説明

血液検査装置

【課題】血液検査が終了してセンサの排出時において、センサに付着した血液でなどで筐体を汚す場合があった。
【解決手段】筐体12と、この筐体12に設けられるとともにセンサ13が挿入される装着部12aと、センサ13に接続される測定回路部15と、この測定回路部15に接続された表示部17と、センサ13を排出する排出手段18と、この排出手段18に連結された排出ボタン18bとを備え、筐体12の姿勢を検知する姿勢検知部19と、この姿勢検知部からの出力に基づいて排出手段18の動作をロックするロック手段20を設け、姿勢検知部19においてセンサ13の排出方向と重力方向との傾きが所定の角度内かどうかを検知し、その出力に基づいて、排出手段18によるセンサ13の排出を前記ロック手段で禁止または許可することを特徴とする血液検査装置を提供するものである。これにより、所期の目的を達成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液検査装置に関するものであり、更に詳しくは前記血液検査装置の姿勢に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下、従来の血液検査装置について説明する。従来の血液検査装置1は、図8に示すように、筐体2と、この筐体2に設けられるとともに血液センサ(以下センサという)3が装着される装着部2aと、センサ3に接続される測定回路部4(図示せず)と、この測定回路部4に接続された表示部5と、センサ3を排出する排出手段6(図示せず)と、この排出手段6に連結された排出ボタン7とで構成されていた。
【0003】
以上のように構成された血液検査装置1の使用動作について以下説明する。先ず、図8(a)に示すように、センサ3を装着部2aに装着する。そして、このセンサ3の血液導入部3aに患者から採取した血液8を点着させる。この血液8は血液導入部3aからセンサ3の内部に取り込まれて、センサ3内の試薬と反応して化学変化をする。この化学変化を測定回路部4で電気的に測定し、その結果を表示部5に表示する。測定が終了したら、図8(b)に示すように、装着部2aを下方に向けて排出ボタン7を押下する。そうすると、この排出ボタン7に連結された排出手段6によりセンサ3が装着部2aから排出される。
【0004】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2004−4046号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながらこのような従来の血液検査装置1では、図9に示すように装着部2aを上方に向けた状態でも排出ボタン7が機能し、排出ボタン7を押下すると、センサ装着部から排出されたセンサ3は筐体2上に落下することになる。このときセンサ3の血液導入部3aに点着された血液8が筐体2に付着して筐体2を汚すことになる。筐体2が血液8で汚されると美観を損なうばかりか不衛生になるという問題があった。また、筐体2に限らず、その他の箇所にセンサ3に付着した血液8が排出時に、飛散することは安全上も問題である。
【0006】
そこで本発明は、このような問題を解決したもので、筐体などを血液で汚すことがないような血液検査装置を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために本発明の血液検査装置は、筐体の姿勢を検知する姿勢検知部と、この姿勢検知部からの出力に基づいて前記排出手段の動作をロックするロック手段を設け、前記姿勢検知部において血液センサの排出方向と重力方向との傾きが所定の角度内かどうかを検知し、その出力に基づいて、前記排出手段による前記血液センサの排出を前記ロック手段で禁止または許可することを特徴とする血液検査装置を提供するものである。これにより、初期の目的を達成することができる。
【発明の効果】
【0008】
以上のように本発明によれば、筐体の姿勢を検知する姿勢検知部と、この姿勢検知部からの出力に基づいて前記排出手段の動作をロックするロック手段を設け、前記姿勢検知部において血液センサの排出方向と重力方向との傾きが所定の角度内かどうかを検知し、その出力に基づいて、前記排出手段による前記血液センサの排出を前記ロック手段で禁止または許可することを特徴とする血液検査装置を提供するものである。即ち、血液センサが筐体に触れることなく自然落下する姿勢のときには排出が可能となり、血液センサより筐体が下方にあるときには血液センサの排出が禁止されるので、血液センサが筐体から排出されることはない。従って、血液センサの排出時において血液で筐体を汚すことはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における血液検査装置の概略断面図である。図1において、12は樹脂で成形されるとともに直方体形状をした筐体である。この筐体12の下辺(図1において)には血液センサ(以下センサという)13が装着される装着部12aが設けられている。この装着部12aの奥には、センサ13に形成された端子(図7参照)と接続されるコネクタ14が設けられており、このコネクタ14は電気回路部15に接続されている。電気回路部15は、電池16に接続されるとともに、この電池16から電力が供給される。電気回路部15の出力は表示部17に接続されている。
