説明

選択装置

【課題】ユーザによる項目選択が容易で、項目が配置される画像のデザインの自由度が高い選択装置101等を提供する。
【解決手段】項目選択モードでは、画像表示部102が、項目が配置された画像をタッチスクリーンに表示する。検知部103がユーザによるタッチスクリーンに対する接触の軌跡を検知し、取得部104が軌跡の代表点を取得する。代表点の位置が所定の領域に含まれない場合、蓄積部105は、当該ユーザについて最新に取得された代表点の位置を、当該ユーザの選択結果として蓄積する。代表点の位置が所定の領域に含まれる場合、停止部106は、画像の表示を停止する。画像表示部102は、タッチスクリーン内の蓄積されている選択結果に係る位置に選択中マークを表示する。結果提示モードでは、結果提示部107は、ディスプレイに、画像を表示し、蓄積された全ユーザの各選択結果に係る位置に選択済マークを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが選択可能な項目が配置された画像において、ユーザが現在選択している選択項目を当該ユーザが容易に確認でき、各ユーザが選択した項目の傾向を容易に観察ができ、画像のデザインの自由度を高くすることができるような選択装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像を表示する画面と、その画面に対する接触センサとを備えるタッチスクリーンを配備した可搬型の端末装置が普及している。このような可搬端末装置には、ビジネス用コンピュータに匹敵するような処理性能やアプリケーションが塔載されているものも多い。このような可搬端末装置は、無線LAN(Local Area Network)等のコンピュータ通信網を介して、他のコンピュータと通信できるように構成されているのが一般的である。
【0003】
このような可搬端末装置を利用して、ユーザに種々の画像を提示し、当該画像内における選択肢を選択させる技術が、たとえば特許文献1に提案されている。
【0004】
この技術では、タッチスクリーンに各種アンケートの質問事項が表示され、ユーザはこの質問事項に応答して所定の項目をタッチスクリーン上で選択し、コンピュータに入力する。入力された情報はメモリーに記録され、この記録された情報は、所定のフォーマットに編集、分析され、その結果もメモリーに記録する。記録された情報を検索し、所望の情報を得ると共に、画面に表示またはプリンターで印刷が可能である。複数のアンケート装置を、コンピュータ通信網を介して中央管理センター等に設置されたサーバへ接続し、アンケート情報を管理することができる。アンケートの回答が顧客等から直接コンピュータへ入力されるので、タイムリーにアンケートを採取、集計、加工等を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−99697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のようなアンケートにおいては、質問事項に対する回答を表す項目が画面内のどの位置に配置されているかを、各項目ごとに設定する必要がある。したがって、ユーザに提示される画像のデザイン上の自由度が下がってしまい、魅力的なコンテンツを提供する支障となることも多い。
【0007】
したがって、ユーザが選択可能な項目をどのように画像内に配置するか、のデザイン上の自由度を増す技術が強く求められている。
【0008】
一方で、項目の配置を自由にできる場合には、自分が選択しようとしている項目をユーザが容易に確認できるようにする必要がある。
【0009】
また、ユーザによる項目の選択結果をアンケートの集計者等が調査する際にも、選択結果の傾向を直観的にわかりやすく提示することが望ましい。
【0010】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザが選択可能な項目が配置された画像において、ユーザが現在選択している選択項目を当該ユーザが容易に確認でき、各ユーザが選択した項目の傾向を容易に観察ができ、画像のデザインの自由度を高くすることができるような選択装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
【0012】
本発明の観点に係る選択装置は、項目選択モードと、結果提示モードと、を有し、
前記項目選択モードにおいて、ユーザが選択可能な項目が配置された画像をタッチスクリーンに表示する画像表示部、
