HIVインテグラーゼ阻害剤化合物のホスホネート類似物
少なくとも1個のホスホネート基を有する新規なHIVインテグラーゼ阻害剤化合物、それらの保護中間体、およびHIVインテグラーゼを阻害する方法が開示されている。本発明は、HIVインテグラーゼ活性を備えた新規化合物、すなわち、新規ヒトレトロウイルスインテグラーゼ阻害剤を提供する。従って、本発明の化合物は、レトロウイルスインテグラーゼを阻害し得、それゆえ、このウイルスの複製を阻害し得る。本発明はまた、細胞内部における治療化合物の蓄積または保持に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホスホネート基を含む、HIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項2】
1個またはそれ以上の共有結合されたA0基を含む、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物;
ここで:
A0は、A1、A2またはW3である;
A1は、以下である:
【化1】
A2は、以下である:
【化2】
A3は、以下である:
【化3】
ここで:
Y1は、別個に、O、S、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)またはN(N(Rx)2)である;
Y2は、別個に、結合、O、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)、N(N(Rx)2)、S(O)(スルホキシド)、S(O)2(スルホン)、S(スルフィド)またはS−S(ジスルフィド)である;
M2は、0、1または2である;
M12aは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;そして
M12bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
Ryは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基であるか、または炭素原子において一緒になる場合、2個の隣接Ry基は、炭素環または複素環を形成する;または炭素原子において一緒になって、2個の隣接Ry基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;または該環は、1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し得、複素環、例えば、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニルまたはテトラヒドロフリルを形成する;
Rxは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基、または次式である:
【化4】
ここで、M1a、M1cおよびM1dは、別個に、0または1であり、そしてM12cは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
W3は、W4またはW5である;
W4は、R5、−C(Y1)R5、−C(Y1)W5、−SO2R5または−SO2W5である;
W5は、炭素環または複素環であり、ここで、W5は、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W3aは、W4aまたはW5aである;
W4aは、R5a、−C(Y1)R5a、−C(Y1)W5a、−SO2R5aまたは−SO2W5aである;
W5aは、多価置換炭素環または複素環であり、ここで、W5aは、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W6は、1個、2個または3個のA3基で別個に置換されたW3aである;
R1は、別個に、H、または1個〜18個のアルキルである;
R2は、別個に、H、R3またはR4であり、ここで、各R4は、別個に、0個〜3個のR3基で置換されている;または炭素原子において一緒になって、2個のR2基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;必要に応じて、該環は、0個〜3個のR3基で置換され得る;
R3は、R3a、R3b、R3cまたはR3dであるが、但し、R3がヘテロ原子に結合されているとき、R3は、R3cまたはR3dである;
R3aは、F、Cl、Br、I、−CN、N3または−NO2である;
R3bは、Y1である;
R3cは、−Rx、−N(Rx)2、−SRx、−S(O)Rx、−S(O)2Rx、−S(O)(ORx)、−S(O)2(ORx)、−OC(Y1)Rx、−OC(Y1)ORx、−OC(Y1)N(Rx)2、−SC(Y1)Rx、−SC(Y1)ORx、−SC(Y1)N(Rx)2、−N(Rx)C(Y1)Rx、−N(Rx)C(Y1)ORxまたは−N(Y1)N(Rx)2である;
R3dは、−C(Y1)Rx、−C(Y1)ORxまたは−C(Y1)N(Rx)2である;
R4は、1個〜18個の炭素原子のアルキル、2個〜18個の炭素原子のアルケニル、または2個〜18個の炭素原子のアルキニルである;
R5は、R4であり、ここで、各R4は、0個〜3個のR3基で置換されている;そして
R5aは、別個に、1個〜18個の炭素原子のアルキレン、2個〜18個の炭素原子のアルケニレン、または2個〜18個の炭素原子のアルキニレンであり、該アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレンのいずれか1個は、0個〜3個のR3基で置換されている;
Rは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、L−A3、およびプロドラッグ部分から選択される;
置換アルキル、置換アルケニル、置換アルキニル、置換アリールおよび置換複素環は、別個に、1個またはそれ以上の置換基で置換されており、該置換基は、F、Cl、Br、I、OH、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、チオール(−SH)、サルフェート(−OSO3R)、スルファメート、スルホネート(−SO3R)、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、エステル(−COOR)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C8アルコキシ(−OR)、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、およびプロドラッグ部分から選択される;そして
Lは、結合、O、S、S−S(ジスルフィド)、S(=O)(スルホキシド)、S(=O)2(スルホン)、−S(=O)2N(R)−(スルホンアミド)、NR、N−OR、C1〜C12アルキレン、C1〜C12置換アルキレン、C2〜C12アルケニレン、C2〜C12置換アルケニレン、C2〜C12アルキニレン、C2〜C12置換アルキニレン、−(CR2)nO(CR2)n−、−C(=O)NH−、−OC(=O)NH−、−NHC(=O)NH−、C(=O)、−C(=O)NH(CH2)n−または−(CH2CH2O)n−であり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る;
ここで、少なくとも1個のA0基は、A1基である、
化合物。
【請求項3】
1個またはそれ以上の共有結合されたA1基を含む、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物;
ここで:
A1は、以下である:
【化5】
A3は、以下である:
【化6】
ここで:
Y1は、別個に、O、S、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)またはN(N(Rx)2)である;
Y2は、別個に、結合、O、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)、N(N(Rx)2)、S(O)(スルホキシド)、S(O)2(スルホン)、S(スルフィド)またはS−S(ジスルフィド)である;
M2は、0、1または2である;
M12aは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;そして
M12bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
Ryは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基であるか、または炭素原子において一緒になる場合、2個の隣接Ry基は、炭素環または複素環を形成する;または炭素原子において一緒になって、2個の隣接Ry基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;または該環は、1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し得、複素環、例えば、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニルまたはテトラヒドロフリルを形成する;
Rxは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基、または次式である:
【化7】
ここで、M1a、M1cおよびM1dは、別個に、0または1であり、そしてM12cは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
W3aは、W4aまたはW5aである;
W4aは、R5a、−C(Y1)R5a、−C(Y1)W5a、−SO2R5aまたは−SO2W5aである;
W5aは、多価置換炭素環または複素環であり、ここで、W5aは、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W6は、1個、2個または3個のA3基で別個に置換されたW3aである;
R1は、別個に、H、または1個〜18個のアルキルである;
R2は、別個に、H、R3またはR4であり、ここで、各R4は、別個に、0個〜3個のR3基で置換されている;または炭素原子において一緒になって、2個のR2基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;必要に応じて、該環は、0個〜3個のR3基で置換され得る;
R3は、R3a、R3b、R3cまたはR3dであるが、但し、R3がヘテロ原子に結合されているとき、R3は、R3cまたはR3dである;
R3aは、F、Cl、Br、I、−CN、N3または−NO2である;
R3bは、Y1である;
R3cは、−Rx、−N(Rx)2、−SRx、−S(O)Rx、−S(O)2Rx、−S(O)(ORx)、−S(O)2(ORx)、−OC(Y1)Rx、−OC(Y1)ORx、−OC(Y1)N(Rx)2、−SC(Y1)Rx、−SC(Y1)ORx、−SC(Y1)N(Rx)2、−N(Rx)C(Y1)Rx、−N(Rx)C(Y1)ORxまたは−N(Y1)N(Rx)2である;
R3dは、−C(Y1)Rx、−C(Y1)ORxまたは−C(Y1)N(Rx)2である;
R4は、1個〜18個の炭素原子のアルキル、2個〜18個の炭素原子のアルケニル、または2個〜18個の炭素原子のアルキニルである;
R5は、R4であり、ここで、各R4は、0個〜3個のR3基で置換されている;そして
R5aは、別個に、1個〜18個の炭素原子のアルキレン、2個〜18個の炭素原子のアルケニレン、または2個〜18個の炭素原子のアルキニレンであり、該アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレンのいずれか1個は、0個〜3個のR3基で置換されている;
Rは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、L−A3、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
置換アルキル、置換アルケニル、置換アルキニル、置換アリールおよび置換複素環は、別個に、1個またはそれ以上の置換基で置換されており、該置換基は、F、Cl、Br、I、OH、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、チオール(−SH)、サルフェート(−OSO3R)、スルファメート、スルホネート(−SO3R)、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、エステル(−COOR)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C8アルコキシ(−OR)、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、およびプロドラッグ部分から選択される;そして
Lは、結合、O、S、S−S(ジスルフィド)、S(=O)(スルホキシド)、S(=O)2(スルホン)、−S(=O)2N(R)−(スルホンアミド)、NR、N−OR、C1〜C12アルキレン、C1〜C12置換アルキレン、C2〜C12アルケニレン、C2〜C12置換アルケニレン、C2〜C12アルキニレン、C2〜C12置換アルキニレン、−(CR2)nO(CR2)n−、−C(=O)NH−、−OC(=O)NH−、−NHC(=O)NH−、C(=O)、−C(=O)NH(CH2)n−または−(CH2CH2O)n−であり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る、
化合物。
【請求項4】
炭素環および複素環が、別個に、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化8】
【請求項5】
炭素環が、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化9】
【化10】
【請求項6】
置換アリールが、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化11】
【請求項7】
置換アリールが、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化12】
ここで、nは、1〜6である、
化合物。
【請求項8】
A1が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化13】
【請求項9】
A1が、次式である、請求項8に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化14】
【請求項10】
A1が、次式である、請求項9に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化15】
【請求項11】
A1が、次式である、請求項9に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化16】
ここで、W5aは、炭素環または複素環であり、そしてW5aは、別個に、0個または1個のR2基で置換されている、
化合物。
【請求項12】
A1が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化17】
ここで、nは、1〜18の整数である、
化合物。
【請求項13】
A2が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化18】
【請求項14】
A2が、フェニル、置換フェニル、ベンジル、置換ベンジル、ピリジルまたは置換ピリジルである、請求項13に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項15】
A2が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化19】
【請求項16】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化20】
ここで、Y2bは、別個に、酸素(O)または窒素(N(Rx))である、
化合物。
【請求項17】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化21】
ここで、W5は、フェニルまたは置換フェニルであり、そしてY2cは、別個に、O、N(Ry)またはSである、
化合物。
【請求項18】
R2が、Hであり、M12aが、1であり、そしてY2cが、別個に、OまたはN(Ry)である、請求項17に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項19】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化22】
ここで、W5は、フェニルまたは置換フェニルである、
化合物。
【請求項20】
Rxが、以下から選択される、請求項19に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化23】
【請求項21】
