説明

薄層型光電池の背面コンタクト形成方法

【課題】 材料コストを節減し、同時にシャドウイング効果を低減することによる、結晶Si太陽光技術を改良するための方法を提供すること。
【解決手段】 Si元素、並びにCIGSのような薄膜電池から構成される薄層型光電池の背面コンタクトの形成方法が提供される。この方法は、薄いn型ドープSi層及びn型ドープSi層の上部に接合された薄いp型ドープSi層から成るp−n接合部を準備するステップと、p−n接合部をガラス基板に接合するステップと、構造化された薄いp型ドープSi層及び薄いn型ドープSi層の上にコンタクト・ポイントを準備するステップと、構造化された薄いp型ドープSi層及び薄いn型ドープSi層の上にコンタクト・ピンを形成するステップとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、高効率の超薄型単結晶シリコン光電池の形成に関する。さらに具体的には、本発明は、そのような電池の背面コンタクト形成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽電池又は光電池は、大面積p−n接合ダイオードから成る半導体デバイスであり、太陽光の存在下で、使用可能な電気エネルギーを発生することができる。この変換は、光起電力効果と呼ばれる。
【0003】
世界中で生産されるすべての太陽電池の95%以上が、半導体材料のシリコン(Si)で構成されている。シリコンは、地殻中で2番目に多い元素なので十分な量が入手可能であり、さらに、材料の加工が環境に負荷をかけないという利点がある。太陽電池を製造するために、半導体は、不純物導入又はドープされる。ドープは、化学元素の意図的な導入であり、これにより、半導体材料から、過剰な正の電荷キャリア(p導電型半導体層)又は負の電荷キャリア(n導電型半導体層)を得ることができる。2つの異なる不純物導入された半導体層を組み合わせると、これらの層の境界上にいわゆるp−n接合が生じる。
【0004】
この接合のところで、光によって放出される電荷キャリアの分離をもたらす内部電界が作り出される。金属コンタクトを通じて、電荷を取り出すことができる。外部回路が閉じると、それは需要家が接続していることを意味し、直流が流れる。シリコン電池は、約10cm×10cmの大きさである(最近では15cm×15cmもある)。透明な反射防止膜が電池を保護し、電池表面における反射による損失を低減させる。
【0005】
太陽電池には多くの用途がある。太陽電池は、遠隔地電力システム、ハンドヘルド計算器、遠隔無線電話及び揚水用途のように、配電網からの電力を利用できない状況に特に適しており、そのような状況で歴史的に使用されている。建物の屋根の上の太陽電池(モジュール又はソーラ・パネルの形態)は、インバータを通じて、ネット・メータリング配置の配電網に接続することができる。
【0006】
単結晶Siは、Siベースの太陽電池の最大効率を達成するための基本材料である。しかしながら、ウェハ形状、すなわち異なる直径、典型的には150、200又は300mmの円板の単結晶Siは高価であり、その入手可能性は、半導体産業からの高い需要のために制約を受ける可能性がある。
【0007】
しかしながら、単結晶シリコンはまた、高効率の光起電性(PV)太陽電池の生産における制限要因でもある。PV用途のための実際のシリコン層の厚さは、200〜330μmの範囲内である。Si層の厚さを薄くするための努力は、典型的には、上記の厚さ範囲を下回るSiの独立した層を取り扱う能力によって制限される。
【0008】
現在のPV電池の主な欠点は、配電網接続型光起電力システムのエネルギー収量を低減させる主な原因として特定されている、前面のシャドウイングである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、本発明の目的は、材料コストを節減し、同時にシャドウイング効果を低減することによる、結晶Si太陽光技術を改良するための方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的及びその他の目的並びに利点は、請求項1に開示されるプロセス並びに請求項14及び請求項15に開示される超薄層型光電池によって達成される。
【0011】
本発明の有利な実施形態は、従属請求項に開示される。
【0012】
本発明は、添付の図面に関して、以下、より詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】一般な電池のコンタクト形成を説明するプロセス・フローを概略的に示す。
【図2】(A)〜(E)背面コンタクトを含む超薄層型SiPV電池のためのプロセス・フローを概略的に示す。
【図3】電池を直列化するための背面コンタクト形成を図式的に示す。
【図4】(A)〜(E)単一Si層を用いた超薄層型SiPV電池のためのプロセス・フローを概略的に示す。
【図5】(A)〜(D)標準化モジュール技術のための背面コネクタ・パッドを実現するための1つの方法を概略的に示す。
【図6】(A)〜(C)標準化モジュール技術のための背面コネクタ・パッドを実現するための別の方法を概略的に示す。
【図7】(A)〜(C)標準化モジュール技術のための背面コネクタ・パッドを実現するための第3の方法を概略的に示す。
【図8】(A)〜(E)薄膜電池の前面と背面との間の接続のためのプロセス・フローを概略的に示す。
【図9】ガラス基板上に薄膜電池を作成するためのプロセス・フローを概略的に示す。
