説明

車載機器

【課題】左右対称位置関係にある操作キーを設けることによる操作キー数の増大を招くことなく、右ハンドル車、左ハンドル車の何れに設置されてもドライバーによるキー操作に支障が発生しない車載機器を提供する。
【解決手段】フロントパネルPに装備されて所定の初期設定機能を有した複数の操作キーと、ディスプレイ30と、該複数の操作キーのうちの特定キーの初期設定機能を変更、及び無効にすることができる制御手段40と、を備え、制御手段は、特定の操作キーが操作された場合に、ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるためのメニューを表示し、何れかの操作キーによりメニュー内容を選択・実行するための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばカー・ナビゲーション装置、オーディオ機器等の車載機器の改良に関し、特に右ハンドル車、左ハンドル車の何れに設置されてもドライバーによるキー操作に支障が発生しない車載機器に関する。
【背景技術】
【0002】
カー・ナビゲーション装置やオーディオ機器等の車載機器のフロントパネルには、LCDディスプレイと共に、各種操作キー類が設けられる。
車載機器は、車室内のダッシュボード面の限られたスペースに設置されるため、ユーザにとって使い易く、操作ミスが生じにくい操作キーの配置が求められている。しかし、操作キー配置が同一の車載機器を右ハンドル車と左ハンドル車に共通使用する場合には、ドライバーから手が届きにくい箇所にある操作キーは使用頻度が低下する。このため、車載機器が本来有する機能を十分に活用し切れていない事態が発生する。
ドライバーの手が届きにくい操作キーの存在による同様な問題は、運転席と車載機器との間に大きな高低差がある場合等においても同様に発生する。
【0003】
図4は特許文献1に開示された車載機器(CDレシーバー)のフロントパネルの構成例を示しており、右/左切替えボタン100を押圧することにより、右ハンドルキー専用割付と、左ハンドル専用キー割付とを切替えることができる。101は電源ボタン、102は調整モードを選択する調整ボタン、103はプリセットステーションボタン(選局ボタン)、104は選局ボタン、105、106はマルチボタン、107、108は音量調整、又はモード切替え機能を割り振られたロータリーボタンとしてのマルチコントローラである。右/左切替えボタン100を操作することにより、左右対称に配置されたボタン101と102との間、107と108との間で、夫々初期設定された機能を左右逆転させることができる。
これによれば、ドライバー席から車載機器までの距離によって、車載機器のフロントパネルに設けられた複数の操作キー中に、操作しにくい操作キーが発生するという問題を解決することができる。
しかし、スペースが狭いフロントパネル上に左右対称の操作キー群が配置されているため、操作キー数が増大し、他の操作キー、ディスプレイ等のレイアウト自由度が低下している。また、左右対称関係にある他の操作キーが存在しない特定の操作キーがドライバーにとって操作しにくい位置にある場合には、この特定操作キーの機能は実質的に使用不能となる不具合がある。
【特許文献1】特開2002−329390公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のように従来の車載機器にあっては、操作キーの配置が同じ車載機器を右ハンドル車と左ハンドル車に共用する場合、ドライバーにとって手の届きにくい操作キーが発生するという問題があった。特許文献1では、対称位置関係にある複数の操作キーを予め設けておき、各操作キーに初期設定されている機能を入れ替えることによりドライバーの操作を容易にするように配慮している。しかし、操作キー数の増大によるレイアウト自由度の低下と、無理に機能を入れ替えても相変わらず手が届きにくい位置にある操作キーは使用されない、という問題が残る。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、左右対称位置関係にある操作キーを設けることによる操作キー数の増大を招くことなく、右ハンドル車、左ハンドル車の何れに設置されてもドライバーによるキー操作に支障が発生しない車載機器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る車載機器は、フロントパネルに装備されて所定の初期設定機能を有した複数の操作キーと、ディスプレイと、該複数の操作キーのうちの特定キーの初期設定機能を変更、及び無効にすることができる制御手段と、を備えた車載機器であって、前記制御手段は、前記ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行することを特徴とする。
例えば、右ハンドル車用に操作キーの配列が設定された車載機器を左ハンドル車に装着して使用する場合に、左ハンドル車を操作するドライバーにとって操作しにくい操作キーが発生する。本発明では、所定の操作手順を経ることによって、操作しにくい操作キーの機能を無効(操作しても作動しない状態)にすると共に、無効にした機能を他の操作キー(操作し易い操作キー)に移動、集約するので、主として操作し易い操作キーを利用した円滑な操作が可能となる。無効にした操作キーの機能を集約する他の操作キーは任意に選定できるように構成することもできるし、予め決められた特定の操作キーに集約するように構成することもできる。