A3が、次式である、請求項20に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化24】
ここで、Y2bは、OまたはN(Rx);M12dは、1、2、3、4、5、6、7または8である;そして該フェニル炭素環は、0個〜3個のR2基で置換されている、
化合物。
【請求項22】
A3が、次式である、請求項21に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化25】
【請求項23】
A3が、次式である、請求項22に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化26】
【請求項24】
式Iから選択される、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化27】
ここで:
A4およびA5は、それぞれ別個に、5員環、6員環または7員環を形成する部分である;またはA4およびA5は、別個に、O、S、NR、C(R2)2、CR2OR、CR2OC(=O)R、C(=O)、C(=S)、CR2SR、C(=NR)、C(R2)2−C(R3)2、C(R2)=C(R3)、C(R2)2−O、NR−C(R3)2、N=C(R3)、N=N、SO2−NR、C(=O)C(R3)2、C(=O)NR、C(R2)2−C(R3)2−C(R3)2、C(R2)=C(R3)−C(R3)2、C(R2)C(=O)NR、C(R2)C(=S)NR、C(R2)=N−C(R3)2、C(R2)=N−NRおよびN=C(R3)−NRからなる群から選択される;
Qは、N、+NRまたはCR4である;
【化28】
Xは、O、S、NH、NR、N−OR、N−NR2、N−CR2ORまたはN−CR2NR2であり得る;
Rzは、H;ベンジヒドリル(CHPh2)、トリアルキルシリル(R3Si)、2−トリメチルシロキシエチル、アルコキシメチル(CH2OR)およびエステル(C(=O)R)から選択される保護基;またはプロドラッグ部分である;
R1、R2、R3およびR4は、それぞれ別個に、H、F、Cl、Br、I、OH、−NH2、−NH3+、−NHR、−NR2、−NR3+、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、−SO2R、−SO2Ar、−SOAr、−SR、−SAr、−SO2NR2(スルホンアミド)、−SOR、−CO2R、−C(=O)NR2、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、−CN、−N3、−NO2、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8トリフルオロアルキル、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、C2〜C20置換ヘテロアリール、ポリエチレンオキシ、ホスホネート、ホスフェート、プロドラッグ部分、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=S)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−OSO2NR2(スルファメート)、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−OSO2R(スルホネート)、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)、−P(=S)(NR2)2からなる群から選択され、それらのプロドラッグ置換形状を含む;そして
単一炭素上で一緒になるとき、2個のR2または2個のR3は、スピロ環を形成し得る;そして
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項25】
R1、R2、R3およびR4が、以下の構造を含む、請求項24に記載の式Iを有する請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化29】
【化30】
ここで、該波線は、三環式構造上の共有結合点を示す;そして
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項26】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化31】
【請求項27】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化32】
【請求項28】
前記化合物が、次式を有する、請求項24に記載の式Iの請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化33】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項29】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化34】
【請求項30】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化35】
【請求項31】
前記化合物が、次式を有する、請求項24に記載の式Iを有する請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化36】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項32】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化37】
【化38】
【請求項33】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化39】
【請求項34】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化40】
【請求項35】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化41】
【請求項36】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化42】
【請求項37】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化43】
【請求項38】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化44】
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】
【化49】
【化50】
【化51】
【請求項39】
式IIから選択される、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化52】
ここで:
X1は、CR1、NRまたはNである;
X2は、CR2、NRまたはNである;
X3は、CR3、NRまたはNである;
X4は、CR4、NRまたはNである;
X5は、CR5、NRまたはNである;
X1、X2、X3、X4およびX5の少なくとも1個は、NRまたはNである;
R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、別個に、H、F、Cl、Br、I、OH、−NH2、−NH3+、−NHR、−NR2、−NR3+、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、−SO2R、−SO2Ar、−SOAr、−SR、−SAr、−SO2NR2(スルホンアミド)、−SOR、−CO2R、−C(=O)NR2、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、−CN、−N3、−NO2、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8トリフルオロアルキル、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、C2〜C20置換ヘテロアリール、ポリエチレンオキシ、ホスホネート、ホスフェート、プロドラッグ部分、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=S)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−OSO2NR2(スルファメート)、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−OSO2R(スルホネート)、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)、−P(=S)(NR2)2からなる群から選択され、それらのプロドラッグ置換形状を含む;
R、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む;ここで、該ホスホネート基は、プロドラッグ部分であり得る;または該ホスホネート基は、式IIの環炭素(CR1、CR2、CR3、CR4またはCR5)に直接結合される;
Rzは、H、保護基またはプロドラッグ部分である;
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
Arは、Lと1個またはそれ以上のR6とに共有結合されている;そして
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項40】
以下の構造から選択される、請求項39に記載の式IIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化53】
【化54】
【化55】
【請求項41】
前記化合物が、次式を有する請求項39に記載の式IIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化56】
【化57】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項42】
前記化合物が、次式を有する請求項39に記載の式IIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化58】
ここで、少なくとも1個のアリールまたはスルタム環炭素原子は、A1基で置換されており、そして任意のアリールまたはスルタム環炭素原子は、A2基で置換され得る、
化合物。
【請求項43】
以下の構造から選択される、請求項42に記載の式IIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化59】
【請求項44】
式IIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化60】
ここで、
Rzは、H、保護基またはプロドラッグ部分である;
Xは、Lである;そして
Zは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項45】
以下の構造から選択される、請求項44に記載の式IIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化61】
【請求項46】
以下の構造から選択される、請求項45に記載の式IIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化62】
【請求項47】
式IVから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化63】
ここで:
R1は、H、F、Cl、Br、I、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分から選択される;
R2aおよびR5は、それぞれ別個に、H、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R3およびR4は、それぞれ別個に、H、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CH0)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
Rは、別個に、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、およびC2〜C20置換ヘテロアリールからなる群から選択される;
R、R1、R2a、R3、R4またはR5は、別個に、A1、A3またはL−A3を含む;そして
R、R1、R2a、R3、R4およびR5の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む;
ここで、該化合物は、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項48】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、別個に、−C(=S)NR2、−C(=O)OR、−C(=O)NR2、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−SO2NR2、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−SR、−S(O)R、−SO2R、−SO2R、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)2および−P(=S)(NR2)2からなる群から選択される;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項49】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、個々にまたは組み合わせて、4員〜7員環ラクタム、カーボネートまたはスルタム、または以下の構造を有するピペラジニルスルファメートを形成する、請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化64】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項50】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、別個に、−OC(=S)NR2、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−OP(=O)(OR)2、−OP(=O)(OR)(NR2)、−OP(=O)(NR2)2、−OP(=S)(OR)2、−OP(=S)(OR)(NR2)および−OP(=S)(NR2)2からなる群から選択され、
該化合物が、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項51】
以下の構造から選択される、請求項47に記載の式IVのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化65】
【請求項52】
式IVから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化66】
ここで:
R1は、H、F、Cl、Br、I、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R5は、H、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R2b、R3およびR4は、それぞれ別個に、H、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CH0)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
Rは、別個に、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、およびC2〜C20置換ヘテロアリールからなる群から選択される;
R、R1、R2b、R3、R4またはR5は、別個に、A1、A3またはL−A3を含む;そして
R、R1、R2b、R3、R4およびR5の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項53】
R1、R2b、R3、R4およびR5が、別個に、−C(=S)NR2、−C(=O)OR、−C(=O)NR2、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−SO2NR2、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−SR、−S(O)R、−SO2R、−SO2R、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)2および−P(=S)(NR2)2からなる群から選択される;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項54】
