LTEシステムのための上向きリンクサウンディング参照信号伝送方法
本発明は、SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字kとSRS伝送のための無線フレームのインデックス番号のnSRS値を算出する段階と、nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じてSRSを伝送する段階とを含む上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法が提供される。各時点にSRSを伝送する前に、UEが多重サウンディング後、全体SRS周波数ホッピング帯域幅を一律的にサウンディングすることができるように保証するために、特定の周波数ホッピングパターンによってSRSのための開始周波数位置が変更されなければならない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムのための上向きリンクサウンディング参照信号伝送装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)標準は、ロングタームエボリューション(LTE)標準として知られている次世代通信標準を樹立することを目的にする。LTEの下向きリンク伝送技術は、直交周波数分割多重化(OFDM)を基盤とするが、上向きリンク伝送技術は、シングルキャリア周波数分割多重接続(SCFDMA)方式を基盤とする。LTEシステムでは、2つのタイプのフレーム構造が使用され、ここで、タイプ1は、周波数分割デュプレックス(FDD)を適用し、タイプ2は、時分割デュプレックス(TDD)を適用する。
【0003】
図2は、無線フレーム長さが30720xTS=10msであり、各フレームが0から19までのインデックス範囲をカバーする15360TS=0.5ms長さの20個のタイプスロットに分割されるLTE FDDシステムにおいてのフレーム構造を示す。各タイムスロットは、複数個のOFDMシンボルを含み、2つのタイプのうち1つの周期的前置符号(CP)、すなわち、一般CPと拡張CPのうち1つを利用する。一般CPを使用するタイムスロットは、7個のOFDMシンボルを含むが、拡張CPを使用するタイムスロットは、6個のタイムスロットを含む。各サブフレームは、2つの連続したタイムスロット、すなわちk番目のサブフレームは、2k番目及び(2k+1)番目のタイムスロットで構成される。
【0004】
図3は、LTE TTDシステムにおいてのフレーム構造を示す。307200xTs=10ms長さを有する無線フレームは、153600xTs=5ms長さの2つの同一のハーフフレーム(half-frame)に分割される。各ハーフフレームは、8個の15360xTs=0.5ms長さのスロットと3個の特別な領域、すなわち下向きリンクパイロットスロット(DwPTS)、保護区間(GP)、そして上向きリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)を含み、全体30720Ts=1msの長さを有する。各タイムスロットは、複数個のOFDMシンボルを含み、一般CPあるいは拡張CPを使用する。一般CPを使用するタイムスロットは、7個のOFDMシンボルを含むが、拡張CPを使用するタイムスロットは、6個のOFDMシンボルを有する。
【0005】
各サブフレームは、2つの連続したタイムスロット、すなわちk番目サブフレームは、2k番目及び(2k+1)番目のタイムスロットで構成される。1番目及び6番目のサブフレームは、前記3つの領域を含む。この時、下向きリンク伝送のために0番目及び5番目のサブフレーム及びDwPTSが割り当てられる。転換区間が5msなら、上向きリンク伝送のためにUpPTSと2番目及び7番目のサブフレームが割り当てられる。転換区間が10msなら、上向きリンク伝送のためにUpPTSと2番目のサブフレームが割り当てられる。
【0006】
図4は、LTE TTDフレーム構造の構成図を示す。図4で、構成0では、各無線フレームが0から始まって循環されるインデックスを割り当てられる10個の無線サブフレームを含むことを示す。0番目及び5番目のサブフレームは、下向きリンクデータを伝送するために、すなわち0番目及び5番目のサブフレームは、基地局(eNB)からユーザ端末(UEs)に情報伝送のために使用され、2、3、7、8、及び9番目のサブフレームは、UEが上向きリンクデータ伝送、すなわちeNBへの情報伝送のために使用され、特別サブフレームとも呼ばれる1番目及び6番目のサブフレームは、各々DwPTS、GP、及びUpPTSとして定義される3つの特別タイムスロットで構成される。ここで、DwPTS、GP、及びUpPTSの長さは、システム構成によって可変的である。
【0007】
図5A及び図5Bは、LTEシステムにおいて1つの上向きリンクサブフレームの時間−周波数グリッドと一般CPと拡張CPが構成される条件の下にサウンディング参照信号(SRS)のための時間−周波数資源の使用可能位置を示す図である。システムが一般CPとともに構成される時、資源ブロック(RB)内の各上向きリンクサブフレームは、各々7個のシングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボル(時間領域)と12個の副搬送波(周波数領域)を含む2つのタイムスロットを含む。システムが拡張CPとともに構成される時、各RB内の各々の上向きリンクサブフレームは、6個のSC−FDMAシンボルと12個の副搬送波を含む2つの連続したタイムスロットを含む。最小限の上向きリンクサブフレーム資源は、資源要素(RE)と呼ばれる。
【0008】
現在LTEに対する論議によれば、各無線フレームで一部のサブフレーム内の最後のシンボルは、SRSを伝送するために使用される。
【0009】
LTEにおいて上向きリンクSRSの目的は、全体システム帯域幅に対してUEからSRSができるだけ大きくなるように保証するためのSRS周波数ホッピング(frequency-hop)方式のためのものである。現在、4つの異なるシステム帯域幅設定のためのSRS規定によれば、eNBは、端末に互いに異なる周波数ホッピング方式で割り当てるための8ビット無線資源制御(RRC)シグナリングを利用する。8ビットRRCシグナリングのうち、4ビットは、SRS帯域幅の構造を示すために使用され、2つのビットは、現在構成で端末のSRS帯域幅を示すために使用され、残りの2つのビットは、SRS周波数ホッピング帯域幅を示すために使用される。
【0010】
同一の周波数ホッピング区間(T)、同一の伝送サブフレームオフセット及び同一のコム位置(Comb location)内で互いに異なる端末のSRS間の衝突を回避するために、端末がSRS周波数ホップを設定する時、現在の無線フレーム番号(nf)、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス(ns)、そしてSRS区間(T)によって、次の数式1によって、SRSのロジッグ識別子(ID)(nSRS)が算出される。
【0011】
【数1】
【0012】
SRSの各伝送のための物理的資源は、nSRSを基盤に決定される。nSRSが連続値(continuous value)なら、現在のSRS周波数ホッピング方式によって、UEは、できるだけ大きく全体システム帯域をサウンディングするように保証されることができる。FDDシステムにおいては、上向きリンク及び下向きリンクの両方で周波数分割多重化が適用されるので、各々のSRS区間で少なくとも1つの上向きリンクサブフレームがeNBによって割り当てられることを保証されることができる。したがって、数式1によって獲得したnSRSは、連続的な値である。これは、SRSが全体システム帯域幅をサウンディングすることを保証する。
【0013】
しかし、TDDシステムのフレーム構造においては、少なくとも1つの上向きリンクサブフレームが2つの連続したサブフレーム毎に割り当てられることを保証されることができない。したがって、UEが2ms区間で設定される時、数式1によって求められたnSRSがTDDシステムでは連続的でなく、これは、UEが全体システム帯域幅をサウンディングすることが不可能であり、周波数ホッピングパターンがサウンディング周波数ホッピング帯域幅内で均一でなくなる結果を招く。
【0014】
図9は、T=2(図9(a))と5の時、数式1によって求められたnSRSの値を示す。図10は、システム帯域幅=25RB、SRS周波数ホッピングインデックス=3、SRS帯域幅=4、そしてSRS周波数ホッピング帯域幅=20の時、現在システムでの問題点を示す。7個の異なる上向きリンク及び下向きリンク構成がTDDシステムに適用されることができるので、新しい周波数ホッピング方式がTDDまたはFDDシステムの任意のSRS設定区間内で、端末が固定された区間とともに全体SRS周波数ホッピング帯域を周期的にサウンディングすることができ、周波数ホッピングパターンが周波数ホッピング帯域全体に分散される、すなわち各SRS帯域幅に対するサウンディング周波数ができるだけ一貫性があることを保証しなければならない。図9に示されたように、Tの値とは別個に、SRSは、帯域幅の一部にのみ伝達されるか、帯域幅のためのサウンディング回数は同一でない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
現在、7種の上向きリンク及び下向きリンク構成に対する包括的な考慮に関する複雑な問題を解決するための方法に対するLTE論議が進行されていない。
本発明の目的は、上向きリンク信号、特に上向きリンクサウンディング信号を伝送するための周波数ホッピング方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の一態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号伝送方法は、SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字kとSRS伝送のための無線フレームのインデックス番号nSRSの値を算出する段階と、nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じてSRSを伝送する段階とを含む。
【0017】
本発明の他の態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法は、SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字k、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号、SRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号及びSRS区間によってnSRSの値を算出する段階と、nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む。
【0018】
本発明のさらに他の態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法は、時分割デュプレックス(TDD)システムのための上向きリンクと下向きリンク構成、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス番号、そして基地局(eNB)からSRS開始ビット位置に対する情報によって時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む。
【発明の効果】
【0019】
本発明の効果は、上向きリンク信号、特に上向きリンクサウンディング信号を伝送するための周波数ホッピング方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明による構造のブロック図である。
【図2】従来のLTE FDDフレーム構造を示す図である。
【図3】従来のLTE TTDフレーム構造を示す図である。
【図4】LTE TTDシステムのための従来の上向きリンク及び下向きリンク構造を示す図である。
【図5A】従来のSRS伝送のためのLTE上向きリンクサブフレームの構造を示す図である。
【図5B】従来のSRS伝送のためのLTE上向きリンクサブフレームの構造を示す図である。
【図6】FDDシステムにおいてUE SRS構成表を示す図である。
【図7】TDDシステムにおいてUE SRS構成表の第1実施形態を示す図である。
【図8】TDDシステムにおいてUE SRS構成表の第2実施形態を示す図である。
【図9】解決すべき問題点を示す図である。