前記項目選択モードにおいて、前記ユーザに対して前記画像が前記タッチスクリーンに表示されている間、前記ユーザによる前記タッチスクリーンへの接触が開始されてから当該接触が終了するまでの接触の軌跡を検知する検知部、
前記検知部により検知された軌跡の代表点を取得する取得部、
前記取得された代表点の位置が前記タッチスクリーン内の所定の領域に含まれない場合、当該ユーザに対して当該取得された代表点のうち最新に取得された代表点の位置を、選択結果として蓄積する蓄積部、
前記取得された代表点の位置が前記タッチスクリーン内の所定の領域に含まれる場合、前記画像の表示を停止する停止部
を備え、
前記項目選択モードにおいて、前記画像が前記タッチスクリーンに表示されている間、前記画像表示部は、前記蓄積部により前記ユーザによる選択結果が蓄積されていれば、前記タッチスクリーン内において、当該ユーザの選択結果に係る位置に選択中マークを表示し、
前記結果提示モードにおいて、前記画像をディスプレイに表示し、前記ディスプレイ内において、前記蓄積された選択結果のそれぞれに係る位置に選択済マークを表示する結果提示部
をさらに備えるように構成する。
【0013】
また、本発明の選択装置において、
前記代表点の位置は、前記軌跡の重心位置であり、
前記選択済マークは、半透明の色彩を有する図形である
ように構成することができる。
【0014】
また、本発明の選択装置において、
前記選択中マークは、前記軌跡の形状を有する図形である
ように構成することができる。
【0015】
また、本発明の選択装置において、
前記タッチスクリーンは、前記画像表示部、前記検知部、前記取得部、前記蓄積部、前記停止部を実現する可搬端末と一体に構成され、
前記ディスプレイは、前記結果提示部を実現するコンピュータに接続され、
前記蓄積部に蓄積された選択結果は、前記可搬端末から前記コンピュータに伝送される
ように構成することができる。
【0016】
また、本発明の選択装置において、
前記ディスプレイは、前記タッチスクリーンである
ように構成することができる。
【0017】
本発明の選択装置は、可搬端末やコンピュータで適切なプログラムを実行することにより、当該可搬端末や当該コンピュータを当該選択装置の各部として機能させることによって実現することができる。
【0018】
上記プログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
【0019】
上記プログラムは、プログラムが実行される可搬端末やコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、可搬端末やコンピュータとは独立して配布・販売することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、ユーザが選択可能な項目が配置された画像において、ユーザが現在選択している選択項目を当該ユーザが容易に確認でき、各ユーザが選択した項目の傾向を容易に観察ができ、画像のデザインの自由度を高くすることができるような選択装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本実施形態に係る選択装置の概要構成を示す説明図である。
【図2】タッチスクリーンに表示される画像の例を示す説明図である。
【図3】ユーザによるタッチスクリーンへの接触の軌跡の様子を示す説明図である。
【図4】軌跡が検知された直後のタッチスクリーンの表示の様子を示す説明図である。
【図5】軌跡が検知された直後のタッチスクリーンの表示の様子を示す説明図である。
【図6】ディスプレイに表示される画像の例を示す説明図である。
【図7】ディスプレイに表示される画像の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【実施例1】
【0023】
図1は、本実施形態に係る選択装置の概要構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0024】
本図に示す選択装置101は、タッチスクリーンを有する可搬端末が所定のプログラムを実行することにより実現される。また、態様によっては、当該可搬端末ならびにこれと通信可能なコンピュータの組み合わせにより、両者でそれぞれ所定のプログラムを実行することによって実現しても良い。
【0025】
選択装置101には、2つの動作モードがある。項目選択モードと結果提示モードである。
【0026】
