説明

防護柵支柱

【課題】基礎を更新することなく、安全基準を満たす防護柵支柱を提供する。
【解決手段】柱部23は、断面が前後方向に対し幅方向が長い偏平な矩形状に形成されている。このように、柱部23を中空の偏平形状に形成することにより、柱部23の強度は前板22側からの荷重に対し向上する。また、前板22は、屈曲部26、27を有している。そのため、柱部23の変形に先立って前板22の屈曲部26、27が変形し、前板22側から加わる荷重を緩和する。その結果、前板22側からの荷重は前板22の屈曲によって吸収され、ベース部103に加わる荷重は緩和される。ベース部103に加わる荷重が緩和されることにより、基礎16の強度の向上は要求されず、基礎16を更新することなく、安全基準を満たした防護柵を設置することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路に沿って設けられる防護柵を支持する防護柵支柱に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両および歩行者などの安全を確保するために、道路に沿って防護柵が設けられている。防護柵は、道路に沿って伸びる横梁と、この横梁を支持する防護柵支柱とから構成されている。防護柵支柱は、例えばボルトなどの締結部材により地中に埋め込まれたコンクリート製の基礎に固定される。防護柵支柱として、例えば断面が矩形状の角パイプ、あるいは断面がH字形状の柱部が採用されている。このような防護柵支柱は、公的な安全基準を満たす必要がある。
【0003】
ところで、近年、耐用年数を過ぎた古い防護柵の更新が進められている。古い防護柵は、数十年前の比較的緩い安全基準に基づいて設けられている。すなわち、更新の対象となる防護柵は、横梁、防護柵支柱、締結部材および基礎のいずれも緩い安全基準にしたがっている。そこで、防護柵の更新にあわせて、近年の厳しい安全基準に基づいた防護柵の設定が進められている。
【0004】
しかしながら、厳しい安全基準に基づく防護柵を設置すると、基礎の強度が不足するという問題がある。すなわち、基礎を再利用する場合、横梁や防護柵支柱の強度を高めても、基礎の強度が不足し、防護柵全体は安全基準を満たすことが困難となる。一方、防護柵の更新にあわせてすべての基礎部分の掘り起こし、基礎を再形成するとなると、多大な工数および費用を必要とするという問題がある。
【特許文献1】特開2007−270556号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、基礎を更新することなく、安全基準を満たす防護柵支柱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、基礎に固定される平板状のベース部と、前記ベース部の一端側から立ち上がって設けられている平板状の前板と、前記ベース部の他端側から立ち上がって設けられている中空状の柱部と、前記ベース部から立ち上がって設けられているとともに、前記前板の幅方向中間部と前記柱部の幅方向の中間部とを接続する平板状の中板と、を備え、横梁を支持する防護柵支柱であって、前記柱部は、中空とすることにより、前記前板側からの曲げ抵抗力を高めて最大荷重を低減可能であることを特徴とする。
【0007】
これにより、前板側からの荷重に対する柱部の強度は高くなる。中空の柱部は、横方向への変形に対する耐性が大きい。そのため、前板側から加わる荷重は、中空の柱部によって横方向へ逃がされることなく後方へ加わる。その結果、中空の柱部を含む防護柵支柱は、全体として大きな荷重に対し対応可能となる。すなわち、前方から加わる荷重に対し、特定の方向への逃げを低減し、加わる荷重を中空の柱部が有効に受け持つことが可能となる。荷重が加わると、柱部の変形に先立って前板が変形し、前板側から加わる荷重を緩和する。その結果、ベース部に加わる荷重は緩和される。ベース部に加わる荷重が緩和されることにより、基礎の強度の向上は要求されない。したがって、基礎を更新することなく、安全基準を満たすことができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記柱部の軸線に対し垂直な断面は、前記前板と前記柱部とを結ぶ方向が短い偏平な形状である。
これにより、前板側からの荷重に対する柱部の強度は、形状的に向上する。したがって、簡単な構造で柱部の強度を高めることができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記柱部の断面は、長方形状である。
これにより、一般的に流通している矩形で中空の部材を柱部として利用可能である。したがって、入手が容易な簡単な構造の部材で柱部の強度を高めることができる。
請求項4記載の発明は、前記柱部は、前記ベース部側の端部において前記前板側に内側と外側とを連通する開口を有する。
