説明

電子データ記憶カートリッジ

本発明に従った、計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジが公開される。該電子データ記憶カートリッジは、カートリッジ本体、コネクタ、光導波路、およびハードディスクドライブを含む。カートリッジ本体は、少なくとも2つの外部表面を含む。コネクタは計算システムに着脱可能で使用でき、該コネクタは本カートリッジ本体の外部の情報を結合する。光導波路は2つの外部表面の間の光を結合するように構成される。ハードドライブはコネクタに結合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の参照)
本出願は、米国特許仮出願第60/586,087号(2004年7月6日出願)の利益を主張するとともに、該米国特許仮出願の正規出願であり、本出願はまた、米国特許出願第 / 号(2005年6月10日出願)の利益を主張するとともに、該米国特許出願の継続出願であり、これらの両者はともにその全体が全ての目的のために、参考として援用される。
【0002】
(技術分野)
本開示は概して記憶システムに関するものであり、より具体的には記憶カートリッジに関するものであるが、これに限定されるものではない。
【背景技術】
【0003】
データ記憶用途の着脱可能なカートリッジには、基本的に、磁気テープや磁気ディスク等の記憶媒体を有するものと、フラッシュメモリチップ等の電子記憶エレメントを有するもの(例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)カード)と、の二つのタイプがある。第1のカートリッジのタイプは、通常は受動式機械装置であり、媒体(例えばテープ)がカートリッジ外部に引き出されてレコーディングヘッドに接触するか、またはヘッドがカートリッジ内部に挿入されて固定媒体(例えばディスクカートリッジ)に接触する。通常この前者のカートリッジは、カートリッジを通過する電気信号を一切もたない。第2のタイプでは、カートリッジとの接続は電気式コネクタで行われ、情報はこのコネクタを経由して電子的に通過する。
【0004】
外側のエンクロージャがあり、それがハードドライブを保持する。これらのエンクロージャは、コンピュータにユニバーサルシリアルバス(USB)またはファイアワイヤー(Fire Wire)で結合される。このコンピュータは、これらのドライブをオペレーティングシステム環境に取り付けることができ、ハードドライブに対する読取り、および書込みを可能とする。ある場合には、外部エンクロージャは別個の電源を有し、また他の場合には、コンピュータへのインターフェイスケーブルが給電する。これらのエンクロージャには、しばしばハードドライブへの給電と接続を示すためのLEDが埋めこまれている。
【0005】
標準コンピュータポートに挿入可能なハードライブもある。コンパクトフラッシュ(登録商標)フォームファクターは、小型ハードドライブを含むコンプライアントカードを有する。PCカードまたはPCMCIAカードフォーマットも、ハードドライブ付きのコンプライアントカードを有する。コンパクトフラッシュ(登録商標)およびPCカードフォーマットは、共にフラッシュベースメモリをサポートし、大量の記憶を可能とする。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態においては、本開示は計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジを提供する。該電子データ記憶カートリッジには、カートリッジ本体、コネクタ、光導波路、およびハードディスクドライブが含まれる。該カートリッジ本体には少なくとも二つの外部表面がある。該コネクタは該計算システムと着脱可能な結合のために使用可能であり、該コネクタは該カートリッジ本体の外部の情報を結合する。該光導波路は、該二つの表面の間の光を結合するように構成される。該ハードドライブは該コネクタに結合される。
【0007】
別の実施形態においては、本開示は計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジを提供する。該記憶カートリッジには、外部表面を有するカートリッジ本体、該計算システムに着脱可能なコネクタ、および外部表面の外部から該カートリッジ本体の内部に光を結合する光導波路が含まれる。該コネクタは該カートリッジ本体の外部の情報を結合する。該記憶媒体は該コネクタに結合される。
【0008】
さらに別の実施形態においては、本開示は計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジを提供する。該記憶カートリッジには、カートリッジ本体、コネクタ、光導波路および記憶媒体が含まれる。該カートリッジ本体には外部表面があり、該光導波路は該外部表面を通じて入射光を運ぶように構成される。該コネクタは該計算システムに着脱可能に構成され、該コネクタは該カートリッジ本体の外部の情報を結合する。該記憶媒体は該コネクタに結合される。該カートリッジ本体は、該カートリッジ本体の長さまたは幅の少なくとも20%を、ベイの中に着脱可能に挿入するように構成され、ベイは該コネクタとの嵌合コネクタを含む。該ベイは、該カートリッジ本体の着脱可能な挿入を可能とする。
