説明

表示装置

【課題】作業者が次のピッキング作業までの待ち時間を知ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】ピッキング設備1の表示装置31は、棚本体4に固着した装置本体32を備える。装置本体32には、作業者Aに対して次のピッキング作業までの待ち時間を表示する待ち時間表示手段33を設ける。待ち時間表示手段33は、待ち時間の長さに応じて決まった複数の異なる色によって待ち時間を表示する。装置本体32には、作業者Aに対して次に取り出す物品を保管中の保管エリアを表示する保管エリア表示手段34を待ち時間表示手段33の近傍に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が次のピッキング作業までの待ち時間を知ることができる表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばピッキング設備に用いられピッキング作業をする作業者から見える位置に設置される表示装置として、下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
この従来の表示装置は、作業者に対して次に取り出す物品が保管されている保管部を記号表示札の記号で表示する記号表示手段と、作業者に対して次に取り出す物品の数量を数値で表示する数量表示手段と、これら記号表示手段および数量表示手段の表示の更新を指示する操作手段とを備えている。
【特許文献1】特開平9−136706号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の表示装置は、次に取り出す物品が保管されている保管部とその取り出す物品の数量とを表示するものに過ぎないため、次のピッキング作業までの待ち時間があったとしても、作業者はその待ち時間を知ることができない。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業者が次のピッキング作業までの待ち時間を知ることができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の表示装置は、ピッキング設備に用いられ、ピッキング作業をする作業者から見える位置に設置される表示装置であって、装置本体と、この装置本体に設けられ、作業者に対して次のピッキング作業までの待ち時間を表示する待ち時間表示手段とを備えるものである。
【0007】
請求項2記載の表示装置は、請求項1記載の表示装置において、待ち時間表示手段は、待ち時間の長さに応じて決められた複数の異なる色によって待ち時間を表示するものである。
【0008】
請求項3記載の表示装置は、請求項1または2記載の表示装置において、装置本体に待ち時間表示手段の近傍に位置するように設けられ、作業者に対して次に取り出す物品が保管されている保管エリアを表示する保管エリア表示手段を備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に係る発明によれば、作業者に対して次のピッキング作業までの待ち時間を表示する待ち時間表示手段を備えるため、作業者は、その待ち時間表示手段を見ることにより、次のピッキング作業までの待ち時間を知ることができ、例えば待ち時間を利用してごみの回収作業や他の作業者の応援業務等ができる。
【0010】
請求項2に係る発明によれば、待ち時間表示手段は待ち時間の長さに応じて決められた複数の異なる色によって待ち時間を表示するため、数値によって待ち時間を表示する構成に比べて、作業者は、待ち時間を瞬時に間違いなく知ることができる。
【0011】
請求項3に係る発明によれば、保管エリア表示手段が待ち時間表示手段の近傍に位置するため、作業者は、待ち時間表示手段および保管エリア表示手段の両方を同時に見ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1および図2において、1はピッキング設備で、このピッキング設備1は、例えばピッキング対象物である食品等の物品(商品)Wが上面開口状の収納容器W1に1個または複数個収納された状態で保管される保管装置2を備えている。
【0014】
保管装置2は、上下方向である縦方向および左右水平方向である横方向に並んで位置する複数の保管部(物品収納空間)3を有している。すなわち例えば保管装置2は、連なった複数のピッキング棚等にて構成されたもので、棚本体4を備え、この棚本体4に物品Wが収納容器W1に収納された状態で保管される前後方向長手状の保管部3が複数列かつ複数段に形成されている。
【0015】
