説明

表示装置、表示処理方法、およびプログラム

【課題】表示装置、表示処理方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】ネットワーク上の情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて表示画面を生成する表示処理部と、前記ネットワーク上の所定のアドレスを記憶する記憶部と、前記取得部により取得された情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には前記表示処理部を第1の画質モードで動作させ、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には前記表示処理部を第2の画質モードで動作させる制御部と、を備える表示装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示処理方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近日、ネットワーク上のWeb(World Wide Web)ページを表示するPC(Personal Computer)やテレビジョンなどの表示装置が普及している。Webページには、文字や静止画を主体になっているページ、および動画が主体になっているページが存在する。
【0003】
このため、表示装置は、静止画用の画質モードおよび動画用の画質モードの双方で動作可能に設計されている。ユーザは、静止画を視聴する場合には静止画用の画質モードを選択し、動画を視聴する場合には動画用の画質モードを選択することにより、好適な画質で視聴することができた。
【0004】
なお、従来は、ネットワーク上のWebページの多くが文字や静止画が主体であった。また、表示装置において再生される動画の多くは、放送コンテンツやパッケージコンテンツであった。このため、表示装置に複数の画質モードが用意されているものの、ユーザが静止画用の画質モードから動画用の画質モードに切替える機会は限定的であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、近日、動画を主体とするWebページが増加し、ユーザが当該Webページを視聴する機会も増加している。また、ユーザが同一のWebページを長時間にわたって視聴し続ける場合は少ないため、ユーザが視聴するWebページは、文字や静止画を主体とするページ、および動画を主体とするページとで頻繁に切替えられる傾向にある。その結果、Webページの切替と共に画質モードの切替操作をユーザに強いることになるため、ユーザにとって不便であるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザによる画質モードの切替操作なしに画質モードを切替えることが可能な、新規かつ改良された表示装置、表示処理方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ネットワーク上の情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて表示画面を生成する表示処理部と、前記ネットワーク上の所定のアドレスを記憶する記憶部と、前記取得部により取得された情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には前記表示処理部を第1の画質モードで動作させ、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には前記表示処理部を第2の画質モードで動作させる制御部と、を備える表示装置が提供される。
【0008】
前記第1の画質モードは動画用の画質モードであり、前記第2の画質モードは静止画用の画質モードであってもよい。
【0009】
前記制御部は、ユーザ操作に基づき、前記取得部により現在取得されている情報のネットワーク上のアドレスを前記記憶部に記録してもよい。
【0010】
前記ユーザ操作は、前記第2の画質モードから前記第1の画質モードへの画質モードの変更操作であってもよい。
【0011】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、記憶媒体にネットワーク上の所定のアドレスを記録するステップと、前記ネットワーク上の情報を取得するステップと、前記情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には第1の画質モードを選択し、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には第2の画質モードを選択するステップと、選択されたが画質モードで前記情報に基づいて表示画面を生成するステップと、含む表示処理方法が提供される。
【0012】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、ネットワーク上の情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて表示画面を生成する表示処理部と、前記ネットワーク上の所定のアドレスを記憶する記憶部と、前記取得部により取得された情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には前記表示処理部を第1の画質モードで動作させ、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には前記表示処理部を第2の画質モードで動作させる制御部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように本発明にかかる表示装置、表示処理方法、およびプログラムによれば、ユーザによる画質モードの切替操作なしに画質モードを切替えることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0015】
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
1.Webページ視聴システムの概要
2.表示装置の構成
3.表示装置の動作
