C型肝炎ウイルス抗体
本発明は、C型肝炎ウイルスE2タンパク質に結合するヒト化抗体及びその断片と、その使用方法とに関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
C型肝炎ウイルスE2タンパク質又はその抗原結合断片に結合するヒト化抗体であって、配列番号:10、配列番号:11、配列番号:12、配列番号:13、配列番号:14、配列番号:15、配列番号:16、配列番号:17、及び配列番号:18からなる群から選択される可変重鎖ドメインを含むヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項2】
C型肝炎ウイルスE2タンパク質又はその抗原結合断片に結合するヒト化抗体であって、配列番号:6、配列番号:7、配列番号:19,及び配列番号:20からなる群から選択される可変軽鎖ドメインを含むヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項3】
ヒト化抗体又はその抗原結合断片が、配列番号:6、配列番号:7、配列番号:19、及び配列番号:20からなる群から選択される可変軽鎖ドメインを含む請求項1に記載のヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項4】
その抗原結合断片が、Fab断片、Fab’断片、F(ab’)2断片、scFv、Fv、及びダイアボディからなる群から選択される請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項5】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインをコードするヌクレオチド配列を含んでなる核酸。
【請求項6】
核酸が、配列番号:26、配列番号:27、配列番号:30、配列番号:31、配列番号:32、配列番号:33、配列番号:34、配列番号:35、配列番号:36、配列番号:37、配列番号:38、配列番号:39、及び配列番号:40からなる群から選択される一又は複数のヌクレオチド配列を含む請求項5に記載の核酸。
【請求項7】
請求項5のヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含んでなる核酸。
【請求項8】
請求項5の核酸を含むベクター。
【請求項9】
ベクターが可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインをコードする核酸に作用可能に結合した発現コントロール配列を更に含む請求項8に記載のベクター。
【請求項10】
請求項8のベクターを含む組換え細胞。
【請求項11】
細胞が真核生物細胞である請求項10に記載の組換え細胞。
【請求項12】
真核生物細胞がCHO細胞である請求項11に記載の組換え細胞。
【請求項13】
ヒト化抗体又はその抗原結合断片を製造する方法であって、請求項5の核酸を含む組換え細胞を、コードされる可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインが細胞によって発現されるように増殖させ;発現されたヒト化抗体又はその抗原結合断片を回収することを含んでなる方法。
【請求項14】
回収したヒト化抗体又はその抗原結合断片を単離し、及び/又は精製することを更に含む請求項13に記載の方法。
【請求項15】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片と薬学的に許容可能な担体又は賦形剤を含有する薬学的組成物。
【請求項16】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片と、該ヒト化抗体又はその抗原結合断片を投与するための指示書を含んでなるキット。
【請求項17】
ヒトにおけるC型肝炎ウイルス感染を治療又は予防するための方法であって、請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の有効量を投与することを含む方法。
【請求項18】
その抗原結合断片が、Fab断片、Fab’断片、F(ab’)2断片、scFv、Fv、及びダイアボディからなる群から選択される請求項17に記載の方法。
【請求項19】
C型肝炎ウイルス感染が急性C型肝炎ウイルス感染である請求項17に記載の方法。
【請求項20】
C型肝炎ウイルス感染が慢性C型肝炎ウイルス感染である請求項17に記載の方法。
【請求項21】
C型肝炎ウイルス感染の治療がウイルス負荷を低減させることを含む請求項17に記載の方法。
【請求項22】
第二治療剤を投与することを更に含む請求項17に記載の方法。
【請求項23】
C型肝炎ウイルスに対して請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の中和活性の効能を改善又は亢進させる薬剤を同定するためのアッセイ方法であって、
(a)試験される薬剤に上記ヒト化抗体又はその抗原結合断片を接触させ;
(b)該薬剤がC型肝炎の感染力を中和するヒト化抗体又はその抗原結合断片の効能を改善又は亢進させるかどうかを決定する
工程を含むアッセイ方法。
【請求項24】
請求項23に記載の方法によって得られた又は得ることができる薬剤。
【請求項25】
試料中のC型肝炎ウイルスの存在又は不在を決定する方法であって、請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の使用を含む方法。
【請求項26】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片に患者の試料を接触させる工程を含む請求項25に記載の方法。
【請求項1】
C型肝炎ウイルスE2タンパク質又はその抗原結合断片に結合するヒト化抗体であって、配列番号:10、配列番号:11、配列番号:12、配列番号:13、配列番号:14、配列番号:15、配列番号:16、配列番号:17、及び配列番号:18からなる群から選択される可変重鎖ドメインを含むヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項2】