中空の柱部は、腐食の防止を図るために表面処理が施される。この場合、中空の柱部の内部にも、表面処理が施される。例えばめっきなどを利用する場合、柱部に開口を設けることにより、中空の柱部の内側に充填されためっき液は開口から排出される。これにより、中空の柱部の内側も、腐食の防止を図る表面処理が可能となる。また、柱部のベース部側において前板側に開口を設けることにより、前板側から荷重が加わると、柱部は強度が低い開口の近傍において変形する。これにより、前板側からの荷重は、柱部の変形によっても吸収される。したがって、基礎を更新することなく安全基準を満たすことができるとともに、柱部の腐食を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態による防護柵支柱を図面に基づいて説明する。
図1に示す本発明の一実施形態による防護柵支柱10は、道路に沿って設けられる横梁11を支持する。図1において横梁11は、二点鎖線の仮想線で示している。横梁11は、直径の大きな大径横梁12と、大径横梁12の下方に設けられている直径の小さな二本の小径横梁13、14から構成されている。防護柵支柱10は、基礎16に固定される。基礎16は、例えば橋梁などの構造物に設けられている地覆などによって構成されている。防護柵支柱10は、ベース部21、前板22、柱部23および中板24を備えている。ベース部21は、図2に示すように例えば基礎16の形状に応じた矩形の板状に形成されている。ベース部21は、矩形状の角部を面取りしてもよい。ベース部21は、孔25を有している。図1に示すように基礎16に設けられているボルト17は、ベース部21の孔25を貫く。
【0011】
前板22は、ベース部21から立ち上がっている。すなわち、前板22は、ベース部21から基礎16とは反対側へ伸びて設けられている。前板22とベース部21とは、溶接により一体に接続している。前板22は、板状の部材からなり、ベース部21側の端部近傍に二カ所の屈曲部26、27を有している。前板22は、ベース部21から屈曲部26までほぼ天方向へ伸びており、屈曲部26においてベース部21と反対側が柱部23側へ傾斜している。そして、前板22の屈曲部27よりもベース部21と反対側は、屈曲部26と屈曲部27との間よりも柱部23への傾斜が緩やかになっている。これにより、前板22は、屈曲部26および屈曲部27を境に折れ曲がった形状をなしている。
【0012】
柱部23は、ベース部21から立ち上がっている。すなわち、柱部23は、前板22と同様にベース部21から基礎16とは反対側へ伸びて設けられている。柱部23とベース部21とは、溶接により一体に接続している。柱部23は、図2に示すように前板22と異なり中空の部材からなる。柱部23は、ベース部21から先端にかけて全体がやや前方へ傾斜している。
【0013】
中板24は、前板22および柱部23と同様にベース部21から立ち上がっている。すなわち、中板24は、前板22および柱部23と同様にベース部21から基礎16とは反対側へ伸びて設けられている。中板24とベース部21とは、溶接により一体に接続している。中板24は、前板22と柱部23とを接続している。具体的には、中板24は、前板22の幅方向すなわち図2に示す幅方向の中心付近と、柱部23の幅方向の中心付近とを接続している。中板24の前板22側の端部は、前板22と溶接により接続している。また、中板24の柱部23側の端部は、柱部23と溶接により接続している。これにより、ベース部21、前板22、柱部23および中板24は、すべて溶接により一体に接続している。
【0014】
前板22および中板24の先端すなわちベース部21と反対側の端部は、支持部31を有している。支持部31は、断面が略円弧状に形成されている。支持部31は、道路に沿って伸びる横梁11を支持する。すなわち、横梁11を構成する大径横梁12は、支持部31に取り付けられる。また、横梁を構成する小径横梁13および小径横梁14は、前板に取り付けられる。
【0015】
次に、柱部23について詳細に説明する。
柱部23は、図2に示すように中空の部材から形成されており、断面が長軸および短軸を有する偏平な形状に形成されている。すなわち、柱部23の断面は、図2に示す前後方向の長さに対し、これに垂直な方向つまり図2に示す幅方向が長くなっている。本実施形態の場合、柱部23の断面は、前後方向が短軸となる長方形状である。なお、柱部23の断面は、長方形状に限らず、図2に示す前後方向に沿った短軸を有していれば、例えば楕円形や多角形など任意の形状としてもよい。
【0016】
柱部23は、図3に示すようにベース部21側の端部において前板22側に開口32を有している。開口32は、中空の柱部23の外側と内側とを連通している。防護柵支柱10を構成するベース部21、前板22、柱部23および中板24は、いずれも鋼などで形成されている。そのため、ベース部21、前板22、柱部23および中板24は、表面にめっき層などの腐食を防止するための表面処理が施されている。柱部23は中空に形成されているため、内側にも表面処理が施される。例えばめっきによる表面処理を施す場合、柱部23の内側にもめっき液が注入される。柱部23のベース部21側の端部に開口32を形成することにより、柱部23の内側に注入されためっき液は、開口32を経由して柱部23の内側から外側へ流出する。これにより、柱部23は、外側だけでなく内側にも確実に表面処理が施され、めっき液などの残留が防止される。