4.まとめ、および補足
【0016】
<1.Webページ視聴システムの概要>
まず、図1を参照し、本発明の一実施形態にかかるWebページ視聴システム1について概略的に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態にかかるWebページ視聴システム1の構成を示した説明図である。図1に示したように、本実施形態にかかるWebページ視聴システム1は、ネットワーク12と、表示装置20と、リモートコントローラ22と、を備える。
【0018】
ネットワーク12は、複数のノード、および複数のノードにより送受信される情報の有線、または無線の伝送路を含む。例えば、ネットワーク12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網であってもよい。また、ネットワーク12は、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)であってもよい。さらに、ネットワーク12は、IP−VPN(Internt Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
【0019】
また、ノードには、文字データ、静止画データ、および動画データなどの情報が記憶されている。また、情報の所在にはアドレスが割当てられており、外部装置は当該アドレスにアクセスすることにより情報を取得することができる。なお、当該情報を以下ではWebページと称する。
【0020】
リモートコントローラ22は、ユーザ操作を受け付け、ユーザ操作を示す信号を表示装置20へ送信する。例えば、リモートコントローラ22は、ユーザによる操作ボタンの押圧、空間上の動きなどをユーザ操作として受け付けてもよい。
【0021】
表示装置20は、リモートコントローラ22から受信した信号に基づいてネットワーク12上からWebページを取得し、画面表示および音声出力を行なう。なお、図1においては、表示装置20の一例としてテレビジョンを示しているが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、表示装置20は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、PDA(Personal Digital Assistants)、家庭用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。また、表示装置20は、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器などの情報処理装置であってもよい。
【0022】
このような表示装置20は、静止画用の画質モードおよび動画用の画質モードの双方で動作可能である。表示装置20は、静止画を主体とするWebページには静止画用の画質モードを適用し、動画を主体とするWebページには動画用の画質モードを適用することにより、より好適な表示を行なうことが可能である。
【0023】
ここで、表示装置20に適用させる画質モードをユーザが選択する方法も考えられる。しかし、近日、動画を主体とするWebページが増加し、ユーザが当該Webページを視聴する機会も増加している。また、ユーザが同一のWebページを長時間にわたって視聴し続ける場合は少ないため、ユーザが視聴するWebページは、文字や静止画を主体とするページ、および動画を主体とするページとで頻繁に切替えられる傾向にある。その結果、Webページの切替と共に画質モードの切替操作をユーザに強いることになるため、ユーザにとって不便であるという問題があった。
【0024】
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態にかかる表示装置20を創作するに至った。本実施形態にかかる表示装置20によれば、ユーザによる画質モードの切替操作なしに画質モードを切替えることが可能である。以下、このような表示装置20について、図2〜図5を参照して詳細に説明する。
【0025】
<2.表示装置の構成>
図2は、本実施形態にかかる表示装置20の構成を示した機能ブロック図である。図2に示したように、表示装置20は、受光部216と、制御部220と、LAN接続部224と、ブラウザ部228と、音声処理部232と、音声出力部236と、表示処理部240と、表示出力部244と、メモリ248と、を備える。
【0026】
受光部216は、ユーザによる操作内容を示す信号をリモートコントローラ22から受信し、制御部220が解釈可能な信号に変換して制御部220へ出力する。なお、リモートコントローラ22から送信される信号は、赤外線信号であっても無線信号であってもよい。また、表示装置20には、直接ユーザ操作を受け付ける操作部が設けられていてもよい。
【0027】
制御部220は、受光部216から入力される信号に基づいて、表示装置20の動作全般を制御する。例えば、制御部220は、受光部216から入力される信号においてアドレスが指定されている場合、当該アドレスに配されているWebページをブラウザ部228に取得させる。なお、ユーザは、表示出力部244に表示されているソフトウェアキーボードのようなGUIにおいて、リモートコントローラ22のボタンを操作することによりアドレスを入力し、所定のボタンの押圧により当該アドレスを決定してもよい。
【0028】
また、制御部220は、表示処理部240に動画を表示するために最適な動画用の画質モード(第1の画質モード)で動作させるか、静止画や文字などを表示するために最適な静止画用の画質モード(第2の画質モード)で動作させるかを切替える。当該切替は、ユーザがGUIメニューにおいて指示することも可能であるが、後述するように、制御部220が自動的に行なうことも可能である。
【0029】
LAN接続部224はネットワーク12と例えばLANケーブルで接続されており、ブラウザ部228は、ユーザにより指定されたアドレスに対応するWebサーバにアクセスしてWebページを取得する取得部としての機能を有する。
【0030】
音声処理部232は、ブラウザ部228により取得されたWebページに含まれる音声データを復号または復調し、音声出力部236は、音声処理部232により復号または復調された音声データを音声として出力する。なお、音声出力部236は、スピーカであっても、イヤホンであっても、人体を媒体にして聴覚に到達する信号を出力してもよい。
