2方向入力1方向出力の伝動輪システム
【課題】 出力軸が逆回転方向に駆動されることによる歯車列のロックを防止する2方向入力1方向出力の伝動輪システムを提供する。
【解決手段】 2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備え、出力軸(3000)が外部動力によって逆回転方向に駆動されたとき、前記連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放する。これにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックすることを防止する。
【解決手段】 2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備え、出力軸(3000)が外部動力によって逆回転方向に駆動されたとき、前記連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放する。これにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックすることを防止する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2方向の回転が入力され1方向へ出力する伝動輪システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、二回転方向へ入力ができ、回転方向を変えずに出力する伝動輪システムが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の二回転方向へ入力ができ回転方向を変えずに出力する伝動輪システムは、出力側が逆方向に駆動されるとき、ロックするという問題が限界となる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明による2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、クラッチ制御による逆回転伝動が可能である。この伝動輪システムは、伝動輪システムの間に、連結または解放可能なクラッチ装置を設置する。外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、2方向入力1方向出力の伝動輪システムを空転させる。これにより、従来の2方向入力1方向出力の伝動輪システムによって生じていた、「外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、システムがロックする」という問題を解消する。
【0005】
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの構造形態は、入力軸と出力軸とを同軸に直列に設ける構造、または入力軸と出力軸とを同軸に嵌合する構造、または入力軸と出力軸とを異なる軸に設ける構造を含む。
【0006】
その主な特徴は、下記の通りである。
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に、下記を含む連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。1)第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に設けられ、第1回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)、及び/または2)第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に同軸に設けられ、第2回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向の連結または解放可能なクラッチ装置(700)。
【0007】
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの伝動装置の間に設置した連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、外部により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放させることにより、2方向入力1方向出力の伝動輪システムがロックすることを防止する。
【0008】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)により、第1回転方向に駆動される入力端及び/または第2回転方向に駆動される入力端の一方を駆動状態とし他方を解除状態とする。
【0009】
2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、同じ機能を有する遊星歯車列、エピサイクリック歯車列、または異なる回転方向の伝動装置を結合することにより構成される。
【0010】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つの動力によって、連結または解放するように駆動される。
【0011】
伝動装置は、歯車、摩擦輪、プーリ及び伝動ベルトのセット、スプロケット及び伝達チェーンのセット、またはリンク装置または流体駆動回転伝動装置によって構成され、回転入力と同方向または異なる方向、回転入力と同じ速度比または異なる速度比の回転出力を得る伝動装置により構成される。
【0012】
正逆転の回転動力源は、人力、機械力、電気モータ、流体圧モータまたは空気圧モータを含み、下記の一種以上の動力源を回転動力源とする。
(1)人力による正方向または逆方向の動力源、または、
(2)機械力による正方向または逆方向の動力源、または、
(3)流体または空気の流力によりモータを駆動することによる正方向または逆方向の動力源。または、
(4)電力モータによる正方向または逆方向の動力源、または、
(5)(1)〜(4)の異なる回転動力源による異なる方向の動力源、
【0013】
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの作用は下記の通りである。
第1回転方向と第2回転方向は逆方向の回転である。
入力端を第1回転方向に駆動するとき、第1伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力する。
入力端を第2回転方向に駆動するとき、第2伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力する。
【0014】
第1伝動歯車列と第2伝動歯車列の間に一方向性伝動装置を設置することにより、第1回転方向により第1伝動歯車列へ入力し、及び第1回転方向へ出力するとき、第2伝動歯車列との干渉を防止する。
第2伝動歯車列と第1伝動歯車列の間に一方向性伝動装置を設置することにより、第2回転方向により第2伝動歯車列へ入力し、及び第1回転方向へ出力するとき、第1伝動歯車列との干渉を防止する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】遊星歯車列により構成される本発明の実施例一の構造模式図を示す。
【図2】遊星歯車列により構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図3】遊星歯車列により構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図4】遊星歯車列により構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図5】遊星歯車列により構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図6】遊星歯車列により構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図7】遊星歯車列により構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図8】遊星歯車列により構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図9】遊星歯車列により構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図10】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図11】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図12】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【図13】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十三の構造模式図を示す。
【図14】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十四の構造模式図を示す。
【図15】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例一の構造模式図を示す。
【図16】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図17】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図18】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図19】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図20】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図21】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図22】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図23】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図24】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図25】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図26】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【図27】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十三の構造模式図を示す。
【図28】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十四の構造模式図を示す。
【図29】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される実施例一の構造模式図を示す。
【図30】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図31】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図32】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図33】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図34】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図35】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図36】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図37】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図38】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図39】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図40】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
下記に数種類の実施例について、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの実施可能性を説明するが、他の同機能の実施例を省略する。
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、各種構造形態の実施例を含む。
A) 図1〜図14は遊星歯車列により構成される。
B) 図15〜図28はエピサイクリック歯車列により構成される。
C) 図29〜図40は異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される。
【0017】
下記に構造例を説明する。
<上記A)に関して>
図1−図14に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、遊星歯車列により構成されることを含む。
図1は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の一を示す。
図1に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0018】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0019】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0020】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0021】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0022】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0023】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0024】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0025】
図2は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の二を示す。
図2に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0026】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0027】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一方を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0028】
入力軸(2000)が太陽歯車(202)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0029】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
【0030】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0031】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、太陽歯車(202)を駆動し、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0032】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0033】
図3は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の三を示す。
図3に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0034】
入力軸(2000)の一端は、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)の回転構造及び一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0035】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0036】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0037】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0038】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0039】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0040】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0041】
図4は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の四を示す。
図4に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0042】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0043】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0044】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、伝動歯車列のボディシェル(500)と太陽歯車(202)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0045】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0046】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0047】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0048】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0049】
図5は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の五を示す。
図5に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0050】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0051】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0052】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と太陽歯車(202)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0053】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0054】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0055】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0056】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0057】
図6は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の六を示す。
図6に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0058】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0059】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0060】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、一方向性伝動装置(301)と連結または解放可能なクラッチ装置(700)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0061】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0062】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0063】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0064】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0065】
図7は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図をの七を示す。
図7に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0066】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0067】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0068】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、一方向性伝動装置(301)の外輪(204)にリング状に設置する環状構造を回転し、一方向性伝動装置(301)は回転出力軸(3000)である。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0069】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0070】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0071】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0072】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0073】
図8は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の八を示す。
図8に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0074】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0075】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0076】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0077】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0078】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0079】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0080】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0081】
