説明

電子部品のフリップチップ接合方法

【課題】共晶点における含有量が低い成分を有する合金を形成することにより電子部品をフリップチップ接合する場合であっても、高い信頼性で電子部品の接合を行い得る方法を提供する。
【解決手段】電子部品10及び回路基板20のうちの一方に金属または合金からなるバンプ11を形成する。電子部品10及び回路基板20のうちの他方に、インクジェット法により金属または合金からなる柱状体21を形成する。柱状体21とバンプ11とを合金化させることにより電子部品10を回路基板20に接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品のフリップチップ接合方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ワイヤーボンディングによる電子部品の接合方法に替わる電子部品の接合方法として、フリップチップ接合方法が広く用いられるようになってきている。その一例として、例えば、下記の特許文献1には、半導体ICチップ上に形成されている金バンプと、回路基板上に形成されており、Snを含む半田バンプとを合金化させることにより、電子部品を回路基板にフリップチップ接合する方法が提案されている。このように、合金化を伴う電子部品の接合方法によれば、電子部品を高い接合強度で接合できる。従って、合金化を伴う電子部品の接合方法は、非常に有用である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−333985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のように、金バンプと、Snを含む半田バンプとを合金化してAuSn合金を形成するためには、350℃以上といった高温にまで金バンプ及び半田バンプを加熱する必要がある。このため、電子部品の接合工程において、電子部品も高温になってしまう。従って、特許文献1に記載のフリップチップ接合方法は、耐熱温度が低い電子部品には使用できないという問題がある。
【0005】
耐熱温度が低い電子部品の接合方法としては、例えば、SnAg合金やSnCu合金などの、AuSn合金よりも低温で合金化する合金を形成することにより電子部品を接合する方法が考えられる。しかしながら、SnAg合金やSnCu合金などの低温で合金化可能な合金は、共晶点における含有量が非常に低い成分を含んでいることが多い。例えば、SnAg合金では、共晶点におけるAgの含有量は、約3.5質量%である。SnCu合金では、共晶点におけるCuの含有量は、約0.7質量%である。このため、SnAg合金では、Agの含有量を1質量%〜5質量%の範囲で高精度に制御する必要がある。Agの含有量が1質量%未満となると、Snのウイスカが発生しやすくなる。一方、Agの含有量が5質量%より多くなると、合金の強度が低くなるためである。SnCu合金では、Cuの含有量を0.5質量%〜2質量%の範囲で高精度に制御する必要がある。一方、Cuの含有量が0.5質量%未満となると、Snのウイスカが発生し、隣接するバンプ間で短絡しやすくなる。Cuの含有量が2質量%よりも多くなると、合金が脆くなるためである。
【0006】
しかしながら、従来のようにAgバンプまたはCuバンプと、Snバンプとを形成し、これらのバンプを合金化する方法では、AgやCuの含有量を上記のような狭い範囲内に高精度に制御できないため、SnAg合金やSnCu合金を好適に形成できないという問題がある。すなわち、従来の方法では、共晶点における含有量が低い成分を有する合金を形成して電子部品の接合を行うことは困難であるという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、共晶点における含有量が低い成分を有する合金を形成することにより電子部品をフリップチップ接合する場合であっても、高い信頼性で電子部品の接合を行い得る方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るフリップチップ接合方法は、電子部品を回路基板にフリップチップ接合する方法に関する。本発明に係るフリップチップ接合方法は、電子部品及び回路基板のうちの一方に金属または合金からなるバンプを形成する工程と、電子部品及び回路基板のうちの他方に、インクジェット法により金属または合金からなる柱状体を形成する工程と、柱状体とバンプとを合金化させることにより電子部品を回路基板に接合する工程とを備えている。
【0009】
なお、本発明において、柱状体には、基端側から先端側に向かって先細る錐状のものや錐台状のものが含まれるものとする。
【0010】
本発明に係るフリップチップ接合方法のある特定の局面では、柱状体とバンプとの合金化により形成される合金は、Snと、Ag及びCuのうちの少なくとも一方とからなる合金である。この構成によれば、柱状体とバンプとの合金化を低温で行うことができる。従って、電子部品の損傷を抑制することができる。
【0011】
本発明に係るフリップチップ接合方法の他の特定の局面では、柱状体とバンプとの合金化により形成される合金は、1質量%〜5質量%のAg及び0.5質量%〜2質量%のCuのうちの少なくとも一方を含む。
【0012】
