車両用主幹制御器の格納式主ハンドル及び逆転ハンドル構造
【課題】解決しようとする問題点は、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造とする点である。
【解決手段】本発明は、主幹制御器を未使用時において、主ハンドルと逆転ハンドルが運転台のキセ部分より飛び出していて固定はされているが、反運転手側で乗務員が誤って触って運転信号を出すことや、装置を変形させてしまうことがあり、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造とした。主幹制御器はキーをオフ位置にすると主ハンドル及び逆転ハンドルがキセの中に格納され、運転中以外では操作が出来ない。
【解決手段】本発明は、主幹制御器を未使用時において、主ハンドルと逆転ハンドルが運転台のキセ部分より飛び出していて固定はされているが、反運転手側で乗務員が誤って触って運転信号を出すことや、装置を変形させてしまうことがあり、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造とした。主幹制御器はキーをオフ位置にすると主ハンドル及び逆転ハンドルがキセの中に格納され、運転中以外では操作が出来ない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用主幹制御器の格納式主ハンドル及び逆転ハンドル構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在、主幹制御器を未使用時において、主ハンドルと逆転ハンドルが運転台のキセ部分より飛び出していて固定はされている。
【０００３】
しかし反運転手側で乗務員が主幹制御器を誤って触って運転信号を出すことや、自分の体を支えるため力をかけ、装置を変形させてしまう問題があった。
【０００４】
この改善策として、横軸式主幹制御器のキーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造として、主ハンドルと逆転ハンドルの誤操作や変形に至らない構造とする。
【特許文献１】特許公開２００１−１０６０６５公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする問題点は、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造する点である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１の発明によれば、専用のキーの挿入・回転を操作として行う鉄道車両用主幹制御器において、キー操作用のキー穴を有する逆転ハンドルと、そのキー操作による回転を主ハンドルに連動して回転させる連接リンクを有し、キーをキー穴に挿入しオフ位置にすると、逆転ハンドルと主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器部の上カバー（キセとも称する）より内側に収まり、キーをキー穴に挿入しオフ位置にすると、逆転ハンドルと主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器上カバー内より現出し主幹制御器操作位置に収まることを特徴とする。
【０００７】
キーをオフ位置にすると主ハンドルと逆転ハンドルがキセ内に入り込み、主幹制御器を触れない構造であり、キーをオン位置にすると主ハンドルと逆転ハンドルがキセから出てきて操作が可能となる構造のため、主ハンドルと逆転ハンドルの負荷軽減できる構造とする。すなわち、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造でありまた、キーをオン位置にするとキセ内から主ハンドルと逆転ハンドルが出てきて操作が出来る構造が主な特徴である。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の主幹制御器はキーをオフ位置にすると主ハンドル及び逆転ハンドルがキセの中に格納され、運転中以外では操作が出来ない車両用主幹制御器の主ハンドル構造である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
運転時はキーを差し込み主ハンドル及び逆転ハンドルをキセより出てきて運転できる状態とし、運転終了時は主ハンドルを「ＥＢ」位置、逆転ハンドルを「切」位置にしてキーを「オフ」位置にするとキーと連動し、主ハンドルと逆転ハンドルがキセ内に格納される。
【実施例１】
【００１０】
図１は、本発明装置の外観を示すものである。
【００１１】
動作は図２のキースイッチ１を「入」から「切」へ回転させると、連接棒５を介して連動回動し、逆転ハンドル２及び、主ハンドル３がキセの中に入りテーブル状となり、主幹制御器６部分の上カバー４からの飛び出し部分がなくなる。
動作させる場合はキースイッチ１を「切」から「入」にすると主ハンドル３と逆転ハンドル２がキセから出てきて通常動作が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【００１２】
【図１】主幹制御器の外観図である。
【図２】主幹制御器の動作を示した説明図である。
【符号の説明】
【００１３】
１ キースイッチ
２ 逆転ハンドル
３ 主ハンドル
４ 上カバー
５ 連接棒
６ 主幹制御器
７ キー
【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用主幹制御器の格納式主ハンドル及び逆転ハンドル構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在、主幹制御器を未使用時において、主ハンドルと逆転ハンドルが運転台のキセ部分より飛び出していて固定はされている。
【０００３】
しかし反運転手側で乗務員が主幹制御器を誤って触って運転信号を出すことや、自分の体を支えるため力をかけ、装置を変形させてしまう問題があった。