【0009】
以下に提供される詳細な記述から、本発明のより広い適用範囲が明らかとなる。その詳細な記述と具体的な事例は、本発明の様々な実施形態を示すものの、単に説明目的のものであって、本発明の範囲を必然的に限定するためのものではないことが、理解されるべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本開示は、添付の図面と関連して説明される。
【0011】
添付図面中で、同類のコンポーネントおよび/または特徴には同一の参照ラベルがつけられる。さらに同一タイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルにダッシュをつけることによって、また同類のコンポーネントの間で区別する第2のラベルによって区別され得る。本明細書で第1の参照ラベルのみが使用されている場合には、その記述は、第2の参照ラベルにかかわらず、同一の第1の参照ラベルを有する任意の同類のコンポーネントに対して適用することができる。
【0012】
以降の記述は、好適で例示的な実施形態を提供するものであって、本発明の範囲、適用性、または構成を限定することを意図するものではない。むしろこの好適で例示的な実施形態の以降の記述は、本発明の好適で例示的な実施形態の実行を可能とするための記述を、当業者に提供するものである。添付の特許請求の範囲において明示される本発明の精神と範囲から逸脱することなく、各要素の機能と配列において様々な変更がなされ得ることが、理解される。
【0013】
以下の記述において、本実施形態の十分な理解を提供するために具体的な詳細が提示される。しかしながら、これらの具体的な詳細がなくても実施形態が実行され得ることが、当業者によって理解される。例えば、実施形態を不必要な詳細で難解なものとしないために、回路はブロック図で示される。他の例では、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技術は、実施形態を難解にすることを避けるために、不必要な詳細を除いて示され得る。
【0014】
また実施形態は、フローチャート、フロー図、データフロー図、構造図、またはブロック図として描かれるプロセスとして記述され得ることに、注目されたい。フローチャートはオペレーションを連続するプロセスとして記述し得るが、多くのオペレーションは平行的にまたは同時に実行可能である。さらにオペレーションの順序は並べ替え可能である。プロセスは、そのオペレーションが完成した時点で終了するが、図面に含まれない追加的ステップを有し得る。一つのプロセスは一つの方法、機能、手順、サブルーチン、サブプログラム等に対応し得る。一つのプロセスが一つの機能に対応する場合には、その終了は呼出機能や主機能へのその機能の回帰に対応する。
【0015】
さらに本明細書において開示するように、「記憶媒体」の用語はデータを記憶するための一つ以上のデバイスを表現し、それは読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気RAM、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための機械読取り媒体を含む。「コンピュータ可読媒体」の用語は、携帯式あるいは固定式記憶デバイス、光記憶デバイス、ワイヤレスチャンネル、および命令および/またはデータの記憶、含有または運搬が可能なその他の様々な媒体を含むが、これらに限定されない。
【0016】
さらに実施形態は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエア、マイクロコード、ハードウエア記述言語、またはこれらの任意の組合せによっても実行され得る。ソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエア、またはマイクロコードによって実行されるときには、必要な作業を行うプログラムコード、またはコードセグメントが、記憶媒体等の機械読取可能な媒体に記憶され得る。プロセッサが必要な作業を実行し得る。コードセグメントは手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウエアパッケージ、クラス、または、命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組み合わせ、を表現し得る。コードセグメントは、情報、データ、アーギュメント、パラメータ、またはメモリコンテンツを送るおよび/または受信することによって、別のコードセグメント、またはハードウエア回路に結合され得る。情報、アーギュメント、パラメータ、データ等は、メモリシェアリング、メッセージパス、トークンパス、ネットワークトランスミッションを含む任意の適切な手段で、送信、転送または伝達され得る。
【0017】
以降の記述は、好適で例示的な実施形態を提供するものであって、本発明の範囲、適用性、または構成を限定することを意図するものではない。むしろこの好適で例示的な実施形態の以降の記述は、本発明の好適で例示的な実施形態の実行を可能とするための記述を、当業者に提供するものである。添付の特許請求の範囲において明示される本発明の精神と範囲から逸脱することなく、各要素の機能と配列において様々な変更がなされ得ることが、理解される。
