説明

開閉機構、画像読取装置及び画像形成装置

【課題】開閉部材の操作感覚を向上させることができる開閉機構、画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を得る。
【解決手段】原稿押圧部材36は、原稿が載置される原稿載置面を覆う閉止位置と、原稿載置面を開放する開放位置との間を回動可能に保持されている。また、原稿押圧部材36に備えられた回転軸42を回転可能に支持するベース部材44は、原稿載置面に対して昇降可能に支持されており、さらに、ギア部材48が昇降するベース部材44に抵抗力を付与している。このように、ベース部材44を昇降可能に支持することで、原稿載置面に載置される原稿が厚物原稿の場合でも、原稿押圧部材36が原稿載置面から離間して厚物原稿全体を上から押圧することができる。さらに、ギア部材48が昇降するベース部材44に抵抗力を付与することで、ベース部材44が急減に移動するのが防止され、原稿押圧部材36の操作感覚を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉機構、画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の画像読取装置に設けられた原稿押圧部材(開閉部材)の開閉機構は、原稿押圧部材に設けられた回転軸と、本体に支持され、回転軸を回転自在に保持するカム部材と、原稿押圧部材に設けられ、カム部材の凹凸状のカム面に付勢される摺動突起とを備えて構成されている。さらに、カム部材には本体に向って延びる支持脚部が設けられ、この支持脚部は本体に形成された支持穴に挿入されており、この支持脚部は支持穴に対して抜き差し自在とされている。
【0003】
この構成により、原稿押圧部材を開閉させると凹凸状のカム面に付勢される摺動突起が、カム面に付勢されながら回動する。ユーザーが任意の回動位置で原稿押圧部材を停止させると、摺動突起と凹凸状のカム面との間に生じる抵抗力により原稿押圧部材は任意の位置で保持されるようになっている。
【0004】
また、原稿載置面に載置される原稿が厚物原稿の場合には、カム部材に形成された支持脚部の支持穴への挿入量を減らすことで原稿押圧部材が原稿載置面から離間して、厚物原稿全体を上から押圧することができる構成となっている。
【特許文献1】特開2006−39440号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、支持脚部が支持穴に挿入されているだけであるため、支持脚部の支持穴への挿入量が急激に変化して原稿押圧部材(開閉部材)を開閉するユーザーへ不自然な操作感覚を与えることがあった。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮し、開閉部材の操作感覚を向上させることが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の請求項1に係る開閉機構は、読み取られる原稿が載置される原稿載置面を覆って載置された原稿を押圧する閉止位置と、前記原稿載置面を開放させる開放位置との間を回動可能に保持される開閉部材と、前記開閉部材に備えられた回転軸を回転可能に支持すると共に、前記原稿載置面に対して昇降可能に支持されるベース部材と、前記原稿載置面に対して昇降する前記ベース部材に抵抗力を付与するダンパー部材と、を備える。
【0008】
上記構成によれば、開閉部材は、原稿が載置される原稿載置面を覆う閉止位置と、原稿載置面を開放する開放位置との間を回動可能に保持されている。
【0009】
また、開閉部材に備えられた回転軸を回転可能に支持するベース部材は、原稿載置面に対して昇降可能に支持されており、さらに、ダンパー部材が昇降するベース部材に抵抗力を付与している。
【0010】
このように、ベース部材を昇降可能に支持することで、原稿載置面に載置される原稿が厚物原稿の場合でも、開閉部材が原稿載置面から離間して厚物原稿全体を上から押圧することができる。
【0011】
さらに、ダンパー部材が昇降するベース部材に抵抗力を付与することで、ベース部材が急減に移動するのが防止され、開閉部材の操作感覚を向上させることができる。
【0012】
本発明の請求項2に係る開閉機構は、請求項1記載において、前記ベース部材は、ラック部を備え、前記ダンパー部材は、前記ラック部と噛み合って回転すると共に、前記ラック部に抵抗力を付与するギア部材である。
【0013】
上記構成によれば、ギア部材が、ベース部材に備えられたラック部と噛み合って回転し、ラック部に抵抗力を付与する。
【0014】
このように、ギア部材がラック部に抵抗力を付与することで、ベース部材が急減に移動するのが防止され、簡易な方法で開閉部材の操作感覚を向上させることができる。
【0015】
本発明の請求項3に係る開閉機構は、請求項1又は2記載において、前記ベース部材に取り付けられ、前記開閉部材の回転軸に摩擦力を付与して前記開閉部材を任意の開放角度で停止させるフリーストップヒンジと、前記フリーストップヒンジに連結され、開放された前記開閉部材を閉止位置へ向けて回動させるときにのみ、前記フリーストップヒンジの摩擦力を前記回転軸に伝達するクラッチ部材と、を備える。
