説明

電子機器梱包装置

【課題】 緩衝作用に優れた安価な構造で電子機器を確実に梱包をすること。
【解決手段】 段ボール製箱体1内に緩衝材7を介して電子機器4を梱包するようにした
電子機器梱包装置において、緩衝材7が1枚の略長方形状の段ボール材からなり、該緩衝
材7が中央棚部7Aと一対の脚部7Bとに分けられ、該各脚部7Bの谷折り線と山折り線
との間が内側脚部7Baとされると共に、山折り線と緩衝材7の端縁との間が外側脚部7
Bbとされ、各脚部7Bを山折り線及び谷折り線を中心に折り曲げた状態で緩衝材7を箱
体1内に挿入し、中央棚部7A上に電子機器4を載置して該中央棚部7Aを押し下げるこ
とにより、電子機器4の両端部を各内側脚部7Baの挿通孔20を通って各外側脚部7B
bの内側面に当接させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばSET TOP BOXなどの電子機器を梱包する電子機器梱包装置
に関し、特に、緩衝作用に優れた安価な構造で電子機器を確実に梱包できるようにしたも
のである。
【背景技術】
【0002】
従来、電子機器梱包装置の一例として図7〜図10に示すものがあり、図7は同水平断
面図、図8は図7のC−C矢視図、図9は図7のD−D矢視図、図10は同分解斜視図で
ある。
【0003】
図7〜図10に示すように、段ボール製箱体1内に上下2枚の段ボール製緩衝材2,3
を介して例えばSET TOP BOXなどの電子機器4を梱包したものであって、この
実施の形態では、電子機器4が矩形箱状に形成され、その電子機器4には電源コード4a
が接続されている。なお、電源コード4a付き電子機器4はプラスチックフイルム製密閉
袋(図示せず)内に密封されている。
【0004】
前記箱体1は、略平面視ロ字状箱本体1aと、該箱本体1aの上下開口縁に一体延設さ
れた上下4枚、合計8枚のフラップ1b,1cとからなっている。
【0005】
前記下側緩衝材3は、箱本体1a内に挿入されて下側フラップ1c上に載置される底板
部3aと、該底板部3aの両側縁に一体延設されて箱本体1aの両内側面に沿って立ち上
がる一対の横断面略コ字状の側枠部3bとを有している。
【0006】
前記上側緩衝材2は、下側緩衝材3内に挿入されて底板部3aと平行する仕切板部2a
と、該仕切板部2aの両端縁に一体延設されて箱本体1aの両内端面に沿って垂下する一
対の横断面略コ字状の端枠部2bとを有している。なお、5は取扱説明書である。
【0007】
組立手順を説明すると、下フラップ1cにより箱本体1aの下面開口部を閉鎖し、上フ
ラップ1bを上方に広げて箱本体1aの上面開口部を開放している状態で、その箱本体1
a内に下側緩衝材3を挿入した後、該下側緩衝材3の底板部3a上に電子機器4を載置し
、下側緩衝材3内に上側緩衝材2を挿入し、該上側緩衝材2の仕切板部2a上に取扱説明
書5やリモコン(図示せず)などを載置し、上側フラップ1bにより箱本体1aの上面開
口部を塞ぐ。なお、関連する技術として特許文献1に記載したものがある。
【特許文献1】特開2000−344275号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来の構成では、電子機器4を2枚の緩衝材2,3で保護しており、その緩衝材2
,3の枚数が多いのでコストアップになると共に、その両緩衝材2,3による梱包作業に
も手間がかかって面倒である。
【0009】
また、図9に示すように、箱体1に梱包した電子機器4の側方及び上方に充分な空間が
あって、その空間内に緩衝材2,3が弾性変位可能に介在されているので、箱体1の側面
及び上面にかかる水平方向及び下向きの衝撃力Fa,Fbを充分に緩衝して、電子機器4
を保護することができる。
【0010】
しかし、箱体1に梱包した電子機器4と下側フラップ1cとの間には下側緩衝材3の底
板部3aが介在されているだけであり、該底板部3aはその厚さ方向にほとんど弾性変位
されないので、緩衝作用が弱く、箱体1の下面にかかる上向きの衝撃力Fcにより電子機
器4が損傷されるおそれがある。
【0011】
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、緩衝作用に優れた安価な構造で電子機器を確実に梱
包できるようにした電子機器梱包装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、段ボール製箱体内に緩衝材を介し
て電子機器を梱包するようにした電子機器梱包装置において、前記緩衝材が1枚の略長方
形状の段ボール材からなり、該緩衝材の両端部近傍にその緩衝材の長手方向とは直交する
方向に延びる縦スリットと該各縦スリットの両端から緩衝材の中央に向かって延びる横ス
リットとからなる一対の略コ字状切れ目を形成することにより、その緩衝材が中央棚部と
