説明

自蔵式投薬具

【課題】丸薬の形態の薬剤及び飲用流体の携行に有用であり、1回分の投薬を提供し、また使い捨てであるデバイスを提供する。
【解決手段】第1半球部18を有する第1容器と、第2半球部20及びこの第2半球部20と共に形成された円筒部16を有する第2容器14とを備える自蔵式投薬具10。第1容器には少なくとも1つのタイプの薬剤50(1錠以上の丸薬等)を入れ、第2容器14には飲用液を入れる。第1容器は、ヒンジ部材22によって、開放位置と閉鎖位置との間を枢動可能に、第2容器14に連結される。第1シール38を第1容器の第1半球部18に結合させ、第2シール40を第2容器14の円筒部16に結合させる。第1シール38及び第2シール40を剥がすと、薬剤50を第1容器から取り出し、また飲用流体にアクセスすることができ、薬剤50と飲用流体とを摂取できるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使い捨ての1回で使い切る投薬具に関する。この投薬具は2つの容器を有し、その一方には薬剤が収められ、もう一方には流体(水等)が収められるものである。
【背景技術】
【0002】
必要な時に服用できるようにと旅行者が旅行に薬剤を携行するのはよくあることである。一部のタイプの薬剤は処方薬だが、他のタイプの薬剤は店頭で入手可能である(over the counter:OTC)。数多くのタイプのOTC薬が丸薬の形態で販売されていて、数百錠もの丸薬が容器(瓶等)に入っている。しかしながら、丸薬を常に瓶ごと持ち歩くのは不便なことも多く、特に1錠または2錠しか必要としない場合に不便である。更に、殆どの丸薬は水または別のタイプの飲用流体と共に摂取するが、旅行中にすぐに手に入るとは限らない。更に、飛行機で旅行する場合、空港に持っていき機内に持ち込める液体の量には限度がある。通常は1日に1回または2回しか服用を必要としないため、丸薬を瓶ごと持ち歩く必要はない。加えて、1回または2回しか服用を必要としないなら、瓶ごと丸薬及び水を買うのは費用効率がよくない場合もある。
【0003】
したがって、丸薬の形態の薬剤及び飲用流体の携行に有用であり、1回分の投薬を提供し、また使い捨てであるデバイスが必要とされている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、自蔵式投薬具を対象とする。具体的には、本発明は自蔵式投薬具であり、この投薬具は、第1半球部を有する第1容器と、第2半球部及びこの第2半球部と共に形成された円筒部を有する第2容器とを含む。第1容器には少なくとも1つのタイプの薬剤(1錠以上の丸薬等)を入れ、第2容器には飲用液を入れる。
【0005】
第1容器は、ヒンジ部材によって、開放位置と閉鎖位置との間枢動可能なように第2容器に連結される。ヒンジ部材はロック構造を有し、このロック構造を作動させて第1容器と第2容器とを開放位置にロックする。
【0006】
本発明は、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時、この第1容器と第2容器との間にスナップ嵌め連結をもたらすロック機構も含む。
【0007】
第1シールが第1容器の第1半球部に結合し、第2シールが第2容器の円筒部に結合している。第1シールは第1タブを有し、この第1タブを引っ張って第1シールを剥がすと第1容器内の薬剤にアクセスすることができる。第2シールは第2タブを有し、この第2タブを引っ張って第2シールを第2容器から剥がすと飲用流体にアクセスすることができ、これによって、薬剤と飲用流体とを摂取することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の自蔵式投薬具の斜視図
【図2】部分的な開放位置にある自蔵式投薬具の斜視図
【図3】完全な開放位置にある自蔵式投薬具の斜視図
【図4】完全な開放位置にあり、シールの1つを部分的に剥がした自蔵式投薬具の斜視図
【図5】完全な開放位置にあり、シールの1つを完全に剥がした自蔵式投薬具の斜視図
【図6】完全な開放位置にあり、両方のシールを剥がした自蔵式投薬具の斜視図
【図7A】完全な開放位置にあり、両方のシールを剥がした自蔵式投薬具の部分側断面図
【図7B】完全な開放位置にあり、両方のシールを剥がした自蔵式投薬具の上面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の応用可能な分野は、以下の詳細な説明から明らかとなる。詳細な説明及び具体例は、本発明の好ましい実施形態を示すものではあり説明のためのものにすぎず、本発明の範囲を限定すること意図していない。
【0010】
本発明は、詳細な説明及び添付の図面からより完全に理解されるだろう。
好ましい実施形態についての以下の説明は本質的に単なる例示であり、また本発明、その応用または用途を限定することを意図していない。
【0011】
自蔵式投薬具のある実施形態を、図において概して10で示す。投薬具10は、概して12で示される第1容器と、概して14で示される第2容器との少なくとも2つの容器を含む。第2容器14は実質的な円筒部16を有する。第1容器12は第1半球部18から成り、この第1半球部18は円筒部16に枢結されている。第2容器14の一部として形成された第2半球部20もあり、円筒部16に連結されている。