【0016】
上記構成によれば、開閉部材を閉止位置へ向けて回動させるときにのみ、クラッチ部材が、フリーストップヒンジの摩擦力を開閉部材の回転軸に伝達する。
【0017】
このため、閉止位置に配置される開閉部材を開放位置へ向けて回動させるときは、フリーストップヒンジの摩擦力が回転軸に伝達されず、スムーズに開閉部材を開放することができる。
【0018】
また、開放された開閉部材を閉止位置へ向けて回動させている途中で、例えば、原稿載置面に載置された原稿の位置を調整する場合は、開閉部材から手を離しても開閉部材はフリーストップヒンジの摩擦力で停止するため、両手で原稿の位置を調整することができる。
【0019】
本発明の請求項4に係る画像読取装置は、請求項1〜3何れか1項に記載された開閉機構を備える。
【0020】
上記構成によれば、画像読取装置は、請求項1〜3何れか1項に記載された開閉機構を備えている。このため、開閉部材の操作感覚を向上させることができる。
【0021】
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項4に記載された画像読取装置を備える。
【0022】
上記構成によれば、画像形成装置は、請求項4に記載された画像読取装置を備えている。このため、開閉部材の操作感覚を向上させることができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、開閉部材の操作感覚を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の実施形態に係る開閉機構が採用された画像読取装置及び画像形成装置の一例を図1〜図5に従って説明する。
【0025】
(全体構成)
図4、図5に示されるように、画像形成装置としてのインクジェット記録装置10は、原稿シート部材Pの画像を読み取る画像読取装置30と、液体吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッド12が装着されるキャリッジ14と、キャリッジ14を主走査方向Mに沿って走査させる主走査機構16と、記録媒体としてのシート部材Pを副走査方向Sに沿って搬送する副走査機構18と、メンテナンスステーション20とを有している。
【0026】
インクジェット記録ヘッド12は、インク滴を吐出するノズル(図示省略)がシート部材Pと対向するようにキャリッジ14上に装着され、画像読取装置30によって読み取られた画像データに基づいて主走査機構16によって主走査方向Mに移動しつつノズルからインク滴を吐出することにより、シート部材Pの一定のバンド領域に対して画像の記録を行う。主走査方向への1回の移動が終了すると、副走査機構18によってシート部材Pが副走査方向Sに搬送され、再びキャリッジ14が主走査方向Mに移動しながらバンド領域を記録する。こうした動作を複数回繰り返すことにより、シート部材Pの全面にわたって画像記録を行うことができる。
【0027】
図4に示されるように、インクジェット記録装置10の前面には、インクジェット記録ヘッド12によって画像が形成されたシート部材Pが排出される排出トレイ24が設けられている。そして、排出トレイ24を閉状態(図5参照)から開放させ開状態とすることで、シート部材Pが排出トレイ24へ排出可能となるようになっている。
【0028】
(要部構成)
原稿シート部材Pの画像を読み取る画像読取装置30は、インクジェット記録装置10の上部に設けられており、原稿が載置される原稿載置面32Aを構成するプラテンガラス32と、プラテンガラス32の下側(原稿載置面32Aに対して反対側)に設けられ、プラテンガラス32に沿って移動しながら原稿に光を照射して画像を読み取る読取ユニット34を備えている。
【0029】
さらに、開閉機構40を構成すると共に、原稿載置面32Aを覆って原稿載置面32Aに載置された原稿シート部材Pを押圧する閉止位置(図5参照)と、原稿載置面32Aを開放させて原稿シート部材Pを原稿載置面32Aに載置可能とする開放位置(図4参照)との間を回動可能に保持される開閉部材としての原稿押圧部材36が設けられている。
【0030】
図2、図3に示されるように、開閉機構40には、原稿押圧部材36の回転軸42を回転可能に支持するベース部材44が設けられている。さらに、ベース部材44は、回転軸42を摩擦力に摩擦力を付与して原稿押圧部材36を任意の開放角度で停止させる略円柱状のフリーストップヒンジ52が嵌め込まれる円筒状の円筒部44Aを備えている。
【0031】
さらに、円筒部44Aから下方へ延びるように板状の支持部44Bが設けられている。この板状の支持部44Bは、インクジェット記録装置10の本体10A(図4参照)に固定される箱状のボックス部材46の上面に形成された矩形状の開口部46Aからボックス部材46の内部へ挿入され、図2に示す初期位置から原稿載置面32Aに対して昇降可能にボックス部材46に支持されている。