【0010】
筐体12の上辺と装着部12aとの間には、排出手段18が摺動自在に設けられており、この摺動手段18の下方には、センサ13を排出する(押し出す)押出し部18aが形成されている。また、排出手段18の上方には排出ボタン18bが排出手段18と一体的に形成されている。
【0011】
排出手段18には凹部18cが形成されており、この凹部18cはロック手段20に形成された凸部20aと係合して排出手段18の摺動を禁止する。18dはバネであり、このバネ18dで排出手段18を上方へ付勢している。
【0012】
19は、筐体12内に設けられた姿勢検知部であり、この姿勢検知部19は水平面に対しての筐体12の姿勢を検知するものである。この姿勢検知部19の出力はロック手段20に連結されている。ロック手段20は、姿勢検知部19からの出力に基づいて、凸部20aを凹部18cに挿入したり、この凹部18cに挿入された凸部20aを凹部18cから離脱させたりする。凸部20aを凹部18cに挿入すると、排出手段18の摺動は禁止される。また、凸部20aを凹部18cから離脱させると、排出手段18の摺動は許可される。
【0013】
図2は、血液検査装置11の外観斜視図であり、図2(a)は第1の状態を示している。図2(a)において、筐体12の表面には液晶で形成された表示部17が装着されており、この表示部17には、血糖値の表示や姿勢検知部19から出力される筐体12の姿勢の状態及び排出可否の内容などが表示される。筐体12の上方には排出ボタン18bが設けられており、下方にはセンサ13を挿入する装着部12aが設けられている。
【0014】
図2(b)は、第2の状態を示す斜視図であり、装着部12aにセンサ13を挿入状態を示したものである。この状態において、センサ13の血液導入部13aに血液8を点着する。血液導入部13aに点着された血液8は、血液検査装置11内部の測定回路部15で測定され、その測定結果は表示部17に表示される。
【0015】
図2(c)は、第3の状態を示す斜視図であり、図2(c)においては血液8の測定が完了し、排出ボタン18bを押下することにより、センサ13が装着部12aから排出される状態を示している。
【0016】
図3は、姿勢検出部19とロック手段20の断面図である。姿勢検出部19は、筒体19bと、この筒体19b内に重力方向に自在に摺動する錘19aとで構成されている。ロック手段20は、支点20bで回動自在に設けられたロックレバー20cで形成されており、このロックレバー20cの一端には凸部20aが形成されている。この凸部20aは、排出手段18に設けられた凹部18cへ嵌入可能に設けられている。また、凸部20a側は、バネ20eで凹部18c側に付勢されている。ロックレバー20cの他端20d側は錘19aに当接し、錘19aとは摺動自在に設けられている。
【0017】
血液検査装置11を水平面から垂直方向に起こすにつれて、錘19aは重力で下方に摺動し、錘19aの移動方向の力21aが大きくなる。この力21aがバネ力21bより大きくなると、錘19aは筒体19bの他端19dへ移動し、排出手段18のロックは解除される。
【0018】
図4(a)は、血液検査装置11のロック解除時における部分断面図であり、血液検査装置11の装着部12a側を下方に向けた場合である。この場合、錘19aは重力により、筒体19b内の他方19d側へ移動する。この錘19aの移動により、ロックレバー20cはバネ20eの力に抗して回動し、凸部20aは凹部18cから離脱する。
【0019】
このことにより、排出手段18のロックは解除され、排出手段18の移動は自由となる。即ち、この状態において排出ボタン18bを押下すと、図4(b)に示すように、排出手段18は下方に移動する。そして、この排出手段18に連結された押出し部18aでセンサ13を装着部12aから外す(排出する)ことができる。この場合、センサ13は筐体12の下方に位置することになるので、センサ13は排出時に筐体12に触れることなく自然落下する。即ち、センサ13に付着された血液8で筐体12を汚すことはない。
【0020】
図5(a)は、血液検査装置11の排出禁止時における部分断面図である。即ち、血液検査装置11の装着部12aを上方に向けた場合を示している。この場合、錘19aは重力により、筒体19ba内の一方19c側へ移動する。そうすると、ロックレバー20cはバネ20eの押圧力により排出手段18方向に付勢されているので、この押圧力により、凸部20aは凹部18cへ嵌入する。
【0021】
このようにして、排出手段18はロックされてセンサ13の排出は禁止される。即ち、排出ボタン18bを押下しても排出手段18は移動しないので、図5(b)に示すようにセンサ13は装着部12aから外れることはない。従って、センサ13に付着した血液8で筐体12などを汚すことはない。
【0022】
ここで、排出手段18によるセンサ13の排出禁止(ロック)と、排出許可(ロック解除)の表示について説明する。
【0023】
