説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

321 - 330 / 6,474


【課題】現場施工に適用可能で、初層割れの抑止、脆性破断の防止に効果の高い部分軟質継手を適用しながら、母材より高い継手強度を有する溶接継手部の構造を提供する。
【解決手段】この溶接継手の構造は、母材1の強度が780N/mm以上の強度を有する。母材1を接続する溶接金属3のルート5側の軟質溶接部6の強度が、490N/mm以上で、かつ、母材1の強度より低い。溶接金属3の軟質溶接部6を除く残りの層からなる等質溶接部7が、母材1と同等以上の強度を有する。母材1の板厚to、軟質溶接部6の厚さtw、開先2の開先幅W、および開先角度θで表される形状と、母材強度σoおよび軟質溶接部6の強度σsから(1)式により表されるパラメータβが0.15以下である。
【数1】
(もっと読む)


【課題】連続鋳造鋳片を分塊圧延し、高炭素を含有するCrMo低合金鋼の鋼片を製造する際に、鋼片中心部に発生する割れを防止し、内部品質の良好な鋼片を製造できる低合金鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.3〜0.7%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.20〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.003〜0.10%、Cr:5.0%以下、Mo:0.3〜2.0%、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.03%以下、V:0.05〜0.3%、N:0.003〜0.010%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、厚さが200mm以上の鋳片に連続鋳造した後、この鋳片を、分塊圧延の前に、加熱炉を用いて、前記鋳片を加熱し1250〜1350℃に少なくとも1時間以上保持する。 (もっと読む)


【課題】操舵時における軸箱の回転に追従しつつ、車体の上下方向荷重を適切に支持できるようにする。
【解決手段】台車の輪軸2を操舵可能に構成した操舵台車11である。輪軸2の両端に軸受を介して取り付けられた軸箱1と台車枠5の間に設置されて台車枠5を支持するコイルばね12を、直線区間での最大積載時の縮み量に加えて、操舵時における軸箱の回転時にも密着しない縮み量を確保したものとする。
【効果】操舵時にもコイルばねが密着しないので、操舵時、コイルばねと軸箱部の上下方向荷重の伝達が不均一となることがない。 (もっと読む)


【課題】製鉄用の高炉排ガスから集塵された湿ダストの有効活用のため、該湿ダストを、鉄(Fe)を目的として利用する部分と、カーボン(C)を目的として利用する部分と、亜鉛(Zn)を目的として利用する部分に三分離する簡易、実用的かつ有効な高炉発生物中の湿ダストの再活用方法を提供する。
【解決手段】湿ダストをスラリー状となし、そのスラリーの湿式磁選15を行い、その非磁着物に対して湿式サイクロン処理17、18を二段行ない、鉄(Fe)を目的として利用する部分と、カーボン(C)を目的として利用する部分と、亜鉛(Zn)を目的として利用する部分に分離する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系またはアルミニウム系めっき鋼板の少なくとも片面表面に1層以上のクリア皮膜を備えるCrフリー・クリアコート鋼板における端面赤錆発生を抑制し、好ましくはさらに銅食も防止する。
【解決手段】最外層のクリア皮膜が、(A)アクリル系、ポリエステル系およびウレタン系樹脂からなる群から選ばれる1種または2種以上からなる、ガラス転移温度が−10℃以上の樹脂、(B)平均粒径0.1μm以上かつ吸油量が50mg/L以上のシリカ、ならびに(C)Zr化合物またはシランカップリング剤を含有し、成分(A)、(B)及び(C)の全皮膜固形分に対する含有量(単位:質量%)であるA、BおよびCが以下の関係式を満たす:
B:1%以上、20%以下;C/A:0.05以上、0.35未満。
C/Aは成分(C)の成分(A)に対する質量比率。成分(C)のZr化合物の含有量はZrO2換算の量。 (もっと読む)


