説明

RFIDタグ用アンテナ装置

【課題】小型化及び低コスト化に適したRFIDタグ用のアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナユニット300は、複数のループアンテナ302a〜302d、各ループアンテナ302a〜302dで共通のインピーダンス整合回路312と、インピーダンス整合回路312とループアンテナ302a〜302dの高周波的接続を切り替える切替回路313と、読取装置からの制御信号に基づき前記ループアンテナ30a〜30dのうち1つのループアンテナのみを高周波的に接続するよう制御するアンテナ制御回路314とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物流などの分野で流通物に貼付されるRFIDタグから、該RFIDタグに予め設定された固有識別子を非接触で読み取るRFIDタグ読取装置に関し、特にそのアンテナ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のRFIDタグ読取装置(以下単に「読取装置」と言う。)は、RFIDタグとの通信用のアンテナと、該アンテナに接続した高周波回路とが必須の構成要素である。これらの構成要素は、読取装置の使用用途等に応じて種々の実装形態が採用される。例えば特許文献1に示すように、店舗の棚に陳列されている商品に貼付されているRFIDタグを読み取る事を目的とした場合には、棚板の上面又は底面に該棚板とほぼ同面積の薄型のアンテナユニットを付設する。高周波回路は棚の適当な箇所に付設した筐体に収容される。高周波回路とアンテナユニットとは所定の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルで接続される。アンテナユニットは、ループアンテナと、インピーダンス整合を図る整合回路とを備えている。このような読取装置では、棚に陳列されている多数の商品についてRFIDタグの固有識別子を順次読み取り、読み取ったデータをコンピュータなどの機器に送信する。
【特許文献1】特開2001−118037号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述したようなRFIDタグの読取装置では、棚面積にあわせてアンテナユニットを大きくすると十分な読み取り精度が得られない場合がある。この問題を解決するために、アンテナユニット内に複数の小ループアンテナを配置する方法が提案されている。しかし、このようなアンテナユニットでは、各ループアンテナ毎に整合回路を設ける必要があるので、装置の小型化及び低コスト化が困難であった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化及び低コスト化に適したRFIDタグ用のアンテナ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本願発明は、RFIDタグの読み取り用のアンテナ装置において、複数のアンテナ素子と、RFIDタグの読取装置と接続されたインピーダンス整合回路と、インピーダンス整合回路と各アンテナ素子との高周波的な接続を切り替える切替回路と、RFIDタグの読取装置からの制御信号で選択された1つのアンテナ素子のみが高周波的にインピーダンス整合回路と接続するよう前記切替回路を制御する制御回路とを備えたことを特徴とするものを提案する。
【0006】
本発明によれば、アンテナ装置内に複数のアンテナ素子を備えているので読み取り範囲及び読み取り精度に優れたものとなる。また、本発明では、各アンテナ素子に共通のインピーダンス整合回路を設けたので、小型化及び低コスト化を容易に図ることができる。さらに、本発明では、一のアンテナ素子がインピーダンス整合回路と導通状態にある場合には他のアンテナ素子は高周波的にインピーダンス整合回路と切断される。これにより、一のアンテナ素子により形成される電磁界が隣り合う他のアンテナ素子と結合することを防止できる。一般的にこのような結合は、一のアンテナにより形成される電磁界の形成範囲を狭める。したがって、本発明によれば、RFIDタグの読み取り範囲の狭小化を防止できる。
【0007】
本発明の好適な態様の一例としては、前記制御信号は各アンテナ素子に給電する高周波信号とは異なる伝送媒体を介して制御回路に入力されることを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、アンテナ素子の選択用の制御信号がRFIDタグ読み取り用の高周波信号とは別個に伝送されるので、確実な制御が可能となる。
【0008】
また、本発明の好適な態様の一例としては、前記各アンテナ素子は、同一平面上に配置されたループアンテナ素子からなり、且つ、一のループアンテナ素子の一部が隣り合う他のループアンテナ素子の一部と重なり合っていることを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、一のループアンテナ素子の内側に他のループアンテナ素子のコイル導体が配置されるので、RFIDタグの読み取り精度が向上する。これは以下の理由からである。一のループアンテナ素子の上方にRFIDタグが存在すると仮定すると、当該RFIDタグの周囲に形成される磁界の向きは一のループアンテナ素子と他のループアンテナ素子とで異なる方向となる。したがって、異なる方向の磁界による読み取り処理が行われるので、RFIDの応答可能性が向上するためである。