【0012】
第1容器12は第2容器14にヒンジ部材22及び概して24で示されるロック機構で連結される。このロック機構24で第1容器12と第2容器14とをスナップ嵌め連結し、これによって、第1容器12は第2容器14に対してヒンジ部材22を軸として枢動可能となり、またロック機構24は、容器12、14を互いに動かないように連結するよう作動できる。
【0013】
ロック機構24は、円筒部16の一部として形成されたくぼみ26と、第1半球部18の一部として形成された張り出しリップ28と、円筒部16の一部として形成された傾斜リップ54とを含む。張り出しリップ28は接触面56を含む傾斜部を有し、投薬具10が図1に示されるような閉鎖位置にある時、この接触面56は、傾斜リップ54の対応する接触面58と接触して締まり嵌めを形成し、投薬具10を閉鎖位置に固定する。閉鎖位置にある時、張り出しリップ28の底面60は、円筒部16の一部として形成されたレッジ72と接触している。
【0014】
図3〜7Bに示されるように、投薬具10を開放位置に変更したい場合、くぼみ26の領域において張り出しリップ28の底面60に力を加え、張り出しリップ28及び傾斜リップ54をたわませると、接触面56、58が互いに擦れて張り出しリップ28が傾斜リップ54から外れるため、第1容器12を第2容器14に対してヒンジ部材22を軸として枢動させることができる。くぼみ26が、張り出しリップ28の底面60への容易なアクセスが可能となる。
【0015】
開放位置に移動させると、ヒンジ部材22が、第1容器12の位置を、閉鎖位置にある時の第1容器12の位置に対して180度で維持する(角度30で示される)。これは、概して32で示される、ヒンジ部材22の一部として形成されたロック構造によって達成される。ロック構造32は、ヒンジ部材22の形状によって形成される。第1たわみ部34と第2たわみ部36とがあり、第1容器12を第2容器14に対して開放位置に枢動させると、図3〜6に示されるように、たわみ部34、36が第1容器12を正しい位置にロックする。
【0016】
第1半球部18には第1シール38が位置し、円筒部16には第2シール40が位置している。第1シール38は第1半球部18の一部として形成されたリップ42上に置かれ、リップ42に接着剤で結合させる。第2シール40は、円筒部16の一部として形成された傾斜リップ54の上面70の一部の上に置かれ、同じく上面70に接着剤で取り付けられる。上面70に結合した第2シール40及びリップ42に結合した第1シール38は、ロック機構24の動作を妨げない。この実施形態におけるシール38、40は薄い可撓性のプラスチック材料から形成されるが、他のタイプの材料、例えば薄いアルミ箔、透明プラスチック、第1容器12を第2容器14から分離する機能を果たす他の適切な材料などの使用も本発明の範囲内である。
【0017】
第1シール38は第1タブ46も有し、第2シール40は第2タブ48を有する。シール38、40によって、容器12、14の内容積を互いから隔てる。薬剤50は第1容器12に格納され、飲用液52(この実施形態においては水)は第2容器14に格納される。
【0018】
投薬具10は典型的には格納位置にあり、薬剤50を服用したい時に、ユーザは、第1容器12が開放位置にロックされるように投薬具10を変化させるだけである。本質的に、ユーザは底面60に力を加えることで張り出しリップ28及び傾斜リップ54をたわませ、上述したように、第1容器12が開放位置にロックされるまで第1容器12を第2容器14に対して枢動させる。ロック構造32が第1容器12の位置を開放位置に維持し、また第1容器12が閉鎖位置へと意図せずして戻るのを防止する。
【0019】
次に、図4で最もよく示されるように、第1シール38をリップ42に結合している接着剤の力を超える十分な力で第1タブ46を引っ張ることによって第1シール38を剥がし、薬剤50を第1容器12から取り出して服用する。次に、第2シール40を上面70に結合している接着剤の力を超える十分な力で第2タブ48を引っ張ることによって第2シール40を第2容器14から剥がし、水52を摂取する。本発明の投薬具10によって、丸薬の瓶または水の瓶を開封する際にその丸薬の瓶または水の瓶を支持するための面を必要としないため、歩きながらまたは他の作業をしながら両手を使って投薬具10を取り扱うことができるという利点が得られる。
【0020】
あるいは、ユーザは、薬剤50または水52を摂取する前に両方のシール38、40を剥がし、それから薬剤50と水52とを慣用のやり方で服用してもよい。投薬具10によって、薬剤を瓶ごと及び服薬の際に飲むための水の瓶を別に携行することなく、単純だが効果的なやり方で薬剤を旅行に携行することができる。各容器12、14は使い捨てでありかつリサイクル可能な材料から成るため、薬剤と水の摂取後、投薬具10全体を分別用のゴミ箱に捨てることができる。シール38、40を一旦剥がしてしまったら、シール38、40を投薬具10(ロック機構24によってスナップ閉鎖される)の内側に戻し、ユーザは、分別用のゴミ箱が見つかるまで投薬具10を持ち歩くことができる。
【0021】