図9は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の九を示す。
図9に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0082】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、同軸に嵌合する一方向性伝動装置(302)及び遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0083】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0084】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通し、太陽歯車(202)と一方向性伝動装置(305)との間に、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、一方向性伝動装置(301)と一方向性伝動装置(302)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0085】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0086】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、同軸に嵌合する一方向性伝動装置(302)、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0087】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)及び太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0088】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0089】
図10は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十を示す。
図10に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0090】
入力軸(2000)の一端は、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)の回転構造及び一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0091】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0092】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0093】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0094】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0095】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0096】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0097】
図11は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十一を示す。
図11に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0098】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0099】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0100】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、太陽歯車(202)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0101】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0102】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0103】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0104】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0105】
図12は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十二を示す。
図12に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0106】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0107】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0108】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、太陽歯車(202)と一方向性伝動装置(302)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0109】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0110】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0111】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0112】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0113】
図13は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十三を示す。
図13に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0114】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0115】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0116】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、出力軸(3000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0117】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0118】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0119】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0120】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0121】
図14は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十四を示す。
図14に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0122】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0123】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0124】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、外輪(204)の環状構造体を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0125】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0126】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0127】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0128】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0129】
<上記B)に関して>
図15〜図28に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪装置は、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設けることを含む。
図15は、エピサイクリック歯車群により構成される本発明の実施例の一の構造模式図を示す。
図15に示すように、エピサイクリック歯車群により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0130】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0131】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0132】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0133】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0134】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0135】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0136】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0137】
図16は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の二の構造模式図を示す。
図16に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0138】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0139】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0140】
入力軸(2000)が内傾斜輪(402)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0141】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0142】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0143】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、内傾斜輪(402)を駆動し、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0144】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0145】
図17は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の三の構造模式図を示す。
図17に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0146】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)の一側を貫通して設置され、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側と結合し、入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0147】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0148】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、また入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0149】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0150】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0151】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0152】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0153】
図18は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の四の構造模式図を示す。
図18に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0154】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0155】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0156】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、ボディシェル(500)と内傾斜輪(402)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0157】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0158】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0159】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0160】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0161】
図19は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の五の構造模式図を示す。
図19に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0162】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0163】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0164】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、内傾斜輪(402)と連結または解放可能なクラッチ装置(700)との間に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0165】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0166】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0167】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0168】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0169】
図20は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の六の構造模式図を示す。
図20に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0170】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0171】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0172】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、出力軸(3000)に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0173】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0174】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0175】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0176】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0177】
図21は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の七の構造模式図を示す。
図21に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0178】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0179】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0180】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と外傾斜輪(404)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0181】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0182】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0183】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0184】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0185】
図22は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の八の構造模式図を示す。
図22に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0186】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0187】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0188】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0189】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0190】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0191】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0192】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0193】
図23は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の九の構造模式図を示す。
図23に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0194】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)とエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0195】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0196】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通し、内傾斜輪(402)と一方向性伝動装置(305)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に設置し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を一方向性伝動装置(301)と一方向性伝動装置(302)との間に同軸に設ける。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
一方向性伝動装置(301)を外傾斜輪(404)とエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)との間に設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0197】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0198】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0199】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動してから、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0200】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0201】
図24は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十の構造模式図を示す。
図24に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0202】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を貫通して設置され、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側と結合し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0203】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0204】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、回転し入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0205】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0206】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0207】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0208】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0209】
図25は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十一の構造模式図を示す。
