説明

株式会社川島織物セルコンにより出願された特許

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【課題】ニードルループ面が起毛されていて凹凸模様や捺染模様を鮮明に描出することが出来、耐摩耗性に優れ、椅子張地等に使用してピリングの発生がなく、パイル面に樹脂組成物や接着剤を塗布して人工皮革の原布としても使用し得る起毛経編布帛を得る。
【解決手段】フロント筬で編み込むフロント糸11のシンカーループ31を多針振りとし、バック筬で編み込むバック糸12のシンカーループ32を一針振りとし、フロント筬とバック筬との2枚筬で起毛経編布帛を編成し、シンカーループ面を起毛してからニードルループ面を起毛することによって、フロント糸11のニードルループ21をバック糸12のニードルループ22よりも多く毛羽立たせ、ニードルループ面にパイル層を形成する。バック糸12に高熱収縮性繊維を使用し、フロント糸11には高熱収縮性繊維と低熱収縮性繊維を混用し、起毛前に加熱して高熱収縮性繊維を熱収縮させるとよい。 (もっと読む)


【課題】端縁に縁取桿を取り付けた布帛を体支面モジュールとしてそのままフレーム桿に重ね合わせてビス止めし、そのビス頭によって体支面の美観や感触が損なわれることがないようにする。
【解決手段】椅子の向き合うフレーム桿11aとフレーム桿11bの間に布帛12を張設して身体を支える体支面13を構成した布バネ構造椅子において、布帛の端縁14に袋状空洞15を設け、その袋状空洞15に縁取桿16を挿入し、その縁取桿16をフレーム桿11に重ね合わせ、フレーム桿を貫通したネジ材17によって縁取桿16をフレーム桿11に接合する。ネジ材17は、体支面13の裏側となるフレーム桿11の裏面において操作し、そのネジ材の端部18が体支面13の裏側となるフレーム桿11の裏面に突き出るようにする。 (もっと読む)


【課題】起き上がろうとするときでも、抵抗を感じさせない布バネ式椅子を得る。
【解決手段】背凭れから座面まで連続した布帛12を張設して体支面13とし、背凭れの上半部と座面の前半部の左右両端縁を左右向き合うフレーム桿に係止し、背凭れの下半部と座面の後半部の左右両端縁をフレーム桿に係止されない自由縁31とし、背凭れを係止するフレーム桿36を本体フレーム22に揺動可能にピン接合し、固定座面30に対する固定背凭れ29の傾斜角度を加減調節可能にした布バネ式椅子において、(1) 端縁が自由縁となっている下半部のフリー背凭れ32の裏側にランバーサポート33を揺動フレーム桿36の間に掛け渡し、(2) 端縁が自由縁となっている後半部のフリー座面39の裏側にパックアップシート35をフレーム桿11の間に掛け渡す。 (もっと読む)


【課題】肌触りがよく、パイル面に模様が刻設されたカットパイル布帛を得る。
【解決手段】輪郭に内接する内接円の直径Dが5mm以下の柄部14をパイル表面に描出する。柄部14の表面から基布11に到るパイル層厚み(s)を、柄部を囲む地部15の表面から基布に到るパイル層厚み(t)よりも少なくする。柄部のパイル繊維16の先端部21を地部のパイル繊維18の先端部(19)に比して曲折した形状とする。柄部のパイル繊維と地部のパイル繊維は同じパイル糸の繊維とする。パイル密度Mを900本/(25.4mm)2 以上にし、パイル密度とパイル糸の総繊度Dとの積(M×D)で示されるパイル/デシテックス換算密度ρを200000dtex/(25.4mm)2 以上にし、パイル層厚みtを0.7〜3.5mmにし、パイル層13を緻密且つ薄くし、パイル繊維の根元部22が基布11に直角に起立するようにする。 (もっと読む)


【課題】端縁72が非対称形の曲線形状を成す一対の縫製生地27a・27bをスライドファスナーによって閉合し、その閉合箇所の曲線によって縫製品の美観を高める
【解決手段】非対称形の同一曲線形状を成す一対の縫製生地の端縁72aと端縁72bをスライドファスナー25を介して閉合する。スライドファスナーには、ベーステープ28がストリンガ26との接合箇所を境に折り返されて、ストリンガとベーステープが重なり合っており、噛合素子23がストリンガの先端からベーステープの外側に向けて突き出たスライドファスナーを使用する。スライドファスナーと縫製生地とは、重なり合って表裏するベーステープと縫製生地の間において、折り返されてストリンガへと続くベーステープの折り目33と折り返されて縫い代34へと続く縫製生地の折り目71を重ね合わせ、その重なり合う折り目33と折り目71の間でミシン糸目35によって縫合する。 (もっと読む)


