記録再生装置および記録再生方法
【課題】たとえば、放送番組の記録再生に適用した場合、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録できる記録再生装置を提供する。
【解決手段】テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、少なくとも１つのチャンネルの番組を常に記録（録画）し続け、利用者が指定した記録対象人物の顔画像と録画中あるいは録画済の番組内に登場する人物の顔画像とを照合し、照合一致画像が存在しない場合、当該番組を消去（削除）する。
【解決手段】テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、少なくとも１つのチャンネルの番組を常に記録（録画）し続け、利用者が指定した記録対象人物の顔画像と録画中あるいは録画済の番組内に登場する人物の顔画像とを照合し、照合一致画像が存在しない場合、当該番組を消去（削除）する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置および記録再生方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録（録画）したい場合があるが、それが不可能であった。
このような記録再生装置において、常にいくつかの番組を録画し続けることによって番組を自由に視聴することを可能にする方法が知られている（たとえば、特許文献１参照）。また、特許文献１には、記録した番組を消去する手段として、最初に記録された番組から消去する方法とユーザが選択して消去する方法について記載されている。
【特許文献１】特開２０００−１８４３２０号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、上記した従来の技術では、番組の記録（録画）に利用者の好みが反映されないので、記録された番組が興味のないものばかりになる可能性がある。
【０００４】
そこで、本発明は、たとえば、放送番組の記録再生に適用した場合、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録できる記録再生装置および記録再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の記録再生装置は、放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から映像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された映像を記録する記録手段と、あらかじめ記録対象特定物を登録する登録手段と、この登録手段により登録された記録対象特定物の画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、この照合手段による照合の結果、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除する削除手段とを具備している。
【０００６】
また、本発明の記録再生装置は、放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から番組を取得する取得手段と、この取得手段により取得された少なくとも１つのチャンネルの番組を記録する記録手段と、あらかじめ記録対象人物を登録する登録手段と、この登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、この照合手段による照合の結果、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除する削除手段とを具備している。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、たとえば、放送番組の記録再生に適用した場合、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録できる記録再生装置および記録再生方法を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、一例としてテレビ放送あるいはネットワーク等から取得したテレビ放送番組の記録再生に適用した場合について述べるが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、テレビカメラで撮影された映像などの記録再生にも同様に適用できる。また、検索する物体も登場人物に限らず、たとえば、食品や商品などの他の特定物であってもよい。
【０００９】
図１は、本発明の実施の形態に係る記録再生装置の構成を概略的に示すものである。この記録再生装置は、記録手段および再生手段としての記録装置１１、リモートコントローラ（以後、単にリモコンと略称する）１２、表示手段としての表示装置１３、および、記憶手段としての人物データベース１４から構成されている。
【００１０】
記録装置１１は、表示装置１３および人物データベース１４と接続されていて、リモコン１２からの操作情報を受信し、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得したテレビ放送番組を記録したり、その記録した番組の再生を行なったりする。したがって、記録装置１１は、番組を取得（受信）するためのチューナを備えているものとする。
【００１１】
また、記録装置１１は、後述するような記録対象チャンネルの登録、記録対象人物の登録、顔照合処理を行なう。なお、記録媒体としては、磁気テープ、ハードディスクあるいはＤＶＤなどが用いられる。
【００１２】
リモコン１２は、記録対象人物や記録対象チャンネルの登録操作など利用者が記録再生装置１１に指示を与える場合に使用するもので、その操作情報が赤外線通信などにより記録装置１１に対し送信される。
表示装置１３は、記録装置１１で記録あるいは再生される番組の表示や、記録対象チャンネル、記録対象人物の登録画面の表示などを行なう。
【００１３】
人物データベース１４は、あらかじめ複数の記録対象人物の少なくとも顔画像を記憶（登録）するもので、その一例を図２に示す。図２によれば、人物名と当該人物の顔画像のファイル名が登録される。ここに、記録対象人物の顔画像の登録は、たとえば、記録した番組を再生して、この再生中の画像から登場人物の顔画像を抽出して登録してもよいし、記録対象人物の静止画を用意して、その静止画をスキャナなどで読取って登録してもよい。さらに、インターネットを利用して記録対象人物の顔画像を取得し、登録してもよい。
【００１４】
次に、このような構成において動作を説明する。