また、ドライバーと車載機器のフロントパネルとの間に高低差があるために手が届きにくい操作キーが発生する場合にも本発明は適用することができる。
【0006】
請求項2に発明に係る車載機器は、請求項1において、前記制御手段は、特定の操作キーが操作された場合に、前記ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるためのメニューを表示し、何れかの操作キーによりメニュー内容を選択・実行するための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行することを特徴とする。
請求項3の発明に係る車載機器は、請求項1、又は2において、前記特定の操作キーをロータリーキーとし、該ロータリーキーにより前記メニュー内容を選択・実行するように構成したことを特徴とする。
請求項4の発明に係る車載機器は、請求項2、又は3において、前記制御手段は、前記他の特定の操作キーの機能が無効にされた場合、無効にされたプッシュキーに係る機能を前記ロータリーキーに集約することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
以上のように本発明によれば、ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行するようにしたので、左右対称位置関係にある操作キーを設けることによる操作キー数の増大を招くことなく、右ハンドル車、左ハンドル車の何れに設置されてもドライバーによるキー操作に支障が発生しない車載機器を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明に係る車載機器を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る車載機器に装備されたフロントパネル(操作部)の構成を示す正面図、及び各操作キーに割り当てた初期機能を示す説明図である。図2は特定の操作キーの機能をマスクするための具体的な手順例を示すフローチャートである。また、図3(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る車載機器に装備されたフロントパネル(操作部)の構成を示す正面図、及び各操作キーに割り当てた初期機能を示す説明図である。
この車載機器は例えばオーディオ機器であり、フロントパネルPには初期設定機能を有した複数の操作キー1〜12と、操作キーを用いた操作内容等を表示するディスプレイ30が配置されている。
各操作キーは、プッシュキーとしての操作キー1、3〜12と、ロータリープッシュキー(ロータリーキー)としての操作キー2とから構成されている。本実施形態では、ロータリープッシュキー(以下、RPキーという)2をフロントパネルPの左端寄りに配置したため、左ハンドル車向きの仕様であるが、右端に配置してもよい。
なお、本例ではロータリープッシュキーを一例として示したが、ロータリーキーであれよく、必ずしもロータリープッシュキーである必要はない。
【0009】
車載機器は、複数の操作キーのうちの特定操作キーの初期設定機能を無効(マスク)にしたり、変更したり、新たな機能を追加することができる制御手段40を更に備えている。初期設定機能が無効とされた場合には、当該操作キーの操作自体が無効とされ、変更された場合には異なった機能に置き換わり、追加される場合には本来の機能に新たな機能が付加される。
制御手段40は、ドライバーから最も操作し易い位置にある特定の操作キー(例えば、RPキー2)が所定のマスキング手順(無効手順)により操作された場合に、ディスプレイ30上に他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に、無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるためのメニューを表示し、更に何れかの操作キーによりメニュー内容を選択・実行するための操作がなされた場合にマスキング(無効)及び集約を実施する。
このように制御手段40は、特定の操作キーの機能を無効にするばかりでなく、無効にされた操作キーに係る機能を他の操作キー(例えば、RPキー2)に集約する。
無効にされた操作キーに係る機能の移動先としての操作キー(集約操作キー)は、制御手段40に装備されたプログラムにより予め指定してもよいし、ユーザーにより任意の操作キーを選択できるように構成してもよい。
【0010】
図1に示した如き操作キーのレイアウトを有した車載機器では、操作キー7〜12が外観上類似しているため、夫々が有した機能を誤認して誤操作し易く、更に左ハンドル車のドライバーにとっては右寄りにある操作キー(例えば、操作キー10、11、12等)は使いづらいという問題を有する。そこで、本発明では、左ハンドル車のドライバーにとって手近で操作し易いRPキー2、或いは操作キー6に、他の操作キー、例えば操作キー10、11、12が有する機能を移動し、RPキー2や操作キー6の本来の初期機能に、他の操作キーの機能を付加できるようにしている。この場合、操作キー10、11、12については、機能を無効(マスク)とし、操作しても初期機能を実現できないようにする。