一対の脚部とに分けられ、該各脚部の中央部に縦スリットと平行する山折り線を形成する
と共に、各横スリットの先端と緩衝材の両側縁との間に谷折り線を形成することにより、
該谷折り線と山折り線との間が内側脚部とされると共に、山折り線と緩衝材の端縁との間
が外側脚部とされ、各内側脚部の横幅が各外側脚部の横幅よりも小さく設定されると共に
、各外側脚部の横幅が前記箱体の深さよりも大きく設定されており、各脚部を山折り線及
び谷折り線を中心に折り曲げた状態で緩衝材を前記箱体内に挿入し、中央棚部上に電子機
器を載置して該中央棚部を押し下げることにより、電子機器の両端部を各切れ目からなる
挿通孔を通って各外側脚部の内側面に当接させるようにしたことを特徴としている。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記中央棚部の両側縁に一
対の帯材が一体突設されており、該各帯材を折り曲げた状態で緩衝材を箱体内に挿入し、
中央棚部を押し下げたときに、各帯材の下縁を箱体の底面に当接させるようにしたことを
特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記各横スリット
の基端から緩衝材の端縁に向かって延びる横延長スリットが形成され、その互いに対向す
る両横延長スリットの基端間に縦スリットと平行する縦折り曲げ線が形成されており、そ
の縦折り曲げ線と縦スリットとの間の中央舌片をその縦折り曲げ線を中心に折り曲げて電
子機器の上面に対向させるようにしたことを特徴としている。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記横スリットの先端及び
横延長スリットの基端から緩衝材の側縁に向かって延びる縦延長スリットが形成され、そ
の互いに対向する両縦延長スリットの基端間に横スリット及び横延長スリットと平行する
横折り曲げ線が形成されており、その横折り曲げ線と横スリット及び横延長スリットとの
間の側方舌片をその横折り曲げ線を中心に折り曲げて電子機器の側面に対向させるように
したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、電子機器を保護する緩衝材が1枚の略長方形状の段ボ
ール材からなり、その枚数が従来に比べて半減しているから、材料費が安くつく。
【0017】
電子機器を緩衝材を介して箱体内に梱包するにあたって、緩衝材の各脚部を山折り線及
び谷折り線を中心に折り曲げた状態で該緩衝材を箱体内に挿入し、その緩衝材の中央棚部
上に電子機器を載置して該中央棚部を押し下げるだけでよく、梱包作業を迅速容易に行う
ことができる。
【0018】
各内側脚部の横幅が各外側脚部の横幅よりも小さく設定されているので、中央棚部上に
電子機器を載置して該中央棚部を押し下げるだけで、その電子機器を宙吊り状態にするこ
とができる。
【0019】
各外側脚部の横幅が箱体の深さよりも大きく設定されて該各外側脚部が箱体内に傾斜状
態で固定され、その傾斜状態の各外側脚部の内側面に電子機器の両端部が当たっているの
で、その電子機器の宙吊り状態を確実に維持することができる。
【0020】
ここで、電子機器の宙吊り状態では、その電子機器の側方や上方及び下方に充分な空間
があって、その空間内に緩衝材が弾性変位可能に介在されているので、箱体の側面や上面
及び下面にかかる水平方向や下向き及び上向きの衝撃力を充分に緩衝して、電子機器を保
護することができる。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、中央棚部から折り曲げた一対の帯材の下縁を箱体の底
面に当接させているので、その中央棚部が電子機器の重みで撓んだり曲がらないようにし
て、その電子機器の宙吊り状態を確実に維持することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、各内側脚部から折り曲げた中央舌片を電子機器の上面
に対向させているので、その中央舌片を介して電子機器の上面にかかる衝撃力を一層確実
に緩衝することができる。
【0023】
請求項4に記載の発明によれば、各内側脚部から折り曲げた両側方舌片を電子機器の側
面に対向させているので、その両側方舌片を介して電子機器の側面にかかる衝撃力を一層
確実に緩衝することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1〜図6は本発明の実施の一形態である電子機器梱包装置を示すものであって、図1
は同水平断面図、図2は図1のA−A矢視図、図3は図1のB−B矢視図、図4は同分解
斜視図、図5は同緩衝材の展開図、図6は同組立手順を示す縦断面図である。
【0025】