【0018】
電子データ記憶カートリッジの一実施形態は、電子エミッタまたは指示器(例えばLED)がカートリッジに含まれ、ユーザーにカートリッジ状態と作動を提供する発明を開示する。これらの指示器は、カートリッジへの専用の接続を経由する外部エレクトロニクスによって、または電子データ記憶カートリッジに含まれるエレクトロニクスによって制御され得る。
【0019】
一実施形態において、この電子データ記憶カートリッジは、電子メモリ(例えばフラッシュ)、HDD、または他のタイプの媒体等の内臓記憶媒体へのインターフェイスとして、電気式コネクタを使用する。この電子データ記憶カートリッジは光導波路を含むことができ、それは光を電子データ記憶カートリッジを通過させることができる。この光導波路は、ドッキングベイまたはソケットによって生成され、電子データ記憶カートリッジを通過する光を通過させることが可能であり、電子データ記憶カートリッジがソケットに挿入されるときにこの光が目視可能となる。
【0020】
別の実施形態においては、電子データ記憶カートリッジの中にLEDは含まれない。状態および作動を指示するために、受動デザインが使用される。電子データ記憶カートリッジの中に一つ以上の受動光導波路が埋めこまれる。この光導波路はプラスチック(例えば光学級クリアアクリルまたはレクサンポリカーボネートプラスチック)または任意の他の半透明材料で組立てられる。光導波路材料と周囲空気またはカートリッジシェルとの間の屈折率の相違によって、光導波路の一端に結合された任意の可視光は、全反射の原理によって光導波路内に封じ込まれる。それゆえに、該光は光導波路のもう一方の端に伝播し、そこで放射される。
【0021】
他の実施形態は、状態用に内部および外部エミッタを使用できる。カートリッジ内部から給電されるエミッタの組合せと、受動的に光を伝達する一つ以上の光導波路とが使用され得る。これらの実施形態の一つにおいて、光導波路がカートリッジ本体の中のエミッタに結合され、またドライブベイの中のエミッタに結合され、光を交代して通過させる。様々な光源からの光は異なる色であり、それは光導波路の中で混合され得る。
【0022】
別の実施形態においては、本発明は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の電子ベース記憶媒体を含む電子データ記憶カートリッジの中に、インテリジェントオペレーションと状態リポートを提供する。電子データ記憶カートリッジは、テープや光ディスク等の受動式データカートリッジでは通常現れない作動および故障状態に陥りやすい。これらの電子データ記憶カートリッジは作動中(例えばドッキングベイ、ドライブベイまたはソケットに差し込まれているとき)に、電力の供給を受ける。この実施形態はインテリジェントな特色を提供する内部エレクトロニクスを提供する。これには次のものが含まれる:光導波路および/または内部エミッタ;検出またはカートリッジの挿入およびイジェクト;記憶デバイスを損なう恐れのある衝撃、振動または過電圧条件の感知;カートリッジ状態の状態指示(例えば、準備済み、パワーオン、データ移送中、エラー状態、等);書き込み保護(write−protect)スイッチ状態の感知;および/またはカートリッジ確認(例えばシリアルナンバー、バーコードデータ、IPアドレス、RFID、等)。
【0023】
電子データ記憶カートリッジは、ハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリまたは他のソリッドステートメモリ等の記憶媒体を含み、また電子データ記憶カートリッジにインテリジェント性と追加の特徴を提供する目的のための埋め込みエレクトロニクスの一組をも含み、これらはホストシステムから取り外し可能である。通常供電されている記憶媒体を収容するほかに、この電子データ記憶カートリッジは磁気ディスクまたは代わりのテープ媒体を含むことができる。使用中、この電子データ記憶カートリッジはベイまたはドライブに挿入される。この挿入はテープドライブのそれと類似の方法であり、その幅または長さの10%、20%、30%...100%(または10〜100%の範囲内の任意の挿入量)が、作動時にベイの中に挿入される。
【0024】
一実施形態においては、記憶媒体はハードディスクである。例えば1インチ、1.8インチ、2.5インチまたは3.5インチのハードドライブが使用され得る。ハードドライブは内蔵型であり得、ほとんどの標準ハードドライブのように、カートリッジの外から操作可能である。ハードドライブはカートリッジ内に自身のエンクロージャを持つことができる。ファームウエアは、電子データ記憶カートリッジの他の機能をサポートするために、多少の修正がなされ得る。
【0025】
一部の実施形態は、シャットダウン中のバックアップ、電子表示および/または給電用にバッテリーまたはコンデンサを持つことが可能である。継続的または過渡的な電力が、電子データ記憶カートリッジの予期しない取り外しやパワーロスが起こった場合に、エレクトロニクスを規則正しくシャットダウンするために使用され得る。継続的な電力は表示と状態指示器をアクティブに維持し得る。電子データ記憶カートリッジの一部分は、電子データ記憶カートリッジがドライブ外である間も給電されたままであり、一方他の回路はスリープモードに置かれる。
