説明

トクデン株式会社により出願された特許

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【課題】 鉄心に巻回した1次コイルの外周に巻回し、2次コイルとして機能する流体通流路を有する加熱容器とからなる流体加熱装置において、加熱容器から外部へ放出される熱を抑制し、また、1次コイルと加熱容器との磁気結合を改善し加熱効率を高めること。
【解決手段】 流体加熱装置を、鉄心14に1次コイルの一部15aを巻回し、1次コイル15aの外周に絶縁兼保温部材16を重ね、その外周に流体が通流するパイプからなる2次コイル(加熱容器)1aを巻回し、その2次コイル1aの外周に絶縁兼保温部材16を重ね、その絶縁兼保温部材16の外周に1次コイルの他の一部15bを巻回し、2次コイル1aの両端同士を電気的に短絡して構成する。これにより、2次コイル1aと1次コイル15a、15bとの磁気結合が改善され、洩れインピーダンスが減少し、力率は改善され、また、1次コイル15a、15bの抵抗損による発熱を2次コイル(加熱容器)1aの両面より伝達することができ、加熱容器の冷却速度を緩め、保温効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を有する熱媒体通流ローラ装置における省エネルギー性を高めること。
【解決手段】 循環する熱媒流体路に熱交換装置5a、5bを配置し、前記熱交換装置で熱交換された熱媒流体を、肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室1bを有するローラ1の内部に通流して前記ローラ1を所定の温度に保持してなる、前記ローラ1の表面に当接する処理物を熱処理する熱媒体通流ローラ装置において、ローラ1内部へ送る熱媒流体の温度を検出する温度センサ13とローラ内部から排出する熱媒流体の温度を検出する温度センサ14を設け、温度センサ13と14の検出温度差が一定となるようにローラ内部へ送る熱媒体の通流量を調節する。これによりローラ表面の温度変動に対して迅速に対応し、最適の省エネルギー運転ができる。 (もっと読む)


【課題】 流体と発熱体の接触面積を大きくして加熱効率を高め、流体や発熱体の過熱をなくすこと。
【解決手段】 SUSなどの磁性体からなるパイプを螺旋状に巻回し、両側の端部にフランジ1aを設け、螺旋状の流体通流路を形成した円筒状の加熱容器1とし、前記円筒状の加熱容器1の中空内に絶縁ボビン3に巻回された誘導コイル2を挿入して流体誘導加熱装置を構成する。使用時、流体が流れる導管にフランジ1aを介して接続し、導管内を流れる流体を加熱容器1の螺旋状に巻回されたパイプ内に導き、その螺旋状の流路を通流させ、誘導コイル2に交流電圧を印加し、その交番磁束により加熱容器1を加熱する。これにより流体と発熱体との伝熱面積が大きくなり、発熱体の加熱温度を高めることなく、流体を所望の温度に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】 発熱体の発熱温度とその発熱体で加熱される流体の温度との差を小さくし、所定の熱量を流体に効率よく伝達できるようにすること。
【解決手段】 熱媒体通流ローラ装置などの流体循環路に配置し、前記流体循環路に流れる流体を加熱する流体加熱装置であって、閉磁路鉄心1に巻回した1次コイル2と2次コイル3とからなる変圧器構成における2次コイル3を、循環する流体を通流する貫通孔が形成されたSUSなどからなる導電体を巻回して構成し、その2次コイル3の両端同士を電気的に短絡し、その短絡によって発熱する2次コイル3の熱を2次コイルの貫通孔を流れる流体に伝達する。これにより、流体と接触する発熱面積を大きくすることができ、2次コイルの発熱温度とその2次コイルで加熱される流体の温度との差を小さくしても、所定の熱量を流体に伝達することができる。 (もっと読む)