本実施形態において、投薬具10の全長は約3.5インチであり、第1容器12は約0.5インチの長さ62を有し、第2容器14は約3.0インチの長さ64を有する。容器12、14の直径66は約1.25インチである。加えて、投薬具10の壁厚68は約0.03インチである。投薬具10は、空港の手荷物検査で持ち込みが許される最大量の水(約2.7オンス。これは手荷物検査で持ち込みが許される最大3.0オンスより0.3オンス少ない)だけを入れるのに十分な小ささであるため、旅行時に投薬具10を機内に持ち込むことができる。しかしながら、代替の実施形態において、投薬具10を、異なる量の薬剤50及び異なる量の水52を収める異なるサイズで形成してもよい。
【0022】
上記の説明は本質的に単なる例示に過ぎないため、本発明の趣旨から逸脱しない変形も本発明の範囲内に含まれる。そのような変形は、本発明の趣旨及び範囲からの逸脱ではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自蔵式投薬具であって、
第1容器と、
第1容器の一部である第1シールと、
第1容器に枢結され、第1容器と共に開放位置と閉鎖位置との間で動くように作動可能である第2容器と、
第2容器の一部であり、第1シールと共に第1容器と第2容器とを分離する第2シールと、
第1容器内に配置されうる所定タイプの薬剤と、
第2容器内に配置されうる飲用液と、を備え、
第1シールを第1容器から剥がし、第2シールを第2容器から剥がすと、第1容器内の薬剤と第2容器内の飲用液とが摂取可能となる
ことを特徴とする自蔵式投薬具。
【請求項2】
第1容器が、
第1半球部と、
第1半球部の一部として形成され、第1シールが取り付けられたリップと、を備える
請求項1に記載の自蔵式投薬具。
【請求項3】
第1シールに結合した第1タブを備え、
第1タブを引っ張って第1シールをリップから剥がすと、第1容器内の薬剤が露出する
請求項2に記載の自蔵式投薬具。
【請求項4】
第2容器が、
第2半球部と、
第2半球部と共に形成された円筒部と、
その円筒部の一部として形成され、第2シールが結合している上面と、を備える
請求項1に記載の自蔵式投薬具。
【請求項5】
第2シールに結合した第2タブを備え、
第2タブを引っ張って第2シールを上面から剥がすと、第2容器内の飲用液が露出する
請求項4に記載の自蔵式投薬具。
【請求項6】
ロック機構を備え、
第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時、ロック機構によって第1容器と第2容器との間に連結がもたらされる
請求項1に記載の自蔵式投薬具。
【請求項7】
ロック機構が、
第2容器の一部として形成されたくぼみと、
第1容器の一部として形成された張り出しリップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1接触面を有する傾斜部と、
第2容器の一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に第1接触面と接触する第2接触面を有する傾斜リップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に、第2容器の一部として形成されたレッジと選択的に接触させることができる底面と、を備え、
くぼみに近接した領域で底面に圧力を加えて張り出しリップ及び傾斜リップをたわませ、第1接触面を第2接触面にこすり付け、底面をレッジから持ち上げて第1容器を第2容器から分離すると、第1容器と第2容器とを開放位置に移動させることができる
請求項6に記載の自蔵式投薬具。
【請求項8】
第1容器を開放位置にロックすることができるロック構造を備える
請求項1に記載の自蔵式投薬具。
【請求項9】
ロック構造が、
第1たわみ部と、
第2たわみ部と、を備え、
第1たわみ部及び第2たわみ部によって、第1容器を、閉鎖位置にある時の第1容器の位置に対して180度の開放位置にロックする
請求項8に記載の自蔵式投薬具。
【請求項10】
自蔵式投薬具であって、
第1容器と、
第2容器と、
第1容器と第2容器とが開放位置と閉鎖位置との間で移動可能となるように第1容器と第2容器とを枢結するヒンジ部材と、
そのヒンジ部材の一部であり、第1容器と第2容器とを開放位置にロックすることができるロック構造と、
第1容器の一部である第1シールと、
第2容器の一部である第2シールと、
第1シールを第1容器から剥がすと取り出して摂取できるように第1容器内に配置される薬剤と、
第2シールを第2容器から剥がすと取り出して摂取できるように第2容器内に配置される飲用液と、を備える
ことを特徴とする自蔵式投薬具。
【請求項11】
第1容器の一部として形成された第1半球部と、
第1半球部の一部として形成され、第1シールが上に配置されているリップと、
第2容器の一部として形成された円筒部と、
第2容器の一部として形成され、円筒部に連結された第2半球部と、
円筒部の一部として形成され、第2シールが上に配置されている上面と、を備え、
第1シールをリップから剥がすと薬剤を第1容器から取り出すことができ、第2シールを上面から剥がすと飲用液を第2容器から取り出すことができる
請求項10に記載の自蔵式投薬具。
【請求項12】
第1シールに結合し、引っ張ると第1シールがリップから剥がれる第1タブと、
第2シールに結合し、引っ張ると第2シールが上面から剥がれる第2タブと、を備える
請求項10に記載の自蔵式投薬具。
【請求項13】
ロック機構を備え、