【図10】SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図11】T=2の時、SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図12】T=5の時、SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図13A】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13B】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13C】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13D】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図14A】図7の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図14B】図7の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15A】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15B】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15C】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16A】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16B】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16C】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16D】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図17】SRS信号資源マッピング図である。
【図18】異なる上向きリンク及び下向きリンク構成がTDDシステムに適用される時、SRSインデックスk間のマッピング関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本願では、
【数2】
を
Xab
と表記する。
【0022】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、図面において、同一の構成要素は、できるだけ同一の符号で示す。また、本発明の要旨を不明瞭にすることができる公知機能及び構成に対する詳細な説明を省略する。
【0023】
図1は、本発明によるシステムブロック図を示す。システムは、eNBからRRCシグナリングを利用して伝送されるSRS帯域幅指示子によって伝送されるZadoff−Chuシーケンスを生成するSRSシーケンス生成器101と、SRS区間T(図7及び図8示された)、サブフレームオフセットと現在無線フレームのインデックス番号nfのような(eNBからの11ビットRRCシグナリングを通じて伝送された)SRSパラメータによってSRS周波数ホッピングパターンを生成し、そして生成された周波数ホッピングパターンによってSRSシーケンスを対応する物理資源要素(REs)にマッピングし、逆高速フーリエ変換(IFFT)を通じて伝送されるSC−FDMAシンボルを生成する物理資源マッパー102とを含む。上記システムは、無線送信機から電磁波の形態で出力される無線周波数(RF)信号を伝送するアンテナをさらに含む。
【0024】
本発明によるシステムは、図1に示された物理資源マッパー102と関連がある。
【0025】
図14A及び図14Bは、図7に示されたTDDシステムのためのUE SRS構成表に適した本発明によるSRS周波数ホッピング方法を示す。この方法によって、段階1400で、UEは、(eNBがRRCシグナリングを通じて割り当てた)SRS帯域幅パラメータと循環シフト(cyclic shift)パラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0026】
段階1401で、UEは、(eNBがUEに対して割り当てた)SRS区間が2であるか否かを判断、すなわち、端末がISRS(RRCシグナリングを通じてeNBから伝送されるSRS区間)の値を読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は、段階1402に進行し、そうでなければ、段階1403に進行する。
【0027】
段階1402で、UEは、SRS信号を伝送するための無線フレームのインデックス番号nfによる周波数ホッピングパターンパラメータnSRSと無線フレーム内のSRSシーケンスのSRSのインデックス番号kを決定する。上記パラメータを決定するための要求事項は、異なるUEであるが同一のSRS区間、同一のサブフレームオフセット及び同一のコムインデックス番号を有するSRS間の衝突を回避し、UEがeNBによって割り当てられた全体SRS周波数ホッピング帯域幅をサウンディングすることができるように、nSRSがTDDシステムにおいて無線フレームと異なる上向きリンク及び下向きリンクサブフレーム構成内でSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kに連続するように保証するものである。
【0028】
このような要求事項によって、nSRS=f(nf,k)という結論を出すことができる。ここで、具現方式は、数式2のマッピング方法内に制限されない。
【0029】
【数3】
【0030】
数式2によって、TDDシステムにおいての上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、k=0、1、2及び3、L=4であり、TDDシステムにおいての上向きリンクと下向きリンクのための構成が3、4及び5なら、k=0、1、L=2である。kは、昇順にインデキシングされる。すなわちSRSを伝送するための各無線フレーム内の1番目のSC−FDMAシンボルはk=0に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの2番目のSC−FDMAシンボルはk=1に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの3番目のSC−FDMAシンボルはk=2に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの4番目のSC−FDMAシンボルはk=3に対応し、nf
は、無線フレームのインデックス番号を示し、nf>0である。
【0031】
前述の同一の原理が適用される限り、異なるk値によって連続的なnSRSを求めるための他の方法が使用されることもできる。
【0032】
段階1403で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式3によって、周波数ホップパラメータを決定する。
【0033】
【数4】
【0034】
数式3で、nf≧0は、無線フレームのインデックス番号を示し、nsは、SRSを伝送するための無線フレーム内のスロットのインデックス番号を示し、eNBのRRCシグナリングによってUEは、図7の内容と5≦T≦320を基盤にTとnsを決定する。
【0035】
段階1404で、周波数−領域増分は、求められたnSRSによってフレーム内のSRSによって、すなわち次の数式4によって算出及び更新される。
【0036】
【数5】
【0037】
数式4で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0038】
段階1405で、インデックス番号Nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式5によってSRS伝送のために算出される。
【0039】
【数6】
【0040】
数式5で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0041】
段階1406で、開始周波数−領域位置k0は、SRSを伝送するために、次の数式6によって算出される。
【0042】
【数7】
【0043】
数式6で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0044】
段階1407で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0045】
段階1408で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてアンテナを通じて伝送される。
【0046】
図15A〜図15Cは、図8のTTDシステムのためのUE SRS構成表に該当する本発明のさらに他のSRS周波数ホッピング方法を示す。この方法で、段階1500で、UEは、SRS帯域幅パラメータ(RRCシグナリングを通じてeNBが割当)と循環シフトパラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0047】
段階1501で、端末は、SRS区間(UEに対してeNBが割当)が5であるか否かを判断、すなわちUEがISRS(eNBがRRCシグナリングを通じて伝送したSRS区間)を読み出す。0≦ISRS≦14であれば、方法は段階1502に進行し、そうでなければ、方法は段階1504に進行する。
【0048】
段階1502で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBが伝送したSRS区間に対するパラメータISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、方法は、段階1503に進行し、そうでなければ、方法は、段階1504に進行する。
【0049】
段階1053で、UEは、SRS信号を伝送するための無線フレームのインデックス番号nf、SRSを伝送するための無線フレーム内のスロットのインデックス番号ns 、そして無線フレーム内のSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kによって周波数ホッピングパターンパラメータnSRSを決定する(図18参照)。上記パラメータを決定するための要求事項は、異なるUEであるが同一のSRS区間、同一のサブフレームオフセット及び同一のコムインデックス番号を有するSRS間の衝突を回避し、UEがeNBによって割り当てられた全体SRS周波数ホッピング帯域幅をサウンディングすることができるように、nSRSがTDDシステムにおいて無線フレームと異なる上向きリンク及び下向きリンクサブフレーム構成内でSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kに連続するように保証するものである。
【0050】
このような要求事項によって、nSRS=f(nf,k)という結論を出すことができる。ここで、具現方式は、数式7のマッピング方法内に制限されない。
【0051】
【数8】
【0052】
(a)TDD上向きリンク及び下向きリンク構成0、1、2、及び6に対して
【数9】
【0053】
(b)TDD上向きリンク及び下向きリンク構成3、4、及び5に対して
Δk=k (k=0,1)
【0054】
ここで、k=0、1、2、そして3(TDDシステムにおいて上向きリンクと下向きリンクに対する構成が0、1、2及び6の場合)、k=0及び1(TDDシステムにおいて上向きリンクと下向きリンクに対する構成が3、4、及び5の場合)、kは、昇順にインデキシングされる。すなわちSRSを伝送するための各無線フレーム内の1番目のSC−FDMAシンボルはk=0に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの2番目のSC−FDMAシンボルはk=1に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの3番目のSC−FDMAシンボルはk=2に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの4番目のSC−FDMAシンボルはk=3に対応し、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf>0である。ここで、T=5である。
【0055】
前述の同一の原理が適用される限り、異なるk値によって連続的なnSRSを求めるための他の方法が使用されることもできる。
【0056】
段階1504で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式8によって、周波数ホップパラメータnSRSを決定する。
【0057】
【数10】
【0058】
数式8で、nf≧0は、無線フレームのインデックス番号を示し、0≦ns≦19は、SRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号を示し、eNBのRRCシグナリングによってUEは、図8と5≦T≦320を参照してTとnsを決定する。
【0059】
段階1505で、フレーム内でSRSの更新を必要とする周波数−領域増分は、求められたnSRSによって数式9によって算出される。
【0060】
【数11】
【0061】