このように本発明では、使用しにくい位置にあるために不使用状態となり易い操作キーの機能を無効にする(マスクする)一方で、無効にされた当該操作キーに係る機能を他の操作キー(集約操作キー)に付与する。このため、操作しにくい操作キーをなくすることができ、誤操作の発生率を低減できる。初期設定された機能を無効とされた操作キーは、操作キー面に設けたLED表示部を消灯、或いは点灯させる等により、機能が有効な他の操作キーと視覚的に判別できるように構成するのが好ましい。
【0011】
図2は特定の操作キーの機能をマスクするための具体的な手順例を示すフローチャートである。
まず、メニューキーとしてのRPキー2を回転操作することにより(S1)、メニュー画面を表示する(S2)。メニューは階層状に項目設定されており、メニュー中の上位階層には予め「KEY MASK」という項目を用意しておき、RPキー2によりこの項目を選択すると(S3でYES)、操作キーのリストが表示され(S4)、無効にしたい(マスクしたい)キーを選択する(S5でYES)。次いで、無効にしたいキーに本来割り当てられていた機能を別の操作キーに移動させる(S6)。移動先となる別の操作キー(集約操作キー)は、本来の機能に加えて新たな機能を併有することとなる(S7)。例えば、移動先となる操作キー(群)として複数パターン(ロータリープッシュキー操作重視、左側操作重視、右側操作重視等)用意しておき、ユーザーが何れかのパターンを選択することで各パターンに応じた操作キーの機能に切り替わるようにする。尚、ステップS3で「KEY MASK」以外のメニューが押された場合は、他のメニューを実行する(S8)。
ロータリープッシュキー(ロータリーキー)操作重視とは、ドライバーにとって操作しにくい操作キーの機能を無効とした際に、当該操作キーの機能の移動先としてRPキー2を選択するパターンを指称する。RPキー2は、短押しと長押ししか操作パターンがない通常のプッシュキーとは異なり、回転、押圧という操作手順を経るため、付与できる機能を多様化できる利点を有する。
但し、移動先となる集約操作キーとして、RPキー2以外のプッシュキーを選定してもよい。移動先のパターンを複数種類用意しておくことにより、RPキー以外の操作キーへの移動(集約)も可能となる。
【0012】
また、左側操作重視パターンとは、左ハンドル車の場合にドライバーの位置から操作し易い左寄りにある操作キーを集約操作キーとして選定するパターンである。
右側操作重視パターンとは、右ハンドル車の場合にドライバーの位置から操作し易い右寄りにある操作キーを集約操作キーとして選定するパターンである。例えば、図1において、右ハンドル車のドライバーにとってプッシュキーとしてのSRCキー13の操作がやりにくい場合に、メニュー画面中から右側操作重視パターンを選択することによりSRCキー13の無効と、SRCキーが有していた機能の他の操作キー、例えば操作キー12への移動が実施される。この場合、例えば集約操作キーとしての操作キー12を短押しした場合にSRCキーの機能が実現され、長押しした場合に操作キー12の本来の機能が実現されるように構成する。
図1の車載機器のフロントパネルPには、左端にRPキー2が配置されているために、右ハンドル車のドライバーにとってRPキー2が操作し難くなる可能性がある。これに対して、他の実施形態に係る図3の車載機器のフロントパネルPにあっては、左右両端に夫々RPキー15、16が配置されているので、左右いずれのハンドル車に適用しても無理なくRPキーを集約操作キーとすることができる。
【0013】
上記実施形態では、マスク対象となる操作キー、及び集約操作キーとなる操作キーをユーザーが任意、且つ個別に選択可能な構成としたが、マスクする操作キー(群)と、集約操作キーを予め数パターン用意しておき、このパターンからユーザーが選択できるように構成してもよい(マスクキープリセット機能)。この方式は、ユーザー自身でカスタマイズするのが面倒な場合に有効である。
或いは、ユーザー自身が過去にマスクした操作キーの割り振りやポジションのパターンを制御手段40が記憶しておき、マスクした操作キーや集約操作キーが変更された場合であっても、制御手段が記憶した過去の数パターンを呼び出して選択できるように構成してもよい。
【0014】
また、本発明では、ドライバー等のユーザーの手が届きにくい、判別しにくい等の理由により操作されない操作キーの機能を無効にする場合を広く含んでおり、例えば運転席に着座したドライバーの高さ位置と、車載機器の操作パネルとの高さ位置との間に高低差があるために、特定の操作キーの操作がしにくい場合における対応も含むものである。例えば、図3中における操作キー14は上方に偏位しているために、着座位置が低いドライバーにとって操作しにくい。この場合に、操作キー14の機能を下方に位置する操作キー17〜26の何れかに割り振ることが有効である。
更に、本発明の変形例として、ユーザーにより使用されない操作キー、或いは使用頻度が極めて低い操作キーを制御手段40が記憶しておき、これらの不使用キーの機能を自動的に無効とすると共に、他の操作キーに移動、集約させるように構成してもよい。なお、この不使用キーを無効とせずに、ユーザーにより使用頻度の高い他の操作キーの機能を付与して、ユーザーによる操作対象となるキーの範囲を拡げるようにしてもよい。
