;そして、
該オープンリーディングフレームが該イントロン内の終止コドンにおいて終了する、
核酸分子。
【請求項38】
前記イントロンが、コードされたポリペプチドのアミノ酸1つ以上をコードする請求項37記載の核酸分子。
【請求項39】
前記イントロンがイントロン11の全て又は一部分である請求項38記載の核酸分子。
【請求項40】
配列番号9、11、17及び19の何れか1つに記載のヌクレオチドの配列又はその対立遺伝子又は種変異体を含む請求項39記載の核酸分子。
【請求項41】
前記対立遺伝子変異体が配列番号15に記載の対立遺伝子変異の何れか1つである請求項40記載の核酸分子。
【請求項42】
前記終止コドンが前記イントロン中の第1のコドンである請求項37記載の核酸分子。
【請求項43】
前記イントロンがイントロン13の全て又は一部分である請求項42記載の核酸分子。
【請求項44】
配列番号13に記載のヌクレオチドの配列又はその対立遺伝子変異体を含む請求項43記載の核酸分子。
【請求項45】
前記対立遺伝子変異体が配列番号15に記載の対立遺伝子変異の何れか1つである請求項44記載の核酸分子。
【請求項46】
核酸分子であって、該核酸分子が以下:
a)配列番号9、11、13、17、19の何れか1つに記載のヌクレオチドの配列およびその対立遺伝子変異体又は種を含む核酸分子;
b)請求項1記載のポリペプチドをコードし、そして、配列番号9、11、13、17又は19の何れかと少なくとも60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸分子;
c)配列番号9、11、13、17又は19の何れかに記載のヌクレオチドの配列を含む核酸分子に対して、自身の完全長の少なくとも70%にわたって中又は高ストリンジェンシーの条件下にハイブリダイズする核酸であって、ここでコードされるポリペプチドはK4ドメインを含有し、そして、イントロン由来のコドン少なくとも1つを含有する、核酸;
d)上記a)、b)又はc)の縮重コドンを含む核酸分子;及び、
e)HGF遺伝子のスプライシング変異体である核酸分子であって、該核酸分子がイントロン5以外のイントロンの全て又は一部分を包含する、核酸分子;
から選択される、核酸分子。
【請求項47】
請求項35〜46の何れか1項に記載の核酸分子によりコードされるポリペプチド。
【請求項48】
請求項35〜46の何れか1項に記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項49】
哺乳類発現ベクターである請求項48記載のベクター。
【請求項50】
アデノウィルスベクター、アデノ関連ウィルスベクター、EBV、SV40、サイトメガロウィルスベクター、ワクシニアウィルスベクター、ヘルペスウィルスベクター、レトロウィルスベクター、レンチウィルスベクター又は人工染色体から選択される請求項48記載のベクター。
【請求項51】
エピソーム性であるか、又は、自身が導入される細胞の染色体内に組み込まれる請求項50記載のベクター。
【請求項52】
請求項48〜51の何れかに記載のベクターを含む細胞。
【請求項53】
請求項35〜46の何れかに記載の核酸分子を対象に投与することを含むHGF媒介疾患の治療方法。
【請求項54】
前記核酸分子が投与のためのベクターに導入される請求項53記載の治療方法。
【請求項55】
前記ベクターが発現ベクターである請求項54記載の治療方法。
【請求項56】
前記ベクターがエピソーム性である請求項55記載の治療方法。
【請求項57】
前記発現ベクターがアデノウィルスベクター、アデノ関連ウィルスベクター、EBV、SV40、サイトメガロウィルスベクター、ワクシニアウィルスベクター、ヘルペスウィルスベクター、レトロウィルスベクター、レンチウィルスベクター又は人工染色体から選択される請求項54〜56記載の治療方法。
【請求項58】
前記核酸がインビボ又はエクスビボで投与される請求項53〜57の何れかに記載の治療方法。
【請求項59】
エクスビボの治療がインビトロで細胞内に前記核酸を投与すること、及びその後の前記対象内への該細胞の投与を含む、請求項58記載の治療方法。
【請求項60】
前記細胞が適当なドナーに由来するか、又は、治療すべき対象に由来する請求項59記載の治療方法。
【請求項61】
前記対象がヒトである請求項53〜60に記載の治療方法。
【請求項62】
請求項35〜46の何れかに記載の核酸分子、又は、請求項48〜51の何れかに記載のベクターを含む医薬組成物。
【請求項63】
請求項29〜34及び62の何れかに記載の医薬組成物を投与することを含むHGF媒介疾患又は状態を治療する方法。
【請求項64】
前記医薬組成物が、血管形成、細胞増殖、細胞遊走、腫瘍細胞成育又は腫瘍細胞転移を抑制するポリペプチドを含有する請求項63記載の方法。
【請求項65】
前記疾患又は状態が癌、血管形成性の疾患又はマラリアからなる群より選択される請求項63又は64記載の方法。
