遊技機
【課題】 大当たり遊技が発生する前に通常大当たりが導出された場合であっても遊技者の期待感を維持して、興趣の低下を抑制する。
【解決手段】 始動口390,392,394に入賞すると抽選が行われる。この抽選結果は、所定の変動表示を経て演出画像表示装置115に導出される。抽選に当選すると、開閉装置(大当たり遊技用開閉装置400および演出用開閉装置398)が開閉動作する大当たり遊技が行われる。大当たり遊技において演出用開閉装置398に遊技球が入賞し、かつ、第1の条件が成立すると、当該遊技球は振分機構450により保持される。さらに、第2の条件が成立すると、振分機構450により保持された遊技球を用いた演出用役物420の演出動作が実行され、大当たり後遊技状態が通常遊技および確変遊技のいずれであるかが導出される。
【解決手段】 始動口390,392,394に入賞すると抽選が行われる。この抽選結果は、所定の変動表示を経て演出画像表示装置115に導出される。抽選に当選すると、開閉装置(大当たり遊技用開閉装置400および演出用開閉装置398)が開閉動作する大当たり遊技が行われる。大当たり遊技において演出用開閉装置398に遊技球が入賞し、かつ、第1の条件が成立すると、当該遊技球は振分機構450により保持される。さらに、第2の条件が成立すると、振分機構450により保持された遊技球を用いた演出用役物420の演出動作が実行され、大当たり後遊技状態が通常遊技および確変遊技のいずれであるかが導出される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技領域が形成され、当該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技盤と、
前記遊技盤の遊技領域に設けられ、当該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口と、
前記遊技盤の遊技領域であって遊技球の流下方向について前記始動口よりも上流側に設けられ、一または複数の図柄および演出画像を表示可能な表示手段と、
前記遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ困難な閉状態と当該閉状態よりも遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ容易な開状態との間で開閉動作可能な開閉装置と、
一または複数の遊技球を払い出し可能な遊技球払出手段と、
前記遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が前記始動口に受け入れられたことを検出する始動検出手段、
前記始動検出手段による遊技球の検出に応じて少なくとも特別当たりに当選したか否かを判定する当否判定手段、
前記表示手段に表示される一または複数の図柄の変動表示を行い、前記当否判定手段による判定結果を導出する図柄表示制御手段、
前記開閉装置の開閉動作を実行可能な開閉動作制御手段、
前記当否判定手段により特別当たりに当選したと判定されたことに応じて、前記開閉動作制御手段により多量の遊技球が受け入れられるように前記開閉装置の開放を維持すると共に、当該開閉装置の開閉動作を複数回連続して行う特別当たり遊技を実行する特別当たり遊技実行手段、
前記遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が前記開閉装置に受け入れられたことを検出する開閉装置入賞検出手段、
および、少なくとも前記開閉装置入賞検出手段による遊技球の検出に応じて、前記遊技球払出手段により遊技球を払い出す遊技球払出制御手段、
を少なくとも有する遊技制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記開閉装置は、
遊技球の流下方向について前記始動口よりも下流側に設けられ、前記特別当たり遊技実行手段により特別当たり遊技が実行されているときに前記開閉動作制御手段による開閉動作を実行可能な特別当たり遊技用開閉装置と、
遊技球の流下方向について前記始動口よりも上流側に設けられ、前記特別当たり遊技実行手段により特別当たり遊技が実行されているときに前記開閉動作制御手段による開閉動作を実行可能であると共に、当該開閉動作制御手段による開閉動作の実行中に受け入れた遊技球が演出に用いられる演出用開閉装置と、から少なくとも構成されており、
前記特別当たり遊技実行手段は、前記当否判定手段により特別当たりに当選したと判定されたことに応じて、前記開閉動作制御手段によって前記開閉装置の開閉動作を実行し、当該開閉装置の開閉動作が複数回連続して実行されている間に、必ず1回は前記演出用開閉装置の開閉動作を実行するものであり、
特別当たり遊技における開閉装置の最後の開閉動作は、当該特別当たり遊技における演出用開閉装置の最後の開閉動作であって、
さらに、特別当たり遊技において前記演出用開閉装置に入賞した遊技球の少なくとも一つを保持可能な遊技球保持手段と、
特別当たり遊技において前記演出用開閉装置に入賞した遊技球を排出する遊技球排出手段と、
遊技球の流下方向について前記演出用開閉装置よりも下流側に設けられ、当該演出用開閉装置に入賞した遊技球を用いて所定の演出動作を実行可能な演出用役物と、を備えており、
