説明

膨縮袋

【課題】
エアマッサージ機の施療部に設けられ、単一の給排気口部と複数の膨縮部とそれらを互いに通気する通気部とを形成する膨縮袋において、湾曲または屈曲するような施療部の形状に沿うように変形させても、通気部に生じる撓みを可及的に抑え、通気部の内部空間を確保する。
【解決手段】
通気部32aの長さ方向に該通気部32aと一体的に形成する面状の非膨縮部34aを、人体施療部位M側である通気部32aの壁面35aに形成することで、力が集中して撓みが生じやすい人体施療部位M側の該壁面35aが非膨縮部34aによって補強される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアマッサージ機の適所に設けた施療部に配設されると共に、空気給排装置による空気の給排気により膨張及び収縮を繰り返す膨縮動作によって、人体施療部位を施療するための膨縮袋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、空気給排装置における空気の給排気により膨縮動作を行わせて人体施療部位をマッサージするための膨縮袋は、例えばベッド型や椅子型等のエアマッサージ機の適所に設けられた施療部に配設して使用されている。該施療部は、例えば、平坦状または湾曲状、さらにはL字状や凹状(溝状)をした形状があり、一般的に平坦状の施療部では一方向に押す押圧マッサージを、湾曲または凹状の施療部においては両側から挟む挟圧マッサージを目的として取り付けられている。また、最近では、比較的安価で耐久性のあるブロー成形等の立体成形による膨縮袋がよく使用される。
【0003】
そのような立体成形による膨縮袋の従来例として、図16及び図17に示す膨縮袋20は、ポリエチレン系樹脂等の2枚のシート21および22を縁25において溶着して貼り合わせたブロー成形によるものであり、空気給排装置(図示せず)に接続するホース状のエアホース48の先端と通気連結するための単一の給排気口部30と、厚さ方向において凸状に湾曲した左右に夫々形成する膨縮部27・27と、給排気口部30と膨縮部27・27とが互いに通気するための通気部20cとを設けて構成している。この単一の給排気口部30からの給排気により、左右の膨縮部27・27は同時期に膨縮するようにしている。
【0004】
さらに、前記膨縮部27・27及び通気部20cの周部に形成する前記縁25のさらに外側の周部には、非膨縮であり内部空間を有さない面状の非膨縮部26が形成されている。該非膨縮部26は、膨縮袋20の側面視中間に位置している。
【0005】
この膨縮袋20は、図18に示すような、椅子の背凭れ部2の前面平坦状の施療部において、前記膨縮部27・27が左右に位置するように配設し、この左右の膨縮部27・27が膨縮作用を繰り返す事により、人体施療部位である背中または腰部の左右両側に対して押圧マッサージを行わせるようにしている。(従来技術文献1)
【0006】
さらに従来例として図19は、膨縮袋を凹状(溝状)の施療部に設ける構成を示しており、本体ケース10の左右に、施療部12・12を設け、各施療部12の左右の壁部14・14に膨縮袋20・20を夫々配し、これら膨縮袋20・20はエアホース26・26と夫々通気連結して構成している。
【0007】
この施療部12に人体腕部や脚部等の肢体を挿入載置して、左右の壁部14・14に配する膨縮袋20・20を同時期に膨縮させる事で挟圧マッサージを行わせるようにしている。(従来技術文献2)
【特許文献1】特開2002-65787号公報(第9頁、図1、図2、図4)
【特許文献2】特開2001-095868号公報(第8頁、図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、従来技術文献1のような膨縮袋の構成では、単一の給排気口部及びエアホースにより左右にある複数の膨縮部を同時期に膨縮させる事ができるが、凹状である施療部の形状に沿うように膨縮袋を湾曲させる場合には問題が生じる。すなわち図20に示すが、凹状である施療部2の形状に沿うように膨縮袋20を湾曲変形し、挟圧マッサージが実施できるよう左右の膨縮部27・27が対向するよう設ける場合、非膨縮部26は膨縮袋20の側面視中間に位置するように形成され、また、非膨縮部26よりも通気部20cの壁面35の方が、人体施療部位M側に位置するため、湾曲変形により該壁面35に力が集中し、撓みが生じる事になる。その結果、通気部20cの内部空間を狭めてしまい、膨縮部27・27への通気を悪化させてしまう事が考えられていた。