各保管部3の底面に沿って保管部3の取り出し用の間口である前面開口に向って下り傾斜する傾斜状のフリーローラコンベヤ(図示せず)が配設され、このフリーローラコンベヤ上に複数の収納容器W1が一列に並んで状態に載置される。フリーローラコンベヤの搬送終端側には、先頭の収納容器W1と当接して保管中の収納容器W1の前方への移動を規制するストッパ部5が設けられている。そして、物品Wが取り出されて空になった先頭の収納容器W1を保管部3から除去すると、後続の収納容器W1は自重でフリーローラコンベヤ上を前方向へ移動する。物品Wが収納された収納容器W1は、保管部3へこの保管部3の供給口である後面開口から自動供給装置(図示せず)によって供給される。
【0016】
また、作業者Aに対して次に取り出す物品Wが保管されている保管部2を指示する保管部指示用の保管側ランプ(光源)7が各保管部3ごとに設けられている。各保管側ランプ7は、例えば発光ダイオード等で、棚本体4のストッパ部5の前面側に取り付けられている。
【0017】
また一方、ピッキング設備1は、保管装置2と作業スペースSを介して離間対向して位置し保管部3からオーダ情報に応じて取り出された物品Wが載置されこの載置された物品Wを一時的に待機させた後に搬送投入する複数の投入装置11と、これら複数の投入装置11からの物品Wを受け入れこの受け入れた物品Wをオーダ情報に対応するオーダ単位で搬送する1つのオーダ単位搬送装置12とを備えている。
【0018】
複数の投入装置11は、オーダ単位搬送装置12の側方位置にこのオーダ単位搬送装置12の搬送方向に沿って水平状に並設され、各投入装置11は、縦方向に並んで位置する縦1列の保管部3ごとに1つずつ設けられている。つまり、縦1列(例えば4つ)の保管部3と1つの投入装置11とが1対1の関係にあり、縦1列の保管部3と1つの投入装置11とにて、1つのユニット10が構成されている。
【0019】
そして、ピッキング設備1では、作業スペースSでピッキング作業をする各作業者Aに対して、任意の数のユニット10が受け持ちゾーンZとして設定可能となっている。例えば図1に示す1人の作業者Aに対しては、複数、例えば4つのユニット10からなる受け持ちゾーン(ピッキングゾーン)Zが設定され、作業者Aは、ピッキング指示に基づき、4列4段(合計16)の保管部3から物品Wを取り出し、4つの投入装置11上に載置する。
【0020】
各投入装置11は、例えばランプ内蔵駆動コンベヤ等にて構成されたもので、保管装置2の保管部3から取り出された物品Wが直接載置されこの載置された物品Wを一時的に待機させた後にオーダ単位搬送装置12上へ搬送投入する水平な搬送面15を上面に有する装置本体16と、この装置本体16の搬送面15の一部または全部を光らせる投入装置指示用の投入側ランプ(光源)17とを有している。
【0021】
装置本体16は、物品Wを搬送する無端状の透光性搬送体18を有し、この透光性搬送体18は、コンベヤフレーム19にて支持された複数のローラ20に回行可能に掛け渡され、モータ等の駆動源(図示せず)からの動力で回行して物品Wをオーダ単位搬送装置12の搬送方向に対して直交する方向へ搬送する。透光性搬送体18は、例えば多数の孔を有する網目状部材にて構成され、この透光性搬送体18の上側の往路面部の上面が搬送面15となっている。投入側ランプ17が点灯すると、透光性搬送体18の搬送面15に形成された孔(搬送面15の一部)から光が放射され、この光によって物品Wを載置する投入装置11が指示されるとともに搬送面15上に物品載置位置が指示される。各透光性搬送体18の内部、つまり透光性搬送体18の上側の往路面部とこの往路面部と離間対向する下側の復路面部との間に光を放つ光源である投入側ランプ17が配設されており、この投入側ランプ17は例えば発光ダイオード等である。
【0022】
なお、作業スペースSでピッキング作業をする作業者Aに対して次に取り出す物品Wが保管されている保管部3を指示する保管側ランプ7、保管部3から取り出した物品Wを載置する投入装置11を指示する投入側ランプ17、およびこれらランプ7,17を制御するランプを制御する制御手段等にて、オーダ情報に応じた所望のピッキング指示を出す指示手段21が構成されている。
【0023】
また、オーダ単位搬送装置12は、例えばオーダ単位の物品Wを搬送面23上に直接載せた状態で、水平な搬送方向(図2中、下方向)に搬送しながらセンターリングする構成になっている。このオーダ単位搬送装置12は、物品Wを搬送する無端状の搬送体24を有し、この搬送体24は、コンベヤフレームにて支持された複数のローラに回行可能に掛け渡され、モータ等の駆動源(図示せず)からの動力で常時一定速度で回行して物品Wを搬送する。
【0024】
なお、オーダ単位搬送装置12の搬送面23は、オーダ情報に対応して搬送方向に並んだ複数のオーダ単位ゾーンで構成されている。
【0025】
また、ピッキング設備1は、作業スペースSでピッキング作業をする作業者Aから見える位置に各作業者Aごとつまり受け持ちゾーンZごとに設置された表示装置31を備えている。各表示装置31は、作業者Aの目の高さと略同じ高さの位置に設置されている。
【0026】