R1、R2b、R2b、R3、R4およびR5が、個々にまたは組み合わせて、4員〜7員環ラクタム、カーボネートまたはスルタム、または以下の構造を有するピペラジニルスルファメートを形成する、請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化67】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
化合物。
【請求項55】
R1が、−OC(=S)NR2、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−OP(=O)(OR)2、−OP(=O)(OR)(NR2)、−OP(=O)(NR2)2、−OP(=S)(OR)2、−OP(=S)(OR)(NR2)および−OP(=S)(NR2)2からなる群から選択され、
該化合物が、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項56】
以下の構造から選択される、請求項52に記載の式VのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化68】
【請求項57】
式VIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化69】
ここで、
Rは、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、またはC2〜C20置換ヘテロアリール、C1〜C8アルキルアミノ、C1〜C8置換アルキルアミノ、C2〜C18アルケニルアミノ、C2〜C18置換アルケニルアミノ、C2〜C18アルキニルアミノ、C2〜C18置換アルキニルアミノ、C6〜C20アリールアミノ、C6〜C20置換アリールアミノ、C2〜C20ヘテロアリールアミノ、またはC2〜C20置換ヘテロアリールアミノである;
Xは、カルボン酸またはエステル基、酸性プロトンを備えた部分(例えば、テトラゾールまたはトリアゾール)、置換アミド、アリール、置換アリール、ヘテロアリールまたはヘテロアリールである;そして
該式VI化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項58】
Rが、チオフェニル、チオイミダゾリル、ベンゾチオフェニル、ナフチチオフェニル、ピロリジニル、ピラゾリル、インダニル、インドリル、セサミルおよびベンゾキサゾリルである、請求項57に記載の式VIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項59】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化70】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項60】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化71】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項61】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化72】
【化73】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項62】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化74】
ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項63】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化75】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項64】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化76】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項65】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化77】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項66】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、HIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化78】
【請求項67】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化79】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項68】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化80】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項69】
式VIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化81】
ここで、Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
該式VII化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項70】
以下の構造から選択される、請求項69に記載の式VIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化82】
【請求項71】
以下の構造から選択される請求項69に記載の式VIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化83】
【請求項72】
以下の構造を有する請求項69に記載の式VIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化84】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項73】
式VIIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化85】
ここで、Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして該式VIII化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項74】
以下の構造を有する、請求項73に記載の式VIIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化86】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項75】
以下の構造を有する請求項73に記載の式VIIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化87】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項76】
以下の構造を有する請求項73に記載の式VIIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化88】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項77】
式IXから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化89】
ここで、Rは、単結合または縮合環系を介してカテコール部分に共有結合されたHIVインテグラーゼ阻害剤足場であり、そして該式IX化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項78】
以下の構造を有する請求項77に記載の式IXを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化90】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項79】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化91】
【請求項80】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化92】
【請求項81】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化93】
ここで、Raaは、アミノ酸側鎖であり、プロリンを含む、
化合物。
【請求項82】
式IXから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化94】
ここで、Rxは、単結合または縮合環系を介してスチリルカテコール部分に共有結合されたHIVインテグラーゼ阻害剤足場であり、そして該式X化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項83】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化95】
ここで、X1は、−NH(CH2)nNH−、アルキルアリーレンまたはアリーレンであり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6である;そしてX2は、CN、BrまたはOHであり、そして任意の炭素またはヒドロキシル酸素原子は、別個に、A2で置換され得る;および
【化96】
ここで、Qは、CH2、O、S、NHまたはNRである、
化合物。
【請求項84】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化97】
【請求項85】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化98】
【化99】
【請求項86】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化100】
【請求項87】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化101】
【請求項88】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化102】
【請求項89】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化103】
【請求項90】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化104】
【請求項91】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化105】
【請求項92】
式XIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化106】
ここで、式XI化合物は、さらに、縮合環系で置換され得、Lは、リンカーであり、そして該式XI化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項93】
以下の構造を有する請求項92に記載の式XIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化107】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項94】
以下の構造から選択される、請求項93に記載の式XIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化108】
【請求項95】
式XIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化109】
ここで、式XII化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項96】
以下の構造から選択される、請求項95に記載の式XIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化110】
【請求項97】
式XIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化111】
【請求項98】
式XIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化112】
ここで、波線
【化112−a】
は、描写した構造が繰り返し重合体分子の下部構造であることを示す;そして、ここで、式XIVの化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む;そして、ここで、該ポリピロールアミド分子内の1個またはそれ以上のピロールアミドモノマーは、1つまたはそれ以上の位置において、ホスホネート基で置換されている、
化合物。
【請求項99】
式XVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化113】
【請求項100】
式XVの構造から選択される、請求項99に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化114】
【請求項101】
式XVの構造から選択される、請求項99に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化115】
【請求項102】
式XVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化116】
【請求項103】
式XVIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化117】
【請求項104】
式XVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化118】
【請求項105】
式XIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化119】
【請求項106】
式XXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化120】
ここで、R1は、H、置換または非置換C1〜6アルキル、ハロ、NO2、NH2、CO2H、置換または非置換アリール、必要に応じてベンゼンで縮合した5員または6員芳香族または不飽和ヘテロシクリル、置換または非置換アリール−カルボニルアミノであり、該ヘテロシクリルは、1個〜3個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、N、SおよびOから選択される;そして
R2およびR3は、別個に、H、C1〜6アルキルまたはアルコキシ、ハロ、NH2、C1〜6アルキルアミノ、ジ(C1〜6アルキル)アミノ、NO2、CN、CONH2、CO2H、C2〜7アルキルカルボニルアミノ、C3〜13アルコキシカルボニルアミノアルコキシ、C1〜6アミノアルコキシ、C3〜13アルキルカルボニルアミノアルコキシである、
化合物。
【請求項107】
式XXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化121】
【請求項108】
式XXI構造およびそれらのアトロプ異性体から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化122】
【請求項109】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化123】
【請求項110】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化124】
【請求項111】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化125】
【請求項112】
式XXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化126】
【請求項113】
式XXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化127】
【請求項114】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化128】
【請求項115】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化129】
【化130】
【請求項116】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化131】
【請求項117】
式XXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化132】