【0009】
また、このような問題点は従来技術文献2のように、各膨縮部に対して夫々にエアホースを連結すれば、解決する事ができるのだが、膨縮部の数に対応した数のエアホースを用いる必要があり、エアホースの配管や取り付け作業を複雑にさせてしまうという問題があった。
【0010】
そこで本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、エアマッサージ機の適所に設けた人体施療部位を施療するための施療部に配設されると共に、単一の給排気口部及びエアホースにより複数の膨縮部を膨縮させる事が可能であると共に、湾曲または屈曲するような施療部の形状に沿うように変形させても、通気部に生じる撓みを可及的に抑える事により、通気部の内部空間を確保する事ができる膨縮袋を提供する事を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
すなわち、本発明の膨縮袋は、空気を給排気する空気給排装置を備えたエアマッサージ機の適所に設けた人体施療部位を施療するための施療部に配設されると共に、空気給排装置に接続するエアホースの先端と連結するための単一の給排気口部と、空気の給排気により膨張及び収縮を繰り返して膨縮動作を行う膨縮部と、給排気口部及び膨縮部とが互いに通気するための管状の通気部と、通気部の長さ方向に通気部と一体的に形成すると共に、内部空間を有さず非膨縮である面状の非膨縮部とを設けた膨縮袋であって、非膨縮部を人体施療部位側である通気部の壁面に一体形成したものである。
【0012】
また、本発明の膨縮袋は、前記施療部が人体施療部位を挟持して施療する事を可能とする、該施療部に配設されると共に、前記膨縮部を複数備え、膨張した膨縮部が互いに対向するように形成したものである。
【0013】
更に、本発明の膨縮袋は、人体施療部位側とは逆の前記通気部の壁面に、通気部の長さ方向において断面視凸状に隆起する凸状隆起部を連続して形成したものである。
【発明の効果】
【0014】
よって本発明の膨縮袋は、非膨縮部を人体施療部位側である通気部の壁面に一体形成したものである為、施療部の形状に沿うように膨縮袋を湾曲または屈曲するように変形させても、力が集中して撓みが生じやすい人体施療部位側である通気部の壁面が非膨縮部によって補強されるので、撓みによって通気部の内部空間が狭められて通気の悪化を招くのを可及的に防止し、常時通気部の内部空間を確保した状態を保つ事ができる。
【0015】
また、本発明の膨縮袋は、前記施療部が人体施療部位を挟持して施療する事を可能とする施療部に配設されると共に、前記膨縮部を複数備え、膨張した膨縮部が互いに対向するように形成したものである為、そのような施療部において、対向する膨縮部による効果的な挟圧マッサージを実施する事が可能となる。
【0016】
更に、本発明の膨縮袋は、人体施療部位側とは逆の前記通気部の壁面に、通気部の長さ方向において断面視凸状に隆起する凸状隆起部を連続して形成したものである為、通気部が湾曲する場合に、人体施療部位側である通気部の壁面が非膨縮部によって補強されるため、人体施療部位側とは逆の通気部の壁面が伸張して通気部の内部空間が僅かに減少してしまうが、その減少する空間分を、凸状隆起部を形成する事により補うと共に、通気部の壁面の伸張による型崩れを可及的に防止する事ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明の膨縮袋を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明の膨縮袋の一実施形態を示す斜視図であり、図4乃至図8は本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図であり、図9乃至図13は、本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図であり、図14は、本発明の膨縮袋をエアマッサージ機に配設した一実施形態を示す斜視図であり、図15は使用状態の一実施形態を示す斜視図である。図16乃至図20は従来技術を示す参考図である。
【0018】
すなわち、図1及び図4に示す本発明の膨縮袋3aは、図14に示すような椅子型のエアマッサージ機1aの適所に設けた人体施療部位を施療するための施療部2aに配設して、人体施療部位を施療するために使用されるものであり、軟質樹脂を材質としてブロー成形等の立体成形によって形成している。