図1〜図4に示すように、段ボール製箱体1内に緩衝材7を介して電子機器4を梱包す
るようにしたものである。上記以外の構成は図7〜図10に示す構成とほぼ同じであるか
ら、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
図5に示すように。緩衝材7が1枚の略長方形状の段ボール材からなり、該緩衝材7の
両端部近傍にその緩衝材7の長手方向とは直交する方向に延びる縦スリット8aと該各縦
スリット8aの両端から緩衝材7の中央に向かって延びる横スリット8bとからなる一対
の略コ字状切れ目8を形成することにより、その緩衝材7が中央棚部7Aと一対の脚部7
Bとに分けられ、該各脚部7Bの中央部に縦スリット8aと平行する2本の山折り線9を
形成すると共に、各横スリット8bの先端と緩衝材7の側縁7aとの間に谷折り線10を
形成することにより、該谷折り線10と山折り線9との間が内側脚部7Baとされると共
に、山折り線9と緩衝材7の端縁7bとの間が外側脚部7Bbとされ、各内側脚部7Ba
の横幅h1が各外側脚部7Bbの横幅h2よりも小さく設定(h1<h2)されると共に
、各外側脚部7Bbの横幅h2が箱体1の深さh3(図2参照)よりも大きく設定(h2
>h3)されている。
【0027】
図5に示すように、中央棚部7Aの両側縁に一対の帯材12が一体突設されており、該
各帯材12の下縁12aを箱体1の下フラップ1cにより塞がれた底面1dに当接させる
(図3参照)。
【0028】
図5に示すように、各横スリット8bの基端から緩衝材7の端縁7bに向かって延びる
横延長スリット13が形成され、その互いに対向する両横延長スリット13の基端間に縦
スリット8aと平行する縦折り曲げ線14が形成されており、その縦折り曲げ線14と各
縦スリット8aとの間の中央舌片15をその縦折り曲げ線14を中心に折り曲げて電子機
器4の上面に対向させる(図2参照)。
【0029】
図5に示すように、各横スリット8bの先端及び各横延長スリット13の基端から緩衝
材7の側縁7aに向かって延びる縦延長スリット17が形成され、その互いに対向する両
縦延長スリット17の基端間に横スリット8b及び横延長スリット13と平行する横折り
曲げ線18が形成されており、その横折り曲げ線18と横スリット8b及び横延長スリッ
ト13との間の側方舌片19をその横折り曲げ線18を中心に折り曲げて電子機器4の側
面に対向させる(図1参照)。
【0030】
組立手順を説明すると、図6に示すように、下フラップ1cにより箱本体1aの下面開
口部を閉鎖し、上フラップ1bを上方に広げて箱本体1aの上面開口部を開放している状
態で、箱体1内の底面1d上に取扱説明書5やリモコン(図示せず)を載置し、各帯材1
2を折り曲げると共に、各脚部7Bを山折り線9及び谷折り線10を中心に折り曲げた状
態で緩衝材7を箱本体1a内に挿入し、電子機器4を上方から箱本体1a内に入れて中央
棚部7A上に載置し(図6実線参照)、該電子機器4を押圧して中央棚部7Aを押し下げ
ることにより、各外側脚部7Bbを箱本体1aの中央に向けて矢印a方向に傾斜させる。
これにより、図2に示すように、電子機器4の両端部を各切れ目8からなる挿通孔20を
通って各外側脚部7Bbの内側面に当接させ、上側フラップ1bにより箱本体1aの上面
開口部を塞ぎ、該上側フラップ1bを各脚部7Bの山折り線9部分に当接させる。
【0031】
上記構成によれば、電子機器4を保護する緩衝材7が1枚の略長方形状の段ボール材か
らなり、その枚数が従来に比べて半減しているから、材料費が安くつく。
【0032】
図6に示すように、電子機器4を緩衝材7を介して箱体1内に梱包するにあたって、緩
衝材7の各脚部7Bを山折り線9及び谷折り線10を中心に折り曲げた状態で該緩衝材7
を箱体1内に挿入し、その緩衝材7の中央棚部7A上に電子機器4を載置して該中央棚部
7Aを押し下げるだけでよく、梱包作業を迅速容易に行うことができる。
【0033】
図2及び図5に示すように、各内側脚部7Baの横幅h1が各外側脚部7Bbの横幅h
2よりも小さく設定されているので、中央棚部7A上に電子機器4を載置して該中央棚部
7Aを押し下げるだけで、その電子機器4を宙吊り状態にすることができる。
【0034】
図2及び図5に示すように、各外側脚部7Bbの横幅h2が箱体1の深さh3よりも大
きく設定されて該各外側脚部7Bbが箱体1内に傾斜状態で固定され、その傾斜状態の各
外側脚部7Bbの内側面に電子機器4の両端部が当たっているので、その電子機器4の宙
吊り状態を確実に維持することができる。
【0035】
図2及び図3に示すように、電子機器4の宙吊り状態では、その電子機器4の側方や上
方及び下方に充分な空間があって、その空間内に緩衝材7が弾性変位可能に介在されてい
るので、箱体1の側面や上面及び下面にかかる水平方向や下向き及び上向きの衝撃力Fa