【請求項118】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化133】
【請求項119】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化134】
ここで、上記構造におけるフェニル環、N、Sまたはヒドロキシル酸素原子の各々は、別個に、A0基で置換され得る、
化合物。
【請求項120】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化135】
ここで、上記構造におけるフェニル環、N、Sまたはヒドロキシル酸素原子の各々は、別個に、A0基で置換され得る、
化合物。
【請求項121】
式XXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化136】
【請求項122】
式XXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化137】
【請求項123】
式XXIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化138】
【請求項124】
式XXXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化139】
ここで、Rは、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
【化140】
ここで、Zは、−C(O)Arまたは−SO2Rである;そして
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである、
化合物。
【請求項125】
式XXXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化141】
【請求項126】
式XXXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化142】
【請求項127】
式XXXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化143】
【請求項128】
式XXXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化144】
【請求項129】
式XXXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化145】
【請求項130】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化146】
【請求項131】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項130に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化147】
【化147−a】
【請求項132】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化148】
【化149】
【請求項133】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化150】
【化151】
【化152】
【請求項134】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化153】
【請求項135】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化154】
【請求項136】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化155】
【請求項137】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化156】
ここで、Arは、炭素環または複素環である、
化合物。
【請求項138】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化157】
【請求項139】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化158】
【請求項140】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化159】
【請求項141】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化160】
【請求項142】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化161】
ここで、波線は、分子内の追加ヌクレオチド単位を示す;Bは、核酸塩基であり、そして式XXXVIの化合物は、その5’末端、3’末端、インターヌクレオチドホスフェート連鎖、糖、または核酸塩基部分において共有結合された少なくとも1個のA1基を含む、
化合物。
【請求項143】
式XXXVIIの構造を含む、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化162】
ここで、Raaは、アミノ酸側鎖である、
化合物。
【請求項144】
式XXXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化163】
【請求項145】
式XXXIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化164】
【請求項146】
前記化合物が、4−(3−ベンジル−フェニル)−2−ヒドロキシ−4−オキソ−ブタ−2−エン酸、1−[5−(4−フルオロ−ベンジル)−フラン−2−イル]−3−ヒドロキシ−3−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−プロペノン、または5−(1,1−ジオキソ−116−[1,2]チアジナン−2−イル)−8−ヒドロキシ−キノリン−7−カルボン酸4−フルオロ−ベンジルアミドであり、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基を含む、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項147】
請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物であって、前記化合物は、以下ではない:
【化165】
ここで、X74(−X75、−X76)は、ベンジルで置換されたフェニルではなく、そしてX77は、水素ではない;または該化合物は、以下ではない、
【化166】
ここで、X78がヒドロキシであり、そしてX80(−X81)が1H−[1,2,4]トリアゾールであるとき、X74(−X75、−X76、−X79)は、p−フルオロベンジルで置換されたフランではない、
化合物。
【請求項148】
ヒトPBMCで蓄積できるホスホネートプロドラッグを含有する、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項149】
ヒトPBMCにおける前記化合物または該化合物の細胞内代謝物のバイアアベイラビリティーが、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項148に記載の化合物。
【請求項150】
ヒトPBMCにおける前記化合物または該化合物の細胞内代謝物の細胞内半減期が、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項148に記載の化合物。
【請求項151】
前記半減期が、少なくとも約50%改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項152】
前記半減期が、少なくとも約100%改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項153】
ヒトPBMCにおける前記化合物の代謝物の細胞内半減期が、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項154】
前記半減期が、少なくとも約50%改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項155】
前記半減期が、少なくとも約100%改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項156】
前記半減期が、約100%より大きく改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項157】
請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量と、薬学的に受容可能な担体とを含有する、医薬組成物。
【請求項158】
さらに、HIV阻害薬、抗感染薬および免疫調節剤から選択されるAIDS治療薬の治療有効量を含有する、請求項157に記載の医薬組成物。
【請求項159】
前記HIV阻害薬が、HIV−プロテアーゼ阻害剤である、請求項158に記載の医薬組成物。
【請求項160】
前記HIV阻害薬が、ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤である、請求項159に記載の組成物。
【請求項161】
前記HIV阻害薬が、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤である、請求項159に記載の組成物。
【請求項162】
医薬組成物を製造する方法であって、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物と薬学的に受容可能な担体とを混ぜ合わせる工程を包含する、方法。
【請求項163】
HIVインテグラーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項164】
HIVによる感染を治療するか、あるいはAIDSまたはARCを治療する方法であって、このような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項165】
白血球に影響を与える障害を治療する方法であって、該方法は、白血球を標的化する必要がある患者に、ホスホネートプロドラッグを含有する請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項166】
化合物を白血球に標的化する方法であって、該方法は、以下の工程:
所望の医薬活性および第一構造を有するHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を選択する工程;
該第一構造の1個またはそれ以上の原子を、ホスホネート基または初期ホスホネート基を含む有機置換基で置き換えることにより、該第一構造を変性して、第二構造を有する化合物を提供する工程、
を包含する、方法。
【請求項167】
白血球の選択性および所望の医薬活性の両方を有するHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を製造する方法であって、該方法は、以下の工程:
ホスホネート基または前駆体ホスホネート基を含有する第一構造を有する請求項1に記載の第一分子を化学的に合成する工程であって、ここで、該第一構造は、化合物の第二構造とは異なり、該第二構造は、該第二構造の少なくとも1個の水素原子を有機置換基で置き換えることにより、該所望医薬活性を有することが知られており、該有機置換基は、ホスホネート基または初期ホスホネート基を含む、工程、
を包含する、方法。
【請求項168】
前記第一分子が、一連の化学反応により合成され、ここで、前記第二構造の水素が、前記有機置換基で置き換えられる、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
前記第一分子が、前記第二構造の分子を決して含まない一連の化学反応により、合成される、請求項167に記載の方法。
【請求項170】
白血球の内部でHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を蓄積する方法であって、該方法は、以下の工程:
検体に、請求項1に記載の化合物を含有する組成物を投与する工程、
を包含する、方法。
【請求項171】
前記検体が、HIVに感染したヒトである、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記検体が、HIVに感染するリスクがあるヒトである、請求項170に記載の方法。
【請求項173】
動物におけるHIVの症状または影響を治療または予防する方法であって、該動物に、請求項1に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項174】
前記化合物が、薬学的に受容可能な担体と共に処方される、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
HIV感染を治療または予防する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項176】
医学的療法または診断で使用するための、請求項1に記載の化合物。
【請求項177】
抗炎症活性を有しない、請求項1、2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項178】
免疫調節活性を有しない、請求項1、2、3および177のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項179】
代謝病に対する活性を有しない、請求項1、2、3、177および178のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項180】
抗癌活性を有しない、請求項1、2、3、177、178および179のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項181】
プリンヌクレオシドホスホリラーゼを阻害しない、請求項1、2、3、177、178、179および180のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項182】
抗キナーゼ活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180および181のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項183】
代謝拮抗物質活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181および182のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項184】
抗−IMPDH活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181、182および183のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項185】
ヌクレオシド活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181、182、183および184のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項1】
ホスホネート基を含む、HIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項2】
1個またはそれ以上の共有結合されたA0基を含む、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物;
ここで:
A0は、A1、A2またはW3である;
A1は、以下である:
【化1】
A2は、以下である:
【化2】
A3は、以下である:
【化3】
ここで:
Y1は、別個に、O、S、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)またはN(N(Rx)2)である;
Y2は、別個に、結合、O、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)、N(N(Rx)2)、S(O)(スルホキシド)、S(O)2(スルホン)、S(スルフィド)またはS−S(ジスルフィド)である;
M2は、0、1または2である;
M12aは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;そして
M12bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
