説明

通信装置

【課題】正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行える通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置100は、通信毎に通信履歴を記憶する通信履歴記憶部105と、通信履歴をネットワーク10を介して出力する履歴管理装置20を登録する登録部107と、履歴管理装置20から通信履歴記憶部105の通信履歴の閲覧または削除要求を受け付ける要求受付部113と、通信履歴記憶部105の通信履歴毎に、履歴管理装置20からの閲覧または削除要求の有無を対応付けて記録するアクセス状況記憶部109と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関し、外部装置から通信履歴を管理できる通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の通信装置としては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された通信装置は、外部端末から送信情報の削除が可能な通信端末装置において、他人が送信指示を行った情報について誤って削除することがないように、削除指示を行った外部端末が、削除対象の情報の送信指示を行った外部端末と一致するか否かを判定し、一致するときのみ削除を行うものである。
【特許文献1】特開2001−352404号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
複数の外部装置から通信履歴を管理されている通信装置において、未だ閲覧していない通信履歴を他の外部装置が閲覧後に削除してしまい、閲覧できなくなってしまうことがあった。
【0004】
また、複数の通信を並行して実行できる通信装置において、通信開始時刻でシリアル番号順に履歴を管理しているような場合に、各通信の容量によって通信時間が異なるため、複数の通信の開始と確定の順序がずれることがある。たとえば、先に通信を開始したものの方が、後から通信を開始したものより遅れて通信が終了することがある。また、外部装置が通信履歴の管理をシリアル番号順に行っている場合に、通信の確定が遅れることによって、後のシリアル番号の通信履歴を先に取得してしまい、未確定の通信の履歴が取得されないまま漏れてしまうといったことが発生する可能性があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行える通信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、通信毎に通信履歴を記憶する履歴記憶部と、
前記通信履歴をネットワークを介して出力する外部装置を登録する登録部と、
前記外部装置から前記履歴記憶部の通信履歴の閲覧または削除要求を受け付ける要求受付部と、
前記履歴記憶部の前記通信履歴毎に、前記外部装置からの閲覧または削除要求の有無を対応付けて記録する記録部と、を備える通信装置が提供される。
【0007】
この発明によれば、複数の外部装置が通信履歴を閲覧または削除要求の有無を通信履歴毎に対応付けて記録することができるので、他の外部装置の閲覧または削除要求の有無を通信履歴毎に管理することが可能になり、誤って他の外部装置が未閲覧の通信履歴を削除することなどを防ぐことが可能となる。したがって、この発明によれば、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行えることとなる。
【0008】
上記通信装置において、前記通信履歴毎に、前記登録部に登録されているすべての前記外部装置から前記閲覧または削除要求を受け付けたか否かを判定する判定部と、前記すべての外部装置から前記閲覧または削除要求を受け付けたと判定された通信履歴のみを削除する削除部と、をさらに備えることができる。
【0009】
この構成によれば、複数の外部装置が通信履歴を閲覧している場合に、他の外部装置が誤って未閲覧の通信履歴を削除するのを防ぐことができる。したがって、この発明によれば、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行える。
【0010】
上記通信装置において、複数の通信を並行して実行できる通信部と、通信毎に通信開始時に通信履歴を生成し、通信終了時に確定して前記履歴記憶部に記録する履歴記録部と、をさらに備えることができる。
【0011】
この構成によれば、通信開始時刻でシリアル番号順に履歴管理されている装置において、並行して実行される複数の通信の開始と確定の順序がずれる場合にも、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行えるようになる。