【課題】ベーステープの側縁にストリンガが重なり合った隠しスライドファスナーのストリンガ26を、ミシン針の作用箇所において縫製生地を押さえる押圧片31の案内溝32に嵌め込むために、逐一ベーステープの側縁に垂直に立ち上げずに済むようにする。
【解決手段】背面21から正面20に向けて連続し、底面11が開口12となる下向きの縦溝13と、その縦溝に交叉する方向に開口18が形成された横溝14が設けられており、その横溝の開口と縦溝の開口の間が開放されて続いているテープホルダ15と、そのテープホルダを支持する支台16と、その横溝の開口から離れた位置において、下向きの縦溝の開口を開閉する蓋17とによってファスナーホルダを構成する。テープホルダの底面の下側は、縫製生地の通過し得るスペース19とする。押圧片の案内溝の溝入口51の溝幅mを中間部分53の溝幅wより広くする。 (もっと読む)


【課題】パイル面が平滑で絹様光沢があり、塵埃が付着し難く、椅子張地に好適な経編パイル布帛を得る。
【解決手段】経編パイル布帛のパイル糸に捲縮率の異なる捲縮性繊維を混繊した熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸を使用する。パイル糸に占める低捲縮性繊維の混繊率を35〜75%にする。高捲縮性繊維の繊度を2dtex以上で10dtex以下にする。低捲縮性繊維の繊度を、1.2dtex以下にし、且つ、高捲縮性繊維15の繊度よりも細くする。パイル密度Mを750本/(25.4mm)2 以上にし、パイル密度の2倍とパイル糸の総繊度D(dtex)との積で示されるパイル/デシテックス換算密度ρを180000dtex/(25.4mm)2 以上にし、ベース編地からパイル表面までのパイル層の厚みtを1.2mm以下にする。 (もっと読む)


【課題】繊維浮出面の所要の箇所にレーザ光線を照射して色分けされた多彩な図柄模様を描出し、特に、使用状態において絶えず衣類や肌身に擦られ、高い耐磨耗性が要求される椅子張り地やカーペット、自動車床敷足元マット等に好適な有毛布帛を得る。
【解決手段】浮出繊維44が熱溶融して浮出繊維の先端に固着した最大粒径0.5mm以下の溶融塊51を繊維浮出面に点在させ、その点在する溶融塊によって繊維浮出面に図柄模様を描出する。溶融塊には浮出繊維44の太さpよりも粒径dが細かい着色素子60を包摂させる。隣り合う複数本の浮出繊維44a、44b、44c………の先端は、溶融塊を介して収束させる。着色素子には有彩色の顔料を使用するとよい。溶融塊の点在箇所は、繊維浮出面に凹部46を形成していてもよい。凹部46に相対して隆起して繊維浮出面を構成している凸部40と凹部46との段差tを0.5mm以下にすることも出来る。 (もっと読む)


【課題】パイル布帛のパイル面の凹凸模様を描出している凹部谷底を成すパイル繊維の溶融皮膜14を亀裂し難く、剥離脱落し難くする。
【解決手段】単繊維繊度(M)が5dtex以下であり、融点が異なる高融点繊維11と低融点繊維12とによってパイル13が構成し、パイル層の厚み(H)を2.0mm以下にする。単位面積25.4mm平方当りのパイルの個数で示されるパイル密度(N)を1000個/(25.4mm)2 以上とし、パイル糸を構成している繊維の本数(Q)とパイル密度(N)との積(Q×N)として示される単位面積25.4mm平方当りのパイル繊維密度(R)を300000本/(25.4mm)2 以上とする。パイル13の総質量に占める低融点繊維12の混繊質量比率を10〜70%とし、パイル13を構成しているパイル繊維の総本数に占める低融点繊維12の混繊本数比率を7〜50%とする。 (もっと読む)


【課題】壁装材を貼設すべき施工壁面に対し、壁装材を簡単に貼設すること、部分的装飾を可能とする壁装材貼設用パネルおよびその施工方法を提供すること。
【解決手段】壁装材2と、壁装材の周縁端部を固定する挟み込み手段3を備え、挟み込み手段によって壁装材の周縁端部を固定するべく枠状に組み立てられた固定部材組立体4と、固定部材組立体を枠状に規定するべく組み合わされた下地プレート5とを含むものからなり、固定部材組立体の最外周縁を壁装材によって包み込むべく、固定部材組立体の外周縁側部に外方に向けて開口する挟み込み手段のための間隙6を設けてなる壁装材貼設用パネル。 (もっと読む)


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