肥料、農薬散布機

【課題】モータなど原動機を使用せずに肥料、農薬を確実に散布する方法を提供する。
【解決手段】回転を農耕作業車輌の車輪軸芯から回転を取り出し任意の場所に容器を設置し容器の中央縦方向に軸を構成して軸を回転させる事によって散布剤を軸の周りから確実に落下させることが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は農耕地で農耕用作業車輌の車輪の回転を利用して肥料、農薬を散布する
【背景技術】
【０００２】
散布する構造が縦軸の周りから落下させる構造であるため散布する抵抗が少ない。従来はモーターを使用して強制的に排出構造になっている
【特許文献１】特開２００５−３１２３５１
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
前記従来技術における散布機の動力はトラックターの発電によるモーターで回転をさせるために故障した時に作業が出来なくなり作業終了時に水洗いが出来ない問題があつた
【発明が解決しようとする手段】
【０００４】
作業車輌の車輪軸芯から動力を取り出して任意の場所まで回転を伝動させ散布機を回転させる
【発明の効果】
【０００５】
車輪が回転する事により確実に散布出来るので作業工程に支障が無く電気的な故障の心配が無い
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する図１は流量調整と攪拌排出部の断面図、図２は車輪軸から駆動を伝動させる図３は散布機を作業車輌に設置した
【０００７】
図３にトラックターの作業位置に設置した散布機、図はキビ植付け時における薬剤散布の要領である
【０００８】
図２は散布機の下部から車輪軸の中心に伝動シヤフト２０で構成して回転を伝動させる
【０００９】
図１容器内１に流量調整フレーム２と円形ドラム３が構成されハンドル５は回転可能なネジ構造である、よって回す事でフレーム固定ナット６とボルト、ナツト構造のため円形ドラム３を上下させることが出来る
【００１０】
流量調整フレーム２は止めナツト７で容器１と固定フレーム８を締め付けてありハンドル５を左に回すと円形ドラム３が上昇シュート管９の周りに散布剤４が寄ってくる
【００１１】
シュート管９の中心を縦軸１０に攪拌ペラ１１を構成しベアリング１２を上部軸ナット１３下部軸ナット１４で締め付けて固定フレーム８に組み込み固定して回転可能な構造になっている
【００１２】
吊りボルト１５ａ吊りボルト１５ｂは吊りナット１６ａ固定するベアリングユニット１７を吊りナット１６ｂで上下固定して伝動の回転を安定させる構造になっている
【００１３】
中間ジョイント１８により回転の芯ずれを吸収しベアリンク１２を保護している、なお縦軸１０と中間ジョイント１８はシャフトピン穴２８、ビンで固定する同じく攪拌ペラ止めビン穴２９もピンで止めて一体ものにする
【００１４】
伝動シャフト２０は保護カバー１９で保護され散布機の中間ジョイント１８に差込んでロツクピン２１で連結されるので回転が伝わる
【００１５】
回転の基はトラックター車輪の後輪２２軸の芯を中心に軸受けフレーム２３を取り付ボルトナツト２４で固定し芯には伝動シャフト２０が差し込めてロックボルト２５で固定する事によって回転が取り出せる構造
【００１６】
トラツクター後輪２２と散布機を伝動シャフト２０で連結になりトラックター後輪２２が回転すると伝動シャフト２０で回転が伝動され円形ドラム３の内側にある散布剤４が攪拌ペラ１１に接触してシュート管９より排出される
【００１７】
シュート管９の先端にはホース２６を取り付けることで任意の場所に散布できる
【図面の簡単な説明】
【００１８】
【図１】流量調整と攪拌排出部の断面図
【図２】車輪と伝動シヤフト
【図３】散布機を作業車輌に設置した図
【符号の説明】
【００１９】
１容器
２流量調整フレーム
３円形ドラム
４散布剤
５ハンドル
６フレーム固定ナット
７止めナット
８シヤシー
９シュート管
１０縦軸
１１攪拌ペラ
１２ベアリング
１３上部軸ナット
１４下部軸ナット
１５ａ吊りボルト
１５ｂ吊りボルト
１６ａ吊りナット
１６ｂ吊りナット
１７ベアリングユニット
１８中間ジョイント
１９保護カバー
２０伝動シヤフト
２１ロックピン
２２車輪
２３陣受けフレーム
２４取り付けボルトナツト
２５ロックボルト
２６ホース
２７シヤフト止めピン
２８シヤフト中間ビン穴
２９攪拌ペラ止めピン

【特許請求の範囲】
【請求項１】
農耕用作業車輌の車輪軸の芯から任意の場所まで回転を伝動して容器内の中央縦方向に軸を中心にして上下させて流量調整ができて軸を回転させる事によって散布剤は軸の周りから送り出して落下させることを特徴とした肥料、農薬散布機
【請求項２】
請求項１の構造で回転を太陽電気で回転させる散布機

【図１】