そして、各表示装置31は、図1および図3に示されるように、保管装置2の棚本体4の上部に取り付けられた装置本体32と、装置本体32に設けられ作業者Aに対して次のピッキング作業までの待ち時間をこの待ち時間の長さに応じて予め決められた複数の異なる色によって表示する待ち時間表示手段(待ち時間ランプ)33と、装置本体32に待ち時間表示手段33の近傍に位置するように設けられ作業者Aに対して次に取り出す物品Wが保管されている保管エリアEを表示する保管エリア表示手段(ポジションランプ)34とを備えている。
【0027】
なお、ここでいう待ち時間は、例えば指示手段21から一のピッキング指示が出された後、指示手段21から次の他のピッキング指示が出されるまでの時間である。また、ここでいう各保管エリアEは、例えば1人の作業者Aが担当する受け持ちゾーンZの保管部3を構成するもので、上下左右4つの保管エリアEにて1つの受け持ちゾーンZの保管部3が構成されている。
【0028】
待ち時間表示手段33は、例えば円形状の1つの待ち時間用色表示部36にて構成されている。この待ち時間用色表示部36は、待ち時間の長さに応じて予め決められた異なる3色(例えば緑、青、赤)で待ち時間を表示するもので、3種類の発光ダイオード、すなわち例えば緑色の光を放つ緑色発光ダイオード37、青色の光を放つ青色発光ダイオード38および赤色の光を放つ赤色発光ダイオード39を内部に有し、各発光ダイオード37,38,39はこの各発光ダイオード37,38,39の点灯および消灯を制御する制御手段(図示せず)に電気的に接続されている。
【0029】
そして、待ち時間用色表示部36は、例えば待ち時間が20秒以上の場合(例えば投入するオーダ単位ゾーンが4ゾーン以上先の場合)には緑色発光ダイオード37の光により緑色に点灯し、待ち時間が1〜19秒の場合(例えば投入するオーダ単位ゾーンが3〜1ゾーン先の場合)には青色発光ダイオード38の光により青色に点灯し、待ち時間が0秒の場合は赤色発光ダイオード39の光により赤色に点灯する。作業者Aは、待ち時間の長さに応じて色が順次変化する待ち時間用色表示部36の色(緑、青、赤)によって待ち時間を知ることが可能となる。
【0030】
保管エリア表示手段34は、例えばそれぞれが四角形状をなす上下左右4つのエリア用表示部41にて構成されている。これら4つのエリア用表示部41は4つの保管エリアEの位置に対応して配列されており、各エリア用表示部41は、赤色の光を放つ赤色発光ダイオード42を内部に有し、各赤色発光ダイオード42はこの各赤色発光ダイオード42の点灯および消灯を制御する制御手段(図示せず)に電気的に接続されている。
【0031】
そして、各エリア用表示部41は、対応する保管エリアE内の保管部3に作業者Aが次に取り出す物品Wが保管されている場合に、赤色発光ダイオード42の光により赤色に点灯する。すなわち例えば図3に示されるように、4つの保管エリアE中の、上部左側の保管エリアE内の1つの保管部3に、作業者Aが次に取り出す物品Wが保管されている場合には、対応する1つのエリア用表示部41が赤色に点灯するとともに、その保管部3に対応する保管側ランプ7が点灯する。
【0032】
次に、上記ピッキング設備1の作用等について説明する。
【0033】
作業者Aは、表示装置31の保管エリア表示手段34のエリア用表示部41を見て、次に取り出す物品Wが保管されている保管エリアEを知った後、その保管エリアE内で、点灯している保管側ランプ7に対応する保管部3から、物品Wを取り出す。なお、図示しない取出検出手段にて、物品Wが取り出されたことが検出される。
【0034】
次いで、作業者Aは、物品Wを持ったまま、投入装置11側に振り向いた後、自分が担当する受け持ちゾーンZの4つの投入装置11中の、投入側ランプ17の点灯によって搬送面15の一部が光った1つの投入装置11上に、その物品Wを載置し、その物品Wで搬送面15の光った光放射部分の全体または一部を覆う。
【0035】
そして、物品Wがその投入装置11の搬送面15上に載置されたことが図示しない載置検出手段にて検出されると、点灯していた保管側ランプ7および投入側ランプ17が消灯し、次のピッキング指示に基づく保管側ランプ7および投入側ランプ17が点灯することとなる。
【0036】
ここで、例えば4つの投入装置11のすべてに物品Wが載置され、オーダ単位搬送装置12の搬送面23上の投入すべきオーダ単位ゾーンが来るのを待つ場合、指示手段21から次のピッキング指示は出力されず、表示装置31の待ち時間表示手段33の待ち時間用色表示部36によって待ち時間が表示される。
【0037】
例えば次のピッキング指示が出るまでの待ち時間が20秒以上ある場合、待ち時間用色表示部36は緑色に点灯し、その後、時間が経過すると、待ち時間用色表示部36は青色に変わり、遂に待ち時間がゼロになると赤色に変わり、同時にピッキング指示が出力されて保管側ランプ7および投入側ランプ17が点灯しかつ対応するエリア用表示部41が点灯する。
【0038】
なお、待ち時間がゼロになると、待ち時間用色表示部36およびエリア用表示部41が同じ赤色で点灯するため、この赤色の表示は作業者Aに対してピッキング作業の開始を促すことになる。
