説明

部品実装方法

【課題】透明な材料から成る部品を基板に装着する際、部品の位置を正確に検出して高い精度で部品を基板に装着できるようにした部品実装方法を提供することを目的とする。
【解決手段】吸着ノズル21により吸着した部品4の下面にペーストPを付着させてその部品4を下方から撮像し、得られた画像(撮像画像SR)から求められる部品4の下面のペーストPの位置に基づいて撮像画像SRの中の部品4の位置を把握し、これにより部品4の位置を検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸着ノズルにより吸着した部品を基板に実装する部品実装方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、部品実装装置により、電子部品を基板に装着する部品実装工程を実行する際には、吸着ノズルにより吸着した電子部品を基板に装着する前に、電子部品を下方から撮像して電子部品の外形形状或いは電子部品の下面の電極の位置を把握することによって画像の中の部品の位置を把握し、これにより電子部品の吸着ノズルに対する位置ずれを検出して、その位置ずれが修正されるように基板に対する電子部品の位置合わせ(アライメント)を行うようにしている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−60398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、部品実装装置により基板に装着する部品は電子部品に限られず、例えば、基板に装着したLED(電子部品)を覆って設けられるLED拡散レンズのような透明な材料から成る部品を基板に装着する必要がある場合がある。この場合、吸着ノズルにより吸着した部品は照明光を透過し、また電極も有さないことから、画像の中の部品の位置を容易に把握することができず、部品の位置を正確に検出できないために、高い精度で部品を基板に装着することが難しいという問題点があった。
【0005】
そこで本発明は、透明な材料から成る部品を基板に装着する際、部品の位置を正確に検出して高い精度で部品を基板に装着できるようにした部品実装方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の部品実装方法は、透明な材料から成る部品を基板の上面に実装する部品実装方法であって、前記部品の上面を吸着ノズルにより吸着してピックアップする工程と、前記部品を基板に接着させるためのペーストが薄膜状に形成されて成るペースト膜に吸着ノズルにより吸着した前記部品を接触させて前記部品の下面にペーストを付着させる工程と、下面にペーストが付着された前記部品を下方から撮像する工程と、撮像によって得られた画像から求められる前記部品の下面のペーストの位置に基づいて画像の中の前記部品の位置を把握し、これにより前記部品の位置を検出する工程と、検出した前記部品の位置に基づいて吸着ノズルに吸着した前記部品の基板に対する位置合わせを行う工程と、基板に対して位置合わせを行った前記部品を基板に装着する工程とを含む。
【0007】
請求項2に記載の部品実装方法は、請求項1に記載の部品実装方法であって、前記部品は下方に突出して設けられた突出部を有し、この突出部の下面にペーストが付着される。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、吸着ノズルにより吸着した部品の下面にペーストを付着させてその部品を下方から撮像し、得られた画像から求められる部品の下面のペーストの位置に基づいて画像の中の部品の位置を把握し、これにより部品の位置を検出するようにしているので、透明な材料から成る部品を基板に装着する際、部品の位置を正確に検出して高い精度で部品を基板に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施の形態における部品実装装置の簡略構成図
【図2】本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドの部分拡大一部断面図
【図3】本発明の一実施の形態における部品実装装置により実行する部品実装工程の手順を示すフローチャート
【図4】(a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装方法の中の吸着ノズルにより部品をピックアップする工程を説明する図
【図5】(a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装方法の中の吸着ノズルにより部品をピックアップする工程を説明する図
【図6】(a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装方法の中の部品の下面の突出部にペーストを付着させる工程を説明する図
【図7】(a)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える撮像カメラにより吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像している状態を示す図(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える撮像カメラにより吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像して得られる画像の一例を示す図