【0031】
表示処理部240は、ブラウザ部228により取得されたWebページに含まれる表示データを信号処理し、表示出力部244は、表示処理部240により信号処理された表示データを表示する。なお、表示処理部240は、制御部220による制御に従い、表示データを動画用の画質モードで信号処理することも、静止画用の画質モードで信号処理することも可能である。また、表示出力部244としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などがあげられる。
【0032】
メモリ248(記憶部)は、動画用の画質モードで表示処理部240が動作するために必要なデータ、静止画用の画質モードで表示処理部240が動作するために必要なデータ、およびアドレスが記憶されている。制御部220は、表示処理部240を動画用の画質モードで動作させる場合、メモリ248から動画用の画質モードのために必要なデータ(動画用の画質データ)を読み出して表示処理部240へ供給する。同様に、制御部220は、表示処理部240を静止画用の画質モードで動作させる場合、メモリ248から静止画用の画質モードのために必要なデータ(静止画用の画質データ)を読み出して表示処理部240へ供給する。なお、このようなメモリ248は、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ディスク、およびMO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。不揮発性メモリとしては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)があげられる。また、磁気ディスクとしては、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどがあげられる。また、光ディスクとしては、CD(Compact Disc、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などがあげられる。
【0033】
上述のようにメモリ248に記憶されているアドレスは、制御部220が、表示処理部240を動画用の画質モード、または静止画用の画質モードのいずれかで動作させるかを判断するために用いられる。具体的には、メモリ248に記憶されているアドレスは、動画を主体とするWebページのアドレスとして扱われる。このため、制御部220は、ユーザによりアクセスを指定されたWebページのアドレスが、メモリ248に記憶されているアドレスに含まれる場合、表示処理部240を動画用の画質モードで動作させると判断する。一方、制御部220は、ユーザによりアクセスを指定されたWebページのアドレスが、メモリ248に記憶されているアドレスに含まれない場合、表示処理部240を静止画用の画質モードで動作させると判断する。
【0034】
また、制御部220は、図3に示すアドレス登録画面において、ユーザ操作に基づいてメモリ248に新たなアドレスを記録することができる。
【0035】
図3は、アドレス登録画面の一例を示した説明図である。制御部220は、図3に示したアドレス登録画面において、現在または直近にブラウザ部228により取得されたWebページが動画を主体としているためにユーザにより「Yes」が選択された場合、当該Webページのアドレスをメモリ248へ記録する。その結果、表示装置20が次回当該Webページを取得したとき、制御部220が自動的に表示処理部240を動画用の画質モードで動作させることが可能となるため、ユーザの利便性を向上することができる。
【0036】
なお、図3にはアドレス登録画面におけるユーザ操作に基づいてアドレスが登録される例を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、表示出力部244が、Webページの表示画面と併せてアイコンを表示し、制御部220は、当該アイコンがユーザにより選択された場合に表示中のWebページのアドレスをメモリ248に記録してもよい。
【0037】
また、図4は、画質モードの選択画面の一例を示した説明図である。制御部220は、図4に示した画質モードの選択画面において、ユーザにより静止画用の画質モードから動画用の画質モードに変更された場合、現在または直近にブラウザ部228により取得されたWebページのアドレスをメモリ248へ記録してもよい。かかる構成によれば、ユーザが別途にWebページのアドレス登録を指示する必要が無くなるため、ユーザの利便性を向上することができる。
【0038】
<3.表示装置の動作>
以上、図2〜図4を参照して本実施形態にかかる表示装置20の構成について説明した。続いて、図5を参照し、本実施形態にかかる表示装置20において実行される表示処理方法について説明する。
【0039】
図5は、本実施形態にかかる表示装置20において実行される表示処理方法の流れを示したフローチャートである。まず、図5に示したように、表示装置20のブラウザ部228は、ユーザにより指定されたアドレスに配置されているWebページのデータをLAN接続部224を介してネットワーク12から取得する(S304)。続いて、制御部220が、ユーザにより指定されたアドレスがメモリ248に記憶されているか否かを判断する(S308)。
【0040】
そして、制御部220は、ユーザにより指定されたアドレスがメモリ248に記憶されている場合、メモリ248から動画用の画質モードのためのデータを読出し、表示処理部240へ出力する。このため、ブラウザ部228により取得されたWebページに含まれる表示データを表示処理部240が動画用の画質モードで信号処理して表示画面を生成し、当該表示画面を表示出力部244が表示する(S312)。
【0041】
一方、制御部220は、ユーザにより指定されたアドレスがメモリ248に記憶されていない場合、メモリ248から静止画用の画質モードのためのデータを読出し、表示処理部240へ出力する。このため、ブラウザ部228により取得されたWebページに含まれる表示データを表示処理部240が静止画用の画質モードで信号処理して表示画面を生成し、当該表示画面を表示出力部244が表示する(S316)。そして、制御部220は、ユーザによりアドレス登録のための操作が行なわれた場合、現在表示中のWebページのアドレスをメモリ248に記録する(S324)。