【0039】
このように、ピッキング設備1の表示装置31によれば、作業者Aに対して次のピッキング作業までの待ち時間を表示する待ち時間表示手段33を備えるため、作業者Aは、その待ち時間表示手段33を見ることにより、次のピッキング作業までの待ち時間を知ることができ、例えば待ち時間を利用して、作業スペースSで発生したごみの回収作業や、隣接する受け持ちゾーンZで作業する他の作業者Aの応援業務等ができ、よって全体の作業効率を高めることができる。
【0040】
また、待ち時間表示手段33は待ち時間の長さに応じて決められた複数の異なる色によって待ち時間を表示するため、数値によって待ち時間を表示する構成に比べて、待ち時間の表示が明確で認識しやすく、作業者Aは、待ち時間表示手段33を一見するだけで、待ち時間を瞬時に間違いなく知ることができる。
【0041】
さらに、保管エリア表示手段34が待ち時間表示手段33の近傍に位置するため、作業者Aは、保管エリア表示手段34を見るワンアクションで、待ち時間表示手段33および保管エリア表示手段34の両方を同時に見ることができる。
【0042】
また、作業者Aは、保管エリア表示手段34を見ることにより、次に取り出す物品Wが保管されている保管部3を容易に見付けることができ、効率的にピッキング作業ができる。
【0043】
なお、上記実施の形態では、待ち時間表示手段33を1つの待ち時間用色表示部36にて構成した場合について説明したが、待ち時間表示手段33を複数の待ち時間用表示部で構成してもよい。例えば図4に示す表示装置31では、待ち時間表示手段33が2つの待ち時間用表示部51,52にて構成されている。そして、例えば一方の待ち時間用表示部51は待ち時間が20秒以上の場合に青色に点灯し、待ち時間用表示部52は待ち時間が1〜19秒の場合に赤色に点灯する。
【0044】
待ち時間用表示部51,52は、待ち時間に入る直前のピッキング指示に基づき物品Wが投入装置11上に載置されたことが載置検出手段にて検出された後、所定時間だけ点灯する構成でもよく、また待ち時間の長さに応じて順次点灯する構成でもよい。
【0045】
また、例えば待ち時間表示手段33の待ち時間用色表示部36は、投入するオーダ単位ゾーンが残り1ゾーンになった時点で青色発光ダイオード38が点滅する構成でもよく、また1ゾーンの接近ごとに色が変化する構成等でもよい。
【0046】
さらに、待ち時間表示手段33に連動して作動するブザー等の音発生手段を装置本体32に設けるようにしてもよい。
【0047】
また、待ち時間表示手段33は、待ち時間を数値で表示するようにしてもよい。
【0048】
さらに、保管エリア表示手段34は、光源からの光によって作業者Aの足元のうち取り出し要求のある保管エリアに対応する位置を照射して、次に取り出す物品Wが保管されている保管エリアを表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施の形態に係る表示装置を備えたピッキング設備の概略側面図である。
【図2】同上ピッキング設備の概略平面図である。
【図3】同上表示装置および保管エリアを示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る表示装置を示す正面図である。
【符号の説明】
【0050】
1 ピッキング設備
31 表示装置
32 装置本体
33 待ち時間表示手段
34 保管エリア表示手段
A 作業者
E 保管エリア
W 物品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピッキング設備に用いられ、ピッキング作業をする作業者から見える位置に設置される表示装置であって、
装置本体と、
この装置本体に設けられ、作業者に対して次のピッキング作業までの待ち時間を表示する待ち時間表示手段と
を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
待ち時間表示手段は、待ち時間の長さに応じて決められた複数の異なる色によって待ち時間を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
装置本体に待ち時間表示手段の近傍に位置するように設けられ、作業者に対して次に取り出す物品が保管されている保管エリアを表示する保管エリア表示手段を備える
ことを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2009−107789(P2009−107789A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−282592(P2007−282592)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【出願人】(000103426)オークラ輸送機株式会社 (84)
【Fターム(参考)】