【0009】
また、本発明の好適な態様の一例としては、RFIDタグの読取装置から伝送される高周波信号に含まれる直流成分を抽出する直流抽出回路を備え、前記制御回路は、直流抽出回路により抽出された直流成分を電源として動作することを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、アンテナ装置に電池等の電源を内蔵する必要がなく、また電源専用のラインを設ける必要もないので、小型化を図ることができる。
【0010】
また、本発明の好適な態様の一例としては、前記切替回路は、アンテナ素子の両端子とインピーダンス整合回路との高周波的接続をオンオフすることを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、アンテナ素子の片方の端子ではなく両端子とインピーダンス整合回路との高周波的な接続がオンオフされるので、オフ時にはアンテナ素子を完全にオープン状態にすることができる。
【発明の効果】
【0011】
以上説明したように本発明によれば、アンテナ装置内に複数のアンテナ素子を備えているので読み取り範囲及び読み取り精度にすぐれたものとなる。また、本発明では、各アンテナ素子で共通にインピーダンス整合回路を設けたので、小型化及び低コスト化を容易に図ることができる。さらに、本発明では、一のアンテナ素子がインピーダンス整合回路と導通状態にある場合には他のアンテナ素子は高周波的にインピーダンス整合回路と切断される。これにより、一のアンテナ素子により形成される電磁界が隣り合う他のアンテナ素子と結合することを防止できるので、RFIDタグの読み取り範囲の狭小化を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本願発明の一実施の形態に係るRFIDタグ用アンテナ装置を含むRFIDタグの読取システムについて図面を参照して説明する。図1はRFIDタグ読取システムの全体構成図である。
【0013】
本実施の形態に係る読取システムは、ショーケース1に陳列されている商品10に付設されているRFIDタグ11から該RFIDタグ11の固有識別子を読み取る用途で用いるものとする。
【0014】
ショーケース1は、図1に示すように、商品10を陳列するための複数段の商品棚2と、商品10を冷却するための冷却機構(図示省略)とを備えている。冷却機構については従来周知のものと同様なのでここでは説明を省略する。各商品棚2の上面には、陳列されている商品10のRFIDタグ11と通信するためのアンテナユニット300が設けられている。各アンテナユニット300は各商品棚2に対して複数(図1では4つ)配置されている。また、ショーケース1は、各アンテナユニット300を接続したアンテナ切替ユニット200と、アンテナ切替ユニット200と1対1で接続した制御ユニット100とを備えている。制御ユニット100は、アンテナ切替ユニット200に接続したアンテナユニット300を用いてRFIDタグ11から固有識別子を読み取り、読み取り結果を店舗に設置されたコンピュータ50に送信する。各アンテナユニット300とアンテナ切替ユニット200とは高周波信号伝送用の同軸ケーブルとデジタル制御信号伝送用の信号ケーブルにより接続されている。また同様に、アンテナ切替ユニット200と制御ユニット100とは同軸ケーブル及び信号ケーブルにより接続されている。
【0015】
次に、制御ユニット100の詳細について図2を参照して説明する。図2は制御ユニットの機能ブロック図である。制御ユニット100は、図2に示すように、コンピュータ50と接続するための通信インタフェイス110と、主制御部120と、所定の通信プロトコルに従ってRFIDタグ11との通信を制御するタグ通信制御部131と、タグ通信制御部131の出力信号を高周波信号に変調する変調回路132と、搬送波を生成する発振回路140と、高周波信号を増幅する増幅回路150と、増幅回路150からの高周波信号に直流バイアスを印加する直流バイアス印加回路160とを備えている。また、制御ユニット100は、アンテナユニット300から受信した高周波信号を増幅する増幅回路170と、高周波信号から通信信号を復調する復調回路133とを備えている。さらに、制御ユニット100は、アンテナユニット300に制御信号を伝送するための通信インタフェイス180を備えている。直流バイアス印加回路160は同軸ケーブル400を介してアンテナ切替ユニット200に接続する。また通信インタフェイス180は信号ケーブル410を介してアンテナ切替ユニット200に接続する。なお、前記タグ通信制御部131・変調回路132・復調回路133は、専用の通信用IC130に実装されている。
【0016】
主制御部120は、通信インタフェイス180を介してアンテナユニット300及びアンテナユニット内のループアンテナ素子を選択する制御信号を送信するとともに、タグ通信制御部131にRFIDタグ11の読み取りを指示し、タグ通信制御部131から受信した固有識別子を所定の記憶手段(図示省略)に記憶する。主制御部120は、このような読取処理を全てのアンテナユニット300及びループアンテナ素子に対して順次繰り返し実行する。また、主制御部120は、コンピュータ50からの要求に応じて前記記憶手段に記憶されている固有識別子を該コンピュータ50に返答する。