【0026】
埋め込みのエレクトロニクス付の電子データ記憶カートリッジは、多くの異なる機能が可能である。実行可能な機能の一部は以下のとおりである:記憶デバイスおよびカートリッジの内部診断;過度の衝撃、振動およびその他の環境条件の感知;過度の電圧および静電気の感知;カートリッジの確認(例えばシリアル#、IPアドレス、バーコード、RFID、等);ドッキングコネクタまたはドライブベイに対するカートリッジ挿入およびイジェクトの感知;コネクタまたはドライブベイからのカートリッジのイジェクトまたは取り外しの制御;状態指示(例えば準備すみ、パワーオン、エラー状態、データ移送中、等);書き込み防止スイッチがアクティブであるときに、カートリッジ内のデータ改変を防ぐ書き込み防止スイッチ;コネクタまたはベイからのカートリッジの取り外しを制御するイジェクトボタン。電子式イジェクトラッチが電子データ記憶カートリッジに内臓され得、かつホストコンピュータの制御下のエレクトロニクスによって作動され得る。
【0027】
インテリジェンス特性は、埋め込みマイクロコントローラおよび関連するインターフェイスエレクトロニクス、ならびに電子データ記憶カートリッジの内部のプリント回路基盤に取り付けられたセンサーによって実行可能である。一つ以上のPCBもまた、電子データ記憶カートリッジおよびメモリデバイスをホストする。
【0028】
一実施形態は、電子データ記憶カートリッジにイジェクト/リリースボタンを有する。現行の記憶ドライブは、電子データ記憶カートリッジの取り外しを示す一部の分離された機構(例えば、コンピュータ画面上のアイコンまたは、システムまたはドライブフロントパネル上のボタン)を有する。システム機構の最初の活性化なしにこのデバイスが取り外される場合には、電子データ記憶カートリッジに対するエラー状態または損害が生じる結果となり得る。電子データ記憶カートリッジ自体にイジェクト/リリース機能を持たせることによって、エラーが防止される。ユーザーがボタンを押せば、ドライブは適切なシャットダウンの後に電子データ記憶カートリッジをイジェクトする。このイジェクト/リリースは、機械式ボタン、タッチ感知電子ボタン、タッチセンサ画面上に表示されるソフトボタンであり得る。
【0029】
別の実施形態は、電子データ記憶カートリッジを、適切なシャットダウンが行われるまで、ドライブベイの中に機械的にロックすることが可能である。イジェクトボタンを押すと、電子データ記憶カートリッジは規則正しくシャットダウンされる。いったんシャットダウンが完了すると、機械式ロックは係合を解かれ、カートリッジの取り出しが可能となる。他の実施形態は、電子データ記憶カートリッジのシャットダウンおよびイジェクトまで、電子データ記憶カートリッジをドライブベイの中にアクセス不能の状態で維持し得る。
【0030】
さらに別の実施形態は、衝撃を感知することができる。電子データ記憶カートリッジの記憶媒体としてのハードディスクドライブ(HDD)の場合には、それは過度の衝撃と振動に対して敏感であるが、埋め込みのショックセンサーが過大な衝撃状態を検出し、ユーザーとシステムに警告を提供することができる。センサーがラッチ式である場合には、電源が取り外されるときにも、次回にパワーアップされるときにマイクロコントローラによって、この状態は感知され得る。このセンサー情報は補償修理の状況において、当該損傷が電子データ記憶カートリッジの間違った取り扱いによって引き起こされたものではないことを確認するために使用され得る。この衝撃センサーは、さらなるディスクの損傷の前に、HDDのヘッドを自動的に停止することができる。
【0031】
電子データ記憶カートリッジがベイの外部にある場合には、ショックセンサーが給電され、電子データ記憶カートリッジの一定の機能を呼び起こすことができる。例えば移動が感知された場合には表示が起動され得る。一定の期間の後に、この表示は自動的にスリープモードに入り得る。
【0032】
一実施形態は、電子データ記憶カートリッジに書き込まれたデータを暗号化および/または圧縮することができる。これらの回路はオーバータイムを改善し、記憶媒体が同じ場合でも、よりよい性能の電子データ記憶カートリッジを提供し得る。
【0033】
一部の電子データ記憶カートリッジは、認可および認証機能を有し得る。この電子データ記憶カートリッジの実施形態は、この記憶媒体へのアクセスを許可する以前の新データを許可する前に、認可(例えばパスワード)を要求し得る。認証は、ドライブがこの記憶媒体へのアクセスを許可されていることを、電子データ記憶カートリッジによって確認することによって実施され得る。電子データ記憶カートリッジは、特定のドライブ、特定のドライブメーカー、および/またはある規定されたドライブのグループに対してロックされ得る。認証は、電子データ記憶カートリッジが非承認のドライブで作動することを防止する。認証の一方法として、データに対するプライベート/パブリックキー暗号化を使用し得る。
【0034】
一実施形態は、一部のタイプの状態指示を含む。電子データ記憶カートリッジの背面にあるLEDまたはLCDタイプの指示器は、この電子データ記憶カートリッジの状態(例えば、データ移送中、アイドル、エラー状態、電力供給、等)を指示できる。この状態指示器はイジェクト/リリースボタンと関連して作動し、ユーザーに電子データ記憶カートリッジの取り出しOKのときを知らせることができる。LEDエミッタは電子データ記憶カートリッジの内部に置かれ得、および/または光導波路にて電子データ記憶カートリッジを通過され得る。