【0019】
また、膨縮袋3aは、前記エアマッサージ機1aの座部11aの下部空間に配設し、空気を給排気する動力源を備えた空気給排装置4aから、エアホース5aを介して空気の給排気により膨張及び収縮を繰り返して膨縮動作を行わせるよう、膨縮部33aを備えたものである。
【0020】
前記膨縮部33aは図5に示すように、断面視において連続した凹凸形状となっている。したがって膨張する場合、この凹凸形状が伸張して、非膨張時の容積よりも大きくなるので、この凹凸形状を形成する事により膨張度を高める事ができる。該膨縮部33aが膨張する事により、人体施療部位Mを押圧し、膨縮動作を繰り返す事により押圧マッサージを行うようにする。
【0021】
前記空気給排装置4aと接続する前記エアホース5aは図1に示すように、その他端である先端を膨縮袋3aの適所に設けた単一の給排気口部31aと空気漏れのないよう連結している。このエアホース5aの先端と給排気口部31aとの連結は、図示しないが連結接続部品を介して行ってもよく、更に該連結接続部品は、膨縮袋3aのエアマッサージ機1aへの取り付ける形態に応じて変形自在であったり、または変形されたものであったりしてもよい。
【0022】
また、前記給排気口部31aから前記膨縮部33aへ空気が供給されるよう、給排気口部31aと膨縮部33aとが互いに通気するための管状の通気部32aを設けている。
【0023】
さらに、前記通気部32aの長さ方向において、該通気部32aと一体的に形成すると共に、空気の給排気に影響されず内部空間を有さない、非膨縮である面状の非膨縮部34aを形成している。
【0024】
前記非膨縮部34aの適所には、膨縮袋3aを前記施療部2aに止着するための止着孔37aを穿設しており、図7に示すようにしてビス等の止着部材38aにより、止着方向が人体施療部位M側になるように止着している。
【0025】
尚、図8は別の形態の止着方法を示しており、前記止着部材38aのための止着凹部を非膨縮部34aに設け、止着方向が人体施療部位M側の逆になるように止着している。
【0026】
上記のような構成である本発明の膨縮袋3aは、図5に示すように、前記非膨縮部34aを、人体施療部位M側である前記通気部32aの壁面35aに一体形成するようにしている。
【0027】
この構成により膨縮袋3aは、図9に示すように、湾曲または屈曲するような平坦ではない施療部2aの形状に沿うように変形させて取り付けても、力が集中して撓みが生じやすい壁面35aが非膨縮部34aによって補強されるので、通気部32aの内部空間を常時確保する事ができるのである。
【0028】
さらに、図2に示す本発明の膨縮袋3aの構成は、左右一対として設けられた前記膨縮部33a・33aの間に、前記通気部32a及び前記非膨縮部34aを形成したものである。
【0029】
この構成による膨縮袋3aは、例えばエアマッサージ機1aの施療部2aが、人体施療部位Mを挟持して施療する事を可能とする場合に使用する事ができる。すなわち図10に示すように、平坦な形状の施療部2aの表面に、膨縮袋3aの中央に形成する非膨縮部34aを前記止着部材38aにより止着した状態で、左右一対の前記膨縮部33a・33aを膨張させると、該膨縮部33a・33aは互いに対向する方向に膨張するため、膨縮動作を繰り返す事によって人体施療部位Mを挟持しつつ、左右からの効果的な挟圧マッサージを行う事ができる。この膨縮動作に伴って、僅かながら通気部32aも湾曲する事になるが、前述したように力が集中して撓みが生じやすい人体施療部位M側である前記通気部32aの壁面35aが、非膨縮部34aによって補強されている。
【0030】
また、図11に示すのは、略L字状の施療部2aの場合に、各壁面21a・21aに前記膨縮部33a・33aが夫々位置するように膨縮袋3aを屈曲して取り付け、膨縮動作を行わせる形態であるが、該膨縮部33a・33aは互いに対向する方向に膨張するため、膨縮動作を繰り返す事によって人体施療部位Mを挟持しつつ、効果的に挟圧マッサージを行う事ができる。この施療部2aは略L字状に形成しているため、前述した平坦な形状の施療部よりも挟圧マッサージ効果を高める事ができる。
【0031】
更に、図12に示すように、凹状の施療部2aであれば、互いに対向する壁面21a・21aに前記膨縮部33a・33aを夫々位置するように膨縮袋3aを取り付けて膨縮動作を行う事により、略L字状の施療部よりもさらに挟圧性の高い挟圧マッサージを実施する事ができる。
