説明

電子暗号錠入力装置、入力方法及びその応用

【課題】本発明は電子暗号錠入力装置及び対応の入力方法を提供する。本発明はさらに上記電子暗号錠入力装置を適用する門錠の取っ手とケースや鞄暗号錠のパネルを提供する。
【解決手段】
本発明の信号装置2は暗号入力装置を発生し、この情報を二組の電気パルス信号11,12に転換するものであり、計測制御装置3は電気パルス信号11と12を計測し、それを暗号要素を含めた文字列に転換するように、このパルス信号の順番について判断、演算し、且つ現在入力された暗号要素の確認及びすべての暗号要素が入力されたかの判定を行うものであり、確認装置5は暗号要素が入力された確認信号を発生するものであり;表示装置4はスクロールリフレッシュの方式で上記文字列とプリセットの提示情報を表示するものである。上記電子暗号錠入力装置とその応用は、操作部品は電気回路と接触しないから、信頼性と安全保護性はともに大幅に向上できる。また、暗号入力操作と暗号変更操作も簡単で直観である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子暗号錠に関し、特に電子暗号錠の入力装置、電子暗号錠の入力方法及びその電子暗号錠入力装置の応用に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の機械ダイヤル盤式暗号錠は、暗号錠内部の機械連動手段により暗号の解除と設置を行うものである。このような暗号錠の暗号解除と設置をするには、高精度に位置決めする必要があり、特に暗号を変更することは複雑であり、錠を分解しなければならない上、トレーニングを受けた専門者ではないと、暗号を設置することは非常に困難である。また、この方法の暗号量は機械連動手段内部の転向輪数による。したがって、多い暗号量を取得するには、転向輪の数を増加しなければならないから、構成の体積と複雑性が増大することになる。故に、操作が便利で、コンパクトの電子暗号錠が益々注目を集めるようになってきている。
【0003】
特許文献1において、ステップモータと組み合わせるダイヤル盤が設置され、ダイヤル盤を回すことで、ステップモータが電気信号を発信し、整形回路を通じて、マイコンに信号を出力しカウントしてから、表示装置により表示される電子デジタル錠が掲示されている。ダイヤル盤の回転が停止する時、表示される数字を暗号組み合わせの一部として入力する。ステップモータの構成が複雑で、価格が高いことに加え、波形整形回路などの周辺回路が必要であるので、このような電子暗号錠の製造コストも高いほうである。
【0004】
なお、特許文献2と特許文献3にもそれぞれダイヤル盤式電子暗号錠の入力装置が掲示され、似ている構成を持っている。この暗号錠入力装置に一つのダイヤル盤と、ダイヤル盤に設置され、ダイヤル盤と一同に回転する接触器と、この接触器の転位起動に対応し、円周形状もしくは半円周形状分布であり、且つ配線板と接続される10個の接点とを備え、ダイヤル盤をある目盛位置まで回転する時、軸方向にダイヤル盤を押圧することで、接触器がその目盛位置に対応した接点との間に電気信号を発生する。それぞれの接点が発生した電気信号が異なる値であり、この値は暗号の一つの要素として確認される。
【0005】
特許文献4において、ダイヤル盤に固定される導電シートと、この導電シートと接触される円周上断続分布である二組の接点群と、接点群と電気接続され、電気を提供する導電環とを備えるダイヤル盤式電子暗号錠の入力装置が掲示されている。ダイヤル盤が回転する時、導電シートが上述二組の接点群を断続に接触し、接続することで、この二組の接点群からのリードが二組の電気パルス信号を取得し、この信号を処理してから暗号要素として表示する。この技術案において、暗号の確認装置はダイヤル盤に設置されるボタンスイッチである。
【0006】
その他、特許文献5には、数字キーボードを錠の取っ手に取り付け、このキーボードを介して暗号を入力する暗号錠の取っ手が掲示される。特許文献6には、ケースや鞄向けの機械式暗号錠が掲示される。
【0007】
【特許文献1】米国特許第6420958号明細書
【0008】
【特許文献2】米国特許第4745784号明細書
【0009】
【特許文献3】米国特許第4899562号明細書
【0010】
【特許文献4】特開2000−73632号公報
【0011】
【特許文献5】米国特許第6378344号明細書
【0012】
【特許文献6】中国特許第ZL00261865.6号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
上記三種類の電子暗号錠の入力装置はいずれも電気接触方式により直接暗号を代表する電気信号を生成するから、接触信頼性に問題がある。特に、特許文献4による電子暗号錠の入力装置において、摩擦接触による摩耗問題も存在する。また、暗号を代表する電気信号が隔離もされず、直接導入されるものであるので、セキュリティ性も欠けている。
【0014】
また、従来の暗号門錠の多くは数字式キーボードであるので、普通キーボードは門錠取っ手の錠主体パネルに取り付けられる。特許文献5に掲示される暗号錠の取っ手は、キーボードの平面サイズが大きいから、その取っ手の体積も普通の取っ手よりずっと大きい。この取っ手を使うと、不快適感がある。
【0015】
従来のケースや鞄などに使う暗号錠の多くは機械ロール式で、上述のように、機械式の暗号錠は構成が複雑であり、使用上も不便である。特許文献6に掲示されるケースや鞄向けの機械式暗号錠において、四つの番号輪があり、新しい構成を採用して、暗号変更操作が簡単化できたとしても、暗号量が少ない、暗号変更に複雑な機械操作が必要である欠点がある。
【0016】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、信頼性の高い、安全保護性が優れ、そして暗号入力と設置が簡単で便利な電子暗号錠の入力装置を提供することを目的とする。
本発明はもう一つの目的はこの電子暗号錠入力装置を備え、構成がコンパクトで、暗号量が大きく、体積が小さく、暗号入力操作が直観で便利な暗号錠取っ手とケースや鞄の暗号錠パネルを提供することである。
【0017】
本発明のもう一つの目的は確実で、安全且つ便利に暗号を入力できる電子暗号錠の暗号入力方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明の第1の態様は電子暗号錠入力装置であって、暗号入力情報を生成し、その情報を二組の電気パルス信号に転換する信号装置と、上記信号装置と接続され、信号装置が出力される電気パルス信号を計測し、このパルス信号順番を判断し、相応の演算を行う計測制御装置であって、上記信号を暗号要素を含めた文字列に転換し、入力された暗号要素が正しいかを判断し、すべての暗号要素が入力されたかを判断する計測制御装置と、上述計測制御装置に接続され、暗号要素が入力された確認信号を生成し、現在入力された暗号要素を確認することを示す確認装置と、上記計測制御装置に接続され、その計測制御装置の駆動でスクロールリフレッシュの方式で上述文字列を表示したり、表示メッセージをあらかじめ表示する表示装置とを備える電子暗号錠入力装置を提供する。
【0019】
本発明の電子暗号錠入力装置において、好ましくは上記確認装置はスイッチング装置であり、生成された電気信号をクローズし、上記計測制御装置に表示装置が表示している暗号要素を入力暗号の一部と確認させる。