防護柵支柱10は、基礎16に固定される。基礎16は、天方向へ立ち上がっているボルト17を有している。このボルト17は、ベース部21の孔25に挿入される。そして、ボルト17の基礎16と反対側にナット18を締め付けることにより、防護柵支柱10は基礎16に固定される。
【0017】
次に、上記の構成による防護柵支柱10の強度について説明する。
本発明の一実施形態による防護柵支柱10は、ベース部21、前板22、柱部23および中板24がいずれも鋼(SS400)で形成されている。ベース部21は、板厚が19mm、前後方向の全長が220mm、左右の幅方向の全幅が125mmに設定されている。防護柵支柱10の下端部から上端部までの全高は、850mmに設定されている。前板22は、板厚が6mmに設定され、ベース部21の下端部から60mm上方の屈曲部26で柱部23側へ折り曲げられ、この屈曲部26からさらに140mm上方の屈曲部27で再び柱部23とは反対側へ折り曲げられている。柱部23は、前後方向の全長が20mmであり、左右方向の全幅が40mmの長方形の筒状に形成されている。また、柱部23の板厚は、3.2mmに設定されている。ベース部21側の下端部における中板24の前後方向の全長、すなわち前板22と柱部23との間は、124mmに設定されている。中板24の板厚は、6mmに設定されている。柱部23のベース部21側の端部に設けられている開口32は、左右方向の幅が20mmに設定され、高さが15mmに設定されている。
【0018】
上記の条件による防護柵支柱10について静荷重試験を行った結果を図4に示している。静荷重試験は、平成20年1月付けの社団法人日本道路協会発行の「防護柵の設置基準・同解説」に基づくものである。図4に示すように、本実施形態の防護柵支柱10の場合、最大支持力PmaxはPmax=25.20kNとなり、極限支持力PwはPw=22.06kNとなった。すなわち、最大支持力Pmaxの低減を図りつつ、極限支持力Pwの下限値である21.9kNを上回っている。
【0019】
比較のために図5に示す従来の防護柵支柱100について静荷重試験を行った結果を図6に示している。従来の防護柵支柱100は、図5に示すように前板101が屈曲部を有しないほぼ平板状であり、柱部102も板状に形成されている。但し、柱部102は、ベース部103側の端部近傍に屈曲部104、105を有している。前板101と柱部102とは、中板106によって接続している。したがって、図5(B)に示すように防護柵支柱100の断面は、略H字形状となる。このような防護柵支柱100の場合、図6に示すように最大支持力PmaxはPmax=42.1kNとなり、極限支持力PwはPw=25.9kNとなった。
【0020】
このように、本発明の一実施形態による防護柵支柱10は、従来の防護柵支柱100と比較して最大支持力を低減しつつ、極限支持力の確保が図られている。
以上、説明したように、本発明の一実施形態では、前板22側からの荷重に対する柱部23の強度は高くなる。前板22は屈曲部26、27を有しているため、柱部23の変形に先立って前板22の屈曲部26、27が変形し、前板22側から加わる荷重を緩和する。その結果、前板22側からの荷重は前板22の屈曲によって吸収され、ベース部103に加わる荷重は緩和される。ベース部103に加わる荷重が緩和されることにより、基礎16の強度の向上は要求されない。したがって、基礎16を更新することなく、安全基準を満たした防護柵を設置することができる。
【0021】
また、本発明の一実施形態では、柱部23の断面形状を矩形の筒状としている。そのため、一般的に流通している矩形で中空の部材を柱部23として利用可能である。したがって、入手が容易な簡単な構造の部材で柱部23の強度を高めることができる。
さらに、本発明の一実施形態では、中空の柱部23は、腐食の防止を図るために表面処理が施される。この場合、中空の柱部23の内部にも、表面処理が施される。例えばめっきなどを利用する場合、柱部23に開口32を設けることにより、中空の柱部23の内側に充填されためっき液は開口32から排出される。これにより、中空の柱部23の内側も、腐食の防止を図る表面処理が可能となる。また、柱部23のベース部21側において前板22側に開口を設けることにより、前板22側から荷重が加わると、柱部23は強度が低い開口32の近傍において変形する。これにより、前板22側からの荷重は、開口32付近の柱部23の変形によっても吸収される。したがって、基礎を更新することなく安全基準を満たすことができ、あわせて柱部23の腐食を防止することができる。
【0022】
また、柱部23として中空の部材を適用することにより、横方向への変形に対する耐性が向上する。そのため、前板22側である前方から荷重が加わると、柱部23はその荷重を横方向へ逃がすことなく、後方へ逃がす。特に、このとき、柱部23の前板22とは反対側に位置する後壁面は中央部が前板22側すなわち内側へ湾曲した状態で撓みを生じる。これにより、前方から加わる荷重に対する柱部23の耐性が向上し、防護柵支柱10の全体として大きな荷重を受け止めることができる。すなわち、柱部23を中空に形成することにより、荷重の特定方向への逃げが低減され、柱部23が有効に荷重を受け止めることができる。
