説明

RFIDタグ読み取り装置およびRFID管理システム

【課題】RFIDタグ読み取り装置に関し、載置台に重ねて置かれた複数の図書に装着された各RFIDタグを読み取りやすくすることを目的とする。
【解決手段】RFIDタグ読み取り装置4は、RFIDタグ3が貼付された図書2を載せるための表面が滑らかな傾斜面7bとこの傾斜面7bの下方に平面形状の止め部7aを有する載置台7と、載置台7の内部に設けるとともに傾斜面7bの下方から図書2に向けて配置した平面形状のアンテナ9と、アンテナ9と電気的に接続され、アンテナ9を介して読み取るべきRFIDタグ3を読み取るリーダライタ8とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、図書などの物品に貼付したRFIDタグを読み取るRFIDタグ読み取り装置およびRFID管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、物流、物品などの管理を行うために、RFID(Radio Frequency IDentification)システムが利用されている。RFIDシステムは、RFIDタグとリーダライタとを備えている。
【0003】
RFIDタグは、物品の識別ID情報などを記憶保持している。一方、リーダライタは、このRFIDタグを読み取り識別ID情報などを取得していた。
【0004】
このようなRFIDシステムの利用例として、図書に貼付したRFIDタグを管理する管理システムが提案されている。この管理システムでは、図書および図書館利用カードにRFIDタグを装着し、貸出または返却の際に双方のRFIDタグを読み取って管理していた。RFIDタグは、図書の表紙や裏表紙などに直接に装着されていた。管理システムでは、平面な板状に形成されている載置台の内部にリーダライタを設け、リーダライタは載置台に置かれた図書および図書館利用カードに装着されている各RFIDタグを読み取っていた。リーダライタが図書および図書館利用カードのRFIDタグを読み取った後、管理システムは、データベースなどで図書の内容を確認するなどして図書の識別IDを確認し、貸出、返却の管理をしていた(例えば、特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開2003−85329号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の管理システムでは、載置台から電波が漏れて他の管理システムと混信するのを避けるためにリーダライタの出力を抑え、できるだけリーダライタのアンテナを図書に近接させて読み取ることにより、読み抜けを防止していた。しかしながら、複数の図書が載置台に重ねて置かれた場合には、各図書に装着されたRFIDタグが読み取りにくくなるといった課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、載置台に重ねて置かれた複数の図書に装着された各RFIDタグを読み取りやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために本発明のRFIDタグ読み取り装置は、RFIDタグが貼付された図書などの物品を載せるための表面が滑らかな傾斜面とこの傾斜面の下方に平面形状の止め部を有する載置台と、載置台の内部に設けるとともに傾斜面の下方から物品に向けて配置した平面形状のアンテナと、アンテナと電気的に接続され、アンテナを介して読み取るべきRFIDタグを読み取るリーダライタとを備えたことを特徴とする。このような構成により、初期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0008】
以上のように本発明のRFIDタグ読み取り装置は、RFIDタグが貼付された図書などの物品を載せるための表面が滑らかな傾斜面とこの傾斜面の下方に平面形状の止め部を有する載置台と、載置台の内部に設けるとともに傾斜面の下方から物品に向けて配置した平面形状のアンテナと、アンテナと電気的に接続され、アンテナを介して読み取るべきRFIDタグを読み取るリーダライタとを備えたので、載置台の傾斜面により複数重なった図書のそれぞれの背表紙などを平面形状のアンテナに近づけやすくすることができる。これにより、載置台に重ねて置かれた複数の図書の背表紙などに貼付されている各RFIDタグを読み取りやすくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
(実施の形態)
まず、図1〜図4を参照しながら、本発明の実施の形態におけるRFID管理システム1について説明する。ここでは、RFIDタグを利用した図書管理システムを例に説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態におけるRFID管理システム1の概要を説明するための概略構成図、図2は本発明の実施の形態におけるRFIDタグ読み取り装置4の斜視図、図3は同RFIDタグ読み取り装置4の載置台7の構造を示す斜視図、図4は本発明の実施の形態におけるRFID管理システム1の構成を示すブロック図である。
