説明

車両用セキュリティ装置

【課題】車両が駐車禁止箇所に駐車した場合に警報制御を制限して周辺に迷惑をかけないようにし且つ必要最小限の警報制御は行うようにする。
【解決手段】車両用セキュリティ装置1は、ナビゲーション装置2と、監視装置3と、車両ホーン4と、車両ライト5とを備えている。ナビゲーション装置2の制御回路6は、自車両位置が駐車禁止区域での駐車でないときは通常警報モードを指定し、駐車禁止区域での駐車であるときには制限付き警報モードを指定する。監視装置3の制御回路15は、駐車禁止区域での駐車時に各センサ16〜18からセキュリティ異常検知信号を取得したときに、通信装置19から異常検知を知らせるメールを送信し且つ車両ホーン4及び車両ライト5から警報を出さないところの制限付き警報モードで警報制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両内への侵入車両内からの物品盗難、車両自体の盗難などを監視し必要時に警報を発する車両用セキュリティ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用セキュリティ装置は、振動センサや傾きセンサなどのセキュリティ異常検知手段からセキュリティ異常信号を取得すると、スピーカーやライトなどの警報手段を制御して警告音やライト点滅などの警告を発するようにしている(例えば特許文献1)。
【特許文献1】特開2004−122831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来構成では、車両が駐車禁止箇所に駐車している状態で、車両が駐車違反によりレッカー移動されるような場合に、上記警報手段が動作して駐車箇所周辺へ迷惑をかける不具合がある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両が駐車禁止箇所に駐車した場合に警報制御を制限して周辺に迷惑をかけないようにでき、且つ、必要最小限の警報制御は行うことができる車両用セキュリティ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、車両のセキュリティ異常を検知してセキュリティ異常検知信号を出力するセキュリティ異常検知手段と、警報手段と、自車両位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段から自車両位置情報を取得して自車両位置が駐車禁止区域で駐車したか否かを判断する駐車位置判断手段と、前記警報モードとして、通常警報モードと、制限付き警報モードとを有し、前記駐車位置判断手段により前記駐車禁止区域での駐車でないことが判断されたときに前記通常警報モードを指定し、駐車禁止区域での駐車が判断されたときに前記制限付き警報モードを指定する警報モード指定手段と、駐車時に前記セキュリティ異常検知手段からセキュリティ異常検知信号を取得したときに、前記通常警報モード及び制限付き警報モードのうち前記指定された警報モードで前記警報手段を制御する警報制御手段とを備えたところに特徴を有する。
【0006】
この請求項1の発明によれば、自車両が駐車禁止区域以外に駐車されたときには、通常警報モードが指定され、この指定状態でセキュリティ異常が検知されると、警報手段が当該通常警報モードで制御される。従って、駐車禁止区域以外での駐車時には、通常に警報動作を行うことができる。そして、自車両が駐車禁止区域に駐車されたときには、制限付き警報モードが指定され、この指定状態でセキュリティ異常が検知されると、警報手段が当該制限付き警報モードで制御される。従って、駐車禁止区域での駐車時において、例えば駐車違反により車両が移動されるような場合に、前記セキュリティ異常検知手段によりセキュリティ異常が検知されても、警報動作を制限できて、必要最小限の警報制御を行いつつ、周辺への迷惑を極力少なくできる。
【0007】
この場合、警報モード指定手段は、駐車禁止区域での駐車が判断された状態であっても特定区域である場合には、例外的に通常警報モードを指定するようにしても良い(請求項2の発明)。このようにすると、例えば自宅駐車場とかその他特定の駐車場が駐車区域禁止区域に存在しても、通常の警報動作を行うことができる。
【0008】
この場合、ユーザーにより操作される入力手段を備え、この入力手段から前記特定区域について設定するようにしても良い(請求項3の発明)。このようにすると、ユーザーが所望する任意の区域を特定区域とすることができ、利用価値が向上する。
【0009】
また、前記警報手段が、車両ホーン及び外部通信手段を含み、前記通常警報モードが前記車両ホーンから警告音を発するモードと、前記外部通信手段から外部にセキュリティ異常に関連する情報を通信するモードを含み、前記制限付き警報モードが前記車両ホーンから警告音を発するモードを含まず、前記外部通信手段から外部にセキュリティ異常に関連する情報を通信するモードを含むようにしても良い(請求項4の発明)。このようにすると、通常のセキュリティ監視時においては、不法行為者を十分に威嚇できると共に、セキュリティ異常検知を外部へ通信ができ、また駐車禁止区域でのセキュリティ監視時には、周囲に迷惑をかけずにセキュリティ異常検知を外部へ通信ができる。