Ryは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基であるか、または炭素原子において一緒になる場合、2個の隣接Ry基は、炭素環または複素環を形成する;または炭素原子において一緒になって、2個の隣接Ry基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;または該環は、1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し得、複素環、例えば、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニルまたはテトラヒドロフリルを形成する;
Rxは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基、または次式である:
【化4】
ここで、M1a、M1cおよびM1dは、別個に、0または1であり、そしてM12cは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
W3は、W4またはW5である;
W4は、R5、−C(Y1)R5、−C(Y1)W5、−SO2R5または−SO2W5である;
W5は、炭素環または複素環であり、ここで、W5は、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W3aは、W4aまたはW5aである;
W4aは、R5a、−C(Y1)R5a、−C(Y1)W5a、−SO2R5aまたは−SO2W5aである;
W5aは、多価置換炭素環または複素環であり、ここで、W5aは、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W6は、1個、2個または3個のA3基で別個に置換されたW3aである;
R1は、別個に、H、または1個〜18個のアルキルである;
R2は、別個に、H、R3またはR4であり、ここで、各R4は、別個に、0個〜3個のR3基で置換されている;または炭素原子において一緒になって、2個のR2基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;必要に応じて、該環は、0個〜3個のR3基で置換され得る;
R3は、R3a、R3b、R3cまたはR3dであるが、但し、R3がヘテロ原子に結合されているとき、R3は、R3cまたはR3dである;
R3aは、F、Cl、Br、I、−CN、N3または−NO2である;
R3bは、Y1である;
R3cは、−Rx、−N(Rx)2、−SRx、−S(O)Rx、−S(O)2Rx、−S(O)(ORx)、−S(O)2(ORx)、−OC(Y1)Rx、−OC(Y1)ORx、−OC(Y1)N(Rx)2、−SC(Y1)Rx、−SC(Y1)ORx、−SC(Y1)N(Rx)2、−N(Rx)C(Y1)Rx、−N(Rx)C(Y1)ORxまたは−N(Y1)N(Rx)2である;
R3dは、−C(Y1)Rx、−C(Y1)ORxまたは−C(Y1)N(Rx)2である;
R4は、1個〜18個の炭素原子のアルキル、2個〜18個の炭素原子のアルケニル、または2個〜18個の炭素原子のアルキニルである;
R5は、R4であり、ここで、各R4は、0個〜3個のR3基で置換されている;そして
R5aは、別個に、1個〜18個の炭素原子のアルキレン、2個〜18個の炭素原子のアルケニレン、または2個〜18個の炭素原子のアルキニレンであり、該アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレンのいずれか1個は、0個〜3個のR3基で置換されている;
Rは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、L−A3、およびプロドラッグ部分から選択される;
置換アルキル、置換アルケニル、置換アルキニル、置換アリールおよび置換複素環は、別個に、1個またはそれ以上の置換基で置換されており、該置換基は、F、Cl、Br、I、OH、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、チオール(−SH)、サルフェート(−OSO3R)、スルファメート、スルホネート(−SO3R)、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、エステル(−COOR)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C8アルコキシ(−OR)、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、およびプロドラッグ部分から選択される;そして
Lは、結合、O、S、S−S(ジスルフィド)、S(=O)(スルホキシド)、S(=O)2(スルホン)、−S(=O)2N(R)−(スルホンアミド)、NR、N−OR、C1〜C12アルキレン、C1〜C12置換アルキレン、C2〜C12アルケニレン、C2〜C12置換アルケニレン、C2〜C12アルキニレン、C2〜C12置換アルキニレン、−(CR2)nO(CR2)n−、−C(=O)NH−、−OC(=O)NH−、−NHC(=O)NH−、C(=O)、−C(=O)NH(CH2)n−または−(CH2CH2O)n−であり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る;
ここで、少なくとも1個のA0基は、A1基である、
化合物。
【請求項3】
1個またはそれ以上の共有結合されたA1基を含む、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物;
ここで:
A1は、以下である:
【化5】
A3は、以下である:
【化6】
ここで:
Y1は、別個に、O、S、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)またはN(N(Rx)2)である;
Y2は、別個に、結合、O、NRx、N(O)(Rx)、N(ORx)、N(O)(ORx)、N(N(Rx)2)、S(O)(スルホキシド)、S(O)2(スルホン)、S(スルフィド)またはS−S(ジスルフィド)である;
M2は、0、1または2である;
M12aは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;そして
M12bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
Ryは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基であるか、または炭素原子において一緒になる場合、2個の隣接Ry基は、炭素環または複素環を形成する;または炭素原子において一緒になって、2個の隣接Ry基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;または該環は、1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し得、複素環、例えば、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニルまたはテトラヒドロフリルを形成する;
Rxは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、または保護基、または次式である:
【化7】
ここで、M1a、M1cおよびM1dは、別個に、0または1であり、そしてM12cは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12である;
W3aは、W4aまたはW5aである;
W4aは、R5a、−C(Y1)R5a、−C(Y1)W5a、−SO2R5aまたは−SO2W5aである;
W5aは、多価置換炭素環または複素環であり、ここで、W5aは、別個に、0個〜3個のR2基で置換されている;
W6は、1個、2個または3個のA3基で別個に置換されたW3aである;
R1は、別個に、H、または1個〜18個のアルキルである;
R2は、別個に、H、R3またはR4であり、ここで、各R4は、別個に、0個〜3個のR3基で置換されている;または炭素原子において一緒になって、2個のR2基は、環;例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する;必要に応じて、該環は、0個〜3個のR3基で置換され得る;
R3は、R3a、R3b、R3cまたはR3dであるが、但し、R3がヘテロ原子に結合されているとき、R3は、R3cまたはR3dである;
R3aは、F、Cl、Br、I、−CN、N3または−NO2である;
R3bは、Y1である;
R3cは、−Rx、−N(Rx)2、−SRx、−S(O)Rx、−S(O)2Rx、−S(O)(ORx)、−S(O)2(ORx)、−OC(Y1)Rx、−OC(Y1)ORx、−OC(Y1)N(Rx)2、−SC(Y1)Rx、−SC(Y1)ORx、−SC(Y1)N(Rx)2、−N(Rx)C(Y1)Rx、−N(Rx)C(Y1)ORxまたは−N(Y1)N(Rx)2である;
R3dは、−C(Y1)Rx、−C(Y1)ORxまたは−C(Y1)N(Rx)2である;
R4は、1個〜18個の炭素原子のアルキル、2個〜18個の炭素原子のアルケニル、または2個〜18個の炭素原子のアルキニルである;
R5は、R4であり、ここで、各R4は、0個〜3個のR3基で置換されている;そして
R5aは、別個に、1個〜18個の炭素原子のアルキレン、2個〜18個の炭素原子のアルケニレン、または2個〜18個の炭素原子のアルキニレンであり、該アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレンのいずれか1個は、0個〜3個のR3基で置換されている;
Rは、別個に、H、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、L−A3、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
置換アルキル、置換アルケニル、置換アルキニル、置換アリールおよび置換複素環は、別個に、1個またはそれ以上の置換基で置換されており、該置換基は、F、Cl、Br、I、OH、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、チオール(−SH)、サルフェート(−OSO3R)、スルファメート、スルホネート(−SO3R)、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、エステル(−COOR)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C8アルコキシ(−OR)、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、およびプロドラッグ部分から選択される;そして
Lは、結合、O、S、S−S(ジスルフィド)、S(=O)(スルホキシド)、S(=O)2(スルホン)、−S(=O)2N(R)−(スルホンアミド)、NR、N−OR、C1〜C12アルキレン、C1〜C12置換アルキレン、C2〜C12アルケニレン、C2〜C12置換アルケニレン、C2〜C12アルキニレン、C2〜C12置換アルキニレン、−(CR2)nO(CR2)n−、−C(=O)NH−、−OC(=O)NH−、−NHC(=O)NH−、C(=O)、−C(=O)NH(CH2)n−または−(CH2CH2O)n−であり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る、
化合物。
【請求項4】
炭素環および複素環が、別個に、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化8】
【請求項5】
炭素環が、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化9】
【化10】
【請求項6】
置換アリールが、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化11】
【請求項7】
置換アリールが、以下から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化12】
ここで、nは、1〜6である、
化合物。
【請求項8】
A1が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化13】
【請求項9】
A1が、次式である、請求項8に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化14】
【請求項10】
A1が、次式である、請求項9に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化15】
【請求項11】
A1が、次式である、請求項9に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化16】
ここで、W5aは、炭素環または複素環であり、そしてW5aは、別個に、0個または1個のR2基で置換されている、
化合物。
【請求項12】
A1が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化17】
ここで、nは、1〜18の整数である、
化合物。
【請求項13】
A2が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化18】
【請求項14】
A2が、フェニル、置換フェニル、ベンジル、置換ベンジル、ピリジルまたは置換ピリジルである、請求項13に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項15】
A2が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化19】
【請求項16】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化20】
ここで、Y2bは、別個に、酸素(O)または窒素(N(Rx))である、
化合物。
【請求項17】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化21】
ここで、W5は、フェニルまたは置換フェニルであり、そしてY2cは、別個に、O、N(Ry)またはSである、
化合物。
【請求項18】
R2が、Hであり、M12aが、1であり、そしてY2cが、別個に、OまたはN(Ry)である、請求項17に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項19】
A3が、次式である、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化22】
ここで、W5は、フェニルまたは置換フェニルである、
化合物。
【請求項20】
Rxが、以下から選択される、請求項19に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化23】
【請求項21】
A3が、次式である、請求項20に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化24】
ここで、Y2bは、OまたはN(Rx);M12dは、1、2、3、4、5、6、7または8である;そして該フェニル炭素環は、0個〜3個のR2基で置換されている、
化合物。
【請求項22】
A3が、次式である、請求項21に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化25】
【請求項23】
A3が、次式である、請求項22に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化26】
【請求項24】
式Iから選択される、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化27】
ここで:
A4およびA5は、それぞれ別個に、5員環、6員環または7員環を形成する部分である;またはA4およびA5は、別個に、O、S、NR、C(R2)2、CR2OR、CR2OC(=O)R、C(=O)、C(=S)、CR2SR、C(=NR)、C(R2)2−C(R3)2、C(R2)=C(R3)、C(R2)2−O、NR−C(R3)2、N=C(R3)、N=N、SO2−NR、C(=O)C(R3)2、C(=O)NR、C(R2)2−C(R3)2−C(R3)2、C(R2)=C(R3)−C(R3)2、C(R2)C(=O)NR、C(R2)C(=S)NR、C(R2)=N−C(R3)2、C(R2)=N−NRおよびN=C(R3)−NRからなる群から選択される;
Qは、N、+NRまたはCR4である;
【化28】
Xは、O、S、NH、NR、N−OR、N−NR2、N−CR2ORまたはN−CR2NR2であり得る;
Rzは、H;ベンジヒドリル(CHPh2)、トリアルキルシリル(R3Si)、2−トリメチルシロキシエチル、アルコキシメチル(CH2OR)およびエステル(C(=O)R)から選択される保護基;またはプロドラッグ部分である;