本発明に係るフリップチップ接合方法の別の特定の局面では、柱状体は、柱状体とバンプとの合金化により形成される合金に含まれているSn以外の成分の少なくとも一部を含む。
【0013】
本発明に係るフリップチップ接合方法のさらに他の特定の局面では、柱状体は、柱状体とバンプとの合金化により形成される合金に含まれているSn以外の成分の50質量%以上を含む。この構成によれば、共晶点における含有量が低い成分の含有量をより高精度に制御することができる。従って、より高い信頼性で電子部品の接合を行うことができる。
【0014】
本発明に係るフリップチップ接合方法のさらに別の特定の局面では、バンプと柱状体との接合方向から視たときに、柱状体は、バンプよりも小さい。この構成では、バンプと柱状体とを合金化させる工程において、バンプと柱状体との接触面積を小さくすることができる。このため、電子部品と回路基板との間に付与する荷重を小さくすることができる。従って、電子部品の損傷をより効果的に抑制することができる。
【0015】
本発明に係るフリップチップ接合方法のさらにまた他の特定の局面では、電子部品は、半導体チップである。
【発明の効果】
【0016】
本発明では、インクジェット法により金属または合金からなる柱状体を形成する。このため、ペーストを、少量ずつ、複数回に分けて塗布することにより柱状体を形成する。よって、柱状体の組成を高精度に制御することができる。従って、柱状体とバンプとの合金化により形成される合金の組成を高精度に制御することができる。よって、例えば、共晶点における含有量が低い成分を有する合金を形成することにより電子部品をフリップチップ接合する場合であっても、高い信頼性で電子部品の接合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態におけるフリップチップ接合工程を説明するための略図的断面図である。
【図2】本発明の一実施形態においてフリップチップ接合された電子部品と回路基板との略図的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、本実施形態において説明するフリップチップ接合方法は、単なる一例である。本発明に係るフリップチップ接合方法は、以下に例示するフリップチップ接合方法に何ら限定されない。
【0019】
まず、電子部品10及び回路基板20(図1を参照)を用意する。
【0020】
電子部品10は、電子部品本体10aと、電子部品本体10aの表面に形成されている複数の端子電極10bとを備えている。端子電極10bは、適宜の導電材料により形成することができる。端子電極10bは、例えば、Ti膜、Cu膜、Ni膜が、電子部品本体10a側からこの順番で積層された積層膜により構成されていてもよい。
【0021】
電子部品10の種類は、特に限定されない。電子部品10は、例えば、半導体ICチップなどの半導体チップや、コンデンサ、サーミスタ、圧電部品、インダクタ、弾性波素子などであってもよい。なかでも、半導体ICチップなどの半導体チップや、弾性波素子などは、耐熱性が低いため、本実施形態の技術が特に好適に適用される。
【0022】
電子部品10の寸法も特に限定されない。電子部品10は、例えば、一辺の長さが1mm〜7mm程度の矩形状であってもよい。また、電子部品10に形成されている端子電極10bの数量も特に限定されない。電子部品10に形成されている端子電極10bの数量は、例えば、10〜200個程度であってもよい。
【0023】
回路基板20は、回路基板本体20aと、回路基板本体20aに形成されている配線20bとを有する。回路基板本体20aは、例えば、樹脂やセラミック、ガラス、ガラスエポキシ基板などにより形成することができる。配線20bは、電子部品10の端子電極10bの配置や形状に応じて形成されている。配線20bは、例えば、銅やアルミニウムなどの金属や、それらの金属の1種以上を含む合金等の適宜の導電材料により形成することができる。
【0024】
次に、電子部品10及び回路基板20のうちの一方にバンプを形成すると共に、電子部品10及び回路基板20のうちの他方に柱状体を形成する。具体的には、本実施形態では、電子部品10にバンプ11を形成し、回路基板20に柱状体21を形成する例について説明する。もっとも、電子部品に柱状体を形成し、回路基板にバンプを形成してもよい。
【0025】
詳細には、電子部品本体10aの表面に形成されている端子電極10bの上に、バンプ11を形成する。バンプ11の形成方法は特に限定されない。バンプ11の形成方法は、バンプ11の組成などに応じて適宜選択することができる。例えば、はんだボールを搭載することによりバンプ11を形成してもよいし、はんだペーストをスクリーン印刷するなどの各種印刷法により形成してもよい。また、バンプ11は、めっきにより形成してもよい。ここではバンプ11をはんだで形成しているが、バンプ11をSnにより形成してもよい。
【0026】
回路基板20の配線20bの上には、柱状体21を形成する。柱状体21は、インクジェット法により、ペーストを、少量ずつ、複数回に分けて塗布することにより形成する。柱状体21は、より多くの塗布回数で形成することが好ましい。具体的には、柱状体21は、2回以上に分けてペーストを塗布することにより形成することが好ましい。一度に塗布するペーストの体積は、3pL〜6pL程度であることが好ましい。
【0027】
