説明

ミヤチテクノス株式会社により出願された特許

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【課題】MOPA方式ファイバレーザ加工装置に用いる励起用レーザダイオード電源装置において、電流リップルが無くて応答性に優れ、しかも十分大きな駆動電流を励起用レーザダイオードに安定に供給する。
【解決手段】このポンプLD電源回路32は、直流電源52に対して、互いに並列に接続され、ポンプLD36(38)とは直列に接続される複数の駆動トランジスタ54(1),54(2),54(3)および複数の出力抵抗56(1),56(2),56(3)を有している。駆動トランジスタ54(1),54(2),54(3)のエミッタ端子は、モニタ抵抗54(1),54(2),54(3)を介して出力測定回路64の入力端子に接続されている。制御部58は、出力測定回路64からの出力測定値MIが設定値に一致するように、駆動トランジスタ54(1),54(2),54(3)のベース端子に与える制御電圧VC(または制御電流)を可変制御する。 (もっと読む)


【課題】冷却機構の異常が発生した際に、レーザ発振部が故障することを可及的に抑えることができ、且つ、仮に前記レーザ発振部内で漏水が発生した場合であっても該漏水を可及的に抑えることができるレーザ装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】レーザ装置10Aは、レーザ光を発振するレーザ発振部18と、レーザ発振部18を冷却する冷却機構14を備える。冷却機構14は、レーザ発振部18内に設けられた発振部冷却流路42と、発振部冷却流路42に冷却水を導く冷却水供給流路38と、発振部冷却流路42から導かれた前記冷却水が流通する冷却水排出流路40を有しており、冷却水供給流路38には、開閉弁46が設けられる。そして、冷却水供給流路38の圧力を圧力検出部48にて検出し、検出された圧力が所定範囲外にあると圧力判定部62にて判定された場合に、開閉弁46を閉じ、且つ、レーザ光の発振を停止する。 (もっと読む)


【課題】ポンプパワーの供給状態及びシードレーザ光の出力状態を容易に制御して、増幅レーザ光の立ち上がり特性を向上する。
【解決手段】レーザ出射方法は、ポンプパワーPBが、加工処理の開始後の定常状態において増幅レーザ光ABが加工処理を行う出力量となる基準量で供給される。また、シードレーザ光SBが継続的に発振出力される期間において、基準量よりも小さく、且つ増幅レーザ光ABによって被対象物が加工処理されないようにポンプパワーPBを供給する待機時供給ステップと、加工処理の開始時に、基準量よりも大きなポンプパワーPBとなるように供給する処理開始時供給ステップと、加工処理の開始後の定常状態において、基準量となるポンプパワーPBを供給する処理時供給ステップと、を順次実施する。これにより、ポンプパワーPBの供給量を制御するだけで、増幅レーザ光ABの立ち上がり特性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】データテーブルを有することなく、簡易に可視光レーザの照射位置の補正精度を向上させることができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】加工用レーザをfθレンズ20によって収束させて加工対象物Wに照射することにより加工対象物Wに対して加工を行うレーザ加工装置10であって、ガイド用レーザを出射するガイド用レーザ光源14と、加工用レーザとガイド用レーザとが同軸上になるように、ガイド用レーザを案内するビームコンバイナ16と、加工用レーザ及びガイド用レーザを走査させる光走査部18と、光走査部18を駆動制御させる光走査制御部58と、fθレンズ20の中心に入射する加工用レーザの加工対象物W上の照射位置を原点として、半径方向にずれる加工用レーザの照射位置とガイド用レーザの照射位置とのズレ量を算出するズレ量算出部54と、算出されたズレ量を用いてガイド用レーザの照射位置を補正する補正部56とを備える。 (もっと読む)


