説明

PCI/PCI−X標準ホットプラグコントローラ(SHPC)コマンドステイタスの信号伝達の方法

【解決手段】本発明の複数の実施形態によれば、標準ホットプラグコントローラ(SHPC)によって制御されるPCI/PCI−X上の複数のインジケータは、前記コマンドがうまく処理されているかどうか、前記コマンドがうまく処理された場合に"ハード"または"ソフト"エラーが起こったかどうか、および前記コマンドがうまく処理されなかった場合に前記スロットに電力が供給されたかどうかの、特定のコマンドが処理されていることをオペレータと通信をする50パーセントではないデューティサイクルの複数の点滅パターンを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の複数の実施形態はホットプラグ技術に関し、特に、複数のPCI(PCI/PCI−X)標準ホットプラグコントローラ(SHPC)に関する。
【背景技術】
【0002】
PCI(PCI/PCI−X)バスは、マイクロプロセッサと、例えば、複数のキーボード、複数のディスクドライブ、複数のビデオアダプター等の複数の周辺機器を相互接続するコンピュータシステムのバスである。PCI/PCI−Xバスは、複数の周辺機器用の複数のアダプタカードが、挿入されるか、引き抜かれる複数のスロットを有する。ホットプラグ技術はユーザが、全システムの電力を切る、またはシステムソフトウエアを再起動することなしに、1つ以上のPCIアダプタカードを物理的に取り除いたり挿入したりすることを可能とする。個々のPCI/PCI−Xスロットだけが影響され、システム中の他の複数のデバイスは、中断されない。
【0003】
オレゴン州ポートランドのPCI Special Interest Groupの1997年10月6日における、PCI Hot−Plug Specification Revision1.0と互換性がある、複数のホットプラグコントローラが、様々な複数の供給メーカーによって発展してきた。供給メーカーに固有の複数のホットプラグコントローラが多数のプラットフォームにわたって互換性を有するべく、複数のホットプラグコントローラの標準化を整備することが提案されている。オレゴン州ポートランドのPCI Special Interest Groupの2001年6月20日の、PCI標準ホットプラグコントローラ(以下、"SHPC規格"とする)、およびSubsystem Specification Revision1.0がこの課題を満たすべく整備された。
【0004】
SHPC規格は、アダプタカード用の各スロットに、例えば、複数の発光ダイオード(LED)のような、複数のインジケータを有することを条件とする。例えば、SHPC規格は、1つのスロットにつき、電力インジケータ(PLED)および注目インジケータ(ALED)の2つのLEDがあることを条件とする。SHPC規格によれば、各インジケータは、オン、オフ、あるいは点滅の3つのステータスのうち1つを示す。
【0005】
PLEDがオフの場合には、関連するスロットの主電源がオフであり、アダプタカードが安全に挿入されたか、スロットから引き抜かれたことを示す。PLEDがオンの場合には、スロットの主電源がオンであり、アダプタカードが安全にスロットに挿入されていないか、またはスロットから引き抜かれていないことを示す。PLEDが点滅する場合には、スロットの電源が入っているか、または電源が切れているか、アダプタカードが安全にスロットに挿入、またはスロットから引き抜くことができないことを示す。
【0006】
ALEDがオンの場合には、スロットまたはアダプタカードに動作上の問題が存在することを示す。ALEDがオフの場合には、スロットまたはアダプタカードが正常に動作していることを示す。ALEDが点滅する場合には、システムソフトウエアが人間のオペレータが発見するスロットを特定していることを示す。SHPC規格は、PLEDまたはALEDが点滅する場合に、50パーセントのデューティサイクル(±5%)で点滅することを必要とし、例えば、予め定められた周波数において250ナノ秒(ns)のオンおよび250nsのオフで点滅する。
【0007】
しかしながら、当該インジケータスキームは、標準ホットプラグコントローラ(SHPC)が何をしているかについての十分な情報を伝達しないという制限を有する。インジケータスキームは、スロットがアクティブか(スロット中のアダプタカードに電力が供給されている)、非アクティブか(スロット中のアダプタカードに電力が供給されていない)、またはアクティブと非アクティブとの間の状態の変化の工程か、若しくはその逆の工程か、だけを示す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
複数の図面において、複数の同様の参照番号は、一般的に同一の、機能的に類似の、および/または、構造的に等価の複数の構成要素を示す。最初に構成要素が示された図面は、参照番号の最も左側の桁によって示される。
【0009】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステムのハイレベルブロック図である。
【0010】
【図2】本発明の一実施形態に係る図1中の標準ホットプラグコントローラを表したハイレベルブロック図である。
【0011】
【図3】本発明の一実施形態に係る図1中の標準ホットプラグコントローラの動作の工程を示すフローチャートである。
【0012】
【図4】から
【図15】本発明の一実施形態における複数の点滅パターンを示す。
【0013】
【図16】本発明の一実施形態に係る複数のPCI/PCI−Xスロット上の複数の発光ダイオードの非50パーセントの点滅パターンを示すタイミング図である。
【発明の開示】
