説明

トクデン株式会社により出願された特許

41 - 50 / 91


【課題】変圧器の冷却効率を低減することなくコイル導線の使用量を低減すると共に、変圧器の組立手間を低減することができるようにすること。
【解決手段】一次コイル3a1と二次コイル3a2とを混触防止板11を介して巻回した断面円形状の脚鉄心1aを三角状に配置し、各脚鉄心1aの上面と下面を継鉄心2a、2bで衝合連結してなる三相衝合型変圧器において、混触防止板11を、肉厚内に中空を形成した円筒体または絶縁処理した細い中空導体管を螺旋巻回した円筒体で形成し、その円筒体の中空に冷却用の流体を通流してコイル部を冷却し、冷却風を通流するためのコイル層間のスペーサを低減する。 (もっと読む)


【課題】衝合型乾式変圧器の冷却効率を低減することなく小型化することができるようにすること。
【解決手段】入力コイルと出力コイルとを混触防止板を介して巻回した断面円形状の脚鉄心を配列し、配列した各脚鉄心の上面と下面を継鉄心で衝合連結してなる衝合型乾式変圧器において、入力コイル3a1と出力コイル3a2及び3a3との間に配置する混触防止板12に冷却媒体通流する流路を形成し、また、混触防止板12と前記各コイル間および前記各コイルの層間に気泡が発生しない無溶剤系絶縁接着剤13を全面に塗着したポリイミド系フイルムからなる絶縁紙11を挿入し、前記各コイルが発生する熱を、無溶剤系絶縁接着剤13を介して冷却媒体の通流により冷却された混触防止板12へ伝達させる。 (もっと読む)


【課題】 誘導発熱するローラ本体の中空内部に配置される軸受けおよび磁束発生機構の両者を、環境を汚染することなく簡単な構造で冷却することができるようにすること。
【解決手段】ローラ本体21の内周面に沿って配置されローラ本体21を誘導発熱する、円筒鉄心23に巻回した誘導コイル22からなる磁束発生機構と、鉄心23の中空内に延び一端にフランジ25aを形成した軸受26を装着した軸受けハウジング25を設けた片持ち式の誘導発熱ローラ装置であって、磁束発生機構の一部又は全部を軸受けハウジング25の外周に密着嵌合するとともに、軸受けハウジング25の肉厚内に、冷却流体通流孔25bを設け、その冷却流体通流孔25bに冷却流体を通流して軸受けハウジング25を冷却し、これにより軸受6と磁束発生機構を冷却する。 (もっと読む)


【課題】バイオエタノールの製造に際し、エネルギーの利用効率を高くするとともに、原料の無駄使いや周囲の環境の汚染を抑制できるようにすること。
【解決手段】鉄心1と、前記鉄心1に巻回された誘導コイル2と、前記誘導コイル2に巻回され、前記誘導コイルの交流励磁電流より発熱する貫通孔が形成された導電性加熱パイプ3とを有し、前記導電性加熱パイプ3の貫通孔内にバイオエタノールを精製する原料を注入してその原料を導電性加熱パイプ3の発熱により、所定の温度に加熱保温する。これにより、バイオエタノールの製造に際し、バイオエタノール精製する原料の加熱や保温を熱効率がほぼ100%に近い誘導加熱で行うので省エネルギーが図れ、また、熱源は電気であることからクリーンであり、熱交換器やボイラーを使用する場合のような原料の無駄使いや周囲の環境の汚染の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】誘導発熱するローラ本体の中空内部に配置される軸受けおよび磁束発生機構を、環境を汚染することなく簡単な構造で冷却効果を高めること。
【解決手段】円筒状の鉄心23の外周に巻回した誘導コイル22からなる磁束発生機構を中空内部に配置された有底円筒状のローラ本体21を、その中空内部を挿通する回転軸26の先端で支持し、その回転軸26をローラ本体21の中空内に突出する軸受けハウジング27に装着した軸受け29で支持してなる誘導発熱ローラ装置において、軸受けハウジング27の肉厚内に、冷却流体通流孔27bと、この冷却流体通流孔27bに連通する軸受け29の周りを囲む環状の冷却流体通流孔27cを設け、また、磁束発生機構の鉄心23の端面を軸受けハウジング27の端面に密着して固定支持する。冷却流体通流孔27bおよび環状の冷却流体通流孔27cに冷却流体を通流することにより軸受け29および鉄心23を冷却する。 (もっと読む)


