説明

遊技機用玉計数装置の玉受皿

【課題】遊技機の外形寸法や玉貸機の設置状況等によって遊技機との間に生じた隙間を遮蔽してパチンコ玉が外へこぼれる等の不具合を解消することができる遊技機用玉計数装置の玉受皿を提供すること。
【解決手段】遊技機20の下皿に排出されるパチンコ玉を受けてその個数を計数しながら回収する遊技機用玉計数装置の一部を構成し、前記遊技機20の下皿の下方、且つ、前記遊技機20の前面側に配設されて前記下皿から落下するパチンコ玉を受ける玉受皿2は、当該玉受皿2と前記遊技機20との間の隙間を遮蔽する、前後方向に移動可能な隙間遮蔽部材4を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機の下皿の下方に配設されて下皿から落下するパチンコ玉を受けるための遊技機用玉計数装置の玉受皿に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、遊技機において遊技客が獲得したパチンコ玉は専用のケースに収納され、このケースを玉計数装置或いは景品交換所まで運び、獲得したパチンコ玉の個数を計数することが行われていた。
【0003】
ところが、パチンコ玉の数が多い場合には、その数に比例してケース重量が重くなり、重いケースを玉計数装置或いは景品交換所まで運ぶ作業には多大な労力を要し、又、パチンコ玉が収容された複数のケースを遊技客の足下周辺に積み上げると他の遊技客や遊技場店員の通行の邪魔になる。更に、パチンコ玉がケースに収容されたままの状態では、このパチンコ玉は遊技に供せられないため、遊技場全体で必要なパチンコ玉の個数が多くなるという問題もある。
【0004】
そこで、遊技客が獲得したパチンコ玉を遊技機に隣設された玉貸機の内部を通過させ、遊技機の背面側の遊技島内へと移送して回収するとともに、パチンコ玉を移送する過程でその個数を計数し、計数された個数をカード等の媒体に記憶させて該媒体を遊技客に提供し、遊技客は提供された媒体を景品交換所に持ち込んで所望の景品と交換するというシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
上記システムを構成する特許文献1記載の遊技機用玉計数装置は、遊技機の下皿の下方に配設された玉受皿と、玉貸機の内部に形成された計数通路と、該計数通路と前記玉受皿とを連結する連結通路と、前記計数通路に設けられた計数センサによって構成されている。
【0006】
上述のように構成された遊技機用玉計数装置においては、遊技機の下皿から落下するパチンコ玉は玉受皿で受けられ、この受けられたパチンコ玉は、連結通路及び計数通路を移送された遊技機の背面側の遊技島内へと回収されるとともに、計数通路を移送される過程でその個数が計数センサによって計数される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2009−045203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、昨今の遊技機においては、その外形寸法、特に最大突出部を含む厚さ寸法は機種によって異なることが多く、玉受皿を設置する際、遊技機の前面下部と玉受皿の背面との間に隙間が生じる場合があり、このような場合には下皿から玉受皿へと落下するパチンコ玉が跳ねたり、パチンコ玉同士の衝突によって玉受皿背面の隙間からパチンコ玉が玉受皿外へこぼれてしまうという不具合が発生する。
【0009】
又、玉受皿は、玉貸機の内部に形成された計数通路に連結通路を介して連結されているため、玉貸機を遊技島に設置する際の誤差や施工状況等によって玉受皿の設置位置が影響を受け、この結果、遊技機の前面下部と玉受皿の背面との間に隙間が生じ、下皿から落下するパチンコ玉が隙間から玉受皿外へこぼれてしまうという問題が発生する。
【0010】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、遊技機の外形寸法や玉貸機の設置状況等によって遊技機との間に生じた隙間を遮蔽してパチンコ玉が外へこぼれる等の不具合を解消することができる遊技機用玉計数装置の玉受皿を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、遊技機の下皿に排出されるパチンコ玉を受けてその個数を計数しながら回収する遊技機用玉計数装置の一部を構成し、前記遊技機の下皿の下方、且つ、前記遊技機の前面側に配設されて前記下皿から落下するパチンコ玉を受ける玉受皿は、当該玉受皿と前記遊技機との間の隙間を遮蔽する、前後方向に移動可能な隙間遮蔽部材を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記隙間遮蔽部材を付勢手段によって前記遊技機の前面側に付勢したことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記隙間遮蔽部材を手前側に向かって下方に傾斜させたことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記隙間遮蔽部材の上面に弾性材を貼設したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の発明によれば、遊技機の機種によって異なる外形寸法のバラツキや、玉貸機の設置状況等によって、玉受皿と遊技機との間に隙間が生じた場合であっても、この隙間を遮蔽する、前後方向に移動可能な隙間遮蔽部材を設けたため、該隙間の大きさに関わらず、遊技機の外形寸法のバラツキや玉貸機の設置状況等の誤差を吸収し、玉受皿と遊技機との間に生じる隙間が隙間遮蔽部材によって確実に遮蔽され、遊技機の下皿から落下するパチンコ玉が隙間から玉受皿外へこぼれる等の問題が解消される。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、隙間遮蔽部材は付勢手段によって遊技機の前面側に付勢されているため、遊技機の外形寸法や玉貸機の設置状況等によって玉受皿と遊技機の前面下部との間に生じる隙間の大きさに関わらず、隙間遮蔽部材がパチンコ台遊技機の前面に常に当接して隙間を確実に遮蔽し、下皿から落下するパチンコ玉の隙間からのこぼれを確実に防ぐことができる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、隙間遮蔽部材を手前側に向かって下方に傾斜させたため、遊技機の下皿から隙間遮蔽部材上に落下するパチンコ玉が傾斜に沿って玉受皿へと確実に流れ落ちて受けられる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、遊技機の下皿からパチンコ玉が隙間遮蔽部材上に落下する際の衝撃が隙間遮蔽部材の上面に貼設された弾性材によって吸収されるため、パチンコ玉の飛び跳ねや騒音の発生が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】遊技機用玉計数装置を設置した遊技機の斜視図である。
【図2】遊技機用玉計数装置の斜視図である。
【図3】本発明に係る玉受皿を前面側から見た分解斜視図である。
【図4】本発明に係る玉受皿を背面側から見た分解斜視図である。
【図5】(a),(b)は本発明に係る玉受皿の隙間遮蔽部材の作用を説明する部分側断面図である。
【図6】(a),(b)は本発明に係る玉受皿にパチンコ玉が落下する様子を示す玉受皿部分の側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は遊技機用玉計数装置を設置した遊技機の斜視図、図2は遊技機用玉係数装置の斜視図、図3は本発明に係る玉受皿を前面側から見た分解斜視図、図4は同玉受皿を背面側から見た分解斜視図、図5(a),(b)は同玉受皿の隙間遮蔽部材の作用を説明する部分側断面図、図6(a),(b)は同玉受皿にパチンコ玉が落下する様子を示す玉受皿部分の側断面図である。
【0022】
図1に示すように、遊技場等に設置されている遊技機20の側部には玉貸機30が隣設されており、この玉貸機30の前面上部には縦方向に長いスリット状の紙幣挿入口31が形成され、高さ方向中間部には水平方向に回動可能な玉払ノズル32が設けられている。又、玉貸機30の玉払ノズル32の下方の前面下部には表示部33が設けられている。
【0023】
遊技機20の前面には遊技客が獲得したパチンコ玉が排出される下皿21が突設されており、この下皿21の下方には本発明に係る玉受皿2が配置されている。
【0024】
本発明に係る上記玉受皿2は、図2に示す玉計数装置1の一部を構成するものであって、玉計数装置1は、玉受皿2の他、前記玉貸機30の内部に形成された不図示の計数通路と、該計数通路と玉受皿2とを連結する連結通路11と、計数通路の途中に設けられた不図示の計数センサによって構成されている。尚、連結通路11は玉受皿2から横方向に水平に延びた後、玉貸機30に向かって略直角に折り曲げられ、その端部は玉貸機30の内部に形成された計数通路に接続されている。そして、これらの連結通路11と計数通路は、パチンコ玉の移送方向に沿って下がるよう傾斜している。又、前記計数センサとしては、金属製のパチンコ玉の通過を電磁気的に検知してそのパチンコ玉の個数を計数する貫通型近接スイッチ等が使用される。
【0025】
次に、本発明に係る玉受皿2の構成と作用を図2〜図6に基づいて説明する。
【0026】