項目選択モードは、たとえば、多数のユーザに対してアンケートに対する回答を求める際に利用されるモードである。一方、結果提示モードは、アンケートに対する回答の傾向を分析する際に利用されるモードである。
【0027】
ここで、選択装置101は、画像表示部102、検知部103、取得部104、蓄積部105、停止部106、結果提示部107を備える。
【0028】
ここで、画像表示部102は、項目選択モードにおいて、ユーザが選択可能な項目が配置された画像をタッチスクリーンに表示する。
【0029】
図2は、タッチスクリーンに表示される画像の例を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0030】
本図に示すように、可搬端末201のタッチスクリーン202には、画像203が表示されている。
【0031】
画像203には、「好きな果物は?」という質問204に対する回答として、リンゴ205、ミカン206、バナナ207の形状の図形が配置されている。
【0032】
本発明では、質問204の字体や位置、配置、大きさも、リンゴ205等の回答の図形の形状や配置も自由なデザインを採用することができ、これによって、ユーザに対する訴求力を高めることができる。
【0033】
なお、画像203の右下には右矢印208、左上には左矢印209が配置されている。これらは、画像203を切り替えて、他のアンケート等の画像に移動するためのものであり、一方が「戻る」、他方が「進む」に相当する。
【0034】
右矢印208と左矢印209が配置される領域は、画像203を含む複数用意された画像において、あらかじめ定めた共通する領域としておく。したがって、画像203のデザインにおいては、右矢印208と左矢印209が配置される位置については、自由度がない。
【0035】
ただし、右矢印208と左矢印209の形状は自由に変更が可能であるし、それぞれ「次へ」「前へ」などの文字に変更しても良いし、これらの文字を含むボタンのような形状の図形としても良い。
【0036】
一方、検知部103は、項目選択モードにおいて、ユーザに対して画像203がタッチスクリーン202に表示されている間、ユーザによるタッチスクリーン202への接触が開始されてから当該接触が終了するまでの接触の軌跡を検知する。
【0037】
図2に示す画像において、ユーザが、好きな果物として、最初はリンゴ205を選んでいたが、結局はミカン206を選び直して、次のアンケートに進んだ場合を考える。
【0038】
図3は、ユーザによるタッチスクリーン202への接触の軌跡の様子を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0039】
本図には、タッチスクリーン202に画像203が表示されている間に、ユーザがリンゴ205にタッチした際の軌跡301aと、ユーザがミカン206にタッチした際の軌跡301bと、ユーザが次のアンケートに進むため、右矢印208を選んだ際の軌跡301cと、が図示されている。以下、軌跡301a、301b、301cに共通する事項など、添字のみ異なる事物に共通する仕様や特質、特徴については、添字の英小文字を省略して説明する。
【0040】
さらに、取得部104は、検知部103により検知された軌跡301の代表点を取得する。
【0041】
軌跡301の代表点としては、当該軌跡301に含まれるすべての点の集合をそのまま利用しても良いし、軌跡301に含まれるすべての点の平均、すなわち、重心を採用しても良い。図3には、軌跡301の重心302が、代表点としてそれぞれ図示されている。
【0042】
そして、蓄積部105は、取得された代表点の位置がタッチスクリーン202内の所定の領域に含まれない場合、当該ユーザに対して当該取得された代表点のうち最新に取得された代表点の位置を、選択結果として蓄積する。
【0043】
一方、停止部106は、取得された代表点の位置がタッチスクリーン202内の所定の領域に含まれる場合、画像203の表示を停止する。
【0044】
ここで、所定の領域とは、本実施例では、右矢印208が配置されている領域と、左矢印209が配置されている領域と、を意味する。
【0045】
上記の例で考えると、軌跡301aが検知されると、その代表点302aの位置は、所定の領域に含まれない。したがって、当該ユーザによる選択結果として、ひとまず代表点302aの位置、すなわち、リンゴ205の近傍の位置が蓄積される。
【0046】
次に、軌跡301bが検知されると、その代表点302bの位置は、所定の領域に含まれない。したがって、当該ユーザによる選択結果として、先程の代表点302aは取り消されて、代表点302bの位置、すなわち、ミカン206の位置が蓄積され直すことになる。