【0012】
図1に示すように、RFID管理システム1は、RFIDタグ読み取り装置4と、RFIDタグ読み取り装置4にケーブル6を介して電気的に接続された管理装置5とを備えている。
【0013】
管理装置5は、制御部5aにより、RFIDタグ読み取り装置4で読み取られたRFIDタグ3の識別情報に基づいて処理を行い、貸出または返却に係る物品としての図書2の管理番号、書名、貸出場所などの図書情報、RFIDタグ3の識別情報をデータベース5dに蓄積し、利用者情報をデータベース5eに蓄積する。
【0014】
また、管理装置5は、入力部5cにより、図書2の貸出または返却に係る指示を行い、図書2の図書情報を表示部5bに表示する。管理装置5の構成の詳細については後述する。
【0015】
このような構成により、RFID管理システム1は、RFIDタグ読み取り装置4により図書2に貼付されているRFIDタグ3を読み取り、管理装置5によりRFIDタグ3の識別情報に基づいて図書2の貸出または返却の管理を行うことができる。
【0016】
RFIDタグ読み取り装置4は、図2に示すように、RFIDタグ3が貼付された図書2を置いて読み取るための表面が滑らかな傾斜面7bとこの傾斜面7bの下方に平面形状の止め部7aを有する載置台7と、載置台7の内部に設けるとともに傾斜面7bの下方から図書2に向けて配置した平面形状のアンテナ9と、アンテナ9と電気的に接続され、アンテナ9を介して読み取るべきRFIDタグ3を読み取るリーダライタ8とを備えている。
【0017】
また、RFIDタグ読み取り装置4は、図書2が貸出または返却されたときに押される実行ボタン11と、液晶表示装置などから構成される表示部10とを備えている。表示部10は、図書2の貸出または返却に係る情報などを表示する。RFIDタグ読み取り装置4の構造については後述する。
【0018】
さらに、RFIDタグ読み取り装置4は、載置台7における傾斜面7bの止め部7aの近傍に図書2を検知する物品検知部12を備えている。物品検知部12として、光の反射により物体を検知するフォトリフレクタを用いることができる。
【0019】
傾斜面7bに孔を設け、この孔を介して光が図書2に反射する位置にフォトリフレクタを設置する。フォトリフレクタでは、図書2が傾斜面7bに置かれ、孔が塞がれると反射光量の変化により出力が変化する。このフォトリフレクタの出力の変化を後述する制御部8bで検知することにより、図書2が傾斜面7bに置かれたことを検知し、自動で図書2のRFIDタグ3を読み取ることができる。これにより、図書2の貸出または返却の作業効率を高めることができる。
【0020】
次に、図3を参照しながら、RFIDタグ読み取り装置4の載置台7の構造について説明する。
【0021】
図3に示すように、載置台7は傾斜面7bを有し、この傾斜面7bの下方に平面形状の止め部7aを設けている。これにより、載置台7の傾斜面7bに置かれた図書2は、傾斜面7bに沿って止め部7a側へ移動する。図書2は、この移動した先に設けた止め部7aで停止する。止め部7aの内側にはRFIDタグ3を読み取るためのアンテナ9が設置されている。
【0022】
このような構造により、図書2を傾斜面7bに沿って止め部7a側に近づけさせることができ、アンテナ9と図書2に貼付されているRFIDタグ3との距離を近づけさせることができる。これにより、RFIDタグ読み取り装置4は図書2のRFIDタグ3を読み取りやすくすることができる。
【0023】
さらに、載置台7の傾斜面7bは電波を吸収する電波吸収体14で構成されている。電波吸収体14は、例えば、フェライトまたはカーボンで形成されており、その表面は表面保護材13で覆われている。表面保護材13として、表面を滑らかにするとともに保護することができるシート部材、コーティング部材を使用する。例えば、樹脂製のコーティング部材、シリコンシートなどを使用することができる。
【0024】
載置台7の傾斜面7bとアンテナ9とのなす角度は90度より小さくしている。このようにすることで、アンテナ9の平面を傾斜面7bに向け、アンテナ9から出力された電波を電波吸収体14で吸収しやすくする。これにより、電波を外部へ漏れにくくすることができる。
【0025】
従って、RFIDタグ読み取り装置4は、アンテナ9から出力する電波の強度を大きくしても他の管理装置5との混信を抑えることができ、かつ、アンテナ9から出力する電波を強くすることにより、載置台7の傾斜面7bに重ねて置かれた複数の図書2の背表紙などに貼付されている各RFIDタグ3を読み取りやすくすることができる。
【0026】
RFIDタグ読み取り装置4は、止め部7aの平面と反対側の背面7cにも、電波吸収体14および表面保護材13を設けている。これにより、アンテナ9から出力された電波を背面7c側からも漏れにくくすることができる。
【0027】
次に、図4を参照しながら、RFID管理システム1の構成および動作について説明する。