【0012】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行える通信装置が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置100の要部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の通信装置100は、通信毎に通信履歴を記憶する履歴記憶部(通信履歴記憶部105)と、通信履歴をネットワーク10を介して出力する外部装置(履歴管理装置20)を登録する登録部107と、外部装置(履歴管理装置20)から履歴記憶部(通信履歴記憶部105)の通信履歴の閲覧または削除要求を受け付ける要求受付部113と、履歴記憶部(通信履歴記憶部105)の通信履歴毎に、外部装置(履歴管理装置20)からの閲覧または削除要求の有無を対応付けて記録する記録部(アクセス状況記憶部109)と、を備える。さらに、本実施形態の通信装置100は、通信履歴毎に、登録部107(アクセス状況記憶部109)に登録されているすべての外部装置(履歴管理装置20)から閲覧または削除要求を受け付けたか否かを判定する判定部121と、すべての外部装置(履歴管理装置20)から閲覧または削除要求を受け付けたと判定された通信履歴のみを削除する削除部(履歴削除部123)と、をさらに備えることができる。
【0016】
また、本実施形態の通信装置100において、複数の通信を並行して実行できる通信部101と、通信毎に通信開始時に通信履歴を生成し、通信終了時に確定して履歴記憶部(通信履歴記憶部105)に記録する履歴記録部103と、をさらに備えることができる。
【0017】
通信装置100は、たとえばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワークまたは公衆回線網に接続されたファクシミリ装置、IPファクシミリ装置、MFP(Multi Functional Peripheral)などであり、G3ファックス、IPファックス、メール送受信、ファイルサーバ機能を有することができる。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ファクシミリ装置の構成である画像処理部やG3ファクシミリ通信処理部などは図示されていない。
【0018】
また、通信装置100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0019】
通信装置100は、LANやWANなどのネットワーク10を介して少なくとも1つの履歴管理装置20に接続される。履歴管理装置20は、通信装置100から通信履歴を取得し、管理する。たとえば、履歴管理装置20は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどである。
【0020】
通信装置100は、通信部101と、履歴記録部103と、通信履歴記憶部105と、登録部107と、アクセス状況記憶部109と、インタフェース部(I/F)111と、要求受付部113と、履歴出力部115と、判定部121と、履歴削除部123と、を備える。
【0021】
通信部101は、複数の通信を並行して実行する。たとえば、複数のファクシミリ受信を並行して行うことができる。なお、図1において、通信開始要求受付部や、通信接続部、接続相手先などは本発明の本質に関わらないので省略してある。
【0022】
履歴記録部103は、通信部101における通信履歴を通信毎に記録し、通信履歴記憶部105に格納する。通信履歴は、通信部101において通信開始時に生成され、通信終了時に確定する。図2に通信履歴記憶部105の構造の一例を示す。図2において通信履歴記憶部105は、G3ファックス送受信履歴の通信履歴の構造の例を示している。通信履歴は、通信手段毎に管理されてもよいし、全ての通信手段を一括で管理してもよい。全ての通信手段を一括で管理する場合は、通信手段を示すフィールドをさらに含むことができる。また、通信履歴記憶部105には、送信/受信の別を示すフィールドを含むこともできる。
【0023】
図2に示すように、本実施形態の通信履歴記憶部105は、管理番号201と、相手先203と、日時205と、件名207と、通信時間209と、ページ211と、結果213と、を含む。管理番号201は、履歴記録部103が通信記録を生成した順に付されるシリアル番号である。
【0024】
図2(a)において、2件のファックス受信が同時に開始されている。NO.1のレコードはこの時点で既に通信が完了しており、通信履歴が確定しているが、NO.2の通信のレコードは未だ通信中であり、通信履歴は確定していない。
【0025】
図1に戻り、登録部107は、通信履歴記憶部105にアクセス可能な履歴管理装置20を予め複数登録する。登録部107は、図示されない操作部をユーザが操作して行った指示を受け付け、アクセス状況記憶部109に履歴管理装置20の識別情報、たとえば、IPアドレスを登録する。図3にアクセス状況記憶部109の構造の一例を示す。アクセス状況記憶部109は、通信履歴記憶部105の通信履歴毎に、各履歴管理装置20からのアクセス状況を対応付けて記憶する。すなわち、履歴管理装置20のIPアドレス233毎に、各管理番号231の通信履歴の閲覧状況をアクセス状況記録欄235に格納する。
【0026】
