説明

高速メディアアクセス制御に関するメモリ管理

【課題】802.11(n)の高いスループット、性能の強固さ及びサービスの質を要求するマルチメディア配信アプリケーションにおいて、高速メディアアクセス制御のためのメモリ管理技術を提供する。
【解決手段】パケットバッファ250は、パケット長614と、シーケンス番号616と、第2のデータ構造を指し示すポインタ612と、を具備する第1のデータ構造を有するパケットを格納する。パケットデータは、1つ以上の第2のデータ構造から成る連結リストに格納する。送信待ち行列及び受信待ち行列は、前記第1のデータ構造の連結リスト又はアレイを用いて形成する。第1及び第2のデータ構造を格納するためのメモリ場所を、各々のデータ構造型に関するフリーな格納場所を示すリスト内において保管する。2つの構成を選択することができる柔軟なメモリアーキテクチャ。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
パケットバッファ内の第1のデータ構造内に、第1のパケットの長さ、前記パケットのシーケンス番号、及び前記パケットバッファ内の第2のデータ構造の第2のパケットバッファ格納場所を格納することと、
前記第1のパケットからのデータを前記格納された第2のパケットバッファ格納場所によって識別された前記第2のデータ構造内に格納すること、とを具備する、方法。
【請求項2】
前記パケットバッファ内の第3のデータ構造内に、第2のパケットの長さ、前記第2のパケットのシーケンス番号、及び前記パケットバッファ内の第4のデータ構造の第4のパケットバッファ格納場所を格納することと、
前記第2のパケットからのデータを前記格納された第4のパケットバッファ格納場所によって識別された前記第4のデータ構造内に格納することと、
前記第3のデータ構造の前記格納場所を前記第1のデータ構造内に格納すること、とを具備する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
複数の第1のデータ構造から成る連結リストを格納することによってパケット待ち行列を形成することであって、各々の第1のデータ構造は、複数のパケットのうちの1つと関連づけられること、をさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第1のデータ構造のアレイを形成することであって、各々の第1のデータ構造は、複数のパケットのうちの1つと関連づけられること、をさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項5】
フリーな第1のデータ構造ポインタリストを形成することであって、前記フリーな第1のデータ構造ポインタリストは、第1のデータ構造と関連づけるための1つ以上の第1のデータ構造ポインタを具備すること、をさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記フリーの第1のデータ構造ポインタリストから第1のデータ構造ポインタを取り出すことと、
前記取り出された第1のデータ構造ポインタを前記フリーな第1のデータ構造ポインタリストから取り除くこと、
前記取り出された第1のデータ構造ポインタによって識別された前記パケットバッファ内の格納場所に前記第1のデータ構造を格納すること、とをさらに具備する請求項5に記載の方法。
【請求項7】
以前に取り除かれた第1のデータ構造ポインタを前記フリーな第1のデータ構造ポインタリストに追加して前記第1のデータ構造を前記パケットバッファから取り除くことをさらに具備する請求項5に記載の方法。
【請求項8】
フリーな第2のデータ構造ポインタリストを形成することであって、前記フリーな第2のデータ構造ポインタリストは、第2のデータ構造と関連づけるための1つ以上のポインタを具備することをさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記フリーな第2のデータ構造ポインタリストから第2のデータ構造ポインタを取り出すことと、
前記取り出された第2のデータ構造ポインタを前記フリーな第2のデータ構造ポインタリストから取り除くこと、
前記取り出された第2のデータ構造ポインタを前記第1のデータ構造の前記第2のパケットバッファ格納場所に格納すること、とをさらに具備する請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記取り出された第2のデータ構造ポインタによって識別された前記パケットバッファ内の格納場所に前記第2のデータ構造を格納することをさらに具備する請求項9に記載の方法。
【請求項11】
以前に取り除かれた第2のデータ構造ポインタを前記フリーな第2のデータ構造ポインタリストに追加して前記第2のデータ構造を前記パケットバッファから取り除くことをさらに具備する請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記パケットバッファ内の前記第2のデータ構造の前記第2のパケットバッファ格納場所は、前記第1のデータ構造の第2のデータ構造ポインタフィールドに格納され、前記パケットバッファから第2のデータ構造を取り出すことであって、前記第2のデータ構造は、前記第1のデータ構造の前記第2のデータ構造ポインタフィールドによって識別されること、をさらに具備する請求項11に記載の方法。