本発明の電子暗号錠入力装置において、好ましくは計測制御装置は上述スイッチング装置が信号を生成し、所定時間周期を開始させるたびに、当時間周期が終了するかを判断し、時間周期が終了すると、入力がタイムオフと判断する。
【0020】
上述表示装置が表示するプリセット情報は符号で表示し、そのうち、錠形の符号は施錠開錠状態を示し、時計符号は定時開錠か遅延開錠を示し、鍵符号は暗号設定状態を示し、電池符号はローバッテリーを示し、その他のドット符号は各部分の暗号の順番確認状態を示す。
【0021】
上述電子暗号錠入力装置はダイヤル盤式電子暗号錠入力装置でもよい。信号装置にパネルと、このパネルに取り付けられる自由回転のダイヤル盤と、ダイヤル盤中心に固定される伝動軸と、この伝動軸に当てはめられる駆動歯車と、この歯車と噛み合う被駆動歯車と、この被駆動歯車と同じ軸に接続される回転エンコーダーとが備えられる。計測制御装置はプログラマブルのマイクロコントローラであり、表示装置は情報表示スクリーンであり、スイッチング装置は光電スイッチである。このマイクロコントローラ、エンコーダー、情報表示スクリーンと光電スイッチは同一の配線板に設置され、この配線板は上述のパネルに取り付けられ、上述のマイクロコントローラはそれぞれ上述のエンコーダー、情報表示スクリーンと光電スイッチと電気接続される。
【0022】
好ましくは、上述のダイヤル盤式の電子暗号錠入力装置において、上述のダイヤル盤の外周は円周形のスカートであり、上述の光電スイッチの位置は上述のダイヤル盤スカートと対応することにより、上述ダイヤル盤が押圧されると、上述スカートは光電スイッチの光を遮断することで、上述の光電スイッチが電気信号を発生する。
【0023】
上述ダイヤル盤式電子暗号錠入力装置において、上述パネルの上下部は隆起の耳縁形状であり、上記パネルに、上記耳縁の裏側に設置され且つ指の形と一致するグルーブと、上述情報表示スクリーンの形やサイズと対応し、表示情報が有効的に見られるように、上述情報表示スクリーンとチルトを形成する表示窓と、上述パネルの表示窓側に設置され、応急鍵を挿入するためのガイド穴とが備えられる。
【0024】
上記ダイヤル盤式電子暗号入力装置において、上述ダイヤル盤伝動軸が設けられる軸方向の内孔に、さらにリセットバネが備えられる。
もしくは上記電子暗号錠入力装置において、上記駆動歯車内端面に同心円平面歯溝が設けられ、平面歯溝と上記パネル対応位置にスチールボールとバネとが装置されるビア穴が設けられ、このスチールボールがバネに付勢されると、上記駆動歯車の同心円平面歯溝と接触し、対応する。
【0025】
なお、上述電子暗号錠入力装置はさらにローラ式電子暗号錠入力装置でもよい。その内、信号装置はローラ装置であり、ローラと、ローラと同軸のエンコーダーと、上記ローラを支持するためのフレキシブルブラケットとからなる。計測制御装置はプログラマブルのマイクロコントローラであり、表示装置は情報表示スクリーンであり、スイッチング装置は上記ローラ軸引きに設置されるマイクロスイッチある。上記マイクロコントローラはそれぞれ上記エンコーダー、情報表示スクリーンとマイクロスイッチと電気接続される。
【0026】
好ましくは上記ローラ式電子暗号錠入力装置において、情報表示スクリーンは上記ローラの回転方向や角度により、昇順か降順で繰り返しスクロールして、1桁か2桁の数字を表示する。ローラが押圧されると、マイクロスイッチは上記軸引きに駆動され、上記情報表示スクリーンのスクロールを中止し、現在表示される数字を暗号の一部として確認する。押圧がされないと、フレキシブルブラケットは上記ローラをリセットする。
【0027】
本発明の第2の態様は中空の暗号錠取っ手であって、上記取っ手の中空のチャンバに固定される本発明のローラ式電子暗号錠入力装置と、上記ローラと対応し、ローラを回したり押圧したりできる取っ手表面に設置される第一窓口と、上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認するための取っ手表面に設置される第二窓口と、内部にリードを通すためのビア穴が設けられる取っ手内部に固定される回転軸とが備えられる。電子暗号錠入力装置はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
【0028】
本発明はさらに他の中空暗号錠取っ手であって、取っ手とパネルと透明窓カバーを備える暗号錠取っ手を提供する。この取っ手はその中に固定される回転軸を備え、この回転軸内にリードを通すためのビア穴が設置されている。このパネルに本発明のローラ式電子暗号錠入力装置が設置され、そして上記ローラに対応し、このローラを回したり、押圧したりできる第一窓口と、上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認できる第二窓口とが設置されている。この透明窓カバーは上記第二窓口の配置される平面に設置される。取っ手の正表面にサイズと形状が上記パネルと合わせ、このパネルを中に埋めるためのくぼみエリアがある。この暗号錠取っ手はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
【0029】
本発明はさらに取っ手本体と、取っ手ベースとパネルからなる暗号錠取っ手を提供する。取っ手ベースに上記ローラ式電子暗号錠入力装置のマイクロコントローラと情報表示スクリーンとが設置され、ベースの正面に、上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認するための第二窓口が設置されている。パネルに本発明のローラ式電子暗号錠入力装置のローラ装置が設置され、パネルの表面に、サイズと位置が上記ローラとあわせ、ローラを回したり、押圧したりできる第一窓口が設置されている。ただし、上記取っ手本体は中空であり、上記パネルを埋めるために、正表面にこのパネルのサイズと形状と合わせる中空チャンバが設置されている。上記ローラ式電子暗号錠入力装置はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
【0030】
本発明の第三態様はケース外表面に固定されるケースやカバン用の暗号錠パネルを提供する。そのケースやカバン用の暗号錠パネルは、このパネルに取り付けられる本発明のケースやカバン用の暗号錠パネルと、上記パネル表面に設けられ、上記ローラのサイズと位置と合わせることにより、ローラを回したり、押圧したりできる第一窓口と、上記パネルの表面に設けられ、上記情報表示スクリーンのサイズと形状と合わせることにより、表示内容を確認する第二窓口とからなる。その内、上記電子暗号錠入力装置はリードを介して、ケース内の暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
【0031】
本発明の第四態様は電子暗号錠用の暗号入力方法であって、信号装置を介してダイヤル盤かローラ回転の情報を取得し、二組の電気パルス信号に転向する手順と、計測制御装置により上記二組の電気パルス信号を計測、判定と計算し、暗号組成要素シーケンスに転換する手順と、表示装置により、暗号要素を含めた文字列とプリセット情報を表示し、暗号要素を含めた文字列を表示するスクロールリフレッシュスピードレートは上記二組電気パルス信号周波数の関数であり、暗号要素シーケンスはダイヤル盤もしくはローラの回転方向により、昇順か降順でスクロールリフレッシュする手順と、現在入力された暗号要素を確認する時、確認装置により暗号要素が入力される確認信号を生成する手順と、計測制御装置により電気信号を検出して、現在入力される暗号要素を確認する手順と、計測制御装置により、すべての暗号要素が入力されたかをさらに判定する手順を備える。