数式9で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0062】
段階1506で、インデックス番号Nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式10によってSRS伝送のために算出される。
【0063】
【数12】
【0064】
数式10で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0065】
段階1507で、SRS伝送のための開始周波数−領域位置k0は、次の数式11によって算出される。
【0066】
【数13】
【0067】
数式11で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0068】
段階1508で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0069】
段階1509で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてアンテナを通じて伝送される。
【0070】
本発明によるさらに他のSRS周波数ホッピング方法が図16A〜図16Dに示されている。この方法で、段階1600で、UEは、SRS帯域幅パラメータ(RRCシグナリングを通じてeNBによって割当)と循環シフトパラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0071】
段階1601で、UEは、eNBから伝送されたSRS区間インデックスISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は、段階1602に進行し、そうでなければ、上記方法は段階1603に進行する。
【0072】
段階1602で、パラメータnSRSは、TDDシステム内の異なる設定によって計算される。図4に示されたTDD上向きリンク及び下向きリンク構成0、1、2、及び6に対して、数式12が次のように使用される。
【0073】
【数14】
【0074】
図4に示されたTDD上向きリンク及び下向きリンク構成3、4、及び5に対して、数式13が次のように使用される。
【0075】
【数15】
【0076】
数式12及び13で、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf≧0であり、nsは、SRS伝送のための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号を示し、0≦ns≦19である。
【0077】
段階1603で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式14によって、周波数ホップパラメータnSRSを決定する。
【0078】
【数16】
【0079】
数式14で、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf≧0であり、nsは、SRS伝送のための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号であり、0≦ns≦19であり、eNBからのRRCシグナリングによってUEがTとnsを決定する。
【0080】
段階1604で、フレーム内でSRSの更新を必要とする周波数−領域増分は、求められたnSRSによって数式15によって算出される。
【0081】
【数17】
【0082】
数式15で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0083】
段階1605で、UEは、eNBから伝送されたSRS区間インデックスISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は段階1606に進行し、そうでなければ、上記方法は段階1607に進行する。
【0084】
段階1606で、UEは、伝送されるSRSが現在タイムスロット内の1番目のものであるか否かを判断する。仮にYESなら、上記方法は段階1607に進行し、そうでなければ、上記方法は、段階1608に進行する。
【0085】
段階1607で、SRSを伝送するためのインデックス番号nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式16によってSRS伝送のために算出される。
【0086】
【数18】
【0087】
数式16で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0088】
段階1608で、SRS伝送のためのインデックス番号nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式17によって算出される。
【0089】
【数19】
【0090】
数式17で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出ことによって求める。
【0091】
前述の方法に対する他の変形が適用されることができる。例えば、数式18。
【0092】
【数20】
【0093】
ここで、Δb=0,1,2,…Nb−1である。
【0094】
nbを計算するために、数式19の方法が適用されることもできる。
【0095】
【数21】
【0096】
ここで、Δ≧0。
【0097】
段階1609で、SRS伝送のための開始周波数−領域位置k0は、次の数式20によって算出される。
【0098】
【数22】
【0099】
数式20で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0100】
段階1610で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0101】
段階1611で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてンテナを通じて伝送される。
【0102】
本発明によるさらに他の実施形態において、TDDシステムの上向きリンクがN RBを占めると仮定する(N=25)。
【0103】
eNBによって放送されたSRS帯域幅設定のインデックス番号は、kであり、ここで、k=3である。
【0104】
RRCシグナリングを通じてUEに対してeNBによって設定されたSRS区間パラメータはISRSであり、この例で、ISRS=0である。
【0105】
RRCシグナリングを通じてUEに対してeNBが設定したSRS帯域幅パラメータは、mSRS,bであり、周波数ホッピング帯域幅はbhopであり、SRS伝送のためのコム(Comb)の数のインデックスはkTCであり、ここで、b=3であり、mSRS,b=4,bhop=0,kTC=0である。
【0106】
RRCシグナリングを通じてeNBによって設定された開始周波数ホッピング位置は
【数23】
であり、ここで、nRRC=0である。
【0107】
TDDシステムにおいて、上向きリンクと下向きリンクは、構成lに設定され、ここで、1、2、及び3の例で、l=1であり、4、5、及び6の例で、l=4である。
【0108】
第1実施形態は、図7に示されたUE SRS構成表が適用されるTDDシステムに適している。処理手順が図14A及び図14Bに示されている。
【0109】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0110】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=2を類推する。また、UEは、各無線フレームでSRSインデックスk=0、1、2、及び3、そして図18(a)に示されたような対応タイムスロットインデックスに対して学習する。
【0111】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf0、SRSの2番目の伝送のために、k=1、L=4、そしてnSRS=nf×4+k=0×4+1=1を仮定する。
【0112】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式21によって算出される。
【0113】
【数24】
【0114】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式22によって算出される。
【0115】
【数25】
【0116】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式23によって算出される。
【0117】
【数26】
【0118】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0119】
第2実施形態は、図8に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。
【0120】
処理手続は、図15A〜図15Cに示されている。
【0121】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0122】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=5を類推する。また、UEは、各無線フレームでSRSインデックスk=0、1、2、及び3、そして図18(a)に示されたような対応タイムスロットインデックスに対して学習する。
【0123】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号0とSRSの3番目の伝送のために、k=2を仮定する。したがって、
【数27】
である。
【0124】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式24によって算出される。
【0125】
【数28】
【0126】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式25によって算出される。
【0127】
【数29】
【0128】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式26によって算出される。
【0129】
【数30】
【0130】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=192から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0131】
第3実施形態は、図16A〜図16Dに示されたRRC指示周波数ホッピング方法に対応する。第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0132】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって各無線フレーム内でSRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号nsを類推する。UEは、無線フレームインデックスnfと獲得したタイムスロットインデックスnsによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=00とSRSの3番目の伝送のために、
【数31】
を仮定する。
【0133】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式27によって算出される。
【0134】
【数32】
【0135】
一実施形態では、
【数33】
を仮定する。SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式28によって算出される。
【0136】
【数34】
【0137】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式29によって算出される。
【0138】
【数35】
【0139】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=120から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0140】
第4実施形態は、図7に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。
【0141】
処理手続は、図14A及び図14Bに示されている。
【0142】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0143】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=2を類推する。また、UEは、図18(b)に示されたように、各無線フレーム内でSRSインデックスk=0、1及び対応するタイムスロットを学習する。
【0144】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=1とSRSの2番目の伝送のために、k=1、そしてL=2を仮定する。したがって、nSRS=nf×2+k=1×2+1=3である。