凹部18cと凸部20aとを導電性部材で形成し、凹部18cと凸部20aが接触したか否かでセンサ13の排出許可、或いは排出禁止を表示部17に表示することが可能である。即ち、凹部18cと凸部20aが接触して電気的導通があれば、センサ13の排出が禁止されている旨を表示部17に表示する。凹部18cと凸部20a間の電気的導通がない場合には、センサ13の排出が許可されている旨を表示部17に表示する。
【0024】
また、凹部18cと凸部20a間の電気的導通に替えて、筒体19bの例えば一方19cに光センサを装着し、この光センサが錘19aを検知するが否かで、センサ13の排出許可か禁止かを表示しても良い。即ち、筒体19bの一方19c側に錘19aを検知すれば、センサ13の排出は禁止であり、筒体19bの一方19bに錘19aが検知できなければ、センサ13の排出は許可されている旨を表示する。
【0025】
この他に、例えば、凹部18cと凸部20aに対応する筐体12の部分を、少なくとも透明にして外部から識別できるようにしても良い。
【0026】
図6は、血液8を点着し血液検査をするためのセンサ13の分解斜視図である。13bは釣鐘型をした板状の絶縁基板であり、この絶縁基板13bの上面には導電体13cが印刷されている。この導電体13cをレーザ光線でスリット13dを形成することにより、絶縁基板13bの円形の頂点から順番に対電極13e、測定電極13f、検知電極13gを形成している。そして、これらの電極13e,13f,13gは、その反対側にある端子13h,13j、13kへ夫々導出されている。
【0027】
13nは、対電極13e、測定電極13f上に載置される試薬であり、グルコースオキシターゼ(GOD)、親水性を得るためのカルボキシメチルセルロース(CMC)、フェリシアン化カリウム等が混合されたものである。
【0028】
13pは、絶縁基板13b及び試薬13nの上に載置される絶縁性のスペーサである。このスペーサ13pの円形頂点から切欠部13qが形成されている。13aは血液導入部であり、切欠部13qの頂部に形成されている。
【0029】
13tは、スペーサ13pの上に載置されるカバーであり、13uは空気孔である。この空気孔13uは、切欠部13qの奥部に設けられている。
以上のように構成されているので、血液8を血液導入部13aに点着すると、この血液8は切欠け部13qの空間による毛細管現象で、対電極13e、測定電極13fを通過して検知電極13g上へ導かれる。血液8が検知電極13gへ導かれることにより、対電極13e、測定電極13fへ血液8が充分到達したことを検知することができる。対電極13e、測定電極13fに到達した血液8は、試薬13nと反応する。その反応結果(電気的な信号)は対電極13eと接続された端子13h、測定電極13fと接続された端子13jに導かれる。
【0030】
図7は、センサ13と、このセンサ13の端子にコンタクトするコネクタ14と、コネクタ14に接続された測定回路部15のブロック図である。コネクタは複数の接続部を有し、図7において、14aは端子13jが接続されるコネクタであり、14bと14cは共に端子13kに接続されるコネクタである。また、14dは端子13hが接続されるコネクタである。
【0031】
コネクタ14cは直接グランドに接続されており、コネクタ14dは電子回路で形成された電子スイッチ15fを介してグランドに接続されている。コネクタ14aは電流/電圧変換器15gの入力に接続されており、その出力はアナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換器と記す)15hを介して演算部15jに接続されている。この演算部15jの出力は、液晶で形成された表示部17に接続されている。
【0032】
15kは制御部であり、この制御部15kの出力は、電子スイッチ15fの制御端子と演算部15jとコネクタ14bと通信部15mの制御端子とに接続されている。また、演算部15jの出力は通信部15mの入力にも接続されている。
【0033】
以上のように構成されたセンサ13と測定回路部15について、以下にその動作を説明する。先ず、初期状態として、制御部15kから出力される信号で電子スイッチ15fをオフにしておく。次に、センサ13を装着部12aに挿入し、コネクタ14とコンタクトさせる。このセンサ13の挿入は、コネクタ14bとコネクタ14cの間に導通があるか否かで検知する。即ち、導通があればセンサ13が装着部12aに挿入されたわけである。センサ13が挿入されると、センサ13の端子13j、13k,13hが測定回路部15のコネクタ14a,14b、14c、14dに接続される。端子13kには、コネクタ14b、14cが共に接続される。
【0034】
この状態において、電子スイッチ15fがオフとなっているので、対電極13e(端子13h)とグランドとの間は非接触状態である。測定電極13f(端子13j)と検知電極13g(端子13k)との間には一定の電圧が電流/電圧変換器15gから印加される。
【0035】
次に、センサ13の血液導入部13aに血液8を点着する。そうするとこの血液8は血液導入部13aから毛細管現象によって吸引され、対電極13e、測定電極13f上を流れ検知電極13gに達する。血液8が検知電極13gに達したことにより、測定電極13fと検知電極13gとの間にも測定可能の血液8が充分供給されたことを認識する。即ち、センサ13に測定可能量の血液8が供給されたこととなり、血糖値の測定を開始することができる。