【0032】
好ましくは、上記暗号入力方法にさらに上記確認装置が信号を発生すると、所定の計時周期を開始させ、そして計測制御装置は計時周期は終了したかを判断し、計時周期が終了した場合、入力がタイムオフと判断する。
上記電子暗号錠入力装置と入力方法によれば、本発明の電子暗号錠入力装置の構成を簡単化でき、暗号入力信号は機械―電気または光―電気隔離により、操作部品と電気回路と電気接続がないため、信頼性と安全保護性も大幅に向上できる。また、暗号入力操作と暗号変更操作も簡単で直観である。
【0033】
特に、本発明の電子暗号錠入力装置がダイヤル盤式である場合、上記利点はより顕著である。しかも、このダイヤル盤式電子暗号錠入力装置の構成が新奇で独特であり、暗号錠の開錠操作方式もより伝統操作習慣に合う。
本発明の電子暗号錠入力装置がローラ式である場合は、よりコンパクトの構成とより小さい体積を実現でき、多数の場合に適用できる。錠具の取っ手に適用される場合、取っ手機能と暗号入力機能及び暗号と情報の表示機能を一体にし、従来の電子暗号錠取っ手が体積が大きい欠点を解消できる。ケースや鞄の錠具に適用されると、暗号量が多いほか、暗号変更操作も簡単になり、操作快適性も機械ローラ式のケース鞄用暗号錠より優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
添付図面と実施例を参照して、本発明をより詳しく説明する。図面の同一か相応の部品は同一符号を付して表示する。本発明の上記そのほかの目的、特徴と利点は下記の説明でさらに明らかになろう。詳細な実施例と結び合わせ、本発明の電子暗号錠入力装置、入力方法及びその応用について、更なる説明をする。
【0035】
電子暗号錠入力装置
図1は本発明第一実施例による電子暗号錠入力装置を示す図である。図に示されるように、この電子暗号錠入力装置は信号装置2、計測制御装置3、表示装置4と確認装置5からなる。
信号装置2はダイヤル盤と確実の機械伝動関係があり、且つダイヤル盤に従い回転する機電式回転エンコーダーを採用してもよい。エンコーダーに二つのコード信号出力端があり、時計方向に回転する時、一つ目の出力端が先に電気パルス信号11を出力し、反時計方向に回転する時、二つ目の出力端が先に電気パルス信号12を出力する。二組の電気パルス信号に含まれるパルス個数はエンコーダーローターが回転した角度に比例し、パルス信号の周波数はエンコーダーのローターの回転スピードレートに比例する。
【0036】
計測制御装置3は単チップコンピュータ及び周辺電気回路からなり、内部RAMとROMが集積され、信号装置2が出力される電気パルス信号11と12を計測し、この電気パルス信号の順番を判定し、相応の演算を行い、この信号を暗号要素を含めた文字列に転換し、入力された現在の暗号要素を確認するかを判断し、さらに、すべての暗号要素の入力が終了するかを判断する単チップコンピュータを採用してもよい。ROMには制御プログラムとプリセットの数字情報を格納し、RAMにはテストデータ、表示データ及び他の中間データなどの数字情報を格納し、E2PROMは別途設置する必要があり、E2PROMにあらかじめ設定された開錠暗号、設置暗号と検証暗号を設置する。単チップコンピュータにいくつかのI/OポートP2〜P6があり、そのうち、計測制御装置3はポートP2とP3により、信号装置2で転換された二組の電気パルス信号11と12を受信し、ポートP6は確認装置5に接続され、ポートP4は表示装置4に接続され、ポートP5は選択的に電子暗号錠の執行装置7に接続される。
【0037】
図1に示されるように、本発明の技術効果をよりよく実現するために、本実施例の確認装置5はスイッチング装置であり、スイッチング装置5の閉鎖はダイヤル盤軸方向の移動に左右され、ダイヤル盤が押圧されていない場合、スイッチング装置は遮断状態であり、ダイヤル盤が押圧されると、スイッチング装置5が閉鎖し、この閉鎖動作はスイッチング装置5の両端で電気信号13を発生し、この信号は計測制御装置3のI/OポートP6を入力暗号のひとつの要素が入力された確認信号として導入する。
【0038】
なお、図1の電子暗号錠入力装置において、スイッチング装置5が信号を生成し、所定時間周期を開始させるたびに、計測制御装置3は当時間周期が終了するかを判断し、時間周期が終了した場合は、入力がタイムオフと判断する。
表示装置4は計測制御装置3の駆動でスクロールリフレッシュの方式で上記文字列とプリセットの提示情報を表示する。そのうち、プリセット情報は符号で表示し、図6のように、錠形の符号は施錠開錠状態を示し、時計符号は定時開錠か遅延開錠を示し、鍵符号は暗号設定状態を示し、電池符号はローバッテリーを示し、その他のドット符号は各部分の暗号の順番確認状態を示す。
【0039】
図2を参照して、本発明の電子暗号錠入力装置の動作原理とフローを説明する。ROMに格納されたプログラムで実現できる。
図2に示されるように、ステップS21において、信号装置2はダイヤル盤の回転に従い回転し、電気パルス信号11と12を発生し、この二組の信号は計測制御装置3のI/OポートP2とP3を導入し、ダイヤル盤の回転方向にかかわらず、計測制御装置3を低消費モードから起こし、稼動状態にさせ、さらに表示装置4をオンにする。その後、計測制御装置3のI/OポートP2とP3は第一組の電気パルス信号11と第二組の電気パルス信号12を受信し始め、計測制御装置3はプログラムの制御で計時周期に入り、計時プログラムはゼロから計時する。同時に、電子暗号錠全体の入力フローはステップS22に入る。
【0040】
図に示されるように、ステップS22において、計測制御装置3が受信された電気パルス信号11と電気パルス信号12を計測する。次いで、ステップS23において、計測制御装置3は電気パルス信号11と12の前後順番を判断する。電気パルス信号11が先である場合、現在計測されたパルス数の変化量を前計測されたパルス数の累積に加算し、電気信号12が先である場合、現在計測されたパルス数の変化量と前計測されたパルス数の累積と減算する。次いで、ステップS24とS25において、計測制御装置3は上記演算結果をデータ処理してから、I/OポートP4により表示装置4を10進数で数字を表示するように駆動し、計測された電気信号パルス周波数で比例関係により、上記演算結果の表示リフレッシュスピードレートを調整し、ステップS26に入る。
【0041】
ステップS26において、計測制御装置3はまずI/OポートP6に信号が入力されたかを検出し、スイッチング装置5が入力したレベル信号13を検出できない場合は、計測制御装置はステップS27において、タイムオフ計時プログラムがカウントした時間が経ったかを検出する。タイムオフ計時プログラムがカウントした時間はまだ経っていない場合はステップS22に入る。タイムオフ計時プログラムがカウントした時間が経った場合、ステップS32に入り、タイムオフアラーム信号を発信し、表示装置4によりタイムオフ情報を表示する。計測制御装置3がスイッチング装置5により出力されるレベル信号13を検出できる場合、現在表示装置4により表示される暗号要素を確認し、RAMに格納してから、I/OポートP4により表示装置4を駆動し、暗号受信確認情報を表示し、ステップS28に入り、新しい計時周期に入る。
