説明

通信端末装置

【課題】効率的な処理によりデータの誤通信を防止することができる通信端末装置を提供する。
【解決手段】ユーザによって入力された宛先に基づいて、相手先通信端末装置への通信を実行する通信端末装置であって、入力された宛先を取得する受付部と、入力された宛先に基づいて、入力された宛先とは異なる複数の宛先を生成する宛先生成部と、入力された宛先と生成された複数の宛先とを表示する表示部と、表示部に表示された、入力された宛先と生成された複数の宛先との中から、ユーザによって選択された1つの宛先を取得する選択部と、入力された宛先と選択された1つの宛先とが一致するかどうかを判定する判定部と、判定部によって、入力された宛先と選択された1つの宛先とが一致すると判定された場合には相手先通信端末装置への通信を実行し、一致すると判定されなかった場合には相手先通信端末装置への通信を実行しない通信部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザによって入力された宛先に基づいて、相手先通信端末装置への通信を実行する通信端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、通信端末装置において、通信する相手先の宛先を誤って入力することによりデータが誤通信されてしまう場合が往々にしてある。データが誤った相手先に通信された場合、全く関係のない第三者にとっては迷惑となる。また、誤送信されたデータが機密性の高い情報(例えば顧客の個人情報や企業情報等)である場合、第三者に秘密情報が流出してしまう問題が生じる。
【0003】
そこで、上記のようなデータの誤通信をいかに防止するかについて、様々な研究がなされている。
【0004】
例えば、特許文献1には、相手先ファクシミリ(FAX)装置のFAX番号をユーザに2度入力させ、前記2度の入力の内容が一致する場合にのみファクシミリ送信を許可するファクシミリ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平2−200058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたファクシミリ装置は、10桁前後のFAX番号を2度入力するので、ユーザにとっては手間がかかる作業となる。
【0007】
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、効率的な処理によりデータの誤通信を防止することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る通信端末装置は、ユーザによって入力された宛先に基づいて、相手先通信端末装置への通信を実行する通信端末装置であって、前記入力された宛先を取得する受付部と、前記入力された宛先に基づいて、前記入力された宛先とは異なる複数の宛先を生成する宛先生成部と、前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先とを表示する表示部と、前記表示部に表示された、前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先との中から、ユーザによって選択された1つの宛先を取得する選択部と、前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致するかどうかを判定する判定部と、前記判定部によって、前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致すると判定された場合には前記相手先通信端末装置への通信を実行し、一致すると判定されなかった場合には前記相手先通信端末装置への通信を実行しない通信部とを備える。
【0009】
これにより、2度目の宛先を入力する際には、ユーザは、表示された複数の宛先の中から正しい宛先を1つ選択すればよいので、効率的な処理によりデータの誤通信を防止することができる。
【0010】
また、前記表示部は、前記判定部が前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致すると判定されなかった場合には宛先の再入力を促す情報を表示することが好ましい。
【0011】
これにより、再度宛先の入力を促すので、誤通信を防止するための効果を向上させることができる。
【0012】
また、前記宛先生成部は、文字列をランダムに発生させることにより、前記複数の宛先を生成する。
【0013】
これにより、入力された宛先とは全く異なる複数の宛先を生成することができる。
【0014】
また、前記宛先生成部は、前記入力された宛先の文字列の一部をランダムに発生させた文字列に置き換えることにより、前記複数の宛先のうち、少なくとも1つの宛先を生成する。
【0015】
これにより、入力された宛先とは全く異なる宛先だけでなく、入力された宛先に近い宛先も生成することができる。
【0016】
また、前記表示部は、前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先とが配列された宛先一覧として表示し、前記入力された宛先の位置を前記宛先一覧にランダムに表示することが好ましい。
【0017】
これにより、正しい宛先が表示される位置が一定とならないので、誤通信を防止するための効果を向上させることができる。
【0018】
また、前記宛先は電話番号としてもよい。
【0019】
また、前記宛先はメールアドレスとしてもよい。
【0020】
なお、電話番号とは、電話機で使用する電話番号及びファクシミリ送信で使用するFAX番号等を含む。