【0145】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式30によって算出される。
【0146】
【数36】
【0147】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、F3(1)によって数式31によって算出される。
【0148】
【数37】
【0149】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式32によって算出される。
【0150】
【数38】
【0151】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0152】
第5実施形態は、図8に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。処理手続は、図15A〜図15Cに示されている。
【0153】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0154】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=5を推論する。また、UEは、図18(b)に示されたように、各無線フレーム内でSRSインデックスk=0、1及び対応するタイムスロットを学習する。
【0155】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。
【0156】
この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=2とRSの0番目の伝送のために、
【数39】
を仮定する。
【0157】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式33によって算出される。
【0158】
【数40】
【0159】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、数式34によって算出される。
【0160】
【数41】
【0161】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波開始位置は、次の数式35によって算出される。
【0162】
【数42】
【0163】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=72から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0164】
第6実施形態は、図16A〜図16Dに示されたRRC指示周波数ホッピング方法に対応する。第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0165】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって各無線フレーム内でSRS伝送のためにSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号nsを推論する。UEは、無線フレームインデックスnfと求められたタイムスロットインデックスnsによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを算出する。この実施形態で、現在フレームのインデックス番号nf=8と、SRSの2番目の伝送のために、nSRS=nf=8を仮定する。
【0166】
以後の段階で、周波数−領域増分は次の数式36によって算出される。
【0167】
【数43】
【0168】
この実施形態においては、
【数44】
を仮定する。SRS伝送のための周波数−領域位置は、F3(1)によって数式37によって算出される。
【0169】
【数45】
【0170】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、次の数式38によって算出される。
【0171】
【数46】
【0172】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=168から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0173】
一方、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で様々な変形が可能であることは勿論であり、したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されず、後述する特許請求範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0174】
101 SYSシーケンス発生器
102 物理的資源マッパー
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムのための上向きリンクサウンディング参照信号伝送装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)標準は、ロングタームエボリューション(LTE)標準として知られている次世代通信標準を樹立することを目的にする。LTEの下向きリンク伝送技術は、直交周波数分割多重化(OFDM)を基盤とするが、上向きリンク伝送技術は、シングルキャリア周波数分割多重接続(SCFDMA)方式を基盤とする。LTEシステムでは、2つのタイプのフレーム構造が使用され、ここで、タイプ1は、周波数分割デュプレックス(FDD)を適用し、タイプ2は、時分割デュプレックス(TDD)を適用する。
【0003】
図2は、無線フレーム長さが30720xTS=10msであり、各フレームが0から19までのインデックス範囲をカバーする15360TS=0.5ms長さの20個のタイプスロットに分割されるLTE FDDシステムにおいてのフレーム構造を示す。各タイムスロットは、複数個のOFDMシンボルを含み、2つのタイプのうち1つの周期的前置符号(CP)、すなわち、一般CPと拡張CPのうち1つを利用する。一般CPを使用するタイムスロットは、7個のOFDMシンボルを含むが、拡張CPを使用するタイムスロットは、6個のタイムスロットを含む。各サブフレームは、2つの連続したタイムスロット、すなわちk番目のサブフレームは、2k番目及び(2k+1)番目のタイムスロットで構成される。
【0004】
図3は、LTE TTDシステムにおいてのフレーム構造を示す。307200xTs=10ms長さを有する無線フレームは、153600xTs=5ms長さの2つの同一のハーフフレーム(half-frame)に分割される。各ハーフフレームは、8個の15360xTs=0.5ms長さのスロットと3個の特別な領域、すなわち下向きリンクパイロットスロット(DwPTS)、保護区間(GP)、そして上向きリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)を含み、全体30720Ts=1msの長さを有する。各タイムスロットは、複数個のOFDMシンボルを含み、一般CPあるいは拡張CPを使用する。一般CPを使用するタイムスロットは、7個のOFDMシンボルを含むが、拡張CPを使用するタイムスロットは、6個のOFDMシンボルを有する。
【0005】
各サブフレームは、2つの連続したタイムスロット、すなわちk番目サブフレームは、2k番目及び(2k+1)番目のタイムスロットで構成される。1番目及び6番目のサブフレームは、前記3つの領域を含む。この時、下向きリンク伝送のために0番目及び5番目のサブフレーム及びDwPTSが割り当てられる。転換区間が5msなら、上向きリンク伝送のためにUpPTSと2番目及び7番目のサブフレームが割り当てられる。転換区間が10msなら、上向きリンク伝送のためにUpPTSと2番目のサブフレームが割り当てられる。
【0006】
図4は、LTE TTDフレーム構造の構成図を示す。図4で、構成0では、各無線フレームが0から始まって循環されるインデックスを割り当てられる10個の無線サブフレームを含むことを示す。0番目及び5番目のサブフレームは、下向きリンクデータを伝送するために、すなわち0番目及び5番目のサブフレームは、基地局(eNB)からユーザ端末(UEs)に情報伝送のために使用され、2、3、7、8、及び9番目のサブフレームは、UEが上向きリンクデータ伝送、すなわちeNBへの情報伝送のために使用され、特別サブフレームとも呼ばれる1番目及び6番目のサブフレームは、各々DwPTS、GP、及びUpPTSとして定義される3つの特別タイムスロットで構成される。ここで、DwPTS、GP、及びUpPTSの長さは、システム構成によって可変的である。
【0007】
図5A及び図5Bは、LTEシステムにおいて1つの上向きリンクサブフレームの時間−周波数グリッドと一般CPと拡張CPが構成される条件の下にサウンディング参照信号(SRS)のための時間−周波数資源の使用可能位置を示す図である。システムが一般CPとともに構成される時、資源ブロック(RB)内の各上向きリンクサブフレームは、各々7個のシングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボル(時間領域)と12個の副搬送波(周波数領域)を含む2つのタイムスロットを含む。システムが拡張CPとともに構成される時、各RB内の各々の上向きリンクサブフレームは、6個のSC−FDMAシンボルと12個の副搬送波を含む2つの連続したタイムスロットを含む。最小限の上向きリンクサブフレーム資源は、資源要素(RE)と呼ばれる。
【0008】
現在LTEに対する論議によれば、各無線フレームで一部のサブフレーム内の最後のシンボルは、SRSを伝送するために使用される。
【0009】
LTEにおいて上向きリンクSRSの目的は、全体システム帯域幅に対してUEからSRSができるだけ大きくなるように保証するためのSRS周波数ホッピング(frequency-hop)方式のためのものである。現在、4つの異なるシステム帯域幅設定のためのSRS規定によれば、eNBは、端末に互いに異なる周波数ホッピング方式で割り当てるための8ビット無線資源制御(RRC)シグナリングを利用する。8ビットRRCシグナリングのうち、4ビットは、SRS帯域幅の構造を示すために使用され、2つのビットは、現在構成で端末のSRS帯域幅を示すために使用され、残りの2つのビットは、SRS周波数ホッピング帯域幅を示すために使用される。
【0010】
同一の周波数ホッピング区間(T)、同一の伝送サブフレームオフセット及び同一のコム位置(Comb location)内で互いに異なる端末のSRS間の衝突を回避するために、端末がSRS周波数ホップを設定する時、現在の無線フレーム番号(nf)、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス(ns)、そしてSRS区間(T)によって、次の数式1によって、SRSのロジッグ識別子(ID)(nSRS)が算出される。
【0011】
【数1】
【0012】
SRSの各伝送のための物理的資源は、nSRSを基盤に決定される。nSRSが連続値(continuous value)なら、現在のSRS周波数ホッピング方式によって、UEは、できるだけ大きく全体システム帯域をサウンディングするように保証されることができる。FDDシステムにおいては、上向きリンク及び下向きリンクの両方で周波数分割多重化が適用されるので、各々のSRS区間で少なくとも1つの上向きリンクサブフレームがeNBによって割り当てられることを保証されることができる。したがって、数式1によって獲得したnSRSは、連続的な値である。これは、SRSが全体システム帯域幅をサウンディングすることを保証する。
【0013】
しかし、TDDシステムのフレーム構造においては、少なくとも1つの上向きリンクサブフレームが2つの連続したサブフレーム毎に割り当てられることを保証されることができない。したがって、UEが2ms区間で設定される時、数式1によって求められたnSRSがTDDシステムでは連続的でなく、これは、UEが全体システム帯域幅をサウンディングすることが不可能であり、周波数ホッピングパターンがサウンディング周波数ホッピング帯域幅内で均一でなくなる結果を招く。
【0014】
図9は、T=2(図9(a))と5の時、数式1によって求められたnSRSの値を示す。図10は、システム帯域幅=25RB、SRS周波数ホッピングインデックス=3、SRS帯域幅=4、そしてSRS周波数ホッピング帯域幅=20の時、現在システムでの問題点を示す。7個の異なる上向きリンク及び下向きリンク構成がTDDシステムに適用されることができるので、新しい周波数ホッピング方式がTDDまたはFDDシステムの任意のSRS設定区間内で、端末が固定された区間とともに全体SRS周波数ホッピング帯域を周期的にサウンディングすることができ、周波数ホッピングパターンが周波数ホッピング帯域全体に分散される、すなわち各SRS帯域幅に対するサウンディング周波数ができるだけ一貫性があることを保証しなければならない。図9に示されたように、Tの値とは別個に、SRSは、帯域幅の一部にのみ伝達されるか、帯域幅のためのサウンディング回数は同一でない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