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピュータシステム100のハイレベルブロック図である。システム100は、典型的には、高パフォーマンスのデスクトップ、ワークステーション、サーバ等に対応する。システム100の一実施形態は、UNIXプラットフォームである。他の実施形態においては、システム100は、ウインドウズ(登録商標)またはウインドウズ(登録商標)NTであってよい。本発明の複数の実施形態を実施する場合に、様々な種類の複数のプラットフォームを使用してよいことは、当業者にとって自明である。
【0015】
図示された実施形態におけるシステム100は、メモリコントローラ104に接続したマイクロプロセッサ102を備える。メモリコントローラ104は、ブリッジ106およびメモリ107に接続されている。ブリッジ106は、メモリコントローラ104に接続されている。また、ブリッジ106は、PCI/PCI−Xバス120を介して、スロット108、110、112、114、116、および118と表されている1つ以上のPCI(PCI/PCI−X)スロットに接続されている。
【0016】
マイクロプロセッサ102は、本発明の多数の実施形態の実施を含む、複数のプログラミング命令を実行する従来の複数の機能を実行する、どのような適切なマイクロプロセッサであってもよい。マイクロプロセッサ102は、カリフォルニア州サンタクララのインテル社から入手可能なペンティアム(登録商標)プロセッサファミリーのプロセッサであってよいが、SHPC128または130に複数のコマンドをロードできる、どのようなプロセッサであってもよい。一実施形態においては、マイクロプロセッサ102は、マイクロプロセッサがSHPC128または130に複数のコマンドをロードすることに利用できるソフトウエア122を含む。
【0017】
もちろん、マイクロプロセッサから独立している他の複数のソフトウエアドライバが、ブリッジ106へ複数のコマンドをドライブするべく用いられてよい。ここでの記述を読んだ後に、当該技術分野における当業者は、他の複数のソフトウエアドライバを用いて本発明の複数の実施形態をどのように実行するかについて、容易に理解するであろう。
【0018】
図示したメモリ107は、他のシステム100の複数の構成要素によってアクセスされるデータ(複数の画素、複数のフレーム、オーディオ、ビデオ等)およびソフトウエア(制御論理、複数の命令、コード、複数のコンピュータプログラム等)の格納の、その従来の複数の機能を実行するいかなる適切なメモリであってもよい。一般的には、メモリ107は、いくつかの指定可能な記憶域の記憶場所に対応するいくつかのデータラインを含む。メモリ107は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックRAM(SRAM)、フラッシュメモリ等の公知のものであってよい。メモリ技術は周知である。
【0019】
メモリコントローラ104は、メモリ107の複数のデータラインの状態、エラーチェック等の制御および監視する従来の複数の機能を実行するいかなる適切なメモリコントローラであってよい。また、メモリコントローラ104は、マイクロプロセッサ102およびブリッジ110への主要なインターフェースであってよい。メモリコントローラ技術は周知である。
【0020】
ブリッジ106は、PCI/PCI−Xバス120の階層へ、プロセッサ/メモリサブシステム(すなわち、マイクロプロセッサ102、メモリコントローラ104、およびメモリ107)をインターフェース接続する。ブリッジ106は、図示された実施形態中では2つのPCI−Xインターフェース124および126に接続されている、PCI−Expressインターフェース123を含む。ブリッジ技術は周知であり、PCI−Express技術は周知であり、およびPCI−X技術は周知である。
【0021】
ブリッジ106は、2つのPCI−Xインターフェース124および126に接続したPIC−Expressインターフェース123とともに示されているが、本発明の複数の実施形態においてはこれに限られない。例えば、ブリッジ106は、いかなるホストブリッジであってもよく、例えば、PCI/PCI−Xバスにプロセッサ/メモリサブシステムをインターフェース接続することもできることが一例である。他の例としては、ブリッジ106は、いかなるPCI/PCI−X−to−PCI/PCI−Xブリッジであってもよい。
【0022】
インターフェース124および126のそれぞれは、各々、標準ホットプラグコントローラ(SHPC)128および130と連結している。各SHPC128および130は、PCI/PCI−Xバスと連結している。図示された実施形態においては、SHPC128は、PCI/PCI−Xバス120と連結しており、PCI/PCI−Xバスは、SHPC130と連結しており、図示されていない。ここの記述を読んだ後に、当該技術分野における当業者は、その連結したPCI/PCI−Xバスのために、どのようにSHPC130を実施するか、容易に理解するであろう。
【0023】
複数のスロット108、110、112、114、116、および118のそれぞれは、アダプタカードに対応すべく設計され、1つ以上のPCI/PCI−Xデバイス(例えば、プリンター、ディスクドライブ、キーボード、マウス等)を含む。SHPC128は、複数のスロット108、110、112、114、116、および118の電源を入れることおよび電源を切ることを制御して、システム100の電力を切らずに、あるいはソフトウエア122を再起動させずに、複数のアダプタカードが複数のスロット108、110、112、114、116、および118に挿入されるかまたは引き抜かれることを可能とする。