本発明に係る玉受皿2は、上ケース2Aと下ケース2Bを上下に接合一体化して矩形ボックス状に構成されている。そして、玉受皿2の上面には遊技機20の下皿21から落下するパチンコ玉を受ける玉受面2aが形成され、該玉受面2aの奥側には幅方向に沿うレール3が形成されており、前記玉受面2aはレール3に向かって下がる斜面として形成されている。又、レール3は連結通路11に向かって下がるよう傾斜しており、その幅方向一端(パチンコ玉の流れ方向下流端)は、玉受皿2の内側面に形成された矩形切欠き状の開口部2bを介して連結通路11に接続されている。
【0027】
而して、本実施の形態では、玉受皿2の背面側には、該玉受皿2の背面と遊技機20の前面下部との間の隙間を遮蔽するための隙間遮蔽部材4が前後方向(遊技機20の正面に向かって手前側と奥側)に移動可能に支持されている。この隙間遮蔽部材4は、横方向に細長いプレート状部材であって、その幅方向両端には矩形ブロック状の挿通部4Aが前後方向に沿って一体に形成され、これらの挿通部4Aの間の部分は玉受面4aを形成している。そして、この玉受面4aは、玉受皿2の前記レール3に向かって手前側に下がるよう傾斜しており、その上面にはゴム等の弾性材5が貼設されている。
【0028】
又、隙間遮蔽部材4の幅方向両端に形成された前記挿通部4Aの各内部には、図5に示すように、リブ状のバネ受け4bと水平に延びる丸棒状のバネ軸4cが一体に形成されており、各挿通部4Aの底面には開口部4dが形成されている。そして、図3及び図4に示すように、各挿通部4Aの内側には水平なプレート状のガイド片4eがそれぞれ一体に形成されている。
【0029】
他方、図4に示すように、玉受皿2の上ケース2Aの幅方向両端部には、隙間遮蔽部材4の幅方向両端部に形成された挿通部4Aが挿通嵌合するための横断面矩形の挿通口2cがそれぞれ形成されており、各挿通口2cの内側には、隙間遮蔽部材4の幅方向両端部に形成された前記ガイド片4eが摺動可能に嵌合するためのスリット状のガイド2dが前後方向に沿って水平に形成されている。そして、図5に示すように、上ケース2Aの各挿通口2cの内部にはリブ状のバネ受け2eが一体に形成されている。
【0030】
又、図3及び図4に示すように、玉受皿2の下ケース2Bの奥側(後側)には幅方向に沿う2条の前記レール3が形成されており、このレール3の奥側の左右両端部(隙間遮蔽部材4の挿通部4Aに対応する箇所)にはリブ状のストッパ2fが垂直に立設されている。
【0031】
而して、上ケース2Aと下ケース2Bを接合一体化して成る玉受皿2の上ケース2Aの幅方向両端部に形成された挿通口2cには、図5に示すように(図5には一方のみ図示)、隙間遮蔽部材4の幅方向両端に形成された挿通部4Aがそれぞれ挿通嵌合されるとともに、隙間遮蔽部材4の左右両端部に形成されたガイド片4eが上ケース2Aの左右両端部に形成されたガイド溝2dに嵌合している(図3及び図4参照)。又、図5に示すように、隙間遮蔽部材4の左右両端部に形成された挿通部4Aの内部に形成されたバネ軸4cの外周であって、該隙間遮蔽部材4側に形成されたバネ受け4bと玉受皿2側に形成されたバネ受け2eの間には付勢手段としての調整バネ6が縮装されている。
【0032】
従って、隙間遮蔽部材4は、玉受皿2に前後方向(手前側及び奥側)に移動可能に支持されるとともに、調整バネ6によって奥側(遊技機20の前面下部側)に付勢され、遊技機20の前面下部に常に当接している。
【0033】
ところで、遊技機20の外形寸法や玉貸機の設置状況等によって台遊技機20と玉受皿2との間に隙間が生じる場合があるが、隙間はその大きさに関わらず隙間遮蔽部材4によって常に遮蔽される。即ち、隙間遮蔽部材4は、隙間の大きさに応じて前後方向(手前側と奥側)に移動して隙間を確実に遮蔽する。
【0034】
図5(a)には遊技機20と玉受皿2との間に大きな隙間δが生じた場合の隙間遮蔽部材4の状態を示すが、このとき、隙間遮蔽部材4は、その幅方向両端部の挿通部4Aの底面に形成された開口部4dの端面4d−1が玉受皿2の下ケース2Bに立設されたストッパ2fに当接してその後方への移動が規制されるまで奥側に移動可能であって、このような状態においても、隙間遮蔽部材4は遊技機20の前面下部に当接して隙間δを確実に遮蔽する。このような状態で、図6(a)に示すように、遊技機20の下皿21に排出されたパチンコ玉Sが下皿21の底面に開口する開口孔21aから玉受皿2へと落下する場合、遊技機20と玉受皿2との間の隙間δが隙間遮蔽部材4によって遮蔽されているため、遊技機20の下皿21から落下するパチンコ玉Sが隙間δから玉受皿2外へこぼれる等の問題が発生することがない。
【0035】
即ち、落下時の飛び跳ねによって従来は遊技機20と玉受皿2との間の隙間δからこぼれ落ちていたパチンコ玉Sは、隙間遮蔽部材4上に落下し、該隙間遮蔽部材4の傾斜に沿って玉受皿2のレール3へと流れ落ち、該レール3に沿って移送される。
【0036】
