説明

貴重品の安全保管装置

【課題】一般家庭に於ける貴重品の盗難火難を防止する安全保管装置を提供する。
【解決手段】耐火防水筒(1)の底部を床下地中に適当深く埋め込み、該筒頂部を床下面に対面する様設ける、次で筒内上部に貴重品庫を載せる受盤(2)を、火災時や装置誤操作時即筒底に墜落する様な構成に設け、次で該筒(1)位置より適当離れた床面に、周辺床面と判別しにくい隠れ蓋(3)をはずれ止め付で設け、該隠れ蓋(3)のはずし、ダイヤル錠合せ、電駆スイッチ起状等により、貴重品を載せた受盤(2)を筒内、と隠れ蓋下、両者間を往復動出来る様にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般家庭内貴重品の安全保管に関するものである。
【技術分野】
【0002】
在来の床下収納式隠し金庫は見付け易い開閉蓋の直下にあり、プロの盗人は蓋を見付けると安易に是を破壊、あらゆる手段を使って金庫ごと亦は内容物を持ち去った。
【発明の開示】

【発明の解決しようとする課題】
【0003】
一般家庭の貴重品を見付け難く、盗り難く、火災時も安全な場所に保管し、本装置を操作するリモコンや暗証ナンバー等も身に付けていれば長期留守でも火盗難に安全である様にする。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
受盤(2)通行部を▲ケツ▼切した耐火防水筒(1)を、該防水底部を床下地中適当深く埋め込み、該筒頂部を床下面にのぞませ、該筒内上部に貴重品容器を載置する受盤(2)を、火災時時や、操作誤操作場合即筒底へ自動墜落する構成で設け、該耐火防水筒(1)位置より相当離れた位置床面に周辺床面と判別仕にくいはずれ止付の隠れ蓋(3)を設け、該隠れ蓋(3)を、リモコン、亦は該蓋周辺隙間に差込みはずれ止めをフリーにする超薄の差込片、等によりはずれ止めを解き、次で蓋体を吸着盤、粘着盤等を用いて取りはずし、次で床下側部に設けたダイヤル錠を解錠、同側部に設けた駆動スイッチつまみを起状して受盤(2)を往復動させて目的を達するもので、(6)は可燃レール(7)はダイヤル錠(8)はつまみ(9)はモーター(10)は吊上索である。
【発明の効果】
【0005】
盗人等が侵入しても隠れ蓋(3)は安易に発見出来ず、見付かっても安易に開蓋出来ず、開蓋出来てもダイヤルキーナンバーが判らねば駆動ツマミを起状しても受盤(2)は呼び寄せ出来ず、何重もの障壁で盗難を防ぎ、亦火災時も地底に落下し安全である。
【実施例】
【0006】
隠れ蓋(3)を、リモコン、亦は差込片等にてフリーにし、吸盤、粘着盤にて取りはずす、次でダイヤル錠を解き、側部の駆動スイッチつまみ(8)を一方へ倒し受盤(2)を該開蓋下に呼び寄せる、受盤(2)に貴重品庫を納める、次でツマミ(8)を反対側に倒せば受盤(2)は耐火防水筒(1)内へ復帰する、火災時や盗人の誤操作場合は受盤(2)は筒底へ落下する、貴重品を取り出す場合同様操作をなし閉蓋する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の側面断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 耐火防水筒
2 受盤
3 隠れ蓋
4 床面
5 床下地面
6 可燃レール
7 ダイヤル錠
8 つまみ
9 駆動モーター
10 吊上索

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床下適当個所に耐火防水筒(1)を、該防水底部を該直下地中適当深く埋め込み、同該頂部開口部を床下面にのぞませて設け、該耐火防水筒(1)の上部筒内に貴重品容器を載せる受盤(2)を、火災時や、本装置誤操作場合即筒底へ自動落下する構成に設け、他方、耐火防水筒(1)設置位置より相当離れた床面位置に周辺床面と判別仕難い隠れ蓋(3)を特殊方法でしか解錠取りはずし出来ぬ構成で設け、床面側部のダイヤル錠(7)を開錠等して同該側部に設けた電動駆動スイツチ用のツマミを起状操作して受盤(2)を筒内、竝蓋下、両者間を往復動させる様にしてなる貴重品の安全保管装置。
【請求項2】
床下に設けた受盤(2)を相当離れた床面に設けた隠れ蓋(3)下に呼び寄せ、亦復帰出来る様にしてなる請求項1記載の貴重品の安全保管装置。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2009−281122(P2009−281122A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−157193(P2008−157193)
【出願日】平成20年5月19日(2008.5.19)
【出願人】(599006579)
【出願人】(505153605)
【Fターム(参考)】