【課題】変圧器やリアクトルなどの静止型電磁機器の円形鉄心の断面全域における隙間を低減するとともに、外周面における漏れ磁束にともなう鉄損を抑制するようにすること。
【解決手段】円形の径方向に一定の曲率で湾曲し、その径方向に対して幅狭とした多数の磁性鋼板を積み重ねて円筒状の磁性鋼板ブロックを形成し、この磁性鋼板ブロックを同心で円形の径方向に順次積層して円形鉄心を構成する。この磁性鋼板ブロックの積層により、円形鉄心は磁性鋼板を放射状に並べたものと等価となり、この円形鉄心の外周にコイルを巻装しても短絡電流が発生しないし、また、漏洩磁束は、磁性鋼板の内部を、その幅方向に沿って通るようになり、磁性鋼板をその厚さ方向に通ることはなくなる。これにより漏洩磁束による渦電流の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】誘導コイル導線の外周に巻回された絶縁テープの摩滅や損傷を防止して長期間の使用を可能とした誘導発熱ローラ装置を提供する。
【解決手段】誘導コイル5を備えた固定側の誘導コイルホルダ1とその外周に回転自在に支持されたロールシェル2からなり、導線9の外周を絶縁テープ7で多重に巻回して保護した誘導コイル素線10により前記誘導コイルを形成した誘導発熱ローラ装置において、前記の一重または多重に巻回された絶縁テープ7の少なくとも最外周をアルミナテープとした。アルミナテープは、アルミナ繊維を綾織りしたものが好ましい。また、誘導コイルは、鉄芯4の外周に前記誘導コイル素線10を引張力をかけつつ直接に巻回した直巻きコイルが好ましい。 (もっと読む)


【課題】三相変圧器または三相リアクトルなどの三相用誘導電器の三脚の各脚鉄心に巻装した導線コイルの上下両端面部を覆う継鉄による通気の妨げを抑制して導線コイルの冷却効率を高めるようにすること。
【解決手段】それぞれ導線コイル13を巻装した脚鉄心を三角形の各頂点に配置し、各脚鉄心の上下両側の端面を継鉄(ヨーク鉄心)12で連結してなる三相用誘導電器であって、前記継鉄12を、環状成層鉄心(巻鉄心)を外形Y形状に変形して構成する。これにより継鉄12で導線コイル13の端面を覆う面積が減少、すなわち導線コイル13内の通気開口率が大きくなり、各導線コイル13の冷却効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】誘導発熱機構と冷却機構を用いた加熱冷却装置で冷却能力を高め、バイオエタノールの製造プロセスのように加熱、冷却、発酵温度保持、加熱の複数の工程を必要とする設備の構成を簡素化すること。
【解決手段】電磁誘導発熱機構5により加熱した気液二相の熱媒体3の蒸気を収納するジャケット室2を設けた容器本体1に隣接して冷却媒体を有する熱交換器8を設け、容器本体1内の被処理物10を加熱する際には、電磁誘導発熱機構5の駆動により気液二相の熱媒体3を加熱蒸発させ、その蒸発による気相熱媒体が前記ジャケット室2の内部において凝縮する際の凝縮潜熱の放出によって前記容器本体1を加熱し、容器本体1内の被処理物10を冷却または奪熱する際には、その被処理物10を熱交換器8内を循環させて冷却媒体で冷却または奪熱する。
これにより一つの加熱冷却装置によって加熱、冷却、発酵温度保持、加熱の工程を必要とするバイオエタノールの製造プロセスなどに適用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】一つの容器に電磁誘導発熱機構と冷却機構を付設した加熱冷却装置において、冷却機構による冷却能力を高めるようにし、バイオエタノールの製造プロセスに適用できるようにすること。
【解決手段】内部に被処理物9を挿入する容器本体1の外周面を囲むようにジャケット室2を、容器本体1の内周面に沿って冷却媒体を通流する冷却パイプ8を設置し、被処理物9を加熱する際には、ジャケット室2の内部に電磁誘導発熱機構5の発熱により液溜め部4内の液相の熱媒体3を気化させた気相の熱媒体3aを充満させ、その凝縮潜熱の放出によって容器本体1を加熱して被処理物9を加熱し、被処理物9を冷却する際には、冷却パイプ8に冷却媒体を通流して被処理物9を直接に冷却する。これにより一つの加熱冷却装置によって加熱、冷却、発酵温度保持、加熱の工程を必要とするバイオエタノールの製造プロセスに適用可となる。 (もっと読む)


41 - 50 / 91