【0032】
尚、これらの略L字状または凹状の施療部2aの形状に沿うように膨縮袋3aを変形させても、前述したように非膨縮部34aによって前記通気部32aの撓みは生じない。
【0033】
前記凹状の施療部2aにおいて、図13に示すように、対向する壁面21a・21aに前記膨縮部33a・33aを夫々位置するようにすると共に、施療部2aの底部にある底面22aにも膨縮部33aが位置するように膨縮袋3aを形成する事も可能である。これら3つの膨縮袋3aは互いに前記通気部32aにより連通している。単一の給排気口部31aは図示しないが適所に通気部32aと通気するように設けている。これらの膨縮袋3aを膨張させると、互いに対向する方向に膨張するため、膨縮動作を繰り返す事によって人体施療部位Mの周部にわたる効果的な挟圧マッサージを行う事ができる。
【0034】
また、本発明の膨縮袋3aは、図3及び図6に示すように、前記膨縮部33aの人体施療部位側とは逆の前記通気部32aの壁面35aに、通気部32aの長さ方向において断面視凸状に隆起する凸状隆起部36aを連続して形成するものである。該凸状隆起部36aは、内部空間を存しており、通気部32aの内部空間と同化している。
【0035】
前記凸状隆起部36aを形成した前記膨縮袋3aを、湾曲または屈曲状等の施療部の形状に沿うように変形する場合、人体施療部位側である通気部32aの壁面35aが非膨縮部34aによって補強されるため、膨縮部33aの人体施療部位側とは逆の通気部32aの壁面35aが伸張して通気部32aの内部空間を僅かに減少する事になる。例えば、図11に示すように、屈曲した膨縮袋3aの直線状の直線通気部幅W1と、湾曲して変形する湾曲通気部幅W2とを比較すると、直線通気部幅W1よりも湾曲通気部幅W2の方が若干小さくなり、その分湾曲状態の通気部32aの内部空間を減少させてしまい、僅かながら通気性を低める事になる。
【0036】
しかしながら、前記凸状隆起部36aの内部空間によって、通気部32aの内部空間の減少分を補うようにする事ができる。さらには、通気部32aの壁面の伸張による型崩れを可及的に防止する事ができる。
【0037】
前述した本発明の膨縮袋3aは、図14に示すように、前述した椅子型のエアマッサージ機1aのあらゆる箇所に取り付ける事ができる。
【0038】
この椅子型のエアマッサージ機1aは、前記座部11aの後方に設けた起倒可能な背凭れ部12aと、座部11aの前方に出没可能に設けた脛載せ部13aと、該脛載せ部13aの下端に前後回動可能に枢着する足先載せ部14aと、座部11aの左右両側に設けた肘掛け部15aにより構成されるものであるが、図15に示すように、使用者が着座した姿勢で施療を受けるようにしている。尚、背凭れ部12aの内部には、人体施療部位に対して揉み・叩き・さすり・ローリング等の施療が可能な左右一対の施療子122aを設けた昇降移動する施療機構を設けている。
【0039】
前記座部11aの前方には、平坦状の施療部2aに、人体大腿部の前側(細い部分)を挟圧マッサージするための膨縮袋3aを配設している。該膨縮袋3aは、4つの前記膨縮部33aを設けると共に、それら全てが連通するよう前記非膨縮部34aを一体的に形成する前記通気部32aを形成している。
【0040】
更に、前記座部11aの後方には、左右両側に設けた略L字状の施療部2aに、人体大腿部の後側(太い部分)を挟圧マッサージするための膨縮袋3aを夫々配設している。該各膨縮袋3aは、2つの前記膨縮部33aを設けてなるが、一方の膨縮部33aを座部11aの表面側に、他方を前記肘掛け部15aの内側に位置するようにして取り付けられている。
【0041】
前記背凭れ部12aの中間左右両側に、略L字状の施療部2aを夫々設け、人体の上腕付近を挟圧マッサージするための膨縮袋3aを夫々配設している。該各膨縮袋3aは、2つの前記膨縮部33aを設けてなるが、一方の膨縮部33aを背凭れ部12aの表面側に、他方を背凭れ部12aの左右両側から前方へ突設している突起体121aの内側に位置するようにして取り付けられている。
【0042】
また、前記背凭れ部12aの下部には、平坦状の施療部2aを設けており、該施療部2aには、人体の腰部を左右から挟圧マッサージするための前記膨縮部33aを左右に形成する膨縮袋3aを配設している。
【0043】
