説明

トクデン株式会社により出願された特許

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【課題】1次コイルが発生する熱も流体の加熱に利用し、この種の流体加熱装置における加熱効率を高めること。
【解決手段】閉磁路鉄心の脚鉄心11に、長さの一部を絶縁処理した一本の導体管の絶縁処理した部分を巻回して巻回導体管12aを形成し、非絶縁処理した部分を、前記巻回導体管12aの外周に巻回して巻回導体管12bを形成し、巻回導体管12bの巻間のすべて、または、複数巻ごとの巻間を電気的に接続固定し、前記絶縁処理した巻回導体管12aの両端に交流電圧を印加するとともに、流体を巻回導体管12aおよび巻回導体管12bの内部を順に通流するように構成する。これにより、流体の漏れを防ぎ、かつ、従来1次コイルの通電で発生していた熱も流体の加熱に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】静止型誘導機器におけるコイルを巻回した鉄心の冷却効率を高めること。
【解決手段】インボリュート磁性鋼板を放射状に積層した断面円形状の鉄心11に、全面に無溶剤系絶縁接着剤層14を形成したポリイミド系フイルムからなる絶縁紙13を巻回し、その上に交流電圧を印加するコイルを構成する絶縁導体管12を巻回し、その絶縁導体管に冷却流体を通流する。全面に無溶剤系絶縁接着剤層を形成したポリイミド系フイルムは、熱伝導性が良く、導体管に通流する冷却流体により効率よく鉄心は冷却される。 (もっと読む)


【課題】 肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を有する熱媒体通流ローラ装置において、負荷熱量やローラの熱伝導率にかかわらず、ローラの表面温度の変動に省エネルギーで即応させること。
【解決手段】循環する熱媒流体路に熱交換装置5a、5bを配置し、前記熱交換装置で熱交換された熱媒流体を、肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室1bを有するローラ1の内部に通流して前記ローラ1を所定の温度に保持してなる、前記ローラ1の表面に当接する処理物を熱処理する熱媒体通流ローラ装置において、ローラ1の表面温度とローラ内部へ送る熱媒流体の温度との差が所定の一定となるようにローラ内部へ送る熱媒体の通流量を調節する。これによりローラ表面の温度変動に対してローラ表面温度の均一化を図りつつ迅速に対応し、最適の省エネルギー運転ができる。 (もっと読む)


【課題】 単相電源を誘導発熱機構の電源とし、複数の誘導コイルを励磁するに際し、ローラの表面温度の均一化のみならず、発熱分布を自在とすることを目的とする。
【解決手段】ローラの軸心に沿って複数の誘導コイルを並設する。誘導コイルを、ローラの軸心に沿う中央部に位置している中央グループと、この中央グループの両側に位置し、誘導コイルから中間タップを引き出した端部グループとに分ける。各グループに属する誘導コイルをそれぞれ別個に一括して電圧調整器を介して共通の単相電源に接続する。各グループに属する誘導コイルに向い合うローラの周壁温度を検出する各温度検出器をローラの周壁に設置する。各温度検出器によって検出されるローラの周壁温度に応じて、ローラの周壁温度が所望の幅で所定の分布状態になるように、電圧調整器を制御する。 (もっと読む)


【課題】環状金属体を効率良く加熱することができるとともに、一台の装置によって開口サイズの異なる環状金属体に対応可能にする。
【解決手段】環状金属体Wの周方向に沿って設けられた複数の環状鉄心2と、各環状鉄心2の一部に巻装された入力巻線3と、複数の鉄心要素21、22の少なくとも1つを移動させて閉磁路を形成させ、又は環状金属体Wを着脱交換可能にする接離移動機構4と、複数の環状鉄心2が環状金属体Wのサイズに対応した位置となるように、複数の環状鉄心2の少なくとも1つを移動させる拡縮移動機構5と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】ローラ本体、磁束発生機構及び駆動モータ等の大型化させることなく、誘導発熱ローラ装置における回転軸の固有振動数を大きくする。
【解決手段】ローラ本体2と、先端部3aがローラ本体2に固定され、後端部3bに駆動モータ6のロータ61が固定される回転軸3と、先端部がローラ本体2の中空内に延び、回転軸3における先端部3a及び後端部3bの間を先端側軸受7及び後端側軸受8により回転可能に保持するとともに、回転軸3のロータ61に対応する内周面に駆動モータ6のステータ62を有するハウジング4と、ローラ本体2の内周面に沿うようにハウジング4の先端部に設けられた磁束発生機構5とを備え、回転軸3における両軸受間の径寸法Wを、先端部3aの径寸法W及び後端部3bの径寸法Wよりも大きくしている。 (もっと読む)


