遊技機
【課題】補助遊技を採用するいわゆる羽根物遊技機にて当落についての抽選処理が行われながらも、遊技者の理解を困難とすることのない演出を実行し、遊技の興趣の低下を抑制することのできる遊技機を提供することにある。
【解決手段】パチンコ機1において、始動口96への遊技球の入球に対する当落についての抽選結果が大当りである場合には、第1の可動片456の開閉動作を伴った補助遊技が行われなくとも特別遊技が行われるものであり、当落についての抽選結果が小当りである場合とは特別遊技に至るまでの過程を異ならせている。このようなパチンコ機1では、特別遊技に至るまでの過程が複数種類あり、遊技方法が複雑となりがちであるが、演出表示装置115にて「ドラマ演出」の進行状況に注目していれば特別遊技に至るまでの過程を見失うことがなく、遊技者の理解を困難とすることがない。
【解決手段】パチンコ機1において、始動口96への遊技球の入球に対する当落についての抽選結果が大当りである場合には、第1の可動片456の開閉動作を伴った補助遊技が行われなくとも特別遊技が行われるものであり、当落についての抽選結果が小当りである場合とは特別遊技に至るまでの過程を異ならせている。このようなパチンコ機1では、特別遊技に至るまでの過程が複数種類あり、遊技方法が複雑となりがちであるが、演出表示装置115にて「ドラマ演出」の進行状況に注目していれば特別遊技に至るまでの過程を見失うことがなく、遊技者の理解を困難とすることがない。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技領域が形成され、該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技盤と、前記遊技領域へ遊技球を発射するための発射装置と、前記遊技領域に配設され、該遊技領域を特定入球口が設けられる第1の遊技領域とその他の第2の遊技領域とに区画形成する入賞装置と、前記第2の遊技領域に打ち込まれた遊技球の前記第1の遊技領域内への進入の確率が高くなるように動作可能な可動片と、前記第2の遊技領域に配設される始動口と、所定の条件が成立したことに基づいて複数種類の当選種が含まれる当落についての抽選処理を行う当落抽選手段と、前記第2の遊技領域にて所定の駆動態様で開閉動作する開閉部材と、前記開閉部材による開閉動作を通じて前記第2の遊技領域にて開放される大入賞口と、を備え、前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が遊技者にとって有利となる特別遊技の実行契機となる当りであるとき、または、前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記可動片の動作契機となる当りであることに基づき、前記第2の遊技領域に打ち込まれた遊技球が前記可動片による動作を通じて前記第1の遊技領域内に進入し、該進入した遊技球が前記特定入球口に受け入れられたとき、前記開閉部材による開閉動作を通じた前記大入賞口の開放によって前記特別遊技を行う遊技機であって、
前記複数種類の当選種が含まれる当落に対応付けされた複数種類の演出パターンを記憶する演出記憶手段と、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果に対応する演出パターンを前記演出記憶手段から読み出し、所定の演出表示手段にて該読み出された演出パターンに基づく演出を表示制御する演出表示制御手段と、をさらに備え、
前記演出記憶手段には、
第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りであるか否かを通知する第1の演出パターンと、
前記第1の演出とは異なる第2の演出を開始し、前記可動片の動作契機となる当りである旨を通知する第2の演出パターンと、が少なくとも記憶されており、
前記第1の演出パターンには、
前記第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りである旨を通知する特別遊技契機演出パターンと、
前記第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りである旨を通知することなく、前記可動片の動作契機となる当りである旨を通知する可動片契機演出パターンと、が含まれており、
前記演出表示制御手段は、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記特別遊技の実行契機となる当りであるとき、前記特別遊技契機演出パターンに基づく演出を表示制御する一方、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記可動片の動作契機となる当りであるとき、前記可動片契機演出パターン又は前記第2の演出パターンに基づく演出を表示制御することを特徴とする遊技機。
【請求項1】
遊技領域が形成され、該遊技領域に向けて打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技盤と、前記遊技領域へ遊技球を発射するための発射装置と、前記遊技領域に配設され、該遊技領域を特定入球口が設けられる第1の遊技領域とその他の第2の遊技領域とに区画形成する入賞装置と、前記第2の遊技領域に打ち込まれた遊技球の前記第1の遊技領域内への進入の確率が高くなるように動作可能な可動片と、前記第2の遊技領域に配設される始動口と、所定の条件が成立したことに基づいて複数種類の当選種が含まれる当落についての抽選処理を行う当落抽選手段と、前記第2の遊技領域にて所定の駆動態様で開閉動作する開閉部材と、前記開閉部材による開閉動作を通じて前記第2の遊技領域にて開放される大入賞口と、を備え、前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が遊技者にとって有利となる特別遊技の実行契機となる当りであるとき、または、前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記可動片の動作契機となる当りであることに基づき、前記第2の遊技領域に打ち込まれた遊技球が前記可動片による動作を通じて前記第1の遊技領域内に進入し、該進入した遊技球が前記特定入球口に受け入れられたとき、前記開閉部材による開閉動作を通じた前記大入賞口の開放によって前記特別遊技を行う遊技機であって、
前記複数種類の当選種が含まれる当落に対応付けされた複数種類の演出パターンを記憶する演出記憶手段と、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果に対応する演出パターンを前記演出記憶手段から読み出し、所定の演出表示手段にて該読み出された演出パターンに基づく演出を表示制御する演出表示制御手段と、をさらに備え、
前記演出記憶手段には、
第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りであるか否かを通知する第1の演出パターンと、
前記第1の演出とは異なる第2の演出を開始し、前記可動片の動作契機となる当りである旨を通知する第2の演出パターンと、が少なくとも記憶されており、
前記第1の演出パターンには、
前記第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りである旨を通知する特別遊技契機演出パターンと、
前記第1の演出を開始し、前記特別遊技の実行契機となる当りである旨を通知することなく、前記可動片の動作契機となる当りである旨を通知する可動片契機演出パターンと、が含まれており、
前記演出表示制御手段は、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記特別遊技の実行契機となる当りであるとき、前記特別遊技契機演出パターンに基づく演出を表示制御する一方、
前記当落抽選手段による当落についての抽選結果が前記可動片の動作契機となる当りであるとき、前記可動片契機演出パターン又は前記第2の演出パターンに基づく演出を表示制御することを特徴とする遊技機。
【図3】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【公開番号】特開2008−73179(P2008−73179A)
【公開日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−255059(P2006−255059)
【出願日】平成18年9月20日(2006.9.20)
【出願人】(000148922)株式会社大一商会 (3,262)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年9月20日(2006.9.20)
【出願人】(000148922)株式会社大一商会 (3,262)
【Fターム(参考)】
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