【0035】
一部の実施形態は、電子データ記憶カートリッジに関する情報を有する表示を含み得る。例えば、タイトル、最終バックアップ時間、使用済み容量、残存容量、エラー状態が、本表示に書き込まれ得る。バッテリーバックアップが、使用の間にもこの表示を有効に維持し得る。イジェクトボタン等のボタンは電力保存のために、表示を短時間動作するためのみに使用できる。ホストシステム上のソフトウエアプログラムは、この表示上の情報をプログラムするために使用され得る。
【0036】
電子データ記憶カートリッジの一実施形態は、内臓型のイジェクトボタンおよび状態指示器を有する。現行のシステムは、これらを電子データ記憶カートリッジではなく、ベイの外のドライブに置く。これらを電子データ記憶カートリッジに置くことによって、ドライブのフェイスプレートはより小形になり得る。埋め込みイジェクトボタンおよび状態指示器を有するHDD内蔵の電子データ記憶カートリッジは、嵌合システム上のフロントパネルのサイズを削減し、それによってこのシステムを、例えば3.5インチのコンピュータ周辺ドライブベイまたは2Uラックマウント等の、より小さいパッケージに装着することを可能とする。
【0037】
電子データ記憶カートリッジの代替の実施形態においては、カートリッジケース内には分離マイクロプロセッサはなく、ステートマシン等の電子回路を保有できる。一方、HDDに埋め込みのマイクロプロセッサは、カートリッジの感知/状態回路とホストシステムとの間に、インテリジェンスおよびインターフェイスを提供する。一実施形態においては、ハードディスクドライブ(HDD)は、標準パラレルATA、パラレルSCSI、シリアルATA(SATA)またはシリアルSCSI(SAS)インターフェイス(これらのインターフェイスは、カートリッジコネクタ上の少なくとも一部の信号である)を介して、ホストシステムと通信する。HDDの内部のマイクロプロセッサは、HDD上のI/Oピンのセットを介してHDDの外部の、しかし電子データ記憶カートリッジの内部の、様々な回路に連結する。電子データ記憶カートリッジの中のこれらのセンサー/指示器に関連するインテリジェンスを提供するソフトウエアは、HDDのマイクロプロセッサ上で稼動する。
【0038】
カートリッジ回路網(すなわち、HDDの外部ではあるが、電子データ記憶カートリッジの内部の)とホストシステムとの間の通信用に、SCSI、ATA、SATAまたはSASインターフェイス内の通信プロトコルが使用され、一実施形態では、信号および/またはメッセージを前後に伝える。この特質は、電子データ記憶カートリッジとシステムとの間の利用可能な電気的インターフェイスのみが、SATA、SASまたはSCSIのような標準化されたインターフェイスである場合に、システム履行に使用される。これらのインターフェイスは、電子データ記憶カートリッジに提供されるような他の信号の移送のための未使用I/Oピンを提供しないので、これらの標準の中のコマンドプロトコルが使用される。一実施形態においては、HDDまたはバックアップソフトウエアは、ベンダー独自の命令と状態のために標準インターフェイス設備を通じてホストシステムと通信する、状態と作用条件を規定する改訂を含む。極めて低コストのソリューション向けの、この新規発明においては、カートリッジドッキングベイとホストとの間の唯一の接続が、SATAのようなHDDインターフェイスである。利用可能なI/Oピンがないので、アンロードボタンまたは状態指示器の信号を直接インターフェイスする方法はない。
【0039】
電気式接続のある電子データ記憶カートリッジにおいて、本発明はいくつかの属性を有する。第1に、電子データ記憶カートリッジの挿入時および嵌合コネクタとの明確な係合時に、視認可能な表示を提供し得る。この場合、一つの指示器がオン(例えば、緑色)になる。データ移送動作の発生時に、指示器は点滅する。これは、電子データ記憶カートリッジを取り外してはいけないという視認可能な指示を、ユーザーに提供する。
多くのデータカートリッジは書き込み保護機能−通常は嵌合システムと係合する機械式スイッチ、を含む。多くの場合、このスイッチの位置はカートリッジの装填時には見えない。電子データ記憶カートリッジが書き込み保護されている場合には、光指示器(例えば、赤色)が点灯され得る。この指示器は電子データ記憶カートリッジ内のエラーや故障状態をユーザーに警告することが可能である(例えば、点滅により)。指示器用のエミッタがドライブベイ中にある場合には、電子データ記憶カートリッジ内の導波路への光インターフェイスまたはコネクタが存在する。
図1では、電子データ記憶カートリッジ100の実施形態の斜視図が示される。この実施形態は二つの状態指示器104を有する。指示器104は電子データ記憶カートリッジ100の背面にあり、それぞれが一色または多色であり得る。各種の情報がこれらの状態指示器によって反映され得る。その情報は例えば、リードアクティブ、ライトアクティブ、書き込み保護、エラー、電力供給、ドライブベイ内にロックされているカートリッジ等である。