【図8】(a)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える撮像カメラにより吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像している状態を示す図(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える撮像カメラにより吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像して得られる画像の一例を示す図
【図9】(a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装方法の中の電子部品を基板に装着する工程を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示す部品実装装置1は、上面に電子部品2が実装された基板3に透明な材料から成る部品4(例えば、電子部品2がLEDである場合にはLED拡散レンズ)を装着する装置であり、基板3に電子部品2を実装する部品実装装置としても用いることができるものである。
【0011】
この部品実装装置1は、電子部品2が実装された基板3の搬送及び位置決めを行う基板搬送部11、部品4の供給を行う部品供給部12、部品4を基板3に接着させるためのペーストPの供給を行うペースト供給部13、撮像視野を上方に向けた撮像カメラ14及び装着ヘッド15を備えている。
【0012】
図1において、基板搬送部11は一対のベルトコンベア11aを有して成り、これら一対のベルトコンベア11aがこの部品実装装置1が備える制御装置16によって作動制御されて基板3を一定の方向(ここでは図1の紙面に垂直な方向)に搬送する。
【0013】
図1において、部品供給部12はテーブル状の部材から成り、その上面に複数の部品4を載置させた状態で部品4の供給を行う。
【0014】
図1において、部品4はその上面が上方に凸となる曲面形状に形成されており、平坦な下面には下方に突出して延びた複数(ここでは3つ)の突出(突起)部4aが設けられている。これら複数の突出部4aは基板3の上面に直接接触する部分であり、部品4の中心位置と各突出部4aの位置との関係を示すデータは、制御装置16に繋がる記憶装置16aに予め記憶されている。
【0015】
図1において、ペースト供給部13は皿状の部材から成り、収容したペーストPを図示しないスキージによって均一厚さに均すことによって薄膜状のペースト膜Pmを形成する。
【0016】
図1において、撮像カメラ14は例えばCCDカメラから成り、制御装置16からの指令を受けて撮像動作を行う。撮像カメラ14の撮像動作によって得られた画像データは制御装置16に送信される。
【0017】
制御装置16は、撮像カメラ14の撮像動作によって得た画像データから、部品4の突出部4aに付着したペーストPの位置を検出し、その検出したペーストPの位置に基づいて画像の中の部品4の位置を把握する機能を備えている。制御装置16は、把握した部品4の位置を吸着ノズル21に対する「位置ずれ量」として保持し、位置合わせ工程における装着ヘッド移動機構31の制御に利用する。なお、制御装置16において、部品4の「位置」を特定するデータとして「位置ずれ量」を使用しているが、吸着ノズル21以外の基準となる座標からの相対距離で部品4の位置を特定するものであってもよい。
【0018】
図1において、装着ヘッド15は下方に延びた吸着ノズル21を有している。この吸着ノズル21には図2に示すように、吸着ノズル21に外嵌される円筒部22a及び円筒部22aの下端から下方の延び、吸着ノズル21の下端よりも下方の領域において円錐状に下方に広がる裾部22bを有して成る吸着パッド22が取り付けられている。また、図2に示すように、吸着ノズル21の上部(吸着パッド22の上方)には円盤状の反射板23が取り付けられている。
【0019】
装着ヘッド15は制御装置16から作動制御が行われる三軸直交ロボットから成る装着ヘッド移動機構31によって三次元的に移動され、制御装置16から作動制御が行われる吸着機構32による吸着ノズル21内への真空圧の供給及び停止動作によって、部品4の吸着及び離脱を行う。
【0020】
部品実装装置1によって基板3上に部品4を装着する部品実装工程の手順を説明すると、部品実装装置1が備える制御装置16は先ず、基板搬送部11を作動させて、上面に電子部品2が実装された基板3の搬送(搬入)を行い、所定の作業位置に位置決めする(図3に示すステップST1の基板搬入位置決め工程)。
【0021】
制御装置16は、基板3を所定の作業位置に位置決めしたら、装着ヘッド移動機構31の作動制御を行って、装着ヘッド15を部品供給部12の上方に移動させる。そして、装着ヘッド15を下降させて吸着ノズル21を部品4の上面に接触させるとともに、吸着機構32の作動制御を行って吸着ノズル21内に真空圧を供給し、装着ヘッド15を上昇させる。これにより部品4が吸着パッド22を介して吸着ノズル21にピックアップされた状態となる(図3に示すステップST2のピックアップ工程)。
【0022】