【0042】
ステップS29において、計測制御装置3は受信確認された暗号要素についてカウントし、カウント結果をあらかじめ設定された数と比較する。カウント結果が設定数より小さい場合はステップS30に入る。ステップS30において、計測制御装置3が現在表示される数字を暗号要素としてRAMに格納し、次のステップS31において、表示装置4を駆動し、暗号入力確認情報を表示し、ステップS22に戻る。カウント結果が設定数にイコールである場合、一組安全な暗号がすべて受信したと確認し、ステップS33に進行する。ステップS33において、計測制御装置3が入力、確認されたいくつかの暗号要素についてスティッチ操作を行ってから、RAMに格納し、I/OポートP4により表示装置4を駆動し、暗号受信終了情報を表示する。このとき、電子暗号錠の入力作業は全部終了し、必要に応じてステップS34から電子暗号錠のほかの作業に入ってもよい。
【0043】
たとえば、暗号設置は上記暗号入力の方法と手順により、まずあらかじめ設置された暗号を入力し、本発明の電子暗号錠入力装置を暗号設置状態にし、そしてこの状態で新しい開錠暗号を入力し、古い暗号を取り替え、それからは新しい暗号で開錠することになる。詳細的には図2を参照する。ステップS34において、E2PROMから予め設定された開錠暗号と設置暗号を読み取り、入力された暗号と比較する。そしてステップS35において、入力された暗号は開錠暗号と一致するかを判断する。一致であれば、ステップS36に入り、執行装置7に開錠コマンドを出し、それからステップS37で執行装置7により閉鎖装置を開く。ステップS35で一致しないと判断する場合はステップS38に入り、入力暗号がプリセットの暗号と一致するかを判断する。一致する場合は暗号設置作業に入り、一致しない場合はステップS39で表示装置4により暗号エラー情報を表示する。
【0044】
ダイヤル盤式電子暗号錠入力装置
発明の第2の好ましい実施例に示されるように、本発明の電子暗号錠入力装置は必要に応じて、特別にダイヤル盤式に製造してもよい。図3に示されるように、ダイヤル盤式電子暗号錠入力装置に製造されると、信号装置2はパネル111と、パネル111に取り付けられた自在回転できるダイヤル盤101と、ダイヤル盤101の中心に固定される伝動軸102と、伝動軸102に当てはめられる駆動歯車103と、駆動歯車103と噛み合う被駆動歯車115と、被駆動歯車115と同軸接続される回転エンコーダー108とを備え、計測制御装置3はプログラマブルのマイクロコントローラ(以下はMCUと略称)106であり、表示装置4は情報表示スクリーン110であり、スイッチング装置5は光電スイッチ7である。
【0045】
上図において、MCU106、エンコーダー108、情報表示スクリーン110と光電スイッチ107は同一の配線板109に配置され、配線板109はパネル111に設置される。エンコーダー108は機電式回転エンコーダーを採用してもよい。光電スイッチ107は赤外線光電スイッチを利用し、送信管と受信管とからなる。マイクロコントローラはROMとRAM及び幾つかI/Oポートを付いた単チップマイコンを採用し、ROMに制御プログラムが実装されている。MCUのI/Oポートはそれぞれエンコーダー108、光電スイッチ107及び情報表示スクリーン110と接続され、そのうちのひとつのI/Oポートは暗号錠の暗号識別装置と接続され、データ通信に用いられる。
【0046】
ダイヤル盤101、伝動軸102、駆動歯車103、被駆動歯車115とエンコーダー108のロータは簡単な伝動システムを構成する。詳細的には、伝動軸102の断面は正多辺形であり、その一方はダイヤル盤101の中心に固定され、駆動歯車103に伝動軸102の他方が挿入されるための正多辺形の内孔が設けられている。駆動歯車103の一方の円柱面はパネル111の対応の内孔の動作と対応する。被駆動歯車107は駆動歯車115と噛み合い、被駆動歯車115の二つの円柱面はそれぞれ歯車の圧迫板117の内孔とパネル111のもう一つの内孔の動作と対応し、歯車圧迫板117はパネル111の二つの支承柱に設けられ、被駆動歯車115の軸引きの断面は正多辺形であり、この軸引きはエンコーダー108のロータの伝動軸として、エンコーダー108のロータの正多辺形の内孔に取り付けられる。この伝動システムにおいて、パネル111、歯車圧迫板117などは支持と位置決めの役割を果たす。
【0047】
ダイヤル盤101と伝動軸102は軸方向に2〜4mm変位可能であり、伝動軸102の非固定側に軸方向の内孔122が開き、孔にリセットバネ104が設けられている。パネル111に光電スイッチ107の発信管と受信管と対応し、二つの孔溝118が開けてある。
【0048】
図5は本発明第二実施例におけるダイヤル盤の構成を示す図である。図に示されるように、ダイヤル盤101の内辺に配線板109の光電スイッチ107の発信管と受信管の間に対応する円周形のスカート123がある。ダイヤル盤101が押圧されると、スカート123は光電スイッチ107の光信号を遮断し、光電スイッチが出力した電気信号が変化し、MCU106に渡される。MCU106がこの信号の変化を検出すると、現在表示される数字を暗号の一部として確認し、保存する。ダイヤル盤101を押圧する外力が撤回されると、リセットバネ104のリセット作用で、ダイヤル盤101と伝動軸102はリセットされる。
【0049】
駆動歯車103の形状は図4に示されるように、内端面の同心円歯溝121はスチールボール114、バネ113とパネル111の対応のビア孔と、簡単な構成を成す。スチールボール114はバネ113の圧力作用で、駆動歯車103の同心円平面歯溝121と接触し配合することにより、ダイヤル盤101の回転中、表示数字の動的変化に従い、数字表示のリフレッシュと同期の手応えを感じさせる。
【0050】
図6に示されるように、情報表示スクリーン110に提示情報を表示するための八段デジタル管を一つと、数字を表示するための七段デジタル管を二つ備え、そのうち、錠形の符号は施錠開錠状態を示し、時計符号は定時開錠か遅延開錠を示し、鍵符号は暗号設定状態を示し、電池符号はローバッテリーを示し、その他のドット符号は各部分の暗号の順番確認状態を示す。
【0051】
情報表示スクリーン110の表示面はテープ面であり、そのチルトにより、操作時利用者の視線は情報表示スクリーン110の表示面と垂直に近いので、人間工学の原理と一致する。それに対応して、パネルの表示窓の平面も同じ角度のテープ面である。透明窓カバー116は上記パネルの表示窓の平面に嵌合されている。
【0052】
パネル111の上部と下部はそれぞれが隆起した耳状の縁105であり、取っ手として機能し、簡単に扉を開くために、耳状縁105の内面(裏側)に形が指と一致したグルーブが設置されている。また、パネル表示窓口面側に異性ガイド孔112が設置され、機械緊急鍵の挿入に用いられる。
【0053】