【0023】
また、防護柵支柱10に加わる荷重は、例えば後方へ数百mm程度の変位を確保することによって、中空の柱部23の座屈によって吸収される。そして、荷重は、柱部23の座屈だけでなく、上述のように柱部23の後壁面の撓みによっても受け止められる。柱部23は、中空であるため肉厚が薄く、容易に座屈する。前方からの荷重に対する耐性は、柱部23のベース部21側における断面積により調整可能である。さらに、この耐性は、開口32の寸法および形状によっても変化する。したがって、前方からの荷重に対する耐性を適切に調整することができる。
【0024】
柱部23に加わる荷重は、柱部23のベース部21側における座屈だけでなく、柱部23の各面の変形によっても受け止めている。そのため、柱部23は、横方向への変形が極めて低減される。その結果、柱部23の変形を前板22の屈曲部27の近傍に集中させることができる。
柱部23を中空にすることにより、上述のように横方向への変形が低減される。また、柱部23を中空にすることにより、軽量化が容易である。そして、中空の柱部23により横方向への変形が低減されるとともに、ベース部21側における変形が促されるため、防護柵支柱10はスリムな形状とすることができる。その結果、防護柵支柱10は、軽量化とともに形状のスリム化が図られ、外観の美感を向上させることができる。
【0025】
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、上記の実施形態では、防護柵支柱10の各部を鋼で形成する例について説明した。しかし、防護柵支柱10の各部は、例えばステンレスなど他の部材で形成してもよい。また、中空の柱部23は、前板22側に開口32を有する例について説明した。しかし、柱部23の前板22と反対側の面に設けてもよい。但し、開口32を前板22側に設けることにより、開口32が目立ちにくく美感が向上する。さらに、開口32は、ベース部21に形成した孔により中空の柱部23の内側に連通する構成としてもよい。これにより、柱部23の内側に注入されためっき液は、ベース部21の孔を経由して外部へ排出される。このように、柱部23に開口32を設けない場合、柱部23の変形に対する強度は向上する。そのため、開口32の寸法および形状だけでなく開口32の有無までも含めて柱部23の荷重に対する強度を調整することができる。
さらに、本発明の一実施形態では、前板22に屈曲部26、27を設ける例について説明した。しかし、前板22は、屈曲することなくベース部21から直線状に立ち上がる形状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態による防護柵支柱の側面視を示す概略図
【図2】図1のII−II線における断面を示す概略図
【図3】(A)は図2のIII−III線における断面のベース部近傍を拡大した概略図、(B)は(A)のB−B線における断面を示す概略図
【図4】本発明の一実施形態による防護柵支柱の静荷重試験結果を示す概略図
【図5】(A)は従来の防護柵支柱の側面視を示す概略図、(B)は(A)のB−B線における断面を示す概略図
【図6】従来の防護柵支柱の静荷重試験結果を示す概略図
【符号の説明】
【0027】
図面中、10は防護柵支柱、11は横梁、16は基礎、21はベース部、22は前板、23は柱部、24は中板、32は開口を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基礎に固定される平板状のベース部と、
前記ベース部の一端側から立ち上がって設けられている平板状の前板と、
前記ベース部の他端側から立ち上がって設けられている中空状の柱部と、
前記ベース部から立ち上がって設けられているとともに、前記前板の幅方向中間部と前記柱部の幅方向の中間部とを接続する平板状の中板と、
を備え、横梁を支持する防護柵支柱であって、
前記柱部は、中空とすることにより、前記前板側からの曲げ抵抗力を高めて最大荷重を低減可能であることを特徴とする防護柵支柱。
【請求項2】
前記柱部の軸線に対し垂直な断面は、前記前板と前記柱部とを結ぶ方向が短い偏平な形状であることを特徴とする請求項1記載の防護柵支柱。
【請求項3】
前記柱部の断面は、長方形状であることを特徴とする請求項2記載の防護柵支柱。
【請求項4】
前記柱部は、前記ベース部側の端部において前記前板側に内側と外側とを連通する開口を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の防護柵支柱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−299359(P2009−299359A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−155310(P2008−155310)
【出願日】平成20年6月13日(2008.6.13)
【出願人】(591006520)株式会社興和工業所 (34)
【Fターム(参考)】