【0024】
各SHPCは、スロット制御論理(図示しない)と連結しており、それは、SHPC128へ複数の信号を供給する責任のある複数の電子部品である。例えば、スロット制御論理は、1つ以上の目標PCI/PCI−Xスロット(例えば、PWREN)の電力状態を制御する信号を提供する。スロット制御論理は、1つ以上の目標PCI/PCI−Xスロット(例えば、CLKEN)へPCI/PCI−Xクロックの接続を制御する信号を提供する。スロット制御論理は、1つ以上の目標PCI/PCI−Xスロット(例えば、BUSEN)へ様々なバス信号の接続を制御する信号を提供する。スロット制御論理は、1つ以上の目標PCI/PCI−Xスロット(例えば、RST)をリセットする信号を提供する。
【0025】
SHPC規格は、各スロット108、110、112、114、116、および118に連結して、近傍に存在する2つの発光ダイオード(LED)があることを想定する。図示した実施形態においては、スロット108は、LED132およびLED134を含み、スロット110は、LED136およびLED138を含み、スロット112はLED140およびLED142を含み、スロット114はLED144およびLED146を含みスロット116はLED148およびLED150を含み、そしてスロット118はLED152およびLED154を含む。
【0026】
SHPC規格によれば、複数のLEDは、50パーセントのデューティサイクルでオン、オフ、あるいは点滅でき、SHPC規格は、SHPCが電力のフォールトのようなイベントに応えるインジケータの状態を変化させないことを明白に記載する。
【0027】
本発明の複数の実施形態によれば、複数のLEDは、スロットがアクティブであるか、非アクティブであるか、あるいは、アクティブと非アクティブとの間の状態の変化の工程中であるか、若しくはその逆も同様にそうであるかどうかよりも多くの情報をオペレータと通信する、所定のデューティサイクルあるいは周波数ではないデューティサイクルあるいは周波数を持つ複数の点滅パターンを有する。例えば、複数のLEDは、コマンドがうまく処理されたかどうか、コマンドがうまく処理されなかった場合、コマンドがうまく処理された場合に、電力がスロットに供給されたかどうか、ブリッジ106が回復しそうになく、その結果、誤った動作が起こりうるだけでなく、予想できない(すなわち、"ハードエラー")フォールトが起こったかどうか、コマンドがうまく処理された場合に、ブリッジ106が回復しそうであるが、ブリッジ106の正常な動作が期待されない状態で使用される(すなわち、"ソフトエラー")フォールトが起こったかどうか、および/または、コマンドがうまく処理されなかった場合に目標とする複数のスロットに電力が供給されたかどうかの、処理されている特定のコマンドをオペレータへ通信する点滅パターンで点滅する。
【0028】
図2は、本発明の一実施形態に係るSHPC128のハイレベルブロック図である。図示した実施形態のSHPC128は、コマンドレジスタ202を有する。コマンドレジスタ202は、ハードエラーレジスタ204、ソフトエラーレジスタ206、および複数のPCI/PCI−Xスロット複数のLED点滅パターンコントローラ208と接続されている。また、ハードエラーレジスタ204およびソフトエラーレジスト206は、点滅パターンコントローラ208と接続している。
【0029】
図3は、本発明の一実施形態に係るSHCP128の動作の工程300を示すフローチャートである。工程300の複数の動作は、本発明の複数の実施形態の理解に最も役に立つという意味で、順に実行される複数の個々のブロックとして記述されている。しかしながら、記述された順番は、これらの複数の動作が必ず順番に依存するものである、あるいは、複数のブロックが提示されている順番に複数の動作が実行されるものであることを意味すると解釈すべきではない。
【0030】
もちろん、工程300は、単なる例示の工程であり、本発明の複数の実施形態の実施に用いられる他の複数の工程が存在する。機械可読な複数の命令をそこに含む機械アクセス可能な媒体が、機械(例えば、プロセッサ)に工程300を実行させるべく用いられる。
【0031】
ブロック302において、コマンド210がコマンドレジスタ202にロードされる。単一のレジスタとして表現されているが、コマンドレジスタ202は、ソフトウエア122から受信したコマンド210を格納する1つ以上のレジスタを含んでいてよい。
【0032】
1つのコマンドは、SHPC128に指示して1つ以上の目標スロットのLEDを"オン"させる、"LEDオン"コマンドであってよい。他のコマンドは、SHPC128に指示して1つ以上の目標スロットのLEDを"オフ"にする、"LEDオフ"コマンドであってよい。他のコマンドは、SHPC128に指示して1つ以上の目標スロットのLEDを点滅させる、"LED−点滅"コマンドであってよい。
【0033】
他のコマンドは、SHPC128に指示して、複数のスロットにクロックあるいは複数のバス信号を接続させずに、1つ以上の目標スロットの電源を入れる"PWRONLY"コマンドであってよい。他のコマンドは、SHPC128に指示して、クロックおよび複数のバス信号を接続させ、1つ以上の目標スロットの電源を入れる"ENABLE"コマンドであってよい。他のコマンドは、SHPC128に指示して、1つ以上の目標スロットの電源、クロック、および複数のバス信号を切る"DISABLE"コマンドであってよい。他のコマンドは、SHPC128に指示して、PCI/PCI−Xバス120のスピードを変化させる、"PCI/PCI−Xバススピードの変更"コマンドであってよい。
【0034】