【課題】 加熱板の厚みを薄くするとともに、均温性や昇降温度効率のよい熱媒体通流加熱板を提供すること。
【解決手段】 肉厚内部に熱媒体通流路が形成され、通流する熱媒体の熱により処理物を熱処理する熱媒体通流加熱板において、前記加熱板1の肉厚内部に、縦横互いに連通交叉して断面円形状の密閉室1aを形成し、その密閉室1aに気液二相の熱媒体を封入するとともに、加熱板1を加熱する熱媒体を通流する熱媒体通流管管2を、密閉室1aに沿い密閉室1a内を貫通して配置する。この配置により熱媒体通流管2と気液二相の熱媒体との接触面が増大し、均温性や昇降温度効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 ローラ内を通流する熱媒体とローラの接触面を広げ、ロールシェルの径を大きくしたり、ローラの回転速度を遅くすることなく、処理物を所望の温度まで加熱または冷却することができること。
【解決手段】 熱媒体をローラ内部に通流して前記ローラを所定の温度に保持してなる熱媒体通流ローラにおいて、ローラ本体を構成するロールシェル11の肉厚内部に、周方向に沿いかつローラの一方の端部から他方の端部に伸びる螺旋孔11aを形成し、その螺旋孔11aに回転駆動軸12の中空内部に流入した熱媒体を通流する。熱媒体を通流する通流路はロールシェル11の肉厚内部に形成するので、熱媒体とローラの接触面を広げることができる。 (もっと読む)


【課題】誘導発熱ローラ装置において、駆動軸の内周の仕上げ加工に要する手間を低減するとともに、誘導発熱機構の宙吊り状態にたわみが発生しても、ローラが滑らかに回転できるようにすること。
【解決手段】回転するローラ1の内部に配置する誘導発熱機構6の各端部を支持ロッド10A,10Bで支持し、その一方の支持ロッド10Aを、その支持ロッドに対して軸心方向に沿ってスライド自在とした自動調心機能を有する軸受機構21を介して駆動軸3Aの内面に支持し、他方の支持ロッド10Bを、駆動軸3Bの他方より外部に導出し、導出された支持ロッドを、機台に連結具30を介して固定されたリング31にはめ込んで固定支持する。 (もっと読む)


【課題】
高温・高圧条件下で、金属ロールを用いて金属箔と樹脂フィルムを加熱圧着できる金属箔樹脂フィルム積層板の製造装置。
【解決手段】
金属箔樹脂フィルム積層板製造装置は、帯状の樹脂フィルム及び金属箔の巻出機1、1a、1b、樹脂フィルムと金属箔を加熱圧着するロールプレス機2、製造された帯状の金属箔樹脂フィルム積層板の巻取機3を備える。ロールプレス機2はロール長手方向に誘導コイルを分割配置し出力調整が可能で、かつ、ロール表面温度を均一化する手段を有する一対の誘導発熱ロール2a、2bを備える。誘導発熱ロール2a、2bの誘導加熱コイルの出力を調整しサーマルクラウンを若干凹形クラウンにし、かつ、ロール2a、2bのロールベンディングを制御して、ロール2a、2bが加熱圧着される樹脂フィルムと金属箔に均一に当接させる。 (もっと読む)


【課題】 ローラの肉厚内に形成した気液二相の熱媒体を封入する軸方向と同方向に延びるジャケット室の有効幅を、ローラの温度に制限されることなく簡単な構造で調整することができるようにすること。
【解決手段】 貫通孔11aの両端部に密閉栓23と伸縮自在のブッシュ24および固定ブッシュ22を配置してジャケット室11を形成し、前記密閉栓23に固定した連結ロッド26を、固定ブッシュ22の貫通ねじ孔22aと噛合して貫通する位置決めねじ25と回転伝達を制限する継手27を介して連結し、位置決めねじ25の回転で密閉栓23を貫通孔11a内で摺動移動して密閉栓23の位置を決める。これにより両側の密閉栓23で囲まれたジャケット室の有効幅を調整する。 (もっと読む)


【課題】 ローラの内部に配置した誘導発熱機構を、両側の支持ロッド7A,7Bを介して、ローラの両側の各駆動軸内に挿入した軸受で支持する誘導発熱ローラ装置において、誘導発熱機構あるいは支持ロッドのたわみに対する軸受への悪影響を簡単に低減すること。
【解決手段】 誘導発熱機構に固定した支持ロッドを、ローラの駆動軸内に挿通し、前記支持ロッドを、軸受を介して前記駆動軸の内面で支持することにより、前記誘導発熱機構を前記ローラ内に宙吊り状態で保持してなる誘導発熱ローラ装置において、支持ロッド7A、7Bの外面と駆動軸3A、3Bの内面との間に弾性部材14を配置し、この弾性部材14と軸受10A、10Bを介して支持ロッド7A、7Bを駆動軸3A、3Bの内面で支持する。 (もっと読む)


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