説明

頭皮用化粧料組成物

【課題】 頭皮へ塗布する際の操作性が良好で、頭皮のべたつきを抑えることができ、かつ毛髪に付着しても、そのごわつきを抑制し得る頭皮用化粧料組成物を提供する。
【解決手段】 カルボキシビニルポリマー、ヒアルロン酸またはその誘導体、および低級アルコールが配合されており、25℃での粘度が200〜1000mPa・sであることを特徴とする頭皮用化粧料組成物により、上記課題を解決する。本発明の頭皮用化粧料組成物には、植物抽出物や非イオン性界面活性剤が配合されていることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭皮へ塗布する際の操作性が良好で、頭皮のべたつきを抑えることができ、かつ毛髪に付着しても、そのごわつきを抑制し得る頭皮用化粧料組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、頭皮の状態を改善するために、各種の有効成分を配合した頭皮用化粧料が種々開発されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
頭皮用化粧料では、各構成成分を溶解または分散させる溶媒として水が使用されることが一般的であるが、水のみを溶媒とする頭皮用化粧料では、頭皮への塗布した後の乾燥にかなりの時間を要する。そのため、例えばエタノールなどの低級アルコールを配合して、頭皮用化粧料の頭皮への塗布後の乾燥時間を短くすることも行われている。
【0004】
ところが、低級アルコールの配合量を多くすると、頭皮用化粧料の表面張力が低くなるため、頭皮に塗布した際に垂れ流れてしまうなどして、頭皮用化粧料を所望の部位に良好に塗布することが困難となる。
【0005】
そこで、低級アルコールを用いる頭皮用化粧料には、粘度を高めるための増粘剤を使用することがある。しかしながら、低級アルコールとともに増粘剤も配合した頭皮用化粧料を頭皮に塗布すると、頭皮がべたつきやすい。また、頭皮用化粧料を頭皮に塗布する際には、毛髪の根元付近への付着を回避し難いが、低級アルコールの配合量の多い頭皮用化粧料が毛髪に付着すると、その毛髪がごわつくといった問題もある。
【0006】
例えば、特許文献2には、エタノールの配合量を高めた頭髪化粧料において、特定構造のポリエーテル変性シリコーンを更に配合することで、毛髪のさらさら感を高める技術が提案されている。しかしながら、特許文献2に記載の化粧料は頭髪用のものであって、頭皮用化粧料としては、適切な組成を有しているとはいえない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−53784号公報
【特許文献2】特開2007−63248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、頭皮へ塗布する際の操作性が良好で、頭皮のべたつきを抑えることができ、かつ毛髪に付着しても、そのごわつきを抑制し得る頭皮用化粧料組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成し得た本発明の頭皮用化粧料組成物は、カルボキシビニルポリマー、ヒアルロン酸またはその誘導体、および低級アルコールが配合されており、25℃での粘度が200〜1000mPa・sであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、頭皮へ塗布する際の操作性が良好で、頭皮のべたつきを抑えることができ、かつ毛髪に付着しても、そのごわつきを抑制し得る頭皮用化粧料組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の頭皮用化粧料組成物は、頭皮に塗布後の乾燥時間を短くするために低級アルコールを配合しているが、これにより、頭皮用化粧料組成物の粘度が低くなって操作性が低下したり、頭皮用化粧料組成物の付着した毛髪がごわつくようになったりする虞がある。
【0012】
そこで、本発明の頭皮用化粧料組成物では、カルボキシビニルポリマーとヒアルロン酸またはその誘導体とを組み合わせて配合することにした。これらを組み合わせて配合することで、頭皮用化粧料組成物の粘度の調整が容易となり、頭皮に塗布した際の垂れ落ちを抑え、かつ塗布時に頭皮表面で伸びやすいといった良好な操作性を確保し、更に、頭皮のべたつきの抑制、および毛髪のごわつきの抑制も可能となる。
【0013】
頭皮用化粧料組成物におけるカルボキシビニルポリマーの配合量は、ヒアルロン酸またはその誘導体と組み合わせることで、頭皮用化粧料組成物の粘度を後述する値に調整し、上記の効果を良好に確保する観点から、0.01質量%以上0.3質量%以下であることが好ましい。
【0014】
本発明の頭皮用化粧料組成物に係るヒアルロン酸またはその塩は、カルボキシビニルポリマーと組み合わせることで上記の各効果の確保に寄与する他、頭皮の保湿性向上に寄与する成分である。すなわち、本発明の頭皮用化粧料組成物で処理することで、頭皮のしっとり感を高めることができる。