次に図2では、電子データ記憶カートリッジ200−1の実施形態のブロック図が示される。本ブロック図は図1の実施形態に対応する。電子データ記憶カートリッジ100内にはインターフェイス回路216があり、コネクタ204と結合される。インターフェイス回路216が状態指示器104を駆動する。記憶カートリッジ内の記憶媒体212は、電子データ記憶カートリッジ(200−1)のため情報を保持する。記憶媒体212はハードドライブまたはフラッシュメモリベースであり得る。本実施形態では、記憶媒体212はカートリッジ208内に設置された標準の既製の(off−the−shelf)ハードドライブである。ショック緩衝材が記憶媒体212の取付けに使用され得る。
図3では、電子データ記憶カートリッジ100−2の別の実施形態の斜視図が示される。状態指示器104に加えて、本実施形態は電子データ記憶カートリッジ100−2の背面にイジェクトボタン304を含む。イジェクトボタン304は電子式または機械式ボタンで、電子データ記憶カートリッジ100−2およびドライブベイに対して、ユーザーが電子データ記憶カートリッジ100−2のシャットダウンとイジェクトを望むことを指示する。イジェクトボタン304の作動は、一部の実施形態に含まれる任意の機械式ロックを非作動化する。
次に図4では、電子データ記憶カートリッジ200−2の別の実施形態のブロック図が示される。本ブロック図は図3の実施形態に対応する。コネクタ204は、記憶媒体212およびマイクロコントローラまたはプロセッサ412と結合される。マイクロコントローラ412は、記憶媒体、インターフェイス回路416および確認(ID)デバイス408とインターフェイスし得る。インターフェイス回路416は、イジェクトボタン304、状態指示器104および衝撃センサー420とインターフェイスする。他の実施形態はこれらのブロックのサブセットを含み得る。
IDデバイス408は、電子データ記憶カートリッジ200−2用の独自のシリアル番号を持つ。一部の実施形態は、IDデバイスの中にRFIDタグを含み得、さらにフレキシブルな方法での電子データ記憶カートリッジ200−2の読取を可能とする。このIDデバイスは、状態、認証キー、認可キー、暗号化キー、作動時間、エラー状態等の他の情報をも記憶することができる。
衝撃センサーが本実施形態において、記憶媒体212が可動部分を有する場合には、それを保護するために使用される。例えば、ハードドライブは過度の加速または減速によって損傷し得る。衝撃センサー420は移動を測定し、マイクロコントローラ412に報告し、マイクロコントローラは記憶媒体にハードドライブヘッドを停止させる。
図5では、電子データ記憶カートリッジ200−3の別の実施形態のブロック図が示される。本実施形態は、記憶媒体212の中でマイクロプロセッサ504を使用し、記憶媒体212の外部の回路を制御する。記憶媒体のファームウエアは、これらの追加機能をサポートするために既製のハードディスク用に書き換えられ得る。本図は機械的に作動される書き込み保護スイッチ406の使用を示す。作動中は、電子データ記憶カートリッジ200−3は、記憶データを改訂することはできない。
次に図6A、図6Bおよび図6Cでは、電子データ記憶カートリッジ100のさらに別の実施形態における、背面図600、上から見た断面図(top−sectional view)610および前面図620が示される。図6Aは二つの露出した導波路端608を有する電子データ記憶カートリッジ100のコネクタ端を示す。導波路端608は光コネクタと考えられる。図6Bは電子記憶媒体(例えばHDD)212およびその専用コネクタ204と、導波路612とを含む、電子データ記憶カートリッジの内部を示す。この導波路はドライブベイのエミッタからの光を、電子データ記憶カートリッジ100の背面に結合する。図6Cは電子データ記憶カートリッジの反対側(電子データ記憶カートリッジ100がその嵌合ドライブベイに挿入されるとき、ユーザーに面する)および導波路612の指示器端616を示す。この実施形態は二つの導波路612を有し、それぞれが単色または多色の光を結合し得る。
図7Aでは、ドライブベイ回路カード700の実施形態のブロック図が示される。電子データ記憶カートリッジ100は、記憶媒体への嵌合コネクタ712を含むアセンブリ700に通常結合される。本アセンブリ(一般的にはPCB)は、LEDのような一つ以上の光源708をも含み、電子データ記憶カートリッジが嵌合コネクタに挿入されるときには、その光源は導波路端と整列する。LEDはPCB上に含まれる電子回路704によって制御され、各種の状態条件を指示する。一つ以上のLEDがオンされると、電子データ記憶カートリッジ100前面の導波路612の指示端616は、対応するLEDから放射される光によって点灯される。
次に図7Bおよび図7Cでは、電子データ記憶カートリッジのさらに別の実施形態の上から見た断面図および前面図が示される。これらはドライブベイ回路カード700と整列して示される。
図8Aでは、ドライブベイ回路カード700の別の実施形態のブロック図が示される。本実施形態は、導波路612が多色LED808と結合され得、単一の導波路612による多色指示を提供する、変更案を示す。一部の実施形態は、ドライブベイ回路カード700上の単色エミッタ、およびカートリッジ208内の別の色のエミッタを有することが可能で、それは共に導波路612に結合される。