【0028】
RFIDタグ読み取り装置4は、図4に示すように、載置台7の傾斜面7bに図書2が置かれた後で実行ボタン11が押されると、リーダライタ8のアンテナ9を介してRFIDタグ3と交信を行う。
【0029】
リーダライタ8は、RFIDタグ3との交信信号を送受信する無線部8aと、無線部8aを制御する制御部8bと、識別情報などを一時記憶するメモリ部8cと、管理装置5と通信するための通信部8dとを備えている。
【0030】
リーダライタ8は、アンテナ9で受信した受信信号を無線部8aで処理し、図書2の識別情報を制御部8bが取得する。そして、リーダライタ8は、通信部8dを介して管理装置5に図書2の識別情報を伝達する。
【0031】
管理装置5は、通信部8dにケーブル6を介して電気的に接続されている制御部5aにより、RFIDタグ3の識別情報を取得し、処理を行い、貸出または返却に係る図書2の管理番号、書名、貸出場所などの図書情報、RFIDタグ3の識別情報をデータベース5dに蓄積し、利用者情報をデータベース5eに蓄積する。また、管理装置5は、入力部5cにより、図書2の貸出または返却に係る指示を行い、図書2の図書情報を表示部5bに表示する。
【0032】
このように構成されたRFID管理システム1は、実行ボタン11が押されたタイミングに合わせて、RFIDタグ読み取り装置4のリーダライタ8からRFIDタグ3に、例えば「管理IDを返答せよ?」という問い合わせを行う。
【0033】
無線部8aは、アンテナ9を介して問い合わせ信号をRFIDタグ3に送信し、RFIDタグ3からの応答信号をアンテナ9を介して受信し、復調して識別情報(管理ID)を取得する。そして、無線部8aは、この取得した識別情報を制御部8bに出力する。
【0034】
制御部8bは、受け取った識別情報をメモリ部8cに一時記憶する。また、制御部8bは問い合わせにより、載置台7の上の読み取るべき図書2に貼付されているRFIDタグ3の識別情報をすべて取得すると、メモリ部8cに一時記憶した識別情報群を通信部8dを介して管理装置5に出力する。
【0035】
例えば、管理装置5はRFIDタグ読み取り装置4で読み取られた図書2の識別情報群の内容を表示部5bに表示する。また、管理装置5は、貸出または返却に係る操作を入力部5cで行う。例えば、利用者の氏名、貸出期間の登録などを行う。貸出または返却に係る処理をした後、貸出または返却に係る図書2の管理番号、書名、貸出場所などの図書情報、RFIDタグ3の識別情報をデータベース5dに蓄積し、利用者情報をデータベース5eに蓄積する。
【0036】
また、管理装置5は、RFIDタグ読み取り装置4で読み取られた図書2がデータベース5dの検索で見つからない場合は、新たに購入または入手された図書2である可能性が高いため、表示部5bを介して登録処理用のメッセージを出力し、登録処理を行うこともできる。
【0037】
また、RFIDタグ3には、貸出する図書2に対して貸出を示すフラグを書き込む。これにより、図書館の出入り口に盗難防止装置(リーダライタ)を設置し、図書2のRFIDタグ3を確認するようにすれば、貸出記録のない図書2の持ち出しを検知することができ、盗難などの不正な持ち出しをなくすことできる。なお、返却された図書2には、RFIDタグ3の貸出を示すフラグをリセットする。
【0038】
また、持ち出し不可の図書2には、「禁帯出図書」のラベルを貼るとともに、あらかじめRFIDタグ3には禁帯出を示す禁帯出フラグを書き込む。これにより、持ち出し不可の図書2の貸出処理ができなくなる。
【0039】
以上のように本実施の形態によれば、RFIDタグ読み取り装置4は、RFIDタグ3が貼付された図書2を載せるための表面が滑らかな傾斜面7bとこの傾斜面7bの下方に平面形状の止め部7aを有する載置台7と、載置台7の内部に設けるとともに傾斜面7bの下方から図書2に向けて配置した平面形状のアンテナ9と、アンテナ9と電気的に接続され、アンテナ9を介して読み取るべきRFIDタグ3を読み取るリーダライタ8とを備え、載置台7に重ねて置かれた複数の図書2を読み取りやすくすることができる。
【0040】
また、載置台7の傾斜面7bは、電波を吸収するフェライトまたはカーボンで形成された電波吸収体14で構成され、この電波吸収体14の表面を保護する表面保護材13で覆っている。そして、載置台7の傾斜面7bとアンテナ9とのなす角度を90度より小さくしている。これにより、アンテナ9の平面を傾斜面7bに向けることができるので、アンテナ9から出力された電波の強度を大きくしても電波は電波吸収体14で吸収されやすくなり、RFIDタグ読み取り装置4の電波を外へ漏れにくくしている。このため、アンテナ9から出力する電波の強度を大きくしても他の管理装置5との混信を抑えることができ、かつ、載置台7の傾斜面7bに重ねて置かれた複数の図書2の背表紙に貼付されている各RFIDタグ3を読み取りやすくすることができる。
【0041】