【請求項66】
前記血管形成性の疾患が眼科疾患、子宮内膜症、関節炎又は他の慢性炎症性疾患から選択される請求項65記載の方法。
【請求項67】
前記血管形成性の疾患が慢性関節リューマチ、変形性関節症、乾癬、オスラー・ウェバー症候群、子宮内膜症、スティル病、心筋の血管形成、末梢血管拡張症、血友病性関節炎、加齢関連の黄斑変性、未熟児網膜症、角膜移植に対する拒絶、全身エリテマトーデス、アテローム性動脈硬化症、血管新生緑内障、脈絡膜血管新生、水晶体後線維増症、腱麻痺、神経線維腫、血管腫、聴神経腫、神経線維腫、トラコーマ、化膿性肉芽腫及び糖尿病関連疾患、例えば増殖性糖尿病性網膜症及び血管疾患、炎症性肺疾患、クローン病及び乾癬から選択される請求項66記載の方法。
【請求項68】
前記癌が癌腫、リンパ腫、芽腫、肉腫及び白血病又はリンパ様悪性疾患、扁平上皮細胞癌、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、肺の腺癌、肺の扁平上皮癌、腹膜の癌、肝細胞癌、胃及び腹部の癌、胃腸の癌、膵臓癌、神経膠芽腫、子宮頸癌、卵巣癌、肝癌、膀胱癌、ヘパトーム、乳癌、結腸癌、直腸癌、結腸直腸癌、子宮内膜又は子宮癌、唾液腺癌、腎臓癌又は腎癌、前立腺癌、外陰部癌、甲状腺癌、肝癌腫、肛門癌、陰茎癌並びに頭頚部癌からなる群より選択される請求項66記載の方法。
【請求項69】
HGFアイソフォームを含む結合体。
【請求項70】
前記結合体がHGFアイソフォーム又はそのドメイン又はその機能的部分、及び異なるHGFアイソフォーム由来か、又は別の細胞表面受容体(CSR)アイソフォームに由来する第2の一部分を含み;そして、
該部分が直接又はリンカーを介して連結している、請求項69記載の結合体。
【請求項71】
細胞表面受容体アイソフォーム由来の前記第2の部分が、該細胞表面受容体アイソフォームの細胞外ドメインの全て又は部分である請求項70記載の結合体。
【請求項72】
前記細胞表面受容体アイソフォームが受容体チロシンキナーゼである請求項70又は71記載の結合体。
【請求項73】
前記第2の部分がヘルスタチンポリペプチドの全て又は部分である請求項70〜72の何れかに記載の結合体。
【請求項74】
前記ヘルスタチンポリペプチドが配列番号186〜200の何れか1つに記載のアミノ酸の配列を含む請求項73記載の結合体。
【請求項75】
あるHGFアイソフォームの全て又は少なくとも1つのドメイン、及び、異なるHGFアイソフォーム又は他の細胞表面受容体アイソフォームの全て又は少なくとも1つのドメインを含むキメラポリペプチド。
【請求項76】
前記細胞表面受容体アイソフォームがイントロン融合蛋白である請求項75記載のポリペプチド。
【請求項77】
あるHGFアイソフォームの全て又は少なくとも1つのドメイン、及び、細胞表面受容体アイソフォームのイントロンコード部分を含む請求項76記載のポリペプチド。
【請求項78】
下記成分:
HGFアイソフォーム1つ以上;
他の細胞表面受容体アイソフォーム1つ以上;及び/又は、
治療薬;
を含む、組み合わせ。
【請求項79】
前記アイソフォーム及び/又は薬品が別個の組成物中、又は、単一の組成物中にある請求項78記載の組み合わせ。
【請求項80】
前記細胞表面受容体アイソフォームがVEGFR、FGFR、DDR、TNFR、PDGFR、MET、TIE、RAGE、EPH又はHERのアイソフォームである請求項78又は79記載の組み合わせ。
【請求項81】
前記細胞表面受容体アイソフォームがMETアイソフォームである請求項80記載の組み合わせ。
【請求項82】
前記アイソフォームがイントロン融合蛋白である請求項78〜81の何れかに記載の組み合わせ。
【請求項83】
前記METアイソフォームが配列番号85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113及び114の何れか1つから選択されるアミノ酸の配列を含む請求項81又は82に記載の組み合わせ。
【請求項84】
請求項78〜83の何れかに記載の組み合わせの成分を投与することを含み、各成分は別個、同時、間歇的に、単一の組成物中、又は、その組み合わせにおいて投与される、HGF媒介疾患の治療方法。
【請求項85】
請求項29〜34及び62の何れかに記載の組成物を投与することを含む腫瘍の侵襲又は腫瘍の転移を抑制する方法。
【請求項86】
請求項29〜34及び62の何れかに記載の組成物を投与することを含む血管形成を抑制する方法。
【請求項87】
蛋白に直接又はリンカーを介して連結されたCD45ポリペプチドのフラグメントを含み、ここで該CD45のフラグメントは炭水化物又はグリコシル化部位を付加するために選択される、融合蛋白又は結合体。
【請求項88】
前記蛋白が治療用蛋白である請求項87記載の融合蛋白。
【請求項89】
前記融合蛋白が細胞表面受容体(CSR)又はリガンドのアイソフォームであるか、又は、サイトカイン又はCSR又はリガンド又は成長因子又はホルモン又は末端に追加のアミノ酸を含む形態である請求項87又は88に記載の融合蛋白。