図1に戻り、インタフェース部111は、ネットワーク10を介して履歴管理装置20と通信を行う。要求受付部113は、インタフェース部111を介して履歴管理装置20からの通信履歴の閲覧または削除要求を受け付け、閲覧または削除要求をした履歴管理装置20を識別し、判定部121に通知する。
【0027】
判定部121は、アクセス状況記憶部109にアクセスし、要求受付部113から通知された識別情報の履歴管理装置20のアクセス状況を参照する。閲覧要求の場合、判定部121は該当する履歴管理装置20が未だ閲覧していない通信履歴を履歴出力部115に通知する。削除要求の場合、判定部121は、アクセス状況記憶部109にアクセスし、すべての履歴管理装置20が閲覧済みまたは削除要求した通信履歴を後述する履歴削除部123に通知する。
【0028】
履歴出力部115は、判定部121から通知された未だ閲覧されていない通信履歴のみを通信履歴記憶部105から読み出し、インタフェース部111を介して履歴管理装置20に出力する。出力後、判定部121に通知し、判定部121は、通知を受けて、アクセス状況記憶部109の該当するアクセス状況記録欄235を「未」から「済み」に更新する。
【0029】
また、履歴削除部123は、判定部121から通知されたすべての履歴管理装置20が閲覧済みまたは削除要求した通信履歴を通信履歴記憶部105から削除する。
【0030】
このように構成された本実施形態の通信装置100の動作について、以下に説明する。図4は、本実施形態の通信装置100の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1乃至4を用いて説明する。ここでは、図1の登録部107によって、3つの履歴管理装置20が図3に示すようにアクセス状況記憶部109に予め登録されているものとする。
【0031】
はじめに、図1の通信部101が通信開始を受け付けると(ステップS11のYES)、図1の履歴記録部103が通信履歴(レコード)を生成する(ステップS13)。たとえば、図2(a)に示すように、通信履歴記憶部105には3件のファックス受信の通信履歴が記録される。そして、図1の通信部101における1番目の通信が終了したとき(ステップS15のYES)、図1の履歴記録部103は通信が終了したNO.1の通信履歴を確定する(ステップS17)。たとえば、図2(a)に示すように、NO.1の通信履歴は通信が終了し確定しているが、NO.2およびNO.3の通信履歴は通信が終了していないので未確定のままである。ステップS11で通信開始を受け付けていない場合(ステップS11のNO)は、ステップS19に進む。
【0032】
さらに、図1の要求受付部113がインタフェース部111介してネットワーク10上の履歴管理装置20から履歴閲覧要求を受け付けたとき(ステップS19のYES)、図1の要求受付部113はその履歴管理装置20を識別する(ステップS21)。ここでは、IPアドレスを取得する。そして、図1の判定部121が図1のアクセス状況記憶部109にアクセスし、閲覧状況を確認する。このとき、NO.1の通信履歴の通信は確定しているので、図1の履歴出力部115は、NO.1の通信履歴を履歴管理装置20にインタフェース部111を介して出力する(ステップS23)。図1の判定部121が図3のアクセス状況記憶部109の該当する履歴管理装置20のアクセス状況記録欄235を「未」から「済み」に更新する(ステップS25)。
【0033】
なお、ネットワーク10の履歴管理装置20は、定期的に、あるいは履歴管理装置20のユーザが任意に決定した時に、通信装置100に通信履歴の閲覧を要求する。
【0034】
同様にして他の履歴管理装置20からの通信履歴の閲覧要求を図1の要求受付部113が受け付け、図1の履歴出力部115がNO.1の通信履歴のみを各履歴管理装置20に出力したとき、図1の判定部121が図3のアクセス状況記憶部109の該当する履歴管理装置20のアクセス状況記録欄235を「未」から「済み」に更新する。このようにして、ネットワーク10に接続されているすべての履歴管理装置20からNO.1の通信履歴の閲覧が済んだとき、図3(a)のようにアクセス状況記憶部109に記録されることとなる。
【0035】
また、図4のフローチャートは、常時繰り返し実施され、通信開始(S11)、通信終了(S15)、履歴閲覧要求(S19)、後述する履歴出力済み(S27)を常時監視するものとする。常時監視を繰り返している最中に、NO.3の通信も確定し、その後、IPアドレス"192.168.100.3"の履歴管理装置20が通信履歴の閲覧要求を図1の要求受付部113が受け付け、履歴出力部115がNO.3の通信履歴も出力する。そして、図3のアクセス状況記憶部109に示すように、該当するアクセス状況記録欄235が「未」から「済み」に更新される。
【0036】
このように、履歴管理装置20毎に、通信記録毎に出力済みか否かをアクセス状況記憶部109で管理することができるので、NO.2の通信が未確定の間に、先にNO.3の通信履歴が確定し、NO.1とNO.3の通信履歴を履歴管理装置20に出力したとしても、後からNO.2の通信が確定した後、NO.2の通信履歴を落とすことなく履歴管理装置20の出力することができる。
【0037】