【0017】
タグ通信制御部131は、主制御部120からの要求に応じて所定の通信プロトコルに従ってRFIDタグ11との通信を行う。タグ通信制御部131からの出力信号は変調回路132によりASK変調される。ASK変調された高周波信号は増幅回路150で増幅され、さらに直流バイアス印加回路160で直流バイアスが掛けられる。この直流バイアスは、後段の機器における電源電流として用いられるものである。アンテナユニット300から受信した高周波信号は増幅回路170で増幅され、復調回路133で復調され、タグ通信制御部131で処理される。
【0018】
次に、アンテナ切替ユニット200について図3を参照して説明する。図3はアンテナ切替ユニットの機能ブロック図である。アンテナ切替ユニット200は、図3に示すように、1つの制御ユニット100に対して複数のアンテナユニット300を接続し、制御ユニット100とアンテナユニット300との接続を切り替えるものである。アンテナ切替ユニット200は、前述のように同軸ケーブル400及び信号ケーブル410により制御ユニット100と接続している。また、アンテナ切替ユニット200は同軸ケーブル401及び信号ケーブル411を介して各アンテナユニット300に接続している。本実施の形態では、制御信号の伝送方法してはシリアルバス方式を採用しており、信号ケーブル410と信号ケーブル411とはバス接続している。アンテナ切替ユニット200は、同軸ケーブル400を介して制御ユニット100から入力された高周波信号を交流成分と直流成分に分離する交流直流分離回路210と、各アンテナユニット300との高周波的接続をオン・オフするスイッチ220と、高周波信号に直流バイアスを印加する直流バイアス印加回路230と、信号ケーブル410を介して制御ユニット100から受信したアンテナユニット300の選択制御信号に基づき、前記スイッチ220及び直流バイアス印加回路230を制御する切替制御回路240とを備えている。切替制御回路240は、選択されたアンテナユニット300が接続されたスイッチ220のみ高周波的に導通させ、他のスイッチ220については高周波的に切断されるよう制御する。また、切替制御回路240は、選択されたアンテナユニット300に接続された直流バイアス印加回路230のみ動作させ、他の直流バイアス印加回路230は動作させない。前記交流直流分離回路210により分離された直流電流は、切替制御回路240や直流バイアス印加回路230の電源として供給される。
【0019】
次にアンテナユニット300の構成について図4及び図5を参照して説明する。図4はアンテナユニットの内部構造を説明する上面図、図5はアンテナユニットの機能ブロック図である。
【0020】
図4に示すように、アンテナユニット300は、薄箱状の筐体301の内部に設けた複数(本実施の形態では4つ)ループアンテナ302a〜302dと、各ループアンテナ302a〜302dで共通の整合回路基板310とを備えている。なお、図4では各ループアンテナ302の配置を明確にするために、実線・点線・一点鎖線・二点鎖線を用いている。各ループアンテナ302a〜302dは、例えば銅箔や銅線等の金属部材からなる。また、各ループアンテナ302a〜302dは筐体301の底面をマトリクス状に9ブロック分割し、それぞれ2x2の4ブロックに沿うように矩形に配置されている。したがって、図4に示すように、各ループアンテナ302a〜302dの一部は隣り合う他のループアンテナ302a〜302dの一部と重なり合っている。また換言すれば、一のループアンテナ302a〜302dにおけるループの中央部には、隣り合う他のループアンテナ302a〜302dの配線が配置されている。
【0021】
図5に示すように、整合回路基板310は同軸ケーブル401及び信号ケーブル411を介してアンテナ切替ユニット200と接続している。整合回路基板310は、交流直流分離回路311と、インピーダンス整合回路312と、ループアンテナ302a〜302dを切り替える切替回路313と、切替回路313を制御するアンテナ制御回路314とを備えている。
【0022】
交流直流分離回路311は、同軸ケーブル401を介してアンテナ切替ユニット200から入力された高周波信号を交流成分と直流成分に分離する。分離された直流成分は、アンテナ制御回路314や切替回路313等に電源として供給される。なお、後段のインピーダンス整合回路312は一般的に直列にキャパシタ素子が接続されていることが多いので、直流重畳された高周波信号を入力しても問題はない。したがって、交流直流分離回路311としては、少なくとも高周波信号に含まれる直流成分を抽出する機能があればよい。
【0023】
切替回路313は、各ループアンテナ302a〜302dに対応したスイッチ313a〜313dを備えている。各スイッチ313a〜313dは、高周波的号な接続をオン・オフするものであり、例えばダイオードスイッチ回路などの高周波スイッチ回路により構成される。各スイッチ313a〜313dは、ループアンテナ302a〜302dの両端子に接続している。したがって、スイッチ313a〜313dがオフにすると、該スイッチ313a〜313dに接続されているループアンテナ302は高周波的に完全に接続断となり、換言すればオープン状態になる。これにより、給電中のループアンテナ302a〜302dが他のループアンテナ302a〜302dと磁気結合することを防止できるので、読み取り範囲の狭小化を防止できる。