【0021】
また、宛先とは、電話機で使用する電話番号、ファクシミリ送信で使用するFAX番号及びメールアドレス等を含む。
【0022】
また、文字列とは、アルファベット、数字またはそれらの組み合わせによって構成された文字列等を含む。
【0023】
また、通信とは、ファクシミリ送信、メール送信及び電話での通話等を含む。
【発明の効果】
【0024】
本発明により、効率的な処理によりデータの誤通信を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置を含む通信システムの構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置のハードウェア構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の特徴的な機能の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置によるファクシミリ送信の手順を示すフローチャートを示す図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係るFAX番号の入力を促す表示例を示す図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係るFAX番号の選択を促す表示例を示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ送信を実行する際の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態では、通信端末装置がファクシミリ(FAX)装置である場合について説明する。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置を含む通信システムの構成を示す図である。この通信システムでは、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1は、PSTN(Public Switched Telephone Networks;公衆電話交換回線網)3を介して、ファクシミリの送受信の相手先となる相手先ファクシミリ装置2に接続される。
【0028】
ファクシミリ装置1は、後述するように、誤送信を防止する各種機能を備える点に特徴を有する。このファクシミリ装置1は、例えば、MFP(Multi Function Peripherals;複合機)等である。ハードウェア構成として、図2に示されるように、CPU10、ROM20、RAM30、モデム40、NCU(Network Control Unit)50、操作パネル60、ディスプレイ70、スキャナ80、プリンタ90及びLANI/F(LANインターフェース)100を備える。
【0029】
CPU10は、ROM20に格納された制御プログラム25を実行するプロセッサである。
【0030】
ROM20は、制御プログラム25等を保持する読み出し専用メモリである。
【0031】
RAM30は、CPU10が制御プログラム25を実行するときに使用するワークエリア、操作パネル60によって入力されたデータ、スキャナ80で読み込まれた画像データ及び相手先ファクシミリ装置2から送信されてきた画像データ等を一時的に保持する揮発性の記憶領域等を有する読み書き可能なメモリである。
【0032】
モデム40は、ファクシミリ送信される画像データを変調する。また、モデム40は、外部からファクシミリ送信されてきた画像データを復調するファックスモデムである。
【0033】
NCU50は、PSTN3と接続される回線終端装置である。
【0034】
操作パネル60は、ユーザからの操作(例えば、FAX番号の入力等)を受け付けるパネルである。
【0035】
ディスプレイ70は、液晶表示装置(LCD)等であり、ユーザとの対話に使用する。また、ディスプレイ70は、ファクシミリ装置1の動作状態を表示する。
【0036】
スキャナ80は、ファクシミリ送信及びプリンタ90に複写を行う原稿の内容をCCD等で読み取り、画像データを生成する画像読み取り装置である。
【0037】
プリンタ90は、印刷するための装置であり、例えば、相手先ファクシミリ装置2からPSTN3、NCU50及びモデム40を介して送信された画像データ(ファクシミリ受信データ)及びスキャナ80からの読み取り内容等を印刷する。
【0038】
LANI/F100は、このファクシミリ装置1とLANとを接続する通信アダプタである。
【0039】
なお、操作パネル60は、ディスプレイ70上に設けられていてもよいし、ディスプレイ70とは別に設けられていてもよい。
【0040】
図3は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1の特徴的な機能の構成を示すブロック図である。つまり、図2に示されるハードウェア構成によって発揮されるファクシミリ装置1の機能のうち、本発明に関わる機能を示すブロック図である。
【0041】
このファクシミリ装置1は、機能的には、受付部200、宛先生成部210、表示部220、選択部230、判定部240及び通信部250を備える。
【0042】
受付部200は、入力されたFAX番号を、図2における操作パネル60等によって取得する。
【0043】
宛先生成部210は、図2におけるCPU10と制御プログラム25等によって実現される処理部であり、受付部200によって取得されたFAX番号(以下、入力されたFAX番号とも呼ぶ)に基づき、入力されたFAX番号とは異なる複数のFAX番号を生成する。
【0044】
