説明

運搬車輌用収納式泥よけ

【課題】泥よけ本体が、損傷を負う可能性があるときや、後方作業で邪魔になるときに泥よけ本体をテールランプに収納する。また、一般道路を走行するときは、泥よけとして出して使用する。
【解決手段】テールランプ2の内側に、泥よけ本体1の長さだけのカバー(レール)を設け、ダンプ側シャーシにローラー・モーター3を設け、その力を上下できるスイッチを運転席に設ける。又引き上げ過ぎないように泥よけ本体1の下側にそれを防止するプレートを付ける。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
この発明は、固定されていた泥よけを、可動式にテールランプの内側に収納することが出来る泥よけに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の泥よけは、ボルト・ナットや、プレートで固定されていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
(イ) 軟らかい路面に、後方へバックして荷あげする際に、路面よりタイヤが下がり、タイヤに泥よけが巻きつき、泥よけを傷めた。
(ロ) 道路工事でアスファルトを、敷く際に、ダンプの泥よけが邪魔な為に、ロール状に巻いたり、外して走行して後続車に石など当てる可能性を高めた。
(ハ) 泥よけを外す事により、雨天の時に後続車の視界を低下させる要因ともなる。
【発明を解決する為の手段】
【0004】
泥よけ本体(1)をテールランプ(2)の内裏側へ、収納・出す事が(運転席の操作で)出来る物である。
本発明は以上の様な構成よりなる収納式泥よけである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
テールランプ(2)の内側に、泥よけ本体(1)の長さだけのカバー(レール)を設け、ダンプ側シャーシにローラー・モーター(3)を設け、その力を上下できるスイッチを運転席に設ける。又引き上げ過ぎないように泥よけ本体(1)の下側にそれを防止するプレートを付ける。
本発明は以上の様な構造で、これを使用するときは、泥よけ本体(1)が、損傷を負う可能性があるときや、後方作業で邪魔になるときに泥よけ本体(1)をテールランプ(2)に収納して使用する物とする。
また、一般道路を走行するときは、泥よけとして出して使用するものとする。
【発明の効果】
【0006】
消耗品である泥よけの寿命を延命する効果があり、作業時間の短縮も期待できる。また、泥よけが、正常でない状態での走行で、後続車に迷惑・賠償の可能性を防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をダンプカーに取り付けた状態の後方側面である。
【図2】泥よけが、正常でない状態のダンプカーの後方面である。
【符号の説明】
1 泥よけ本体
2 テールランプ
3 引き上げ・下ろし用電動モーター&ローラー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
泥よけ本体(1)をテールランプ(2)の裏側へ、収納・出す事が(運転席の操作で)、出来る収納式泥よけ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−81095(P2008−81095A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−289244(P2006−289244)
【出願日】平成18年9月25日(2006.9.25)
【出願人】(506358100)
【Fターム(参考)】