説明

株式会社川島織物セルコンにより出願された特許

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【課題】照射箇所選択装置を使用することなく有毛布帛の表面に凹凸パターンをレーザー光線を照射して描出する。その凹凸パターンの凹部の深さを変えて有毛布帛を立体感に富むものとする。又、レーザー光線を照射して生じる浮出繊維の溶融物を微細にし、その溶融物をレーザー光線の照射後に溶解除去せずに済むようにする。
【解決手段】熱溶融性合成繊維に成る浮出繊維44の構成する毛羽層41に、その浮出繊維44の熱溶融を妨げる第1防融剤を印捺・付与し、その第1防融剤の防融成分の付与されている毛羽層41にレーザー光線を照射し、そのレーザー光線によって、毛羽層41の表面に介在する浮出繊維44の一部を加熱変形させて有毛布帛の表面に凹凸パターンを描出する。第1防融剤は、水と水溶性有機溶剤と界面活性剤の何れかの液体と、水溶性樹脂と水分散性樹脂と粘土質鉱物の何れかを保湿剤とを防融成分として調製する。 (もっと読む)


【課題】有毛布帛の表面に捺染パターンに同調した凹凸パターンをレーザー光線によって描出し、捺染パターンと凹凸パターンを複合パターンとする。レーザー光線を照射して生じる浮出繊維の溶融物を微細にし、その溶融物をレーザー光線の照射後に溶解除去せずに済むようにする。
【解決手段】(1) 熱溶融性合成繊維に成る浮出繊維44の構成する毛羽層41に、その浮出繊維を着色する着色成分と、その浮出繊維の熱溶融を妨げる防融成分を有する捺染糊を印捺・付与し、(2) 防融成分が付与されている毛羽層に、レーザー光線を照射し、(3) レーザー光線によって、毛羽層の表面に介在する浮出繊維44の一部を加熱変形させ、(4) 捺染糊の印捺部分42と捺染糊の未印捺部分43との形際47を、浮出繊維の加熱変形程度の差異によって鮮明にする。捺染糊の含有する防融成分と、防融成分の含有量と、捺染糊の印捺量の何れかを部分的に変えて印捺することが出来る。 (もっと読む)


【課題】パイルとパイルの間の隙間から未着色のパイル繊維が現れるグリンニングを解消し、インクジェット捺染によって重厚なパイル布帛に柄際が鮮鋭で複雑繊細な図柄を描出する。
【解決手段】パイル長3mm以上、パイル層の繊維嵩密度0.05g/cm3 以上のパイル布帛に呼び水11を付与して保水状態にあるパイル面にインクジェット方式によってインク12を印捺すると共に、その呼び水11による保水状態においてインク12の印捺面に追い水13を付与し、その追い水13によってパイル層のパイル繊維間14・14に飛着したインク12を稀釈して呼び水11と追い水13との混合インクとし、加熱してインク12の着色成分をパイル繊維14に固定する。 (もっと読む)


【課題】
カーテン13が開かれて形成される襞溜りを室内空間に露出させず、さらに、装置本体もカーテン13と同様に、建物における窓枠取付開口部Pに連接された壁内空間Qに配置されて室内空間に露出しないカーテン収納装置を提供する。
【解決手段】
建物の窓枠取付開口部Pの左右のどちらか一方または双方に連接された壁内空間Qに組み込まれて使用されるものであって、天板21と、天板21に設けられた前後に対向する一対の側板22とからなる本体を有し、天板21および一対の側板22によって内側空間Rが画成されるとともに、窓枠取付開口部Pに臨む側端開口27が形成されており、さらに、本体に取付けられ、かつ内側空間Rに配置されたレール取付部25と、本体に設けられ、本体を窓枠11に連結するための窓枠連結部26とを有するカーテン収納装置とする。 (もっと読む)


【課題】清楚で軽快なイメージを与え、カーテン地等の表裏両面使用に適すると共に、壁張地、表装地、袋物表面地、椅子張地等の片面使用にも適した風通柄織物を得る。
【解決手段】繊度110dtex以下の太手経糸10aと繊度が太手経糸の2分の1以下の細手経糸10mを、経糸のカバーファクタが1500以上となる経糸密度をもって交互に配置し、経糸を個別に選択して形成される経糸開口に太手経糸よりも太い複数種類の緯糸を、緯糸のカバーファクタが1500以上となる緯糸密度をもって順次織り込んで風通組織になる複数の領域に織り分けられた風通柄織物を織成する。各風通領域の上布11と下布12の経糸のカバーファクタと緯糸のカバーファクタと、上布の経糸のカバーファクタと緯糸のカバーファクタとの合計した経緯カバーファクタを変え、複数の領域間のカバーファクタの差異によって織物表面に皺立模様を発生させる。 (もっと読む)