第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時、ロック機構によって第1容器と第2容器との間にスナップ嵌め連結がもたらされる
請求項10に記載の自蔵式投薬具。
【請求項14】
ロック機構が、
第2容器の一部として形成されたくぼみと、
第1容器の一部として形成された張り出しリップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1接触面を有する傾斜部と、
第2容器の一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に第1接触面と接触する第2接触面を有する傾斜リップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に、第2容器の一部として形成されたレッジと選択的に接触させることができる底面と、を備え、
くぼみに近接した領域で底面に圧力を加えて張り出しリップ及び傾斜リップをたわませ、第1接触面を第2接触面にこすり付け、底面をレッジから持ち上げて第1容器を第2容器から分離すると、第1容器と第2容器とを開放位置に移動させることができる
請求項13に記載の自蔵式投薬具。
【請求項15】
ロック構造が、
ロック構造の一部として形成された第1たわみ部と、
ロック構造の一部として形成された第2たわみ部と、を備え、
第1たわみ部及び第2たわみ部によって、第1容器を、閉鎖位置にある時の第1容器の位置に対して180度の開放位置にロックする
請求項10に記載の自蔵式投薬具。
【請求項16】
自蔵式投薬具であって、
第1半球部を有する第1容器と、
第2半球部及びこれと共に形成された円筒部を有する第2容器と、
第1容器を、開放位置と閉鎖位置との間で枢動可能なように第2容器に連結するヒンジ部材と、
第1容器と第2容器とを開放位置にロックすることができるロック構造と、
第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時、第1容器と第2容器との間にスナップ嵌め連結をもたらすロック機構と、
第1タブを有し、第1半球部に結合した第1シールと、
第2タブを有し、円筒部に結合した第2シールと、
第1容器内に配置される少なくとも1つのタイプの薬剤と、
容器内に配置される飲用液と、を備え、
第1シールの第1タブを引っ張って第1シールを第1容器から剥がすと、薬剤にアクセスすることができ、第2タブを引っ張って第2シールを第2容器から剥がすと、飲用流体にアクセスすることができ、薬剤と飲用流体とを摂取することができる
ことを特徴とする自蔵式投薬具。
【請求項17】
ヒンジ部材が、第1半球部及び円筒部に連結される
請求項16に記載の自蔵式投薬具。
【請求項18】
ロック機構が、
円筒部の一部として形成されたくぼみと、
第1半球部の一部として形成された張り出しリップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1接触面を有する傾斜部と、
円筒部の一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に第1接触面と接触する第2接触面を有する傾斜リップと、
張り出しリップの一部として形成され、第1容器と第2容器とが閉鎖位置にある時に、円筒部の一部として形成されたレッジと選択的に接触させることができる底面と、を備え、
くぼみに近接した領域で底面に圧力を加えて張り出しリップ及び傾斜リップをたわませ、第1接触面を第2接触面にこすり付け、底面をレッジから持ち上げて第1容器を第2容器から分離すると、第1容器と第2容器とを開放位置に移動させることができる
請求項16に記載の自蔵式投薬具。
【請求項19】
ロック構造が、
ロック構造の一部として形成された第1たわみ部と、
ロック構造の一部として形成された第2たわみ部と、を備え、
第1たわみ部及び第2たわみ部によって、第1容器を、閉鎖位置にある時の第1容器の位置に対して180度の開放位置にロックする
請求項16に記載の自蔵式投薬具。
【請求項20】
第1半球部の一部として形成され、第1シールが結合しているリップと、
円筒部の一部として形成され、第2シールが結合している上面と、を備え、
第1シールがリップに結合し、第2シールが上面に結合している時、第1シール及び第2シールによって第1容器と第2容器とが分離される
請求項16に記載の自蔵式投薬具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【公開番号】特開2012−245354(P2012−245354A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−113309(P2012−113309)
【出願日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【出願人】(511284742)メニナス インコーポレイテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】Meninas Inc.
【住所又は居所原語表記】8135 Stonehedge Road Gregory Michigan 48137 United States of America
【Fターム(参考)】