柱状体21の形成に用いる導電ペーストとしては、例えば、Cu,Agなどの金属またはそれらの合金からなる導電性粒子と、有機バインダーや分散剤、溶媒などとを含むものを用いることができる。導電性粒子の平均粒子径は、100nm以下であることが好ましい。導電性粒子の含有量は、40質量%〜80質量%程度であることが好ましい。
【0028】
なお、インクジェット法による柱状体21の形成に際しては、電子部品10を載置するステージの温度を、例えば90℃程度にまで加熱してもよい。
【0029】
柱状体21は、例えば、円柱状、三角柱状、多角柱状、円錐台状、多角錐台状、円錐状、角錐状などに形成されていてもよい。
【0030】
柱状体21は、バンプ11と柱状体21との接合方向zから視たときに、バンプ11よりも小さく形成されていることが好ましい。そうすることにより、後の接合工程において、電子部品10と回路基板20とに加える加重を小さくすることができる。従って、接合工程における電子部品10や回路基板20の損傷を効果的に抑制することができる。
【0031】
また、柱状体21は、接合方向zが長手方向となる細長形状に形成されていることが好ましい。具体的には、柱状体21は、柱状体21の回路基板20側の基底部の幅Wよりも、接合方向zに沿った高さHの方が大きくなるように形成されていることが好ましい。幅Wに対する高さHの比(H/W)は、1以上であることが好ましく、2以上であることがより好ましい。
【0032】
次に、図1に示すように、バンプ11を形成した電子部品10と、柱状体21を形成した回路基板20とを、バンプ11と柱状体21とが対向するように配置する。電子部品10を回路基板20に搭載し、一括リフローして合金化させる。ただし、電子部品10と回路基板20とを、互いに近づく方向に加圧しながら、バンプ11及び柱状体21のうちの少なくとも一方を加熱することにより合金化してもよい。バンプ11と柱状体21とを合金化させることにより電子部品10を回路基板20に接合する。このため、図2に示すように、電子部品10の端子電極10bと、回路基板20の配線20bとは、バンプ11と柱状体21とが合金化してなる合金30により接合され、電気的に接続された状態となる。
【0033】
なお、バンプ11と柱状体21との合金化の際のリフロー温度は、バンプ11と柱状体21との種類により適宜設定することができるが、例えば、合金30がSnAg合金の場合は、約245℃以下とすることができる。
【0034】
本実施形態において、合金30は、例えば、Snと、Ag及びCuのうちの少なくとも一方とからなる合金により形成することができる。すなわち、合金30は、例えば、SnAg合金、SnAgCu合金またはSnCu合金により形成することができる。このような合金においては、Ag、Cuの共晶点における含有量が、Snの含有量に対して非常に低くなる。
【0035】
合金30が、Agを含む場合は、Agの含有量は、例えば、1質量%〜5質量%とすることができる。Agの含有量が1質量%より少ないと、Snのウイスカが発生し、隣接する端子間が短絡する場合がある。一方、Agの含有量が5質量%より多いと、合金の強度が低下する場合がある。
【0036】
合金30が、Cuを含む場合は、Cuの含有量は、例えば、0.5質量%〜2質量%とすることができる。Cuの含有量が0.5質量%より少ないと、Snのウイスカが発生し、隣接する端子間が短絡する場合がある。一方、Cuの含有量が2質量%よりも多いと、合金30が脆くなる場合がある。
【0037】
また、合金30が上記のような、共晶点における含有量が低い成分Ag、Cuを含む合金からなる場合は、柱状体21は、共晶点における含有量が低い成分である、Sn以外の成分Ag,Cuの少なくとも一部を含むようにする。好ましくは、柱状体21は、共晶点における含有量が低い成分である、Sn以外の成分Ag,Cuの50質量%以上を含むようにする。より好ましくは、柱状体21は、共晶点における含有量が低い成分である、Sn以外の成分Ag,Cuの実質的に全部を含むようにする。
【0038】
以上説明したように、本実施形態では、柱状体21をインクジェット法により、導電性ペーストを、少量ずつ、複数回に分けて塗布することにより形成する。よって、柱状体21の組成を高精度に制御することができる。従って、柱状体21とバンプ11との合金化により形成される合金30の組成を高精度に制御することができる。よって、例えば、共晶点における含有量が、例えば、10質量%以下、さらには5質量%以下と低い成分を有する合金30を形成する場合であっても、高い信頼性で電子部品10の接合を行うことができる。
【0039】
従って、例えば、Snと、Ag及びCuのうちの少なくとも一方とからなる、融点の低い合金を電子部品10の接合に使用し得るため、電子部品10の接合時における電子部品10の損傷を効果的に抑制することができる。
【0040】
また、本実施形態では、柱状体21を形成するため、電子部品10の表面や、回路基板20の表面に凹凸が形成されている場合であっても、電子部品10を高い確実性で接合することができる。具体的には、凸部に形成されている柱状体21とバンプ11とが接触すると、その接触部分から合金化が進行するにつれて、電子部品10が回路基板20側に変位する。これにより、凹部に形成されている柱状体21とバンプ11とも接触し、合金化が進行する。従って、凹部に形成されている柱状体21が存在したとしても、その柱状体21もバンプ11と高い確実性で電気的に接続することができる。