次に図8Bでは、電子データ記憶カートリッジ100のさらに別の実施形態の、上から見た断面図が示される。本実施形態は単一の導波路612を示す。この実施形態のコネクタ204は標準PATAまたはSATAインターフェイスである。電子データ記憶カートリッジ100には、追加の電気式インターフェイスは使用されない。
図9では、マルチドライブベイカートリッジシステム900の実施形態の前面図が示される。現行のシステムでは、状態LEDまたは光導波路の機能は、システムのフロントパネルまたはベゼル面に組み入れられている。しかしながら、システム設計がサイズをより小型化するにつれて、フロントパネルには十分な余地がなくなる。図9は発明の使用が重要である一適用例を示す。図9のカートリッジシステム900は、エンクロージャ912の中に密に詰め込まれた、電子データ記憶カートリッジ100の取り外し可能な配列である。使用可能なスペースは、フロントパネルに配置されたそれぞれの電子データ記憶カートリッジのための指示器に対して、適切な余地を提供できない。本適用では、視認可能な指示は明らかにそれ自身の電子データ記憶カートリッジと関連している。共通のセットと制御908とユーザーディスプレイ904が、カートリッジシステム900をナビゲートし制御するために使用される。
本発明の原理が、具体的な装置および方法と関連させて上記に記述されてきたが、本記述は単なる例示としてなされたものであって、本発明の範囲を制限するものではないことは、明確に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】図1は、電子データ記憶カートリッジの実施形態の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示された電子データ記憶カートリッジの実施形態のブロック図である。
【図3】図3は、電子データ記憶カートリッジの別の実施形態の斜視図である。
【図4】図4は、図3に示された電子データ記憶カートリッジの別の実施形態のブロック図である。
【図5】図5は、電子データ記憶カートリッジの別の実施形態のブロック図である。
【図6】図6A、図6B、および図6Cは、電子データ記憶カートリッジのさらに別の実施形態の前面図、上から見た断面図、および背面図である。
【図7】図7Aは、ドライブベイ回路カードの実施形態のブロック図であり、図7Bおよび図7Cは、電子データ記憶カートリッジのさらに別の実施形態の上から見た断面図および背面図である。
【図8】図8Aは、ドライブベイ回路カードの実施形態のブロック図であり、図8Bは、電子データ記憶カートリッジのさらに別の実施形態の上から見た断面図である。
【図9】図9は、マルチドライブベイカートリッジシステムの実施形態の背面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジであって、
カートリッジ本体であって、少なくとも二つの外部表面を含む該カートリッジ本体と、
該計算システムに着脱可能なコネクタであって、該カートリッジ本体の外部の情報を結合する該コネクタと、
該二つの外部表面の間の光を結合するように構成される光導波路と、
該コネクタに結合されるハードディスクドライブと
を備える、記憶カートリッジ。
【請求項2】
前記カートリッジ本体は、該カートリッジ本体の長さまたは幅の少なくとも20%が、ベイの中に着脱可能に挿入できるように構成され、
該ベイは前記コネクタ用の嵌合コネクタを備え、
該ベイは該カートリッジ本体の着脱可能な挿入を可能とする、
請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項3】
作動中の前記ハードディスクドライブ上の情報改変を防ぐための、前記カートリッジ本体上の機械式スイッチである、書き込み防止スイッチをさらに備える、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項4】
前記二つの外部表面が前記記憶カートリッジの対向する端面にある、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項5】
前記ハードディスクドライブは、前記少なくとも二つの外部表面の間に拘束される、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項6】
前記コネクタは、光学式コネクタおよび電気式コネクタのうちの少なくとも一つである、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項7】
前記カートリッジ本体の内部にあり、かつ前記コネクタに結合される電子回路網をさらに備える、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項8】
前記ハードディスクドライブは、シリアルアドバンストテクノロジーアタッチメント(SATA)インターフェイス、またはパラレルアドバンストテクノロジーアタッチメント(PATA)インターフェイスを備える、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項9】
前記光導波路の一端は、
前記記憶カートリッジのアクセスと、
前記記憶カートリッジへの給電と