【請求項13】
装置であって、
パケットバッファ内の第1のデータ構造内に、第1のパケットの長さ、前記パケットのシーケンス番号、及び前記パケットバッファ内の第2のデータ構造の第2のパケットバッファ格納場所を格納するための手段と、
前記第1のパケットからのデータを前記格納された第2のパケットバッファ格納場所によって識別された前記第2のデータ構造内に格納するための手段と、を具備する、装置。
【請求項14】
前記パケットバッファ内の第3のデータ構造内に、第2のパケットの長さ、前記第2のパケットのシーケンス番号、及び前記パケットバッファ内の第4のデータ構造の第4のパケットバッファ格納場所を格納するための手段と、
前記第2のパケットからのデータを前記格納された第4のパケットバッファ格納場所によって識別された前記第4のデータ構造内に格納するための手段と、
前記第3のデータ構造の前記格納場所を前記第1のデータ構造内に格納するための手段と、を具備する請求項13に記載の装置。
【請求項15】
複数の第1のデータ構造から成る連結リストを格納することによってパケット待ち行列を形成するための手段であって、各々の第1のデータ構造は、複数のパケットのうちの1つと関連づけられている手段、をさらに具備する請求項13に記載の装置。
【請求項16】
第1のデータ構造のアレイを形成するための手段であって、各々の第1のデータ構造は、複数のパケットのうちの1つと関連づけられる手段、をさらに具備する請求項13に記載の装置。
【請求項17】
装置であって、
複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータを格納するように第1のモードにおいて構成され、
前記複数の通信フローの各々に関するポインタを格納するように第2のモードにおいて構成される第1のメモリであって、各ポインタは、前記各々の通信フローと関連づけられた格納場所を示す第1のメモリと、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するように前記第1のモードにおいて構成され、
前記複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータから成る複数の組を格納するように前記第2のモードにおいて構成される第2のメモリであって、1つ以上のパラメータから成る各々の組は、前記各々の通信フローと関連づけられた前記ポインタによって示される前記格納場所において格納される第2のメモリと、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するために動作可能なように前記第2のモードにおいて構成された、第3のメモリとともに動作可能なメモリインタフェースと、
選択されたモードを前記第1のモード又は前記第2のモードとして選択し、前記選択されたモードに従って前記第1のメモリを構成し、前記選択されたモードに従って前記第2のメモリを構成し、前記選択されたモードに従って前記メモリインタフェースを構成するプロセッサと、を具備する、装置。
【請求項18】
前記第2のメモリは、前記第1のモードにおいて構成されたときには、パケットバッファを具備し、前記パケットバッファは、
パケットと関連づけられた第1のデータ構造と、
前記関連づけられたパケットからのデータを具備する第2のデータ構造と、を具備し、前記第1のデータ構造は、
前記関連づけられたパケットの長さを示す長さフィールドと、
前記関連づけられたパケットの前記シーケンス番号を示すシーケンス番号フィールドと、
前記第2のデータ構造の前記パケットバッファ内における前記格納場所を示すシーケンス番号フィールドと、
前記第2のデータ構造の前記パケットバッファ内における前記格納場所を示す第2のデータ構造ポインタフィールドと、を具備する請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記メモリインタフェースは、前記第2のモードにおいて構成されたときには、パケットバッファ内のパケットを前記第3のメモリに格納するために動作可能であり、
前記メモリインタフェースは、
パケットと関連づけられた第1のデータ構造と、
前記関連づけられたパケットからのデータを具備する第2のデータ構造と、を格納し、
前記第1のデータ構造は、
前記関連づけられたパケットの前記長さを示す長さフィールドと、
前記関連づけられたパケットの前記シーケンス番号を示すシーケンス番号フィールドと、
前記第2のデータ構造の前記パケットバッファ内の前記格納場所を示す第2のデータ構造ポインタフィールドと、を具備する請求項18に記載の装置。
【請求項20】
無線通信デバイスであって、
第1の集積回路であって、
複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータを格納するように第1のモードにおいて構成され、