【0041】
なお、SnAg合金は、Agが3.5質量%で共晶点を持ち、共晶点は221℃である。合金30が、SnAg合金からなる場合は、バンプ11をSnAg合金またはSnにより形成し、柱状体21をAgにより形成することが好ましい。バンプ11をSnAg合金により形成し、柱状体21をAgにより形成する場合は、バンプ11におけるAgの含有量を、2質量%以下とすることが好ましい。合金30が、SnAg合金からなる場合、合金30におけるAgの含有量は、1質量%〜5質量%であることが好ましい。
【0042】
SnAgCu合金では、Agが3.0質量%かつCuが0.5質量%における共晶点が217−219℃である。合金30が、SnAgCu合金からなる場合は、バンプ11をSn、SnAg合金、SnAgCu合金またはSnCu合金により形成し、柱状体21をAg、CuまたはAgCu合金により形成することが好ましい。合金30に含まれるAg及びCuのうちの50質量%以上が柱状体21に含まれるようにすることがより好ましく、合金30に含まれるAg及びCuの実質的に全部が柱状体21に含まれるようにすることがより好ましい。
【0043】
SnCu合金は、Cuが0.7質量%で共晶点をもち、共晶点は、227℃である。合金30が、SnCu合金からなる場合は、バンプ11をSnCu合金またはSnにより形成し、柱状体21をCuにより形成することが好ましい。合金30に含まれるCuのうちの50質量%以上が柱状体21に含まれるようにすることが好ましく、合金30に含まれるCuの実質的に全部が柱状体21に含まれるようにすることがより好ましい。合金30が、SnCu合金からなる場合は、合金30におけるCuの含有量は、0.5質量%〜2質量%であることが好ましい。
【0044】
(実施例1)
Cuの含有率が0.7質量%のSnCuからなり、直径が200umのバンプをICの上に形成した。また、インクジェット印刷機を用いて、基板に平均粒子径が5nmのAg粒子を60質量%含むAgナノペーストを、直径が50μmで、高さが100μmの円柱状に形成し、230℃で60分間乾燥させた。
【0045】
次に、マウンタを用いて上記ICを上記基板上に実装し、その後、最高温度が260℃となるようにリフローを行った。
【0046】
その結果、バンプと円柱状のペースト成形体が合金化できていることを、断面SEM観察で確認した。その合金を分析した結果、下記の表1に示す通りであり、想定した組成になっていることを確認した。
【0047】
【表1】

【符号の説明】
【0048】
10…電子部品
10a…電子部品本体
10b…端子電極
11…バンプ
20…回路基板
20a…回路基板本体
20b…配線
21…柱状体
30…合金




【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子部品を回路基板にフリップチップ接合する方法であって、
前記電子部品及び前記回路基板のうちの一方に金属または合金からなるバンプを形成する工程と、
前記電子部品及び前記回路基板のうちの他方に、インクジェット法により金属または合金からなる柱状体を形成する工程と、
前記柱状体と前記バンプとを合金化させることにより前記電子部品を前記回路基板に接合する工程とを備える、電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項2】
前記柱状体と前記バンプとの合金化により形成される合金は、Snと、Ag及びCuのうちの少なくとも一方とからなる合金である、請求項1に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項3】
前記柱状体と前記バンプとの合金化により形成される合金は、1質量%〜5質量%のAg及び0.5質量%〜2質量%のCuのうちの少なくとも一方を含む、請求項2に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項4】
前記柱状体は、前記柱状体と前記バンプとの合金化により形成される合金に含まれているSn以外の成分の少なくとも一部を含む、請求項2または3に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項5】
前記柱状体は、前記柱状体と前記バンプとの合金化により形成される合金に含まれているSn以外の成分の50質量%以上を含む、請求項4に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項6】
前記バンプと前記柱状体との接合方向から視たときに、前記柱状体は、前記バンプよりも小さい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。
【請求項7】
前記電子部品は、半導体チップである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子部品のフリップチップ接合方法。

【図1】
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【図2】
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