【0047】
最後に、軌跡301cが検知されると、その代表点302cの位置は、所定の領域に含まれる。したがって、画像203の表示は停止されて、次のアンケート用の新たな画像がタッチスクリーン202に表示されることとなる。
【0048】
また、当該ユーザによる選択結果は、結局代表点302bの位置となる。
【0049】
さて、本実施形態では、項目選択モードにおいて、画像203がタッチスクリーン202に表示されている間、画像表示部102は、蓄積部105によりユーザによる選択結果が蓄積されていれば、タッチスクリーン202内において、当該ユーザの選択結果に係る位置に選択中マークを表示する。
【0050】
図4は、軌跡301aが検知された直後のタッチスクリーン202の表示の様子を示す説明図である。
【0051】
本図に示すように、タッチスクリーン202内には、リンゴ205の近傍、すなわち、代表点302aの位置に星型の選択中マーク401が表示されている。
【0052】
図5は、軌跡301bが検知された直後のタッチスクリーンの表示の様子を示す説明図である。
【0053】
本図に示すように、タッチスクリーン202内には、選択中マーク401の位置が図4の状態から移動している。すなわち、選択中マーク401は、ミカン206の近傍、すなわち、代表点302bの位置に移動している。
【0054】
この後、軌跡301cが検知されると、ユーザの画像203に対する回答は終了したことになり、次のアンケートに進むことになる。
【0055】
このように、本実施形態においては、ユーザが所定の領域をタッチする前にタッチした場所が、当該ユーザの選択結果となる。
【0056】
ユーザがタッチする場所を間違えても、再度所望の場所をタッチするだけで、選択中マーク401が移動する。したがって、ユーザは、画像203に配置されている項目を容易に選択できるし、確認しながら選択をやり直すことも容易にできる。
【0057】
なお、本例では、選択中マーク401として、星型の図形を採用しているが、選択中マーク401の形状として、直前に検知された軌跡301の形状をそのまま採用することとしても良い。
【0058】
すなわち、ユーザがタッチスクリーン202に対して最後(最新)にタッチを開始してから最後(最新)のタッチを終了するまでの軌跡301が、選択中マーク401として画面に表示される、という態様である。
【0059】
この態様では、ユーザがタッチスクリーン202をなぞった軌跡のうち、最後の一筆のみがタッチスクリーン202に表示される。
【0060】
したがって、この態様では、軌跡301aが検知された後は、軌跡301aがそのままタッチスクリーン202に表示され、その後に軌跡301bが検知されると、軌跡301aはタッチスクリーン202から消去されて軌跡301bがタッチスクリーン202に表示されることになる。
【0061】
さて、このようにして、多数のユーザに対するアンケートが終了した後、その選択の傾向を調べる結果提示モードが、集計者の操作等によって開始される。
【0062】
結果提示モードにおいて、結果提示部107は、画像203をディスプレイに表示し、ディスプレイ内において、蓄積された選択結果のそれぞれに係る位置に選択済マークを表示する。
【0063】
図6は、ディスプレイに表示される画像の例を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0064】
本図に示すように、ディスプレイ601には、画像203のほか、各ユーザにおける選択結果の位置を示す選択済マーク602が多数表示されている。
【0065】
本図に示す選択済マーク602は、理解を容易にするため、丸印の網かけによって示されているが、実際には半透明の色をしている。選択済マーク602同士が重なった場合には色が濃くなるため、それだけ多数のユーザがその位置を選択したことが容易に把握できる。
【0066】
たとえば本図では、リンゴ205を選択したユーザが多いことが、容易にわかる。
【0067】
ここで、ディスプレイ601は、可搬端末201のタッチスクリーン202をそのまま利用しても良い。この場合には、当該可搬端末201においてユーザが選択した選択結果の傾向が判明することとなる。
【0068】
一方、ディスプレイ601を、可搬端末201と無線LAN等を介して通信するコンピュータに接続されたものを採用しても良い。この場合には、可搬端末201内に蓄積された選択結果をコンピュータが集積して、その結果をディスプレイ601に表示することになる。