〜Fcを充分に緩衝して、電子機器4を保護することができる。
【0036】
図3に示すように、中央棚部7Aから折り曲げた一対の帯材12の下縁12aを箱体1
の底面1dに当接させているので、その中央棚部7Aが電子機器4の重みで撓んだり曲が
らないようにして、その電子機器4の宙吊り状態を確実に維持することができる。
【0037】
図2に示すように、各内側脚部7Baから折り曲げた中央舌片15を電子機器4の上面
に対向させているので、その中央舌片15を介して電子機器4の上面にかかる衝撃力Fc
を一層確実に緩衝することができる。
【0038】
図1に示すように、各内側脚部7Baから折り曲げた両側方舌片19を電子機器4の側
面に対向させているので、その両側方舌片19を介して電子機器4の側面にかかる衝撃力
Faを一層確実に緩衝することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施の一形態である電子機器梱包装置を示す水平断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】同緩衝材の展開図である。
【図6】同組立手順を示す縦断面図である。
【図7】従来例を示す水平断面図である。
【図8】図7のC−C矢視図である。
【図9】図7のD−D矢視図である。
【図10】同分解斜視図である。
【符号の説明】
【0040】
1 箱体
4 電子機器
7 緩衝材
7A 中央棚部
7B 脚部
7Ba 内側脚部
7Bb 外側脚部
8 切れ目
9 山折り線
10 谷折り線
12 帯材
13 横延長スリット
14 縦折り曲げ線
15 中央舌片
17 縦延長スリット
18 横折り曲げ線
19 側方舌片
20 挿通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
段ボール製箱体内に緩衝材を介して電子機器を梱包するようにした電子機器梱包装置に
おいて、前記緩衝材が1枚の略長方形状の段ボール材からなり、該緩衝材の両端部近傍に
その緩衝材の長手方向とは直交する方向に延びる縦スリットと該各縦スリットの両端から
緩衝材の中央に向かって延びる横スリットとからなる一対の略コ字状切れ目を形成するこ
とにより、その緩衝材が中央棚部と一対の脚部とに分けられ、該各脚部の中央部に縦スリ
ットと平行する山折り線を形成すると共に、各横スリットの先端と緩衝材の両側縁との間
に谷折り線を形成することにより、該谷折り線と山折り線との間が内側脚部とされると共
に、山折り線と緩衝材の端縁との間が外側脚部とされ、各内側脚部の横幅が各外側脚部の
横幅よりも小さく設定されると共に、各外側脚部の横幅が前記箱体の深さよりも大きく設
定されており、各脚部を山折り線及び谷折り線を中心に折り曲げた状態で緩衝材を前記箱
体内に挿入し、中央棚部上に電子機器を載置して該中央棚部を押し下げることにより、電
子機器の両端部を各切れ目からなる挿通孔を通って各外側脚部の内側面に当接させるよう
にしたことを特徴とする電子機器梱包装置。
【請求項2】
前記中央棚部の両側縁に一対の帯材が一体突設されており、該各帯材を折り曲げた状態
で緩衝材を箱体内に挿入し、中央棚部を押し下げたときに、各帯材の下縁を箱体の底面に
当接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器梱包装置。
【請求項3】
前記各横スリットの基端から緩衝材の端縁に向かって延びる横延長スリットが形成され
、その互いに対向する両横延長スリットの基端間に縦スリットと平行する縦折り曲げ線が
形成されており、その縦折り曲げ線と縦スリットとの間の中央舌片をその縦折り曲げ線を
中心に折り曲げて電子機器の上面に対向させるようにしたことを特徴とする請求項1また
は2に記載の電子機器梱包装置。
【請求項4】
前記横スリットの先端及び横延長スリットの基端から緩衝材の側縁に向かって延びる縦
延長スリットが形成され、その互いに対向する両縦延長スリットの基端間に横スリット及
び横延長スリットと平行する横折り曲げ線が形成されており、その横折り曲げ線と横スリ
ット及び横延長スリットとの間の側方舌片をその横折り曲げ線を中心に折り曲げて電子機
器の側面に対向させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の電子機器梱包装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−95275(P2010−95275A)
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−266923(P2008−266923)
【出願日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】