説明

公益財団法人鉄道総合技術研究所により出願された特許

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【課題】 線路沿いに配設されている架線を利用して、所定の区間内の地震の発生などによる線路異常を監視する方法及び装置を提供する。
【解決手段】 本発明の線路異常監視装置においては、架線1の末端に接続するワイヤーロープ6に張力センサ20が取り付けられている。張力センサ20で検出された張力は、制御装置21で、地震起因のものであって線路に危険を及ぼすおそれがあるかどうかが判定される。危険を及ぼすと判定されると、運転士へ連絡・表示する、及び/又は、送電遮断機19に信号を送り、トロリー線2への送電を遮断する。地震が発生した地域に立っている架線柱11は、根元の揺れに伴って上端が振り子のように大きく揺れる。このように架線柱11の上端が揺れると、架線柱間に張力をもって配設されている架線1の張力が変化する。そこで、この張力変動を検出することにより、地震の発生を判定でき、報知することができる。 (もっと読む)


【課題】油圧シリンダにダンパ機能とアクチュエータ機能とを同時に持たせることによって、従来アクチュエータの利点を有し、さらに、鉄道車両が制御振子モードであっても軌道から入力される振動等の外乱が車体に伝達されにくく、乗り心地の悪化を招くことがない、鉄道車両の車体傾斜用アクチュエータを提供する。
【解決手段】油圧シリンダ1のロッド側とボトム側とを連通させる分流回路2中に設けた、分流回路2中を流れる作動油の流量を可変可能な制御弁からなる絞り弁3と、コントローラ9とを備え、コントローラ9は、油圧シリンダ1の予め求めた目標伸縮量と、油圧シリンダ1の実際の伸縮量との間の偏差を求め、前記偏差に基づいて、油圧シリンダ1への作動油の供給量と、絞り弁3への作動油の供給量とを協調制御する。 (もっと読む)


【課題】良好な防振効果を有しながらも設置が容易な軌道構造およびその施工方法を提供する。
【解決手段】一対のレールを支持するまくらぎ13と、まくらぎを支持するまくらぎ支持部材12と、まくらぎとまくらぎ支持部材とを締着する締着材16とを備えた軌道構造である。まくらぎ支持部材の上部に、レール15に直交するように延在し、両側に上方から下方に向かって漸次狭まる一対の支持側の傾斜面12aを有するまくらぎ嵌合溝12bを有する。まくらぎ嵌合溝にまくらぎの下部を、一対の支持側の傾斜面に対応する一対の被支持側の傾斜面13aを対向させて嵌合させ、支持側の傾斜面と被支持側の傾斜面との間に弾性部材14を備える。 (もっと読む)


【課題】架線電圧に拘わらず正常に動作するハイブリッド電源システムを提供する。
【解決手段】集電装置10からの電力を負荷に供給する架線側電源回路2と、バッテリユニット32及びバッテリ側昇降圧チョッパ回路40を有し、負荷に電力を供給するバッテリ側電源回路3と、これらの電源回路2,3の作動を制御するコントローラ60とを備えるハイブリッド電源システム1において、架線側電源回路2が、入力端20aから入力された直流電力の電圧変換を行って出力端20bから出力する昇降圧チョッパ回路20と、集電装置10及び負荷の入力端20a及び出力端0bに対する接続を切り替える接触器群15,16,25,26と、集電装置10の電圧を検知する架線側第1電圧検知器18と、を有し、コントローラ60が、この架線側第1電圧検知器18で検知される電圧に応じて、接触器群の開閉を制御する。 (もっと読む)


【課題】ロングレール不動区間に生じた不良箇所のレールを切断し、新しいレールに交換する工法において、作業時間と作業量を簡略化し、且つ、接合部の信頼を高めることができるレール緊張ガス圧接工法を提供する。
【解決手段】ガス圧接終了後の緊張器外側レールの計画軸力と同じ大きさの軸力が生じるように一定の圧力γをガス圧接機により与えるとともに、緊張器の外側に位置するレールに対しては、当接時の緊張力に加算して、ガス圧接圧力から既に前記内側に位置するレールに与えられた圧力γを引いたレール圧接力βを付加した一定の圧接緊張力をレール同士間に与えながら、レール同士間の当接部分を加熱してレール圧接を行うことで当接部のレール突き合わせ面の温度が十分な接合可能温度に達した時期に当接部を潰すことができ、接合品質の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】 従来と同等の強度を有しながら、慣性質量を大幅に低減できるトロリ線の曲線引装置を提供する。
【解決手段】トロリ線の曲線引装置1は、アルミ又はアルミ合金で一体に成形されたアーム2有し、このアーム2が、従来の引手金具とイヤ取り付け金具とを含む構造である。アーム2は、支持構造物へ接続される基端側の接続部4と、イヤ3を保持する先端側のイヤ保持部5と、両者間を湾曲して延びるアーム主体部6とを具備する。アーム主体部6は、上下一対のフランジ7と、フランジ部間を接続するウェブ8とを具備する。フランジ7の幅寸法とウェブ8の高さ寸法は、アーム主体部6において最大応力を受ける長さ方向中間部付近の所定範囲の部位Pから先端側へ向かうにしたがって徐々に縮小している。当該幅寸法と高さ寸法は、部位Pから基端側へ向かっても徐々に縮小させ、あるいは基端までは一定とすることができる。 (もっと読む)


