説明

電子レンジ調理用カートン及びそれを用いた包装体

【課題】収納した椀状容器の保持機能がありながら、しかも湾曲部分がある外観を呈することができるようにしつつ、紙の使用量を少なくしてコストダウンを図ること。
【解決手段】胴部に椀状容器Bを収納するようになっており、底板は天板3より前方に突き出るサイズであり、底板の前方には折り返されることによりその先端縁が収納した椀状容器Bのフランジに係合してその飛出しを防止する押え板12が連設され、天板3の前方には折り返された押え板12を跨いだ状態で先端が底板に係止可能となったカバー板13が連設されている。押え板12の先端を椀状容器Bに係合させることで、加熱調理時における椀状容器Bのカートン内での移動を防止できるので、上下二段の板材からなる座部によって椀状容器を保持する従来のカートンに比べると、用紙の使用量が少なくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品等を収納するカートンの技術分野に属し、詳しくは、他の容器に移し替えることなくそのまま電子レンジで加熱調理して食することができるように加工食品等を収納するための電子レンジ調理用カートンとそれを用いた包装体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、電子レンジで加熱調理する加工食品として、加熱調理するご飯を収容した椀状容器と、同じく加熱調理する具材を収容した包装袋とを組み合わせたセット商品が知られており、通常、このセット商品の椀状容器と包装袋は一つのカートンに一緒に入れて販売されている。この種のカートンとして普通はボックス状のものが用いられているが、最近では、特許文献1に記載のようなスリーブ型のものも利用されている。
【0003】
特許文献1に記載のスリーブ型カートンは、椀状容器の底部を保持する座部と、この座部に一端を連接して椀状容器の上方を跨いで他端が前記座部に係脱可能に設けられているカバー部とを備えたもので、座部は、椀状容器の底部が相対する底板と椀状容器の容器本体を保持する開口を備えた保持板との上下二段の板材からなっており、この座部に保持された椀状容器は、一般の購入者が通常に取り扱ったとしても、回転したり、抜け落ちたり、ずれたりすることがなく、安定に保持されるため、商品形態を良好な状態に保つことができるというものである。
【0004】
このスリーブ型カートンに上記したセット商品、すなわち加熱調理するご飯を収容して蓋材でシールした椀状容器と、同じく加熱調理する具材を収容した包装袋とを重ねた状態で収納して包装体が形成される。この包装体は店頭にて販売に供されるが、湾曲部分を上にして立てた状態で並べて陳列することにより目立つものとなり、販促効果を発揮するものである。
【0005】
この包装体を用いた電子レンジでの加熱調理の手順は次のようである。まず、スリーブ型カートンのカバー部を開き、椀状容器の蓋材の一部を捲って開くとともに前記包装袋を開封し、蓋材を捲って形成した開口から包装袋側の具材を椀状容器に入れてご飯と合わせる。次に、蓋材を戻して開口を閉じるとともに、カバー部を戻してその先端を座部に係止させる。そして、スリーブ型カートンと椀状容器との組合せとなった包装体をカバー部が被せられた状態のまま電子レンジの庫内に入れ、電子レンジによる加熱調理を行う。このとき、マイクロ照射された食品が突沸する可能性があるが、カバー部の閉じによって蓋材の開きが抑えられているとともに、カバー部にて椀状容器の上方を覆っているため、椀状容器内から食品の飛沫が包装体外部に飛ぶことがなく、電子レンジの庫内を汚すことがない。加熱が終了すれば、包装体を電子レンジの庫内から取り出し、カートンのカバー部を開き、椀状容器の蓋材を取り除いて中身を食することになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2004−256170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記した特許文献1に記載のスリーブ型カートンは、上下二段の板材で構成される座部を有しており、これによって椀状容器が保持されて安定するようにはなっているが、このような座部を設けるために、カートンを組み立てるための用紙の使用量が多くなってしまう。このため、包装材から取れるブランクの枚数が少なくなり、コストが高いという問題を有している。すなわち、このような包装用のカートンは大量に製造されるため、ブランク一枚では僅かなコストの差であっても、全体では材料費の差が大きなものとなる。
【0008】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納した椀状容器の保持機能がありながら、しかも湾曲部分がある外観を呈することができるようにしつつ、紙の使用量を少なくしてコストダウンを図った電子レンジ調理用カートンを提供し、併せてそれを用いた包装体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、本発明の電子レンジ調理用カートンは、一枚のブランクを組み立てて形成されるカートンであって、底板と天板と一対の側板とで角筒状の胴部が形成され、その胴部の後部が閉じられて閉鎖部が形成された状態で、胴部に椀状容器を収納するようになっており、底板は天板より前方に突き出るサイズであり、底板の前方には折り返されることによりその先端縁が収納した椀状容器のフランジに係合してその飛出しを防止する押え板が連設され、天板の前方には折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止可能となったカバー板が連設されていることを特徴としている。