現在、7種の上向きリンク及び下向きリンク構成に対する包括的な考慮に関する複雑な問題を解決するための方法に対するLTE論議が進行されていない。
本発明の目的は、上向きリンク信号、特に上向きリンクサウンディング信号を伝送するための周波数ホッピング方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の一態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号伝送方法は、SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字kとSRS伝送のための無線フレームのインデックス番号nSRSの値を算出する段階と、nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じてSRSを伝送する段階とを含む。
【0017】
本発明の他の態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法は、SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字k、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号、SRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号及びSRS区間によってnSRSの値を算出する段階と、nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む。
【0018】
本発明のさらに他の態様によれば、上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法は、時分割デュプレックス(TDD)システムのための上向きリンクと下向きリンク構成、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス番号、そして基地局(eNB)からSRS開始ビット位置に対する情報によって時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む。
【発明の効果】
【0019】
本発明の効果は、上向きリンク信号、特に上向きリンクサウンディング信号を伝送するための周波数ホッピング方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明による構造のブロック図である。
【図2】従来のLTE FDDフレーム構造を示す図である。
【図3】従来のLTE TTDフレーム構造を示す図である。
【図4】LTE TTDシステムのための従来の上向きリンク及び下向きリンク構造を示す図である。
【図5A】従来のSRS伝送のためのLTE上向きリンクサブフレームの構造を示す図である。
【図5B】従来のSRS伝送のためのLTE上向きリンクサブフレームの構造を示す図である。
【図6】FDDシステムにおいてUE SRS構成表を示す図である。
【図7】TDDシステムにおいてUE SRS構成表の第1実施形態を示す図である。
【図8】TDDシステムにおいてUE SRS構成表の第2実施形態を示す図である。
【図9】解決すべき問題点を示す図である。
【図10】SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図11】T=2の時、SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図12】T=5の時、SRS周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図13A】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13B】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13C】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図13D】異なる上向きリンク帯域幅のためのSRS帯域幅設定を示す図である。
【図14A】図7の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図14B】図7の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15A】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15B】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図15C】図8の端末のSRS構成表が適用される時、TDDシステムに適用される周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16A】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16B】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16C】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図16D】RRC増分指示を使用する時、周波数ホッピング方法を示す図である。
【図17】SRS信号資源マッピング図である。
【図18】異なる上向きリンク及び下向きリンク構成がTDDシステムに適用される時、SRSインデックスk間のマッピング関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本願では、
【数2】
を
Xab
と表記する。
【0022】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、図面において、同一の構成要素は、できるだけ同一の符号で示す。また、本発明の要旨を不明瞭にすることができる公知機能及び構成に対する詳細な説明を省略する。
【0023】
図1は、本発明によるシステムブロック図を示す。システムは、eNBからRRCシグナリングを利用して伝送されるSRS帯域幅指示子によって伝送されるZadoff−Chuシーケンスを生成するSRSシーケンス生成器101と、SRS区間T(図7及び図8示された)、サブフレームオフセットと現在無線フレームのインデックス番号nfのような(eNBからの11ビットRRCシグナリングを通じて伝送された)SRSパラメータによってSRS周波数ホッピングパターンを生成し、そして生成された周波数ホッピングパターンによってSRSシーケンスを対応する物理資源要素(REs)にマッピングし、逆高速フーリエ変換(IFFT)を通じて伝送されるSC−FDMAシンボルを生成する物理資源マッパー102とを含む。上記システムは、無線送信機から電磁波の形態で出力される無線周波数(RF)信号を伝送するアンテナをさらに含む。
【0024】
本発明によるシステムは、図1に示された物理資源マッパー102と関連がある。
【0025】
図14A及び図14Bは、図7に示されたTDDシステムのためのUE SRS構成表に適した本発明によるSRS周波数ホッピング方法を示す。この方法によって、段階1400で、UEは、(eNBがRRCシグナリングを通じて割り当てた)SRS帯域幅パラメータと循環シフト(cyclic shift)パラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0026】
段階1401で、UEは、(eNBがUEに対して割り当てた)SRS区間が2であるか否かを判断、すなわち、端末がISRS(RRCシグナリングを通じてeNBから伝送されるSRS区間)の値を読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は、段階1402に進行し、そうでなければ、段階1403に進行する。
【0027】
段階1402で、UEは、SRS信号を伝送するための無線フレームのインデックス番号nfによる周波数ホッピングパターンパラメータnSRSと無線フレーム内のSRSシーケンスのSRSのインデックス番号kを決定する。上記パラメータを決定するための要求事項は、異なるUEであるが同一のSRS区間、同一のサブフレームオフセット及び同一のコムインデックス番号を有するSRS間の衝突を回避し、UEがeNBによって割り当てられた全体SRS周波数ホッピング帯域幅をサウンディングすることができるように、nSRSがTDDシステムにおいて無線フレームと異なる上向きリンク及び下向きリンクサブフレーム構成内でSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kに連続するように保証するものである。
【0028】
このような要求事項によって、nSRS=f(nf,k)という結論を出すことができる。ここで、具現方式は、数式2のマッピング方法内に制限されない。
【0029】
【数3】
【0030】
数式2によって、TDDシステムにおいての上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、k=0、1、2及び3、L=4であり、TDDシステムにおいての上向きリンクと下向きリンクのための構成が3、4及び5なら、k=0、1、L=2である。kは、昇順にインデキシングされる。すなわちSRSを伝送するための各無線フレーム内の1番目のSC−FDMAシンボルはk=0に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの2番目のSC−FDMAシンボルはk=1に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの3番目のSC−FDMAシンボルはk=2に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの4番目のSC−FDMAシンボルはk=3に対応し、nf
は、無線フレームのインデックス番号を示し、nf>0である。
【0031】
前述の同一の原理が適用される限り、異なるk値によって連続的なnSRSを求めるための他の方法が使用されることもできる。
【0032】
段階1403で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式3によって、周波数ホップパラメータを決定する。
【0033】
【数4】
【0034】
数式3で、nf≧0は、無線フレームのインデックス番号を示し、nsは、SRSを伝送するための無線フレーム内のスロットのインデックス番号を示し、eNBのRRCシグナリングによってUEは、図7の内容と5≦T≦320を基盤にTとnsを決定する。
【0035】
段階1404で、周波数−領域増分は、求められたnSRSによってフレーム内のSRSによって、すなわち次の数式4によって算出及び更新される。
【0036】
【数5】
【0037】
数式4で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0038】
段階1405で、インデックス番号Nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式5によってSRS伝送のために算出される。
【0039】
【数6】
【0040】
数式5で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0041】
段階1406で、開始周波数−領域位置k0は、SRSを伝送するために、次の数式6によって算出される。
【0042】
【数7】
【0043】
数式6で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0044】
段階1407で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0045】
段階1408で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてアンテナを通じて伝送される。
【0046】
図15A〜図15Cは、図8のTTDシステムのためのUE SRS構成表に該当する本発明のさらに他のSRS周波数ホッピング方法を示す。この方法で、段階1500で、UEは、SRS帯域幅パラメータ(RRCシグナリングを通じてeNBが割当)と循環シフトパラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0047】