ブロック303において、工程300は、スロットがアクティブ、非アクティブ、またはアクティブと非アクティブとの間の状態の変化の工程、若しくはその逆かどうかよりも多くの情報をオペレータと通信をする、複数の点滅パターンを実行するかどうかを決定する。本発明の一実施形態によれば、点滅パターンコントローラ208のデバックスペース中の1ビットフィールド(イネーブルフラッシュモードビット)が、ここで記述した複数の点滅パターンを複数のLEDが実行できることを示すために提供される。当該実施形態においては、ソフトウエア122が、当該ビットを取得して、セットするかどうかを決定する。
【0035】
仮にイネーブルフラッシュモードビットがセットされなかった場合には、続いてブロック305において、工程300は標準的なコマンド処理を実行する。仮にイネーブルフラッシュモードビットがセットされた場合には、続いて工程300は、ブロック304にパスする。
【0036】
ブロック304において、工程300は、コマンド210がうまく処理されたかどうかを決定する。コマンド210がうまく処理された場合には、工程300はブロック306を実行する。
【0037】
ブロック306において、1つ以上の目標スロット上の複数のLEDは、特定のコマンドに関連した点滅パターンで点滅する。本発明の複数の実施形態によれば、点滅パターンコントローラ208は、特定のコマンド、エラー、SHPCステータス等に基づいて変化する複数の点滅パターンを引き起こすべくプログラムされ得るレジスタであってよい。
【0038】
図4は、本発明の複数の実施形態に係る、LEDオン、オフ、あるいはLEDを点滅させる複数のコマンドの点滅パターンを示す。説明の目的のために、上端の複数のLEDは、複数の電力インジケータ(PLED)であり、下端の複数のLEDは、複数の注目インジケータ(ALED)であると仮定する。
【0039】
一実施例においては、スロット108のLEDを"オン"とするコマンドである場合には、図4のALED134上に数字"1"によって示したように、コマンドがうまく処理されたことを示すべくALED134は一回点滅して、PLED132あるいはALED134は、コマンドの指示を受けて点灯し続ける。PLED132あるいはALED134はオフにされるまでそのままの状態であり続ける。コマンドがスロット108のLEDを"オフ"にした場合には、図4のALED134上に数字"1"によって示したように、コマンドがうまく処理されたことを示すべくALED134は一回点滅して、PLED132あるいはALED134はコマンドによってオフにされる。
【0040】
コマンドがスロット108のLEDを点滅させた場合、続いて、ALED134は、コマンドがうまく処理されたことを示すべく図4に示したALED134上の数字"1"によって示したように1回点滅して、PLED132またはALED134はコマンドによる指示により点滅する。PLED132またはALED134は、停止されるまで未決定の時間、点滅し続ける。
【0041】
図5は、スロット108のPWRONLYコマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、ALED134は、PWRONLYコマンドがうまく処理されたことを示すべく図5のALED134上に数字"1"および"2"によって示したように2回点滅する。
【0042】
図6は、スロット110のENABLEコマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、ALED138は、ENABLEコマンドがうまく処理されたことを示すべく図6のALED138上に複数の数字"1"および"2"並びに"3"によって示したように、3回点滅する。
【0043】
図7は、スロット116のDISABLEコマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、ALED150は、DISABLEコマンドがうまく処理されたことを示すべく、図7のALED150上に複数の数字"1"および"2"並びに"3"および"4"によって示したように、4回点滅する。
【0044】
図8は、スロット108、110、112、114、116、および118の全てに影響する、PCI/PCI−Xバススピードの変更コマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、PCI/PCI−Xバススピードの変更コマンドがうまく処理されたことを示すべく、図8の複数のALED134、138、142、146、150、および154上に複数の数字"1"および"2"および"3"並びに"4"および"5"によって示したように、ALED134、138、142、146、150、および154の各々が5回点滅する。
【0045】
図9は、スロット108、110、112、114、116、および118の全てに影響するPWRONLY−ALLコマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、PWRONLY−ALLコマンドがうまく処理されたことを示すべく、図9の複数のALED134、138、142、146、150、および154上に複数の数字"1"および"2"で示したように、ALED134、138、142、146、150、および154の各々が2回点滅する。
【0046】
図10は、スロット108、110、112、114、116、および118の全てに影響するENABLE−ALLコマンドの点滅パターンを示す。図示した実施例において、ENABLE−ALLコマンドがうまく処理されたことを示すべく、図10の複数のALED134、138、142、146、150、および154上に複数の数字"1"および"2"並びに"3"で示したように、ALED134、138、142、146、150、および154の各々が3回点滅する。