のうちの少なくとも一つを指示する状態指示器を提供する、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項10】
前記記憶カートリッジのロックを解くべきか、および/またはイジェクトすべきかの信号を、前記計算システムに対して発するためのイジェクト選択手段をさらに備える、請求項1に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項11】
計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジであって、
カートリッジ本体であって、外部表面を含む該カートリッジ本体と、
該計算システムに着脱可能なコネクタであって、該カートリッジ本体の外部の情報を結合する該コネクタと、
該外部表面の外部からの光を該カートリッジ本体の内部に結合するように構成される光導波路と、
該コネクタに結合される記憶媒体と
を備える、記憶カートリッジ。
【請求項12】
前記記憶媒体は既製のハードディスクドライブを備える、請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項13】
前記記憶媒体は情報を記憶するためにソリッドステートメモリを使用する、請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項14】
前記記憶媒体は、内蔵型のハードディスクドライブが前記カートリッジ本体から取り外された場合にも使用可能であるハードディスクドライブを備える、請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項15】
前記カートリッジ本体は、該カートリッジ本体の長さまたは幅の少なくとも20%が、ベイに着脱可能に挿入できるように構成され、
該ベイは前記コネクタ用の嵌合コネクタを備え、
該ベイは該カートリッジ本体の着脱可能な挿入を可能とする、
請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項16】
前記カートリッジ本体をベイの中でロックすることを可能にするために係合可能な、ロック機構をさらに備える、請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項17】
前記カートリッジ本体の中にエミッタをさらに備える、請求項11に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジであって、該エミッタは前記光導波路に結合される、記憶カートリッジ。
【請求項18】
計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジであって、該記憶カートリッジは、
カートリッジ本体であって、外部表面を含む該カートリッジ本体と、
該計算システムに着脱可能なコネクタであって、該カートリッジ本体の外部の情報を結合する該コネクタと、
該外部表面を通じて入射光を運ぶように構成される光導波路と、
該コネクタに結合される記憶媒体と
を備え、
該カートリッジ本体は、該カートリッジ本体の少なくとも20%の長さまたは幅が、ベイの中に着脱可能に挿入できるように構成され、
該ベイは該コネクタ用の嵌合コネクタを備え、
該ベイは該カートリッジ本体の着脱可能な挿入を可能とする、
記憶カートリッジ。
【請求項19】
前記光導波路は、前記外部表面の外部からの光を前記カートリッジ本体の内部に結合するように構成される、請求項18に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項20】
前記記憶媒体はハードディスクドライブを備える、請求項18に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項21】
前記カートリッジ本体をベイの中でロックすることを可能にするために係合可能な、ロック機構をさらに備える、請求項18に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項22】
前記カートリッジ本体の中からの光を放射する状態指示器をさらに備える、請求項18に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。
【請求項23】
前記光導波路は、視認可能な光を前記電子データ記憶カートリッジの表面に放射する、請求項18に記載の計算システムに着脱可能な電子データ記憶カートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2008−506215(P2008−506215A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−520317(P2007−520317)
【出願日】平成17年6月14日(2005.6.14)
【国際出願番号】PCT/US2005/020966
【国際公開番号】WO2006/014221
【国際公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【出願人】(506139347)プロスター システムズ, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】