表示部220は、図2におけるCPU10と制御プログラム25とディスプレイ70等によって実現されるものである。表示部220は、宛先生成部210からの指示に従って、入力されたFAX番号と、宛先生成部210によって生成された複数のFAX番号とを表示する。また、表示部220は、受付部200からの指示に従って、FAX番号の入力を促す表示も行う。さらに、表示部220は、後述する通信部250からの指示に従って、ファクシミリ送信に関する結果についても表示する。
【0045】
選択部230は、表示部220に表示された、入力されたFAX番号を含む複数のFAX番号の中から、ユーザによって選択された1つのFAX番号を、図2における操作パネル60等によって取得する。
【0046】
判定部240は、図2におけるCPU10と制御プログラム25等によって実現される処理部である。判定部240は、入力されたFAX番号と、選択部230によって取得されたFAX番号(以下、選択された1つのFAX番号とも呼ぶ)とが一致するかどうかを判定する。
【0047】
通信部250は、図2におけるCPU10と制御プログラム25とモデム40とNCU50等によって実現される処理部である。通信部250は、判定部240によって、入力されたFAX番号と選択された1つのFAX番号とが一致すると判定された場合には、相手先ファクシミリ装置2への送信を実行し、一致すると判断されなかった場合には、相手先ファクシミリ装置2への送信を実行しない。ここで、ファクシミリ送信とは、スキャナ80で読み取られた画像データを、モデム40、NCU50及びPSTN3を介して相手先ファクシミリ装置2に送信する処理である。
【0048】
次に、以上のように構成された本実施の形態に係るファクシミリ装置1の動作について説明する。
【0049】
図4は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置によるファクシミリ送信の手順を示すフローチャートを示す図である。
【0050】
まず、受付部200は、ユーザが入力したFAX番号を取得する(S100)。このとき、ユーザは、ファクシミリ送信したい原稿をスキャナ80にセットし、図5に示すように、操作パネル60によって、送信したい相手先のFAX番号を入力した後に、Enterキーを押す。
【0051】
Enterキーが押された場合、宛先生成部210は、受付部200によって取得されたFAX番号(入力されたFAX番号)に基づいて、入力されたFAX番号とは異なる複数のFAX番号を生成する(S110)。このとき、宛先生成部210は、入力されたFAX番号の数字列の一部または全部が、ランダムに発生させた数字列に置き換えることにより、複数のFAX番号のうち少なくとも1つの宛先を生成する。なお、生成するFAX番号のうち、市外局番の部分は置き換えないことが好ましい。
【0052】
そして、表示部220は、入力されたFAX番号と、宛先生成部210によって生成された複数のFAX番号とを、図6に示すように、FAX番号一覧(本発明の宛先一覧に相当する)として表示する(S120)。このとき、入力されたFAX番号の位置が図6に示すFAX番号一覧中の何段目に表示されるかについては、ランダムに決定される。
【0053】
そして、選択部230は、図6に示すFAX番号一覧の中から、ユーザによって選択されたFAX番号を取得する(S130)。このとき、図6に示すように、操作パネル60によって、(S100)においてユーザが入力したFAX番号と同じもの、すなわち、送信したい相手先のFAX番号をユーザは選択する。
【0054】
そして、判定部240は、入力されたFAX番号と、選択されたFAX番号とが一致するかどうかを判定する(S140)。判定部240が、一致すると判定した場合(S140でYES)には、通信部250はファクシミリ送信を実行する(S150)。判定部240が、一致すると判定しなかった場合(S140でNO)には、通信部250はファクシミリ送信を実行しない。このようなファクシミリ送信に関する結果、つまり、実行されたかどうかについての情報は、表示部220に表示される。
【0055】
なお、(S140でNO)の場合に、表示部220はユーザにFAX番号の再入力を促す情報を表示してもよい。
【0056】
また、(S140でNO)の場合に、宛先生成部210は、RAM30に一時的に保持されている、入力されたFAX番号に基づいて、再度複数のFAX番号を生成してもよい。
【0057】
さらに、(S140でNO)の場合に、表示部220は、FAX番号一覧の中から、入力されたFAX番号の再選択を促す情報を表示してもよい。また、その際に、表示部220は入力されたFAX番号の位置を再度変更してもよい。
【0058】
以上の手順によって、図7に示されるように、判定部240が、入力されたFAX番号と、選択されたFAX番号とが一致すると判定した場合には、ファクシミリ送信が実行される(その旨が表示部220に表示される)。また、判定部240が一致すると判定しない場合には、ファクシミリ送信が実行されない(その旨、例えば、FAX番号の再入力を促す旨が表示部220に表示される)。
【0059】
以上、本発明の実施の形態に係る通信端末装置について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
【0060】
例えば、上記実施の形態は、ファクシミリ送信時を例として説明したが、例えば、通信端末装置が携帯電話機として、通話またはメール送信時に本発明を用いてもよい。なお、メール送信時には、入力されたメールアドレスの一部又は全部を、ランダムに発生させた文字列に置き換えることにより、複数のメールアドレスのうち少なくとも1つのメールアドレスを生成する。このとき、@やトップレベルドメイン(.jp、.comなど)は置き換えないことが望ましい。