【課題】多種多様な編みモードに対応でき、電子部品などを使用することなく、簡単かつ安価な方法によって、それらの編みモードを設定できる横編機を提供すること。
【解決手段】歯口2を挟んで前方及び後方に向けてのびる前針床3F及び後針床3Bとを一体にもつ針床3と、歯口に向かって進退自在に並設され、針床の上面から突き出た針バット8を備えた複数の編針5とを有する編機本体1と、前針床及び後針床の上面を編針の配列方向に往復摺動するキャリッジ4とを含み、キャリッジが、その下面に編針の針バットと係合する編針誘導カムを備え、その係合によって編針を歯口に向けて編成位置まで前進させて編糸を編成する横編機において、キャリッジと編機本体との間に、キャリッジの往復摺動終端部における折り返し動作点を検知し、編針の選択または非選択を設定する検知手段10を設けてなる横編機。 (もっと読む)


【課題】電動式のカーテン昇降装置1に付随して使用されるリミットスイッチ装置10において、上昇用リミットスイッチ16uと、下降用リミットスイッチ16dとをコンパクトに配置し、リミットスイッチ装置全体を小型化(省スペース化)することを目的とする。
【解決手段】 上昇用リミットスイッチ16uの作動片15uと下降用リミットスイッチ16dの作動片15dについて、作動片15dを作動片15uの上方に重ねて配置し、先端部22uと先端部22dを並べて配置し、さらに作動片15uの回転軸21u及び作動片15dの回転軸21dをカーテン昇降装置1の延設長さ方向に対して直交する方向(Z方向)に設ける。 (もっと読む)


【課題】弾性織物の張設された肢体戴承面に載せた肢体が奥行き方向に滑り難く、長時間使用して疲れを感じさせず、落ち着いた安らぎを与える椅子等を得る。
【解決手段】弾性織物を、糸条の内部と表面が共に単繊維繊度20dtex以下の繊維に成る内外多繊糸条を経糸11とし、単繊維繊度が経糸の総繊度の2倍以上の弾性モノフィラメント糸12と、糸条の表面が単繊維繊度20dtex以下の繊維になる表面多繊糸条13を緯糸14とし、表面多繊糸条を弾性モノフィラメント糸1本につき1/4本〜4本の割合で織り込んで織成する。織物表面に露出している経糸11aの露出面積と緯糸12a・13aの露出面積との合計露出面積Sに占める表面多繊糸条13aの露出している表面多繊糸条露出面積Saの比率を20%以上とする。織物の幅20cmにおける表面多繊糸条の糸足Xを弾性モノフィラメント糸の糸足Zの1.04倍以上とする。 (もっと読む)


【課題】大きい溶融塊を発生させることなく、布帛表面にレーザー光線を照射し、布帛表面に露出している繊維の露出部分を加熱溶融して布帛表面を平滑にし、或いは布帛表面の色調を変え、或いは表面に図柄を描出し、製造コストを割高にすることなく布帛表面を仕上げる。
【解決手段】レーザー光線発振装置から発射されて直進するレーザー光線11を揺動回転駆動される第一鏡面13において反射し、その反射されたレーザー光線を、揺動回転駆動され、その回転中心軸18の長さ方向が第一鏡面の回転中心軸16の長さ方向と90度異なる第二鏡面14において再び反射して布帛表面15に照射することとし、それら第一鏡面13と第二鏡面14を揺動して鏡面(13,14)でのレーザー光線11の反射角度を変えて布帛表面15の所要箇所へのレーザー光線11の照射位置21を合わせる。 (もっと読む)


【課題】カーテン地の下降時には操作チェーンの当たり音などが発生することがなく、また、カーテン地の上昇時には生地およびウエイトバーの重量に抗して安定にカーテン地を引き上げることができるカーテン昇降装置を提供する。
【解決手段】カーテン昇降装置1において、操作チェーン6によって回転駆動されるプーリ10と、プーリ10の回転動力を巻取りドラム8に連結および連結解除させるクラッチ装置20が設けられ、プーリ10の回転動力を巻取りドラム8に連結させて昇降コード3を巻取り、さらに、プーリ10を巻取りドラム8から連結解除させ、カーテン地4の重量によって昇降コード3を巻解きするようにする。 (もっと読む)


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