【0010】
また、本発明の包装体は、上記の電子レンジ調理用カートンを用いた包装体であって、底板と天板と一対の側板とで形成される角筒状の胴部に椀状容器が収納されており、底板の前方には、折り返されてその先端縁が椀状容器のフランジに係合可能な押え板が連設され、天板の前方には、折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止されるカバー板が連設されていることを特徴としている。
【0011】
また、本発明の包装体は、上記の電子レンジ調理用カートンを用いた包装体であって、底板と天板と一対の側板とで形成される角筒状の胴部に椀状容器が収納され、かつ椀状容器の上に包装袋が載置されており、底板の前方には、折り返されてその先端縁が椀状容器のフランジに係合可能な押え板が連設され、天板の前方には、折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止されるカバー板が連設されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本発明の電子レンジ調理用カートンは、底板に連設した押え板を折り返してその先端を椀状容器のフランジに係合させることで、加熱調理時における椀状容器のカートン内での移動を防止できるので、上下二段の板材からなる座部によって椀状容器を保持する従来のカートンに比べると、用紙の使用量が少なくなることから、材料費の削減になってコストダウンを図ることができる。しかも、カバー板により湾曲部分がある外観を呈するようにできるので、店頭にて目立たせることで販促効果を挙げるという点は従来のものと同様にすることができる。
【0013】
本発明の包装体は、カートンの胴部に収納した椀状容器のフランジを底板に連設した押え板の先端で押さえることにより、加熱調理時における椀状容器のカートン内での移動が防止されたものになるので、上下二段の板材からなる座部によって椀状容器を保持する従来のカートンを用いたものに比べると、カートンを組み立てる用紙の使用量が少なくなることから、包装材の削減になってトータルでのコストダウンを図ることができる。しかも、組み立てた包装体は、湾曲部分がある外観を呈するようにできるので、店頭にて目立たせることで販促効果を挙げるという点は従来のものと同様にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る電子レンジ調理用カートンを用いた包装体の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の包装体で用いる電子レンジ調理用カートンを組み立てるブランクの展開図である。
【図3】カートンに椀状容器と包装袋を入れた状態を示す斜視図である。
【図4】カートンに椀状容器を戻す様子を示す説明図である。
【図5】カートン戻した椀状容器に押え板の凸部を係合させた様子を示す説明図である。
【図6】本発明に係る電子レンジ調理用カートンを用いた包装体の別の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
図1に示す包装体は、図2に展開図を示すブランクを組み立てたカートンAを使用し、その中に椀状容器Bと包装袋Cとの組合せ商品を収納したものである。
【0017】
包装体に入れられる椀状容器Bは、電子レンジで加熱調理が行えるように前加工された食品、例えばご飯を収容しているものであって、例えば円形の容器本体にその食品を入れ、フランジの部分に蓋材をヒートシール等により閉じたものである。一方、椀状容器Bと組み合わせてカートンに収納される包装袋Cは、椀状容器Bに収容した食品と一緒に加熱調理して食することのできる具材を収容しており、ここでは四方シール袋を用いて包装されている。なお、椀状容器Bの形状は円形に限定されるものではないし、包装袋Cは全体として略偏平になればよく、その形態や包材は特に限定されない。また、椀状容器Bに入っている食品だけを加熱調理する商品の場合には、包装袋Cが不要であって、カートンAにはその椀状容器Bだけを収納することになる。
【0018】
カートンAを形成するブランクは、板紙を打ち抜いて形成されたもので、図2に示すように、底板1、側板2、天板3及び側板4がこの順で横方向に連設され、底板1の反対側には糊代片5が連設されている。底板1、側板2、天板3及び側板4は下辺がほぼ一直線上にあり、底板1と天板3の下辺にはそれぞれ閉鎖板6,7が連設され、両側板2,4の下辺にはそれぞれ折込み片8,9が連設されている。そして、オートロックとするため、閉鎖板6,7には折返し部6a,7aがリード罫により区画されている。