【0061】
また、図6において、FAX番号一覧に表示されているFAX番号は5種類であるが、FAX番号一覧は、入力されたFAX番号と、少なくとも1種類の生成されたFAX番号とを保持していればよい。
【0062】
また、構成要素間の接続関係は、本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。
【0063】
また、図3における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を上記通信端末装置が並列または時分割に処理してもよい。
【0064】
また、上記通信端末装置の構成は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、本発明に係る通信端末装置は、上記構成の全てを必ずしも備える必要はない。言い換えると、本発明に係る通信端末装置は、本発明の効果を実現できる最小限の構成のみを備えればよい。
【0065】
同様に、図4は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記ステップの全てを必ずしも含む必要はない。言い換えると、図4は、本発明の効果を実現できる最小限のステップのみを含めばよい。また、上記のステップが実行される順序は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
【0066】
さらに、本発明の主旨を逸脱しない限り、本実施の形態に対して当業者が思いつく範囲内の変更を施した各種変形例も本発明に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0067】
本発明は、例えば、ファクシミリ送信、電話での通話またはメール送信の際において、効率的な処理によりデータの誤通信を防止することができる通信端末装置として利用することができる。
【符号の説明】
【0068】
1 ファクシミリ装置
2 相手先ファクシミリ装置
3 PSTN
10 CPU
20 ROM
25 制御プログラム
30 RAM
40 モデム
50 NCU
60 操作パネル
70 ディスプレイ
80 スキャナ
90 プリンタ
100 LANI/F
200 受付部
210 宛先生成部
220 表示部
230 選択部
240 判定部
250 通信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザによって入力された宛先に基づいて、相手先通信端末装置への通信を実行する通信端末装置であって、
前記入力された宛先を取得する受付部と、
前記入力された宛先に基づいて、前記入力された宛先とは異なる複数の宛先を生成する宛先生成部と、
前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先とを表示する表示部と、
前記表示部に表示された、前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先との中から、ユーザによって選択された1つの宛先を取得する選択部と、
前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致するかどうかを判定する判定部と、
前記判定部によって、前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致すると判定された場合には前記相手先通信端末装置への通信を実行し、一致すると判定されなかった場合には前記相手先通信端末装置への通信を実行しない通信部と
を備える通信端末装置。
【請求項2】
前記表示部は、
前記判定部が前記入力された宛先と前記選択された1つの宛先とが一致すると判定されなかった場合には宛先の再入力を促す情報を表示する
請求項1に記載の通信端末装置。
【請求項3】
前記宛先生成部は、
文字列をランダムに発生させることにより、前記複数の宛先を生成する
請求項1または2に記載の通信端末装置。
【請求項4】
前記宛先生成部は、
前記入力された宛先の文字列の一部をランダムに発生させた文字列に置き換えることにより、前記複数の宛先のうち、少なくとも1つの宛先を生成する
請求項1または2に記載の通信端末装置。
【請求項5】
前記表示部は、
前記入力された宛先と生成された前記複数の宛先とが配列された宛先一覧として表示し、前記入力された宛先の位置を前記宛先一覧にランダムに表示する
請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信端末装置。
【請求項6】
前記宛先は電話番号である
請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信端末装置。
【請求項7】
前記宛先はメールアドレスである
請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信端末装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2013−4996(P2013−4996A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−130712(P2011−130712)
【出願日】平成23年6月10日(2011.6.10)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】