図25に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0210】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0211】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0212】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、伝動歯車列のボディシェル(500)の近くにあるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0213】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0214】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0215】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0216】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0217】
図26は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十二の構造模式図を示す。
図26に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0218】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0219】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0220】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、内傾斜輪(402)と一方向性伝動装置(302)との間に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0221】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0222】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0223】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0224】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0225】
図27は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十三の構造模式図を示す。
図27に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0226】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0227】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0228】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、出力軸(3000)のエピサイクリック歯車列に設置される支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と出力軸(3000)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0229】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0230】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0231】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0232】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0233】
図28は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十四の構造模式図を示す。
図28に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0234】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0235】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0236】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列に設置される支持アームのリングフレーム(400)に結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と外傾斜輪(404)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0237】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0238】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0239】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0240】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0241】
<上記C)に関して>
図29〜図38に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪装置により異なる伝動方向の伝動装置を結合することにより構成されることを含む。
図29は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の一の構造模式図を示す。
図29に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0242】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0243】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0244】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(616)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(616)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(615)を駆動することにより、同じ回転方向の伝動輪群を構成する。
【0245】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0246】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0247】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0248】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(616)を駆動してから、伝動輪(616)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(615)を駆動し、また伝動輪(615)により、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0249】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0250】
図30は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の二の構造模式図を示す。
図30に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0251】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0252】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0253】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(615)に結合する。
伝動輪(615)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0254】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0255】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0256】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0257】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(615)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)及び伝動輪(603)を駆動し、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、また伝動輪(602)により、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0258】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0259】
図31は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の三の構造模式図を示す。
図31に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0260】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0261】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0262】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(606)と伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成され、同じ回転方向の伝動輪群である。
【0263】
伝動輪(605)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0264】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0265】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0266】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(606)を駆動してから、伝動輪(606)により伝動輪(615)を駆動し、更に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0267】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0268】
図32は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の四の構造模式図を示す。
図32に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0269】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0270】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0271】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)と結合する。
伝動輪(606)と伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成され、同じ回転方向の伝動輪群である。伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して、回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は異なる回転方向へ伝動する。
【0272】
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0273】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0274】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0275】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により、伝動輪(606)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0276】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0277】
図33は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の五の構造模式図を示す。
図33に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0278】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0279】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0280】
入力軸(2000)が伝動輪(602)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(616)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(616)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(615)を駆動することにより、同じ回転方向の伝動輪群を構成する。
【0281】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0282】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0283】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0284】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(616)を駆動してから、伝動輪(616)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(615)を駆動し、また伝動輪(615)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0285】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0286】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0287】
図34は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の六の構造模式図を示す。
図34に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0288】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0289】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0290】
入力軸(2000)が伝動輪(615)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(615)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0291】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0292】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0293】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0294】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(615)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、また伝動輪(602)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0295】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0296】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0297】
図35は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の七の構造模式図を示す。
図35に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0298】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0299】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0300】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0301】
伝動輪(606)と回転軸(605)は、伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成される同じ回転方向の伝動輪群である。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0302】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0303】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0304】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(606)を駆動してから、伝動輪(606)により、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(605)を駆動し、また伝動輪(605)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0305】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0306】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0307】
図36は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の八の構造模式図を示す。
図36に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0308】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0309】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0310】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)に結合する。
伝動輪(605)が伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、伝動輪(606)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0311】
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0312】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0313】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(701)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0314】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、及び伝動輪(606)により回転軸(604)を経て、伝動輪(603)を駆動し、かつ伝動輪(603)により伝動輪(602)を駆動し、また回転軸(602)により連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0315】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0316】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0317】
図37は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の九の構造模式図を示す。
図37に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0318】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を貫通する。入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源により入力軸(2000)の一端または両端に入力される。
【0319】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0320】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、伝動輪(606)を経て、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0321】
伝動輪(605)と伝動輪(606)は伝動ベルト(607)を通して、伝動するプーリまたはスプロケットにより構成される同じ回転方向の伝動輪群である。
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0322】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0323】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0324】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0325】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0326】
図38は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十の構造模式図を示す。
図38に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0327】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を貫通する。入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源により入力軸(2000)の一端または両端に入力される。
