説明

公益財団法人鉄道総合技術研究所により出願された特許

1,011 - 1,020 / 1,666


【課題】空転滑走の発生の検出と、再粘着制御の発動とを分離した新たな制御方法の提案。
【解決手段】動輪の空転滑走の発生により当該動輪の周速度Vが上昇し、時刻t1において、基準速度Vmとの差分である速度差Vdが所定の閾値Vs1に達すると、空転滑走の発生が検出される。その後、更に周速度Vが上昇し、時刻t2において基準速度Vmとの速度差Vdが所定の閾値Vs2に達すると、再粘着制御が発動される。閾値αs2は、空転滑走の発生の検出時点での当該動輪の接線力係数μに応じて決定される。すなわち、接線力係数μが比較的大きい場合には、Vs2=Vs1、とされ、空転滑走の発生が検出されると、直ぐに再粘着制御が発動される。一方、接線力係数μが比較的小さい場合には、Vs2>Vs1、とされ、再粘着制御の発動タイミングを従来と比較して遅らせる。 (もっと読む)


【課題】 地上に配置されるトラフの蓋やマンホールの蓋が風圧、強風や水圧などの外部要因によって、容易に外れないようにした過大内圧解放弁付き蓋を提供する。
【解決手段】 過大内圧解放弁付き蓋について、地上に配置される蓋1と、この蓋1の一部に構築される過大内圧解放弁10とを備え、前記蓋1は円環状の段部2とこの円環状の段部2の中央側に円形の開口3を備え、前記過大内圧解放弁10は開口11Aを有する円環状下部弁部材11と、円盤状の上部弁部材12と、前記円環状下部弁部材11と前記円盤状の上部弁部材12を繋ぐ棒状部材13とを有し、前記過大内圧解放弁10は外部要因の消滅により原状に復帰する復帰手段を具備する。 (もっと読む)


【課題】最適な下地処理形状によって固体潤滑特性を発揮させて耐摩耗特性を向上させることができる表面改質材及び表面改質方法を提供する。
【解決手段】表面改質材1は、下地処理層2aの表面に固体潤滑材層3が形成されている。下地処理層2aは、略均一の深さを有する周期的な凹凸形状に形成されており、固体潤滑材層3を摩擦界面に効率よく存在させて、耐摩耗特性を向上させるために形成されている。下地処理層2aは、ガラスビーズなどの球状のショット材によってショットピーニング処理されて形成されている。下地処理層2aは、凹凸の平均間隔Smが0.24〜0.38mm、凹凸の中心線平均粗さRaが3μm以上、凹凸の最大高さRmax、凹凸の中心線平均粗さRaであるときに(Rmax-Ra)/Rmaxが0.89以下、又は凹凸の平均間隔Smであるときに表面局部面積Sm*Smが0.05〜0.15μm2であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 軽量で信頼性の高い磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石を提供する。
【解決手段】 磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石において、希土類元素系高温超電導体からなる超電導コイル5とその温度上昇を防ぐ輻射熱シールド板2を具備し、初回冷却のみ超電導コイル5を能動的に冷却する一方、その後は前記超電導コイル5の大きな熱容量と前記輻射熱シールド板2の冷却により、前記超電導コイル5が超電導状態となる温度以上にならないように間接的に冷却する。 (もっと読む)


【課題】浮動型キャリパブレーキ装置において、制輪子のライニングの偏摩耗を防止する。
【解決手段】台車に固定される支持枠16と、ディスク11aの回転軸と平行に配置される支持ピンを介して支持枠16に支持ピンの軸方向へ移動可能に支持されるキャリパ24と、ディスク11aを跨ぐように延びるキャリパアーム24a,24bにそれぞれ支持される制輪子12a,12bと、これら制輪子12a,12bをディスク11aに押圧するブレーキとして片側のキャリパアーム24aのみに配置されるピストンと、を備える。制動時にピストンを備えないキャリパアーム24bが外側へ開くように撓むことで制輪子12bが傾く分の角度を補償するべく、ピストンを備えないキャリパアーム24bの制輪子取付面26(図2、参照)に予め角度αをつけ、制動時に制輪子12bがキャリパ24の支持ピン17の軸線pと直交する垂直面mと平行になるようにする。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高い磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石の運用システムを提供する。
【解決手段】 磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石の運用システムにおいて、車両を一定時間以上停車させておく車両基地、停車場、車庫などの停留箇所に冷凍設備を配置し、車両に搭載された超電導コイル2が超電導状態となる温度まで前記冷凍設備により冷却を行い、前記停留箇所外を走行しているときには前記超電導コイル2の冷却を能動的に行わないように運用する。 (もっと読む)


【課題】 軽量で信頼性の高い磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石を提供する。
【解決手段】 磁気浮上式鉄道車両用超電導磁石において、希土類元素系高温超電導体からなる超電導コイル2を具備し、この超電導コイル2を一段冷凍機5のみで超電導状態となる温度以下まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】非接触計測条件が悪い箇所においても、的確にレーザーが反射する面を設定することができる構造物の振動特性の非接触計測システムを提供する。
【解決手段】構造物の振動特性の非接触計測システムにおいて、レーザー光を利用した構造物の振動特性の非接触計測装置1に、ペイント弾を着弾させ再帰性反射塗料を付着させることによる非接触計測対象面の形成装置6を具備する。 (もっと読む)


【課題】空気圧によって作動可能な鉄道車両用キャリパブレーキ装置を提供する。
【解決手段】車輪5の側部に形成されたディスクロータ6と、このディスクロータ6を挟んで摩擦力を付与する左右の制輪子70とを備える鉄道車両用キャリパブレーキ装置1において、左右の制輪子70を支持するキャリパ本体10と、このキャリパ本体10を台車(車両)側の支持枠20に対して摺動可能に支持する上下スライドピン30、32と、キャリパ本体10に対して回動可能に支持されるリンク111と、このリンク111を回動させて制輪子70をディスクロータ6に押し付けるブレーキアクチュエータ120とを備えた。 (もっと読む)


【課題】周囲の地形を考慮した風向予測により精度の高い運行規制を実施する。
【解決手段】風速変動特性予測部Bにて、過去の風観測結果と風向別地形因子とを基にして風向別の風速変動特性を予測する。最大瞬間風速予測部Dにて、風速変動特性に基づき予測された強風規制区間内の最大瞬間風速と瞬間風向の予測値を時系列で出力し、予測値と、列車通過時刻予測部Cにて予測された強風規制区間における列車の到達時刻とから、強風規制区間における列車通過時刻の最大瞬間風速と瞬間風向を予測する。転覆限界風速出力部Eにて、最大瞬間風速予測部Dで予測した最大瞬間風速とその瞬間風向、列車情報から、強風規制区間を通過する列車の転覆限界風速を検出した後、危険判定部Fにて前記最大瞬間風速予測値が転覆限界風速より大きい場合に、列車を抑止又は走行速度を規制する。 (もっと読む)


1,011 - 1,020 / 1,666