説明

電子機器、情報処理システム、電子機器の制御方法および電子機器の制御プログラム

【課題】2つの表示画面と2種類の動作モードを有し、かつ、操作性の高い電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器100は、センターキー242の押下に応じて、電子機器100の第1のモード(マウスモード)と第2のモード(タブレットモード)とを切り替える。電子機器100は、マウスモードにおいて、液晶パネル240への入力位置の移動に応じて、液晶パネル140に表示されるカーソルを移動する。電子機器100は、タブレットモードにおいて、液晶パネル240へのタッチに応じて、液晶パネル240に動作画面を表示するプログラムを実行する。このとき、液晶パネル240に表示されたサブアプリケーションの操作を行なうだけでなく、液晶パネル240上のサブアプリケーションの操作を通して、液晶パネル140に表示されたメインアプリケーションの操作を行なう場合がある。このような場合に電子機器100は、マウスモードからタブレットモードへの切り替えにおいて、液晶パネル140に表示されるカーソルの様態を適切に変更する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の画面を表示するディスプレイと、
第2の画面を表示し、かつ、外部からの入力を受け付け可能な表示一体型のタブレットと、
前記ディスプレイおよび前記タブレットの動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記制御手段の第1の動作モードと第2の動作モードとを切り替えるモード切替手段と、
プログラムを実行する実行手段とを含み、
前記実行手段は、
前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記ディスプレイに表示し、前記タブレットへの前記入力の位置の変化に応じて前記ディスプレイに表示された画像を変更し、
前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記タブレットに表示し、前記タブレットへの前記入力の位置の変化とは独立に前記ディスプレイの表示を制御する、電子機器。
【請求項2】
前記実行手段は、前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力の位置に応じた前記ディスプレイ内の位置にカーソルを表示し、前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力の位置とは独立に前記カーソルの位置を制御する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記実行手段は、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えに応じて、前記カーソルの表示を変更する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルを、前記第1の動作モードとは異なる表示形態で表示する、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルを、前記第1の動作モードにおける前記カーソルよりも薄く表示する、請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記ディスプレイへの前記カーソルの表示を中止する、請求項3に記載の電子機器。
【請求項7】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルが前記ディスプレイ内のアクティブなウィンドウに重なっていると判断すると、前記カーソルの表示を変更する、請求項3から6のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記実行手段は、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えに応じて、前記カーソルを所定の表示位置に移動する、請求項3に記載の電子機器。
【請求項9】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルを前記ディスプレイの端部に表示する、請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルが前記ディスプレイ内のアクティブなウィンドウに重なっていると判断すると、前記カーソルを前記所定の表示位置に移動する、請求項8に記載の電子機器。
【請求項11】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルが前記ディスプレイ内のアクティブなウィンドウに重なっていると判断すると、前記カーソルを前記ウィンドウ外の領域に移動する、請求項10に記載の電子機器。
【請求項12】
前記実行手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記カーソルが前記ディスプレイ内のアクティブなウィンドウに重なっていると判断すると、前記カーソルを前記ディスプレイの端部に表示する、請求項10または11に記載の電子機器。
【請求項13】
記憶装置をさらに備え、
前記実行手段は、前記第1の動作モードにおいて、前記カーソルの位置を前記記憶装置に格納し、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えに応じて、前記記憶装置に記憶された前記カーソルの位置に前記カーソルを表示する、請求項8から12のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項14】
外部のポインティングデバイスを接続可能なインターフェースをさらに備え、
前記実行手段は、前記インターフェースに前記ポインティングデバイスが接続されていると判断すると、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えの前後で、同一の前記カーソルを表示する、請求項3から13のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項15】
前記プログラムは、第1のプログラムと第2のプログラムとを含み、
前記実行手段は、前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの入力に応じて前記第1のプログラムを実行し、前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの入力に応じて前記第2のプログラムを実行する、請求項1から14のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項16】
前記実行手段は、
第1の実行手段と、
第2の実行手段とを含み、
前記第1の実行手段は、前記第1の動作モードにおいて前記タブレットへの入力に応じて前記第1のプログラムを実行し、
前記第2の実行手段は、前記第2の動作モードにおいて前記タブレットへの入力に応じて前記第2のプログラムを実行する、請求項15に記載の電子機器。
【請求項17】
第1の情報処理ユニットと第2の情報処理ユニットとを備える情報処理システムであって、
前記第1の情報処理ユニットは、
第1の画面を表示するディスプレイと、
前記第2の情報処理ユニットとデータの授受を行なう第1のインターフェース部と、
前記ディスプレイおよび前記第1のインターフェース部を制御する第1の制御手段とを備え、
前記第1の制御手段は、
第1のプログラムを実行し、実行された前記第1のプログラムが作成した画像を前記ディスプレイに表示する第1の実行手段を含み、
前記第2の情報処理ユニットは、
第2の画面を表示し、かつ、外部からの入力を受け付け可能な表示一体型のタブレットと、
前記第1の情報処理ユニットとデータの授受を行なう第2のインターフェース部と、
前記タブレットおよび前記第2のインターフェース部を制御する第2の制御手段とを備え、
前記第2の制御手段は、
前記第2の制御手段の第1の動作モードと第2の動作モードとを切り替えるモード切替手段と、
第2のプログラムを実行する第2の実行手段とを含み、
前記第2の実行手段は、
前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力の位置の変化に応じて前記第1のプログラムの表示を変更する第1のコマンドを作成し、前記第2のインターフェース部を制御して前記第1のコマンドを前記第1の情報処理ユニットに送信し、
前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記第2のプログラムを実行し、実行された前記第2のプログラムが作成した画像を前記タブレットに表示し、前記タブレットへの前記入力の位置の変化とは独立に前記第1のプログラムの第2のコマンドを作成し、前記第2のインターフェース部を制御して前記第2のコマンドを前記第1の情報処理ユニットに送信する、情報処理システム。
【請求項18】
第1の画面を表示するディスプレイと、第2の画面を表示し、かつ、外部からの入力を受け付け可能な表示一体型のタブレットと、プログラムを実行する実行手段とを有する電子機器の制御方法であって、
前記電子機器の第1の動作モードと第2の動作モードとを切り替えるステップと、
前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記ディスプレイに表示するステップとを備え、
前記第1の動作モードにおいて前記画像を前記ディスプレイに表示するステップは、前記タブレットへの前記入力の位置の変化に応じて前記ディスプレイに表示された画像を変更するステップを含み、
前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記タブレットに表示し、前記タブレットへの前記入力の位置の変化とは独立に前記ディスプレイの表示を制御するステップをさらに備える、電子機器の制御方法。
【請求項19】
第1の画面を表示するディスプレイと、第2の画面を表示し、かつ、外部からの入力を受け付け可能な表示一体型のタブレットと、プログラムを実行する実行手段とを有する電子機器の制御プログラムであって、
前記電子機器の第1の動作モードと第2の動作モードとを切り替えるステップと、
前記第1の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記ディスプレイに表示するステップとを備え、
前記第1の動作モードにおいて前記画像を前記ディスプレイに表示するステップは、前記タブレットへの前記入力の位置の変化に応じて前記ディスプレイに表示された画像を変更するステップを含み、
前記第2の動作モードにおいて、前記タブレットへの前記入力に応じて前記プログラムを実行し、実行された前記プログラムが作成した画像を前記タブレットに表示し、前記タブレットへの前記入力の位置の変化とは独立に前記ディスプレイの表示を制御するステップをさらに備える、電子機器の制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【公開番号】特開2010−204918(P2010−204918A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−49290(P2009−49290)
【出願日】平成21年3月3日(2009.3.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.EEPROM
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】