C型肝炎ウイルスE2タンパク質又はその抗原結合断片に結合するヒト化抗体であって、配列番号:6、配列番号:7、配列番号:19,及び配列番号:20からなる群から選択される可変軽鎖ドメインを含むヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項3】
ヒト化抗体又はその抗原結合断片が、配列番号:6、配列番号:7、配列番号:19、及び配列番号:20からなる群から選択される可変軽鎖ドメインを含む請求項1に記載のヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項4】
その抗原結合断片が、Fab断片、Fab’断片、F(ab’)2断片、scFv、Fv、及びダイアボディからなる群から選択される請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片。
【請求項5】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインをコードするヌクレオチド配列を含んでなる核酸。
【請求項6】
核酸が、配列番号:26、配列番号:27、配列番号:30、配列番号:31、配列番号:32、配列番号:33、配列番号:34、配列番号:35、配列番号:36、配列番号:37、配列番号:38、配列番号:39、及び配列番号:40からなる群から選択される一又は複数のヌクレオチド配列を含む請求項5に記載の核酸。
【請求項7】
請求項5のヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含んでなる核酸。
【請求項8】
請求項5の核酸を含むベクター。
【請求項9】
ベクターが可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインをコードする核酸に作用可能に結合した発現コントロール配列を更に含む請求項8に記載のベクター。
【請求項10】
請求項8のベクターを含む組換え細胞。
【請求項11】
細胞が真核生物細胞である請求項10に記載の組換え細胞。
【請求項12】
真核生物細胞がCHO細胞である請求項11に記載の組換え細胞。
【請求項13】
ヒト化抗体又はその抗原結合断片を製造する方法であって、請求項5の核酸を含む組換え細胞を、コードされる可変重鎖ドメイン及び/又は可変軽鎖ドメインが細胞によって発現されるように増殖させ;発現されたヒト化抗体又はその抗原結合断片を回収することを含んでなる方法。
【請求項14】
回収したヒト化抗体又はその抗原結合断片を単離し、及び/又は精製することを更に含む請求項13に記載の方法。
【請求項15】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片と薬学的に許容可能な担体又は賦形剤を含有する薬学的組成物。
【請求項16】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片と、該ヒト化抗体又はその抗原結合断片を投与するための指示書を含んでなるキット。
【請求項17】
ヒトにおけるC型肝炎ウイルス感染を治療又は予防するための方法であって、請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の有効量を投与することを含む方法。
【請求項18】
その抗原結合断片が、Fab断片、Fab’断片、F(ab’)2断片、scFv、Fv、及びダイアボディからなる群から選択される請求項17に記載の方法。
【請求項19】
C型肝炎ウイルス感染が急性C型肝炎ウイルス感染である請求項17に記載の方法。
【請求項20】
C型肝炎ウイルス感染が慢性C型肝炎ウイルス感染である請求項17に記載の方法。
【請求項21】
C型肝炎ウイルス感染の治療がウイルス負荷を低減させることを含む請求項17に記載の方法。
【請求項22】
第二治療剤を投与することを更に含む請求項17に記載の方法。
【請求項23】
C型肝炎ウイルスに対して請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の中和活性の効能を改善又は亢進させる薬剤を同定するためのアッセイ方法であって、
(a)試験される薬剤に上記ヒト化抗体又はその抗原結合断片を接触させ;
(b)該薬剤がC型肝炎の感染力を中和するヒト化抗体又はその抗原結合断片の効能を改善又は亢進させるかどうかを決定する
工程を含むアッセイ方法。
【請求項24】
請求項23に記載の方法によって得られた又は得ることができる薬剤。
【請求項25】
試料中のC型肝炎ウイルスの存在又は不在を決定する方法であって、請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片の使用を含む方法。
【請求項26】
請求項3のヒト化抗体又はその抗原結合断片に患者の試料を接触させる工程を含む請求項25に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図42D】
【図42E】
【図42F】
【図42G】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図42D】
【図42E】
【図42F】
【図42G】
【公表番号】特表2011−505867(P2011−505867A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−538953(P2010−538953)
【出願日】平成20年12月17日(2008.12.17)
【国際出願番号】PCT/IB2008/003952
【国際公開番号】WO2009/081285
【国際公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(510169572)メディカル リサーチ カウンシル テクノロジー (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月17日(2008.12.17)
【国際出願番号】PCT/IB2008/003952
【国際公開番号】WO2009/081285
【国際公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(510169572)メディカル リサーチ カウンシル テクノロジー (2)
【Fターム(参考)】
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