又、図5(b)には台遊技機20と玉受皿2との間に殆ど隙間が生じない場合の隙間遮蔽部材4の状態を示すが、このとき、隙間遮蔽部材4は、前方(手前側)に最大限移動し、調整バネ6は最圧縮状態にある。このような状態で、図6(b)に示すように、遊技機20の下皿21に排出されたパチンコ玉Sが下皿21の開口孔21aから玉受皿2へと落下する場合、落下時の飛び跳ねによって隙間遮蔽部材4上に落下するパチンコ玉Sは、隙間遮蔽部材4の傾斜に沿って玉受皿2のレール3へと案内される。
【0037】
而して、玉受皿2によって受けられたパチンコ玉Sは、レール3に沿って連結通路11に向かって移送され、連結通路11から不図示の計数通路を通って遊技機20の背面側の遊技島内に回収されるとともに、計数通路を移送される過程で計数センサによってその個数が計数される。
【0038】
以上のように、本実施の形態では、遊技機20の機種によって異なる外形寸法のバラツキや、玉貸機30の設置状況等によって、玉受皿2と遊技機20との間に隙間が生じた場合であっても、この隙間を遮蔽する、前後方向に移動可能な隙間遮蔽部材4を設けたため、該隙間の大きさに関わらず、遊技機20の外形寸法のバラツキや玉貸機30の設置状況等の誤差を吸収し、玉受皿2と遊技機20との間に生じる隙間が隙間遮蔽部材4によって確実に遮蔽され、遊技機20の下皿から落下するパチンコ玉Sが隙間から玉受皿2外へこぼれる等の問題が解消される
【0039】
又、本実施の形態では、隙間遮蔽部材4を調整バネ6によって遊技機20の前面側に付勢するようにしたため、遊技機20の外形寸法や玉貸機30の設置状況等によって玉受皿2と遊技機20の前面下部との間に生じる隙間の大きさに関わらず、隙間遮蔽部材4が遊技機20の前面下部に常に当接して隙間を確実に遮蔽し、下皿21から落下するパチンコ玉Sの隙間からのこぼれを確実に防ぐことができる。
【0040】
更に、本実施の形態では、隙間遮蔽部材4をレール3に向かって手前側に下方に傾斜させたため、遊技機20の下皿21から隙間遮蔽部材4上に落下するパチンコ玉Sが隙間遮蔽部材4の傾斜に沿ってレール3へと確実に流れ落ちて受けられる。そして、この場合、遊技機20の下皿21からパチンコ玉Sが隙間遮蔽部材4上に落下する際の衝撃が隙間遮蔽部材4の上面に貼設された弾性材5によって吸収されるため、パチンコ玉Sの飛び跳ねや騒音の発生が防がれる。
【0041】
尚、以上の実施の形態では、隙間遮蔽部材4を調整バネ6によって奥側に常時付勢する構成を採用したが、隙間遮蔽部材4の付勢手段による付勢に代えて、隙間遮蔽部材4を隙間の大きさに応じて玉受皿2から奥側に引き出して固定するラチェット機構等を採用しても良い。
【符号の説明】
【0042】
1 玉計数装置(遊技機用玉計数装置)
2 玉受皿
2A 玉受皿の上ケース
2B 玉受皿の下ケース
2a 玉受皿の玉受面
2b 玉受皿の開口部
2c 玉受皿の挿通口
2d 玉受皿のガイド溝
2e 玉受皿のバネ受け
2f 玉受皿のストッパ
3 レール
4 隙間遮蔽部材
4A 隙間遮蔽部材の挿通部
4a 隙間遮蔽部材の玉受面
4b 隙間遮蔽部材のバネ受け
4c 隙間遮蔽部材のバネ軸
4d 隙間遮蔽部材の開口部
4d−1 隙間遮蔽部材の開口部の端面
4e 隙間遮蔽部材のガイド片
5 弾性材
6 調整バネ(付勢手段)
11 連結通路
20 遊技機
21 遊技機の下皿
21a 下皿の開口孔
30 玉貸機
31 玉貸機の紙幣挿入口
32 玉貸機の玉払ノズル
33 玉貸機の表示部
S パチンコ玉
δ 遊技機と玉受皿との間の隙間



【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機の下皿に排出されるパチンコ玉を受けてその個数を計数しながら回収する遊技機用玉計数装置の一部を構成し、前記遊技機の下皿の下方、且つ、前記遊技機の前面側に配設されて前記下皿から落下するパチンコ玉を受ける玉受皿であって、
当該玉受皿と前記遊技機との間の隙間を遮蔽する、前後方向に移動可能な隙間遮蔽部材を備えたことを特徴とする遊技機用玉計数装置の玉受皿。
【請求項2】
前記隙間遮蔽部材を付勢手段によって前記遊技機の前面側に付勢したことを特徴とする請求項1記載の遊技機用玉計数装置の玉受皿。
【請求項3】
前記隙間遮蔽部材を手前側に向かって下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機用玉計数装置の玉受皿。
【請求項4】
前記隙間遮蔽部材の上面に弾性材を貼設したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機用玉計数装置の玉受皿。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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