段階1501で、端末は、SRS区間(UEに対してeNBが割当)が5であるか否かを判断、すなわちUEがISRS(eNBがRRCシグナリングを通じて伝送したSRS区間)を読み出す。0≦ISRS≦14であれば、方法は段階1502に進行し、そうでなければ、方法は段階1504に進行する。
【0048】
段階1502で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBが伝送したSRS区間に対するパラメータISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、方法は、段階1503に進行し、そうでなければ、方法は、段階1504に進行する。
【0049】
段階1053で、UEは、SRS信号を伝送するための無線フレームのインデックス番号nf、SRSを伝送するための無線フレーム内のスロットのインデックス番号ns 、そして無線フレーム内のSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kによって周波数ホッピングパターンパラメータnSRSを決定する(図18参照)。上記パラメータを決定するための要求事項は、異なるUEであるが同一のSRS区間、同一のサブフレームオフセット及び同一のコムインデックス番号を有するSRS間の衝突を回避し、UEがeNBによって割り当てられた全体SRS周波数ホッピング帯域幅をサウンディングすることができるように、nSRSがTDDシステムにおいて無線フレームと異なる上向きリンク及び下向きリンクサブフレーム構成内でSRSシーケンス内のSRSのインデックス番号kに連続するように保証するものである。
【0050】
このような要求事項によって、nSRS=f(nf,k)という結論を出すことができる。ここで、具現方式は、数式7のマッピング方法内に制限されない。
【0051】
【数8】
【0052】
(a)TDD上向きリンク及び下向きリンク構成0、1、2、及び6に対して
【数9】
【0053】
(b)TDD上向きリンク及び下向きリンク構成3、4、及び5に対して
Δk=k (k=0,1)
【0054】
ここで、k=0、1、2、そして3(TDDシステムにおいて上向きリンクと下向きリンクに対する構成が0、1、2及び6の場合)、k=0及び1(TDDシステムにおいて上向きリンクと下向きリンクに対する構成が3、4、及び5の場合)、kは、昇順にインデキシングされる。すなわちSRSを伝送するための各無線フレーム内の1番目のSC−FDMAシンボルはk=0に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの2番目のSC−FDMAシンボルはk=1に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの3番目のSC−FDMAシンボルはk=2に対応し、SRSを伝送するための各無線フレームの4番目のSC−FDMAシンボルはk=3に対応し、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf>0である。ここで、T=5である。
【0055】
前述の同一の原理が適用される限り、異なるk値によって連続的なnSRSを求めるための他の方法が使用されることもできる。
【0056】
段階1504で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式8によって、周波数ホップパラメータnSRSを決定する。
【0057】
【数10】
【0058】
数式8で、nf≧0は、無線フレームのインデックス番号を示し、0≦ns≦19は、SRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号を示し、eNBのRRCシグナリングによってUEは、図8と5≦T≦320を参照してTとnsを決定する。
【0059】
段階1505で、フレーム内でSRSの更新を必要とする周波数−領域増分は、求められたnSRSによって数式9によって算出される。
【0060】
【数11】
【0061】
数式9で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0062】
段階1506で、インデックス番号Nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式10によってSRS伝送のために算出される。
【0063】
【数12】
【0064】
数式10で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0065】
段階1507で、SRS伝送のための開始周波数−領域位置k0は、次の数式11によって算出される。
【0066】
【数13】
【0067】
数式11で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0068】
段階1508で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0069】
段階1509で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてアンテナを通じて伝送される。
【0070】
本発明によるさらに他のSRS周波数ホッピング方法が図16A〜図16Dに示されている。この方法で、段階1600で、UEは、SRS帯域幅パラメータ(RRCシグナリングを通じてeNBによって割当)と循環シフトパラメータによってSRS参照シンボルシーケンスを生成する。
【0071】
段階1601で、UEは、eNBから伝送されたSRS区間インデックスISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は、段階1602に進行し、そうでなければ、上記方法は段階1603に進行する。
【0072】
段階1602で、パラメータnSRSは、TDDシステム内の異なる設定によって計算される。図4に示されたTDD上向きリンク及び下向きリンク構成0、1、2、及び6に対して、数式12が次のように使用される。
【0073】
【数14】
【0074】
図4に示されたTDD上向きリンク及び下向きリンク構成3、4、及び5に対して、数式13が次のように使用される。
【0075】
【数15】
【0076】
数式12及び13で、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf≧0であり、nsは、SRS伝送のための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号を示し、0≦ns≦19である。
【0077】
段階1603で、UEは、SRSを伝送するための無線フレームのインデックス番号nfとSRSを伝送するための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号nsによって、すなわち次の数式14によって、周波数ホップパラメータnSRSを決定する。
【0078】
【数16】
【0079】
数式14で、nfは、無線フレームのインデックス番号を示し、nf≧0であり、nsは、SRS伝送のための無線フレーム内のタイムスロットのインデックス番号であり、0≦ns≦19であり、eNBからのRRCシグナリングによってUEがTとnsを決定する。
【0080】
段階1604で、フレーム内でSRSの更新を必要とする周波数−領域増分は、求められたnSRSによって数式15によって算出される。
【0081】
【数17】
【0082】
数式15で、Nbは、eNBからのRRCシグナリングによって図13A〜図13Dを参照して求められ、bhopは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出すことによって求められる周波数ホッピング帯域幅パラメータ0≦bhop≦3を示す。
【0083】
段階1605で、UEは、eNBから伝送されたSRS区間インデックスISRSを読み出す。0≦ISRS≦9であれば、上記方法は段階1606に進行し、そうでなければ、上記方法は段階1607に進行する。
【0084】
段階1606で、UEは、伝送されるSRSが現在タイムスロット内の1番目のものであるか否かを判断する。仮にYESなら、上記方法は段階1607に進行し、そうでなければ、上記方法は、段階1608に進行する。
【0085】
段階1607で、SRSを伝送するためのインデックス番号nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式16によってSRS伝送のために算出される。
【0086】
【数18】
【0087】
数式16で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからRRCシグナリングを読み出すことによって求められるパラメータである。
【0088】
段階1608で、SRS伝送のためのインデックス番号nb周波数−領域位置は、求められたFb(nSRS)によって次の数式17によって算出される。
【0089】
【数19】
【0090】
数式17で、mSRS,b,bhop,nRRCは、UEがeNBからのRRCシグナリングを読み出ことによって求める。
【0091】
前述の方法に対する他の変形が適用されることができる。例えば、数式18。
【0092】
【数20】
【0093】
ここで、Δb=0,1,2,…Nb−1である。
【0094】
nbを計算するために、数式19の方法が適用されることもできる。
【0095】
【数21】
【0096】
ここで、Δ≧0。
【0097】
段階1609で、SRS伝送のための開始周波数−領域位置k0は、次の数式20によって算出される。
【0098】
【数22】
【0099】
数式20で、mSRS,0は、eNBによって放送された3ビットセル単位SRSパラメータから求められ、mSRS,bは、RRCシグナリングを通じてeNBによって図13A〜図13Dの参照テーブルを参照して割り当てられ、NRBSC=12は、各RB内の副搬送波の個数を示し、kTC∈{0,1}は、コム数を示し、NULRBは、上向きリンクサブフレーム内の周波数−領域RBの数を示す。
【0100】
段階1610で、SRSシーケンスは、k0から始まる副搬送波にマッピングされる。詳しいマッピング方式が図17に示されている。
【0101】
段階1611で、IFFTを利用して求められた周波数−領域シンボルは、時間−領域シンボルにマッピングされてンテナを通じて伝送される。
【0102】
本発明によるさらに他の実施形態において、TDDシステムの上向きリンクがN RBを占めると仮定する(N=25)。
【0103】
eNBによって放送されたSRS帯域幅設定のインデックス番号は、kであり、ここで、k=3である。
【0104】
RRCシグナリングを通じてUEに対してeNBによって設定されたSRS区間パラメータはISRSであり、この例で、ISRS=0である。
【0105】
RRCシグナリングを通じてUEに対してeNBが設定したSRS帯域幅パラメータは、mSRS,bであり、周波数ホッピング帯域幅はbhopであり、SRS伝送のためのコム(Comb)の数のインデックスはkTCであり、ここで、b=3であり、mSRS,b=4,bhop=0,kTC=0である。
【0106】
RRCシグナリングを通じてeNBによって設定された開始周波数ホッピング位置は
【数23】
であり、ここで、nRRC=0である。
【0107】
TDDシステムにおいて、上向きリンクと下向きリンクは、構成lに設定され、ここで、1、2、及び3の例で、l=1であり、4、5、及び6の例で、l=4である。
【0108】
第1実施形態は、図7に示されたUE SRS構成表が適用されるTDDシステムに適している。処理手順が図14A及び図14Bに示されている。
【0109】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0110】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=2を類推する。また、UEは、各無線フレームでSRSインデックスk=0、1、2、及び3、そして図18(a)に示されたような対応タイムスロットインデックスに対して学習する。
【0111】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf0、SRSの2番目の伝送のために、k=1、L=4、そしてnSRS=nf×4+k=0×4+1=1を仮定する。
【0112】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式21によって算出される。
【0113】
【数24】
【0114】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式22によって算出される。
【0115】
【数25】
【0116】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式23によって算出される。
【0117】
【数26】
【0118】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0119】