【0047】
図3に戻ると、コマンドがうまく処理されたことを示す特定のコマンドに関係する点滅パターンで1つ以上の目標スロット上の複数のLEDが点滅した後に、ブロック307は、エラーが発生したかどうかを決定する。エラーが発生していない場合には、制御はブロック302に戻る。エラーが発生している場合には、ブロック308は、ソフトエラーが発生したかどうかを決定する。ソフトエラーレジスタ206は、ソフトエラーが発生したことを示す情報を格納するレジスタである。ソフトエラーの例は、コマンド210が処理されているときに、コマンドレジスタ202がロードを試みることである。ソフトエラーが発生した場合には、続いて、ブロック310が"ソフトエラー"点滅パターンを実行する。
【0048】
図11は、本発明の一実施形態に係る"ソフトエラー"点滅パターンを示す。図示された実施形態においては、複数のALED134、138、142、146、150、および154は、連続した順番で1度点滅する。すなわち、ALED154上の数字"1"で示したようにALED154が最初に点滅し、ALED150上の数字"2"で示したようにALED150が2番目に点滅し、ALED146上の数字"3"で示したようにALED146が3番目に点滅し、ALED142上の数字"4"で示したようにALED142が4番目に点滅し、ALED138上の数字"5"で示したようにALED138が5番目に点滅し、ALED134上の数字"6"で示したようにALED134が6番目に点滅し、そして最初に、ALED150は2番目に1回点滅する。
【0049】
エラーが発生した場合には、1つ以上の目標スロット上の複数のLEDが、コマンドがうまく処理されたことを示す特定のコマンドと関連する点滅パターンで点滅した後に、ブロック312は、ハードエラーが発生したかどうかを決定する。ハードエラーレジスタ204は、ハードエラーが発生したことを示す情報を格納するレジスタである。ハードエラーの例は、コマンドレジスタ202に"予約済み"コマンドのロードがされることである。ハードエラーが発生した場合には、続いてブロック310は、"ハードエラー"点滅パターンを実行する。
【0050】
図12は、本発明の一実施形態に係る"ハードエラー"点滅パターンを示す。図示された実施形態においては、複数のALED134、138、142、146、150、および154は、連続した順番で1度点滅する。すなわち、ALED154上の数字"6"で示したようにALED154が6番目に点滅し、ALED150上の数字"5"で示したようにALED150が5番目に点滅し、ALED146上の数字"4"で示したようにALED146が4番目に点滅し、ALED142上の数字"3"で示したようにALED142が3番目に点滅し、ALED138上の数字"2"で示したようにALED138が2番目に点滅し、ALED134上の数字"1"で示したようにALED134が最初に点滅する。
【0051】
図3に戻ると、ブロック304でコマンドがうまく処理されなかった場合には、工程300はブロック316を実行する。ブロック316では、工程300は、複数の目標スロットに電力が供給されているかどうかを決定する。電力が複数の目標スロットに供給されていない場合には、ブロック318は、コマンドがうまく処理されておらず、電力が複数の目標スロットに供給されていないことを示す点滅パターンを実行する。
【0052】
図13は、本発明の一実施形態に係る、コマンドレジスタ202にロードされたコマンド210が、コマンド210がうまく処理されず、電力がスロット108、110、112、114、116、および118の全てに供給されなかったことを示す"PWRONLY−ALL"であるときに実行される点滅パターンを示す。図示した実施形態において、電力が複数のスロット108、110、112、114、116、および118に供給されていないことを示すべく、図13の複数のPLED132、136、140、144、148、および152上に複数の数字"1"および"2"で示したように、PLED132、136、140、144、148、および152のそれぞれが2回点滅する。要するに、コマンド212がPWRONLY−ALLであり、コマンド212がうまく処理されず、そして、電力が複数のスロット108、110、112、114、116、および118に供給されない場合には、ALED134、138、142、146、150、および154のそれぞれが2回点滅し(図9)、PLED132、136、140、144、148、および152がそれぞれ2回点滅する(図13)。
【0053】
図14は、本発明の一実施形態に係る、コマンドレジスタ202にロードされたコマンド210が"ENABLE−ALL"であり、電力がスロット108、110、112、114、116、および118の全てに供給されなかったことにより、コマンド210がうまく処理されなかったときに実行される点滅パターンを示す。図示された実施形態においては、ENABLEコマンドがうまく処理されず、電力が複数のスロット108、110、112、114、116、および118に供給されていないことを示すべく、図14の複数のPLED132、136、140、144、148、および152上の複数の数字"1"および"2"並びに"3"によって示したように、PLED132、136、140、144、148、および152の各々が3回点滅する。
【0054】