R1、R2、R3およびR4は、それぞれ別個に、H、F、Cl、Br、I、OH、−NH2、−NH3+、−NHR、−NR2、−NR3+、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、−SO2R、−SO2Ar、−SOAr、−SR、−SAr、−SO2NR2(スルホンアミド)、−SOR、−CO2R、−C(=O)NR2、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、−CN、−N3、−NO2、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8トリフルオロアルキル、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、C2〜C20置換ヘテロアリール、ポリエチレンオキシ、ホスホネート、ホスフェート、プロドラッグ部分、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=S)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−OSO2NR2(スルファメート)、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−OSO2R(スルホネート)、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)、−P(=S)(NR2)2からなる群から選択され、それらのプロドラッグ置換形状を含む;そして
単一炭素上で一緒になるとき、2個のR2または2個のR3は、スピロ環を形成し得る;そして
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項25】
R1、R2、R3およびR4が、以下の構造を含む、請求項24に記載の式Iを有する請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化29】
【化30】
ここで、該波線は、三環式構造上の共有結合点を示す;そして
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項26】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化31】
【請求項27】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化32】
【請求項28】
前記化合物が、次式を有する、請求項24に記載の式Iの請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化33】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項29】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化34】
【請求項30】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化35】
【請求項31】
前記化合物が、次式を有する、請求項24に記載の式Iを有する請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化36】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項32】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化37】
【化38】
【請求項33】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化39】
【請求項34】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化40】
【請求項35】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化41】
【請求項36】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化42】
【請求項37】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化43】
【請求項38】
以下の構造から選択される、請求項24に記載の式IのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化44】
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】
【化49】
【化50】
【化51】
【請求項39】
式IIから選択される、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化52】
ここで:
X1は、CR1、NRまたはNである;
X2は、CR2、NRまたはNである;
X3は、CR3、NRまたはNである;
X4は、CR4、NRまたはNである;
X5は、CR5、NRまたはNである;
X1、X2、X3、X4およびX5の少なくとも1個は、NRまたはNである;
R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、別個に、H、F、Cl、Br、I、OH、−NH2、−NH3+、−NHR、−NR2、−NR3+、C1〜C8アルキルハライド、カルボキシレート、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、C1〜C8アルキルスルホネート、C1〜C8アルキルアミノ、4−ジアルキルアミノビリジニウム、C1〜C8アルキルヒドロキシル、C1〜C8アルキルチオール、−SO2R、−SO2Ar、−SOAr、−SR、−SAr、−SO2NR2(スルホンアミド)、−SOR、−CO2R、−C(=O)NR2、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、−CN、−N3、−NO2、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8トリフルオロアルキル、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、C2〜C20置換ヘテロアリール、ポリエチレンオキシ、ホスホネート、ホスフェート、プロドラッグ部分、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=S)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−OSO2NR2(スルファメート)、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−OSO2R(スルホネート)、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)、−P(=S)(NR2)2からなる群から選択され、それらのプロドラッグ置換形状を含む;
R、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む;ここで、該ホスホネート基は、プロドラッグ部分であり得る;または該ホスホネート基は、式IIの環炭素(CR1、CR2、CR3、CR4またはCR5)に直接結合される;
Rzは、H、保護基またはプロドラッグ部分である;
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
Arは、Lと1個またはそれ以上のR6とに共有結合されている;そして
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項40】
以下の構造から選択される、請求項39に記載の式IIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化53】
【化54】
【化55】
【請求項41】
前記化合物が、次式を有する請求項39に記載の式IIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化56】
【化57】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項42】
前記化合物が、次式を有する請求項39に記載の式IIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化58】
ここで、少なくとも1個のアリールまたはスルタム環炭素原子は、A1基で置換されており、そして任意のアリールまたはスルタム環炭素原子は、A2基で置換され得る、
化合物。
【請求項43】
以下の構造から選択される、請求項42に記載の式IIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化59】
【請求項44】
式IIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化60】
ここで、
Rzは、H、保護基またはプロドラッグ部分である;
Xは、Lである;そして
Zは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項45】
以下の構造から選択される、請求項44に記載の式IIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化61】
【請求項46】
以下の構造から選択される、請求項45に記載の式IIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化62】
【請求項47】
式IVから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化63】
ここで:
R1は、H、F、Cl、Br、I、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分から選択される;
R2aおよびR5は、それぞれ別個に、H、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R3およびR4は、それぞれ別個に、H、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CH0)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
Rは、別個に、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、およびC2〜C20置換ヘテロアリールからなる群から選択される;
R、R1、R2a、R3、R4またはR5は、別個に、A1、A3またはL−A3を含む;そして
R、R1、R2a、R3、R4およびR5の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む;
ここで、該化合物は、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項48】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、別個に、−C(=S)NR2、−C(=O)OR、−C(=O)NR2、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−SO2NR2、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−SR、−S(O)R、−SO2R、−SO2R、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)2および−P(=S)(NR2)2からなる群から選択される;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項49】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、個々にまたは組み合わせて、4員〜7員環ラクタム、カーボネートまたはスルタム、または以下の構造を有するピペラジニルスルファメートを形成する、請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化64】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項50】
R1、R2a、R3、R4およびR5が、別個に、−OC(=S)NR2、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−OP(=O)(OR)2、−OP(=O)(OR)(NR2)、−OP(=O)(NR2)2、−OP(=S)(OR)2、−OP(=S)(OR)(NR2)および−OP(=S)(NR2)2からなる群から選択され、
該化合物が、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、請求項47に記載の式IVを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項51】
以下の構造から選択される、請求項47に記載の式IVのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化65】
【請求項52】
式IVから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化66】
ここで:
R1は、H、F、Cl、Br、I、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、およびC2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R5は、H、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CHO)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
R2b、R3およびR4は、それぞれ別個に、H、OH、OR、アミノ(−NH2)、アンモニウム(−NH3+)、アルキルアミノ(−NHR)、ジアルキルアミノ(−NR2)、トリアルキルアンモニウム(−NR3+)、カルボキシル(−CO2H)、サルフェート、スルファメート、スルホネート、5員〜7員環スルタム、4−ジアルキルアミノビリジニウム、アルキルスルホン(−SO2R)、アリールスルホン(−SO2Ar)、アリールスルホキシド(−SOAr)、アリールチオ(−SAr)、スルホンアミド(−SO2NR2)、アルキルスルホキシド(−SOR)、ホルミル(−CH0)、エステル(−CO2R)、アミド(−C(=O)NR2)、5員〜7員環ラクタム、5員〜7員環ラクトン、ニトリル(−CN)、アジド(−N3)、ニトロ(−NO2)、C1〜C18アルキル、C1〜C18置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20複素環、C2〜C20置換複素環、ホスホネート、ホスフェート、ポリエチレンオキシ、保護基、およびプロドラッグ部分からなる群から選択される;
Rは、別個に、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、およびC2〜C20置換ヘテロアリールからなる群から選択される;
R、R1、R2b、R3、R4またはR5は、別個に、A1、A3またはL−A3を含む;そして
R、R1、R2b、R3、R4およびR5の少なくとも1個は、ホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項53】
R1、R2b、R3、R4およびR5が、別個に、−C(=S)NR2、−C(=O)OR、−C(=O)NR2、−C(=O)NRNR2、−C(=O)R、−SO2NR2、−NRSO2R、−NRC(=S)NR2、−SR、−S(O)R、−SO2R、−SO2R、−P(=O)(OR)2、−P(=O)(OR)(NR2)、−P(=O)(NR2)2、−P(=S)(OR)2、−P(=S)(OR)(NR2)2および−P(=S)(NR2)2からなる群から選択される;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項54】
R1、R2b、R2b、R3、R4およびR5が、個々にまたは組み合わせて、4員〜7員環ラクタム、カーボネートまたはスルタム、または以下の構造を有するピペラジニルスルファメートを形成する、請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化67】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、
化合物。
【請求項55】
R1が、−OC(=S)NR2、−OC(=O)OR、−OC(=O)NR2、−OC(=O)NRNR2、−OC(=O)R、−OP(=O)(OR)2、−OP(=O)(OR)(NR2)、−OP(=O)(NR2)2、−OP(=S)(OR)2、−OP(=S)(OR)(NR2)および−OP(=S)(NR2)2からなる群から選択され、
該化合物が、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている;