【0328】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0329】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(615)は伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)と結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0330】
伝動輪(617)が回転軸(618)で回転し、回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動する。
伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0331】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0332】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0333】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0334】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0335】
図39は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十一の構造模式図を示す。
図39に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0336】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、及び連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、別端の入力軸(2000)を同軸に並ぶ。入力軸(2000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源可により入力軸(2000)の一端または兩端入力。
【0337】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0338】
入力軸(2000)が伝動輪(602)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
入力軸(2000)と伝動輪(605)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0339】
伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動する。
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0340】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0341】
上述構造を通して入力軸(2000)を、第1回転方向に駆動し、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、また連結する連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0342】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、また伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0343】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0344】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を通して解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0345】
図40は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十二の構造模式図を示す。
図40に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0346】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、及び連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、別端の入力軸(2000)を同軸に並ぶ。入力軸(2000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源可により入力軸(2000)の一端または両端入力。
【0347】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0348】
入力軸(2000)が伝動輪(615)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
伝動輪(615)は回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0349】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0350】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0351】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結状態である連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動ベルト(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、また伝動輪(616)は、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0352】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、また伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0353】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0354】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【符号の説明】
【0355】
(202):太陽歯車
(203):遊星歯車
(204):外輪
(200):遊星歯車の支持アームのリングフレーム
(201):遊星歯車軸
(301)、(302)、(303)、(305):一方向性伝動装置
(400):エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム
(401):エピサイクリック歯車列の軸
(402):内傾斜輪
(403):エピサイクリック歯車列
(404):外傾斜輪
(500):伝動歯車列のボディシェル
(600):機体
(602)、(603)、(605)、(606)、(615)、(616)、(617):伝動輪
(604):回転軸
(607):伝動ベルト
(618):回転軸
(700)、(701):連結または解放可能なクラッチ装置
(2000):入力軸
(3000):出力軸
【技術分野】
【0001】
本発明は、2方向の回転が入力され1方向へ出力する伝動輪システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、二回転方向へ入力ができ、回転方向を変えずに出力する伝動輪システムが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の二回転方向へ入力ができ回転方向を変えずに出力する伝動輪システムは、出力側が逆方向に駆動されるとき、ロックするという問題が限界となる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明による2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、クラッチ制御による逆回転伝動が可能である。この伝動輪システムは、伝動輪システムの間に、連結または解放可能なクラッチ装置を設置する。外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、2方向入力1方向出力の伝動輪システムを空転させる。これにより、従来の2方向入力1方向出力の伝動輪システムによって生じていた、「外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、システムがロックする」という問題を解消する。
【0005】
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの構造形態は、入力軸と出力軸とを同軸に直列に設ける構造、または入力軸と出力軸とを同軸に嵌合する構造、または入力軸と出力軸とを異なる軸に設ける構造を含む。
【0006】
その主な特徴は、下記の通りである。
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に、下記を含む連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。1)第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に設けられ、第1回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)、及び/または2)第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に同軸に設けられ、第2回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向の連結または解放可能なクラッチ装置(700)。
【0007】
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの伝動装置の間に設置した連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、外部により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放させることにより、2方向入力1方向出力の伝動輪システムがロックすることを防止する。
【0008】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)により、第1回転方向に駆動される入力端及び/または第2回転方向に駆動される入力端の一方を駆動状態とし他方を解除状態とする。
【0009】
2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、同じ機能を有する遊星歯車列、エピサイクリック歯車列、または異なる回転方向の伝動装置を結合することにより構成される。
【0010】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つの動力によって、連結または解放するように駆動される。
【0011】
伝動装置は、歯車、摩擦輪、プーリ及び伝動ベルトのセット、スプロケット及び伝達チェーンのセット、またはリンク装置または流体駆動回転伝動装置によって構成され、回転入力と同方向または異なる方向、回転入力と同じ速度比または異なる速度比の回転出力を得る伝動装置により構成される。
【0012】
正逆転の回転動力源は、人力、機械力、電気モータ、流体圧モータまたは空気圧モータを含み、下記の一種以上の動力源を回転動力源とする。
(1)人力による正方向または逆方向の動力源、または、
(2)機械力による正方向または逆方向の動力源、または、
(3)流体または空気の流力によりモータを駆動することによる正方向または逆方向の動力源。または、
(4)電力モータによる正方向または逆方向の動力源、または、
(5)(1)〜(4)の異なる回転動力源による異なる方向の動力源、
【0013】
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの作用は下記の通りである。
第1回転方向と第2回転方向は逆方向の回転である。
入力端を第1回転方向に駆動するとき、第1伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力する。
入力端を第2回転方向に駆動するとき、第2伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力する。
【0014】
第1伝動歯車列と第2伝動歯車列の間に一方向性伝動装置を設置することにより、第1回転方向により第1伝動歯車列へ入力し、及び第1回転方向へ出力するとき、第2伝動歯車列との干渉を防止する。
第2伝動歯車列と第1伝動歯車列の間に一方向性伝動装置を設置することにより、第2回転方向により第2伝動歯車列へ入力し、及び第1回転方向へ出力するとき、第1伝動歯車列との干渉を防止する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】遊星歯車列により構成される本発明の実施例一の構造模式図を示す。
【図2】遊星歯車列により構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図3】遊星歯車列により構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図4】遊星歯車列により構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図5】遊星歯車列により構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図6】遊星歯車列により構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図7】遊星歯車列により構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図8】遊星歯車列により構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図9】遊星歯車列により構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図10】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図11】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図12】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【図13】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十三の構造模式図を示す。
【図14】遊星歯車列により構成される本発明の実施例十四の構造模式図を示す。
【図15】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例一の構造模式図を示す。
【図16】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図17】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図18】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図19】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図20】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図21】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図22】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図23】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図24】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図25】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図26】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【図27】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十三の構造模式図を示す。
【図28】エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例十四の構造模式図を示す。
【図29】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される実施例一の構造模式図を示す。
【図30】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例二の構造模式図を示す。
【図31】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例三の構造模式図を示す。
【図32】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例四の構造模式図を示す。
【図33】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例五の構造模式図を示す。
【図34】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例六の構造模式図を示す。
【図35】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例七の構造模式図を示す。
【図36】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例八の構造模式図を示す。
【図37】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例九の構造模式図を示す。
【図38】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十の構造模式図を示す。
【図39】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十一の構造模式図を示す。
【図40】異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例十二の構造模式図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
下記に数種類の実施例について、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪システムの実施可能性を説明するが、他の同機能の実施例を省略する。
本発明の2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、各種構造形態の実施例を含む。
A) 図1〜図14は遊星歯車列により構成される。
B) 図15〜図28はエピサイクリック歯車列により構成される。
C) 図29〜図40は異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される。
【0017】
下記に構造例を説明する。
<上記A)に関して>
図1−図14に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪システムは、遊星歯車列により構成されることを含む。
図1は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の一を示す。
図1に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0018】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0019】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0020】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0021】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0022】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0023】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0024】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0025】
図2は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の二を示す。
図2に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0026】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0027】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一方を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0028】
入力軸(2000)が太陽歯車(202)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0029】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
【0030】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0031】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、太陽歯車(202)を駆動し、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0032】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0033】
図3は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の三を示す。
図3に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0034】
入力軸(2000)の一端は、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)の回転構造及び一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0035】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0036】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0037】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0038】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0039】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0040】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0041】
図4は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の四を示す。