【0042】
<4.まとめ、および補足>
以上説明したように、本実施形態にかかる表示装置20は、ユーザにより指定されたアドレスがメモリ248に記憶されている場合には動画用の画質モードで動作し、記憶されていない場合には静止画用の画質モードで動作することができる。すなわち、本実施形態にかかる表示装置20は、ユーザによる画質モードの切替操作なしに画質モードを切替えることが可能である。
【0043】
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0044】
例えば、上記では、メモリ248に動画を主体とするWebページのアドレスを記録する例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。変形例として、メモリ248に静止画を主体とするWebページのアドレスを記録してもよい。この場合、制御部220は、ユーザによりアクセスを指定されたWebページのアドレスが、メモリ248に記憶されているアドレスに含まれる場合、表示処理部240を静止画用の画質モードで動作させる。一方、制御部220は、ユーザによりアクセスを指定されたWebページのアドレスが、メモリ248に記憶されているアドレスに含まれない場合、表示処理部240を動画用の画質モードで動作させる。
【0045】
例えば、本明細書の表示装置20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、表示装置20の処理における各ステップは、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)を含んでもよい。
【0046】
また、表示装置20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した表示装置20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。また、図2の機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施形態にかかるWebページ視聴システム1の構成を示した説明図である。
【図2】本実施形態にかかる表示装置20の構成を示した機能ブロック図である。
【図3】アドレス登録画面の一例を示した説明図である。
【図4】画質モードの選択画面の一例を示した説明図である。
【図5】本実施形態にかかる表示装置20において実行される表示処理方法の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0048】
12 ネットワーク
20 表示装置
22 リモートコントローラ
216 受光部
220 制御部
228 ブラウザ部
240 表示処理部
244 表示出力部
248 メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク上の情報を取得する取得部と;
前記取得部により取得された情報に基づいて表示画面を生成する表示処理部と;
前記ネットワーク上の所定のアドレスを記憶する記憶部と;
前記取得部により取得された情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には前記表示処理部を第1の画質モードで動作させ、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には前記表示処理部を第2の画質モードで動作させる制御部と;
を備える、表示装置。
【請求項2】
前記第1の画質モードは動画用の画質モードであり、前記第2の画質モードは静止画用の画質モードである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、ユーザ操作に基づき、前記取得部により現在取得されている情報のネットワーク上のアドレスを前記記憶部に記録する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ユーザ操作は、前記第2の画質モードから前記第1の画質モードへの画質モードの変更操作である、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
記憶媒体にネットワーク上の所定のアドレスを記録するステップと;
前記ネットワーク上の情報を取得するステップと;
前記情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には第1の画質モードを選択し、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には第2の画質モードを選択するステップと;
選択されたが画質モードで前記情報に基づいて表示画面を生成するステップと;
を含む、表示処理方法。
【請求項6】
コンピュータを、
ネットワーク上の情報を取得する取得部と;
前記取得部により取得された情報に基づいて表示画面を生成する表示処理部と;
前記ネットワーク上の所定のアドレスを記憶する記憶部と;
前記取得部により取得された情報のネットワーク上のアドレスが、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれる場合には前記表示処理部を第1の画質モードで動作させ、前記記憶部に記憶されているアドレスに含まれない場合には前記表示処理部を第2の画質モードで動作させる制御部と;
として機能させるための、プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−130203(P2010−130203A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−301237(P2008−301237)
【出願日】平成20年11月26日(2008.11.26)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】