前記複数の通信フローの各々に関するポインタを格納するように第2のモードにおいて構成された第1のメモリであって、各ポインタは、前記各々の通信フローと関連づけられた格納場所を示す第1のメモリと、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するように前記第1のモードにおいて構成され、
前記複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータから成る複数の組を格納するように前記第2のモードにおいて構成された第2のメモリであって、1つ以上のパラメータから成る各々の組は、前記各々の通信フローと関連づけられた前記ポインタによって示される前記格納場所において格納される第2のメモリと、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するために動作可能なように前記第2のモードにおいて構成された、第3のメモリとともに動作可能なメモリインタフェースと、
選択されたモードを前記第1のモード又は前記第2のモードとして選択し、前記選択されたモードに従って前記第1のメモリを構成し、前記選択されたモードに従って前記第2のメモリを構成し、前記選択されたモードに従って前記メモリインタフェースを構成するプロセッサと、を具備する、第1の集積回路と、
前記第1の集積回路の前記メモリインタフェースと結合され、前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納する第3のメモリを具備する第2の集積回路と、を具備する、無線通信デバイス。
【請求項21】
無線通信デバイスであって、
複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータを格納する第1のメモリと、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納する第2のメモリであって、パケットと関連づけられた第1のデータ構造と、
前記関連づけられたパケットからのデータを具備する第2のデータ構造と、を具備する第2のメモリと、を具備し、
前記第1のデータ構造は、
前記関連づけられたパケットの長さを示す長さフィールドと、
前記関連づけられたパケットのシーケンス番号を示すシーケンス番号フィールドと、
前記第2のデータ構造の前記第2のメモリ内における前記格納場所を示す第2のデータ構造ポインタフィールドと、を具備する、無線通信デバイス。
【請求項22】
前記第1のデータ構造は、第2の第1のデータ構造の前記第2のメモリ内における前記格納場所を示す次の第1のデータポインタフィールドをさらに具備する請求項21に記載の無線通信デバイス。
【請求項23】
複数のパケットから成るパケット待ち行列であって、複数の第1のデータ構造の連結リストによって形成される待ち行列をさらに具備し、各々の第1のデータ構造は、前記複数のパケットのうちの1つと関連づけられ、前記待ち行列の順序は、各々の第1のデータ構造の次の第1のデータポインタフィールドに従って前記連結リスト内の前記複数の第1のデータ構造の各々をリンクすることによって決定される請求項22に記載の無線通信デバイス。
【請求項24】
命令を含むコンピュータによって読み取り可能な媒体であって、前記命令は、
第1又は第2のモードを選択するための命令と、
複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータを格納するように第1のモードにおいて第1のメモリを構成するための命令と、
前記複数の通信フローの各々に関するポインタを格納するように第2のモードにおいて前記第1のメモリを構成するための命令であって、各ポインタは、前記各々の通信フローと関連づけられた格納場所を示す命令と、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するように前記第1のモードにおいて第2のメモリを構成するための命令と、
前記複数の通信フローの各々に関する1つ以上のパラメータから成る複数の組を格納するように前記第2のモードにおいて前記第2のメモリを構成するための命令であって、1つ以上のパラメータから成る各々の組は、前記各々の通信フローと関連づけられた前記ポインタによって示される前記格納場所内に格納される命令と、
前記複数の通信フローの各々に関するパケットを格納するために動作可能であるように前記第2のモードにおいて第3のメモリとともに動作可能なメモリインタフェースを構成するための命令と、を具備する、コンピュータによって読み取り可能な媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【公開番号】特開2012−54932(P2012−54932A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−185940(P2011−185940)
【出願日】平成23年8月29日(2011.8.29)
【分割の表示】特願2009−503318(P2009−503318)の分割
【原出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】