前記脛載せ部13aには、左右に凹状の施療部2aを夫々設けており、人体脛部を挟圧マッサージするための膨縮袋3aを一つの施療部2aにつき、2つの膨縮袋3aを縦設している。該膨縮袋3aは、2つの対向する膨縮部33aを設けている。
【0044】
前記足先載せ部14aは、人体足先部を挟圧マッサージするための膨縮袋3aを内部に設けた凹状の施療部2aを左右に夫々設けている。
【0045】
また前記肘掛け部15aの左右上方において、人体前腕を挟圧マッサージする膨縮袋3aを内部に設けた凹状(コの字状)の施療部2aに夫々設けている。該膨縮袋3aに形成する上下一対の膨縮部33aによって、人体前腕を上下方向において挟圧マッサージを行う。
【0046】
このように、膨縮袋3aは、前記椅子型のエアマッサージ機1aの様々な箇所に設けた施療部2aの形状に応じて、前記膨縮部33aの数や膨縮袋3aの形態を設定するようにしている。
【0047】
尚、前記椅子型のエアマッサージ機1aに設けられた各凹状の施療部2aは、前述した図13に示すような対向する各壁面21aと、底面22aに膨縮部33aを夫々位置するように形成したものであってもよい。また、図9に示したような膨縮部33aが単一の膨縮袋3aを備えたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図である。
【図8】本発明の膨縮袋の一実施形態を示す縦断面図である。
【図9】本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図である。
【図10】本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図である。
【図11】本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図である。
【図12】本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図である。
【図13】本発明の膨縮袋の膨縮動作の一実施形態を示す断面説明図である。
【図14】本発明の膨縮袋をエアマッサージ機に配設した一実施形態を示す斜視図である。
【図15】使用状態の一実施形態を示す斜視図である。
【図16】従来技術を示す参考図である。
【図17】従来技術を示す参考図である。
【図18】従来技術を示す参考図である。
【図19】従来技術を示す参考図である。
【図20】従来技術を示す参考図である。
【符号の説明】
【0049】
1a エアマッサージ機
11a 座部
12a 背凭れ部
121a 突起体
122a 施療子
13a 脛載せ部
14a 足先載せ部
15a 肘掛け部
2a 施療部
21a 壁面
22a 底面
3a 膨縮袋
31a 給排気口部
32a 通気部
33a 膨縮部
34a 非膨縮部
35a 壁面
36a 凸状隆起部
37a 止着孔
38a 止着部材
39a 止着凹部
4a 空気給排装置
5a エアホース
M 人体施療部位
W1 直線通気部幅
W2 湾曲通気部幅
2 施療部
3 膨縮袋
31 給排気口部
32 通気部
33 膨縮部
34 非膨縮部
35 壁面
5 エアホース


【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気を給排気する空気給排装置を備えたエアマッサージ機の適所に設けた人体施療部位を施療するための施療部に配設されると共に、空気給排装置に接続するエアホースの先端と連結するための単一の給排気口部と、空気の給排気により膨張及び収縮を繰り返して膨縮動作を行う膨縮部と、給排気口部及び膨縮部とが互いに通気するための管状の通気部と、通気部の長さ方向に通気部と一体的に形成すると共に、内部空間を有さず非膨縮である面状の非膨縮部とを設けた膨縮袋であって、非膨縮部を人体施療部位側の通気部の壁面に一体形成した事を特徴とする膨縮袋。
【請求項2】
前記施療部が人体施療部位を挟持して施療する事を可能とする、該施療部に配設されると共に、前記膨縮部を複数備え、膨張した膨縮部が互いに対向するように形成した事を特徴とする請求項1記載の膨縮袋。
【請求項3】
人体施療部位側とは逆の前記通気部の壁面に、通気部の長さ方向において断面視凸状に隆起する凸状隆起部を連続して形成した事を特徴とする請求項1及び請求項2記載の膨縮袋。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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