【0010】
また、報知手段を備え、警報モードとして前記制限付き警報モードが指定されたときには、制限付きセキュリティであることを前記報知手段から報知させるようにしても良い(請求項5の発明)。このようにすると、ユーザーが制限付きセキュリティであることを認識できて、便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。図1は車両用セキュリティ装置1の全体的な機能ブロック図である。車両用セキュリティ装置1は、ナビゲーション装置2と、監視装置3と、車両ホーン4と、車両ライト5とを備えている。
【0012】
ナビゲーション装置2は、マイコンを主体として構成された制御回路(駐車位置判断手段、警報モード指定手段)6、自車両の現在位置を検出するための位置検出器(位置検出手段)7、地図データ入力器8、操作スイッチ群9、カラー液晶ディスプレイ等からなる表示装置(報知手段)10、スピーカー(報知手段)11から構成されている。
【0013】
位置検出器7は、車両の回転角速度を検出するジャイロスコープ12、人工衛星からの送信電波に基づいて車両の現在位置を検出(測位)するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機13、走行距離を検出する距離センサ14を有している。各センサ12、13、14は、それぞれ性質の異なる誤差を有している。このため、制御回路2は、各センサ12、13、14の検出値を補間しながら用いることにより、車両の現在位置、進行方向、速度、走行距離、現在時刻等を高精度で検出するようになっている。
【0014】
地図データ入力器8は、道路地図データ、目印データ、マップマッチング用データ、目的地データ(施設データベース)、交通情報を道路データに変換するためのテーブルデータなどの各種データを記録した地図データ記録メディアからデータを読み出すためのドライブ装置により構成されている。上記道路地図データには、駐車禁止区域データも含まれている。
【0015】
入力手段である操作スイッチ群9は、表示装置10の画面の近傍に設けられたメカニカルスイッチや、表示装置10の画面上に設けられるタッチパネル、リモコンなどを含んで構成されている。
監視装置3は、マイコンを主体として構成された制御回路15と、車両の適宜部位に設けられた振動センサ16と、傾きセンサ17と、音センサ18と、通信装置19とを備えて構成されている。
【0016】
前記制御回路15は警報制御手段たるものである。また振動センサ16、傾きセンサ17、音センサ18はいずれもセキュリティ異常検知手段たるものである。振動センサ16はセキュリティ異常として振動の異常を検知して振動異常検知信号を出力し、傾きセンサ17はセキュリティ異常として車両傾きの異常を検知して傾き異常検知信号を出力し、音センサ18はセキュリティ異常として、車両内外での異常音を検知して異常音検知信号を出力する。
【0017】
外部通信手段である前記通信装置19は、警報手段たるものであり、例えば移動電話モジュールを備えて構成されており、移動電話網を介して車両所有者(ユーザー)が所有する携帯電話と例えば電子メールを通信し得るようになっている。この電子メールには、セキュリティ異常検知の有り・無しを知らせるための電子メールが含まれる。
前記車両ホーン4及び車両ライト5も警報手段たるものであり、これら車両ホーン4及び車両ライト5は、車内LAN20を介して、前記ナビゲーション装置2の制御回路6及び監視装置3の制御回路15により制御可能な構成となっている。
【0018】
さて、上記車両用セキュリティ装置1における制御回路6、15の制御内容について図2及び図3を参照して説明する。図2にはナビゲーション装置2の制御回路6の制御内容を示し、図3には監視装置3の制御回路15の制御内容を示している。
【0019】
ここで、前記監視装置3の制御回路15は、内部メモリに、警報モードとして、通常警報モードと、制限付き警報モードとを記憶している。この場合、通常警報モードは、前記車両ホーン4から警告音を発するモードと、車両ライト5を点滅するモードと、前記通信装置19から外部(ユーザーの携帯電話)にセキュリティ異常に関連する情報(メール)を通信するモードを含み、前記制限付き警報モードは、前記車両ホーン4から警告音を発するモード及び車両ライト5を点滅するモードを含まず、前記通信装置19から外部(ユーザーの携帯電話)にセキュリティ異常に関連する情報(メール)を通信するモードを含むものである。
【0020】
まず、図2に示す制御は、ACCスイッチ(アクセサリスイッチ)がオンされたときに開始される。ステップS1では、操作スイッチ群9を適宜操作して特定区域設定のための入力設定が有ったか否かを判断し、入力設定が有れば、ステップS2で、入力された特定区域を例外的通常警報モードとして設定し記憶する。
ここで、上記特定区域とは、駐車禁止区域であるが例外的に通常警報モードを設定したい区域をいうもので、ユーザーによって設定される。たとえば、駐車禁止区域であっても自宅駐車場や他の必要な駐車場周辺の区域などが特定区域に好適する。
【0021】
そして次のステップS3では、位置検出器3により検出された自車両現在位置を取得し、ステップS4で、自車両現在位置と、地図データ入力器8から得た駐車禁止区域データとから、自車両現在位置が駐車禁止区域であるか否かを判断する。