【課題】MOPA方式ファイバレーザ加工装置に用いるシード用レーザダイオード電源装置において高ピークパワーでパルス幅の短いシード光を安定に発振出力すること。
【解決手段】このシード用LD電源回路32は、シードLD30に供給する電力を蓄積するコンデンサ50と、このコンデンサ50を所定電圧に充電する充電部52とを有している。そして、充電部52とコンデンサ50との間に充電用スイッチン素子54を接続し、コンデンサ50に対してシードLD30と直列に放電用スイッチング素子56を接続している。さらに、放電用スイッチング素子56を介さずに、シードLD30と直列に順方向の向きで1個または複数個(N個)の整流用ダイオード58を接続するとともに、シードLD30およびダイオード58の直列回路と並列に放電バイパス用の抵抗60を接続している。 (もっと読む)


【課題】ガルバノスキャナのミラーホルダの温度を簡便に監視してその過昇温を確実に防止し、ガルバノミラーの機能を安定に保つ。
【解決手段】このレーザ加工装置における温度監視部は、スキャナ匡体60内でX軸ミラーホルダ78XおよびY軸ミラーホルダ78Yにそれぞれ近接してそれらの回転(首振り)運動に干渉しないように配置される棒状またはプローブ型のX軸サーマルインターロック部90XおよびY軸サーマルインターロック部90Yを備えている。X軸サーマルインターロック部90X(Y軸サーマルインターロック部90Y)は、筒状のケーシングの内奥に感温素子としてサーマルスイッチを収容し、電気ケーブル96X(96Y)を介して内部のサーマルスイッチと外部の制御回路とを電気的に接続している。 (もっと読む)


【課題】冷却効率が高く、アクティブファイバを取付ける作業が容易であり、アクティブファイバに付与される外的要因の振動を吸収することができ、ひいては高出力のレーザ光を発振することのできるアクティブファイバ冷却装置およびそれを備えたファイバレーザ発振器を提供すること。
【解決手段】
長手方向の両端面3、4の間において前記端面から入射された励起光を用いてレーザ光を発振するアクティブファイバ2を冷却するアクティブファイバ冷却装置31であって、外部から内部に給排される冷媒によって冷却されるヒートシンク32の表面に対して、アクティブファイバ2の全体を覆う粘着性を有する薄膜状の金属製放熱部材35によってアクティブファイバ2を密着させるようにして貼り付けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シード用のレーザダイオードよりパルス波形のシード光を増幅用光ファイバに注入するMOPA方式において、アンプの利得を十分高くしてもスバイクノイズの発生を確実に防止または抑制すること。
【解決手段】このMOPA方式ファイバレーザ加工装置は、シード光発生部10、第1および第2の増幅用光ファイバ12,14および光ビーム照射部16をアイソレータ18,20,22および光結合器24,26を介して光学的に縦続接続している。ここで、シード光発生部10より出力されるパルス波形のシード光のスペクトル中心波長は1054〜1057nmの範囲にあり、ひいては被加工物Wの表面に照射される増幅パルスの光ビームLBのスペクトル中心波長も1054〜1057nmの範囲にある。 (もっと読む)


【課題】
溶接仕上がりが良好なレーザシーム溶接を実現することができるレーザ溶接方法を提供すること。
【解決手段】レーザ光としての連続発振のCWレーザ光を、ガルバノメータ・スキャナを用いて溶接部位に沿って走査し、その際に、CWレーザ光の出力を一定に制御しつつ、CWレーザ光の走査速度を可変制御すること。 (もっと読む)


【課題】育成すべき素材の融点、直径などが異なる場合であっても、単結晶の安定成長の条件を得ることができ、これにより、望まれる直径の高品質単結晶の育成を図ることができ、しかも加熱強度分布の変動を少なくし、結晶育成が容易な単結晶育成装置および単結晶育成方法を提供する。
【解決手段】上結晶駆動軸8に支持された原料棒14と、下結晶駆動軸12に支持された種結晶棒16と、加熱手段とを有し、原料棒14と種結晶棒16との接触部分を加熱手段で加熱して溶融帯域18を形成して単結晶を育成する単結晶育成装置において、加熱手段が同等の照射強度のレーザ光を放射する複数の矩形レーザ2a、…2eと光学手段とから構成されるとともに、溶融帯域18の円周方向に配設されることを特徴とする。 (もっと読む)


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