【課題】三相誘導電器を用いて加熱装置を構成する場合において、装置構成及び組み立てを簡単にする。
【解決手段】3本の脚鉄心部21を三角配置し、それら脚鉄心部21の上端部同士及び下端部同士を連結するヨーク鉄心部22を有する三相誘導電器2と、被加熱物を内部に収容し、三相誘導電器2により直接通電される加熱容器3とを備え、三相誘導電器2の出力端子23が三角配置され、加熱容器3の入力端子31が三角配置され、加熱容器3を三相誘導電器2の上部又は下部に配置した状態において、三相誘導電器2の出力端子23及び加熱容器3の入力端子31が対向するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】冷却流体を流通させる機構を設けることなく、処理物の奪熱運転可能、ローラ本体の表面温度の低温側への設定変更にかかる時間を短縮可能、又は磁束発生機構を構成する鉄心又は誘導コイルを冷却可能にし、その冷却過程における余剰熱を電気エネルギーとして回収して省エネルギーを可能にする。
【解決手段】中空のローラ本体2と、ローラ本体2の中空内部にロ−ラ本体2の軸方向に沿って配置された鉄心31及びこの鉄心31に巻回された誘導コイル32からなる磁束発生機構3と、ローラ本体2又は磁束発生機構3にその吸熱面81aが接触するように設けられる熱電変換素子81と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】入力電圧の変動に対して無段階で調整することができるようにするとともに、交流定電圧装置の構成を簡素にすることができるようにすること。
【解決手段】交流電源ACと、入力巻線AN1と出力巻線An1を巻回した閉磁路鉄心Aと、入力巻線AN1と出力巻線An1とは逆極性に入力巻線BN1と出力巻線Bn1を巻回した閉磁路鉄心Bと、前記閉磁路鉄心A、Bにまたがって巻回した制御巻線Cとからなり、入力巻線AN1と入力巻線BN1とを並列に接続してなる変圧器TRと、リアクトルLと、前記交流電源ACの出力を直流に変換する整流器Dとを有し、前記変圧器TRの入力巻線をリアクトルLを介して前記交流電源ACに接続する一方、前記制御巻線Cに前記整流器Dの直流を流す。これにより、前記交流電源ACの電圧が変動するとその変動に応じて直流電流が変動し、リアクトルLの降下電圧が変動し、入力電圧が変動し、前記交流電源ACの電圧が変動しても出力巻線の出力電圧を一定に維持する。 (もっと読む)


【課題】三相用電圧調整変圧器の構成を簡素にするとともに、出力電圧を無段階で制御することができるようにするすること。
【解決手段】閉磁路鉄心に入力巻線と出力巻線を有する第1の変圧器と、閉磁路鉄心に前記第1の変圧器の巻線と逆極性に巻回した入力巻線と出力巻線を有する第2の変圧器とからなる変圧器を一組として第1ないし第3の三組の変圧器を有し、各組の第1の変圧器の入力巻線と第2の変圧器の入力巻線とを直列に接続して、三組の入力巻線をデルタ結線し、各接続点をリアクトルL1、L2、L3を介して三相交流電源のUVWの各相接続し、また、各組の第1の変圧器の出力巻線と第2の変圧器の出力巻線とを直列に接続して、スターに結線して、スターに結線した端部間に負荷Z1、Z2、Z3をそれぞれ接続するとともに、前記三組の変圧器の各閉磁路鉄心にまたがって可変直流電源に接続した制御巻線を巻回し、前記制御巻線Cに流す直流電流量により、出力電圧を調整する。 (もっと読む)


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