さらに、ステップS27において、図1の判定部121は、図3(a)のアクセス状況記憶部109にアクセスし、すべての履歴管理装置20に出力済みの通信履歴があった場合(ステップS27のYES)、該当する通信履歴を図2(a)の通信履歴記憶部105から削除する(ステップS29)。このようにして、図2(b)に示す通信履歴記憶部105のように、NO.1の通信履歴のレコードが削除される。
【0038】
その後、NO.3の通信も終了し、通信履歴が確定した後、すべての履歴管理装置20に出力された後、図3(b)に示すようにアクセス状況記憶部109も更新される。そして、図1の履歴出力部115は、図2(b)の通信履歴記憶部105のNO.3の通信履歴のレコードも削除し、図2(c)に示すように通信履歴記憶部105も更新される。
【0039】
以上説明したように、本発明の実施の形態の通信装置100によれば、複数の履歴管理装置20が通信履歴を閲覧している場合に、他の履歴管理装置20が誤って未閲覧の通信履歴を削除するのを防ぐことができる。よって、本発明の実施の形態の通信装置100によれば、正確な通信履歴を外部装置に提供でき、通信履歴の管理を効率よく行える通信装置また、通信毎の通信履歴について履歴管理装置20によるアクセス状況を対応付けて管理することができるので、通信開始時刻でシリアル番号順に履歴管理されている装置において、複数の通信の開始と確定の順序がずれる場合にも、外部装置からの通信履歴の管理が正確に行えるようになる。
【0040】
また、通信装置100は、履歴管理装置20が閲覧済みの通信履歴は出力せず、履歴管理装置20が閲覧していない通信履歴のみを出力するので効率がよい。さらに、各履歴管理装置20では、通信履歴のアクセス状況を管理する必要がなく、通信装置100でのみ一元管理することができる。これにより、履歴管理装置20に管理部を設ける必要がなくなり、システムが簡略化される。
【0041】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0042】
たとえば、上記実施形態において、すべての履歴管理装置20が閲覧済みの通信履歴を自動的に削除する構成としたが、これに限定されない。アクセス状況記憶部109に、別途、履歴管理装置20からの削除要求の有無を記憶する領域を設けてもよい。判定部121は、要求受付部113がすべての履歴管理装置20から削除要求を受け付けたか否かを判定し、すべての履歴管理装置20から削除要求を受け付けたと判定された場合に、履歴削除部123が通信履歴記憶部105から該当する通信履歴を削除するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の通信履歴記憶部の構造の一例を示す図である。
【図3】図1のアクセス状況記憶部の構造の一例を示す図である。
【図4】図1の通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0044】
10 ネットワーク
20 履歴管理装置
100 通信装置
101 通信部
103 履歴記録部
105 通信履歴記憶部
107 登録部
109 アクセス状況記憶部
111 インタフェース部
113 要求受付部
115 履歴出力部
121 判定部
123 履歴削除部
201 管理番号
203 相手先
205 日時
207 件名
209 通信時間
211 ページ
213 結果
231 管理番号
233 アドレス
235 アクセス状況記録欄

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信毎に通信履歴を記憶する履歴記憶部と、
前記通信履歴をネットワークを介して出力する外部装置を登録する登録部と、
前記外部装置から前記履歴記憶部の通信履歴の閲覧または削除要求を受け付ける要求受付部と、
前記履歴記憶部の前記通信履歴毎に、前記外部装置からの閲覧または削除要求の有無を対応付けて記録する記録部と、を備える通信装置。
【請求項2】
請求項1に記載の通信装置において、
前記通信履歴毎に、前記登録部に登録されているすべての前記外部装置から前記閲覧または削除要求を受け付けたか否かを判定する判定部と、
前記すべての外部装置から前記閲覧または削除要求を受け付けたと判定された通信履歴のみを削除する削除部と、をさらに備える通信装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の通信装置において、
複数の通信を並行して実行できる通信部と、
通信毎に通信開始時に通信履歴を生成し、通信終了時に確定して前記履歴記憶部に記録する履歴記録部と、をさらに備える通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−283554(P2008−283554A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−127076(P2007−127076)
【出願日】平成19年5月11日(2007.5.11)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】