【0019】
底板1は上下方向に僅かに長い矩形状であり、一方、天板3は図示のように底板1より上下方向に短くなっており、その結果、組立時に底板1は天板3より前方に突き出るサイズになっている。また、一方の側板2には、その上方に底板1と天板3の前端同士を繋ぐ湾曲状の折曲げ線aを介して木の葉状の折曲げ片10が連設されており、他方の側板4にもその上方に前記側板2と対称的な湾曲状の折曲げ線bを介して同じ木の葉状の折曲げ片11が連設されている。
【0020】
なお、このブランクでは、側板2にデザインを考慮した木の葉状の通気孔2aが設けられているが、通気孔の形状は図示のものに限らない。また、このような通気孔は、必要に応じて適宜設ければよいものであり、例えば両方の側板2,4に設けてもよいし、或いは設けなくてもよいものである。
【0021】
底板1の上辺には、上下方向の長さが側板2,4の幅より僅かに大きくなったサイズの押え板12が折曲げ可能に連設されており、この押え板12の先端は中央が鍋底状に窪むことで二股状の凸部12aを有した形状であり、また両サイドは側板2,4の折曲げ片10,11の形状に合わせて円弧状に窪んでいる。一方、天板3の上方には、上下方向の長さが側板2,4の幅より大きく、しかも押え板12の上下方向の長さよりも大きくなったサイズのカバー板13がヒンジ部αを介して折曲げ可能に連設されており、この例ではヒンジ部αを通常の押罫またはリード罫により形成している。
【0022】
そして、カバー板13にはその先端に差込み片14が折曲げ可能に連設されており、底板1と押え板12との境界には、組立時においてその差込み片14を差し込んで係止することができる長さでスリットcが形成され、そのスリットcの中央に指先サイズの引出し孔15が形成されている。
【0023】
図2のブランクを組み立てるカートンAの中に椀状容器Bと包装袋Cを収納して図1に示す包装体を形成するが、第一段階として、図2のブランクをサック貼りして充填工程に供給する。具体的には、閉鎖板6,7の折返し部分6a,7aを折り返した状態で、閉鎖板6,7及び折込み片8,9を内側に折り返し、折込み片8,9の表側に折返し部分6a,7aの裏側を糊付けするとともに、糊代片5を側板4に貼り合わせたサック貼りする。このようにサック貼り状態で折り畳んだブランクを複数枚まとめて充填工程に送り、そこで中身を入れつつ図1に示す包装体を組み立てる。
【0024】
充填工程において、サック貼り状態で折り畳まれたブランクを起こすと、底板1と天板3と一対の側板2,4とで角筒状の胴部が形成され、閉鎖板6,7のところがオートロックされ後部が閉じられて閉鎖部が形成される。なお、この閉鎖部は一例にすぎないものであり、このようなオートボトムのほか、差込みベロ、シールサック、ロックサック等の閉鎖手段を採用しても構わない。
【0025】
このように起函してから、図3に示すように、カートンの前方から重ねた状態の椀状容器Bと包装袋Cを入れ、底板1の前方に連設する押え板12を折り返す。このとき、押え板12は椀状容器Bのフランジに係合させる必要はなく、開封した後で加熱調理する時に係合させればよい。なお、図3では椀状容器Bと包装袋Cを見やすくするため、天板3に連設するカバー板13を上げた状態で図示しているが、通常はカバー板13を手で軽く持ち上げるか持ち上げない状態で椀状容器Bと包装袋CをカートンA内に挿入する。
【0026】
次いで、側板2,4の前方に連設する木の葉状の折曲げ片10,11をそれぞれ折曲げ線a,bのところで内側に折り曲げることで、折曲げ線a,bに沿った部分を上下に突っ張らせた状態とする。そして最後に、天板3の前方に連設するカバー板13の先端にある差込み片14を、底板1と天板3の境界にあるスリットcに差し込んで係止させる。これにより、カバー板13は押え板12を湾曲状態で跨いだ状態で先端が底板1に係止された図1に示す状態となる。なお、この実施例では、カバー板13のサイズを大きくして外側に湾曲した状態になるようにしているが、真っ直ぐでも構わないものである。
【0027】
図1に示す包装体は、中身を電子レンジで加熱調理するが、その手順は次のようである。まず、湾曲したカバー板13を持ち上げて、カートンAの前部を開ける。このとき、スリットcの中央にある引出し孔15のところから指先を差込み片14にあてがい、当該差込み片14をスリットcから引き出しながらカバー板13を開けるようにするとよい。このようにしてカバー板13を開け、椀状容器Bと包装袋CをカートンAの前部から引き出すようにして取り出す。
【0028】
椀状容器Bと包装袋Cを取り出した後、椀状容器Bの蓋材の一部を捲って開くとともに包装袋Cを開封し、蓋材を捲って形成した開口から包装袋Cの具材を椀状容器Bに入れてご飯と合わせる。次いで、図4に示すように、蓋材を戻して開口を閉じた状態にした椀状容器BをカートンAの中に戻し、奥まで押し込んでから、図5に示すように、押え板12を折り返してその二股状の凸部12aを椀状容器Bのフランジの下に係合させ、椀状容器BをカートンAの中で固定する。なお、カバー板13は開けたままでよい。
【0029】