組み付ける時、配線版109をパネル111の他方側に固定し、駆動歯車103の円柱面をパネル対応の内孔に取り付け、駆動歯車103と噛み合う被駆動歯車115の一方の円柱面をパネル111の対応の内孔に取り付け、軸引きをエンコーダー108のロータの内孔に挿入し、歯車圧迫板117の中孔は被駆動歯車115の他方の円柱面に対応し、歯車圧迫板117はパネル111の二の支持柱により係止され、スチールボール114、バネ113をパネル111の対応の孔に取り付け、伝動軸102を駆動歯車103の多辺形内孔に挿入し、その軸方向内孔のリセッバネ104の他方は金庫のパネルにより位置を限定し、ダイヤル盤101内縁の円周形スカートはパネル111の二つの孔溝を介して、香典スイッチ107の発信管と受信管に対応する。
【0054】
以下は本実施例のダイヤル盤式電子暗号錠入力装置の具体的な応用について説明する。開錠するには、ダイヤル盤101を回し、表示される二桁数字があらかじめ設定された開錠暗号の第一部分と一致する時、回しを停止し、軸方向にダイヤル盤101を押下することで、情報表示スクリーン110の半円周をする最下端の円形符号が点灯し、暗号の第一部分が入力されたことを確認し、同じ方法で、暗号のほかの部分を入力し、暗号の各一部の入力が確認される途中で、情報表示スクリーン110に半円周に分布される円形符号は順番に点灯され、暗号の最後の一部が入力されると、MCU106は入力されたフルな暗号を暗号錠の暗号識別装置に転送され、暗号識別装置は受信された暗号を識別と判断し、暗号判断結果が正しいである場合は、暗号識別装置は電動駆動装置を開錠させるように制御し、開錠信号をMCU106に転送し、MCU106は開錠信号を受信すると、情報表示スクリーン110における錠形の符号が点灯する。
【0055】
再び開錠暗号を設置する必要がある場合、まず上記暗号入力と確認手順で設置暗号を入力し、入力された設置暗号が正しいと判断されると、鍵符号が点灯し、暗号設置状態に入り、新しい開錠暗号を入力できる。
暗号錠電源電圧がMCU106により所定値より低いと判断されるとき、電池符号が点灯し、電池交換を知らせる。
【0056】
ローラ式電子暗号錠入力装置
発明の第三好ましい実施例に示されるように、本発明の電子暗号錠入力装置は必要に応じて、特別にローラ式に製造してもよい。図7に示されるように、ローラ式電子暗号錠入力装置を制作する時、信号装置2はローラ装置201(図7の破線に囲まれる部分)であり、ローラ202と、ローラ202と同軸のエンコーダー212と、ローラ202を支持するためのフレキシブル ブラケット204とを備え、計測制御装置3はプログラマブルマイクロコントローラ208であり、表示装置4は情報表示スクリーン209であり、スイッチング装置5はローラ202軸引きの下に設置されるマクロスイッチ206である。マイクロコントローラ208はそれぞれエンコーダー、情報表示スクリーン209とマイクロスイッチ206と電気接続される。
【0057】
回転エンコーダーは光電回転輪203と、光電回転輪両側に設けられた発光ダイオードとフォトトランジスタ207からなる光電エンコーダー部品を採用してもよい。
マイクロコントローラ208は単チップコンピュータMCU、メモリRAMと周辺回路から構成される。MCUに制御プログラムが実装されてあり、MCUのいくつかのI/Oはそれぞれローラ装置201と情報表示スクリーン209と電気接続され、その内、もう一つのI/Oは暗号錠の暗号識別装置と電気接続し、データ通信を行う。
【0058】
又、配線板211にプラグイン210を設置し、MCUがこのプラグイン210を介して暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
ローラ装置201、マイクロコントローラ208、情報表示スクリーン209とマイクロスイッチ206は図に示されるように、同一の配線板211に取り付けてもよい。図8に示されるように、異なる取り付け条件に対応するように、情報表示スクリーン209をマイクロコントローラ208と同一の配線板214に取り付け、ローラ装置201とマイクロスイッチ206をもう一枚の配線板217に取り付けてもよい。配線板214にも、図7に示されるように、プラグイン210を設置し、同時に、配線板217にもプラグイン215と216を設置し、プラグイン215と216の間はリード213により接続される。業者はこの二種類の取り付け形式の技術効果が同じであることをわかるはずである。
【0059】
図7に戻し、ローラ装置201において、ローラ202の回転方向と回転角度は光電回転輪203と発光ダイオード及びフォトトランジスタ207により電気パルス信号に転換され、この信号はマイクロコントローラ208のMCUのI/Oポートを導入し、MCUプログラムの処理を経てから、情報表示スクリーン209をスクロール方式で数字0〜9を表示するように制御する。ローラ装置201を押圧する時、その軸引きの下に設置されたマイクロスイッチ206を駆動し、マイクロスイッチ206が駆動されると発生した電気信号は暗号要素入力確認信号として、MCUのもう一つのI/Oポートを導入し、MCUプログラムにより判定してから、マイクロコントローラ208は情報表示スクリーン209をスクロール停止するように制御し、現在表示される数字を暗号の一部として確認する。
【0060】
本実施例のローラ式電子暗号錠入力装置において、情報表示スクリーン209は誂えられたデジタル管もしくは液晶表示スクリーンを採用してもよい。図7に示されるように、その表示内容と機能は第二実施例のダイヤル盤式暗号錠入力装置と同じで、数字を表示する桁数と図形の配列とレイアウトだけが異なる。
【0061】
図9と図10はそれぞれフレキシブル204が二つの状態での拡大断面図である。この二つのフレキシブルブラケット204の構成はほぼ同じである。
図9に示されるように、フレキシブル204はベース225と、リセットバネ227と、Y字形ブラケットからなり、その内、Y字形ブラケット220のトップに軸と合わせる円形軸溝221が設置され、軸溝221の開口222のサイズは軸径により少し小さく、軸を取り付ける時は開口に詰め込まれ、開口がやや大きくなるので、軸を取り付けてから径方向の変位が開口に制限されるが、自在に回転できる一方、ローラ202の軸方向変位を制限するために、ローラ202の両側に軸溝に合わせる肩部が設けられている。ベース225は配線板211に固定され、リセットバネ227とY字形ブラケット220はベース225に取り付けられ、Y字形ブラケット220のベース225と合わせる柱面の下側にフック224が取り付けられ、ベース225のY字形ブラケット220と合わせる孔に、Y字形ブラケット220とフック224をスムーズに通させるためのスライド溝226と、スライド溝226と90度をなす二つのグルーブ228(図10を参照)が開かれる。
【0062】
図10に示されるように、Y字形ブラケットとそのフック224はスライド溝226に沿い、ベース孔に挿入し、行き切るとY字形ブラケット220を90度回転し、フック224を、グルーブ228と合わせ、リセットバネ227の作用で、フック224は上へと変位し、グルーブ228に嵌合される。このように、Y字形ブラケット220を固定する。
【0063】
ローラ202が押圧されると、Y字形ブラケット220はグルーブ228に沿い、下へと1〜2mm変位し、ローラ202の一方の軸引き205はその下に設置されたマイクロコントローラスイッチ206を駆動できる。押圧が停止すると、リセットバネ227はY字形ブラケット220を元の位置に戻す。
【0064】
