説明

トーカロ株式会社により出願された特許

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【課題】 熱延鋼材のような高温部材を、高速で搬送するためのホットランテーブルローラの如き搬送用ロールに対し、上述したような技術的問題点を招くことなく、耐久性に優れた皮膜を形成する技術を提案すること、およびロール表面に均質な硬化層を形成することができ、かつその効果が長期に亘って維持でき、しかも耐久性の良好な溶射皮膜を安価に形成することができる他、そのための有利な製造方法と溶射材料とを提案すること。
【解決手段】 高温部材搬送用ロール基材の表面に、Ni基自溶合金マトリックス中にFe-Al合金粉末が分散した溶射皮膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】 従来の電磁誘導加熱炊飯器用鍋や加熱調理器用容器などの電磁誘導加熱調理器用容器の問題点、例えば、炊飯の効率および保温性能が悪く、保温時の消費電力が高いと共に、ご飯の品質が低下してしまうという点を解決し、短時間に必要で十分な調理、例えば、炊飯が低コストででき、しかも調理した食品の品質がいつまでも劣化せず、おいしくするのに好適な電磁誘導加熱調理器用容器の構造を提案すること。
【解決手段】 電磁誘導加熱調理器用容器が、非磁性金属からなる部材の外表面に、磁性金属材料の溶射皮膜からなる電磁誘導層を設けたものからなること。 (もっと読む)


【課題】窒化層が保有する高い硬度と優れた耐摩耗性を発揮させる複合層被覆部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複合層被覆部材10は、金属製基材11と、この金属製基材11の表面に形成された表面のAl濃度が12〜28質量%のAl拡散層12と、このAl拡散層12に含まれるアルミニウムを窒化させて形成されたAlN層13とを備えてなる。Al拡散層12は、粉末法により形成され、AlN層13は、Al拡散層12を窒化処理することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】高い硬度と優れた耐摩耗性に加え、優れた耐ハロゲン腐食性を発揮する複合層被覆部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複合層被覆部材10は、金属製基材11と、この金属製基材11の表面に形成されたAl層12と、このAl層12の表面に形成されたAlN層13とを備えてなる。Al層12は、溶融めっき法やPVD法等の蒸着により形成され、AlN層13は、Al層12を窒化処理することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】
液晶ガラス基板製造時に使用される各種ロールをはじめ、繊維強化プラスチック製各種部材の表面を金属化処理を施すことによって、金属質表面特性が求められるような特殊用途にもよく適合する技術を提案すること。
【解決手段】
繊維強化プラスチック基材の表面に、この基材構成成分である樹脂と同種の樹脂およびセラミック粒子との混合物の層からなる中間層を有し、この中間層の上に、金属及び合金からなる溶射被覆層からなるトップコートを有する繊維強化プラスチック基複合材料と、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】 水分の付着及び脱離を確実に抑制することができるセラミック溶射部材の製造方法、該方法を実行するためのプログラム、記憶媒体、及びセラミック溶射部材を提供する。
【解決手段】 基材210と、溶射によって基材210の表面に形成される溶射被膜220とを有するセラミック溶射部材200を、アセトン、エチルアルコール、及びイソプロピルアルコールのうちの少なくとも1つを含む有機溶剤に所定時間浸漬し、溶射被膜220に付着した有機物を除去し、さらに、圧力が202.65kPa以上、相対湿度が90%以上の環境下において、温度が100〜300℃程度の炉の中で1〜24時間加熱することにより溶射被膜220の外表面を水和処理する。 (もっと読む)


【課題】 従来のY溶射皮膜はその全てが白色に限定されていることに鑑み、この現実を打破して、基材表面に、Yの黒色溶射皮膜を形成すること。
【解決手段】 基材の表面に直接またはアンダーコートや中間層を介して、レーザビーム処理された、もしくは電子ビーム処理されたYの黒色溶射皮膜を被覆することによって、皮膜の熱特性を改善すると共に、高硬度化による耐損傷性能を向上させる。このレーザビーム処理された、もしくは電子ビーム処理されたYの黒色溶射皮膜は、白色のY粉末材料を用いて実質的に酸素を含まない不活性ガス雰囲気中でプラズマ溶射するか、またYの白色溶射皮膜を形成した後、この皮膜を電子ビーム照射またはレーザビーム照射することによって、白色皮膜の一部を溶融加熱して黒色化することによって製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
近年における半導体製品の高集積化等に伴い、半導体加工装置用の部材には、より高い耐食性を有することが望まれている。本発明は、耐食性、特に耐ハロゲン腐食性に優れた皮膜を形成する耐食処理方法と、その処理が施された半導体加工装置用部材を提供することを目的とする。
【解決手段】
Mg薄膜もしくはMg−Al合金薄膜を表面に有する金属製基材またはMg合金製基材の表面を、弗素ガスまたは弗素化合物系ガス、水溶液状態もしくは溶融塩状態の弗素化合物のいずれかに接触させることによって、上記基材表面にMgF2膜またはMgF2を主成分とする防食膜を形成させる。この防食膜は、部材の表面を緻密かつ均等に覆うので、腐食性の強い弗素以外のハロゲン成分に対しても優れた耐食性を発揮して、環境の汚染源となる腐食生成物の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 耐食性、特に耐ハロゲン腐食性に優れた皮膜を有する耐ハロゲン腐食性皮膜被覆部材とその製造方法を提案する。
【解決手段】 金属製基材の表面に、溶射−熱拡散処理、蒸着−熱拡散処理、粉末拡散処理および溶融拡散処理のいずれか1種以上の処理によって金属間化合物を含むAl拡散層または該Al拡散層とAl皮膜とからなるAl含有層を形成し、次いで、前記Al拡散層またはAl含有層の上に、MgもしくはMg−Al合金を蒸着処理または電解処理することによりMg薄膜またはMg−Al合金薄膜を形成し、さらに必要に応じて、不活性ガス中または真空中で熱処理を施すことにより、耐ハロゲン腐食性の皮膜を被覆した部材を得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、半導体製造装置、とくにドライプロセスにおいて使用されている各種の半導体製造装置およびその構成部材のうち可動部部材が、ハロゲンやハロゲン化合物のガスによる腐食とエロージョン摩耗によって減肉した場合に、その表面を簡便に補修して復元させることにより、これらの耐摩耗性、耐久性を初期状態に戻すかさらに向上させるための方法を提案する。
【解決手段】 ハロゲン系ガス使用環境下にある半導体製造製装置用可動部材の摩耗腐食した損耗部に、Cr23およびAl23のいずれか一方、またはこれらの混合物からなる酸化物セラミックを溶射被覆する、半導体製造装置用可動部部材の補修方法。 (もっと読む)


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