図4に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0042】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0043】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0044】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、伝動歯車列のボディシェル(500)と太陽歯車(202)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0045】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0046】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0047】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0048】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0049】
図5は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の五を示す。
図5に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0050】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0051】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0052】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と太陽歯車(202)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0053】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0054】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0055】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0056】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0057】
図6は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の六を示す。
図6に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0058】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0059】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0060】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、一方向性伝動装置(301)と連結または解放可能なクラッチ装置(700)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0061】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0062】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0063】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0064】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0065】
図7は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図をの七を示す。
図7に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0066】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0067】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0068】
入力軸(2000)を太陽歯車(202)に結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、一方向性伝動装置(301)の外輪(204)にリング状に設置する環状構造を回転し、一方向性伝動装置(301)は回転出力軸(3000)である。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0069】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0070】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0071】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を駆動してから、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0072】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0073】
図8は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の八を示す。
図8に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0074】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0075】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0076】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0077】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0078】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0079】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0080】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0081】
図9は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の九を示す。
図9に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0082】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、同軸に嵌合する一方向性伝動装置(302)及び遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0083】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0084】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通し、太陽歯車(202)と一方向性伝動装置(305)との間に、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、一方向性伝動装置(301)と一方向性伝動装置(302)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0085】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0086】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、同軸に嵌合する一方向性伝動装置(302)、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0087】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)及び太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0088】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0089】
図10は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十を示す。
図10に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0090】
入力軸(2000)の一端は、遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)の回転構造及び一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0091】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0092】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)は、入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0093】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0094】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0095】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0096】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0097】
図11は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十一を示す。
図11に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0098】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0099】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0100】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、太陽歯車(202)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0101】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0102】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0103】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0104】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0105】
図12は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十二を示す。
図12に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0106】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0107】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0108】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、太陽歯車(202)と一方向性伝動装置(302)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0109】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0110】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0111】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0112】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0113】
図13は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十三を示す。
図13に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0114】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0115】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0116】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、出力軸(3000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0117】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0118】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0119】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0120】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0121】
図14は、遊星歯車列により構成される本発明の実施例の構造模式図の十四を示す。
図14に示すように、遊星歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0122】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0123】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0124】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合する。
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置する。遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)に結合し、また遊星歯車の支持アームのリングフレーム(200)を経て、一方向性伝動装置(303)は、外輪(204)の環状構造体を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0125】
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0126】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)の出力軸を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0127】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0128】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0129】
<上記B)に関して>
図15〜図28に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪装置は、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設けることを含む。
図15は、エピサイクリック歯車群により構成される本発明の実施例の一の構造模式図を示す。
図15に示すように、エピサイクリック歯車群により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0130】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0131】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0132】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0133】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0134】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0135】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0136】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0137】
図16は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の二の構造模式図を示す。
図16に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0138】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0139】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0140】
入力軸(2000)が内傾斜輪(402)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0141】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0142】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0143】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、内傾斜輪(402)を駆動し、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0144】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0145】
図17は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の三の構造模式図を示す。
図17に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0146】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)の一側を貫通して設置され、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側と結合し、入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0147】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0148】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、また入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0149】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0150】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0151】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0152】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0153】
図18は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の四の構造模式図を示す。
図18に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0154】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0155】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0156】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、ボディシェル(500)と内傾斜輪(402)との間の入力軸(2000)を回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0157】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0158】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0159】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0160】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0161】
図19は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の五の構造模式図を示す。
図19に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0162】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0163】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0164】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、内傾斜輪(402)と連結または解放可能なクラッチ装置(700)との間に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0165】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0166】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0167】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0168】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0169】
図20は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の六の構造模式図を示す。