このステップS4で自車両現在位置が駐車禁止区域と判断された場合には(ステップS4の「YES」)、ステップS5で、自車両が駐車禁止区域に存在することを記憶し、駐車禁止区域でない場合には(ステップS4の「NO」)、ステップS6で、自車両が駐車禁止区域以外に存在することを記憶する。
【0022】
次のステップS7で、ACCスイッチがオフされたことが判断されると、ステップS8で、自車両が駐車禁止区域にあることが記憶されているか否かを判断する。そして、自車両が駐車禁止区域以外にある場合には、ステップS9で、警報モードとして、通常警報モード及び制限付き警報モードのうち、通常警報モードを指定し、監視装置3の制御回路15に通知する。そしてステップS13に移行して、監視装置3に対して動作開始指令を出力する。
【0023】
ここで前記ステップS8で自車両が駐車禁止区域にあることが記憶されていると、ステップS10に移行して、入力設定された特定区域であるか否かを判断し、特定区域であれば、前述のステップS9に移行する。特定区域でなければ、ステップS11に移行し、警報モードとして制限付き警報モードを指定し、監視装置3の制御回路15に通知する。
そしてステップS12では、制限付き警報モードが指定された制限付きセキュリティである旨を、表示装置10に表示(報知)させると共に、スピーカー11に音声出力(報知)させる。そして、ステップS13に移行して、監視装置3に対して動作開始指令を出力する。
【0024】
この監視装置3における制御回路15の制御内容は、図3に示している。ステップT1では、振動センサ16、傾きセンサ17、音センサ18のいずれかから異常検知信号が出力されたか否か(セキュリティ異常検知有りか否か)を判断し、セキュリティ異常検知有りと判断されると、ステップT2に移行して、制限付き警報モード指定であるか否かを判断し、通常警報モード指定であれば、ステップT3に移行し、通常警報モードにて、警報制御を実行する。すなわち、前記車両ホーン4から警告音を発すると共に、車両ライト5を点滅し、前記通信装置19からユーザーの携帯電話にセキュリティ異常に関連するメールを送信する。
【0025】
前記ステップT2において、制限付き警報モード指定であることが判断されると、ステップT4に移行して、制限付き警報モードにて、警報制御を実行する。すなわち、前記通信装置19からユーザーの携帯電話にセキュリティ異常に関連するメールを送信し、前記車両ホーン4からの警告音出力及び車両ライト5の点滅は実行しない。つまり、自車両が駐車禁止区域(ステップS8の「YES」)である時に、前記ステップT1でセキュリティ異常が検知されると、制限付き警報モードで警報制御がなされる。
【0026】
このように本実施例によれば、自車両が駐車禁止区域以外に駐車されたときには、通常警報モードが指定され、この指定状態でセキュリティ異常が検知されると、車両ホーン4からの警報音出力及び車両ライト5の点滅並びに通信装置19からの異常通知メール送信といった通常警報モードで警報制御する。従って、駐車禁止区域以外での駐車時には、通常に警報動作を行うことができる。
【0027】
そして、自車両が駐車禁止区域に駐車されたときには、制限付き警報モードが指定され、この指定状態でセキュリティ異常が検知されると、車両ホーン4からの警報音出力及び車両ライト5の点滅はせずに、通信装置19からの異常通知メール送信を行うといった制限付き警報モードで警報制御する。従って、駐車禁止区域での駐車時において、例えば駐車違反により車両が移動されるような場合に、セキュリティ異常が検知されても、警報動作を制限できて、必要最小限の警報制御を行いつつ、周辺への迷惑を極力少なくできる。
【0028】
また、本実施例では、駐車禁止区域での駐車が判断された状態であっても特定区域である場合には、例外的に通常警報モードを指定するようにしたから、例えば自宅駐車場とかその他特定の駐車場が駐車区域禁止区域に存在しても、通常の警報動作を行うことができる。
【0029】
この場合、本実施例によれば、ユーザーにより操作される入力手段である操作スイッチ群9を備え、この操作スイッチ群9から前記特定区域について設定するようにしたから、ユーザーが所望する任意の区域を特定区域とすることができ、利用価値が向上する。
【0030】
また、本実施例によれば、通常警報モードを、前記車両ホーン4から警告音を発するモードと、車両ライト5を点滅するモードと、前記通信装置19から外部(ユーザーの携帯電話)にセキュリティ異常に関連する情報(メール)を通信するモードを含むモードとし、制限付き警報モードを、前記車両ホーン4から警告音を発するモード及び車両ライト5を点滅するモードを含まず、前記通信装置19から外部(ユーザーの携帯電話)にセキュリティ異常に関連する情報(メール)を通信するモードを含むモードとしたから、通常のセキュリティ監視時においては、不法行為者を十分に威嚇できると共に、セキュリティ異常検知を外部へ通信ができ、また駐車禁止区域でのセキュリティ監視時には、周囲に迷惑をかけずにセキュリティ異常検知を外部へ通信ができる。
【0031】