【0036】
そこで、制御部15kは、電子スイッチ15fをオンにして、対電極13eをグランドに接続する。その後一定時間、電流/電圧変換器15gから測定電極13fへ電圧を供給しないように制御する。この間、対電極13e、測定電極13f上に載置された試薬13nと血液8との反応が進行する。約5秒間の一定時間経過後、電流/電圧変換器15gから測定電極13fと対電極13eとの間に一定の電圧を印加する。このとき、測定電極13fと対電極13eとの間に血液8内のグルコース濃度に比例した電流が生ずる。
【0037】
この電流は、電流/電圧変換器15gによって電圧に変換され、その電圧はA/D変換器15hによってデジタル値に変換される。そしてこの変換されたデジタルデータは、演算部15jに取り込まれる。演算部15jではそのデジタル値から血糖値を算出し、表示部17に表示するとともに、通信部15mに伝達する。通信部15mでは、伝達された血糖値を注射装置に向けて送信する。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明にかかる血液検査装置は、血液センサの排出時において血液で筐体を汚すことはないので、安全な血液検査装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施の形態における血液検査装置の概略断面図
【図2】(a)は同、第1の状態における斜視図、(b)は同第2の状態における斜視図、(c)は同第3の状態における斜視図
【図3】同血液検査装置を構成する姿勢検知部と排出ロック手段の断面図
【図4】(a)は同血液検査装置の排出ロック解除時における部分断面図、(b)は同要部断面図
【図5】(a)は同血液検査装置の排出ロック時における部分断面図、(b)は同要部断面図
【図6】同血液検査装置に挿入するセンサの分解斜視図
【図7】同血液検査装置を構成する測定回路部とその周辺のブロック図
【図8】(a)は従来の血液検査装置の第1の状態における正面図、(b)は同第2の状態における正面図
【図9】同排出操作時の第3の状態における正面図
【符号の説明】
【0040】
11 血液検査装置
12 筐体
12a 装着部
13 センサ
15 測定回路部
17 表示部
18 排出手段
18b 排出ボタン
19 姿勢検知部
20 ロック手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、この筐体に設けられるとともに血液センサが装着される装着部と、前記血液センサに接続される測定回路部と、この測定回路部に接続された表示部と、前記血液センサを排出する排出手段と、この排出手段に連結された排出ボタンとを備え、前記筐体の姿勢を検知する姿勢検知部と、この姿勢検知部からの出力に基づいて前記排出手段の動作をロックするロック手段を設け、前記姿勢検知部において血液センサの排出方向と重力方向との傾きが所定の角度内かどうかを検知し、その出力に基づいて、前記排出手段による前記血液センサの排出を前記ロック手段で禁止または許可することを特徴とする血液検査装置。
【請求項2】
姿勢検知部は、筒状の筒体と、前記筒体内を摺動自在に設けられた錘で構成された請求項1に記載の血液検査装置。
【請求項3】
前記錘は、前記筒体内を重力により移動可能なように構成された請求項2に記載の血液検査装置。
【請求項4】
ロック手段は、錘が筒体内の一方に移動したときは排出手段に形成された凹部に、前記ロック手段に設けられた凸部を嵌入させて前記排出手段の動作を禁止するとともに、前記錘が前記筒体内の他方に移動したときは前記凹部から前記凸部を離脱させて前記排出手段の動作を許可する請求項2に記載の血液検査装置。
【請求項5】
前記姿勢検知部と前記ロック手段は一体化され、前記姿勢検知部に設けられた筒体内を錘が移動する構造になっており、前記ロック手段はロック用の前記凸部を有するロックレバーと、前記ロックレバーを付勢しているバネを有し、前記錘と前記ロックレバーが一部の範囲または全部の範囲で当接するように配置され、前記錘の移動に連動して前記ロックレバーが回動する請求項1から4のいずれかに記載の血液検査装置。
【請求項6】
前記所定の角度は、±90度以内である請求項1に記載の血液検査装置。
【請求項7】
好ましくは、前記所定の角度は、±60度以内である請求項1に記載の血液検査装置。
【請求項8】
さらに、好ましくは、前記所定の角度は、±45度以内である請求項1に記載の血液検査装置。
【請求項9】
排出手段による血液センサの排出の禁止、或いは許可を表示部に表示する請求項1に記載の血液検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−63577(P2010−63577A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−231730(P2008−231730)
【出願日】平成20年9月10日(2008.9.10)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】