図20に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0170】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0171】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0172】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、出力軸(3000)に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0173】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0174】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0175】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0176】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0177】
図21は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の七の構造模式図を示す。
図21に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0178】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)と出力軸(3000)を経て同軸に設け、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0179】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0180】
入力軸(2000)を内傾斜輪(402)に結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と外傾斜輪(404)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)を経て、一方向性伝動装置(301)に出力軸(3000)をリング状に設置する。
【0181】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0182】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0183】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0184】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0185】
図22は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の八の構造模式図を示す。
図22に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0186】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0187】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0188】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0189】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0190】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0191】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0192】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0193】
図23は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の九の構造模式図を示す。
図23に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0194】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)とエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0195】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0196】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通し、内傾斜輪(402)と一方向性伝動装置(305)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に設置し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を一方向性伝動装置(301)と一方向性伝動装置(302)との間に同軸に設ける。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
一方向性伝動装置(301)を外傾斜輪(404)とエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)との間に設置する。
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0197】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0198】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0199】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動してから、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0200】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0201】
図24は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十の構造模式図を示す。
図24に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0202】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を貫通して設置され、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、一方向性伝動装置(303)を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側と結合し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0203】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0204】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)は、回転し入力軸(2000)と一方向性伝動装置(303)との間で回転する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0205】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0206】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0207】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0208】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0209】
図25は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十一の構造模式図を示す。
図25に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0210】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0211】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0212】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、伝動歯車列のボディシェル(500)の近くにあるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0213】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0214】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0215】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0216】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0217】
図26は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十二の構造模式図を示す。
図26に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0218】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0219】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0220】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、内傾斜輪(402)と一方向性伝動装置(302)との間に設置されるエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と入力軸(2000)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0221】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0222】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0223】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0224】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0225】
図27は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十三の構造模式図を示す。
図27に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0226】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0227】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0228】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)は、出力軸(3000)のエピサイクリック歯車列に設置される支持アームのリングフレーム(400)と結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と出力軸(3000)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0229】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0230】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0231】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0232】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0233】
図28は、エピサイクリック歯車列により構成される本発明の実施例の十四の構造模式図を示す。
図28に示すように、エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0234】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0235】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0236】
入力軸(2000)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合する。
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置する。エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転する。エピサイクリック歯車列の軸(401)をエピサイクリック歯車列に設置される支持アームのリングフレーム(400)に結合する。エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)と外傾斜輪(404)との間に、一方向性伝動装置(303)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
外傾斜輪(404)は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)にリング状に設置する。
【0237】
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は歯車または摩擦輪により構成されることができる。
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であることができる。
【0238】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0239】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を経て、さらに一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0240】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0241】
<上記C)に関して>
図29〜図38に示すように、本項の2方向入力1方向出力の伝動輪装置により異なる伝動方向の伝動装置を結合することにより構成されることを含む。
図29は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の一の構造模式図を示す。
図29に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0242】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0243】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0244】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(616)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(616)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(615)を駆動することにより、同じ回転方向の伝動輪群を構成する。
【0245】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0246】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0247】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0248】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(616)を駆動してから、伝動輪(616)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(615)を駆動し、また伝動輪(615)により、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0249】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0250】
図30は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の二の構造模式図を示す。
図30に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0251】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0252】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0253】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(615)に結合する。
伝動輪(615)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0254】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0255】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0256】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0257】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(615)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)及び伝動輪(603)を駆動し、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、また伝動輪(602)により、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0258】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0259】
図31は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の三の構造模式図を示す。
図31に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0260】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0261】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0262】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(606)と伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成され、同じ回転方向の伝動輪群である。
【0263】
伝動輪(605)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0264】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0265】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0266】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(606)を駆動してから、伝動輪(606)により伝動輪(615)を駆動し、更に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0267】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0268】
図32は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の四の構造模式図を示す。
図32に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0269】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通する。出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0270】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0271】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)と結合する。
伝動輪(606)と伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成され、同じ回転方向の伝動輪群である。伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して、回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は異なる回転方向へ伝動する。
【0272】
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0273】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0274】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0275】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により、伝動輪(606)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0276】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0277】
図33は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の五の構造模式図を示す。
図33に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0278】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0279】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0280】
入力軸(2000)が伝動輪(602)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(616)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
伝動輪(616)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(615)を駆動することにより、同じ回転方向の伝動輪群を構成する。
【0281】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0282】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0283】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0284】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(616)を駆動してから、伝動輪(616)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(615)を駆動し、また伝動輪(615)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0285】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0286】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0287】
