遊技用装置及び遊技用システム
【課題】所定額未満の貨幣を受け付けた場合に、貨幣の受付から遊技媒体の貸与までの時間を短縮することで、円滑な遊技を促し、遊技者の利便性向上に資すると共に、遊技場の稼働低下を防止する遊技用装置及び遊技用システムの提供。
【解決手段】所定額未満の貨幣を受け付けたときに、記憶残額が零でなければ、受付貨幣額の消費税額を特定して(S171)、該特定した消費税額が対応消費税額以上であるか否かを判定する(S172)。S172で対応消費税額以上であると判定されたときには、受付貨幣額分の玉貸処理を行う(S173)と共に、対応消費税額を含む減算要求を管理装置50に対して送信する。
【解決手段】所定額未満の貨幣を受け付けたときに、記憶残額が零でなければ、受付貨幣額の消費税額を特定して(S171)、該特定した消費税額が対応消費税額以上であるか否かを判定する(S172)。S172で対応消費税額以上であると判定されたときには、受付貨幣額分の玉貸処理を行う(S173)と共に、対応消費税額を含む減算要求を管理装置50に対して送信する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、記録媒体の記録情報から特定され遊技媒体の貸与に使用される残額の範囲内で、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される基準貸与額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第1の減算処理を行う減算処理手段と、
前記基準貸与額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記記録情報から特定される残額との合算額が前記基準貸与額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、を備え、
該貸与判定手段により前記合算額が基準貸与額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該基準貸与額と前記受付貨幣額との差額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第2の減算処理を前記減算処理手段により行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額の範囲内で、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される基準貸与額を前記管理残額から減算するための第1の減算要求を前記管理装置に対して送信する減算要求送信手段と、を有する遊技用装置と、
を備える遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記記録媒体の管理残額を取得する管理残額取得手段と、
前記基準貸与額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記管理残額取得手段により取得した管理残額との合算額が前記基準貸与額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、をさらに有し、
該貸与判定手段により前記合算額が基準貸与額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該基準貸与額と前記受付貨幣額との差額を前記管理残額から減算するための第2の減算要求を前記減算要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、前記第1の減算要求の受信に基づいて、前記基準貸与額を前記管理残額から減算する第1の減算処理を行うと共に、前記第2の減算要求の受信に基づいて、前記差額を前記管理残額から減算する第2の減算処理を行う減算処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項3】
請求項2に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置から前記第2の減算処理が完了した旨を示す減算完了通知を受信したことを条件として、次の貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記減算完了通知の受信前に前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知したことを条件として、前記差額を前記記録媒体に記録して排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記差額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と差額とを含む補正要求を前記管理装置に対して送信する補正要求送信手段と、をさらに有し、
前記管理装置は、前記補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる差額を該補正要求に含まれる記録媒体識別情報と対応付けて管理している管理残額から減算する補正処理を行う残額補正手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項4】
請求項3に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記第2の減算要求の対象となる記録媒体に記録されている通番を更新する第1の通番更新手段をさらに有し、
前記管理装置は、前記第2の減算処理の対象となる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番を前記第1の通番更新手段により更新されたのと同じ通番に更新する第2の通番更新手段をさらに有し、
前記遊技用装置は、前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記差額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と差額と通番とを含む補正要求を前記補正要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記通番を含む補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる通番と該補正要求に含まれる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番とが一致するか否かを判定する通番判定手段をさらに有し、
該通番判定手段により通番が一致しないと判定されたことを条件として、前記補正処理を前記残額補正手段により行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項5】
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、記録媒体の記録情報から特定され遊技媒体の貸与に使用される残額を使用して遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第1の減算処理を行う減算処理手段と、
予め定められた所定額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、前記記録情報から特定される残額が該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額に対応する間接税額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、
該貸与判定手段により前記残額が前記受付貨幣額に対応する間接税額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該受付貨幣額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該受付貨幣額に対応する間接税額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第2の減算処理を前記減算処理手段により行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】
記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額を使用して遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記管理残額から減算するための第1の減算要求を前記管理装置に対して送信する減算要求送信手段と、を有する遊技用装置と、を備え、
該遊技用装置は、
前記記録媒体の管理残額を取得する管理残額取得手段と、
予め定められた所定額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、前記管理残額取得手段により取得した管理残額が該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額に対応する間接税額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、をさらに有し、