【0032】
また、支持部44Bには、ギア歯と噛み合い可能なラック部44Cが形成され、このラック部44Cと噛み合って回転するギア部材48がボックス部材46に軸支されている。そして、このギア部材48は、ラック部44Cに抵抗力を付与してベース部材44の昇降移動速度を規制するようになっている。
【0033】
一方、ベース部材44の円筒部44Aに嵌め込まれたフリーストップヒンジ52の回転部52Bには、開放された原稿押圧部材36を閉止位置(図5参照)へ向けて回動させるときにのみ、フリーストップヒンジ52の摩擦力を原稿押圧部材36の回転軸42に伝達するクラッチ部材50が設けられている。
【0034】
つまり、開放された原稿押圧部材36を閉止位置へ回動させようとする場合に、回動途中でユーザーが原稿押圧部材36から手を離しても原稿押圧部材36は、フリーストップヒンジ52の摩擦力によってその位置で停止するようになっている。
【0035】
(作用・効果)
インクジェット記録装置10を用いて原稿シート部材Pの画像を読み取り、この読み取った画像データに基づいて画像をシート部材Pに形成される場合は、図4に示されるように、先ず、インクジェット記録ヘッド12によって画像が形成されたシート部材Pが排出される排出トレイ24を閉状態(図5参照)から開放させ開状態とする。これにより、シート部材Pを排出トレイ24へ排出可能とする。
【0036】
さらに、インクジェット記録装置10の上部に設けられた画像読取装置30の原稿押圧部材36を回転軸42中心に回動させ、原稿載置面32Aを覆って載置された原稿シート部材Pを押圧する閉止位置(図5参照)から原稿載置面32Aを開放させる開放位置へと回動させる。
【0037】
ここで、原稿押圧部材36を閉止位置から開放位置へ回動させる場合は、クラッチ部材42がフリーストップヒンジ52の抵抗力を回転軸42に伝達しないため、ユーザーは抵抗を感じること無く原稿押圧部材36を閉止位置から持上げる。
【0038】
そして、原稿載置面32Aが開放された状態で、ユーザーは原稿載置面32Aに原稿シート部材Pを載置する。さらに、開放位置にある原稿押圧部材36を回転軸42中心に閉止位置へ向って回動させ、原稿載置面32Aを原稿押圧部材36で覆って載置された原稿シート部材Pを押圧する。
【0039】
ここで、開放された原稿押圧部材36を閉止位置へ向って回動させる途中で、例えば、ユーザーが原稿シート部材Pの載置位置がずれているのに気が付く場合がる。このような場合に、回動途中でユーザーが原稿押圧部材36から手を離しても原稿押圧部材36は、フリーストップヒンジ52の摩擦力によってその位置で停止する。そして、ユーザーは手で原稿押圧部材36を支えることなく、原稿シート部材Pの載置位置を修正する。
【0040】
そして、原稿載置面32Aに載置された原稿シート部材Pの厚さが薄い場合は、図2に示される初期位置からベース部材44は移動することなく原稿押圧部材36が閉止位置へ移動する。
【0041】
これに対し、原稿載置面32Aに載置された原稿シート部材Pの厚さが厚い厚物原稿シート部材P(例えば本等)の場合は、図2に示される初期位置にベース部材44が配置された状態で、原稿押圧部材36を閉止位置へ向けて回動させると、原稿押圧部材36は、厚物原稿シート部材Pの角部に当接する。このため、原稿押圧部材36は厚物原稿シート部材P全体を上から原稿載置面32Aに向けて押圧することができない。
【0042】
しかし、図1に示されるように、原稿押圧部材36が厚物原稿シート部材Pの角部に当接すると、回転軸42が上方(矢印B方向)に向って移動しようとし、これによりベース部材44も上方に向って移動しようとする。ベース部材44が上方に向って移動しようとするとギア部材48が矢印A方向へ回転し、このギア部材48と噛み合うラック部44Cを備えるベース部材44は、原稿載置面32Aから突出する方向(矢印B方向)へ移動する。そして、原稿押圧部材36は原稿載置面32Aから離間して、厚物原稿シート部材P全体を上から押圧する。
【0043】
ここで、ギア部材48は、ラック部44Cに抵抗力を付与してベース部材44の移動速度を規制するため、急激にベース部材44が移動することはない。
【0044】
また、原稿シート部材Pの画像読取作業が終了して、原稿載置面32Aから厚物原稿シート部材Pを取り除く際は、原稿押圧部材36を回転軸42中心に回動させ、原稿押圧部材36を開放位置(図4参照)へと移動させる。開放位置へ原稿押圧部材36を移動させた後、ユーザーは原稿載置面32Aから厚物原稿シート部材Pを取り除く。
【0045】
図2に示されるように、原稿押圧部材36を開放位置(図4参照)へ移動させると、原稿押圧部材36の重さでベース部材44に下向き方向(矢印D方向)の力が作用し、これがラック部44Cを通してギア部材48に伝達される。ギア部材48にラック部44Cを通して原稿押圧部材36の重さが作用すると、ギア部材48は矢印D方向へ回転し、ベース部材44は下方(矢印C方向)へ向って移動してベース部材44は初期位置に復帰する。ギア部材48は、ラック部44Cに抵抗力を付与してベース部材44の移動速度を規制するため、急激にベース部材44が初期位置へ移動することはない。