そして、カートンAに椀状容器Bを収容してなる包装体を電子レンジの庫内に入れ、電子レンジによる加熱調理を行う。このとき、マイクロ照射された食品が突沸する可能性があるが、蓋材が戻された椀状容器Bは押え板12により移動が防止され、しかも天板3が椀状容器Bの上方を覆っているため、椀状容器B内から食品の飛沫が包装体外部に飛ぶことがなく、電子レンジの庫内を汚すことがない。加熱が終了すれば、包装体を電子レンジの庫内から取り出し、押え板12をフランジから外して椀状容器Bをカートンから取り出し、蓋材を取り除いて中身を食することになる。
【0030】
上記のカートンAは、使用時は平置きにするが、閉じた後部を下にして立てた状態にすることができるので、湾曲したカバー板13の部分が上になって目立つものとなり、店頭での陳列時に消費者の目に付きやすく、販売効果が促進されるという効果を発揮する。
【0031】
また、上記のカートンAは、側板2,4の前方に連設する木の葉状の折曲げ片10,11をそれぞれ折曲げ線a,bのところで内側に折り曲げることで、折曲げ線a,bに沿った部分を上下に突っ張らせているので、向かい合う底板1と天板3を押した場合に強度が発揮されることから、平置き状態で積み重ねた場合にカートンが潰れるという問題は生じない。
【0032】
図6に示す包装体は、図1のものと略同じ構成をしているが、天板3とカバー板13との間にあるヒンジ部αの構成だけを変えてある。
【0033】
このヒンジ部αは、図示のように、複数のへの字状の切れ目を断続的に並べた構成をしており、このヒンジ部αを境にしてカバー板13を持ち上げると、隣接する切れ目の向かい合う端同士を繋ぐ仮想線の中心付近から切れ目の端に向かって板紙の組織破壊が徐々に大きく起こるようにして折り曲げられる。したがって、カバー板13を持ち上げた時に、切れ目の端に近い部分は板紙の組織破壊が大きくなるが、隣接する切れ目の向かい合う端同士を繋ぐ仮想線の中心付近は板紙の組織破壊が小さく繋がっている状態となるため、折曲げ時の反発力が小さくなる。したがって、カートンAの中身を出し入れする時にカバー板13が開いた状態で保持させることができる。
【0034】
以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明による電子レンジ調理用カートン及びそれを用いた包装体は、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【符号の説明】
【0035】
A カートン
B 椀状容器
C 包装袋
1 底板
2 側板
3 天板
4 側板
5 糊代片
6,7 閉鎖板
6a,7a 折返し部分
8,9 折込み片
10,11 折曲げ片
12 押え板
12a 凸部
13 カバー板
14 差込み片
15 引出し孔
a,b 折曲げ線
c スリット
α ヒンジ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一枚のブランクを組み立てて形成されるカートンであって、底板と天板と一対の側板とで角筒状の胴部が形成され、その胴部の後部が閉じられて閉鎖部が形成された状態で、胴部に椀状容器を収納するようになっており、底板は天板より前方に突き出るサイズであり、底板の前方には折り返されることによりその先端縁が収納した椀状容器のフランジに係合してその飛出しを防止する押え板が連設され、天板の前方には折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止可能となったカバー板が連設されていることを特徴とする電子レンジ調理用カートン。
【請求項2】
請求項1に記載の電子レンジ調理用カートンを用いた包装体であって、底板と天板と一対の側板とで形成される角筒状の胴部に椀状容器が収納されており、底板の前方には、折り返されてその先端縁が椀状容器のフランジに係合可能な押え板が連設され、天板の前方には、折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止されるカバー板が連設されていることを特徴とする包装体。
【請求項3】
請求項1に記載の電子レンジ調理用カートンを用いた包装体であって、底板と天板と一対の側板とで形成される角筒状の胴部に椀状容器が収納され、かつ椀状容器の上に包装袋が載置されており、底板の前方には、折り返されてその先端縁が椀状容器のフランジに係合可能な押え板が連設され、天板の前方には、折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止されるカバー板が連設されていることを特徴とする包装体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−6108(P2011−6108A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−151685(P2009−151685)
【出願日】平成21年6月26日(2009.6.26)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【出願人】(000116297)ヱスビー食品株式会社 (40)
【Fターム(参考)】