【図10】標準化された薄膜電池の電池設計を概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に説明される本発明による方法の目標は、材料コストを劇的に節減することによって、高い効率を達成することができる結晶Si太陽光技術を改良することである。これは、手始めとして、関与するSi層の厚さを電池の電気的性能パラメータが必要とする最小限まで薄くすることによって達成することができる。しかしながら、主たる内容は、背面コンタクトによって前面シャドウイングを排除することである。
【0015】
超薄層、すなわち20μm以下の厚さを有する層を実現することができ、光トラップ法を用いて高い効率で機能することができる。背面は光を反射しなければならず、前面は、従来の光トラップ機能を用いて、電池の内部に向けて反射しなければならない。
【0016】
プロセスの説明
加工材料:
シリコン電池の場合には、薄層は、数μmの層の単結晶を切断する技術によって実現され、それらを互いに接合する。これは、半導体産業において確立されている周知の技術である。
【0017】
シリコンの抵抗率は、結晶引上げプロセスにおいて溶融物に添加される適切な量のドーパントによって調節され(dialed-in)、PV用途のための要件は、次の通りである:
p型ドープ:15−20Ωcm
n型ドープ:1.5−2Ωcm
【0018】
接合されたシリコンp−n接合部は、周知のシリコン・オン・ガラス技術(陽極接合)を用いてガラス基板上に接合される。
【0019】
ウェハではなく薄いインゴット(1〜2cm)を用いることによって、材料の消費に関するこのプロセスの効率を最適化することができる。1cmのインゴットの場合には、その使用量は次の通りである。
上記の例の場合、
p型インゴット:>4.5k プロセス・ステップ
n型インゴット:>4.5k プロセス・ステップ
【0020】
従って、このプロセスについてのSi材料のコストは無視し得る。このプロセスはまた、典型的には取り扱いの際に損傷を受けるリスクが高い、薄いSi層(200〜330μm)を取り扱うことも回避する。
【0021】
重要なプロセスは、背面コンタクトを実現することであり、これは図1に示されている。最初に、コンタクト・ポイントが、後で正しい場所に金属を堆積するために、リソグラフィ、ハード・マスク、エッチングなどにより準備される。次に、先に準備されたスポットに、めっき、スパッタリングなど、すなわちメタライゼーションによって、コンタクト・ポイントが作成される。最後に、コンタクト・ポイントは、公知のプリント技術を用いて接続される。
【0022】
図2は、背面コンタクトを含む超薄層型SiPV電池のための、二重層転写(double layer transfer)アプローチを用いたプロセス・フローを図式的に示す。
【0023】
第1のステップにおいて、p型層2(約2〜3cm)が、n型層4(約2cm)の上部に接合される。次に、この二重層は、公知の方法によってガラス基板6に接合される。p型層は、すでに、背面コンタクト・ホール8を実現するように構造化されている。ホールの内側の壁10は、酸化物アニール12によって隔離されている。ハード・マスク又はリソグラフィ技術(例として、図2(D)のフォトレジスト14及び照射16を参照)を用いて、n型コンタクト18及びp型コンタクト20が背面上に堆積される。電気的接触を確保するために、シード層、例えば、Al(図示せず)がシリコンの上に堆積される。シード層の上に金属コンタクト・ピン18及び20が堆積され、n型コンタクト18はp型ホール8を貫通して堆積され、p型コンタクト20はp型層2の上に直接堆積される。
【0024】
図3に示されるように、プリントされた又は従来の配線21を用いて、背面コンタクトを通じた直列化が行われる。図3にはまた、LED22及び光の入射(矢印24)も示される。
【0025】
直列化は、プリント技術又はスパッタ技術のいずれかによって実現される。縁部のコンタクト・パッドも、スパッタ技術又はプリント技術のいずれかによって堆積される。スパッタは、ハード・マスクを用いて行われる。実現しやすく、さらに費用便益が高いと考えられることから、プリントが好ましい。
【0026】
図4(A)から図4(E)に示されるプロセスは、スクラップ・ウェハを使用する場合に好ましく、これはホウ素でp型ドープされ、リンの熱拡散法を用いてさらにn型ドープされ得る。
【0027】
ここで、第1のステップにおいて、n勾配(熱拡散プロセスにより生じる)を有するpn層26及び28(約3〜5μm)が準備される。コンタクト・ホール32は、すでにp型層26内のウェハ・レベルに存在しており、これがn型層28へのアクセスを確保する(図4(B)を参照のこと)。ここで、p型層26の上、並びにn型層28の上のコンタクト・ポイント34及び36が、最終的なコンタクト・ポイントを配置するために従来のシード層技術を用いて準備される。これらは、図2(D)及び図2(E)に関して説明したように、標準リソグラフィ、ハード・マスク又はプリント技術のいずれかを用いて行われる。上記で概説されたパターンは、「小型」電池を直列化して1つの列にすることを可能にするとともに、その連結された列を並列化することを可能にする。図4(E)に示されるコンタクト・ストリップ38及びパッド40は、プリント技術によって形成される。
【0028】
電池は、自動処理技術を用いて、モジュールの前面ガラスの上に配置される。ガラス基板は、205×205mmで18個の電池を保持することができるか(300mmウェハ・ベース)、又は140×140mmで36個の電池(200mmウェハ・ベース)を保持することができるかのいずれかである。