まず、初期設定について説明する。利用者は記録対象チャンネルを登録する。すなわち、たとえば、リモコン１２の操作により、図１に示すように、受信可能なチャンネルの一覧表Ａを表示装置１３に表示し、当該一覧表Ａから記録対象チャンネルをリモコン１２で選択する。図１の例では、「２ｃｈ」および「６ｃｈ」が選択された状態を示している。
【００１５】
次に、利用者は記録対象人物を登録する。すなわち、たとえば、リモコン１２の操作により、図１に示すように、人物データベース１４内のデータを一覧表Ｂにして表示させ、その一覧表Ｂの中から記録対象人物を選択し、登録ボタンＣをリモコン１２で選択することで登録する。図１の例では、「□△花子」および「○□太郎」が登録された状態を示している。
【００１６】
次に、記録装置１１による番組の記録および削除処理について図３に示すフローチャートを参照して説明する。リモコン１２の操作により記録開始命令が送信されると、初期設定で登録された記録対象チャンネルの番組を受信し（ステップＳ１１）、この受信した記録対象チャンネルの番組を記録（録画）する（ステップＳ１２）。ここに、ステップＳ１１の処理が本発明における取得手段に対応し、ステップＳ１２の処理が本発明における記録手段に対応している。
次に、現在記録している番組が終了したか否かを判定し（ステップＳ１３）、番組が終了すると、記録した番組内に登場する全ての人物の顔画像を抽出する（ステップＳ１４）。ここに、ステップＳ１４の処理が本発明における抽出手段に対応している。
次に、初期設定で登録された指定された記録対象人物の顔画像を人物データベース１４から取得する（ステップＳ１５）。ここに、ステップＳ１５の処理が本発明における顔画像取得手段（特定物画像取得手段）に対応している。
【００１７】
次に、ステップＳ１４で抽出された全ての顔画像とステップＳ１５で取得された顔画像（人物データベース１４から取得した顔画像）とを照合することで、両顔画像の類似度を計算し、計算した類似度が所定の値以上の場合に照合一致画像が存在するとみなす（ステップＳ１６，Ｓ１７）。ここに、ステップＳ１６，Ｓ１７の処理が本発明における照合手段に対応している。
【００１８】
ステップＳ１６，Ｓ１７における照合の結果、照合一致画像が存在する場合は当該処理を終了し、照合一致画像が存在しない場合は当該番組を消去（削除）し、当該処理を終了する（ステップＳ１８）。ここに、ステップＳ１８の処理が本発明における削除手段に対応している。
【００１９】
なお、図３のステップＳ１４〜Ｓ１６の処理を番組の記録中（ステップＳ１２とＳ１３との間）に行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【００２０】
【図１】本発明の実施の形態に係る記録再生装置の構成を概略的に示す模式図。
【図２】人物データベースの内容例を示す図。
【図３】記録装置による番組の記録および削除処理について説明するフローチャート。
【符号の説明】
【００２１】
１１…記録装置（記録手段および再生手段）、１２…リモートコントローラ、１３…表示装置（表示手段）、１４…人物データベース（記憶手段）。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置および記録再生方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録（録画）したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録（録画）したい場合があるが、それが不可能であった。
このような記録再生装置において、常にいくつかの番組を録画し続けることによって番組を自由に視聴することを可能にする方法が知られている（たとえば、特許文献１参照）。また、特許文献１には、記録した番組を消去する手段として、最初に記録された番組から消去する方法とユーザが選択して消去する方法について記載されている。
【特許文献１】特開２０００−１８４３２０号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、上記した従来の技術では、番組の記録（録画）に利用者の好みが反映されないので、記録された番組が興味のないものばかりになる可能性がある。
【０００４】
そこで、本発明は、たとえば、放送番組の記録再生に適用した場合、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録できる記録再生装置および記録再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の記録再生装置は、放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から映像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された映像を記録する記録手段と、あらかじめ記録対象特定物を登録する登録手段と、この登録手段により登録された記録対象特定物の画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、この照合手段による照合の結果、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除する削除手段とを具備している。
【０００６】
また、本発明の記録再生装置は、放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から番組を取得する取得手段と、この取得手段により取得された少なくとも１つのチャンネルの番組を記録する記録手段と、あらかじめ記録対象人物を登録する登録手段と、この登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、この照合手段による照合の結果、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除する削除手段とを具備している。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、たとえば、放送番組の記録再生に適用した場合、利用者の好みの人物が登場する番組のみを記録できる記録再生装置および記録再生方法を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、一例としてテレビ放送あるいはネットワーク等から取得したテレビ放送番組の記録再生に適用した場合について述べるが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、テレビカメラで撮影された映像などの記録再生にも同様に適用できる。また、検索する物体も登場人物に限らず、たとえば、食品や商品などの他の特定物であってもよい。