【請求項90】
前記CD45ポリペプチドがグリコシル化部位又は炭水化物の十分な数を含み、これにより、該蛋白の血清中半減期が1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、96%、97%、98%、99%以上増大する請求項87〜89の何れかに記載の融合蛋白。
【請求項91】
前記連結が場合により化学的リンカーを包含する化学的連結である請求項87〜90の何れかに記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項92】
前記リンカーがヘテロ2官能性リンカーから製造されるか、及び/又は光切断可能なリンカーである請求項91記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項93】
場合によりポリペプチド又はペプチド又はアミノ酸のリンカーを包含する融合蛋白である請求項87〜90の何れかに記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項94】
前記リンカーが1〜30、1〜10、2〜10又は2〜15アミノ酸残基を含有する請求項93記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項95】
前記CD45ポリペプチド又はそのフラグメントが配列番号272、274、275、276、277、278、279、281、283、285、287、289、291、293及び295の何れかに記載のアミノ酸の配列及びそのフラグメント及びその変異体を含む請求項87〜94の何れかに記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項96】
前記蛋白がリガンド又はCSRアイソフォーム又は追加のアミノ酸を含有する形態である請求項87〜95の何れかに記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項97】
前記蛋白が
【化1】

の何れかに記載のアミノ酸の配列及びその対立遺伝子変異体を含む請求項96記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項98】
前記蛋白がHGF又はそのアイソフォームである請求項97記載の融合蛋白又は結合体。
【請求項99】
請求項78記載の組み合わせ;及び、場合により、
該組み合わせの使用のための説明書及びその使用のための説明書の1つ以上;
を含む、キット。
【請求項100】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための医薬の製剤のための請求項35〜46の何れかに記載の核酸分子の使用。
【請求項101】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための請求項35〜46の何れかに記載の核酸分子の使用。
【請求項102】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための医薬の製剤のための請求項29〜34の何れかに記載の医薬組成物の使用。
【請求項103】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための請求項29〜34の何れかに記載の医薬組成物の使用。
【請求項104】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための医薬の製剤のための請求項78〜83の何れかに記載の組み合わせの使用。
【請求項105】
HGF媒介疾患に関して対象を治療するための請求項78〜83の何れかに記載の組み合わせの使用。
【請求項106】
前記HGF媒介疾患が、癌ならびに望ましくない細胞増殖の関与する他の疾患、ならびに望ましくない血管形成性および炎症性の反応又は応答の関与する疾患である請求項100〜105の何れかに記載の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2009−515520(P2009−515520A)
【公表日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−540059(P2008−540059)
【出願日】平成18年10月31日(2006.10.31)
【国際出願番号】PCT/US2006/042607
【国際公開番号】WO2007/058776
【国際公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【出願人】(508139594)レセプター バイオロジックス, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】