【0029】
光トラップについては、背面反射は、反射層、例えばAlホイル層又は他の金属層によって行われる。前面の光トラップは、ガラス表面上の反射防止層及び反射面(ガラス基板の中に構造化された、ポリマー・コーティング、干渉層等)によって行われる。
【0030】
光トラップは、薄いシリコンpn接合が、いくつかの光路(3〜6光路)を通じて十分な効率を有することを確保する。単一の光路のみの場合は、効率は、厚さ4〜5μmの活性層の場合でわずかに約12〜14%であろう。
【0031】
以下、標準化モジュール技術のための薄膜電池を構築するプロセスが説明される。
【0032】
ソーラ産業において生産される実際のソーラ・モジュールは、サイズ形式においてかなり大きい拡がりを見せている。CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜技術の場合、生産プロセスは、十分なモジュール効率を確保するには、プロセス・ウィンドウに関して複雑で余裕がない。このことは、ワット当たりのコスト及び電池とモジュールの配線が解決された場合に、製造においてより小さな電池サイズをサポートすることになるだろう。
【0033】
プロセスの説明
背面コネクタ・パッドを実現するために、いくつかの方法を用いることができる。1つは、図5(A)に示されるように、モジュール44のガラス縁部に沿ったコンタクト・ホール42を用いることである。ホール42は、コンタクト金属46で充填される。次のステップは、基板の活性側上でのモリブデン(Mo)48の堆積である。その後、コンタクト・パッド50(金属としてAl、Cuなどを用いた金属パッド)が、それ以外の部分のガラス基板表面をスパッタ材料から保護するためにハード・マスクを用いて、背面上にスパッタ又はプリントされる。スパッタされた材料は、ホール内の金属と接触し、背面コンタクトを確保する。
【0034】
ガラス基板内のコンタクト・ホールは、前面と背面との間の相互接続を確保するために金属コンタクトで充填される。次に、前面及び背面は、ホールを通じて接続される金属層によってスパッタされる。前面はモリブデン層であり、背面コンタクトは、電池の縁部に沿った要求されるコンタクト・ストリップを実現するために、ハード・マスク又はリソグラフィ技術を用いて堆積される。
【0035】
背面の接続を実現するための別の方法が、図6(A)から図6(C)に示される。
【0036】
前面/背面コンタクトは、ガラス基板54の2つの対向する縁部に沿った金属ストリップ52によって実現される。このストリップは、手動で、又はコンタクト・ストリップの自動接着技術を用いて堆積される。また、適切に位置合わせされたスパッタ・ターゲットを用いて、縁部上にモリブデン(図示せず)を堆積することも考慮に入れることができる。スパッタされたモリブデン層又は金属ストリップ52は、縁部ストリップ56を通じて接続される。
【0037】
コンタクト・ストリップを用いる第3の方法が、図7(A)から図7(C)に示される。ここでは、コンタクト・ストリップ58は、材料60(Al、Cuなどの金属ストリップ)の堆積前にガラス基板の縁部上に配置される。
【0038】
上記の例は、コンタクト・パッドにより背面の接続を実現するためのさまざまな方法を例証する。この方法は、前面コンタクト電極(プラス及びマイナス)と背面パッドとを配線又は接続するために、ガラス基板を貫通して又はガラスの縁部の周囲を巡っての、いずれかで接触させるためのものである。
【0039】
図8は、薄膜電池プロセスのステップを示す。このフローは、背面コンタクト方法に焦点を当てているため、活性層プロセスに関する詳細は示さない。
【0040】
最初に、ガラス基板62が用意される(図8(A))。次に、モリブデン層64が基板上に形成される(図8(B))。第3のステップにおいて、コンタクト・パッド66及び68が、基板62の背面72上に付加される(図8(C))。その後、CIGS電池の残りの部分が、公知の手順により仕上げられる(図8(D)、図10も参照のこと)。これらのステップは、図9のプロセス・フローに概略的に示される。最後に、電池の前面74と背面72との間の接続を形成するために、配線コンタクト・ストリップ70が設けられる(図7(A)から図7(C)を参照)。
【0041】
ガラス基板上における薄膜電池の作成を説明するプロセス・フローが、図9に概略的に示される。
【0042】
電池設計自体は、例えば、左側の縁部にプラス極、右側の縁部にマイナス極が配置されるように行われる。上記の例を参照すると、それらの間の、レーザ・パターン形成によって実現されるすべての個別の電池は、直列化される。直列化は、構造のアウトラインの下の直列化された光ダイオードによって示される。
【0043】
左側のプラス極は上記の方法を用いて後方のパッドに接続され、マイナス極も同様である。
【0044】
図10は、活性層を含む完全な電池の設計を示す。
【0045】
Mo層76は、側面72上の背面コンタクトに対するベース・コネクタである。プラス極の場合には、Mo層は、背面パッド66に対する直接的なコネクタである。マイナス極の場合には、スパッタ又はプリントされたコンタクト・パッド66は、ZnOAlのマイナス極コネクタに対する接続層である。図10にはまた、LED78及び光の入射(矢印80)も示される。
【0046】
上記の例は、接着されたコネクタ・バーによる接続を示す。これは、上記の他の2つの方法でも機能するであろう。
【0047】