例えば、ENABLEコマンドがうまく処理されず、電力が複数のスロット108、110、112、114、116、および118に供給されていないことを示すべく、図14の複数のPLED132、136、140、144、148、および152上の複数の数字"1"および"2"並びに"3"によって示したように、PLED132、136、140、144、148、および152の各々が3回点滅する。要するに、コマンド212がENABLE−ALLであり、コマンド212がうまく処理されず、および電力が複数のスロット108、110、112、114、116、および118に供給されていない場合には、PLED132、136、140、144、148、および152のそれぞれが3回点滅する(図14)。
【0055】
図3を再び参照すると、ブロック316において、工程300が、電力が複数の目標スロットに供給されていることを決定して、工程300はブロック320を実行する。ブロック320は、電力が複数の目標スロットに供給されていることを示す点滅パターンを実行する。
【0056】
図15は、本発明の一実施形態に係る、コマンドレジスタ202にロードされたコマンド210が"PWRONLY−ALL"であり、コマンド210がうまく処理されず、電力がスロット108、110、112、114、116、および118の全てに供給されたときに実行される点滅パターンを示す。図示した実施形態において、コマンドレジスタ202にロードされたコマンド210が"PWRONLY−ALL"であり、コマンド210がうまく処理されず、電力がスロット108、110、112、114、116、および118の全てに供給されたことを示すべく、図13の複数のPLED132、136、140、144、148、および152上に複数の数字"1"および"2"によって示すように、複数のPLED132、136、140、144、148、および152、並びに複数のALED134、138、142、146、150、および154は2回点滅する。
【0057】
もちろん、他の複数の点滅パターンが、コマンドがうまく処理されたかどうか、コマンドが実行された後にエラーが発生したかどうか、および/または、エラーが"ハード"エラー、または、"ソフト"エラーであるかどうか、複数の目標スロットに電力が供給されているかどうか、および/または、コマンドがうまく処理されなかったときに複数の目標スロットに電力が供給されたかどうかの、実行されている特定のコマンドをオペレータと通信するために用いられてよい。本気術を呼んだ後に、当該技術分野の当業者は、他の複数の点滅パターンを用いて本発明の複数の実施形態をどのように実施するのかを容易に理解するであろう。
【0058】
本発明の複数の実施形態を振り返ると、スロットがアクティブ、非アクティブ、またはアクティブと非アクティブとの間の状態の変化の工程、若しくはその反対であるかどうか以上の情報をオペレータと通信するために、複数のLEDは、50パーセントのデューティサイクル(±5%)未満または超える複数の点滅パターンを有する。図16は、50パーセント(±5%)未満または超えるデューティサイクルを有する点滅パターンのタイミングチャート1600である。
【0059】
図示された実施形態において、点滅パターンのリズムは、コマンド210の点滅パターンの終点、および、ハードエラー点滅パターン、および/または、ソフトエラー点滅パターンの始まりを示す、"オン"期間1602に"オフ"期間1604が続き、もう一つの"オフ"期間1606が続くリズムを有する。それゆえに、コマンド210が実行された後にハードエラーまたはソフトエラーがない場合には、"オフ"期間1606が、次のコマンド210が実行されるまで続く。一実施形態によれば、"オン"期間1602は、128ミリ秒(128ms)であり、"オフ"期間1604は128msであり、"オフ"期間1606は500msである。
【0060】
本発明の複数の実施形態によれば、点滅パターンコントローラ208は、システム100中における共有リソースの低い優先度のリクエスタである。それゆえに、点滅パターンの実行中にコマンドレジスタ202の中にコマンド210をロードすることが、点滅パターンが途中停止されて、制御がSHPC128に戻ることの原因となる。これらの複数の実施形態において、点滅パターンコントローラ208は、保留中の点滅パターン実行信号212を一気に消去しない。その代わりに、点滅パターンコントローラ208は、点滅パターンをリトライする前にコマンド210がロードされることを待機する。
【0061】
本発明の一実施形態においては、点滅パターンコントローラ208のデバックスペース中の1ビット領域が、点滅パターンが実行中であることを示すべく提供される。当該実施形態においては、ソフトウエア122は、保留中の点滅パターンが押しつぶされないことを保証するための次のコマンド210をいつロードするかを決定するために当該ビットを獲得する。また、デバックスペースは、点滅パターンのデューティサイクルの変更に用いられる。
【0062】
本発明の複数の実施形態は、ハードウエア、ソフトウエア、またはそれらの組み合わせを用いて実施される。ソフトウエアを用いた複数の実施においては、ソフトウエアは、機械アクセス可能な媒体上に格納される。
【0063】
機械アクセス可能な媒体は、機械(例えば、コンピュータ、ネットワークデバイス、パーソナルデジタルアシスタント、製造設備、1つ以上のプロセッサのセットを有するいかなるデバイス等)によってアクセス可能な形態の情報を提供する(すなわち、格納および/または伝送する)いかなる機構をも含む。例えば、機械アクセス可能な媒体は、電気的、光学的、音響的、または伝播した複数の信号の他の形態(例えば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号等)と同様に、追記型および非追記型媒体(例えば、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶装置、光学記憶媒体、複数のフラッシュメモリデバイス等)を含む。
【0064】