図34は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の六の構造模式図を示す。
図34に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0288】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0289】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0290】
入力軸(2000)が伝動輪(615)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(615)が回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0291】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0292】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0293】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0294】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(615)により、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により、伝動輪(602)を駆動し、また伝動輪(602)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0295】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0296】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0297】
図35は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の七の構造模式図を示す。
図35に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0298】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0299】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0300】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)が異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)と伝動輪(606)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0301】
伝動輪(606)と回転軸(605)は、伝動ベルト(607)を通して伝動するプーリまたはスプロケットにより構成される同じ回転方向の伝動輪群である。
伝動輪(615)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0302】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0303】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0304】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により、伝動輪(603)及び伝動輪(606)を駆動してから、伝動輪(606)により、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(605)を駆動し、また伝動輪(605)により、連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0305】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0306】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0307】
図36は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の八の構造模式図を示す。
図36に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に嵌合する。その主な構成は下記を含む。
【0308】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0309】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0310】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)に結合する。
伝動輪(605)が伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、伝動輪(606)と伝動輪(603)が共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0311】
伝動輪(603)と伝動輪(602)は、回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0312】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0313】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(701)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0314】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(701)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、及び伝動輪(606)により回転軸(604)を経て、伝動輪(603)を駆動し、かつ伝動輪(603)により伝動輪(602)を駆動し、また回転軸(602)により連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0315】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び/或いは連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0316】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
【0317】
図37は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の九の構造模式図を示す。
図37に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0318】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を貫通する。入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源により入力軸(2000)の一端または両端に入力される。
【0319】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0320】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、伝動輪(606)を経て、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0321】
伝動輪(605)と伝動輪(606)は伝動ベルト(607)を通して、伝動するプーリまたはスプロケットにより構成される同じ回転方向の伝動輪群である。
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0322】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成されることができる。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0323】
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0324】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0325】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0326】
図38は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十の構造模式図を示す。
図38に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0327】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を貫通する。入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源により入力軸(2000)の一端または両端に入力される。
【0328】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0329】
入力軸(2000)が一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)に結合する。
伝動輪(615)は伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)は連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)と結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0330】
伝動輪(617)が回転軸(618)で回転し、回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動する。
伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0331】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0332】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動輪(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0333】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0334】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0335】
図39は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十一の構造模式図を示す。
図39に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を異なる軸線に設置する。その主な構成は下記を含む。
【0336】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、及び連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、別端の入力軸(2000)を同軸に並ぶ。入力軸(2000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源可により入力軸(2000)の一端または兩端入力。
【0337】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0338】
入力軸(2000)が伝動輪(602)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(305)を設置する。
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
入力軸(2000)と伝動輪(605)との間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
【0339】
伝動輪(605)は伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動する。
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0340】
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトを配置したプーリ、またはスプロケットチェーンを配置したスプロケットにより構成されることを含む。
【0341】
上述構造を通して入力軸(2000)を、第1回転方向に駆動し、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、また連結する連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0342】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、また伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0343】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0344】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を通して解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【0345】
図40は、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成される本発明の実施例の十二の構造模式図を示す。
図40に示すように、異なる駆動回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、かつ入力軸及び出力軸を同軸に設け、その主な構成は下記を含む。
【0346】
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置し、及び連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、別端の入力軸(2000)を同軸に並ぶ。入力軸(2000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。回転動力源可により入力軸(2000)の一端または両端入力。
【0347】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)、(701)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力を通して、連結または解放する装置を駆動する。
伝動歯車列のボディシェル(500)は、2方向入力1方向出力の伝動輪装置を構成する部品を設置する。
機体(600)は、相対的に静止している構造体である。
【0348】
入力軸(2000)が伝動輪(615)を貫通し、二者の間に一方向性伝動装置(301)を設置する。
伝動輪(615)は回転軸(618)の伝動輪(617)の回転を経て、伝動輪(616)を駆動し、伝動輪(616)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(701)を設置し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置する。
【0349】
回転軸(618)を伝動歯車列のボディシェル(500)に結合する。
伝動輪(603)と伝動輪(602)は回転方向が異なる伝動輪群である。
伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合する。
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置する。
【0350】
伝動輪(602)、(603)、(615)、(616)、(617)は、歯車または摩擦輪により構成される。
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であることができる。
同じ回転方向の伝動輪群は、アイドルホイルの歯車ユニットまたは内歯車ユニットにより構成されることを含む。
【0351】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、連結状態である連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(615)を駆動し、伝動ベルト(617)を経て、伝動輪(616)を駆動し、また伝動輪(616)は、連結する連結または解放可能なクラッチ装置(701)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成する。
【0352】
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、また伝動輪(603)により出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成する。
【0353】
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止する。
【0354】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)及び連結または解放可能なクラッチ装置(701)を解放したとき、入力軸(2000)と出力軸(3000)との間の伝動関係は離脱状態である。
出力軸(3000)の一端または両端により出力することができる。
【符号の説明】
【0355】
(202):太陽歯車
(203):遊星歯車
(204):外輪
(200):遊星歯車の支持アームのリングフレーム
(201):遊星歯車軸
(301)、(302)、(303)、(305):一方向性伝動装置
(400):エピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム
(401):エピサイクリック歯車列の軸
(402):内傾斜輪
(403):エピサイクリック歯車列
(404):外傾斜輪
(500):伝動歯車列のボディシェル
(600):機体
(602)、(603)、(605)、(606)、(615)、(616)、(617):伝動輪
(604):回転軸
(607):伝動ベルト
(618):回転軸
(700)、(701):連結または解放可能なクラッチ装置
(2000):入力軸
(3000):出力軸
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クラッチ制御により逆回転伝動可能な2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムの間に、連結または解放可能なクラッチ装置を備え、出力軸が外部動力によって逆回転方向に駆動されたとき、当該連結または解放可能なクラッチ装置を解放することにより、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを空転させ、
入力軸と出力軸とが同軸に直列に設けられ、又は同軸に嵌合され、又は異なる軸に設けられる構造形態を含み、
構成の特徴は、
当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムの入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に、1)第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に設けられ、第1回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)、及び/または、2)第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に同軸に設けられ、第2回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向の連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの伝動装置の間に設置した連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放させることにより、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムがロックすることを防止し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)によって、第1回転方向に駆動される入力端または第2回転方向に駆動される入力端の一方を駆動状態とし他方を解除状態とし、
同じ機能を有する遊星歯車列、エピサイクリック歯車列、または異なる回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つの動力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動装置は、歯車、摩擦輪、プーリ及び伝動ベルトのセット、スプロケット及び伝達チェーンのセット、またはリンク装置または流体駆動回転伝動装置によって構成され、回転入力と同方向または異なる方向、同じ速度比または異なる速度比で回転出力し、
正逆転の回転動力源は、人力、機械力、電気モータ、流体圧モータまたは空気圧モータを含み、
(1)人力による正方向または逆方向の動力源、または、
(2)機械力による正方向または逆方向の動力源、または、
(3)流体または空気の流力によりモータを駆動することによる正方向または逆方向の駆動力源、または、
(4)電力モータによる正方向または逆方向の動力源、または、
(5)(1)〜(4)の回転動力源による異なる方向の動力源、
のうち一種以上の動力源を回転動力源とし、
作用は、
第1回転方向と第2回転方向は逆方向の回転であり、
入力端を第1回転方向に駆動するとき、第1伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力し、
入力端を第2回転方向に駆動するとき、第2伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力し、
第1伝動歯車列と第2伝動歯車列との間に一方向性伝動装置を設置することにより、第1伝動歯車列が第1回転方向の入力を第1回転方向へ出力するとき、第2伝動歯車列との干渉を避け、
第2伝動歯車列と第1伝動歯車列との間に一方向性伝動装置を設置することにより、第2伝動歯車列が第2回転方向の入力を第1回転方向へ出力するとき、第1伝動歯車列との干渉を避けることを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項2】
第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置間に設けられ、第1方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備えることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項3】