製造された電池(20×20cm)は、ここで前面ガラス(例えば、60×120cmであるが、他のいずれのサイズも可能である)の上に配置される。この場合は、3×6個の電池となる。電池は、封入のために用いられるEVAホイルを通して接続されることになり、これは電池パッドに適合させた配線及びコンタクト・パッドを含む。
【0048】
上記の方法の実施能力(do ability)は、ワット当たりのコストによって非常に適切に判定される。事前の算定では、このアプローチは、モジュール技術に対して高いコスト競争力があることが示された。また、これは、さらなる効率及び収量の向上のための、より優れた習熟曲線を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Si元素から構成される超薄層型光電池の背面コンタクト形成方法であって、
薄いn型ドープSi層(4)及び前記n型ドープSi層(4)の上部に接合された薄いp型ドープSi層(2)から成るp−n接合部を準備するステップと、
前記p−n接合部をガラス基板(6)に接合するステップと、
構造化された薄いp型ドープSi層(2)及び前記薄いn型ドープSi層(4)の上にコンタクト・ポイントを準備するステップと、
前記構造化された薄いp型ドープSi層(2)及び前記薄いn型ドープSi層(4)の上にコンタクト・ピン(18、20)を形成するステップと
によって特徴付けられる方法。
【請求項2】
前記Si元素がインゴット又はウェハである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記層が20μm以下の厚さを有する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記薄いp型ドープSi層(2)は、薄いn型ドープSi層(4)へのアクセスを確保するためにコンタクト・ホール(8)を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記p−n接合部は、n勾配を有するpn層(26、28)から成る、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記コンタクト・ピン(18、20)が、標準リソグラフィ、ハード・マスク又はプリント技術を含むシード層技術を用いて配置される、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、前記電池を直列化して列とし、このように連結した列を並列化するステップをさらに含む、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法が、前記電池を光電池モジュールの前面ガラスの上に配置するステップをさらに含む、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
薄膜元素から構成される超薄層型光電池の背面コンタクト形成方法であって、
前記薄膜をガラス基板(44)の上に接合し、それによって前記基板の活性側を形成するステップと、
前記ガラス基板(44)の背(不動態)面上にコンタクト・パッド(50)を形成するステップと、
前記薄膜と前記背面とを電気的に接続するステップと
によって特徴付けられる方法。
【請求項10】
前記薄膜元素は、銅・インジウム・ガリウム・セレン(CIGS)元素から構成される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記電気的に接続するステップは、前記ガラス基板(44)の縁部に沿ってコンタクト・ホール(42)を配列し、前記ホール(42)を導電性金属(46)で充填し、前記基板(44)の活性側の上にモリブデン層(48)を形成することによって行われる、請求項9又は請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記電気的に接続するステップは、前記薄膜の堆積の前に、前記ガラス基板(54)の縁部の上にコンタクト・バー(52、56)を接着することによって行われる、請求項9又は請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記電気的に接続するステップは、前記薄膜の堆積の前に、前記ガラス基板(54)の2つの対向する縁部の上にコンタクト・バー(60)を配置し、前記バーを配線コンタクト・ストリップ(58)により接続することによって行われる、請求項9又は請求項10に記載の方法。
【請求項14】
Si元素から構成される超薄層型光電池であって、前記電池は背面コンタクトを有する、電池。
【請求項15】
薄膜元素から構成される超薄層型光電池であって、前記電池は背面コンタクトを有する、電池。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2010−535405(P2010−535405A)
【公表日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−508761(P2010−508761)
【出願日】平成20年4月8日(2008.4.8)
【国際出願番号】PCT/EP2008/054205
【国際公開番号】WO2008/141863
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(390009531)インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション (4,084)
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【Fターム(参考)】