【０００９】
図１は、本発明の実施の形態に係る記録再生装置の構成を概略的に示すものである。この記録再生装置は、記録手段および再生手段としての記録装置１１、リモートコントローラ（以後、単にリモコンと略称する）１２、表示手段としての表示装置１３、および、記憶手段としての人物データベース１４から構成されている。
【００１０】
記録装置１１は、表示装置１３および人物データベース１４と接続されていて、リモコン１２からの操作情報を受信し、たとえば、テレビ放送あるいはネットワーク等から取得したテレビ放送番組を記録したり、その記録した番組の再生を行なったりする。したがって、記録装置１１は、番組を取得（受信）するためのチューナを備えているものとする。
【００１１】
また、記録装置１１は、後述するような記録対象チャンネルの登録、記録対象人物の登録、顔照合処理を行なう。なお、記録媒体としては、磁気テープ、ハードディスクあるいはＤＶＤなどが用いられる。
【００１２】
リモコン１２は、記録対象人物や記録対象チャンネルの登録操作など利用者が記録再生装置１１に指示を与える場合に使用するもので、その操作情報が赤外線通信などにより記録装置１１に対し送信される。
表示装置１３は、記録装置１１で記録あるいは再生される番組の表示や、記録対象チャンネル、記録対象人物の登録画面の表示などを行なう。
【００１３】
人物データベース１４は、あらかじめ複数の記録対象人物の少なくとも顔画像を記憶（登録）するもので、その一例を図２に示す。図２によれば、人物名と当該人物の顔画像のファイル名が登録される。ここに、記録対象人物の顔画像の登録は、たとえば、記録した番組を再生して、この再生中の画像から登場人物の顔画像を抽出して登録してもよいし、記録対象人物の静止画を用意して、その静止画をスキャナなどで読取って登録してもよい。さらに、インターネットを利用して記録対象人物の顔画像を取得し、登録してもよい。
【００１４】
次に、このような構成において動作を説明する。
まず、初期設定について説明する。利用者は記録対象チャンネルを登録する。すなわち、たとえば、リモコン１２の操作により、図１に示すように、受信可能なチャンネルの一覧表Ａを表示装置１３に表示し、当該一覧表Ａから記録対象チャンネルをリモコン１２で選択する。図１の例では、「２ｃｈ」および「６ｃｈ」が選択された状態を示している。
【００１５】
次に、利用者は記録対象人物を登録する。すなわち、たとえば、リモコン１２の操作により、図１に示すように、人物データベース１４内のデータを一覧表Ｂにして表示させ、その一覧表Ｂの中から記録対象人物を選択し、登録ボタンＣをリモコン１２で選択することで登録する。図１の例では、「□△花子」および「○□太郎」が登録された状態を示している。
【００１６】
次に、記録装置１１による番組の記録および削除処理について図３に示すフローチャートを参照して説明する。リモコン１２の操作により記録開始命令が送信されると、初期設定で登録された記録対象チャンネルの番組を受信し（ステップＳ１１）、この受信した記録対象チャンネルの番組を記録（録画）する（ステップＳ１２）。ここに、ステップＳ１１の処理が本発明における取得手段に対応し、ステップＳ１２の処理が本発明における記録手段に対応している。
次に、現在記録している番組が終了したか否かを判定し（ステップＳ１３）、番組が終了すると、記録した番組内に登場する全ての人物の顔画像を抽出する（ステップＳ１４）。ここに、ステップＳ１４の処理が本発明における抽出手段に対応している。
次に、初期設定で登録された指定された記録対象人物の顔画像を人物データベース１４から取得する（ステップＳ１５）。ここに、ステップＳ１５の処理が本発明における顔画像取得手段（特定物画像取得手段）に対応している。
【００１７】
次に、ステップＳ１４で抽出された全ての顔画像とステップＳ１５で取得された顔画像（人物データベース１４から取得した顔画像）とを照合することで、両顔画像の類似度を計算し、計算した類似度が所定の値以上の場合に照合一致画像が存在するとみなす（ステップＳ１６，Ｓ１７）。ここに、ステップＳ１６，Ｓ１７の処理が本発明における照合手段に対応している。
【００１８】
ステップＳ１６，Ｓ１７における照合の結果、照合一致画像が存在する場合は当該処理を終了し、照合一致画像が存在しない場合は当該番組を消去（削除）し、当該処理を終了する（ステップＳ１８）。ここに、ステップＳ１８の処理が本発明における削除手段に対応している。
【００１９】
なお、図３のステップＳ１４〜Ｓ１６の処理を番組の記録中（ステップＳ１２とＳ１３との間）に行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【００２０】
【図１】本発明の実施の形態に係る記録再生装置の構成を概略的に示す模式図。
【図２】人物データベースの内容例を示す図。
【図３】記録装置による番組の記録および削除処理について説明するフローチャート。
【符号の説明】
【００２１】
１１…記録装置（記録手段および再生手段）、１２…リモートコントローラ、１３…表示装置（表示手段）、１４…人物データベース（記憶手段）。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生装置において、
放送あるいはネットワーク等から映像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された映像を記録する記録手段と、
あらかじめ記録対象特定物を登録する登録手段と、
この登録手段により登録された記録対象特定物の画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、
この照合手段による照合の結果、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除する削除手段と、
を具備したことを特徴とする記録再生装置。
【請求項２】
前記照合手段は、
あらかじめ複数の記録対象特定物の画像を記憶している記憶手段と、
前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内から特定物の画像を抽出する抽出手段と、
前記登録手段により登録された記録対象特定物の画像を前記記憶手段から取得する特定物画像取得手段とをさらに具備し、
前記特定物画像取得手段により取得された記録対象特定物の画像と前記抽出手段により抽出された特定物の画像とを照合することを特徴とする請求項１記載の記録再生装置。
【請求項３】
放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、