前記遊技制御手段は、特別当たり遊技における前記演出用開閉装置の開閉動作により遊技球が当該演出用開閉装置に入賞した場合であって、少なくとも第1の条件が成立していれば、特別当たり遊技における前記演出用開閉装置の開閉動作のうちで、最後の開閉動作により当該演出用開閉装置に入賞した遊技球の少なくとも一つを前記遊技球保持手段により保持させる一方、当該遊技球保持手段により保持されない遊技球を前記遊技球排出手段により排出させ、さらに、第2の条件が成立した場合、前記遊技球保持手段により保持された遊技球を前記演出用役物に供給させて、当該演出用役物に当該遊技球を用いた所定の演出動作を実行させることを特徴とする遊技機。
【請求項1】
遊技領域が形成され、当該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技盤と、
前記遊技盤の遊技領域に設けられ、当該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口と、
前記遊技盤の遊技領域であって遊技球の流下方向について前記始動口よりも上流側に設けられ、一または複数の図柄および演出画像を表示可能な表示手段と、
前記遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ困難な閉状態と当該閉状態よりも遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球を受け入れ容易な開状態との間で開閉動作可能な開閉装置と、
一または複数の遊技球を払い出し可能な遊技球払出手段と、
前記遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が前記始動口に受け入れられたことを検出する始動検出手段、
前記始動検出手段による遊技球の検出に応じて少なくとも特別当たりに当選したか否かを判定する当否判定手段、
前記表示手段に表示される一または複数の図柄の変動表示を行い、前記当否判定手段による判定結果を導出する図柄表示制御手段、
前記開閉装置の開閉動作を実行可能な開閉動作制御手段、
前記当否判定手段により特別当たりに当選したと判定されたことに応じて、前記開閉動作制御手段により多量の遊技球が受け入れられるように前記開閉装置の開放を維持すると共に、当該開閉装置の開閉動作を複数回連続して行う特別当たり遊技を実行する特別当たり遊技実行手段、
前記遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が前記開閉装置に受け入れられたことを検出する開閉装置入賞検出手段、
および、少なくとも前記開閉装置入賞検出手段による遊技球の検出に応じて、前記遊技球払出手段により遊技球を払い出す遊技球払出制御手段、
を少なくとも有する遊技制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記開閉装置は、
遊技球の流下方向について前記始動口よりも下流側に設けられ、前記特別当たり遊技実行手段により特別当たり遊技が実行されているときに前記開閉動作制御手段による開閉動作を実行可能な特別当たり遊技用開閉装置と、
遊技球の流下方向について前記始動口よりも上流側に設けられ、前記特別当たり遊技実行手段により特別当たり遊技が実行されているときに前記開閉動作制御手段による開閉動作を実行可能であると共に、当該開閉動作制御手段による開閉動作の実行中に受け入れた遊技球が演出に用いられる演出用開閉装置と、から少なくとも構成されており、
前記特別当たり遊技実行手段は、前記当否判定手段により特別当たりに当選したと判定されたことに応じて、前記開閉動作制御手段によって前記開閉装置の開閉動作を実行し、当該開閉装置の開閉動作が複数回連続して実行されている間に、必ず1回は前記演出用開閉装置の開閉動作を実行するものであり、
特別当たり遊技における開閉装置の最後の開閉動作は、当該特別当たり遊技における演出用開閉装置の最後の開閉動作であって、
さらに、特別当たり遊技において前記演出用開閉装置に入賞した遊技球の少なくとも一つを保持可能な遊技球保持手段と、
特別当たり遊技において前記演出用開閉装置に入賞した遊技球を排出する遊技球排出手段と、
遊技球の流下方向について前記演出用開閉装置よりも下流側に設けられ、当該演出用開閉装置に入賞した遊技球を用いて所定の演出動作を実行可能な演出用役物と、を備えており、
前記遊技制御手段は、特別当たり遊技における前記演出用開閉装置の開閉動作により遊技球が当該演出用開閉装置に入賞した場合であって、少なくとも第1の条件が成立していれば、特別当たり遊技における前記演出用開閉装置の開閉動作のうちで、最後の開閉動作により当該演出用開閉装置に入賞した遊技球の少なくとも一つを前記遊技球保持手段により保持させる一方、当該遊技球保持手段により保持されない遊技球を前記遊技球排出手段により排出させ、さらに、第2の条件が成立した場合、前記遊技球保持手段により保持された遊技球を前記演出用役物に供給させて、当該演出用役物に当該遊技球を用いた所定の演出動作を実行させることを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【公開番号】特開2007−319226(P2007−319226A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−149976(P2006−149976)
【出願日】平成18年5月30日(2006.5.30)
【出願人】(000148922)株式会社大一商会 (3,262)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年5月30日(2006.5.30)
【出願人】(000148922)株式会社大一商会 (3,262)
【Fターム(参考)】
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