なお、ローラ202の回転途中で爪車として機能するために、二つの方法がある。一つは、ローラ202の一つの端面を波紋状に形成し、ローラ202波紋端面に接近するベース225に爪車式のバネ(図示では省略)を取り付け、このバネの一端はベース225に設置されたグルーブと孔により固定され、他端は円形に曲げられ、ローラ202の波紋状端面と可撓的に接触することにより、ローラ202が回転中に爪車の手応えがするようになる。もう一つは、Y字形ブラケット220にビア孔(図示には省略)を設け、バネとスチールボールを設置し、Y字形ブラケット220と合わせるローラ軸の一段表面を歯状に形成し、スチールボールがバネの施勢で、この歯と接触することによりも、ローラ202が回転中に爪車の手応えがする。
【0065】
好ましくは、配線板211に情報表示スクリーン209と合わせて、提示情報を発生するブザーを取り付けてもよい。
以下は上記ローラ暗号錠部品の使用について説明する。開錠するとき、ローラ202をまわし、情報表示スクリーン209はローラ202の回転に従い、数字0〜9をスクロールして表示し、数字のスクロール順(昇順か降順)はローラの回転方向(時計方向と反時計方向)と対応する。表示される現在の一桁の数字があらかじめ設定された開錠暗号の第一要素と一致するとき、回しを停止し、軸方向にローラ202を押圧する。この時、情報表示スクリーン209の一番目の円形符号が点灯し、暗号の1桁目の入力が確認されたことを示す。同じように、暗号の残りの桁を入力し、暗号のそれぞれの桁の入力が確認される過程で、情報表示スクリーン209の円形符号は順番に点灯する。
【0066】
暗号の最後の桁が入力されると、入力された暗号はすべて正しい場合、錠形の符号が点灯し、開錠したことを示す。
入力された暗号に一致しない部分がある場合、情報表示スクリーン209とブザー(取り付けられた場合)は提示情報を出し、プログラムはエラー処理に入る。
【0067】
定時開錠もしくは遅延開錠機能を起用するには、所定の暗号を入力することにより、定時か遅延設置状態に入り、時間を入力してから当該機能は起用される。
再び開錠暗号を設置する必要がある場合、まず上記暗号入力と確認手順で設置暗号を入力し、入力された設置暗号が正しいと判断されると、鍵符号が点灯し、暗号設置状態に入り、新しい開錠暗号を入力できる。
【0068】
暗号錠電源電圧所定値より低いとき、電池符号が点灯し、電池交換を知らせる。
暗号錠取っ手
上記ローラ式電子暗号錠入力装置を門錠の取っ手に応用されることにより、新型の暗号錠取っ手となる。図11はこのような暗号錠取っ手の外部構成を示す図である。
【0069】
図に示されるように、その取っ手本体301は中空であり、この中空チャンバに上記ローラ式電子暗号錠入力装置が取り付けられている。このローラ式電子暗号錠入力装置は図7に示される形式を採用し、ローラ装置201、マイクロコントローラ208、情報表示スクリーン209とマイクロスイッチ206をいずれも同一の配線板211に取りつけ、ねじを配線板211を取っ手の中空チャンバに固定してもよい。取っ手の正表面にローラ202に対応し、このローラを回したり、押圧したりできる第一窓口302が設けられている。同様に、この取っ手正表面に、情報表示スクリーン209に対応し、便利で、見やすく情報表示スクリーン209に表示される内容を読める第二窓口303が設けられている。
【0070】
上記暗号錠取っ手の内部構成をより詳しく説明するために、図12と図13に図11の暗号錠取っ手の断面構成を示している。
図12に示されるように、暗号錠取っ手にさらに、取っ手本体301に固定される回転軸304が取り付けられている。図13から、回転軸304にリードを通すためのビア穴305が設けられることがわかる。取り付けられたローラ式電子暗号錠入力装置はプラグイン210とリード218を介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続される。
【0071】
図14は他の暗号錠取っ手の外部構成を示す図である。取っ手401、パネル402と透明窓カバー403からなる。図15にこの暗号錠取っ手の断面構成を示されている。図から、取っ手本体401にくぼみエリア405があり、そのサイズと形状はパネル402とあわせるので、ちょうどパネル402を埋め込み、パネル402の外表面が取っ手本体401の外表面とスムーズに合わせる。パネル402と取っ手本体401は周知の係止構成で固定してもよい。図からわかるように、ローラ式電子暗号錠入力装置は図8の形式を採用し、配線板が二枚使用されていても、配線板214にマイクロコントローラ208と情報表示スクリーン209を取りつけ、配線板217にローラ装置201とマイクロスイッチ206を取りつけ、両配線板の間はプラグイン215と216及びリード213により接続される。配線板214と217はパネル402に取りつけられ、固定方法は周知の係止構成、もしくは螺子構成を採用してもよい。パネル402にサイズと位置がローラ202と合わせる第一窓口が設置されるので、ローラ202の一部が露出し、指で回したり、押圧したりする操作は簡単になる。似ているように、パネル402にサイズと位置が情報表示スクリーン209と合わせる第二窓口が設置されるので、情報表示スクリーン209に表示される内容を便利で見やすく読むことができる。操作中に表示される暗号と情報を読むために、透明窓カバー403は第二窓口の所在の平面に嵌合されている。取っ手本体401はさらにその中に固定される回転軸404を備え、回転軸404にリード215を通すためのビア穴が設置され、ローラ式電子暗号錠入力装置と門に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源とを接続する。
【0072】
図16にさらに取っ手本体501、取っ手ベース502とパネル504とからなる暗号錠取っ手を示す。その内部構成を示す図15を参照して、ローラ式電子暗号錠入力装置は図8の形式を採用し、配線板二枚で構成し、情報表示スクリーン209とマイクロコントローラ208が取り付けられた配線板214はベース502に固定され、ローラ装置201とマイクロスイッチ206が取り付けられた配線板217はパネル504に固定され、両配線板はプラグイン215と216を介してリード213と接続される。ベース502は円柱形のカバーであり、正面に情報表示スクリーン209の表示内容を見るための第二窓口505が設けられている。パネル504の表面にサイズと位置がローラ202と合わせる第一窓口が設置されるので、ローラ202の一部が露出し、指で回したり、押圧したりする操作は簡単になる。取っ手本体501は中空であり、正面にパネル504の形と合わせる中空チャンバが設けられ、パネル504は中空チャンバの内縁に設けられている。取っ手本体501はさらに回転軸506を備え、回転軸506にリード218を通すためのビア穴507と508が設置され、ローラ式電子暗号錠入力装置と門に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源とを接続する。
【0073】
上記三種類の暗号錠取っ手の回転軸は暗号錠の錠芯装置かクラッチ装置と結合することにより、錠芯装置かクラッチ装置は暗号錠の電動執行装置により駆動され、電動執行装置は暗号錠暗号識別措置により制御され、暗号錠暗号識別装置はローラ式電子暗号錠入力装置と電気接続され、データ通信を行う。正しい開錠暗号が入力される前、錠芯装置かクラッチ装置は暗号錠取っ手(取っ手と略称)と分離し、取っ手を回すことができなく、それと連動の錠芯は伸ばした状態である。本発明による電子暗号錠の入力方法で正しい開錠暗号を入力すると、暗号識別装置が電動執行装置の動作を制御し、錠芯装置またはクラッチ装置は取っ手と結合し、この時、取っ手を下へと90度以下の角度を回すと、錠芯は錠本体に縮み、開錠される。