第2実施形態は、図8に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。
【0120】
処理手続は、図15A〜図15Cに示されている。
【0121】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0122】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=5を類推する。また、UEは、各無線フレームでSRSインデックスk=0、1、2、及び3、そして図18(a)に示されたような対応タイムスロットインデックスに対して学習する。
【0123】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号0とSRSの3番目の伝送のために、k=2を仮定する。したがって、
【数27】
である。
【0124】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式24によって算出される。
【0125】
【数28】
【0126】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式25によって算出される。
【0127】
【数29】
【0128】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式26によって算出される。
【0129】
【数30】
【0130】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=192から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0131】
第3実施形態は、図16A〜図16Dに示されたRRC指示周波数ホッピング方法に対応する。第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0132】
第2段階で、UEは、SRS区間インデックスISRS=0によって各無線フレーム内でSRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号nsを類推する。UEは、無線フレームインデックスnfと獲得したタイムスロットインデックスnsによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=00とSRSの3番目の伝送のために、
【数31】
を仮定する。
【0133】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式27によって算出される。
【0134】
【数32】
【0135】
一実施形態では、
【数33】
を仮定する。SRS伝送のための周波数−領域位置は、次の数式28によって算出される。
【0136】
【数34】
【0137】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式29によって算出される。
【0138】
【数35】
【0139】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=120から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0140】
第4実施形態は、図7に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。
【0141】
処理手続は、図14A及び図14Bに示されている。
【0142】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0143】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=2を類推する。また、UEは、図18(b)に示されたように、各無線フレーム内でSRSインデックスk=0、1及び対応するタイムスロットを学習する。
【0144】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=1とSRSの2番目の伝送のために、k=1、そしてL=2を仮定する。したがって、nSRS=nf×2+k=1×2+1=3である。
【0145】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式30によって算出される。
【0146】
【数36】
【0147】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、F3(1)によって数式31によって算出される。
【0148】
【数37】
【0149】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、数式32によって算出される。
【0150】
【数38】
【0151】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0152】
第5実施形態は、図8に示されたUE SRS構成表に対するTDDシステムに適している。処理手続は、図15A〜図15Cに示されている。
【0153】
第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0154】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって図7の情報を利用してSRS区間T=5を推論する。また、UEは、図18(b)に示されたように、各無線フレーム内でSRSインデックスk=0、1及び対応するタイムスロットを学習する。
【0155】
第3段階で、各時点でSRS信号を伝送する前に、UEは、現在SRSインデックスkと無線フレームインデックスnfによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを計算する。
【0156】
この実施形態において、現在フレームのインデックス番号nf=2とRSの0番目の伝送のために、
【数39】
を仮定する。
【0157】
以後の段階で、周波数−領域増分は、次の数式33によって算出される。
【0158】
【数40】
【0159】
SRS伝送のための周波数−領域位置は、数式34によって算出される。
【0160】
【数41】
【0161】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波開始位置は、次の数式35によって算出される。
【0162】
【数42】
【0163】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=72から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0164】
第6実施形態は、図16A〜図16Dに示されたRRC指示周波数ホッピング方法に対応する。第1段階で、UEは、RRCシグナリングを通じてeNBによって設定されたSRS帯域幅パラメータmSRS,b=4によってH=mSRS,b×12/2=4×12/2=24長さのZadoff−Chuシーケンスを生成する。
【0165】
第2段階で、SRS区間インデックスISRS=0によって各無線フレーム内でSRS伝送のためにSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号nsを推論する。UEは、無線フレームインデックスnfと求められたタイムスロットインデックスnsによってキー周波数ホッピングパラメータnSRSを算出する。この実施形態で、現在フレームのインデックス番号nf=8と、SRSの2番目の伝送のために、nSRS=nf=8を仮定する。
【0166】
以後の段階で、周波数−領域増分は次の数式36によって算出される。
【0167】
【数43】
【0168】
この実施形態においては、
【数44】
を仮定する。SRS伝送のための周波数−領域位置は、F3(1)によって数式37によって算出される。
【0169】
【数45】
【0170】
SRS伝送のための周波数−領域副搬送波の開始位置は、次の数式38によって算出される。
【0171】
【数46】
【0172】
UEは、図17に示されたように、生成されたSRSシンボルをk0=168から始まる副搬送波にマッピングし、周波数−領域シンボルを時間−領域シンボルに解釈するためにIFFTを適用し、アンテナを通じてシンボルを伝送する。
【0173】
一方、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で様々な変形が可能であることは勿論であり、したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されず、後述する特許請求範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0174】
101 SYSシーケンス発生器
102 物理的資源マッパー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字kとSRS伝送のための無線フレームのインデックス番号nSRSの値を算出する段階と、
(b)nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(c)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じてSRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項2】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項3】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6、L=4、k=0、1、2、3(ここで、nfは、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号を示す)を有するTDDシステムにおいてnSRS=nf×L+kにより算出されることを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項4】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成3、5、及び7を有するTDDシステムにおいてnSRS=nf×L+kにより算出され、ここで、nfは、SRS伝送のための無線フレーム番号を示すことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項5】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するための上記SC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3としてインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項6】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kにインデキシングして、数字k、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号、SRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号及びSRS区間によってnSRSの値を算出する段階と、
(b)nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(c)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項7】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項8】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成0、1、2及び6、
【数1】
を有するTDDシステムにおいて
【数2】
により算出されることを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項9】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成3、4及び5、Δk=k (k=0,1)を有するTDDシステムにおいて
【数3】