また、RFIDタグ読み取り装置4は、載置台7における傾斜面7bの止め部7aの近傍に図書2を検知する物品検知部12を備え、図書2が傾斜面7bに置かれたことを検知し、自動で図書2のRFIDタグ3を読み取ることができる。これにより、図書2の貸出または返却の作業効率を高めることができる。
【0042】
なお、本実施の形態では、RFID管理システム1のRFIDタグ読み取り装置4を図書2の貸出または返却に用いたが、これに限定されない。例えば、事務用品、食品などに貼付されたRFIDタグ3の読み取りにも応用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように本発明は、RFIDタグが貼付された図書などの物品を載せるための表面が滑らかな傾斜面とこの傾斜面の下方に平面形状の止め部を有する載置台と、載置台の内部に設けるとともに傾斜面の下方から物品に向けて配置した平面形状のアンテナと、アンテナと電気的に接続され、アンテナを介して読み取るべきRFIDタグを読み取るリーダライタとを備えたので、載置台の傾斜面により複数重なった図書のそれぞれの背表紙などを平面形状のアンテナに近づけやすくすることができる。これにより、載置台に重ねて置かれた複数の図書の背表紙などに貼付されている各RFIDタグを読み取りやすくすることが可能なRFIDタグ読み取り装置およびこれを用いたRFID管理システムに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態におけるRFID管理システムの概要を説明するための概略構成図
【図2】本発明の実施の形態におけるRFIDタグ読み取り装置の斜視図
【図3】同RFIDタグ読み取り装置の載置台の構造を示す斜視図
【図4】本発明の実施の形態におけるRFID管理システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
【0045】
1 RFID管理システム
2 図書(物品)
3 RFIDタグ
4 RFIDタグ読み取り装置
5 管理装置
5a,8b 制御部
5b,10 表示部
5c 入力部
5d,5e データベース
6 ケーブル
7 載置台
7a 止め部
7b 傾斜面
7c 背面
8 リーダライタ
8a 無線部
8c メモリ部
8d 通信部
9 アンテナ
11 実行ボタン
12 物品検知部
13 表面保護材
14 電波吸収体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
RFIDタグが貼付された図書などの物品を載せるための表面が滑らかな傾斜面とこの傾斜面の下方に平面形状の止め部を有する載置台と、
前記載置台の内部に設けるとともに傾斜面の下方から前記物品に向けて配置した平面形状のアンテナと、
前記アンテナと電気的に接続され、前記アンテナを介して読み取るべき前記RFIDタグを読み取るリーダライタと、
を備えたことを特徴とするRFIDタグ読み取り装置。
【請求項2】
前記載置台の傾斜面が電波を吸収する電波吸収体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ読み取り装置。
【請求項3】
前記電波吸収体をフェライトまたはカーボンで形成したことを特徴とする請求項2に記載のRFIDタグ読み取り装置。
【請求項4】
前記電波吸収体の表面を表面保護材で保護したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のRFIDタグ読み取り装置。
【請求項5】
前記載置台の傾斜面と前記アンテナの平面とのなす角度を90度より小さくしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のRFIDタグ読み取り装置。
【請求項6】
前記載置台の傾斜面の前記止め部の近傍に図書などの前記物品を検知する物品検知部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のRFIDタグ読み取り装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のRFIDタグ読み取り装置と、
そのRFIDタグ読み取り装置で読み取られたRFIDタグの識別情報に基づいて図書の貸出または返却の管理を行う管理装置とを備えたことを特徴とするRFID管理システム。
【請求項8】
前記管理装置は、貸出または返却に係る前記図書の管理番号、書名、貸出場所などの図書情報、前記RFIDタグの識別情報および利用者情報を蓄積するデータベースを備えていることを特徴とする請求項7に記載のRFID管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−39691(P2010−39691A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−200792(P2008−200792)
【出願日】平成20年8月4日(2008.8.4)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】