該貸与判定手段により前記管理残額が前記受付貨幣額に対応する間接税額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該受付貨幣額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該受付貨幣額に対応する間接税額を前記管理残額から減算するための第2の減算要求を前記減算要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、前記第1の減算要求の受信に基づいて、前記使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記管理残額から減算する第1の減算処理を行うと共に、前記第2の減算要求の受信に基づいて、前記受付貨幣額に対応する間接税額を前記管理残額から減算する第2の減算処理を行う減算処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項7】
請求項6に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置から前記第2の減算処理が完了した旨を示す減算完了通知を受信したことを条件として、次の貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記減算完了通知の受信前に前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知したことを条件として、前記受付貨幣額に対応する間接税額を前記記録媒体に記録して排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記間接税額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と間接税額とを含む補正要求を前記管理装置に対して送信する補正要求送信手段と、をさらに有し、
前記管理装置は、前記補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる間接税額を該補正要求に含まれる記録媒体識別情報と対応付けて管理している管理残額から減算する補正処理を行う残額補正手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項8】
請求項7に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記第2の減算要求の対象となる記録媒体に記録されている通番を更新する第1の通番更新手段をさらに有し、
前記管理装置は、前記第2の減算処理の対象となる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番を前記第1の通番更新手段により更新されたのと同じ通番に更新する第2の通番更新手段をさらに有し、
前記遊技用装置は、前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記間接税額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と間接税額と通番とを含む補正要求を前記補正要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記通番を含む補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる通番と該補正要求に含まれる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番とが一致するか否かを判定する通番判定手段をさらに有し、
該通番判定手段により通番が一致しないと判定されたことを条件として、前記補正処理を前記残額補正手段により行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項9】
請求項6〜8のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに貨幣を受け付けたことに基づいて、前記受付貨幣額から、前記残額を遊技媒体の貸与に使用する際の予め定められた一単位である単位貸与額と該単位貸与額に対応する間接税額とを合算した税込単位額の整数倍に相当する貸与対象額と、該税込単位額未満の端数額とを特定する特定処理を行う特定手段と、
該特定処理により特定された端数額を記録した記録媒体を排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、をさらに有し、
遊技者の操作によることなく、前記特定処理により特定された貸与対象額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記遊技用システムは、前記記録媒体を受け付けて、該受け付けた記録媒体の管理残額に相当する貨幣を払い出すと共に、前記端数額が記録された記録媒体を受け付けて、該端数額に相当する貨幣を払い出す精算装置をさらに備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項1】
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、記録媒体の記録情報から特定され遊技媒体の貸与に使用される残額の範囲内で、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される基準貸与額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第1の減算処理を行う減算処理手段と、
前記基準貸与額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記記録情報から特定される残額との合算額が前記基準貸与額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、を備え、
該貸与判定手段により前記合算額が基準貸与額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該基準貸与額と前記受付貨幣額との差額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第2の減算処理を前記減算処理手段により行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額の範囲内で、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される基準貸与額を前記管理残額から減算するための第1の減算要求を前記管理装置に対して送信する減算要求送信手段と、を有する遊技用装置と、
を備える遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記記録媒体の管理残額を取得する管理残額取得手段と、
前記基準貸与額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記管理残額取得手段により取得した管理残額との合算額が前記基準貸与額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、をさらに有し、
該貸与判定手段により前記合算額が基準貸与額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該基準貸与額と前記受付貨幣額との差額を前記管理残額から減算するための第2の減算要求を前記減算要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、前記第1の減算要求の受信に基づいて、前記基準貸与額を前記管理残額から減算する第1の減算処理を行うと共に、前記第2の減算要求の受信に基づいて、前記差額を前記管理残額から減算する第2の減算処理を行う減算処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項3】
請求項2に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置から前記第2の減算処理が完了した旨を示す減算完了通知を受信したことを条件として、次の貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記減算完了通知の受信前に前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知したことを条件として、前記差額を前記記録媒体に記録して排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記差額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と差額とを含む補正要求を前記管理装置に対して送信する補正要求送信手段と、をさらに有し、
前記管理装置は、前記補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる差額を該補正要求に含まれる記録媒体識別情報と対応付けて管理している管理残額から減算する補正処理を行う残額補正手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項4】
請求項3に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記第2の減算要求の対象となる記録媒体に記録されている通番を更新する第1の通番更新手段をさらに有し、
前記管理装置は、前記第2の減算処理の対象となる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番を前記第1の通番更新手段により更新されたのと同じ通番に更新する第2の通番更新手段をさらに有し、