上記記載において、例えば、特定の複数の工程、複数の材料、複数のデバイス等の多数の特定の詳細が、本発明の複数の実施形態の全体の理解のために提供すべく示される。しかしながら、当該技術分野における当業者は、本発明の複数の実施形態が、1つ以上の特定の詳細、あるいは、他の複数の方法、複数の構成要素等なしでも実施できることを理解するであろう。他の複数の例においては、周知の複数の構成または操作は、本願の理解を不明確にしないために示されていないか、または詳細に記載はされていない。
【0065】
本願の全体を参照して、"一つの実施形態"または"一の実施形態"とは、実施形態に関連して記載された特定の特性、構造、工程、ブロック、または特徴が、少なくとも本発明の一つの実施形態を含むことを意味する。それゆえに、本願の全体にわたって様々な場所に"一つの実施形態中の"または"一の実施形態中の"というフレーズが出現したことは、必ずしも同一の実施形態に全てを言及しているわけではない。特定の特性、構造、または特徴は、1つ以上の実施形態において好適に組み合わされる。
【0066】
特許請求の範囲に用いた複数の用語によって、明細書および特許請求の範囲に開示された特定の実施形態に本発明の実施形態が限定されると解釈すべきでない。むしろ、本発明の実施形態の範囲は、特許請求の範囲によって専ら決定され、特許請求の範囲の解釈の確立された原則に従って解釈されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロプロセッサから少なくとも1つのコマンドを受信するレジスタを有する標準ホットプラグコントローラ
を備え、
前記標準ホットプラグコントローラは、
PCIバス上の少なくとも1つの目標PCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらし、
前記点滅パターンは、前記コマンドが処理されていることを示す
装置。
【請求項2】
前記コマンドが、前記発光ダイオードを"オン"、"オフ"する、または前記ダイオードを略50パーセントのデューティサイクルを有する点滅パターンで点滅させる
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記コマンドが、少なくとも1つの目標PCIスロットにだけ電力を供給し、少なくとも1つの目標PCIスロットを有効にし、少なくとも1つの目標PICスロットを無効にし、または、前記PCIバスのスピードを変化させる
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
マイクロプロセッサから少なくとも1つのコマンドを受信するレジスタを有する標準ホットプラグコントローラ
を備え、
前記標準ホットプラグコントローラは、
PCIバス上の少なくとも1つのPCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらし、
前記点滅パターンは、前記コマンドの処理中にエラーが発生したことを示す
装置。
【請求項5】
前記点滅パターンが、前記目標スロットに電力が供給される前にエラーが発生したことを示す
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記点滅パターンが、ハードエラーまたはソフトエラーを示す
請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記点滅パターンが、前記目標スロットに電力が供給された後にエラーが発生したことを示す
請求項4に記載の装置。
【請求項8】
前記点滅パターンが、略50パーセントを超える、または、略50パーセント未満であるデューティサイクルを有する
請求項4に記載の装置。
【請求項9】
標準ホットプラグコントローラでマイクロプロセッサからのコマンドを受信する段階と、
PCIバス上の少なくとも1つのPCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらす段階と
を備え、
前記点滅パターンは、前記コマンドが処理されていることを示し、
前記点滅パターンは、略50パーセント未満、またはより大きいデューティサイクルを有する
方法。
【請求項10】
前記発光ダイオードを"オン"、"オフ"する、または前記ダイオードを略50パーセントのデューティサイクルを有する点滅パターンで点滅させるコマンドを受信する段階
をさらに備える請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記目標PCIスロットに電力を供給し、前記目標PCIスロットを有効にし、前記目標PICスロットを無効にし、または、前記PCIバスのスピードを変化させるコマンドを受信する段階
をさらに備える請求項9に記載の方法。
【請求項12】
マイクロプロセッサから少なくとも1つのコマンドを標準ホットプラグコントローラで受信する段階と、
PCIバス上の少なくとも1つのPCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらす段階と
を備え、
前記点滅パターンが、前記コマンドの処理中にエラーが発生したことを示す
方法。
【請求項13】
前記点滅パターンが、前記目標スロットに電力が供給される前にエラーが発生したことを示す
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記点滅パターンが、ハードエラーまたはソフトエラーを示す
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記点滅パターンが、前記目標スロットへ電力が供給された後にエラーが発生したことを示す