放送あるいはネットワーク等から番組を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された少なくとも１つのチャンネルの番組を記録する記録手段と、
あらかじめ記録対象人物を登録する登録手段と、
この登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、
この照合手段による照合の結果、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除する削除手段と、
を具備したことを特徴とする記録再生装置。
【請求項４】
前記照合手段は、
あらかじめ複数の記録対象人物の少なくとも顔画像を記憶している記憶手段と、
前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内から登場人物の少なくとも顔画像を抽出する抽出手段と、
前記登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像を前記記憶手段から取得する顔画像取得手段とをさらに具備し、
前記顔画像取得手段により取得された顔画像と前記抽出手段により抽出された顔画像とを照合することを特徴とする請求項３記載の記録再生装置。
【請求項５】
放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生方法において、放送あるいはネットワーク等から映像を取得し、この取得した映像を記録し、あらかじめ登録された記録対象特定物の画像と前記記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除することを特徴とする記録再生方法。
【請求項６】
放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から番組を取得し、この取得した少なくとも１つのチャンネルの番組を記録し、あらかじめ登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除することを特徴とする記録再生方法。
【請求項１】
放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生装置において、
放送あるいはネットワーク等から映像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された映像を記録する記録手段と、
あらかじめ記録対象特定物を登録する登録手段と、
この登録手段により登録された記録対象特定物の画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、
この照合手段による照合の結果、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除する削除手段と、
を具備したことを特徴とする記録再生装置。
【請求項２】
前記照合手段は、
あらかじめ複数の記録対象特定物の画像を記憶している記憶手段と、
前記記録手段により記録中あるいは記録済の映像内から特定物の画像を抽出する抽出手段と、
前記登録手段により登録された記録対象特定物の画像を前記記憶手段から取得する特定物画像取得手段とをさらに具備し、
前記特定物画像取得手段により取得された記録対象特定物の画像と前記抽出手段により抽出された特定物の画像とを照合することを特徴とする請求項１記載の記録再生装置。
【請求項３】
放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、
放送あるいはネットワーク等から番組を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された少なくとも１つのチャンネルの番組を記録する記録手段と、
あらかじめ記録対象人物を登録する登録手段と、
この登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、その照合結果を出力する照合手段と、
この照合手段による照合の結果、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除する削除手段と、
を具備したことを特徴とする記録再生装置。
【請求項４】
前記照合手段は、
あらかじめ複数の記録対象人物の少なくとも顔画像を記憶している記憶手段と、
前記記録手段により記録中あるいは記録済の番組内から登場人物の少なくとも顔画像を抽出する抽出手段と、
前記登録手段により登録された記録対象人物の少なくとも顔画像を前記記憶手段から取得する顔画像取得手段とをさらに具備し、
前記顔画像取得手段により取得された顔画像と前記抽出手段により抽出された顔画像とを照合することを特徴とする請求項３記載の記録再生装置。
【請求項５】
放送あるいはネットワーク等から取得した映像を記録したりその記録した映像を再生したりする記録再生方法において、放送あるいはネットワーク等から映像を取得し、この取得した映像を記録し、あらかじめ登録された記録対象特定物の画像と前記記録中あるいは記録済の映像内に登場する特定物の画像とを照合し、両画像の一致が得られない場合、当該映像を削除することを特徴とする記録再生方法。
【請求項６】
放送あるいはネットワーク等から取得した番組を記録したりその記録した番組を再生したりする記録再生装置において、放送あるいはネットワーク等から番組を取得し、この取得した少なくとも１つのチャンネルの番組を記録し、あらかじめ登録された記録対象人物の少なくとも顔画像と前記記録中あるいは記録済の番組内に登場する人物の少なくとも顔画像とを照合し、両顔画像の一致が得られない場合、当該番組を削除することを特徴とする記録再生方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００６−１０１３２５（Ｐ２００６−１０１３２５Ａ）
【公開日】平成１８年４月１３日（２００６．４．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−２８６５９８（Ｐ２００４−２８６５９８）
【出願日】平成１６年９月３０日（２００４．９．３０）
【出願人】（０００００３０７８）株式会社東芝 (54,554)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年４月１３日（２００６．４．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年９月３０日（２００４．９．３０）
【出願人】（０００００３０７８）株式会社東芝 (54,554)
【Ｆターム（参考）】
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