この場合、前記警報手段としては少なくとも車両ホーン4及び通信装置19を含み、前記通常警報モードを、前記車両ホーン4からの警告音出力及び通信装置19からのセキュリティ異常情報通信を含むモードとし、前記制限付き警報モードを、前記車両ホーンからの警告音出力は含まず、通信装置19からのセキュリティ異常情報通信を含むモードしてもほぼ同様の効果を得ることができる。
【0032】
また、本実施例によれば、報知手段として表示装置10とスピーカー11とを備え、警報モードとして前記制限付き警報モードが指定されたときには、制限付きセキュリティであることを前記表示装置10及びスピーカー11から報知させるようにしたから、ユーザーが制限付きセキュリティであることを認識できて、便利である。
【0033】
なお、本発明は上記実施例に限定されず、種々変更して実施することができる。例えば、報知手段としては、表示装置10及びスピーカー11のいずれかでも良いし、その他、LEDなどでも良い。また、ナビゲーション装置2の制御回路6と監視装置3の制御回路6とを一つの制御回路としても良い。セキュリティ異常検知手段としては、振動センサ16、傾きセンサ17、音センサ18に限られるものではなく、例えば赤外線センサを備えるようにしても良い。また、警報手段としては、車両ホーン4、車両ライト5、通信装置19に限られるものではない。また、通常警報モード及び制限付き警報モードも種々変更しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用セキュリティ装置の機能ブロック図
【図2】ナビゲーション装置の制御回路の制御内容を示すフローチャート
【図3】監視装置の制御回路の制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
【0035】
図面中、1は車両用セキュリティ装置、2はナビゲーション装置、3は監視装置、4は車両ホーン(警報手段)、5は車両ライト(警報手段)、6は制御回路(駐車位置判断手段、警報パターン指定手段)、7は位置検出器(位置検出手段)、15は制御回路(警報制御手段)、16は振動センサ(セキュリティ異常検知手段)、17は傾きセンサ(セキュリティ異常検知手段)、18は音センサ(セキュリティ異常検知手段)、19は通信装置(外部通信手段、警報手段)を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のセキュリティ異常を検知してセキュリティ異常検知信号を出力するセキュリティ異常検知手段と、
警報手段と、
自車両位置を検出する位置検出手段と、
この位置検出手段から自車両位置情報を取得して自車両位置が駐車禁止区域で駐車したか否かを判断する駐車位置判断手段と、
前記警報モードとして、通常警報モードと、制限付き警報モードとを有し、前記駐車位置判断手段により前記駐車禁止区域での駐車でないことが判断されたときに前記通常警報モードを指定し、駐車禁止区域での駐車が判断されたときに前記制限付き警報モードを指定する警報モード指定手段と、
駐車時に前記セキュリティ異常検知手段からセキュリティ異常検知信号を取得したときに、前記通常警報モード及び制限付き警報モードのうち前記指定された警報モードで前記警報手段を制御する警報制御手段と
を備えたことを特徴とする車両用セキュリティ装置。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用セキュリティ装置において、
警報モード指定手段は、駐車禁止区域での駐車が判断された状態であっても特定区域である場合には、例外的に通常警報モードを指定することを特徴とする車両用セキュリティ装置。
【請求項3】
前記請求項2に記載の車両用セキュリティ装置において、
ユーザーにより操作される入力手段を備え、
この入力手段から前記特定区域について設定するようにしたことを特徴とする車両用セキュリティ装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用セキュリティ装置において、
前記警報手段には、車両ホーン及び外部通信手段が含まれており、
前記通常警報モードは前記車両ホーンから警告音を発するモードと、前記外部通信手段から外部にセキュリティ異常に関連する情報を通信するモードを含み、
前記制限付き警報モードは前記車両ホーンから警告音を発するモードを含まず、前記外部通信手段から外部にセキュリティ異常に関連する情報を通信するモードを含むことを特徴とする車両用セキュリティ装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用セキュリティ装置において、
報知手段を備え、
警報モードとして前記制限付き警報モードが指定されたときには、制限付きセキュリティであることを前記報知手段から報知させるようにしたことを特徴とする車両用セキュリティ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−68744(P2008−68744A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−249354(P2006−249354)
【出願日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】