また、RPキー2等を操作することによってディスプレイ30上に表示されるメニュー画面中に階層状に複数の項目(移動後の機能を示す項目)を表示する場合、使用頻度の高い機能を上位階層に設定し、使用頻度の低い機能については下位階層に設定する。
或いは、キー操作とは別に、操作キーのキートップにLEDを配置しておき、マスクされた場合に、音と共にLEDを点灯・点滅させることにより、デザイン的な遊び心を加えることも有効である。
【0015】
以上のように本発明の車載機器によれば、ドライバー、その他の搭乗者の手が届きにくい位置にあるために操作しづらい操作キー(位置が分かりにくい操作キーを含む)をマスクすることにより、ドライバー等は使用し易い操作キーのみを操作することにより希望の機能を漏れなく実現することができる。手近にあるが使用頻度が低いために、他の操作キーを操作する際に誤って操作してしまう操作キーについてもマスクすることが有効であり、この場合にも本発明によるマスク機能を利用できる。例えば、右ハンドル車用に操作キーの配列が設定された車載機器を左ハンドル車に装着して使用する場合に、左ハンドル車を操作するドライバーにとって操作しにくい操作キーが発生する。本発明では、所定の操作手順を経ることによって、操作しにくい操作キーの機能を無効(操作しても作動しない状態)にすると共に、無効にした機能を他の操作キー(操作し易い操作キー)に移動、集約するので、主として操作し易い操作キーを利用した円滑な操作が可能となる。無効にした操作キーの機能を集約する他の操作キーは任意に選定できるように構成することもできるし、予め決められた特定の操作キーに集約するように構成することもできる。このため、左右対称位置関係にある操作キーを設けることによる操作キー数の増大を招くことなく、右ハンドル車、左ハンドル車の何れに設置されてもドライバーによるキー操作に支障が発生しない車載機器を提供することができる。
また、マスクした操作キーを照明することにより、機能しない操作キーであることを明示すると共に、デザイン照明的な効果を発揮することができる。
集約操作キーとして、単一の操作キー、例えばRPキーを使用することにより、操作が統一化、単純化し、操作性を向上することが可能となる。この場合、有効状態にある操作キー数が減少するが、使用する操作キーが特定の操作キーに集約されることにより、他のキーを選択して操作する煩雑さがなくなるため、ユーザーの利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る車載機器に装備されたフロントパネル(操作部)の構成を示す正面図、及び各操作キーに割り当てた初期機能を示す説明図である。
【図2】特定の操作キーの機能をマスクするための具体的な手順例を示すフローチャートである。
【図3】(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る車載機器に装備されたフロントパネル(操作部)の構成を示す正面図、及び各操作キーに割り当てた初期機能を示す説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
【0017】
1、3〜13…操作キー、2…ロータリープッシュキー(ロータリーキー=操作キー)、14〜26…操作キー、30…ディスプレイ、40…制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロントパネルに装備されて所定の初期設定機能を有した複数の操作キーと、ディスプレイと、該複数の操作キーのうちの特定キーの初期設定機能を変更、及び無効にすることができる制御手段と、を備えた車載機器であって、
前記制御手段は、前記ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行することを特徴とする車載機器。
【請求項2】
前記制御手段は、特定の操作キーが操作された場合に、前記ディスプレイ上に、他の特定の操作キーの機能を無効にすると共に無効にした操作キーに係る機能を更に他の特定の操作キーに集約させるためのメニューを表示し、何れかの操作キーによりメニュー内容を選択・実行するための操作がなされた場合に前記無効、及び集約を実行することを特徴とする請求項1に記載の車載機器。
【請求項3】
前記特定の操作キーをロータリーキーとし、該ロータリーキーにより前記メニュー内容を選択・実行するように構成したことを特徴とする請求項1、又は2に記載の車載機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記他の特定の操作キーの機能が無効にされた場合、無効にされたプッシュキーに係る機能を前記ロータリーキーに集約することを特徴とする請求項2、又は3に記載の車載機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−23805(P2010−23805A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−191147(P2008−191147)
【出願日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】