【0024】
アンテナ制御回路314は、信号ケーブル411を介して入力された制御ユニット100からのループアンテナの選択制御信号に基づき、選択されたループアンテナ302a〜302dが接続されたスイッチ313a〜313dのみをオンに制御し、他のスイッチ313a〜313dについてはオフに制御する。
【0025】
このように本実施の形態に係るRFIDタグの読取システムでは、アンテナユニット300に内蔵された複数のループアンテナ302a〜302dに対してインピーダンス整合回路312を共通に使用するので、小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0026】
以上本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ループアンテナ302a〜302dの構造及び配置は図6に示すようなものであってもよい。図6に示すループアンテナ302a〜302dは、中央部を180度ねじることにより2つの小ループを形成した「8の字」形状となるように巻回されている。これによりループアンテナ302a〜302dに通電した際に各小ループにより形成される電磁界は小ループ間で互いに逆方向となっている。また、各ループアンテナ302a〜302dの一部は、隣り合う他のループアンテナ302a〜302dの一部と重なり合うように配置されている。より詳しくは、一のループアンテナ302a〜302dの小ループの内側に、他のループアンテナ302a〜302dの配線が位置するように配置されている。
【0027】
また、上記実施の形態では、アンテナユニット300の電源を高周波信号に重畳させていたが、別途アンテナユニット300に電池等を内蔵させたり、信号ケーブルに電源ラインを含ませたり、別途電源専用のケーブルにより電源を供給するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】RFIDタグの読み取りシステムの構成図
【図2】制御ユニットの機能ブロック図
【図3】アンテナ切替ユニットの機能ブロック図
【図4】アンテナユニットの内部構造を説明する上面図
【図5】アンテナユニットの機能ブロック図
【図6】他の例に係るアンテナユニットの内部構造を説明する上面図
【符号の説明】
【0029】
10…商品、11…RFIDタグ、50…コンピュータ、100…制御ユニット、120…主制御部、131…タグ通信制御部、132…変調回路、133…復調回路、150、170…増幅回路、160…直流バイアス印加回路、200…アンテナ切替ユニット、210…交流直流分離回路、220…スイッチ、230…直流バイアス印加回路、240…切替制御回路、300…アンテナユニット、301…筐体、302a〜302d…ループアンテナ、310…整合回路基板、311…交流直流分離回路、312…インピーダンス整合回路、313…切替回路、313a〜313d…スイッチ、314…アンテナ制御回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
RFIDタグの読み取り用のアンテナ装置において、
複数のアンテナ素子と、
RFIDタグの読取装置と接続されたインピーダンス整合回路と、
インピーダンス整合回路と各アンテナ素子との高周波的な接続を切り替える切替回路と、
RFIDタグの読取装置からの制御信号で選択された1つのアンテナ素子のみが高周波的にインピーダンス整合回路と接続するよう前記切替回路を制御する制御回路とを備えた
ことを特徴とするRFIDタグ用アンテナ装置。
【請求項2】
前記制御信号は各アンテナ素子に給電する高周波信号とは異なる伝送媒体を介して制御回路に入力される
ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ用アンテナ装置。
【請求項3】
前記各アンテナ素子は、同一平面上に配置されたループアンテナ素子からなり、且つ、一のループアンテナ素子の一部が隣り合う他のループアンテナ素子の一部と重なり合っている
ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ用アンテナ装置。
【請求項4】
RFIDタグの読取装置から伝送される高周波信号に含まれる直流成分を抽出する直流抽出回路を備え、
前記制御回路は、直流抽出回路により抽出された直流成分を電源として動作する
ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ用アンテナ装置。
【請求項5】
前記切替回路は、アンテナ素子の両端子とインピーダンス整合回路との高周波的接続をオンオフする
ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ用アンテナ装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−20685(P2010−20685A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−182679(P2008−182679)
【出願日】平成20年7月14日(2008.7.14)
【出願人】(000001845)サンデン株式会社 (1,791)
【Fターム(参考)】