【0046】
このように、ベース部材44を原稿載置面32Aに対して昇降可能に支持することで、原稿載置面32Aに載置される原稿が厚物原稿シート部材Pの場合でも、原稿押圧部材36が原稿載置面32Aから離間して、厚物原稿シート部材P全体を上から押圧することができる。
【0047】
また、ギア部材48が昇降するベース部材44に抵抗力を付与することで、ベース部材44が急減に移動するのが防止され、原稿押圧部材36の操作感覚を向上させることができる。
【0048】
また、開放された原稿押圧部材36を閉止位置へ向けて回動させている途中で、例えば原稿載置面32Aに載置された原稿シート部材Pの位置を調整する場合は、原稿押圧部材36から手を離しても原稿押圧部材36はフリーストップヒンジ52の摩擦力で停止するため、両手で原稿シート部材Pの位置を調整することができる。
【0049】
また、原稿押圧部材36を閉止位置から開放位置へ回動させる場合は、クラッチ部材42がフリーストップヒンジ52の摩擦力を回転軸42に伝達しないため、フリーストップヒンジ52の抵抗を感じること無く原稿押圧部材36を容易に閉止位置から持上げることができる。
【0050】
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、画像形成装置としてのインクジェット記録装置10に設けられた画像読取装置30に、開閉機構40を採用したが、画像形成装置とは別個に設けられた画像読取装置としてのスキャナ等に開閉機構を採用してもよい。
【0051】
また、上記実施形態では、原稿押圧部材36に形成された2つの回転軸42にベース部材44等を設けたが、片側の回転軸だけにベース部材等を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の実施形態に係る開閉機構であって、原稿押圧部材が閉止位置にある状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る開閉機構であって、原稿押圧部材が開放位置にある状態を示した斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る開閉機構を示した分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る開閉機構が採用された画像形成装置であって、原稿押圧部材が開放位置にある状態を示した斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る開閉機構が採用された画像形成装置であって、原稿押圧部材が閉止位置にある状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0053】
10 インクジェット記録装置(画像形成装置)
30 画像読取装置
32A 原稿載置面
36 原稿押圧部材(開閉部材)
40 開閉機構
42 クラッチ部材
42 回転軸
44 ベース部材
48 ギア部材
50 クラッチ部材
52 フリーストップヒンジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
読み取られる原稿が載置される原稿載置面を覆って載置された原稿を押圧する閉止位置と、前記原稿載置面を開放させる開放位置との間を回動可能に保持される開閉部材と、
前記開閉部材に備えられた回転軸を回転可能に支持すると共に、前記原稿載置面に対して昇降可能に支持されるベース部材と、
前記原稿載置面に対して昇降する前記ベース部材に抵抗力を付与するダンパー部材と、
を備える開閉機構。
【請求項2】
前記ベース部材は、ラック部を備え、
前記ダンパー部材は、前記ラック部と噛み合って回転すると共に、前記ラック部に抵抗力を付与するギア部材である請求項1に記載の開閉機構。
【請求項3】
前記ベース部材に取り付けられ、前記開閉部材の回転軸に摩擦力を付与して前記開閉部材を任意の開放角度で停止させるフリーストップヒンジと、
前記フリーストップヒンジに連結され、開放された前記開閉部材を閉止位置へ向けて回動させるときにのみ、前記フリーストップヒンジの摩擦力を前記回転軸に伝達するクラッチ部材と、
を備える請求項1又は2に記載の開閉機構。
【請求項4】
請求項1〜3何れか1項に記載された開閉機構を備えた画像読取装置。
【請求項5】
請求項4に記載された画像読取装置を備えた画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−39027(P2010−39027A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−199333(P2008−199333)
【出願日】平成20年8月1日(2008.8.1)
【出願人】(000135209)株式会社ニフコ (972)
【Fターム(参考)】