【0015】
本発明の頭皮用化粧料組成物に使用し得るヒアルロン酸またはその誘導体としては、例えば、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩など)、アセチルヒアルロン酸塩、カチオン化ヒアルロン酸などが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ヒアルロン酸塩がより好ましい。
【0016】
頭皮用化粧料組成物におけるヒアルロン酸またはその誘導体の配合量は、カルボキシビニルポリマーと組み合わせることで、頭皮用化粧料組成物の粘度を後述する値に調整し、上記の効果を良好に確保する観点から、0.01質量%以上0.06質量%以下であることが好ましい。
【0017】
本発明の頭皮用化粧料組成物に使用し得る低級アルコールとしては、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどの炭素数が2〜4のアルコールが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、エタノールがより好ましい。
【0018】
頭皮用化粧料組成物における低級アルコールの配合量は、その使用による効果(頭皮に塗布した後の乾燥時間を短くする効果)を良好に確保する観点から、5質量%以上であることが好ましい。ただし、頭皮用化粧料組成物における低級アルコールの量が多すぎると、頭皮に与える刺激が強くなる虞があることから、その配合量は、50質量%以下であることが好ましい。
【0019】
本発明の頭皮用化粧料組成物には、頭皮の状態を改善するための成分として、例えば、植物抽出物を配合することが好ましい。植物抽出物の具体例としては、例えば、トウキセンカエキス、ビターオレンジ果皮エキス(トウヒエキス)、クララエキス、ショウガ(ショウキョウ)エキス、甘草エキス、アルニカエキス、イチョウエキス、イラクサエキス、ウイキョウエキス、オウゴンエキス、オドギリソウエキス、カモミラエキス、カロットエキス、クロレラエキス、クワエキス、ポップエキス、ゲンチアナエキス、セージエキス、センブリエキス、ニンジンエキス、ヨモギエキス、ブッチャーブルームエキス、ローマカミツレエキス、アセンヤクエキス、チャ葉エキス、チョウジエキス、ハマメリスエキス、ホホバ葉エキス、ユーカリ葉エキス、ワレモコウエキス、メリッサエキス、カイソウエキス、トウキエキス、シソエキス、トウニンエキス、ダイズエキス、ビワ葉エキス、ボタンエキス、タイムエキス、コメエキスなどが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0020】
頭皮用化粧料組成物における植物抽出物の配合量(抽出溶媒などを除く純分での配合量。以下、同じ。)は、その使用による効果を良好に確保する観点から、0.0001質量%以上であることが好ましく、0.0003質量%以上であることがより好ましい。ただし、頭皮用化粧料組成物中の植物抽出物の量が多すぎると、植物抽出物由来の特異臭が強くなる虞があることから、頭皮用化粧料組成物における植物抽出物の配合量は、0.2質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以下であることがより好ましい。
【0021】
また、本発明の頭皮用化粧料組成物には、非イオン性界面活性剤を配合することが好ましく、これにより、塗布後の頭皮を、よりしっとりとした感触にすることができるようになる。
【0022】
非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンステロール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、レシチンなどが挙げられる。なお、上記の各非イオン性界面活性剤におけるエチレンオキサイドの平均付加モル数は2〜50モルであることが好ましい。また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテルなどが挙げられる。更に、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、およびプロピレングリコール脂肪酸エステルにおける脂肪酸としては、例えば、ウンデシレン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、リノール酸などが挙げられる。非イオン性界面活性剤は、上記例示のもののうち、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、塗布後の頭皮の状態の改善効果がより良好である点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が特に好ましい。