により算出されることを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項10】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するための上記SC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3でインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項11】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)時分割デュプレックス(TDD)システムのための上向きリンクと下向きリンク構成、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス番号、そして基地局(eNB)からSRS開始ビット位置に対する情報によって時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(b)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項12】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の上記方法。
【請求項13】
eNBが各々のハーフフレーム内でユーザ端末(UE)に2つのSRSを割り当てる時、上記UEは、現在のTDDシステムのための上向きリンクと下向きリンク構成によって周波数ホッピングパラメータnSRSを計算し、仮にTDDシステムの現在上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、
【数4】
であり、UEは、SRSシンボルが無線フレーム内で伝送されるSRSのインデックスk(k=0、1)によってマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項12に記載の上記方法。
【請求項14】
上記eNBが各々のハーフフレーム内でUEに2つのSRSを割り当てる時、UEは、現在TDDシステムのための上向きリンクと下向きリンク構成によって周波数ホッピングパラメータnSRSを計算し、仮にTDDシステムのための現在の上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、nSRS=nfであり、UEは、無線フレーム内で伝送されるSRSのインデックスk(k=0、1)によってSRSシンボルがマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項12に記載の上記方法。
【請求項15】
上記UEが2番目でSRS(k=1)を伝送する時、UEは、eNBから伝送されたnRRCにより定義されるSRS開始位置のビット情報によってSRSのための周波数−領域のnbにより定義されるインデックスを決定し、上記周波数−領域位置インデックスnbによって最後のSRSシンボルがマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項13に記載の上記方法。
【請求項16】
【数5】
であり、ここで、Δb=0,1,2,…Nb−1は、SRSの開始位置を示し、mSRS,bは、eNBがUEに割り当てたSRS帯域幅を示し、
【数6】
であることを特徴とする請求項15に記載の上記方法。
【請求項17】
【数7】
であり、ここで、Δ≧0、nRRCは、SRSの開始位置を示し、mSRS,bは、eNBがUEに割り当てたSRS帯域幅を示し、
【数8】
であることを特徴とする請求項15に記載の上記方法。
【請求項18】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するためのSC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3としてインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項11に記載の上記方法。
【請求項1】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kとしてインデキシングし、数字kとSRS伝送のための無線フレームのインデックス番号nSRSの値を算出する段階と、
(b)nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(c)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じてSRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項2】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項3】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6、L=4、k=0、1、2、3(ここで、nfは、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号を示す)を有するTDDシステムにおいてnSRS=nf×L+kにより算出されることを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項4】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成3、5、及び7を有するTDDシステムにおいてnSRS=nf×L+kにより算出され、ここで、nfは、SRS伝送のための無線フレーム番号を示すことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項5】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するための上記SC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3としてインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の上記方法。
【請求項6】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)SRS伝送のための単一無線フレーム内の単一搬送波周波数分割多重接続(SC−FDMA)シンボルを数字kにインデキシングして、数字k、SRS伝送のための無線フレームのインデックス番号、SRS伝送のためのSC−FDMAシンボルが位置するタイムスロットのインデックス番号及びSRS区間によってnSRSの値を算出する段階と、
(b)nSRSを有する時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(c)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項7】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項8】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成0、1、2及び6、
【数1】
を有するTDDシステムにおいて
【数2】
により算出されることを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項9】
nSRSは、上向きリンクと下向きリンク構成3、4及び5、Δk=k (k=0,1)を有するTDDシステムにおいて
【数3】
により算出されることを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項10】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するための上記SC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3でインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項6に記載の上記方法。
【請求項11】
上向きリンクサウンディング参照信号(SRS)伝送方法において、
(a)時分割デュプレックス(TDD)システムのための上向きリンクと下向きリンク構成、SRSを伝送するためのタイムスロットのインデックス番号、そして基地局(eNB)からSRS開始ビット位置に対する情報によって時間−領域SRSシンボルからマッピングされた周波数−領域開始副搬送波のインデックス番号を決定する段階と、
(b)決定されたインデックス番号を有する副搬送波を通じて上記SRSを伝送する段階とを含む上記方法。
【請求項12】
段階(a)の後、且つ段階(b)の前に、
求められたnSRSによってSRSのために更新されるべき周波数−領域増分を算出し、
求められた周波数−領域増分によってSRS伝送のための周波数−領域位置のインデックスを算出する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の上記方法。
【請求項13】
eNBが各々のハーフフレーム内でユーザ端末(UE)に2つのSRSを割り当てる時、上記UEは、現在のTDDシステムのための上向きリンクと下向きリンク構成によって周波数ホッピングパラメータnSRSを計算し、仮にTDDシステムの現在上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、
【数4】
であり、UEは、SRSシンボルが無線フレーム内で伝送されるSRSのインデックスk(k=0、1)によってマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項12に記載の上記方法。
【請求項14】
上記eNBが各々のハーフフレーム内でUEに2つのSRSを割り当てる時、UEは、現在TDDシステムのための上向きリンクと下向きリンク構成によって周波数ホッピングパラメータnSRSを計算し、仮にTDDシステムのための現在の上向きリンクと下向きリンク構成が0、1、2、及び6なら、nSRS=nfであり、UEは、無線フレーム内で伝送されるSRSのインデックスk(k=0、1)によってSRSシンボルがマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項12に記載の上記方法。
【請求項15】
上記UEが2番目でSRS(k=1)を伝送する時、UEは、eNBから伝送されたnRRCにより定義されるSRS開始位置のビット情報によってSRSのための周波数−領域のnbにより定義されるインデックスを決定し、上記周波数−領域位置インデックスnbによって最後のSRSシンボルがマッピングされる周波数−領域副搬送波の開始インデックスを決定することを特徴とする請求項13に記載の上記方法。
【請求項16】
【数5】
であり、ここで、Δb=0,1,2,…Nb−1は、SRSの開始位置を示し、mSRS,bは、eNBがUEに割り当てたSRS帯域幅を示し、
【数6】
であることを特徴とする請求項15に記載の上記方法。
【請求項17】
【数7】
であり、ここで、Δ≧0、nRRCは、SRSの開始位置を示し、mSRS,bは、eNBがUEに割り当てたSRS帯域幅を示し、
【数8】
であることを特徴とする請求項15に記載の上記方法。
【請求項18】
単一無線フレーム内でSRSを伝送するためのSC−FDMAシンボルをインデキシングする段階は、
無線フレーム内でSRS伝送のための1番目のSC−FDMAシンボルをk=0としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための2番目のSC−FDMAシンボルをk=1としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための3番目のSC−FDMAシンボルをk=2としてインデキシングし、
無線フレーム内でSRS伝送のための4番目のSC−FDMAシンボルをk=3としてインデキシングする段階を含むことを特徴とする請求項11に記載の上記方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16A】
【図16B】
【図16C】
【図16D】
【図18】
【図10】
【図11】
【図12】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16A】
【図16B】
【図16C】
【図16D】
【図18】
【図10】
【図11】
【図12】
【図17】
【公表番号】特表2012−500510(P2012−500510A)
【公表日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−522911(P2011−522911)
【出願日】平成21年8月14日(2009.8.14)
【国際出願番号】PCT/KR2009/004553
【国際公開番号】WO2010/019012
【国際公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年8月14日(2009.8.14)
【国際出願番号】PCT/KR2009/004553
【国際公開番号】WO2010/019012
【国際公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】
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