それらのプロドラッグ置換形状を含む、請求項52に記載の式Vを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項56】
以下の構造から選択される、請求項52に記載の式VのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化68】
【請求項57】
式VIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化69】
ここで、
Rは、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリール、またはC2〜C20置換ヘテロアリール、C1〜C8アルキルアミノ、C1〜C8置換アルキルアミノ、C2〜C18アルケニルアミノ、C2〜C18置換アルケニルアミノ、C2〜C18アルキニルアミノ、C2〜C18置換アルキニルアミノ、C6〜C20アリールアミノ、C6〜C20置換アリールアミノ、C2〜C20ヘテロアリールアミノ、またはC2〜C20置換ヘテロアリールアミノである;
Xは、カルボン酸またはエステル基、酸性プロトンを備えた部分(例えば、テトラゾールまたはトリアゾール)、置換アミド、アリール、置換アリール、ヘテロアリールまたはヘテロアリールである;そして
該式VI化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項58】
Rが、チオフェニル、チオイミダゾリル、ベンゾチオフェニル、ナフチチオフェニル、ピロリジニル、ピラゾリル、インダニル、インドリル、セサミルおよびベンゾキサゾリルである、請求項57に記載の式VIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項59】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化70】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項60】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化71】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項61】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化72】
【化73】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項62】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化74】
ここで、nは、1、2、3、4、5または6であり得る;
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項63】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化75】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項64】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化76】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項65】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化77】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項66】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、HIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化78】
【請求項67】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化79】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項68】
以下の構造から選択される請求項57に記載の式VIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化80】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項69】
式VIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化81】
ここで、Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
該式VII化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項70】
以下の構造から選択される、請求項69に記載の式VIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化82】
【請求項71】
以下の構造から選択される請求項69に記載の式VIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化83】
【請求項72】
以下の構造を有する請求項69に記載の式VIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化84】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項73】
式VIIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化85】
ここで、Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして該式VIII化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項74】
以下の構造を有する、請求項73に記載の式VIIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化86】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項75】
以下の構造を有する請求項73に記載の式VIIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化87】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項76】
以下の構造を有する請求項73に記載の式VIIIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化88】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項77】
式IXから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化89】
ここで、Rは、単結合または縮合環系を介してカテコール部分に共有結合されたHIVインテグラーゼ阻害剤足場であり、そして該式IX化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項78】
以下の構造を有する請求項77に記載の式IXを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化90】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項79】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化91】
【請求項80】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化92】
【請求項81】
以下の構造から選択される、請求項77に記載の式IXのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化93】
ここで、Raaは、アミノ酸側鎖であり、プロリンを含む、
化合物。
【請求項82】
式IXから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化94】
ここで、Rxは、単結合または縮合環系を介してスチリルカテコール部分に共有結合されたHIVインテグラーゼ阻害剤足場であり、そして該式X化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項83】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化95】
ここで、X1は、−NH(CH2)nNH−、アルキルアリーレンまたはアリーレンであり、ここで、nは、1、2、3、4、5または6である;そしてX2は、CN、BrまたはOHであり、そして任意の炭素またはヒドロキシル酸素原子は、別個に、A2で置換され得る;および
【化96】
ここで、Qは、CH2、O、S、NHまたはNRである、
化合物。
【請求項84】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化97】
【請求項85】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化98】
【化99】
【請求項86】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化100】
【請求項87】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化101】
【請求項88】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化102】
【請求項89】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化103】
【請求項90】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化104】
【請求項91】
以下の構造から選択される、請求項82に記載の式XのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化105】
【請求項92】
式XIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化106】
ここで、式XI化合物は、さらに、縮合環系で置換され得、Lは、リンカーであり、そして該式XI化合物は、少なくとも1個のA0基を含む、
化合物。
【請求項93】
以下の構造を有する請求項92に記載の式XIを有する、請求項2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化107】
これは、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基で置換されている、
化合物。
【請求項94】
以下の構造から選択される、請求項93に記載の式XIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化108】
【請求項95】
式XIIから選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化109】
ここで、式XII化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む、
化合物。
【請求項96】
以下の構造から選択される、請求項95に記載の式XIIのHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化110】
【請求項97】
式XIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化111】
【請求項98】
式XIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化112】
ここで、波線
【化112−a】
は、描写した構造が繰り返し重合体分子の下部構造であることを示す;そして、ここで、式XIVの化合物は、少なくとも1個のホスホネート基を含む;そして、ここで、該ポリピロールアミド分子内の1個またはそれ以上のピロールアミドモノマーは、1つまたはそれ以上の位置において、ホスホネート基で置換されている、
化合物。
【請求項99】
式XVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化113】
【請求項100】
式XVの構造から選択される、請求項99に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化114】
【請求項101】
式XVの構造から選択される、請求項99に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化115】
【請求項102】
式XVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化116】
【請求項103】
式XVIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化117】
【請求項104】
式XVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化118】
【請求項105】
式XIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化119】
【請求項106】
式XXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化120】
ここで、R1は、H、置換または非置換C1〜6アルキル、ハロ、NO2、NH2、CO2H、置換または非置換アリール、必要に応じてベンゼンで縮合した5員または6員芳香族または不飽和ヘテロシクリル、置換または非置換アリール−カルボニルアミノであり、該ヘテロシクリルは、1個〜3個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、N、SおよびOから選択される;そして
R2およびR3は、別個に、H、C1〜6アルキルまたはアルコキシ、ハロ、NH2、C1〜6アルキルアミノ、ジ(C1〜6アルキル)アミノ、NO2、CN、CONH2、CO2H、C2〜7アルキルカルボニルアミノ、C3〜13アルコキシカルボニルアミノアルコキシ、C1〜6アミノアルコキシ、C3〜13アルキルカルボニルアミノアルコキシである、
化合物。
【請求項107】
式XXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化121】
【請求項108】
式XXI構造およびそれらのアトロプ異性体から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化122】
【請求項109】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化123】
【請求項110】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化124】
【請求項111】
式XXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化125】
【請求項112】
式XXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化126】
【請求項113】
式XXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化127】
【請求項114】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化128】
【請求項115】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化129】
【化130】
【請求項116】
式XXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化131】
【請求項117】
式XXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化132】
【請求項118】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化133】
【請求項119】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化134】
ここで、上記構造におけるフェニル環、N、Sまたはヒドロキシル酸素原子の各々は、別個に、A0基で置換され得る、
化合物。
【請求項120】
式XXVIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化135】