【課題】鋼床版等を構成する横リブとデッキプレートからなる板状部材との溶接部において、止端部とルート部との両方に作用する発生応力を低減することができる耐疲労性向上構造を提供する。
【解決手段】複数の横リブ3と、これら横リブ3に交差して支持される複数の開断面の開断面リブ(縦リブ)4と、これらの横リブ3および開断面リブ(縦リブ)4の上側に溶接固定されるデッキプレート5とを備えた鋼床版に使用され、横リブ3には、上下に延びるウェブ3Aを有し、ウェブ3Aには、上方に開口して下方に延びる複数の切り欠き凹部3Cが形成されてなり、切り欠き凹部3Cの一方の側端面には、半円切欠部31が形成されるとともに、半円切欠部31の上方で切り欠き凹部3Cの上縁端に開先部32を設けることで、耐疲労性向上構造を構成する。 (もっと読む)


【課題】大規模な設備における多数の粒子の挙動を計算するに際して、精度を落とすことなく、計算を高速化する計算方法及び粒子挙動解析方法を提供する。
【解決手段】多粒子系の粒子挙動解析において、粒子間の衝突過程に関する計算を簡略化するため、衝突した二粒子間の接触面法線方向の、時刻tpにおける粘性力を与える、二粒子間の相対速度において、一方の粒子の速度を時刻tp+1の予測速度に置き換える。粒子1に働く法線方向粘性力を、時刻tp+1における法線方向速度V1p+1の予測値E1p+1及び他方の粒子2の時刻tpにおける法線方向速度V2pとの差に比例する力
η×(V2p−E1p+1
とし、粒子2に働く法線方向粘性力を、時刻tp+1における粒子2の法線方向速度の予測値E2p+1と時刻tpにおける法線方向速度V1pとの差に比例する力
η×(V1p−E2p+1
で表す。 (もっと読む)


【課題】鋳片を切断しない状態で連続鋳造機内における3次冷却によって、均一に冷却することが可能な鋳片の冷却方法を提供する。
【解決手段】鋳型で凝固シェルが形成され、鋳型直下の2次冷却装置で冷却された鋳片を、複数対のピンチロールの間に配置された3次冷却装置でさらに冷却する連続鋳造鋳片の冷却方法であって、前記3次冷却装置が鋳造方向に配置された複数のスプレーノズルからなり、各スプレーノズルから噴射される冷却水によって前記鋳片の表面に形成される被冷却部が連続し、隣接するスプレーノズルから噴射される冷却水によって形成される前記被冷却部における水量密度の最低値が、単独のスプレーノズルから噴射される冷却水によって形成される前記被冷却部における水量密度の最大値の25%以上であることを特徴とする連続鋳造鋳片の冷却方法。 (もっと読む)


【課題】鋼中の酸化物組成をCaO−Al−MgO系に制御することで転動疲労寿命の長い高清浄度鋼を提供することに加え、その溶製方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C濃度:0.85〜1.2%、Sol.Al濃度:0.020〜0.035%、Cr濃度:0.50〜2.0%、S濃度:0.0020%以下、Total O濃度:0.0020%以下を有するとともに、連続鋳造後の鋳片から切り出したサンプルを鏡面研磨して顕微鏡観察した際に該鏡面研磨面上に存在する円相当径で1.0μm以上10μm以下の非金属介在物を有し、該非金属介在物を構成する全元素の中でのCa、Al、MgおよびOの占める割合が90atom%以上であるとともに、そのCa濃度が5atom%以上である非金属介在物の全個数のうち、その非金属介在物のCaO濃度が20〜50mass%であるものの個数比率が50%以上であることを特徴とする高清浄度軸受鋼である。 (もっと読む)


【課題】転炉吹止め時における溶鋼中りん濃度の制御精度を高めることが可能な転炉吹錬制御方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、転炉吹錬時における排ガス成分及び排ガス流量を定期的に測定して、測定値を得る測定工程と、転炉吹錬の操業条件及び測定工程で得られた測定値に基づいて脱りん速度定数を推定する定数推定工程と、推定された脱りん速度定数を用いて、転炉吹錬中の溶鋼中りん濃度を逐次推定する濃度推定工程と、推定された溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度以下であるか否かを判断する濃度判断工程と、該濃度判断工程で、推定された溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度を超えていると判断された場合に、濃度推定工程で推定される溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度以下となるように、転炉吹錬の操業条件を変更する変更工程と、を有する、転炉吹錬制御方法とする。 (もっと読む)


321 - 330 / 6,474