第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置間に同軸に設けられ、第2方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備えることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項4】
入力軸と出力軸とが同軸かつ直列に設けられることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項5】
入力軸と出力軸とが同軸に嵌合することを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項6】
入力軸と出力軸とが異なる軸に設けられることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項7】
遊星歯車列により構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項8】
エピサイクリック歯車列により構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項9】
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを同軸として結合することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項10】
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを異なる軸として結合することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項11】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つにより連結または解放するように駆動されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項12】
請求項7に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
遊星歯車列により構成され、かつ入力軸と出力軸とが同軸に嵌合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合し、
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置し、遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置し、
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は、歯車または摩擦輪により構成され、
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項13】
請求項8に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸と出力軸とが同軸に嵌合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合し、
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置し、エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転し、エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置し、
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は、歯車または摩擦輪により構成され、
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項14】
請求項9に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを同軸に結合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)と結合し、
伝動輪(606)と伝動輪(605)は、伝動ベルト(607)によって伝動され、同じ回転方向の伝動輪群を構成するプーリまたはスプロケットにより構成され、伝動輪(603)と伝動輪(606)とが共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動輪群のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
伝動輪(603)と伝動輪(602)は異なる回転方向へ伝動し、
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成され、
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトおよびプーリ、またはスプロケットチェーンおよびスプロケットにより構成され、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により伝動輪(606)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により伝動輪(602)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を後退させ逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項15】
請求項10に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを異なる軸に結合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を貫通し、入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、回転動力源は、入力軸(2000)の一端または両端を通して供給され、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合し、
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、伝動輪(606)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
伝動輪(605)と伝動輪(606)は、伝動ベルト(607)によって伝動され、同じ回転方向の伝動輪群を構成するプーリまたはスプロケットにより構成され、
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成され、
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトおよびプーリ、またはスプロケットチェーンおよびスプロケットにより構成され、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止し、
出力軸(3000)の一端または両端は、出力の実行が調整されることを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項1】
クラッチ制御により逆回転伝動可能な2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムの間に、連結または解放可能なクラッチ装置を備え、出力軸が外部動力によって逆回転方向に駆動されたとき、当該連結または解放可能なクラッチ装置を解放することにより、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを空転させ、
入力軸と出力軸とが同軸に直列に設けられ、又は同軸に嵌合され、又は異なる軸に設けられる構造形態を含み、
構成の特徴は、
当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムの入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に、1)第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に設けられ、第1回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)、及び/または、2)第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置の間に同軸に設けられ、第2回転方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向の連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
2方向入力1方向出力の伝動輪システムの伝動装置の間に設置した連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、外部の力により出力軸が逆回転方向に駆動されるとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放させることにより、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムがロックすることを防止し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)によって、第1回転方向に駆動される入力端または第2回転方向に駆動される入力端の一方を駆動状態とし他方を解除状態とし、
同じ機能を有する遊星歯車列、エピサイクリック歯車列、または異なる回転方向の伝動装置を結合することにより構成され、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つの動力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動装置は、歯車、摩擦輪、プーリ及び伝動ベルトのセット、スプロケット及び伝達チェーンのセット、またはリンク装置または流体駆動回転伝動装置によって構成され、回転入力と同方向または異なる方向、同じ速度比または異なる速度比で回転出力し、
正逆転の回転動力源は、人力、機械力、電気モータ、流体圧モータまたは空気圧モータを含み、
(1)人力による正方向または逆方向の動力源、または、
(2)機械力による正方向または逆方向の動力源、または、
(3)流体または空気の流力によりモータを駆動することによる正方向または逆方向の駆動力源、または、
(4)電力モータによる正方向または逆方向の動力源、または、
(5)(1)〜(4)の回転動力源による異なる方向の動力源、
のうち一種以上の動力源を回転動力源とし、
作用は、
第1回転方向と第2回転方向は逆方向の回転であり、
入力端を第1回転方向に駆動するとき、第1伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力し、
入力端を第2回転方向に駆動するとき、第2伝動歯車列を経て、出力端を駆動し、第1回転方向へ出力し、
第1伝動歯車列と第2伝動歯車列との間に一方向性伝動装置を設置することにより、第1伝動歯車列が第1回転方向の入力を第1回転方向へ出力するとき、第2伝動歯車列との干渉を避け、
第2伝動歯車列と第1伝動歯車列との間に一方向性伝動装置を設置することにより、第2伝動歯車列が第2回転方向の入力を第1回転方向へ出力するとき、第1伝動歯車列との干渉を避けることを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項2】
第1伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置間に設けられ、第1方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備えることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項3】
第2伝動歯車列の入力端から出力端までの動力伝達経路の中の伝動装置間に同軸に設けられ、第2方向の入力によって駆動され、径方向または軸方向に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を備えることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項4】
入力軸と出力軸とが同軸かつ直列に設けられることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項5】
入力軸と出力軸とが同軸に嵌合することを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項6】
入力軸と出力軸とが異なる軸に設けられることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項7】
遊星歯車列により構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項8】
エピサイクリック歯車列により構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項9】
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを同軸として結合することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項10】
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを異なる軸として結合することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項11】
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力、空気力、流体力及び電磁力のうち少なくとも一つにより連結または解放するように駆動されることを特徴とする請求項1に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項12】
請求項7に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
遊星歯車列により構成され、かつ入力軸と出力軸とが同軸に嵌合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、太陽歯車(202)と結合し、
外輪(204)と太陽歯車(202)との間に遊星歯車(203)を設置し、遊星歯車(203)の中心は遊星歯車軸(201)を回転し、遊星歯車軸(201)の一端を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
外輪(204)の環状構造体と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置し、
太陽歯車(202)、遊星歯車(203)、外輪(204)は、歯車または摩擦輪により構成され、
太陽歯車(202)により遊星歯車(203)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
遊星歯車(203)により外輪(204)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、太陽歯車(202)を経て、さらに遊星歯車(203)及び外輪(204)を駆動し、外輪(204)の環状構造体及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項13】
請求項8に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
エピサイクリック歯車列により構成され、かつ入力軸と出力軸とが同軸に嵌合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、内傾斜輪(402)と結合し、
外傾斜輪(404)と内傾斜輪(402)との間にエピサイクリック歯車列(403)を設置し、エピサイクリック歯車列(403)の中心はエピサイクリック歯車列の軸(401)を回転し、エピサイクリック歯車列の軸(401)の一端をエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)に結合し、またエピサイクリック歯車列の支持アームのリングフレーム(400)を伝動歯車列のボディシェル(500)に固定し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
外傾斜輪(404)と出力軸(3000)との間に一方向性伝動装置(301)を設置し、
内傾斜輪(402)、エピサイクリック歯車列(403)と外傾斜輪(404)は、歯車または摩擦輪により構成され、
内傾斜輪(402)によりエピサイクリック歯車列(403)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
エピサイクリック歯車列(403)により外傾斜輪(404)を駆動する伝動比の関係は、加速、減速または等速であり、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(302)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、内傾斜輪(402)を経て、さらにエピサイクリック歯車列(403)及び外傾斜輪(404)を駆動し、外傾斜輪(404)及び一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放し、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列がロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項14】
請求項9に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを同軸に結合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を貫通し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(605)と結合し、
伝動輪(606)と伝動輪(605)は、伝動ベルト(607)によって伝動され、同じ回転方向の伝動輪群を構成するプーリまたはスプロケットにより構成され、伝動輪(603)と伝動輪(606)とが共同して回転軸(604)と結合し、回転軸(604)と伝動輪群のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
伝動輪(603)と伝動輪(602)は異なる回転方向へ伝動し、
伝動輪(602)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成され、
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトおよびプーリ、またはスプロケットチェーンおよびスプロケットにより構成され、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動輪(605)により伝動輪(606)及び伝動輪(603)を駆動してから、伝動輪(603)により伝動輪(602)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を後退させ逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止することを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【請求項15】
請求項10に記載の2方向入力1方向出力の伝動輪システムであって、
異なる駆動回転方向の伝動装置を、入力軸と出力軸とを異なる軸に結合し、
入力軸(2000)の一端は、軸受構造を経て、伝動歯車列のボディシェル(500)の一側を貫通して設置され、また入力軸(2000)の別端は、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を貫通し、入力軸(2000)の別端と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、回転動力源は、入力軸(2000)の一端または両端を通して供給され、
連結または解放可能なクラッチ装置(700)は、人力または機械力または空気力、流体力または電磁力によって、連結または解放するように駆動され、
伝動歯車列のボディシェル(500)は、当該2方向入力1方向出力の伝動輪システムを構成する部品を設置し、
機体(600)は、相対的に静止している構造体であり、
入力軸(2000)は、一方向性伝動装置(305)を貫通してから、伝動輪(602)と結合し、
伝動輪(602)と伝動輪(603)は異なる回転方向へ伝動し、伝動輪(603)を出力軸(3000)に結合し、伝動輪(606)は、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て出力軸(3000)に結合し、出力軸(3000)と伝動歯車列のボディシェル(500)との間に軸受を設置し、
伝動輪(605)と伝動輪(606)は、伝動ベルト(607)によって伝動され、同じ回転方向の伝動輪群を構成するプーリまたはスプロケットにより構成され、
伝動輪(606)と出力軸(3000)との間に連結または解放可能なクラッチ装置(700)を設置し、
伝動歯車列のボディシェル(500)を機体(600)に固定設置し、
伝動輪(602)、(603)は、歯車または摩擦輪により構成され、
異なる回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群間の伝動比の関係は加速、減速または等速であり、
同じ回転方向の伝動輪群は、伝動ベルト、歯付きベルトまたはスチールベルトおよびプーリ、またはスプロケットチェーンおよびスプロケットにより構成され、
上述構造を通して、連結または解放可能なクラッチ装置(700)がロックされるとき、入力軸(2000)を第1回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(301)を経て、伝動輪(605)を駆動し、伝動ベルト(607)を経て、伝動輪(606)を駆動し、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を経て、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第1伝動歯車列を構成し、
上述構造を通して、入力軸(2000)を第2回転方向に駆動し、一方向性伝動装置(305)を経て、伝動輪(602)を駆動し、伝動輪(602)により伝動輪(603)を駆動し、出力軸(3000)を駆動し、第1回転方向へ出力することにより、第2伝動歯車列を構成し、
出力軸(3000)を逆回転方向に駆動するとき、連結または解放可能なクラッチ装置(700)を解放することにより、第1伝動歯車列と第2伝動歯車列とがロックされることを防止し、
出力軸(3000)の一端または両端は、出力の実行が調整されることを特徴とする2方向入力1方向出力の伝動輪システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【公開番号】特開2011−158093(P2011−158093A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−18592(P2011−18592)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−18592(P2011−18592)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
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