このステップST2のピックアップ工程では、装着ヘッド15の吸着ノズル21に取り付けられる吸着パッド22が、上述のように円錐状に下方に広がる裾部22bを有していることから、上面が上方に凸となる曲面形状に形成されている部品4を吸着ノズル21によって確実にピックアップすることができる。ここで、図4に示すように、吸着ノズル21の上下中心軸J1と部品4の上下中心軸J2が水平面内方向に一致している状態で吸着ノズル21に部品4を吸着させた場合には(図4(a)→図4(b))、吸着パッド22を介して吸着ノズル21に吸着された部品4は水平姿勢が維持され(図4(c))、多くの場合、部品4の吸着ノズル21に対する位置ずれは生じない。
【0023】
一方、図5に示すように、吸着ノズル21の上下中心軸J1と部品4の上下中心軸J2とが一致していない状態で吸着ノズル21に部品4を吸着させた場合には(図5(a)→図5(b))、吸着パッド22を介して吸着ノズル21に吸着された部品4は水平姿勢から傾いた状態となり(図5(c))、多くの場合、部品4の吸着ノズル21に対する位置ずれが生じることになる。
【0024】
制御装置16は、吸着ノズル21によって部品4をピックアップしたら、装着ヘッド移動機構31の作動制御を行って装着ヘッド15をペースト供給部13の上方に移動させる(図6(a))。そして、制御装置16は装着ヘッド15を下降させ、吸着ノズル21に吸着されている部品4の下面の突出部4aがペースト供給部13に形成されているペースト膜Pmに接触するようにしたうえで(図6(b))、装着ヘッド15を上昇させる(図6(c))。これにより部品4の複数の突出部4aにペーストPが転写され、各突出部4aにペーストPが付着した状態となる(図3に示すステップST3のペースト付着工程)。
【0025】
制御装置16は、部品4の複数の突出部4aにペーストPを付着させたら、装着ヘッド移動機構31の作動制御を行って装着ヘッド15を撮像カメラ14の直上に移動させる。そして、撮像カメラ14の両側に設けられた図7(a)及び図8(a)に示す複数の照明LT(図1も参照)によって、吸着ノズル21に吸着された部品4に直接光を照射し(図7(a))、或いは部品4の背景である反射板23に光を照射して(図8(a))、撮像カメラ14により部品4を下方から撮像する(図3に示すステップST4の撮像工程)。
【0026】
制御装置16は、部品3を下方から撮像したら、図7(a),(b)に示すように、撮像によって得られた画像(以下、撮像画像SRと称する)の中の、部品4の下面の複数の突出部4aに付着したペーストPの位置(図7(b)及び図8(b))から、撮像画像SRの中の部品4の中心の位置WGを把握する一方、撮像画像SRの中の吸着ノズル21の中心の位置NGを制御データ上の吸着ノズル21の位置から把握し、撮像画像SRの中の部品4の中心位置WGと吸着ノズル21の位置とを比較することによって、吸着ノズル21に対する部品4の位置ずれ(位置ずれ量)を検出する(図3に示すステップST5の位置検出工程)。
【0027】
なお、図7(b)は撮像画像SRの中の部品4の中心の位置WGと吸着ノズル21の中心の位置NGが一致している場合(吸着ノズル21に対する部品4の位置ずれがない場合)の例を示しており、図8(b)は撮像画像SRの中の部品4の中心の位置WGと吸着ノズル21の中心の位置NGが一致していない場合(吸着ノズル21に対する部品4の位置ずれがある場合)の例を示している。
【0028】
ここで、図7(a)に示すように、ステップST4において、吸着ノズル21に吸着された部品4に直接光を照射して部品4の撮像を行う場合には、ペーストPに透明でないもの(着色されているもの。ここでは電子部品2であるLEDの発光効率の向上を考慮して白色系の色であることが望ましい)を用いることによって、ペーストPが付着した部分、すなわち部品4の下面の突出部4aが撮像画像SRの中で最も明るくなる箇所となるようにしておき、撮像画像SRの中の最も明るい複数の部分(ここでは3箇所)の位置から、吸着ノズル21に吸着された部品4の中心位置WGを求める。具体的には、撮像画像SRの中の最も明るい3箇所の位置より定まる三角形の重心点を算出して、或いは、記憶装置16aに記憶された部品4の中心位置と各突出部4aの位置の関係データに基づいて、部品4の中心位置WGを求める。
【0029】
一方、図8(a)に示すように、ステップST4において、吸着ノズル21に吸着された部品4に直接光を照射するのではなく、吸着ノズル21に取り付けられた反射板23に光を照射して部品4の撮像を行う場合には、ペーストPに暗色(例えば黒色)に着色されたものを用いることによって、ペーストPが付着した部分、すなわち部品4の下面の突出部4aが撮像画像SRの中で最も暗くなる箇所となるようにしておき、撮像画像の中の最も暗い複数の部分(ここでは3箇所)の位置から、吸着ノズル21に吸着された部品4の中心位置WGを求める。具体的には、撮像画像SRの中の最も暗い3箇所の位置より定まる三角形の重心点を算出して、或いは、記憶装置16aに記憶された部品4の中心位置と各突出部4aの位置の関係データに基づいて、部品4の中心位置WGを求める。
【0030】
制御装置16は、ステップST5の位置検出工程において、吸着ノズル21に対する部品4の位置ずれ(位置ずれ量)を検出したら、装着ヘッド移動機構31の作動制御を行い、装着ヘッド15を基板搬送部11によって位置決めされた基板3の上に実装された電子部品2の直上に位置させて、部品4を基板3に対して位置合わせする(図9(a)。図3に示すステップST6の位置合わせ工程)。この部品4の基板3に対する位置合わせでは、制御装置16は、ステップST5で検出した位置ずれ量に基づいて装着ヘッド移動機構31を制御し、装着ヘッド15の停止位置を修正する。