ここで、上記構造におけるフェニル環、N、Sまたはヒドロキシル酸素原子の各々は、別個に、A0基で置換され得る、
化合物。
【請求項121】
式XXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化136】
【請求項122】
式XXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化137】
【請求項123】
式XXIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化138】
【請求項124】
式XXXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化139】
ここで、Rは、H、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18置換アルケニル、C2〜C18アルキニル、C2〜C18置換アルキニル、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである;そして
【化140】
ここで、Zは、−C(O)Arまたは−SO2Rである;そして
Arは、C3〜C12炭素環、C3〜C12置換炭素環、C6〜C20アリール、C6〜C20置換アリール、C2〜C20ヘテロアリールまたはC2〜C20置換ヘテロアリールである、
化合物。
【請求項125】
式XXXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化141】
【請求項126】
式XXXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化142】
【請求項127】
式XXXIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化143】
【請求項128】
式XXXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化144】
【請求項129】
式XXXIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化145】
【請求項130】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化146】
【請求項131】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項130に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化147】
【化147−a】
【請求項132】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化148】
【化149】
【請求項133】
式XXXIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化150】
【化151】
【化152】
【請求項134】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化153】
【請求項135】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化154】
【請求項136】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化155】
【請求項137】
式XXXIVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化156】
ここで、Arは、炭素環または複素環である、
化合物。
【請求項138】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化157】
【請求項139】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化158】
【請求項140】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化159】
【請求項141】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化160】
【請求項142】
式XXXVの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化161】
ここで、波線は、分子内の追加ヌクレオチド単位を示す;Bは、核酸塩基であり、そして式XXXVIの化合物は、その5’末端、3’末端、インターヌクレオチドホスフェート連鎖、糖、または核酸塩基部分において共有結合された少なくとも1個のA1基を含む、
化合物。
【請求項143】
式XXXVIIの構造を含む、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化162】
ここで、Raaは、アミノ酸側鎖である、
化合物。
【請求項144】
式XXXVIIIの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化163】
【請求項145】
式XXXIXの構造から選択される、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物:
【化164】
【請求項146】
前記化合物が、4−(3−ベンジル−フェニル)−2−ヒドロキシ−4−オキソ−ブタ−2−エン酸、1−[5−(4−フルオロ−ベンジル)−フラン−2−イル]−3−ヒドロキシ−3−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−プロペノン、または5−(1,1−ジオキソ−116−[1,2]チアジナン−2−イル)−8−ヒドロキシ−キノリン−7−カルボン酸4−フルオロ−ベンジルアミドであり、1個またはそれ以上の共有結合されたA0基を含む、請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項147】
請求項2に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物であって、前記化合物は、以下ではない:
【化165】
ここで、X74(−X75、−X76)は、ベンジルで置換されたフェニルではなく、そしてX77は、水素ではない;または該化合物は、以下ではない、
【化166】
ここで、X78がヒドロキシであり、そしてX80(−X81)が1H−[1,2,4]トリアゾールであるとき、X74(−X75、−X76、−X79)は、p−フルオロベンジルで置換されたフランではない、
化合物。
【請求項148】
ヒトPBMCで蓄積できるホスホネートプロドラッグを含有する、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項149】
ヒトPBMCにおける前記化合物または該化合物の細胞内代謝物のバイアアベイラビリティーが、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項148に記載の化合物。
【請求項150】
ヒトPBMCにおける前記化合物または該化合物の細胞内代謝物の細胞内半減期が、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項148に記載の化合物。
【請求項151】
前記半減期が、少なくとも約50%改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項152】
前記半減期が、少なくとも約100%改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項153】
ヒトPBMCにおける前記化合物の代謝物の細胞内半減期が、ホスホネートまたはホスホネートプロドラッグを有しない該化合物の類似物と比較したとき、改善される、請求項150に記載の化合物。
【請求項154】
前記半減期が、少なくとも約50%改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項155】
前記半減期が、少なくとも約100%改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項156】
前記半減期が、約100%より大きく改善される、請求項152に記載の化合物。
【請求項157】
請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量と、薬学的に受容可能な担体とを含有する、医薬組成物。
【請求項158】
さらに、HIV阻害薬、抗感染薬および免疫調節剤から選択されるAIDS治療薬の治療有効量を含有する、請求項157に記載の医薬組成物。
【請求項159】
前記HIV阻害薬が、HIV−プロテアーゼ阻害剤である、請求項158に記載の医薬組成物。
【請求項160】
前記HIV阻害薬が、ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤である、請求項159に記載の組成物。
【請求項161】
前記HIV阻害薬が、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤である、請求項159に記載の組成物。
【請求項162】
医薬組成物を製造する方法であって、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物と薬学的に受容可能な担体とを混ぜ合わせる工程を包含する、方法。
【請求項163】
HIVインテグラーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項164】
HIVによる感染を治療するか、あるいはAIDSまたはARCを治療する方法であって、このような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項165】
白血球に影響を与える障害を治療する方法であって、該方法は、白血球を標的化する必要がある患者に、ホスホネートプロドラッグを含有する請求項1に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項166】
化合物を白血球に標的化する方法であって、該方法は、以下の工程:
所望の医薬活性および第一構造を有するHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を選択する工程;
該第一構造の1個またはそれ以上の原子を、ホスホネート基または初期ホスホネート基を含む有機置換基で置き換えることにより、該第一構造を変性して、第二構造を有する化合物を提供する工程、
を包含する、方法。
【請求項167】
白血球の選択性および所望の医薬活性の両方を有するHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を製造する方法であって、該方法は、以下の工程:
ホスホネート基または前駆体ホスホネート基を含有する第一構造を有する請求項1に記載の第一分子を化学的に合成する工程であって、ここで、該第一構造は、化合物の第二構造とは異なり、該第二構造は、該第二構造の少なくとも1個の水素原子を有機置換基で置き換えることにより、該所望医薬活性を有することが知られており、該有機置換基は、ホスホネート基または初期ホスホネート基を含む、工程、
を包含する、方法。
【請求項168】
前記第一分子が、一連の化学反応により合成され、ここで、前記第二構造の水素が、前記有機置換基で置き換えられる、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
前記第一分子が、前記第二構造の分子を決して含まない一連の化学反応により、合成される、請求項167に記載の方法。
【請求項170】
白血球の内部でHIVインテグラーゼ阻害剤化合物を蓄積する方法であって、該方法は、以下の工程:
検体に、請求項1に記載の化合物を含有する組成物を投与する工程、
を包含する、方法。
【請求項171】
前記検体が、HIVに感染したヒトである、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記検体が、HIVに感染するリスクがあるヒトである、請求項170に記載の方法。
【請求項173】
動物におけるHIVの症状または影響を治療または予防する方法であって、該動物に、請求項1に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項174】
前記化合物が、薬学的に受容可能な担体と共に処方される、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
HIV感染を治療または予防する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項176】
医学的療法または診断で使用するための、請求項1に記載の化合物。
【請求項177】
抗炎症活性を有しない、請求項1、2または3に記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項178】
免疫調節活性を有しない、請求項1、2、3および177のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項179】
代謝病に対する活性を有しない、請求項1、2、3、177および178のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項180】
抗癌活性を有しない、請求項1、2、3、177、178および179のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項181】
プリンヌクレオシドホスホリラーゼを阻害しない、請求項1、2、3、177、178、179および180のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項182】
抗キナーゼ活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180および181のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項183】
代謝拮抗物質活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181および182のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項184】
抗−IMPDH活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181、182および183のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【請求項185】
ヌクレオシド活性を有しない、請求項1、2、3、177、178、179、180、181、182、183および184のいずれかに記載のHIVインテグラーゼ阻害剤化合物。
【公表番号】特表2007−532665(P2007−532665A)
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−508496(P2007−508496)
【出願日】平成17年4月11日(2005.4.11)
【国際出願番号】PCT/US2005/012520
【国際公開番号】WO2005/117904
【国際公開日】平成17年12月15日(2005.12.15)
【出願人】(500029420)ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド (141)
【出願人】(506344778)
【出願人】(506345199)
【出願人】(506346347)
【出願人】(506344952)
【出願人】(506345029)
【出願人】(506344826)
【出願人】(506346370)
【出願人】(506346200)
【出願人】(506346196)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月11日(2005.4.11)
【国際出願番号】PCT/US2005/012520
【国際公開番号】WO2005/117904
【国際公開日】平成17年12月15日(2005.12.15)
【出願人】(500029420)ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド (141)
【出願人】(506344778)
【出願人】(506345199)
【出願人】(506346347)
【出願人】(506344952)
【出願人】(506345029)
【出願人】(506344826)
【出願人】(506346370)
【出願人】(506346200)
【出願人】(506346196)
【Fターム(参考)】
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