【課題】複数のプレキャストコンクリート部材を容易に連結できるコンクリート構造物およびコンクリート構造物の連結方法を提供すること。
【解決手段】コンクリート構造物1を構成する2枚のプレキャスト板3は、上面7に凹部9を有する。また、凹部9の垂直面8とプレキャスト板3の側面4との間に、シース管15が水平に設けられる。コンクリート構造物1を構築するには、まず、プレキャスト板3aを所定の位置に配置する。プレキャスト板3aでは、シース管15にPC鋼棒11が挿入され、凹部9内に位置するPC鋼棒11の端部にナット13が設置される。次に、プレキャスト板3bを、シース管15にプレキャスト部材3aから突出したPC鋼棒11を挿通しつつ配置する。プレキャスト板3bを配置した後、プレキャスト板3bの凹部9内に位置するPC鋼棒11の端部にナット13を設置し、PC鋼棒11をプレキャスト板3に固定する。 (もっと読む)


【課題】蓄積された統計情報からリスクを算出し、このリスクの変化から事故の兆候を予見するリスク管理支援総合システムを提供する。
【解決手段】統計情報を収集して蓄積する信頼性管理支援システム3のデータベース3aと、統計情報の発生の変化を検出する判定部3bと、この判定部3bにより統計情報の発生に変化があると判断されたときに警報を発する警報部3cとから構成されるリスク管理支援総合システム1において、判定部3bが、所定の検査日の統計情報M0と、この検査日より前に収集された統計情報のうち所定の期間の統計情報Mとを取り出し、所定の期間の統計情報の平均値R0を算出して、検査日の統計情報M0と平均値R0との差Dを算出し、当該差Dが所定の閾値を超えていたときに警報部3cにより警告を発するように構成する。 (もっと読む)


【課題】カオス論的発話音声分析装置の算出する診断値に対してその信頼性を評価する指標値(信頼性情報)を同時に算出することにより、カオス論的発話音声分析装置の運用における信頼性の向上を図ることができる外部雑音改善型発話音声分析システムを提供する。
【解決手段】外部雑音改善型発話音声分析システムにおいて、発話音声を収録する利用者音声収集用マイクロフォン1と、発話環境の雑音状況をモニターする環境雑音収集用マイクロフォン2と、発話音声分析装置(カオス論的発話音声分析装置)5と、環境雑音分析装置6とを具備し、前記発話音声分析装置(カオス論的発話音声分析装置)5からの利用者音声診断値Aと前記環境雑音分析装置6からの環境雑音評価値Bとに基づいて、前記発話音声分析装置(カオス論的発話音声分析装置)5からの利用者音声診断値Aを診断値比較判定装置7で評価する。 (もっと読む)


【課題】走行試験装置で測定した既存車両部品の入出力データから自動的に高精度の応答推定モデルを生成するもので、近似に伴う不正確さを解消し、正確なモデルを効率的に得ることができる鉄道車両部品用動特性推定方法を提供する。
【解決手段】 車輪付き鉄道車両のダンパとばねからなる懸架装置の取り付け点における相対変位・速度情報を入力とし、前記懸架装置の発生力を出力とする鉄道車両用部品の動特性推定方法において、区分線形モデルなどの簡単な力学的モデル13と、ニューラルネットワークモデル12,14とを有し、教師データとなる前記変位・速度情報11と、前記懸架装置の発生力に基づいて、前記ニューラルネットワークモデル12,14により前記懸架装置の発生力の非線形性同定を行い、任意の前記変位・速度情報11の入力に対して正確な前記懸架装置の減衰力の推定15を自動的に行う。 (もっと読む)


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