請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記点滅パターンが、略50パーセントを超える、または、略50パーセント未満であるデューティサイクルを含む
請求項12に記載の方法。
【請求項17】
機械がアクセスしたときに、機械に複数の動作を実行させるデータを備える機械アクセス可能な媒体であって、前記動作は、
マイクロプロセッサから1つのコマンドを標準ホットプラグコントローラで受信する段階と、
PCIバス上の少なくとも1つの目標PCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらす段階と
を備え、
前記点滅パターンは、前記コマンドが処理されていることを示し、
前記点滅パターンは、略50パーセント未満、またはより大きいデューティサイクルを有する
製品。
【請求項18】
前記機械アクセス可能な媒体が、前記発光ダイオードを"オン"、"オフ"する、または前記ダイオードを略50パーセントのデューティサイクルを有する点滅パターンで点滅させるコマンドを受信する段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項17に記載の製品。
【請求項19】
前記機械アクセス可能な媒体が、前記目標PCIスロットに電力を供給し、前記目標PCIスロットを有効にし、前記目標PICスロットを無効にし、または、前記PCIバスのスピードを変化させるコマンドを受信する段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項17に記載の製品。
【請求項20】
機械がアクセスしたときに、機械に複数の動作を実行させるデータを備える機械アクセス可能な媒体であって、前記動作は、
マイクロプロセッサから少なくとも1つのコマンドを標準ホットプラグコントローラで受信する段階と、
PCIバス上の少なくとも1つの目標PCIカードスロットに接続された少なくとも1つの発光ダイオードの点滅パターンの実行をもたらす段階と
を備え、
前記点滅パターンは、前記コマンドの処理中にエラーが発生したことを示す
製品。
【請求項21】
前記機械アクセス可能な媒体が、電力が前記目標スロットに供給される前にエラーが発生したことを示す段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項20に記載の製品。
【請求項22】
前記機械アクセス可能な媒体が、略50パーセント未満、またはより大きいデューティサイクルを有する前記点滅パターンの実行をもたらす段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項20に記載の製品。
【請求項23】
前記機械アクセス可能な媒体が、電力が前記目標スロットに供給された後にエラーが発生したことを示す段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項20に記載の製品。
【請求項24】
前記機械アクセス可能な媒体が、ハードエラーまたはソフトエラーを示す段階を有する、前記機械に複数の動作を実行させるデータ
をさらに備える請求項20に記載の製品。
【請求項25】
少なくとも1つの発光ダイオードが接続されている、少なくとも1つのPCIスロットをその上に有するPCIバスと、
前記PCIバスに接続しているブリッジと
を備え、
前記ブリッジは、前記PCIバスに接続している標準ホットプラグコントローラを有し、
前記標準ホットプラグコントローラは、マイクロプロセッサからコマンドを受信し、少なくとも1つの発光ダイオード上で点滅パターンの実行をもたらし、
前記点滅パターンは、前記コマンドが処理されていることを示し、
前記点滅パターンは、略50パーセント未満、またはより大きいデューティサイクルを有する
システム。
【請求項26】
前記ブリッジに接続しているメモリ
をさらに備える請求項25に記載のシステム。
【請求項27】
前記メモリが、スタティックランダムアクセスメモリである
請求項26に記載のシステム。
【請求項28】
少なくとも1つのPCIスロットをその上に有するPCIバスと、
少なくとも1つの発光ダイオードを有するPCIスロットと、
前記PCIバスに接続しているブリッジと
を備え、
前記ブリッジは、前記PCIバスに接続している標準ホットプラグコントローラを有し、
前記標準ホットプラグコントローラは、マイクロプロセッサからコマンドを受信し、少なくとも1つの発光ダイオード上で点滅パターンの実行をもたらし、
前記点滅パターンは、前記コマンドが処理されている間にエラーが発生したことを示し、
前記点滅パターンは、略50パーセント未満、またはより大きいデューティサイクルを有する
システム。
【請求項29】
前記ブリッジに接続しているメモリ
をさらに備える請求項28に記載のシステム。
【請求項30】
前記メモリが、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)である
請求項29に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2007−519997(P2007−519997A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547480(P2006−547480)
【出願日】平成16年12月22日(2004.12.22)
【国際出願番号】PCT/US2004/043665
【国際公開番号】WO2005/066812
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
【出願人】(591003943)インテル・コーポレーション (1,101)
【Fターム(参考)】