【0023】
頭皮用化粧料組成物における非イオン性界面活性剤の配合量は、その使用による効果を良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましい。ただし、頭皮用化粧料組成物中の非イオン性界面活性剤の量が多すぎると、毛髪や頭皮にべたつきを生じやすい傾向があることから、頭皮用化粧料組成物における非イオン性界面活性剤の配合量は、5質量%以下であることが好ましく、3質量%以下であることがより好ましい。
【0024】
本発明の頭皮用化粧料組成物は、低級アルコールとともに水を溶媒とする。頭皮用化粧料組成物が低級アルコールと水とを溶媒とする場合、これらの溶媒の合計配合量は、例えば、80〜90質量%であることが好ましい。
【0025】
本発明の頭皮用化粧料組成物には、上記の各成分以外にも、必要に応じて公知の化粧料に配合されている各種成分を、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。このような成分としては、例えば、多価アルコール、アミノ酸またはその誘導体、核酸またはその誘導体、糖類、植物油、ビタミン類、pH調整剤、防腐剤、香料などが挙げられる。
【0026】
頭皮用化粧料組成物は、通常、pHを酸性域(7以下)に調整する。そこで、頭皮用化粧料組成物では、必要に応じてpH調整剤を使用することが好ましく、その具体例としては、例えば、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸などの酸;アンモニア、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、アルギニン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどのアルカリ剤;が挙げられる。
【0027】
本発明の頭皮用化粧料組成物は、頭皮に塗布した際の垂れ落ちを防止し、所望の箇所へ良好に塗布し得るようにして、その操作性を高める観点から、25℃における粘度が、200mPa・s以上であり、400mPa・s以上であることが好ましい。また、本発明の頭皮用化粧料組成物は、塗布した際に頭皮の表面で良好に伸びるようにして、その操作性を高める観点から、25℃における粘度が、1000mPa・s以下であり、800mPa・s以下であることが好ましい。本発明の頭皮用化粧料組成物の粘度は、上記の各成分の配合量を調整することで調節することができる。
【0028】
本明細書における頭皮用化粧料組成物の粘度は、B型粘度計を用い、1号ローターまたは2号ローターを使用して、100mlのスクリュー管に充填した頭皮用化粧料組成物について、液温度25℃、測定時間60秒、回転数12rpmの条件で測定して求められる値である。
【0029】
本発明の頭皮用化粧料組成物の剤型については特に制限はないが、ローション状、ゲル状などとすることが通常である。
【0030】
本発明の頭皮用化粧料組成物を使用する際には、例えば、適量の頭皮用化粧料組成物を頭皮に垂らし、手などで伸ばして塗布すればよい。また、頭皮用化粧料組成物を塗布した頭皮をマッサージすることが好ましく、これにより、頭皮の状態を改善する効果が、より良好に奏される。
【実施例】
【0031】
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は、本発明を制限するものではない。なお、以下の表1および表2では、頭皮用化粧料組成物全体で100%となるように各成分の配合量を%で示すが、その%はいずれも質量%であり、また、表1および表2中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
【0032】
実施例1〜5および比較例1〜5
実施例1〜5および比較例1〜5の頭皮用化粧料組成物を、表1および表2に示す組成で調製した。
【0033】
実施例1〜5および比較例1〜5の頭皮用化粧料組成物のそれぞれ(各1ml)を、専門の評価者7名のそれぞれが頭皮に塗布し、頭皮への塗布のしやすさ、頭皮のべたつきのなさ、および毛髪のごわつきのなさについて、より評価が良好な場合に高得点となるように1点から5点の5段階で点数付けを行った。そして、全評価者の点数を合計(35点満点)して、各頭皮用化粧料組成物の評価とした。なお、頭皮用化粧料組成物の頭皮への塗布のしやすさについては、頭皮に塗布した際の垂れ落ちの有無と、頭皮表面での伸びのよさの両方について評価し、これらの両方が良好である場合に、より高い点数を付けた。これらの結果を、各頭皮用化粧料組成物の粘度と併せて表1および表2に併記する。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

【0036】