【0074】
ケースや鞄用暗号錠パネル
上記ローラ式電子暗号錠入力装置をケースや鞄錠に応用されることにより、新型のケースや鞄用暗号錠パネルとなる。図18にこのようなケースや鞄用暗号錠パネルをケース本体に応用する外部構成を示し、ケースや鞄用暗号錠パネル603はケース本体601に固定され、602はケースカバーである。
【0075】
図19からわかるように、ローラ式電子暗号錠入力装置は図7に示される形式を採用し、ローラ装置201、マイクロコントローラ208、情報表示スクリーン209とマイクロスイッチ206をいずれも同一の配線板211に取りつけ、ねじまたは係止構成により、配線板211をパネル603に固定する。パネル603はシェル状であり、形状とサイズが情報表示スクリーン209と合わせ、矩形の第二窓口606が開かれる。利用者が表示される暗号と情報を確認するように、窓口606に透明窓カバー607が設けられている。パネル603にさらに位置とサイズがローラ202と合わせる第一窓口が設置されるので、ローラ202の一部が露出し、指で回したり、押圧したりする操作は簡単になる。パネル603とケース本体601はリベット604で固定でき、業者が周知のほかの固定方式を使用してもよい。ローラ式電子暗号錠入力装置はリード218を介して、ケース内の暗号識別装置及び電源と接続される。電動執行装置はケースや鞄錠の機械施錠装置と連動し、正しい開錠暗号を入力すると、暗号識別装置は執行装置を制御し、施錠装置を開錠し、ケースカバー602を開ける。
【0076】
上記実施例は本発明の電子暗号錠入力装置、入力方法及びその応用について詳しく説明しましたが、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、形式と詳細について、明らかの変更等もこの発明に含まれることは当業者はわかるべきである。したがって、以上説明した実施例は説明的であり、制限的ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、すべての変更と修正も本発明により保護される。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】本発明第一実施例の構成フレーム図である。
【図2】本発明第一実施例のフローチャートである。
【図3】本発明第二実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明第二実施例における駆動歯車の構成を示す図である。
【図5】本発明第二実施例におけるダイヤル盤の構成を示す図である。
【図6】本発明第二実施例における情報表示スクリーンを示す平面図である。
【図7】本発明第三実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明第三実施例の他の代われる構成形式を示す図である。
【図9】本発明第三実施例におけるフレキシブルブラケットの断面構成を示す断面拡大図である。
【図10】本発明第三実施例におけるフレキシブルブラケットが他の状態での断面構成を示す図である。
【図11】本発明による暗号錠取っ手の外部構成を示す図である。
【図12】図11に示される暗号錠取っ手の内部構成を示し、取っ手本体に固定される回転軸が取り付けられている状態を示す図である。
【図13】図11に示される暗号錠取っ手の内部構成を示し、回転軸にリードを通すためのビア穴が設けられている状態を示す図である。
【図14】本発明による他の暗号錠取っ手の外部構成を示す図である。
【図15】図14に示される暗号錠取っ手の内部構成を示す図である。
【図16】本発明によるさらに他の暗号錠取っ手の外部構成を示す図である。
【図17】図16に示される暗号錠取っ手の内部構成を示す図である。
【図18】本発明によるケースや鞄錠パネルの外部構成を示す図である。
【図19】図18に示されるケースや鞄錠パネルの内部構成を示す図である。
【符号の説明】
【0078】
2…信号装置、3…計測制御装置、4…表示装置、5…確認装置、11…電気パルス信号、12…電気パルス信号。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子暗号錠入力装置であって、
暗号入力情報を生成し、その情報を二組の電気パルス信号に転換する信号装置と、
上記信号装置と接続され、信号装置が出力される電気パルス信号を計測し、このパルス信号順番を判断し、相応の演算を行う計測制御装置であって、上記信号を暗号要素を含めた文字列に転換し、現在入力された暗号要素が正しいかを判断し、すべての暗号要素が入力されたかを判断する計測制御装置と、
上述計測制御装置に接続され、暗号要素が入力された確認信号を生成し、現在入力された暗号要素を確認することを示す確認装置と、
上記計測制御装置に接続され、その計測制御装置の駆動でスクロールリフレッシュの方式で上述文字列を表示したり、表示メッセージをあらかじめ表示する表示装置とを備えることを特徴とする電子暗号錠入力装置。
【請求項2】
上記確認装置はスイッチング装置であり、生成された電気信号をクローズし、上記計測制御装置に表示装置が表示している暗号要素を入力暗号の一部と確認させることを特徴とする請求項1に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項3】
上述確認装置が信号を生成し、所定計時周期を開始させるたびに、上記計測制御装置は当時間周期が終了するかを判断し、時間周期が終了すると、入力がタイムオフと判断することを特徴とする請求項1に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項4】
上述表示装置が表示するプリセット情報は符号で表示し、そのうち、錠形の符号は施錠開錠状態を示し、時計符号は定時開錠か遅延開錠を示し、鍵符号は暗号設定状態を示し、電池符号はローバッテリーを示し、その他のドット符号は各部分の暗号の順番確認状態を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項5】
上記信号装置にパネルと、このパネルに取り付けられる自由回転のダイヤル盤と、ダイヤル盤中心に固定される伝動軸と、この伝動軸に当てはめられる駆動歯車と、この歯車と噛み合う被駆動歯車と、この被駆動歯車と同じ軸に接続される回転エンコーダーとが備えられ、
上記計測制御装置はプログラマブルなマイクロコントローラであり、
上記表示装置は情報表示スクリーン、
上記スイッチング装置は光電スイッチであり、
その内、上記マイクロコントローラ、エンコーダー、情報表示スクリーンと光電スイッチは同一の配線板に設置され、この配線板は上述のパネルに取り付けられ、上述のマイクロコントローラはそれぞれ上述のエンコーダー、情報表示スクリーンと光電スイッチと電気接続されることを特徴とする請求項2に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項6】