【0031】
制御装置16は、ステップST6の位置合わせ工程が終了したら、装着ヘッド15を下降させ、吸着ノズル21に吸着させた部品4の下面の複数の突出部4aを基板3の上面に接触させてから(図9(b))、装着ヘッド15を上昇させる(図9(c))。これにより各突出部4aはその下面に付着されたペーストPを介して基板3の上面に接着され、部品4は基板3上に装着された状態となる(図3に示すステップST7の部品装着工程)。
【0032】
制御装置16は、部品4を基板3上に装着したら、基板搬送路11を作動させて、基板3の搬出を行う(図3に示すステップST8の基板搬出工程)。そして、他に部品4の装着を行うべき基板3があるか否かの判断を行い(図3に示すステップST9の判断工程)、他に部品4の装着を行うべき基板3があったときにはステップST1に戻って上記工程を繰り返す。一方、他に部品4の装着を行うべき基板3がなかったときには、一連の部品実装工程を終了する。
【0033】
なお、この部品実装装置1から搬出された基板3は、図示しないリフロー炉に送られ、基板3全体が加熱されて、ペーストPの熱硬化が行われる。
【0034】
以上説明したように、本実施の形態における部品実装方法は、透明な材料から成る部品4を基板3の上面に装着する部品実装方法であり、部品4の上面を吸着ノズル21により吸着してピックアップする工程(ステップST2のピックアップ工程)と、部品4を基板3に接着させるためのペーストPが薄膜状に形成されて成るペースト膜Pmに吸着ノズル21により吸着した部品4を接触させて部品4の下面にペーストPを付着させる工程(ステップST3のペースト付着工程)と、下面にペーストPが付着された部品4を下方から撮像する工程(ステップST4の撮像工程)と、撮像によって得られた画像から求められる部品4の下面のペーストPの位置に基づいて画像(撮像画像SR)の中の部品4の位置を把握し、これにより部品4の位置(吸着ノズル21に対する位置ずれ量)を検出する工程(ステップST5の位置検出工程)と、検出した部品4の位置に基づいて吸着ノズル21に吸着した部品4の基板3に対する位置合わせを行う工程(ステップST6の位置合わせ工程)と、基板3に対して位置合わせを行った部品4を基板3に装着する工程(ステップST7の部品装着工程)を含むものとなっている。
【0035】
本実施の形態における部品実装方法では、吸着ノズル21により吸着した部品4の下面にペーストPを付着させてその部品4を下方から撮像し、得られた画像(撮像画像SR)から求められる部品4の下面のペーストPの位置に基づいて撮像画像SRの中の部品4の位置を把握し、これにより部品4の位置を検出するようにしているので、透明な材料から成る部品4を基板3に装着する際、部品4の位置を正確に検出して高い精度で部品4を基板3に装着することができる。
【0036】
また、本実施の形態における部品実装方法では、部品4は下方に突出して設けられた突出部4aを有し、この突出部4aの下面にペーストPが付着されるようになっているので、撮像画像SRの中のペーストPの位置から撮像画像SRの中の部品4の突出部4aの位置を容易に把握することができ、部品4の位置の検出速度を向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
透明な材料から成る部品を基板に装着する際、部品の位置を正確に検出して高い精度で部品を基板に装着できるようにした部品実装方法を提供する。
【符号の説明】
【0038】
3 基板
4 部品
4a 突出部
21 吸着ノズル
P ペースト
Pm ペースト膜
SR 撮像画像(画像)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明な材料から成る部品を基板の上面に実装する部品実装方法であって、
前記部品の上面を吸着ノズルにより吸着してピックアップする工程と、
前記部品を基板に接着させるためのペーストが薄膜状に形成されて成るペースト膜に吸着ノズルにより吸着した前記部品を接触させて前記部品の下面にペーストを付着させる工程と、
下面にペーストが付着された前記部品を下方から撮像する工程と、
撮像によって得られた画像から求められる前記部品の下面のペーストの位置に基づいて画像の中の前記部品の位置を把握し、これにより前記部品の位置を検出する工程と、
検出した前記部品の位置に基づいて吸着ノズルに吸着した前記部品の基板に対する位置合わせを行う工程と、
基板に対して位置合わせを行った前記部品を基板に装着する工程とを含むことを特徴とする部品実装方法。
【請求項2】
前記部品は下方に突出して設けられた突出部を有し、この突出部の下面にペーストが付着されることを特徴とする請求項1に記載の部品実装方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−44076(P2012−44076A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−185763(P2010−185763)
【出願日】平成22年8月23日(2010.8.23)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】