【0069】
この場合には、画像表示部102から停止部106までは可搬端末201により実現されるが、結果提示部107はコンピュータにより実現される。すなわち、1台もしくは複数台の可搬端末201とコンピュータの組み合わせによって、選択装置101が実現されることになる。
【0070】
なお、選択済マーク602として、当該選択結果に対する軌跡301の形状を採用しても良い。図7は、この態様においてディスプレイに表示される画像の例を示す説明図である。
【0071】
本図に示すように、各ユーザが画像203が表示されているタッチスクリーン202において最後になぞった軌跡301が重ねて表示されるため、ユーザがどのような選択行動を行ったのか、の傾向が容易に把握できる。
【産業上の利用可能性】
【0072】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが選択可能な項目が配置された画像において、ユーザが現在選択している選択項目を当該ユーザが容易に確認でき、各ユーザが選択した項目の傾向を容易に観察ができ、画像のデザインの自由度を高くすることができるような選択装置を提供することができる。
【符号の説明】
【0073】
101 選択装置
102 画像表示部
103 検知部
104 取得部
105 蓄積部
106 停止部
107 結果提示部
201 可搬端末
202 タッチスクリーン
203 画像
204 質問
205 リンゴ
206 ミカン
207 バナナ
208 右矢印
209 左矢印
301 軌跡
302 代表点
401 選択中マーク
601 ディスプレイ
602 選択済マーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
項目選択モードと、結果提示モードと、を有する選択装置であって、
前記項目選択モードにおいて、ユーザが選択可能な項目が配置された画像をタッチスクリーンに表示する画像表示部、
前記項目選択モードにおいて、前記ユーザに対して前記画像が前記タッチスクリーンに表示されている間、前記ユーザによる前記タッチスクリーンへの接触が開始されてから当該接触が終了するまでの接触の軌跡を検知する検知部、
前記検知部により検知された軌跡の代表点を取得する取得部、
前記取得された代表点の位置が前記タッチスクリーン内の所定の領域に含まれない場合、当該ユーザに対して当該取得された代表点のうち最新に取得された代表点の位置を、選択結果として蓄積する蓄積部、
前記取得された代表点の位置が前記タッチスクリーン内の所定の領域に含まれる場合、前記画像の表示を停止する停止部
を備え、
前記項目選択モードにおいて、前記画像が前記タッチスクリーンに表示されている間、前記画像表示部は、前記蓄積部により前記ユーザによる選択結果が蓄積されていれば、前記タッチスクリーン内において、当該ユーザの選択結果に係る位置に選択中マークを表示し、
前記結果提示モードにおいて、前記画像をディスプレイに表示し、前記ディスプレイ内において、前記蓄積された選択結果のそれぞれに係る位置に選択済マークを表示する結果提示部
をさらに備えることを特徴とする選択装置。
【請求項2】
請求項1に記載の選択装置であって、
前記代表点の位置は、前記軌跡の重心位置であり、
前記選択済マークは、半透明の色彩を有する図形である
ことを特徴とする選択装置。
【請求項3】
請求項2に記載の選択装置であって、
前記選択中マークは、前記軌跡の形状を有する図形である
ことを特徴とする選択装置。
【請求項4】
請求項3に記載の選択装置であって、
前記タッチスクリーンは、前記画像表示部、前記検知部、前記取得部、前記蓄積部、前記停止部を実現する可搬端末と一体に構成され、
前記ディスプレイは、前記結果提示部を実現するコンピュータに接続され、
前記蓄積部に蓄積された選択結果は、前記可搬端末から前記コンピュータに伝送される
ことを特徴とする選択装置。
【請求項5】
請求項3に記載の選択装置であって、
前記ディスプレイは、前記タッチスクリーンである
ことを特徴とする選択装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−69018(P2013−69018A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−205631(P2011−205631)
【出願日】平成23年9月21日(2011.9.21)
【出願人】(511229422)BBPlanning株式会社 (1)
【Fターム(参考)】