上述のダイヤル盤の外周は円周形のスカートであり、上述の光電スイッチの位置は上述のダイヤル盤スカートと対応し、上述ダイヤル盤が押圧されると、上述スカートは光電スイッチの光を遮断することで、上述の光電スイッチが電気信号を発生することを特徴とする請求項5に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項7】
上述パネルの上下部は隆起の耳縁形状であり、且つ、上記パネルに、
上記耳縁の裏側に設置され且つ指の形と一致するグルーブと、
上述情報表示スクリーンの形やサイズと対応し、表示情報が有効的に見られるように、上述情報表示スクリーンとチルトを形成する表示窓と、
上述パネルの表示窓側に設置され、応急鍵を挿入するためのガイド穴とが備えられることを特徴とする請求項5に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項8】
上述ダイヤル盤伝動軸が設けられる軸方向の内孔に、さらにリセットバネが備えられることを特徴とする請求項5に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項9】
上記駆動歯車内端面に同心円平面歯溝が設けられ、平面歯溝と上記パネル対応位置にスチールボールとバネとが装置されるビア穴が設けられ、このスチールボールがバネに付勢されると、上記駆動歯車の同心円平面歯溝と接触し、対応することを特徴とする請求項5に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項10】
上記信号装置はローラと、ローラと同軸のエンコーダーと、ローラを支持するためのフレキシブルブラケットとを備えるローラ装置であり、
上記計測制御装置はプログラマブルマイクロコントローラであり、
表示装置は情報表示スクリーンであり、
スイッチング装置はローラ軸引きの下に設置されるマクロスイッチであり、
上記マイクロコントローラはそれぞれ上記エンコーダー、情報表示スクリーン及びマイクロスイッチと電気接続されることを特徴とする請求項2に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項11】
上記情報表示スクリーンは上記ローラの回転方向と角度に従い、昇順か降順で1桁か2桁の数字を繰り返しスクロールし表示、
上記マイクロスイッチは、ローラが押圧されると、上記軸引きに駆動され、上記情報表示スクリーンの表示が中止し、現在表示される数字を暗号の一部として確認し、
押圧がされないと、上記フレキシブルブラケットは上記ローラをリセットすることを特徴とする請求項10に記載の電子暗号錠入力装置。
【請求項12】
中空の暗号錠取っ手であって、
上記取っ手の中空のチャンバに固定される請求項10に記載のローラ式電子暗号錠入力装置と、
上記ローラと対応し、ローラを回したり押圧したりできる取っ手表面に設置される第一窓口と、
上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認するための取っ手表面に設置される第二窓口と、
内部にリードを通すためのビア穴が設けられる取っ手内部に固定される回転軸とが備えられ、
上記電子暗号錠入力装置はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続されることを特徴とする暗号錠取っ手。
【請求項13】
中空暗号錠取っ手であって、
中に固定される回転軸を備え、この回転軸内にリードを通すためのビア穴が設置される取っ手本体と、
請求項10のローラ式電子暗号錠入力装置が設置され、そして上記ローラに対応し、このローラを回したり、押圧したりできる第一窓口と、上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認できる第二窓口とが設置されるパネルと
上記第二窓口の配置される平面に設置される透明窓カバーとを備え、
取っ手の正表面にサイズと形状が上記パネルと合わせ、このパネルを中に埋めるためのくぼみエリアがあり、
上記暗号錠取っ手はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続されることを特徴とする暗号錠取っ手。
【請求項14】
暗号錠取っ手であって、
取っ手と、
請求項10に記載の電子暗号錠入力装置のマイクロコントローラと情報表示スクリーンとが設置され、正面に、上記情報表示スクリーンと対応し、表示内容を確認するための第二窓口が設置されている取っ手ベースと
請求項10に記載の電子暗号錠入力装置のローラ装置が設置され、表面に、サイズと位置が上記ローラとあわせ、ローラを回したり、押圧したりできる第一窓口が設置されているパネルとを備え、
上記取っ手は中空であり、このパネルを埋めるために、正表面に上記パネルのサイズと形状と合わせる中空チャンバが設置され、
上記ローラ式電子暗号錠入力装置はリードを介して、錠芯装置か門内ほかの位置に取り付けられる暗号錠暗号識別装置及び電源と接続されることを特徴とする暗号錠取っ手。
【請求項15】
ケース外表面に固定されるケースやカバン用の暗号錠パネルであって、
このパネルに取り付けられる請求項10に記載電子暗号錠入力装置と
上記パネル表面に設けられ、上記ローラのサイズと位置と合わせることにより、ローラを回したり、押圧したりできる第一窓口と、
上記パネルの表面に設けられ、上記情報表示スクリーンのサイズと形状と合わせることにより、表示内容を確認する第二窓口とを備え、
上記電子暗号錠入力装置はリードを介して、ケース内の暗号錠暗号識別装置及び電源と接続されることを特徴とするケースやカバン用の暗号錠パネル。
【請求項16】
電子暗号錠用の暗号入力方法であって、
信号装置を介してダイヤル盤かローラ回転の情報を取得し、二組の電気パルス信号に転向する手順と、
計測制御装置により上記二組の電気パルス信号を計測、判定と計算し、暗号組成要素シーケンスに転換する手順と、
表示装置により、暗号要素を含めた文字列とプリセット情報を表示し、暗号要素を含めた文字列を表示するスクロールリフレッシュスピードレートは上記二組電気パルス信号周波数の関数であり、暗号要素シーケンスはダイヤル盤もしくはローラの回転方向により、昇順か降順でスクロールリフレッシュする手順と、
現在入力された暗号要素を確認する時、確認装置により暗号要素が入力される確認信号を生成する手順と、
計測制御装置により電気信号を検出して、現在入力される暗号要素を確認する手順と、
計測制御装置により、すべての暗号要素が入力されたかをさらに判定する手順を備えることを特徴とする電子暗号錠用の暗号入力方法。
【請求項17】
上記暗号入力方法にさらに上記確認装置が信号を発生すると、所定の計時周期を開始させ、そして計測制御装置は計時周期は終了したかを判断し、計時周期が終了した場合、入力がタイムオフと判断することを特徴とする請求項16に記載の暗号入力方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公表番号】特表2007−508473(P2007−508473A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−529560(P2006−529560)
【出願日】平成16年8月2日(2004.8.2)
【国際出願番号】PCT/CN2004/000888
【国際公開番号】WO2005/035919
【国際公開日】平成17年4月21日(2005.4.21)
【出願人】(506121870)上海夥伴科技発展有限公司 (1)
【Fターム(参考)】