前記遊技用装置は、前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記差額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と差額と通番とを含む補正要求を前記補正要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記通番を含む補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる通番と該補正要求に含まれる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番とが一致するか否かを判定する通番判定手段をさらに有し、
該通番判定手段により通番が一致しないと判定されたことを条件として、前記補正処理を前記残額補正手段により行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項5】
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、記録媒体の記録情報から特定され遊技媒体の貸与に使用される残額を使用して遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第1の減算処理を行う減算処理手段と、
予め定められた所定額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、前記記録情報から特定される残額が該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額に対応する間接税額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、
該貸与判定手段により前記残額が前記受付貨幣額に対応する間接税額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該受付貨幣額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該受付貨幣額に対応する間接税額を前記記録情報から特定される残額から減算するための第2の減算処理を前記減算処理手段により行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】
記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、
遊技者の操作により、前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額を使用して遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
該貸与処理に使用される使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記管理残額から減算するための第1の減算要求を前記管理装置に対して送信する減算要求送信手段と、を有する遊技用装置と、を備え、
該遊技用装置は、
前記記録媒体の管理残額を取得する管理残額取得手段と、
予め定められた所定額未満の金額の貨幣を受け付けたことに基づいて、前記管理残額取得手段により取得した管理残額が該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額に対応する間接税額以上であるか否かを判定する貸与判定手段と、をさらに有し、
該貸与判定手段により前記管理残額が前記受付貨幣額に対応する間接税額以上であると判定されたことを条件として、遊技者の操作によることなく、当該受付貨幣額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、当該受付貨幣額に対応する間接税額を前記管理残額から減算するための第2の減算要求を前記減算要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、前記第1の減算要求の受信に基づいて、前記使用額及び該使用額に対応する間接税額を前記管理残額から減算する第1の減算処理を行うと共に、前記第2の減算要求の受信に基づいて、前記受付貨幣額に対応する間接税額を前記管理残額から減算する第2の減算処理を行う減算処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項7】
請求項6に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置から前記第2の減算処理が完了した旨を示す減算完了通知を受信したことを条件として、次の貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記減算完了通知の受信前に前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知したことを条件として、前記受付貨幣額に対応する間接税額を前記記録媒体に記録して排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記間接税額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と間接税額とを含む補正要求を前記管理装置に対して送信する補正要求送信手段と、をさらに有し、
前記管理装置は、前記補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる間接税額を該補正要求に含まれる記録媒体識別情報と対応付けて管理している管理残額から減算する補正処理を行う残額補正手段をさらに有することを特徴とする遊技用システム。
【請求項8】
請求項7に記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記第2の減算要求の対象となる記録媒体に記録されている通番を更新する第1の通番更新手段をさらに有し、
前記管理装置は、前記第2の減算処理の対象となる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番を前記第1の通番更新手段により更新されたのと同じ通番に更新する第2の通番更新手段をさらに有し、
前記遊技用装置は、前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記間接税額が記録された記録媒体を受け付けたことに基づいて、該記録媒体に記録されている記録媒体識別情報と間接税額と通番とを含む補正要求を前記補正要求送信手段により前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記通番を含む補正要求の受信に基づいて、該補正要求に含まれる通番と該補正要求に含まれる記録媒体識別情報に対応付けて管理している通番とが一致するか否かを判定する通番判定手段をさらに有し、
該通番判定手段により通番が一致しないと判定されたことを条件として、前記補正処理を前記残額補正手段により行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項9】
請求項6〜8のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに貨幣を受け付けたことに基づいて、前記受付貨幣額から、前記残額を遊技媒体の貸与に使用する際の予め定められた一単位である単位貸与額と該単位貸与額に対応する間接税額とを合算した税込単位額の整数倍に相当する貸与対象額と、該税込単位額未満の端数額とを特定する特定処理を行う特定手段と、
該特定処理により特定された端数額を記録した記録媒体を排出する処理を行う記録媒体排出処理手段と、をさらに有し、
遊技者の操作によることなく、前記特定処理により特定された貸与対象額分の遊技媒体を貸与するための貸与処理を前記貸与処理手段により行い、
前記遊技用システムは、前記記録媒体を受け付けて、該受け付けた記録媒体の管理残額に相当する貨幣を払い出すと共に、前記端数額が記録された記録媒体を受け付けて、該端数額に相当する貨幣を払い出す精算装置をさらに備えることを特徴とする遊技用システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
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【図28】
【図29】
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【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【公開番号】特開2007−7107(P2007−7107A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−190784(P2005−190784)
【出願日】平成17年6月29日(2005.6.29)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年6月29日(2005.6.29)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
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