【０００４】
この改善策として、横軸式主幹制御器のキーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造として、主ハンドルと逆転ハンドルの誤操作や変形に至らない構造とする。
【特許文献１】特許公開２００１−１０６０６５公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする問題点は、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造する点である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１の発明によれば、専用のキーの挿入・回転を操作として行う鉄道車両用主幹制御器において、キー操作用のキー穴を有する逆転ハンドルと、そのキー操作による回転を主ハンドルに連動して回転させる連接リンクを有し、キーをキー穴に挿入しオフ位置にすると、逆転ハンドルと主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器部の上カバー（キセとも称する）より内側に収まり、キーをキー穴に挿入しオフ位置にすると、逆転ハンドルと主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器上カバー内より現出し主幹制御器操作位置に収まることを特徴とする。
【０００７】
キーをオフ位置にすると主ハンドルと逆転ハンドルがキセ内に入り込み、主幹制御器を触れない構造であり、キーをオン位置にすると主ハンドルと逆転ハンドルがキセから出てきて操作が可能となる構造のため、主ハンドルと逆転ハンドルの負荷軽減できる構造とする。すなわち、キーをオフ位置にした際に主ハンドル及び逆転ハンドルが連動し、キセ内に納まるような構造でありまた、キーをオン位置にするとキセ内から主ハンドルと逆転ハンドルが出てきて操作が出来る構造が主な特徴である。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の主幹制御器はキーをオフ位置にすると主ハンドル及び逆転ハンドルがキセの中に格納され、運転中以外では操作が出来ない車両用主幹制御器の主ハンドル構造である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
運転時はキーを差し込み主ハンドル及び逆転ハンドルをキセより出てきて運転できる状態とし、運転終了時は主ハンドルを「ＥＢ」位置、逆転ハンドルを「切」位置にしてキーを「オフ」位置にするとキーと連動し、主ハンドルと逆転ハンドルがキセ内に格納される。
【実施例１】
【００１０】
図１は、本発明装置の外観を示すものである。
【００１１】
動作は図２のキースイッチ１を「入」から「切」へ回転させると、連接棒５を介して連動回動し、逆転ハンドル２及び、主ハンドル３がキセの中に入りテーブル状となり、主幹制御器６部分の上カバー４からの飛び出し部分がなくなる。
動作させる場合はキースイッチ１を「切」から「入」にすると主ハンドル３と逆転ハンドル２がキセから出てきて通常動作が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【００１２】
【図１】主幹制御器の外観図である。
【図２】主幹制御器の動作を示した説明図である。
【符号の説明】
【００１３】
１ キースイッチ
２ 逆転ハンドル
３ 主ハンドル
４ 上カバー
５ 連接棒
６ 主幹制御器
７ キー
【特許請求の範囲】
【請求項１】
専用のキーの挿入・回転を操作として行う鉄道車両用主幹制御器において、キー操作用のキー穴を有する逆転ハンドルと、そのキー操作による回転を主ハンドルに連動して回転させる連接棒を有し、キーを該キー穴に挿入しオフ位置にすると、該逆転ハンドルと該主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器上カバーより内側に収まり、該キーを前記キー穴に挿入し該オフ位置にすると、前記逆転ハンドルと前記主ハンドルが連動し、それぞれ回動して該主幹制御器上カバー内より現出し主幹制御器操作位置に収まることを特徴とする鉄道車両用主幹制御器の構造
【請求項１】
専用のキーの挿入・回転を操作として行う鉄道車両用主幹制御器において、キー操作用のキー穴を有する逆転ハンドルと、そのキー操作による回転を主ハンドルに連動して回転させる連接棒を有し、キーを該キー穴に挿入しオフ位置にすると、該逆転ハンドルと該主ハンドルが連動し、それぞれ回動して主幹制御器上カバーより内側に収まり、該キーを前記キー穴に挿入し該オフ位置にすると、前記逆転ハンドルと前記主ハンドルが連動し、それぞれ回動して該主幹制御器上カバー内より現出し主幹制御器操作位置に収まることを特徴とする鉄道車両用主幹制御器の構造
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００９−１４０３７３（Ｐ２００９−１４０３７３Ａ）
【公開日】平成２１年６月２５日（２００９．６．２５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−３１７８００（Ｐ２００７−３１７８００）
【出願日】平成１９年１２月１０日（２００７．１２．１０）
【出願人】（０００００３１１５）東洋電機製造株式会社 (380)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年６月２５日（２００９．６．２５）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１２月１０日（２００７．１２．１０）
【出願人】（０００００３１１５）東洋電機製造株式会社 (380)
【Ｆターム（参考）】
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