表1および表2の「カルボキシビニルポリマー水溶液」、「ヒアルロン酸ナトリウムA水溶液」、「ヒアルロン酸ナトリウムB水溶液」、「ヒドロキシエチルセルロース水溶液」および「プルラン水溶液」における括弧内に百分率で表した数値は、それぞれ、これらの質量基準の濃度を意味している。また、表1および表2における「ヒアルロン酸ナトリウムA」は分子量が約200万のものであり、「ヒアルロン酸ナトリウムB」は分子量が約150万のものである。
【0037】
更に、表1および表2における「ビターオレンジ果皮エキス」は、ビターオレンジ果皮エキスを3.36質量%含み、残余が水およびエタノールである組成物であり、表1および表2では、その組成物としての配合量を示している。また、表1および表2における「クララエキス」は、クララエキスを1質量%含み、残余が1,3−ブチレングリコールおよび水である組成物であり、表1および表2では、その組成物としての配合量を示している。更に、表1および表2における「トウキンセンカエキス」は、トウキンセンカエキスを1質量%含み、残余が1,3−ブチレングリコールである組成物であり、表1および表2では、その組成物としての配合量を示している。
【0038】
また、表1および表2の「POE(40)硬化ヒマシ油」における「POE」はポリオキシエチレンの略であり、その後の括弧内の数値はエチレンオキサイドの平均付加モル数である。更に、表1および表2において、「2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールの欄の「適量」とは、頭皮用化粧料組成物のpHが6となる量で使用したことを意味している。また、表1および表2において、精製水の欄の「計100とする」とは、頭皮用化粧料組成物を構成する精製水以外の各成分の合計量に、精製水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。
【0039】
更に、表2の比較例4における「粘度」の欄の「−」は、頭皮用化粧料組成物の粘度が低すぎて、粘度が測定できなかったことを意味している。
【0040】
表3に示す通り、実施例1〜5の頭皮用化粧料組成物は、頭皮に塗布した際に垂れ落ちにくく、頭皮表面での伸びもよく、頭皮へ塗布しやすく操作性が良好で、また、頭皮のべたつき、および毛髪のごわつきが抑えられている。また、非イオン性界面活性剤を配合した実施例5の頭皮用化粧料組成物を塗布した頭皮は、実施例1〜4の頭皮用化粧料組成物を塗布した場合に比べて、しっとり感がより良好であった。
【0041】
これに対し、ヒアルロン酸またはその誘導体を配合していない比較例1の頭皮用化粧料組成物は、塗布後の毛髪のごわつきを十分に抑制できていない。また、カルボキシビニルポリマーを配合していない比較例2の頭皮用化粧料組成物は、粘度が低く、頭皮に塗布した際に垂れ落ちが生じた。更に、比較例3および比較例4は、カルボキシビニルポリマーおよびヒアルロン酸またはその誘導体に代えて他の増粘剤を用いた例であるが、このうち、ヒドロキシエチルセルロースを用いた比較例3の頭皮用化粧料組成物は、塗布後の頭皮のべたつきおよび毛髪のごわつきが十分に抑制できていない。また、プルランを用いた比較例4の頭皮用化粧料組成物は、粘度が低く、頭皮に塗布した際に垂れ落ちが生じており、塗布後の頭皮のべたつき抑制効果および毛髪のごわつきの抑制効果も劣っている。更に、比較例5の頭皮用化粧料組成物は、粘度が高すぎる例であるが、塗布した際の頭皮表面での伸びが悪く、操作性が劣っており、塗布後の頭皮のべたつき抑制効果および毛髪のごわつきの抑制効果も劣っている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カルボキシビニルポリマー、ヒアルロン酸またはその誘導体、および低級アルコールが配合されており、25℃での粘度が200〜1000mPa・sであることを特徴とする頭皮用化粧料組成物。
【請求項2】
低級アルコールの配合量が5〜50質量%である請求項1に記載の頭皮用化粧料組成物。
【請求項3】
カルボキシビニルポリマーの配合量が、0.01〜0.3質量%である請求項1または2に記載の頭皮用化粧料組成物。
【請求項4】
ヒアルロン酸またはその誘導体の配合量が、0.01〜0.06質量%である請求項1〜3のいずれかに記載の頭皮用化粧料組成物。
【請求項5】
植物抽出物が更に配合されている請求項1〜4のいずれかに記載の頭皮用化粧料組成物。
【請求項6】
非イオン性界面活性剤が更に配合されている請求項1〜5のいずれかに記載の頭皮用化粧料組成物。

【公開番号】特開2012−240961(P2012−240961A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−112376(P2011−112376)
【出願日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(592255176)株式会社ミルボン (138)
【Fターム(参考)】