視覚処理装置、視覚処理方法、視覚処理プログラム、集積回路、表示装置、撮影装置および携帯情報端末
【課題】実現される視覚処理に依存しないハード構成を有する視覚処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】視覚処理装置1は、空間処理部2と、視覚処理部3とを備えている。空間処理部2は、入力された入力信号ISに対して所定の処理を行い、アンシャープ信号USを出力する。視覚処理部3は、入力された入力信号ISおよびアンシャープ信号USと視覚処理された入力信号ISである出力信号OSとの関係を与える2次元LUT4に基づいて、出力信号OSを出力する。
【解決手段】視覚処理装置1は、空間処理部2と、視覚処理部3とを備えている。空間処理部2は、入力された入力信号ISに対して所定の処理を行い、アンシャープ信号USを出力する。視覚処理部3は、入力された入力信号ISおよびアンシャープ信号USと視覚処理された入力信号ISである出力信号OSとの関係を与える2次元LUT4に基づいて、出力信号OSを出力する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理部と、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理部を備え、
前記視覚処理部は、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
2次元のLUT(ルックアップテーブル)にプロファイルデータとして保持する、
視覚処理装置。
【請求項2】
前記変換関係は、入力された画像信号と処理信号とが同じレベルである場合に、該画素信号と出力信号とが比例となる関係である、
請求項1に記載の視覚処理装置。
【請求項3】
前記変換関係は、画像の明るさを変換しない関係である、
請求項1に記載の視覚処理装置。
【請求項4】
前記変換関係は、入力された処理信号のレベルに対する前記画像信号のレベルの比を拡大したものを前記出力信号とする変換関係である、
請求項1から3のいずれかに記載の視覚処理装置。
【請求項5】
前記変換関係は、入力された前記画像信号のレベルが処理信号のレベルより大きい場合、該処理信号のレベルに対する該画素信号のレベルの比に対して、前記処理信号のレベルに対する前記出力信号のレベルの比が大きい関係である、
請求項1から3に記載の視覚処理装置。
【請求項6】
前記変換関係は、前記処理信号のレベルを固定した場合、出力信号が入力された画素信号に対して下に凸となる関係である、
請求項2または3に記載の視覚処理装置。
【請求項7】
前記視覚処理部は、
前記2次元のLUTの一部に、前記変換関係による前記出力信号の値を修正した近似値保持する、
請求項1から6のいずれかに記載の視覚処理装置。
【請求項8】
前記近似値は、前記プロファイルデータのうち、前記入力信号の値が大きく前記処理信号の値が小さいに部分に設定される、
請求項7に記載の視覚処理装置。
【請求項9】
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理ステップと、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理ステップとを含み、
前記視覚処理ステップは、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
プロファイルデータとして保持された2次元のLUT(ルックアップテーブル)を用いて出力する、
視覚処理方法。
【請求項10】
画像出力装置で用いられるプロセッサであって、
前記プロセッサは、
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理ステップと、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理ステップとを実行し、
前記視覚処理ステップは、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
プロファイルデータとして保持された2次元のLUT(ルックアップテーブル)を用いて実行される、
プロセッサ。
【請求項1】
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理部と、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理部を備え、
前記視覚処理部は、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
2次元のLUT(ルックアップテーブル)にプロファイルデータとして保持する、
視覚処理装置。
【請求項2】
前記変換関係は、入力された画像信号と処理信号とが同じレベルである場合に、該画素信号と出力信号とが比例となる関係である、
請求項1に記載の視覚処理装置。
【請求項3】
前記変換関係は、画像の明るさを変換しない関係である、
請求項1に記載の視覚処理装置。
【請求項4】
前記変換関係は、入力された処理信号のレベルに対する前記画像信号のレベルの比を拡大したものを前記出力信号とする変換関係である、
請求項1から3のいずれかに記載の視覚処理装置。
【請求項5】
前記変換関係は、入力された前記画像信号のレベルが処理信号のレベルより大きい場合、該処理信号のレベルに対する該画素信号のレベルの比に対して、前記処理信号のレベルに対する前記出力信号のレベルの比が大きい関係である、
請求項1から3に記載の視覚処理装置。
【請求項6】
前記変換関係は、前記処理信号のレベルを固定した場合、出力信号が入力された画素信号に対して下に凸となる関係である、
請求項2または3に記載の視覚処理装置。
【請求項7】
前記視覚処理部は、
前記2次元のLUTの一部に、前記変換関係による前記出力信号の値を修正した近似値保持する、
請求項1から6のいずれかに記載の視覚処理装置。
【請求項8】
前記近似値は、前記プロファイルデータのうち、前記入力信号の値が大きく前記処理信号の値が小さいに部分に設定される、
請求項7に記載の視覚処理装置。
【請求項9】
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理ステップと、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理ステップとを含み、
前記視覚処理ステップは、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
プロファイルデータとして保持された2次元のLUT(ルックアップテーブル)を用いて出力する、
視覚処理方法。
【請求項10】
画像出力装置で用いられるプロセッサであって、
前記プロセッサは、
入力された画像信号に対して対象画素の周囲の画素を用いた所定の空間処理を行い、処理信号を出力する空間処理ステップと、
入力された前記画像信号および前記処理信号を入力とし、視覚処理された出力信号を出力する視覚処理ステップとを実行し、
前記視覚処理ステップは、
前記画像信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記処理信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に減少する関係、かつ、
前記処理信号の値を所定のレベルに固定した場合に前記画像信号の値に対して前記出力信号の値が非線形に増加する関係となる変換関係を、
プロファイルデータとして保持された2次元のLUT(ルックアップテーブル)を用いて実行される、
プロセッサ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【公開番号】特開2008−159069(P2008−159069A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−12160(P2008−12160)
【出願日】平成20年1月23日(2008.1.23)
【分割の表示】特願2004−264003(P2004−264003)の分割
【原出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年1月23日(2008.1.23)
【分割の表示】特願2004−264003(P2004−264003)の分割
【原出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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